JPH0613572A - 非対称強誘電体コンデンサ及びその形成方法 - Google Patents

非対称強誘電体コンデンサ及びその形成方法

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JPH0613572A
JPH0613572A JP5056269A JP5626993A JPH0613572A JP H0613572 A JPH0613572 A JP H0613572A JP 5056269 A JP5056269 A JP 5056269A JP 5626993 A JP5626993 A JP 5626993A JP H0613572 A JPH0613572 A JP H0613572A
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layer
lower electrode
ferroelectric
capacitor
electrode
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JP5056269A
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Inventor
William Larson
ウィリアム・ラルソン
Paul J Schuele
ポール・ジェイ・スキュール
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Ramtron International Corp
Original Assignee
Ramtron International Corp
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    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/55Capacitors with a dielectric comprising a perovskite structure material
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非対称動作を行い集積回路に使用する強誘電
体コンデンサ。 【構成】 このコンデンサは、下部電極と、この下部電
極上の強誘電体層と、下部電極と強誘電体層の側面上の
誘電体スペーサと、強誘電体層上の上部電極とを備えて
いる。下部と上部の電極は、異なる材料から成る。或い
はまた、強誘電体層の上部表面内に、イオンインプラン
テーション領域を形成している。非対称強誘電体コンデ
ンサを形成する方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミックRAMの
記憶素子として使用する強誘電体コンデンサに関し、特
に、非対称動作を行う強誘電体コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】(揮発
性又は不揮発性)ダイナミックRAM(DRAM)にお
ける主記憶素子である集積回路コンデンサを製造する主
たる目的の一つは、コンデンサの横幅の減少にも拘らず
コンデンサの電荷蓄積容量を増大させ、それにより高密
度メモリ装置の製造を可能にすることである。静電容量
は2枚のコンデンサプレートの間隔に反比例するので、
この静電容量の増加は、当初、2枚のプレートを離隔す
る誘電体(一般には、二酸化珪素又は窒化珪素である)
の厚さを減少させることにより実現してきた。しかしな
がら、これらの誘電体は誘電率εが低く、また、薄くす
るにも限界があった。
【0003】その結果、静電容量はプレート間の材料の
誘電率に(直接)関係するので、高誘電率の化合物(c
ompounds)や配合物(又は合混物)(comp
ositions)等の組成物が研究された。最近で
は、強誘電体の多くが高誘電率を有するので、これらの
コンデンサにおける誘電体として強誘電体を使用するこ
とが提案されてきた。
【0004】このようなコンデンサは、「集積回路コン
デンサ用の多層電極」と題されたウィリアム・ラーソン
(William Larson)によるラムトロン社
の米国特許第5005102号(ラーソン’102)に
開示されている。ラーソン’102で説明されたコンデ
ンサは、上部及び下部電極間の誘電体として、強誘電体
を利用している。上部及び下部電極は同一材料から成る
プレート層をそれぞれ備えており、対称強誘電体コンデ
ンサを構成している。
【0005】別のアプローチは、「電荷増大DRAMセ
ル」と題されてエス・シェフィールド・イートンJr
(S.Sheffield Eaton.Jr)により
1990年3月9日出願されたU.S.S.N.07/
491180に開示されている。このアプローチは、メ
モリ装置の読出/書込の反復により通常得られる以上の
特有の便益が生じるように、コンデンサの誘電体として
強誘電体の緩和特性を利用している点で他のものとは異
なる。
【0006】本発明の目的は、誘電体の厚さを減少させ
ることなく、従来の対称コンデンサより電荷蓄積容量が
大きい非対称強誘電体コンデンサを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の集積回
路用の非対称強誘電体コンデンサによれば、側面を有す
る下部電極と、前記下部電極上に位置して側面を有する
強誘電体層と、前記下部電極と前記強誘電体層のそれぞ
れの前記側面に位置するスペーサと、前記強誘電体層上
に位置し、前記下部電極の材料とは異なった材料から成
る上部電極とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明の集積回路用の非対称強誘電
体コンデンサの他の構造によれば、下部電極と、前記下
部電極上に位置して頂部表面と下部表面とを有する強誘
電体層と、前記強誘電体層の前記頂部表面内に位置する
イオンインプランテーション領域と、前記強誘電体層の
前記頂部表面上に位置する上部電極とを備えたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明の集積回路用の非対称強誘電
体コンデンサの別の構造によれば、ゲート電極とソース
領域とドレイン領域とを有するトランジスタと、前記ト
ランジスタ上に位置する絶縁層と、前記絶縁層上に位置
して側面を有する下部電極と、前記下部電極上に位置し
て側面を有する強誘電体層と、前記下部電極と前記強誘
電体層の前記側面上に位置するスペーサと、前記強誘電
体層上に位置すると共に、前記絶縁層に設けられていて
前記ソース領域に至るコンタクト窓内に位置し、前記下
部電極の材料とは異なる材料から成る上部電極とを備え
たことを特徴とする。
【0010】また、本発明の集積回路用の非対称強誘電
体コンデンサのさらに別の構造によれば、ゲート電極と
ソース領域とドレイン領域とを有するトランジスタと、
前記トランジスタ上に位置する絶縁層と、前記絶縁層上
に位置すると共に、前記絶縁層に設けられていて前記ソ
ース領域に至るコンタクト窓内に位置して側面を有する
下部電極と、前記下部電極上に位置して側面と頂部表面
と下部表面とを有する強誘電体層と、前記下部電極と前
記強誘電体層の前記側面上に位置する誘電体スペーサ
と、前記強誘電体層の前記頂部表面上に位置する上部電
極とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の非対称強誘電体コンデンサを形成
する方法によれば、側面を有する下部電極を設ける工程
と、前記下部電極上に、側面と頂部表面と下部表面とを
有する強誘電体層を設ける工程と、前記下部電極と前記
強誘電体層の周囲に誘電体スペーサ層を設け、前記誘電
体スペーサ層の部分が前記下部電極と前記強誘電体層の
それぞれの前記側面に位置するように前記誘電体スペー
サ層をエッチングする工程と、前記強誘電体層上に、前
記下部電極とは異なる材料から成る上部電極を設ける工
程とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の集積回路内に非対称強誘電
体コンデンサを形成する他の方法によれば、ゲート電極
とソース領域とドレイン領域とを有するトランジスタを
形成する工程と、前記トランジスタ上に絶縁層を設ける
工程と、前記絶縁層上に下部電極層を設ける工程と、前
記下部電極層上に強誘電体層を設ける工程と、下部電極
と画成済強誘電体層とがそれぞれ側面を有するように、
前記下部電極層と前記強誘電体層を画成する工程と、前
記下部電極と前記画成済強誘電体層の側面上に誘電体ス
ペーサを設ける工程と、前記絶縁層に前記ソース領域に
至るコンタクト窓を画成する工程と、前記画成済強誘電
体層と前記下部電極上及び前記コンタクト窓内に上部電
極を設ける工程とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明の集積回路内に非対称強誘電
体コンデンサを形成する別の他の方法によれば、ゲート
電極とソース領域とドレイン領域とを有するトランジス
タを形成する工程と、前記トランジスタ上に絶縁層を設
ける工程と、前記絶縁層に前記ソース領域に至るコンタ
クト窓を画成する工程と、前記絶縁層上と前記コンタク
ト窓内に下部電極層を設ける工程と、前記下部電極層上
に強誘電体層を設ける工程と、下部電極の一部分のみが
前記電極窓内に位置しかつ側面を有するように、画成さ
れた当該下部電極とを形成すると共に、画成済強誘電体
層が側面を有するように、当該画成済強誘電体層を形成
するため前記下部電極層と前記強誘電体層を画成する工
程と、前記下部電極と前記画成済強誘電体層の側面上に
誘電体スペーサを設ける工程と、前記画成済強誘電体層
と前記下部電極上及び前記コンタクト窓内に上部電極を
設ける工程とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の実施に当り、好ましくは、下部電
極を白金で形成するのが良い。
【0015】本発明の実施に当り、好ましくは、上部電
極をパラジウム、ルテニウム、インジウム−すず酸化
物、レニウム、タングステン金属珪化物及び耐熱性金属
窒化物の物質群から選ばれた1つの物質で形成するのが
良い。
【0016】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
下部電極をパラジウム、ルテニウム、インジウム−すず
酸化物、レニウム、タングステン金属珪化物及び耐熱性
金属窒化物の物質群から選ばれた1つの物質で形成する
のが良い。
【0017】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
上部電極を白金で形成するのが良い。
【0018】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
下部電極を接着層と、前記接着層上の拡散バリア層と、
前記拡散バリア層上の電気的コンタクト層と、前記電気
的コンタクト層上のプレート層を以て構成することも出
来る。
【0019】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
上部電極は前記プレートとは異なる材料から成るのが良
い。
【0020】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
上部電極をパラジウム、ルテニウム及びインジウム−す
ず酸化物の物質群から選ばれた1つの物質で形成し、及
びプレート層を白金で形成するのが良い。
【0021】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
強誘電体層を一般式Pb(TiX Zr1-X )O3 を有し
ていてXが0.2乃至1.0の範囲内の値である組成物
で形成するのが良い。
【0022】また、本発明の実施に当り、好ましくは、
下部電極が、基板内又は基板上に形成されたトランジス
タ上に位置し、下部電極が前記トランジスタから絶縁さ
れているのが良い。
【0023】また、好ましくは強誘電体層が頂部表面を
有し、イオンインプランテーション領域が強誘電体層の
頂部表面内に位置するのが良い。
【0024】更に、本発明の好適実施例によれば、上部
電極と強誘電体層と下部電極とを画成により形成するの
が良い。
【0025】更に、本発明の好適実施例によれば、強誘
電体層をアニール処理するのが良い。
【0026】本発明は、その態様の一つにおいて、非対
称動作を行いダイナミックRAMに使用する強誘電体コ
ンデンサに関する。非対称動作は、本発明の一実施例に
おいて、強誘電体コンデンサの上部及び下部電極を異な
る材料から形成することにより実現されている。
【0027】又、別の実施例では、強誘電体の頂部表面
にイオン種をインプランテーションすることによっても
非対称動作をする強誘電体コンデンサを得ている。
【0028】本発明は、更に、非対称強誘電体コンデン
サを形成する方法に関する。一般に、この方法は、上部
及び下部電極が異なる材料から成る非対称強誘電体コン
デンサを形成するための一連の堆積及び画成工程を含
む。
【0029】
【実施例】以下、同一部分に同一符合を付した添付図面
を参照して、好ましい実施例を説明する。尚、これらの
図は、本発明が理解出来る程度に、各構成成分の形状、
寸法及び配置関係を概略的に示してあるに過ぎず、又、
断面を表わすハッチング等は一部分を除き省略してあ
る。又、工程図の各図は、主要工程段階で得られる構造
体の断面図で示してある。
【0030】図1、2及び3は、本発明及び従来のコン
デンサの説明に供するヒステリシスループを示す図であ
り、これら図は同一のスケール上に描かれており、か
つ、横軸は電圧及び縦軸に電荷準位(マイクロクーロン
/cm2 )で示してある。
【0031】図2は、従来の対称強誘電体コンデンサの
典型的なヒステリシスループを示す。「強誘電体コンデ
ンサ(ferroelectric capacito
r)」とは、その誘電体(の一部又は全体)として強誘
電体を使用しているコンデンサである。コンデンサにバ
イアスをかける(即ち、下部電極を接地して上部電極に
正のバイアスをかける)と、任意所定の電圧におけるコ
ンデンサの電荷蓄積は、コンデンサの初期状態により、
即ち、A状態であるかB状態であるかにより決定され
る。このとき、コンデンサの電荷は、図1に示したよう
に、QAかQBのいずれかである。分極電荷として知ら
れる高い方の電荷QBは、コンデンサの分極反転と関係
している。ダイナミックRAM(DRAM)の場合、こ
の状態の反復使用がコンデンサの疲労又は損耗につなが
るので、この電荷は使用されない。その代わりに、直線
電荷として知られる電荷QAが、反復使用で分極反転又
は疲労が発生しないので、使用される。
【0032】図1は、非対称強誘電体コンデンサである
点を除いて図2と同型のコンデンサのヒステリシスルー
プを示す。ループ形状は図2に類似しているが、原点に
対して対称ではなく右にシフトしていることに留意され
たい。非対称性は、本発明のように上部及び下部電極に
異なる材料を使用することにより、導くことができる。
コンデンサの非対称性の結果、図1の直線電荷QAは、
図2の対称コンデンサの直線電荷QAより、かなり大き
い。非対称コンデンサの電荷が大きいので、高密度メモ
リの製造に必要なコンデンサの小型化を実現することが
できる。
【0033】図3は、下部電極に正のバイアスをかけて
上部電極を接地した非対称強誘電体コンデンサのヒステ
リシスループを示す。図1のコンデンサのように、この
コンデンサでも、上部及び下部電極に異なる材料を使用
することにより、非対称性を導出している。このコンデ
ンサの直線電荷QAも又、対称コンデンサの直線電荷よ
り大きい。
【0034】図4の(A)乃至図4の(C)は、本発明
に係るコンデンサの第一実施例の製造方法の説明に供す
る工程図である。コンデンサは、集積回路の基板又はそ
の他の構成成分上に構成してもよい。図4〜6に、コン
デンサを結合し得る電界効果トランジスタ(FET)上
に構成した改良型のコンデンサを示す。このようなトラ
ンジスタは本発明に必ずしも必要ではないが、説明の便
宜上図示する。図4の(A)では、集積回路トランジス
タ10が設けられている。集積回路トランジスタ10
は、シリコン相補型モス(CMOS)、シリコンバイポ
ーラ、又はガリウム砒素(GaAs)技術を使用して製
造することができる。電界効果トランジスタは説明の便
宜上図示しているが、好ましい実施例では、トランジス
タ10としてNチャネル・エンハンスメントモード・モ
ス電界効果トランジスタ(MOSFET)を使用してい
る。電界効果トランジスタ10は、ゲート電極(G)1
2、第一ソース/ドレイン(S,D)領域14、及び第
二ソース/ドレイン(S,D)領域16より成る。ゲー
ト電極12は、ドープ・ポリシリコン、金属、「ポリサ
イド(polycide)」、又はそれらの組合せを含
む種々の物質から構成することができる。「ポリサイ
ド」は、ポリシリコン及び耐熱性金属珪化物の結合構造
を指す。また、フィールド酸化物等の分離領域18を設
けてもよい。好ましい実施例では、強誘電体コンデンサ
を基板5に形成する。しかし、本発明は、このような基
板に形成することに限定されるものではなく、トランジ
スタが形成された又は形成されていない任意の下地にこ
のコンデンサを形成することも出来る。図4の(A)に
示したように、トランジスタ10上に、蒸着又は酸化法
等により絶縁層20を設けている。絶縁層20は、好ま
しくは、二酸化シリコン、窒化シリコン又はそれらの組
合せより成り、一般に1000乃至10000オングス
トロームの範囲内の適当な厚さを有する。また、絶縁層
20をPSG又はBPSGから構成してもよい。
【0035】図4の(B)に示したように、絶縁層20
上にはコンデンサの下部電極22を設けている。下部電
極層22は、単一又は多数の層より成る。
【0036】図4の(B)は、下部電極を多数の層から
構成した本発明の一実施例を示す。この実施例において
は、好ましくはチタンから成る好ましくは接着層である
第一層22(a)を、絶縁層20上に設けている。第一
層22(a)により、下部電極の基板への接着を促進し
ている。第一層22(a)の上には、第二層22(b)
を設けている。第二層22(b)は、好ましくは、窒化
チタンを含む拡散バリア(barrier)層として構
成されている。この拡散バリア層により、上方の層の材
料が下方の層に拡散又は移動するのを防いでいる。次
に、第二層22(b)上に第三層22(c)を設け、別
のデバイス及び集積回路の別の構成成分に本発明のコン
デンサを電気的に接続する電気的接続層として機能させ
ている。第三層22(c)は、好ましくは、タングステ
ンを以て構成する。更に、第三層22(c)上には、プ
レート層としても知られるトップ(最上部)層22
(d)を設けている。好ましい実施例において、トップ
層22(d)(単一の層の場合には下部電極全体)は、
白金から成る。白金層は、例えばスパッタリング又は蒸
着により設け、500オングストローム(50ナノメー
トル)乃至5000オングストローム(500ナノメー
トル)の範囲内の適当な厚さを有する。
【0037】次に、図4の(C)に示すように、下部電
極層22上に誘電体層24を設ける。誘電体層24は、
好ましくは、強誘電体から成る。強誘電体は、好ましく
は、「PZT」として公知の鉛とジルコニウム酸塩とチ
タン酸塩とを含む、一般式Pb(TiX Zr1-X )O3
を有する組成物とすることが出来る。Pb(TiX Zr
1-X )O3 では、化学量論的にX=0.2乃至1.0の
間の値である。更に、0.5乃至10%の原子百分率の
範囲内で、ランタン(La)かニオブ(Nb)等の適当
なドーパントを強誘電体に添加してもよい。誘電層24
は、スパッタリング、蒸発、ゾルゲル法、又は化学蒸着
(CVD)法により設け、好ましくは500オングスト
ローム(50ナノメートル)乃至5000オングストロ
ーム(500ナノメートル)の範囲内の適当な厚さを有
する。
【0038】次に、強誘電体層24をアニール処理し、
ペロブスカイト型構造(perovskite pha
se)にする。強誘電体のアニール処理は、短時間アニ
ール法(RTA)又は電気炉アニール法により、秒単位
の期間(RTAの場合)又は約3時間(電気炉アニール
の場合)行う。電気炉アニールは、好ましくは、500
℃乃至800℃の範囲内の適当な温度で行う。
【0039】次に、従来の集積回路(IC)形成用のフ
ォトリソグラフィ及びエッチング技術を用いて、下部電
極層22及び誘電体層24に対してエッチングを行って
画成して下部電極122と画成された誘電体層124を
得る。この画成された誘電体層を以下、単に画成済誘電
体層と称するが、コンデンサの構成部分として単に誘電
体層又は強誘電体層と称しても良い。更に、パターニン
グして得られた下部電極122及び画成済誘電体層12
4上及びその周囲に、誘電体スペーサ層(図示せず)を
堆積する。スペーサ層は、二酸化珪素から成り、100
0オングストローム乃至3000オングストロームの範
囲内の適当な厚さとする。次に、この誘電体スペーサ層
に対して異方性エッチングを行って、下部電極122と
画成済誘電体層124の側面のみにスペーサ層の一部分
スペーサ25として残るようにする。エッチング時間
は、スペーサ層の厚さ部分だけが除去されるように、調
節する。このようにして得られた構造体を図5の(A)
に示す。尚、図中、122(a)、122(b)、12
2(c)及び122(d)は、画成済第一層、第二層、
第三層及びトップ層をそれぞれ示す。これら画成済の各
層を、コンデンサの構成部分として単に第一層、第二
層、第三層及びトップ層と称しても良い。
【0040】次に、図5(B)に示すように、絶縁層2
0を通って第二ソース/ドレイン領域16まで、コンタ
クト窓27を設ける。コンタクト窓27は、従来のフォ
トリソグラフィ及びエッチング技術を用いて設けること
ができる。
【0041】次に、画成済誘電体層124上及びコンタ
クト窓27内に、上部電極26を設け、図5の(C)に
示すような構造体を得る。非対称コンデンサを作るため
に、上部電極26は、トップ層122(d)(下部電極
122が単一の層から成る場合は、下部電極122)で
使用した材料とは異なる材料から構成する。電極26
は、好ましくは、パラジウム(Pd)、ルテニウム(R
u)、インジウム−すず酸化物(ITO)、レニウム
(Rh)、タングステン金属珪化物、又は耐熱性金属窒
化物のいずれかより成り、500オングストローム(5
0ナノメートル)乃至5000オングストローム(50
0ナノメートル)の範囲内の適当な厚さを有する。
【0042】図6に示したような本発明の変形例におい
ては、上部電極26を、例えばプレート層26(a)、
拡散バリア層26(b)及び電気的コンタクト層26
(c)等の多数の層から構成している。プレート層26
(a)は、好ましくは、パラジウム、ルテニウム、イン
ジウム−すず酸化物、レニウム、タングステン金属珪化
物、又は耐熱性金属窒化物のいずれかより成る。拡散バ
リア層26(b)は、例えば、チタンより成り、電気的
コンタクト層26(c)は、例えば、アルミニウムより
成る。図6中の26(d)は反射防止層であり、一般に
はTiNまたはTiWを用いて形成している。この層2
6(d)の膜厚を300オングストローム乃至500オ
ングストロームの範囲内の適当な厚みとするのが良い。
【0043】図7は、図4又は図6のコンデンサ及びト
ランジスタ構造の平面図であり、電極26を下方のトラ
ンジスタと接続したコンタクト窓27を示す。語線(ワ
ード線:WL)は、ゲート電極12を形成する。この実
施例において、下部電極122は、常に接地されてい
る。メモリセルの動作中は、トランジスタを介して上部
電極26にバイアスをかけている。
【0044】本発明の第二の実施例において、集積回路
は、下部電極に正のバイアスをかけ上部電極を接地する
ように構成される。この結果、コンデンサの電極構造は
逆になる。この実施例においては、従来のフォトリソグ
ラフィ及びエッチング技術を用いて、図8の(A)に示
したように、絶縁層220内にコンタクト窓227を設
けている。
【0045】次に、絶縁層220上及びコンタクト窓2
27内に下部電極層222を設け、更に、下部電極層2
22上に誘電体層224を設けて図8の(B)に示すよ
うな構造体を得る。次にこの2層をアニール処理する。
かくして、下部電極層222及び誘電体層224を第一
の実施例で開示した方法と同様にして画成する。下部電
極層222は、パラジウム、ルテニウム、インジウム−
すず酸化物(ITO)、レニウム、タングステン金属珪
化物、又は耐熱性金属窒化物のいずれかより成り、50
0オングストローム(50ナノメートル)乃至5000
オングストローム(500ナノメートル)の範囲内の適
当な厚さを有する。本実施例の変形例において、下部電
極層222を、第一の実施例で上部電極26に関して説
明したように、多数の層から構成してもよい。誘電体層
224は、第一の実施例で使用した「PZT」等の強誘
電体より構成することが好ましい。
【0046】次に、下部電極層222及び誘電体層22
4に対しパターンを決めてエッチングして下部電極32
2及び画成済誘電体層324を得る。下部電極322及
び画成済誘電体層324は、図9の(A)に示したよう
に、同時に画成して得ることができる。本実施例の変形
例においては、図9の(B)に示したように、先ず画成
済誘電体層324を得た後、下部電極322を画成して
得ている。尚、この画成済誘電体層をコンデンサの構成
部分として単に誘電体層又は強誘電体層と称しても良
い。
【0047】従来の集積回路(IC)形成のためのフォ
トリソグラフィ及びエッチング技術を用いて、下部電極
層222及び誘電体層224に対しパターンを決めてエ
ッチングする。次に、得られた下部電極322及び画成
済誘電体層324上及びそれらの周囲に誘電体スペーサ
層(図示せず)を堆積した後、下部電極322及び画成
済誘電体層324の側面にのみ誘電体スペーサ層の一部
分が誘電体スペーサ225として残るようにエッチング
する。スペーサ225は、好ましくは二酸化珪素から成
り、1000乃至3000オングストロームの範囲内の
適当な厚さとする。又、スペーサ225をポリシリコン
で形成しても良い。
【0048】次に、図10の(A)及び(B)に示した
ように、画成済誘電体層324上に上部電極226を、
従来のフォトリソグラフィ及びエッチング技術を用いて
設ける。上部電極226は、好ましくは白金より成り、
500オングストローム(50ナノメートル)乃至50
00オングストローム(500ナノメートル)の範囲内
の適当な厚さを有する。本実施例の別の変形例におい
て、第一実施例で下部電極22に関して説明したよう
に、上部電極226を多数の層から形成してもよい。
【0049】図11及び図12に示した本発明の第三実
施例を形成する方法において、集積回路トランジスタ1
0、絶縁層20又は220、下部電極122又は322
及び画成済誘電体層124は、第一又は第二実施例を形
成する方法と同様に形成される。その後、既に説明した
ように、誘電体層をアニール処理する。
【0050】次に、誘電体層124又は324の強誘電
体の頂部表面にイオンインプランテーションを行い、イ
オンプランテーション領域すなわち被注入領域(inp
lanted region)124a又は324aを
形成する。イオン注入には、アルゴン又はクリプトンの
ような重原子量の不活性ガスや、塩素、フッ素又は臭素
のようなハロゲンガスや、酸素等のイオン種を使用する
ことができる。イオン注入は、集積回路製造用の標準的
なイオン注入装置を用いて行うことができる。イオン注
入の結果、コンデンサの電気的特性は変化する。次に、
誘電体層124又は324及び被注入領域124a又は
324a上に、上部電極26又は226を設ける。上部
電極26又は226は、本発明の他の実施例で先に説明
した上部電極と同様のものである。
【0051】この結果、イオン注入から生じる強誘電体
の原子のエネルギー準位の変動により、非対称コンデン
サを形成できる。特に、加速電圧と注入イオンのドーズ
量を調整することにより、非対称性を生じさせることが
できる。加速電圧はPZTにおける原子の無秩序(at
omic disorder)の深さに影響し、注入イ
オンのドーズ量は無秩序の量に影響する。イオン注入に
より形成される非対称性の結果、本実施例の上部及び下
部電極は、同一材料から構成することができる。図11
及び図12は、この実施例に係る構造の2つの例を示す
断面図である。
【0052】上述した説明は、単に例示的なものに過ぎ
ず、特許請求の範囲に記載した本出願に係る発明を限定
するものではない。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、非対称強誘電体コンデ
ンサは下部電極と上部電極との間に強誘電体層を位置さ
せた構造として形成しており、これら下部及び上部電極
を異なる材料で形成している。このため、強誘電体コン
デンサのヒステリシスループは電圧−容量座標の原点の
周りで非対称となる。従って、本発明によれば、誘電体
の厚さを減少させることなく、従来の対称コンデンサよ
り電荷蓄積容量が大きい、非対称強誘電体コンデンサを
得ることが出来る。
【0054】又、このような非対称特性は、上部電極及
び下部電極を同一材料で形成した場合であっても、強誘
電体層の頂部表面にイオンインプランテーション領域を
設けることによっても、得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】下部電極を接地して上部電極にバイアスをかけ
た非対称コンデンサのヒステリシス曲線を示した図。
【図2】従来の対称コンデンサのヒステリシス曲線を示
した図。
【図3】上部電極を接地して下部電極にバイアスをかけ
た非対称コンデンサのヒステリシス曲線を示した図。
【図4】(A)〜(C)は本発明の非対称強誘電体コン
デンサの一実施例の製造工程図であって、(A)は本発
明の実施例に係る集積回路の部分断面図であって、集積
回路トランジスタ上に絶縁層を設けた状態を示した図、
(B)は(A)図の構造の絶縁層上に下部電極を設けた
状態を示した部分的断面図及び(C)は(B)図の構造
の下部電極上に誘電体を設けた状態を示した図。
【図5】(A)〜(C)は図4の続きの工程図であっ
て、(A)は図4の(C)の構造の下部電極及び誘電体
の側面に誘電体スペーサを設けた部分的断面図、(B)
は(A)の構造の絶縁層を貫通してソース領域までコン
タクト窓を設けた状態を示した部分的断面図及び(C)
は(B)の構造の誘電体上及びコンタクト窓内に上部電
極を設けた状態を示した部分的断面図。
【図6】変形例の説明図であって、図5(B)の構造の
誘電体上及びコンタクト窓内に、多数の層から成る上部
電極を設けた状態を示した部分的断面図。
【図7】本発明の第一実施例に係るコンデンサの平面
図。
【図8】(A)及び(B)は、本発明の非対称強誘電体
コンデンサの他の実施例の工程図であって、(A)本発
明の第二実施例に係る集積回路の部分的断面図であっ
て、集積回路トランジスタ上に設けた絶縁層内にコンタ
クト窓を形成した状態を示した図、(B)は(A)図の
構造の絶縁層上に下部電極及び誘電体を設けた状態を示
した図。
【図9】(A)及び(B)は、図8の続きの工程図であ
って、(A)は図8の(B)の構造の下部電極及び誘電
体を同時にエッチングした状態を示した図及び(B)は
図8(B)の構造の下部電極と誘電体と別個に画成した
状態を示した図。
【図10】(A)は図9の(A)の構造の誘電体上に上
部電極を画成し、下部電極と誘電体の側面に誘電体スペ
ーサを設けた状態を示した図及び(B)は図9の(B)
の構造の誘電体上に上部電極を画成し、下部電極と誘電
体の側面に誘電体スペーサを設けた状態を示した図。
【図11】本発明の第三実施例に係る構造の部分的断面
図。
【図12】本発明の第三実施例に係る構造の部分的断面
図。
【符号の説明】
5:基板 10:FET 12:フェート電極 14:第一ソース
/ドレイン領域 16:第二ソース/ドレイン領域 18:分離領域 20、220:絶縁層 22、222:下
部電極層 22(a):第一層 22(b):第二
層(拡散バリア層) 22(c):第三層 22(d):トッ
プ層(プレート層) 124、324:画成済誘電体層(又は誘電体層又は強
誘電体層) 26、226:上部電極 27、227:コ
ンタクト窓 224:誘電体層 25、225:誘
電体スぺーサ 124a、324a:イオンインプランテーション領域
(被注入領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ジェイ・スキュール アメリカ合衆国,コロラド州 80906,コ ロラド・スプリングス,#201,ペブル・ リッジ 4385

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路用の非対称強誘電体コンデンサ
    であって、 側面を有する下部電極と、 前記下部電極上に位置して側面を有する強誘電体層と、 前記下部電極と前記強誘電体層のそれぞれの前記側面に
    位置するスペーサと、 前記強誘電体層上に位置し、前記下部電極の材料とは異
    なった材料から成る上部電極とを備えたことを特徴とす
    る非対称強誘電体コンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記下部電極を白金で形成することを特
    徴とする請求項1記載のコンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記上部電極をパラジウム、ルテニウ
    ム、インジウム−すず酸化物、レニウム、タングステン
    金属珪化物及び耐熱性金属窒化物の物質群から選ばれた
    1つの物質で形成することを特徴とする請求項2記載の
    コンデンサ。
  4. 【請求項4】 前記下部電極をパラジウム、ルテニウ
    ム、インジウム−すず酸化物、レニウム、タングステン
    金属珪化物及び耐熱性金属窒化物の物質群から選ばれた
    1つの物質で形成することを特徴とする請求項1記載の
    コンデンサ。
  5. 【請求項5】 前記上部電極を白金で形成することを特
    徴とする請求項4記載のコンデンサ。
  6. 【請求項6】 前記下部電極を接着層と、前記接着層上
    の拡散バリア層と、前記拡散バリア層上の電気的コンタ
    クト層と、前記電気的コンタクト層上のプレート層を以
    て構成することを特徴とする請求項1記載のコンデン
    サ。
  7. 【請求項7】 前記上部電極は前記プレートとは異なる
    材料から成ることを特徴とする請求項6記載のコンデン
    サ。
  8. 【請求項8】 前記上部電極をパラジウム、ルテニウム
    及びインジウム−すず酸化物の物質群から選ばれた1つ
    の物質で形成し、及び前記プレート層を白金で形成する
    ことを特徴とする請求項7記載のコンデンサ。
  9. 【請求項9】 前記強誘電体層を一般式Pb(TiX
    1-X )O3 を有していてXが0.2乃至1.0の範囲
    内の値である組成物で形成することを特徴とする請求項
    1記載のコンデンサ。
  10. 【請求項10】 前記下部電極が、基板内又は基板上に
    形成されたトランジスタ上に位置し、前記下部電極が前
    記トランジスタから絶縁されていることを特徴とする請
    求項1記載のコンデンサ。
  11. 【請求項11】 前記強誘電体層が頂部表面を有し、イ
    オンインプランテーション領域が前記強誘電体層の前記
    頂部表面内に位置することを特徴とする請求項1記載の
    コンデンサ。
  12. 【請求項12】 集積回路用の非対称強誘電体コンデン
    サであって、 下部電極と、 前記下部電極上に位置して頂部表面と下部表面とを有す
    る強誘電体層と、 前記強誘電体層の前記頂部表面内に位置するイオンイン
    プランテーション領域と、 前記強誘電体層の前記頂部表面上に位置する上部電極と
    を備えたことを特徴とする非対称強誘電体コンデンサ。
  13. 【請求項13】 前記下部電極を白金で形成することを
    特徴とする請求項12記載のコンデンサ。
  14. 【請求項14】 前記上部電極をパラジウム、ルテニウ
    ム、インジウム−すず酸化物、レニウム、タングステン
    金属珪化物及び耐熱性金属窒化物の物質群から選ばれた
    1つの物質で形成することを特徴とする請求項13記載
    のコンデンサ。
  15. 【請求項15】 前記下部電極をパラジウム、ルテニウ
    ム、インジウム−すず酸化物、レニウム、タングステン
    金属珪化物及び耐熱性金属窒化物の物質群から選ばれた
    1つの物質で形成することを特徴とする請求項12記載
    のコンデンサ。
  16. 【請求項16】 前記上部電極を白金で形成することを
    特徴とする請求項15記載のコンデンサ。
  17. 【請求項17】 非対称強誘電体コンデンサを形成する
    方法であって、 側面を有する下部電極を設ける工程と、 前記下部電極上に、側面と頂部表面と下部表面とを有す
    る強誘電体層を設ける工程と、 前記下部電極と前記強誘電体層の周囲に誘電体スペーサ
    層を設け、前記誘電体スペーサ層の部分が前記下部電極
    と前記強誘電体層のそれぞれの前記側面に位置するよう
    に前記誘電体スペーサ層をエッチングする工程と、 前記強誘電体層上に、前記下部電極とは異なる材料から
    成る上部電極を設ける工程とを備えたことを特徴とする
    非対称誘電体コンデンサの形成方法。
  18. 【請求項18】 更に、前記強誘電体層の前記頂部表面
    内に、イオンインプランテーション領域を設ける工程を
    備えたことを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 更に、前記上部電極と前記強誘電体層
    と前記下部電極とを画成により形成する工程を備えたこ
    とを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 更に、前記強誘電体層をアニール処理
    する工程を備えたことを特徴とする請求項17記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 集積回路内に非対称強誘電体コンデン
    サを形成する方法であって、 ゲート電極とソース領域とドレイン領域とを有するトラ
    ンジスタを形成する工程と、 前記トランジスタ上に絶縁層を設ける工程と、 前記絶縁層上に下部電極層を設ける工程と、 前記下部電極層上に強誘電体層を設ける工程と、 下部電極と画成済強誘電体層とがそれぞれ側面を有する
    ように、前記下部電極層と前記強誘電体層を画成する工
    程と、 前記下部電極と前記画成済強誘電体層の側面上に誘電体
    スペーサを設ける工程と、 前記絶縁層に前記ソース領域に至るコンタクト窓を画成
    する工程と、 前記画成済強誘電体層と前記下部電極上及び前記コンタ
    クト窓内に上部電極を設ける工程とを備えたことを特徴
    とする非対称強誘電体コンデンサの形成方法。
  22. 【請求項22】 更に、前記強誘電体層の前記頂部表面
    内に、イオンインプランテーション領域を設ける工程を
    備えたことを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 集積回路内に非対称強誘電体コンデン
    サを形成する方法であって、 ゲート電極とソース領域とドレイン領域とを有するトラ
    ンジスタを形成する工程と、 前記トランジスタ上に絶縁層を設ける工程と、 前記絶縁層に前記ソース領域に至るコンタクト窓を画成
    する工程と、 前記絶縁層上と前記コンタクト窓内に下部電極層を設け
    る工程と、 前記下部電極層上に強誘電体層を設ける工程と、 下部電極の一部分のみが前記電極窓内に位置しかつ側面
    を有するように、画成された当該下部電極とを形成する
    と共に、画成済強誘電体層が側面を有するように、当該
    画成済強誘電体層を形成するため前記下部電極層と前記
    強誘電体層を画成する工程と、 前記下部電極と前記画成済強誘電体層の側面上に誘電体
    スペーサを設ける工程と、 前記画成済強誘電体層と前記下部電極上及び前記コンタ
    クト窓内に上部電極を設ける工程とを備えたことを特徴
    とする非対称強誘電体コンデンサの形成方法。
  24. 【請求項24】 更に、前記画成済強誘電体層の前記頂
    部表面内に、イオンインプランテーション領域を設ける
    工程を備えたことを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 集積回路用の非対称強誘電体コンデン
    サであって、 ゲート電極とソース領域とドレイン領域とを有するトラ
    ンジスタと、 前記トランジスタ上に位置する絶縁層と、 前記絶縁層上に位置して側面を有する下部電極と、 前記下部電極上に位置して側面を有する強誘電体層と、 前記下部電極と前記強誘電体層の前記側面上に位置する
    スペーサと、 前記強誘電体層上に位置すると共に、前記絶縁層に設け
    られていて前記ソース領域に至るコンタクト窓内に位置
    し、前記下部電極の材料とは異なる材料から成る上部電
    極とを備えたことを特徴とする非対称強誘電体コンデン
    サ。
  26. 【請求項26】 前記強誘電体層が頂部表面を有し、イ
    オンインプランテーション領域が前記強誘電体層の頂部
    表面内に位置することを特徴とする請求項25記載のコ
    ンデンサ。
  27. 【請求項27】 集積回路用の非対称強誘電体コンデン
    サであって、 ゲート電極とソース領域とドレイン領域とを有するトラ
    ンジスタと、 前記トランジスタ上に位置する絶縁層と、 前記絶縁層上に位置すると共に、前記絶縁層に設けられ
    ていて前記ソース領域に至るコンタクト窓内に位置して
    側面を有する下部電極と、 前記下部電極上に位置して側面と頂部表面と下部表面と
    を有する強誘電体層と、 前記下部電極と前記強誘電体層の前記側面上に位置する
    誘電体スペーサと、 前記強誘電体層の前記頂部表面上に位置する上部電極と
    を備えたことを特徴とする非対称強誘電体コンデンサ。
  28. 【請求項28】 更に、前記強誘電体層の頂部表面内に
    位置するイオンインプランテーション領域を備えたこと
    を特徴とする請求項27記載のコンデンサ。
JP5056269A 1992-03-19 1993-03-17 非対称強誘電体コンデンサ及びその形成方法 Pending JPH0613572A (ja)

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