JPH06138757A - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

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JPH06138757A
JPH06138757A JP4288758A JP28875892A JPH06138757A JP H06138757 A JPH06138757 A JP H06138757A JP 4288758 A JP4288758 A JP 4288758A JP 28875892 A JP28875892 A JP 28875892A JP H06138757 A JPH06138757 A JP H06138757A
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JP
Japan
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toner
supply device
blade
layer
toner supply
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Pending
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JP4288758A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsuda
政之 津田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間使用しても、安定したトナー供給が可
能なトナー供給装置を提供することを目的とする。 【構成】 トナー供給装置10は、トナーTを担持する
トナー担持体11と、そのトナー担持体11付近までト
ナーを搬送する供給羽根15と、トナー担持体11に担
持されたトナーTを帯電させ、且つ厚さが均一になるよ
うに担持させるベルト状の層厚規制ブレード13と、前
記層厚規制ブレード13に付着したトナーTを掻き落と
すクリーニングブラシ12と、トナーを貯蔵するトナー
ケース18とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーを用いて像を形
成する装置、詳しくは複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の記録装置に搭載されるトナー供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーを用いて画像を形成する記
録装置に用いられているトナー供給装置は、帯電したト
ナーを担持するトナー担持体と、その担持体に担持され
たトナーの層を一定の厚に調整するために、トナー担持
体に接触、あるいは僅かな間隙をあけて設置され、樹脂
あるいは金属からなる平板状のブレードとを備えてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トナー供給装置においては、長時間使用すると、平板状
のブレードにトナーが固着するという問題が発生してい
た。その結果、トナー担持体に担持されるトナー量にば
らつきが生じ、安定したトナー供給ができなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、長時間使用しても、安定したト
ナー供給が可能なトナー供給装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のトナー供給装置は、トナーを担持するトナー
担持体と、そのトナー担持体に担持されたトナーの層を
一定の厚さに調整するブレードを有するものであり、更
には、前記ブレードが、ベルト状の駆動体からなってい
る。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明のトナー供給装置に
よれば、ブレードはベルト状になっており、駆動してい
る。このため、ブレードへのトナー固着が発生しにくく
なり、安定したトナー供給が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図1は、本実施例のトナー供給装置の概略
構成図である。トナー供給装置10は、トナーTを担持
する円筒状のトナー担持体11と、そのトナー担持体1
1付近までトナーを搬送する供給羽根15と、前記トナ
ー担持体11に担持されたトナーTを帯電させ、且つ均
一なトナー層の厚さになるように調整するベルト状の層
厚規制ブレード13と、前記層厚規制ブレード13に付
着したトナーTを掻き落とすクリーニングブラシ12
と、トナーを貯蔵するトナーケース18とから構成され
ている。
【0009】そして、前記層厚規制ブレード13は、一
定量のトナーTが通過できるように、トナー担持体11
と僅かなスペースをもって配設されている。そして、こ
の層厚規制ブレード13は、回転可能な2本の保持ロー
ラ16、16と、それらの保持ローラ16、16間に巻
回された無端状のベルト14とから構成されている。
尚、前記ベルト14は、フィルム状の樹脂であっても金
属であってもよい。望ましくは、トナーTを帯電させ易
い材料から構成されていることである。
【0010】また、前記トナー担持体11、クリーニン
グブラシ12、供給羽根15、保持ローラ16は、それ
ぞれ図示しない駆動源により図に示す矢印方向に回転す
るように構成されている。
【0011】次に、上記構成を有するトナー供給装置1
0の動作について説明する。
【0012】供給羽根15及びトナー担持体11は、図
示しない駆動源により図1に示す矢印の方向に回転す
る。トナーTは供給羽根15の回転に伴ってトナー担持
体11付近まで搬送され、トナー担持体11上に物理的
あるいは電気的に担持される。
【0013】前記層厚規制ブレード13の保持ローラ1
6、16も回転し、それに伴ってベルト14が移動す
る。従ってトナー担持体11上のトナーTは、ベルト1
4と摺動する形となるので、層厚規制ブレード13を通
過したトナーTは、帯電し且つ均一に担持されることと
なる。また、均一に層規制されると同時に帯電されたト
ナーTは、トナー担持体11の回転に伴って搬送され、
図1において図示していない支持体等に転写される。ま
た、層厚規制ブレード13により通過を妨げられ、付着
したトナーTは、回転するクリーニングブラシ12によ
り掻き落とされ、層厚規制ブレードはクリーニングされ
る。
【0014】次に、上記トナー供給装置10を用いた画
像形成装置について図面を参照して説明する。
【0015】図2は、本発明のトナー供給装置10を搭
載した画像形成装置5の概略断面図である。
【0016】装置外装の側部には、挿入口3と取り出し
口4とが設けられており、装置内部には、記録部1とそ
れに隣接して熱定着部2とが設けられている。挿入口3
から入った支持体Pは記録部1で画像記録される。前記
支持体P上に形成された画像は熱定着部2において熱定
着され、取り出し口4から取り出される。
【0017】記録部1の内部には、本発明を適用したト
ナー供給装置10と、アパチャー電極20と、対向電極
25とが設けられている。なお、本画像形成装置5の場
合には、トナー担持体11からトナーをはぎ取りトナー
Tをクラウド状にするためのトナー剥ぎ取りブレード1
7が設けられる。
【0018】前記アパチャー電極20は、前記トナー供
給装置10の上方に設けられている。図3に示すよう
に、このアパチャー電極20は、絶縁層21を基準電極
層22と多数の制御電極層23とにより挟んで形成され
ており、そこには前記3層を貫通し、列状に設けられた
多数の開口部24が設けられている。基準電極層22
は、絶縁層21のトナー供給装置10側の全面に設けら
れており、各制御電極層23は、絶縁層21の上面にお
いて開口部24の周りに配置されている。絶縁層21
は、厚さ25μmの高分子樹脂フィルム、望ましくはポ
リイミドによって構成されている。また、基準電極層2
2及び制御電極層24は、厚さ18μmの金属膜、望ま
しくは銅によって構成されている。開口部24は、穴径
30〜200μmの貫通穴である。基準電極層22はア
ースに、各制御電極層23は画像信号Sにそれぞれ接続
されている。
【0019】更に、図3に於て、前記アパチャー電極2
0は、スリット41を備えた振動体42に接着されてい
る。スリット41は、アパチャー電極20に1列に設け
られた開口部24が露出され、トナーの供給が可能なよ
うな位置に設けられている。振動体42の両端には、励
振体43及び振動吸収体44が設けられ、振動体42に
進行波が走るように構成されている。励振体43及び振
動吸収体44には、例えば、一対の圧電素子45を挟み
込んだ構成のランジュバン振動子が用いられる。励振体
43は、ランジュバン振動子の圧電体45に発振器47
によって、適当な振動電圧を印加することによって振動
体42を励振できるように構成されている。また、振動
吸収体44のランジュバン振動子の圧電素子46には、
抵抗48が接続され、振動の歪による起電力を消費でき
るように構成されている。尚、振動体42には、アルミ
やステンレスなどの金属などが用いられる。
【0020】アパチャー電極20の上方には対向電極2
5が配置されており、この対向電極25とアパチャー電
極20との間には、支持体Pが通過できるようなスペー
スが設けられている。そして、この対向電極25には、
電源EによってトナーTと逆極性の電圧が印加されるよ
うに構成されている。
【0021】支持体Pはガイド33及び一対のガイドロ
ーラ34によって、挿入口3から対向電極25を経由し
て熱定着部2まで搬送されるようになっている。
【0022】熱定着部2の内部には、内部に熱源を備え
たヒートローラ31とプレスローラ32とが接触して設
けられており、支持体Pがこのヒートローラ31とプレ
スローラ32との間を通過できるように構成されてい
る。
【0023】次に、上述ように構成された画像形成装置
5について、その動作を説明する。
【0024】トナー供給装置10によってアパチャ付近
まで搬送されてきたトナーTは、前記はぎ取りブレード
17によって、トナー担持体11からはぎ取られて、ク
ラウドが形成される。そしてこのトナーTのクラウド
は、アパチャー電極20に供給される。
【0025】アパチャー電極20に供給された、例えば
マイナス帯電のトナーTのクラウドは、アパチャー電極
20により、画像信号Sから制御電極層23に印加され
る電圧によって、この制御電極層23に対応して設けら
れた開口部24の通過が変調制御される。すなわち、画
像信号Sからプラス75ボルトの電圧が制御電極層23
に印加されるとき、開口部24の内部において、マイナ
ス帯電したトナーTが開口部24を通過できるような、
すなわち基準電極層22から制御電極層23へと向かう
電界が発生し、トナーTは開口部24を通過する。また
画像信号Sからマイナス75ボルトの電圧が制御電極層
23に印加されると、その開口部24内部において、マ
イナス帯電したトナーTが、開口部24の通過を阻止さ
れる電界が発生し、トナーTは開口部24を通過しな
い。
【0026】さてここで、アパチャー電極20は、振動
体42が振動することによって、これに追従して振動す
る。すなわち、励振体43の圧電素子45に例えば46
キロヘルツを中心に±4キロヘルツの範囲で周波数掃引
した振動電圧を発振器47から印加する。励振体43は
振動し、この振動が振動体42に伝わる。そして、長手
方向にこの振動が伝播して、吸振部44に至る。吸振部
44に於て、機械的な振動が、圧電素子46によって電
気的な振動に変換されて、抵抗48によって熱として変
換される。この結果、振動体42には、振動波が励振さ
れ、スリット41にあるアパチャー電極20の開口部2
4付近が均一に励振される。そして、スリット41部分
における、鏡像力及びファンデルワールス力でアパチャ
ー電極20に付着している、または、付着しようとする
ほとんどのトナーTが、この励振によって振動加速度が
与えられて、落下する。
【0027】一方、挿入口3より装置内部に挿入された
支持体Pは、ガイド33とガイドローラ34とによって
対向電極25に搬送される。
【0028】対向電極25には電源Eによってプラス1
キロボルトの電圧が印加されている。この電圧印加によ
って対向電極25とアパチャー電極20との間に電界が
形成され、この電界に沿ってアパチャー電極20の開口
部24を通過してきたトナーTが対向電極25へ吸引さ
れる。そして、挿入口3より装置内部に挿入され、ガイ
ド33とガイドローラ34とによって対向電極25まで
搬送されてきた支持体PにトナーTが塗布される。そし
て、順次支持体が搬送されることによって、トナー画像
が支持体P上に形成される。
【0029】その後、支持体Pは記録部1から熱定着部
2へと搬送され、支持体P上のトナー画像は熱定着され
る。
【0030】熱定着部2を通過した支持体Pはガイド3
3を経由して取り出し口4へ搬送され、取り出される。
【0031】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於い
て、変更を加えることが可能である。
【0032】例えば、トナー供給装置10の担持体11
と供給羽根15の回転方向は、同一であってもよい。さ
らに、担持体11上のトナーTの層厚が規制されるなら
ば、層厚規制ブレード13の回転方向も特に限定される
ものではない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のトナー供給装置は、トナーを担持するトナー担持
体と、そのトナー担持体に担持されたトナーの層を一定
の厚さに調整するブレードを有するものであり、更に、
前記ブレードが、ベルト状の駆動体からなることによ
り、ブレードへのトナー固着が発生しにくくなるため、
長時間使用しても安定したトナー供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー供給装置の構成を具体化した一
実施例を示す図である。
【図2】本発明のトナー供給装置を搭載した画像形成装
置の構成を示す図である。
【図3】図2に示す画像形成装置に搭載されるアパチャ
電極周辺の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 トナー供給装置 11 トナー担持体 12 クリーニングブラシ 13 層厚規制ブレード 20 アパチャ電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを担持するトナー担持体と、 そのトナー担持体に担持されたトナーの層を一定の厚さ
    に調整するブレードを有するトナー供給装置において、 前記ブレードが、ベルト状の駆動体からなることを特徴
    とするトナー供給装置。
JP4288758A 1992-10-27 1992-10-27 トナー供給装置 Pending JPH06138757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4288758A JPH06138757A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 トナー供給装置

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JP4288758A JPH06138757A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 トナー供給装置

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JPH06138757A true JPH06138757A (ja) 1994-05-20

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ID=17734329

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JP4288758A Pending JPH06138757A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 トナー供給装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019046765A (ja) * 2017-09-07 2019-03-22 三洋化成工業株式会社 リチウムイオン電池用電極の製造方法及びリチウムイオン電池用電極の製造装置
CN113321380A (zh) * 2021-06-04 2021-08-31 华沃德源环境技术(济南)有限公司 一种环境微生物用于污水治理的方法

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