JPH06134968A - 板状部材の印刷装置及び印刷機 - Google Patents

板状部材の印刷装置及び印刷機

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JPH06134968A
JPH06134968A JP4161153A JP16115392A JPH06134968A JP H06134968 A JPH06134968 A JP H06134968A JP 4161153 A JP4161153 A JP 4161153A JP 16115392 A JP16115392 A JP 16115392A JP H06134968 A JPH06134968 A JP H06134968A
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JP
Japan
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film
coating material
printing
plate
heat
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JP4161153A
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Michiharu Todo
道治 藤堂
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/0057Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material where an intermediate transfer member receives the ink before transferring it on the printing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状部材を裏返しすることなく両面に印刷を
行うことができる板状部材の印刷装置及び印刷機を提供
することを目的としている。 【構成】 この発明の板状部材の印刷装置は、板状部材
Aを立てた状態のまま搬送する搬送手段3と、この搬送
手段3の側方に設けられ、立てた状態の板状部材Aに文
字や図柄等を印刷する印刷機410とを備えた構成にな
ている。また、この発明の印刷機410は、熱により離
別可能な塗布物(カーボン)を有するフィルム411
と、このフィルム411に部分的に熱を加えて前記塗布
物を離別排除し、残った塗布物でフィルム411に印刷
パターンを形成する印刷パターン形成手段(印字ヘッ
ド)416と、前記印刷パターンが形成されたフィルム
411に熱を加えて板状部材(印刷対象物)Aに前記塗
布物を転写する熱転写手段(熱転写ローラ)420とを
備えた構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板状部材の印刷装置
及び印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の板状部材の印刷装置と
しては、板状部材を水平にねかした状態で搬送する搬送
手段と、この搬送手段上に設けられ、板状部材に上方か
ら印刷を行う印刷機とを有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
板状部材の印刷装置においては、板状部材が水平に置か
れているため、下面側を印刷する場合には板状部材を裏
返しにしなければならないとう問題があった。そして、
印刷機におけるインクの垂れなどの問題から、どうして
も水平方向で印刷する必要があった。
【0004】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、板状部材を裏返しするこ
となく両面に印刷を行うことができる板状部材の印刷装
置及び印刷機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の板状部材の印刷装置は、板状部材を立て
た状態のまま搬送する搬送手段と、この搬送手段の側方
に設けられ、立てた状態の板状部材に文字や図柄等を印
刷する印刷機とを備えたことを特徴としている。そし
て、立てた状態で板状部材を貯留し、この板状部材を立
てた状態の搬送手段側へ1枚ずつ搬出する板状部材の貯
留搬出装置を設けることが好ましい。
【0006】また、この発明の印刷機は、熱により離別
可能な塗布物を有するフィルムと、このフィルムに部分
的に熱を加えて前記塗布物を離別排除し、残った塗布物
でフィルムに印刷パターンを形成する印刷パターン形成
手段と、前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を
加えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布物を転写する
熱転写手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】そして、熱転写手段によって前記塗布物が
板状部材(印刷対象物)側に転写排除された使用済フィ
ルムに前記印刷パターン形成手段で別離排除された塗布
物が転写されるように、同使用済フィルムを前記印刷パ
ターン形成手段の位置に案内するフィルム案内手段を設
けることが好ましい。
【0008】さらに、フィルムに部分的に熱を加えて前
記塗布物を離別排除し、残った塗布物でフィルムにポジ
ティブの印刷パターンを形成する印刷パターン形成手段
と、前記ポジティブの印刷パターンが形成されたフィル
ムに熱を加えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布物を
転写する第1の熱転写手段と、この第1の熱転写手段に
よって前記塗布物が板状部材(印刷対象物)側に転写排
除された使用済フィルムに前記印刷パターン形成手段で
別離排除された塗布物が転写されるように、同使用済フ
ィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案内するフ
ィルム案内手段と、前記印刷パターン形成手段によって
前記塗布物が転写されてネガティブの印刷パターンが形
成された前記使用済フィルムに熱を加えて板状部材(印
刷対象物)に前記塗布物を転写する第2の熱転写手段と
を有するものであることが好ましい。
【0009】さらにまた、フィルムに部分的に熱を加え
て前記塗布物を離別排除し、残った塗布物でフィルムに
ネガティブの印刷パターンを形成する印刷パターン形成
手段と、前記ネガティブの印刷パターンが形成されたフ
ィルムに熱を加えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布
物を転写する第1の熱転写手段と、この第1の熱転写手
段によって前記塗布物が板状部材(印刷対象物)側に転
写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形成手
段で別離排除された塗布物が転写されるように、同使用
済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案内す
るフィルム案内手段と、前記印刷パターン形成手段によ
って前記塗布物が転写されてポジティブの印刷パターン
が形成された前記使用済フィルムに熱を加えて板状部材
(印刷対象物)に前記塗布物を転写する第2の熱転写手
段とを有するものであることが好ましい。
【0010】また、フィルムに部分的に熱を加えて前記
塗布物を離別排除し、残った塗布物でフィルムにポジテ
ィブ及びネガティブのいずれか一方の印刷パターンを形
成する印刷パターン形成手段と、前記印刷パターンが形
成されたフィルムに熱を加えて板状部材(印刷対象物)
に前記塗布物を転写する第1の熱転写手段と、この第1
の熱転写手段によって前記塗布物が板状部材(印刷対象
物)側に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パタ
ーン形成手段で別離排除された塗布物が転写されるよう
に、同使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位
置に案内するフィルム案内手段と、前記印刷パターン形
成手段によって前記塗布物が転写されてポジティブ及び
ネガティブのいずれか一方の印刷パターンが形成された
前記使用済フィルムに熱を加えて板状部材(印刷対象
物)に前記塗布物を転写する第2の熱転写手段とを有す
るものであることが好ましい。
【0011】さらに、熱により離別可能な塗布物を有す
る第1のフィルムと、この第1のフィルムから前記塗布
物が転写可能なように配置された第2のフィルムと、前
記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を前
記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗布
物による印刷パターンを形成する印刷パターン形成手段
と、前記印刷パターンを有する第1のフィルムに熱を加
えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布物を転写する熱
転写手段とを有するものであることが好ましい。
【0012】さらにまた、前記第1のフィルムに部分的
に熱を加えて前記塗布物を前記第2のフィルムに転写排
除し、第2のフィルムに塗布物による印刷パターンを形
成する印刷パターン形成手段と、前記印刷パターンを有
する第2のフィルムに熱を加えて板状部材(印刷対象
物)に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有するもの
であることが好ましい。
【0013】また、前記第1のフィルムに部分的に熱を
加えて前記塗布物を前記第2のフィルムに転写排除し、
第1のフィルムに塗布物によるポジティブの印刷パター
ンを形成するとともに第2のフィルムにネガティブの印
刷パターンを形成する印刷パターン形成手段と、前記ポ
ジティブの印刷パターンを有する第1のフィルム及びネ
ガティブの印刷パターンを有する第2のフィルムの各々
に熱を加えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布物を転
写する熱転写手段とを有するものであることが好まし
い。
【0014】さらに、前記第1のフィルムに部分的に熱
を加えて前記塗布物を前記第2のフィルムに転写排除
し、第1のフィルムに塗布物によるネガティブの印刷パ
ターンを形成するとともに第2のフィルムにポジティブ
の印刷パターンを形成する印刷パターン形成手段と、前
記ネガティブの印刷パターンを有する第1のフィルム及
びポジティブの印刷パターンを有する第2のフィルムの
各々に熱を加えて板状部材(印刷対象物)に前記塗布物
を転写する熱転写手段とを有するものであることが好ま
しい。
【0015】そして、前記第1のフィルムに部分的に熱
を加えて前記塗布物を前記第2のフィルムに転写排除
し、第1のフィルム及び第2のフィルムのそれぞれにポ
ジティブ及びネガティブのいずれか一方の印刷パターン
を形成する印刷パターン形成手段と、前記印刷パターン
を有する第1のフィルム及び第2のフィルムのいずれか
一方又は各々に熱を加えて板状部材(印刷対象物)に前
記塗布物を転写する熱転写手段とを有するものであるこ
とが好ましい。
【0016】
【作用】上記のように構成された板状部材の印刷装置に
おいては、板状部材を立てた状態で搬送し、その立てた
状態のままで板状部材に印刷する。このため、板状部材
を裏返しすることなく両面に印刷を行うことができる。
そして、板状部材の両面がよく見えるので、印刷状態を
容易に観察することができる。また、板状部材が立って
いるから、両面に埃が付きにくく、綺麗な印刷面に仕上
げることができる。さらに、立てた状態で板状部材を搬
送しているので、搬送に要する床面積が極めて小さくな
る。さらにまた、印刷後も、板状部材を立てた状態のま
ま壁際に沿わせて搬送したり、空中に吊り上げて移送し
たりすることができるので、あらゆる空間のデッドスペ
ースを利用して、複数の他の場所に送ることができる。
【0017】また、印刷機においては、熱により離別可
能な塗布物を有するフィルムに、印刷パターン形成手段
によって熱を加え、不要な塗布物を排除することによ
り、フィルム上に複雑かつ精密な印刷パターンを形成す
ることができる。そして、この印刷パターンが形成され
たフィルムに熱転写手段で熱を加えながら、同フィルム
を板状部材に押し付けることによって、塗布物が板状部
材に転写され、上記印刷パターン通りの印刷が板状部材
になされる。したがって、板状部材が立った状態であっ
ても、インクの垂れなどの問題が生じることなく、シー
ルを貼るような要領で確実に板状部材に印刷することが
できる。しかも、板状部材が多少湾曲していても、フィ
ルムが熱転写手段に押されて板状部材に沿って密着する
ので、確実に印刷することができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図21を
参照して説明する。
【0019】図1及び図2において、1は板状部材の貯
留搬出装置、3は板状部材の搬送手段、4は板状部材の
印刷手段である。
【0020】貯留搬出装置1は、図3〜図6に示すよう
に、板状部材Aを貯留するとともに、同板状部材Aを順
次次工程Yの搬出手段3側に搬出するものであり、この
貯留搬出装置1には、壁体110が設けられているとと
もに、この壁体110に向けて板状部材Aを貯留しつつ
搬送する貯留搬送手段120が設けられている。板状部
材Aは、組み立てれば箱状を呈する段ボールの板状体で
あって、左右の側縁を折り曲げて2枚重ねにしたもので
ある。
【0021】壁体110は、図3に示すように、壁部フ
レーム111によって骨組みが構成されており、この壁
部フレーム111には、ステンレス板の表面を滑らかに
磨いた平面状の壁面112が垂直に取り付けられてい
る。また、貯留搬送手段120は、ベッドフレーム12
1によって骨組みが構成されており、このベッドフレー
ム121には、壁面112に直交する方向に水平に延在
する3つのベルトコンベヤ122が設けられている。ベ
ルトコンベヤ122は、同一の駆動軸に連結された3つ
の駆動ローラ123のそれぞれに搬送ベルト124を巻
回したものである。
【0022】各駆動ローラ123は、壁面112の下方
位置にあって、壁面112に平行に配置されており、各
搬送ベルト124は、その搬送面124aが水平方向に
延在するように保持されている。そして、搬送面124
aの表面は、ゴム等の摩擦係数の大きな材料で形成され
ている。
【0023】ベッドフレーム121には、次工程Y側の
側部にガイドバー125が設けられている。ガイドバー
125は、ベルトコンベヤ122の搬送方向に平行に延
在する案内面125aを有しており、この案内面125
aによって、上記壁面112に斜めに立て掛けられてベ
ルトコンベヤ122上に貯留された複数の板状部材Aの
次工程Y側の側縁を揃えるようになっている。
【0024】また、壁面112の下方位置には、図3及
び図4に示すように、同壁面112の直下位置から、各
駆動ローラ123に巻回された部分の各搬送ベルト12
4の表面に近接し、かつ次工程Y方向に向けて水平に延
在する平板130が設けられている。平板130は、上
面となる一方の面が滑らかに磨かれたステンレス板で形
成されたものであり、壁面112の直下位置には壁面1
12と面一の案内側面131が設けられている。また、
平板130には、各駆動ローラ123の間の隙間部分に
対応する位置に、同隙間にほぼ等しい幅の凹状の溝13
2が形成されている。
【0025】そして、次工程Y側から二つ目の溝132
の部分には、図4及び図5に示すように、最も壁面11
2側の板状部材A1を検出する先端位置検出センサ13
3が設けられている。この先端位置検出センサ133
は、最も次工程Y側の駆動ローラ123の端面に近接し
て設けられており、後述する板状爪220の移動の邪魔
にならないようになっている。そして、この先端位置検
出センサ133は、図5に示すように、壁面112に離
接する方向に設置位置の移動が可能になっており、搬送
ベルト124から平板130に乗り移る直前の最壁面側
板状部材A1を検出して、ベルトコンベヤ122を停止
する信号を発するようになっている。
【0026】この際、最壁面側板状部材A1は、その下
面の反壁面112側の縁部が搬送ベルト124に当接し
た状態で保持されており、これにより同下面が平板13
0より上方に僅かに浮いた状態になっている。この最壁
面側板状部材A1は、図3〜図5に示すように、第1の
吸盤(分離手段、吸着手段)140及び第2の吸盤(分
離手段)141によって、壁面112側に引き寄せられ
るようになっている。
【0027】第1の吸盤140及び第2の吸盤141
は、通常時、壁面112と平板130との間の空間11
3内にあって、壁面112より内側に位置しており、最
壁面側板状部材A1を壁面112側に引き寄せる際に、
空間113から外側に突き出して最壁面側板状部材A1
の表面に吸着し、再び空間113内に戻る際に最壁面側
板状部材A1を壁面112側に引き寄せるようになって
いる。
【0028】また、第1の吸盤140は、ガイドバー1
25側に位置しており、壁面112に沿う方向には固定
された状態になっている。第2の吸盤141は、後述す
る搬出爪(搬出手段)150に取り付けられており、搬
出爪150とともに移動するようになっている。ただ
し、第2の吸盤141は、搬出爪150に弾性部材14
2(図5参照)を介して取り付けられており、弾性部材
142の弾性範囲内で搬出爪150に対して壁面112
の幅方向(すなわち、次工程Yに搬出する方向)に相対
的に移動可能になっている。
【0029】搬出爪150は、最壁面側板状部材A1を
平板130上を摺動させながら次工程Y側に押すことに
よって搬出するものであり、空間113内にあって壁面
112に面一状に露出する掌部150aと、この掌部1
50aの反搬出側の側縁から突き出して最壁面側板状部
材A1の側縁部を抱え込むように屈曲する断面コ字状の
爪部150bとから形成されている。この搬出爪150
は、掌部150aを介してリニアベアリング151及び
ボールねじ152に取り付けられている。
【0030】リニアベアリング151は、搬出爪150
を、壁面112の幅方向に移動自在に案内するものであ
り、ボールねじ152は、ねじ棒153を回転駆動する
ことによって、搬出爪150をリニアベアリング151
に沿って直線方向に移動させるようになっている。そし
て、ねじ棒153は、サーボモータ154によって駆動
されるようになっており、このサーボモータ154に
は、ねじ棒153の回転角度から搬出爪150のねじ棒
153上の位置を割り出すアブソリュートエンコーダ
(幅寸法検出手段)155が設けられている。
【0031】このアブソリュートエンコーダ155は、
搬出爪150に設けた後述する側縁検知センサ(側縁検
知手段)156の位置がガイドバー125の案内面12
5aに一致したときを零点として設定しており、案内面
125aから側縁検知センサ156までの長さを常時測
定することができるようになっている。したがって、側
縁検知センサ156で板状部材Aの反搬出方向の側縁の
位置を検出すれば、その時のアブソリュートエンコーダ
155の値が板状部材Aの幅に相当する。すなわち、側
縁検知センサ156、ボールねじ152、サーボモータ
154及びアブソリュートエンコーダ155によって、
板状部材A1の幅寸法検出手段が構成されている。
【0032】側縁検知センサ156は、図10示すよう
に、爪部150bの背面側に取り付けられた側縁検知用
エアシリンダ157のロッドの先端に設けられている。
この側縁検知センサ156は、壁面112側に引き寄せ
た最壁面側板状部材A1を搬出爪150で搬出した後、
再び搬出開始位置に戻る際に、次の最壁面側板状部材A
1の反搬出側の側縁を検知するようになっている。側縁
検知用エアシリンダ157は、そのロッドを延ばした際
に、側縁検知センサ156を最壁面側板状部材A1に近
接させ、該側縁検知センサ156によって、最壁面側板
状部材A1の厚さ変化を検知させるようになっている。
【0033】すなわち、側縁検知用エアシリンダ157
のロッドを伸ばすことによって、側縁検知センサ156
は、最壁面側板状部材A1がその厚さの約1/2ぐらい
まで離れるようなことがある場合でも、側縁検知センサ
156から発した光が最壁面側板状部材A1で反射して
帰っくるのをキャッチするようになっている。したがっ
て、最壁面側板状部材A1の幅よりこれに隣接する準壁
面側板状部材A2の幅の方が広い場合であっても、側縁
検知センサ156によって、最壁面側板状部材A1の側
縁を検知することができる。また、掌部150aには、
爪部150bで板状部材Aの側縁を保持したことを検知
する側縁保持センサ158が設けられている。
【0034】また、平板130の下方位置には、板状部
材Aが壁面112側に寄り掛かる力を緩和する寄掛力緩
和手段200が設けられている。寄掛力緩和手段200
は、図5に示すように、壁面112のすぐ下側に位置す
る上部梁114に揺動自在に設けられた揺動フレーム2
10と、この揺動フレーム210に設けられ、平板13
0の各溝132から上側に突出する板状爪220とを備
えたものである。
【0035】揺動フレーム210は、図5、図7、図1
1及び図12に示すように、上下方向に延びる3本の基
本柱211と、これらの各基本柱211の下端部を連結
する第1の連結梁212と、同各基本柱211の下端部
近傍を連結する第2の連結梁213とを有するものであ
る。そして、各基本柱211には、板状爪220を上下
方向に案内するレール214が設けられている。この揺
動フレーム210は、中央の基本柱211の上部が、図
5及び図11に示すように、上部梁114に設けられた
上部ブラケット115にピン215を介して連結されて
いる。また、中央の基本柱211の下部は、図5及び図
12に示すように、揺動シリンダ116のロッドに連結
されている。揺動シリンダ116は、エアシリンダによ
って構成されたものであり、上部梁114の下側に位置
する下部梁117に設けられた下部ブラケット118に
ピン119を介して回動自在に設けられている。
【0036】板状爪220は、各基本柱211に設けら
れたものが連結部材221によって一体に構成されてお
り、各板状爪220の先端部には、図5及び図8に示す
ように壁面112と反対を向く面に斜めの切欠面220
aが形成されている。切欠面220aには、各板状爪2
20が平板130から上方に突き出した際に、板状部材
Aを下方から押圧する押圧部材230が設けられてい
る。
【0037】押圧部材230は、図8及び図9に示すよ
うに、切欠面220aの上下方向の中央部に設けられた
水平方向を向くピン231と、このピン231を中心に
して回動自在に設けられた押圧板232と、この押圧板
232を、その先端部が切欠面220aの先端部に当接
するように付勢するねじりコイルばね233とを備えた
ものである。押圧板232は、ステンレスの磨き板で形
成されたものであって、切欠面220aに沿う縦長の長
方形状の平板面232aを有し、この平板面232aの
周縁部から円弧状に湾曲して切欠面220aの周縁部を
囲むように形成した周面部232bを有するものであ
る。
【0038】また、揺動フレーム210には、図5及び
図7に示すように、板状爪220をレール214に沿っ
て昇降させる昇降シリンダ240が設けられている。昇
降シリンダ240は、ロッドレスのエアシリンダにより
構成されたものであり、シリンダ内のピストンに連動し
て外部移動体241が移動するようになっている。
【0039】外部移動体241は、上側ストッパ242
及び下側ストッパ243によってストロークが制限され
るようになっており、この外部移動体241に中央に位
置する板状爪220が連結されている。そして、昇降シ
リンダ240は、下端部が第1の連結梁212に設けら
れた下端保持ブラケット216によって保持され、上部
周面部が左右の基本柱211に掛け渡された周面保持ブ
ラケット217によって保持されている。
【0040】また、壁面112には、図3に示すよう
に、最壁面側板状部材A1の高さを検知する縦長のイメ
ージセンサ(高さ寸法検出手段)160が設けられてい
るとともに、ランダムな高さの板状部材Aのうち特に背
の低い板状部材Aが最壁面側板状部材A1となったとき
に、この背の低い最壁面側板状部材A1の傾きを背の高
い板状部材Aの傾きに合わせる傾き調整手段170が設
けられている。傾き調整手段170は、最壁面側板状部
材A1が特に背の低いものであり、この後方にある板状
部材Aのうち背の高いものが壁面112に当接している
ことを、前記イメージセンサ160で検知した場合に、
ロッド171を突き出して最壁面側板状部材A1を後方
の背の高い板状部材Aの傾きに合わせるようになってい
る。
【0041】ただし、傾き調整手段170は、エアシリ
ンダによって構成されたものであり、少量の板状部材A
の傾きを調整するための極めて小さな推力しか発生しな
いようになっており、段ボールの板状部材Aを傷付ける
ことがない。また、この傾き調整手段170は、第1及
び第2の吸盤140、141で板状部材Aを壁面112
側に引き寄せる際にはロッド171を壁面112内に格
納するようになっている。
【0042】搬送手段3は、図1及び図2に示すよう
に、第1の搬送用ベルトコンベヤ310及び第2の搬送
用ベルトコンベヤ320を有するものである。第1及び
第2の搬送用ベルトコンベヤ310、320は、貯留搬
出手段1の側方に、壁面112に沿って直線状に延在す
るように設けられており、それぞれ独立して作動するよ
うになっている。
【0043】これらの各搬送用ベルトコンベヤ310、
320は、それぞれ幅の狭い帯状の幅狭搬送ベルト33
0と、この幅狭搬送ベルト330を巻回駆動する搬送用
駆動ローラ331と、この搬送用駆動ローラ331に水
平に配置された搬送用自由回転ローラ332と、幅狭搬
送ベルト330の張力を調整する複数の張力調整用ロー
ラ333とを有するものである。
【0044】幅狭搬送ベルト330は、搬送面330a
で板状部材Aを立てた状態で搬送する程度に幅が狭く形
成されており、搬送用駆動ローラ331、搬送用自由回
転ローラ332及び張力調整用ローラ333も幅が狭く
形成されている。また、第1の搬送用ベルトコンベヤ3
10には、壁面112の近傍位置に、板状部材Aを壁面
112から引き出すための引出用ローラ340が設けら
れている。
【0045】引出用ローラ340は、表面がゴムなどの
摩擦係数の大きな材料で形成されたものである。この引
出用ローラ340は、タイミングベルト341、ギヤ3
42及び垂直駆動軸343を介してステップピングモー
タ344に連結されており、搬出爪150による搬出速
度より僅かに速い速度で板状部材Aを引き出すように回
転するとともに、第1の搬送用ベルトコンベヤ310の
搬送速度に同調するように回転するようになっている。
【0046】また、引出用ローラ340の側方には、引
出用ローラ340に平行に垂直バー345が設けられて
おり、この垂直バー345には、引出用ローラ340に
一定のバネ力で当接するピンチローラ346が複数設け
られている。そして、これらの引出用ローラ340及び
ピンチローラ346で、壁面112に沿って搬出されて
くる板状部材Aを確実に挟んで第1の搬送用ベルトコン
ベヤ310側に引き出すようになっている。
【0047】印刷手段4は、第1の搬送用ベルトコンベ
ヤ310及び第2の搬送用ベルトコンベヤ320の側方
に各々1つずつ設けられており、各印刷手段4は、印刷
機410と、板状部材Aの板面を保持する板面保持具4
50と、板状部材Aの位置決めを行う位置決手段460
とを備えている。そして、第1の搬送用ベルトコンベヤ
310の側方に位置する印刷機410と、第2の搬送用
ベルトコンベヤ320の側方に位置する印刷機410と
は、搬送面330aを挟んで左右対称の位置に配置され
ており、各印刷機410によって板状部材Aの両面を印
刷するようになっている。
【0048】印刷機410は、図13に示すように、熱
転写により板状部材Aに印刷を施すものであり、一方の
面に熱により分離可能な印刷用のカーボン(塗布物)を
有するフィルム411が設けられている。フィルム41
1は、カートリッジ状のリール412に巻かれた状態
で、印刷機410内に提供されており、リール412か
ら引き出されたフィルム411が第1のガイドローラ4
13及び第2のガイドローラ414によって、カーボン
を有する面が印刷対象物である板状部材Aに平行に向け
られ、巻取リール415によって巻き取られるようにな
っている。
【0049】リール412と第1のガイドローラ413
との間には、フィルム411のカーボンの内面に沿って
印字ヘッド(印刷パターン形成手段)416が設けられ
ており、カーボンを有する側には、印字ヘッド416に
よって押し付けられるフィルム411を保持するプラテ
ンローラ417が設けられている。
【0050】印字ヘッド416は、多数の点(ドット)
状の発熱抵抗体を有するものであり、各発熱抵抗体が印
字制御部418によって制御されるようになっている。
印字制御部418は、印字ヘッド416の各発熱抵抗体
に流す電流を制御することによって、フィルム411上
の任意な位置に熱を加え、これによってフィルム411
とプラテンローラ417との間に挿入した例えば紙テー
プ419にカーボンを転写するようになっている。この
実施例の場合には、印刷に不要な部分のカーボンを紙テ
ープ419側に排除し、印刷に必要な部分のカーボンを
フィルム411に残すようになっている。すなわち、フ
ィルム411上にはカーボンによる印刷パターンが形成
されるようになっている。また、印字制御部418は印
刷機410を制御する印刷機制御装置424に接続され
ている。
【0051】また、第1のガイドローラ413と第2の
ガイドローラ414との間には熱転写ローラ(熱転写手
段)420が設けられている。この熱転写ローラ420
は、フィルタ411の長手方向に沿って移動自在に設け
られているとともに、フィルタ411に離接する方向に
も移動自在に設けられており、加熱しながらフィルタ4
11を板状部材Aに押し付けて、同フィルム411の長
手方向に沿って移動することにより、フィルム411上
のカーボンを板状部材Aに転写するようになっている。
【0052】フィルム411は、板状部材Aに転写した
部分が巻取リール415によって巻き取られ、代わって
リール412側から印刷パターンを有する部分が第1及
び第2のガイドローラ413、414の間に移動するよ
うになっている。リール412及び巻取リール415
は、それぞれ巻出モータの巻出軸421及び巻取モータ
の巻取軸422に着脱自在に取り付けられており、各モ
ータは、モータ制御部423によって制御されている。
モータ制御部423は、フィルム411の引き出し速度
が一定になるように上記各モータを制御するようになっ
ている。このモータ制御部423は、印刷機410を制
御する印刷機制御装置424に接続されている。
【0053】上記のように構成された印刷機410は、
図1及び図2に示すように、台車430上に載置され
て、第1又は第2の搬送用ベルトコンベヤ310、32
0の側方に位置し、第1及び第2のガイドローラ41
3、414間のフィルム411が板状部材Aに平行に対
向されている。台車430は、印刷機410を上下に移
動する昇降装置431を有するものであり、この昇降装
置431によって板状部材Aの上下方向の印刷位置を調
整するようになっている。この昇降装置431も上記印
刷制御装置424に接続されている。
【0054】板面保持具450は、図13に示すよう
に、保持面451を第1及び第2のガイドローラ41
3、414間のフィルム411に平行に保持することに
より、熱転写ローラ420からの押圧力を板状部材Aの
背面側から支えるものである。この板面保持具450
は、図1及び図2に示すように、垂直駆動軸343に回
動自在に設けられており、保持面451が第1及び第2
のガイドローラ413、414間のフィルム411に離
接する方向に移動するようになっている。
【0055】そして、板面保持具450は、保持面45
1が第1及び第2のガイドローラ413、414間のフ
ィルム411に平行になるように止金452によって固
定されるようになっている。また、垂直駆動軸343に
は、同垂直駆動軸343を中心にして板面保持具450
とともに回動する位置決手段460が設けられている。
【0056】位置決手段460は、図1及び図2に示す
ように、垂直駆動軸343に設けられた複数のプーリ
(図示せず)と、各プーリに巻回された位置決ベルト4
61と、これらの位置決ベルト461によって駆動され
る回転軸462とを備えたものである。回転軸462
は、板面保持具450の側方に設けられたものであっ
て、同板面保持具450とともに第1及び第2のガイド
ローラ413、414間のフィルム411に離接する方
向に移動するようになっている。
【0057】位置決ベルト461は、板面保持具450
が止金452によって固定された状態において、回転軸
462に巻回された部分で板状部材Aに当接して、第1
又は第2の搬送用ベルトコンベヤ310、320と同調
して板状部材Aを搬送するようになっている。この位置
決ベルト461による板状部材Aの移動量は、垂直駆動
軸343に設けた位置決エンコーダ463によって検出
されるようになっている。位置決エンコーダ463は、
図示しないセンサによって、第1又は第2の搬送用ベル
トコンベヤ310、320上の板状部材Aの先端位置を
検出した時の信号によって、板状部材Aの横方向の位置
を特定し、それ以後の板状部材Aの位置を検出するよう
になっている。
【0058】また、第1及び第2の搬送用ベルトコンベ
ヤ310、320の両側部には、引出用ローラ340、
印刷機410、板面保持具450、位置決手段460等
と干渉しない位置に、板状部材Aを案内する柵301が
設けられている。この柵301は、第2の搬送用ベルト
コンベヤ320の最終搬送位置において、搬送面330
aの一方の側にのみに設けられており、この一方の側の
柵301には、板状部材Aを、柵のない他方の側に倒す
エアシリンダ302が設けられている。
【0059】次に、上記のように構成された板状部材の
印刷装置を制御する制御装置について図14を参照して
説明する。
【0060】印刷機制御装置424には、既に示したよ
うに、印刷機のモータ制御部423及び印字制御部41
8、台車430の昇降装置431が接続されており、こ
の他にも位置決エンコーダ463、ステッピングモータ
344、第1のベルトコンベヤ310及び第2のベルト
コンベヤ320などが接続されている。
【0061】また、貯留搬出装置用制御装置100に
は、揺動シリンダ116、ベルトコンベヤ122、先端
位置検出センサ133、第1の吸盤140、第2の吸盤
141、サーボモータ154、アブソリュートエンコー
ダ155、側縁検知センサ156、側縁検知用エアシリ
ンダ157、側縁保持センサ158、イメージセンサ1
60、傾き調整手段170及び昇降シリンダ240など
が接続されている。
【0062】ただし、上記各シリンダは、直接、貯留搬
出装置用制御装置100や印刷機制御装置424に接続
されているわけではなく、各シリンダを制御する電磁弁
等を介して接続されている。そして、貯留搬出装置用制
御装置100及び印刷機制御装置424は、印刷装置全
体を制御するメイン制御装置500に接続されており、
メイン制御装置500は、工場を管理するセントラルコ
ンピュータ600に接続されている。
【0063】次に、上記構成の作用を説明する。
【0064】上記のように構成された板状部材の印刷装
置においては、貯留搬出装置1の壁面112に板状部材
Aを斜めに立て掛けるようにして投入するだけで、最も
壁面112側に位置する板状部材Aから順次次工程Yの
印刷工程に搬出し、板状部材Aの片面あるいは両面に所
定の形状の印刷を自動的に行う。この手順を、図15〜
図17を参照して詳細に説明する。
【0065】まず、壁面112に斜めに立て掛けるよう
にして複数の板状部材Aを貯留搬送手段120上に載置
する。この際、寸法の異なる板状部材Aをランダムに供
給してよい。ただし、板状部材Aの搬出側の側縁をガイ
ドバー125の案内面125aに当接させて、各板状部
材Aの搬出側の側縁を揃える。
【0066】そして、図15のステップSP1に示すよ
うに、ベルトコンベヤ122を起動して板状部材A全体
を壁面112側に搬送する。そうすると、最壁面側板状
部材A1の下面が壁面112側に移動し、該下面が先端
位置検出センサ133で検知されるようになる。ステッ
プSP2では、先端位置検出センサ133が最壁面側板
状部材A1の下面を検知したか否かの判断がなされ、検
知したとの判断によって、ステップSP3に進み、ベル
トコンベヤ122を停止する。
【0067】このときの最壁面側板状部材A1は、図5
に示すように、その下面の反壁面112側の縁部が搬送
ベルト124に当接して保持され、同下面が平板130
より上方に僅かに浮いた状態になっている。この際、壁
面112に当接している板状部材Aの上縁部の位置を、
イメージセンサ160によって下方から走査して検出す
る。これにより、最壁面側板状部材A1の背が特に低
く、後方に背の高い板状部材Aがあることが認識できた
ら、傾き調整手段170からロッド171を突き出して
最壁面側板状部材A1を後方に押圧して、同最壁面側板
状部材A1の傾きを背の高い板状部材Aの傾きに合わせ
てから、ステップSP4へ進む。
【0068】また、最壁面側板状部材A1の後方に背の
高い板状部材Aがあることが認識できなかった場合に
は、ロッド171を突き出すことなく、ステップSP4
に進む。ステップSP4では、第1及び第2の吸盤14
0、141が空間113から突き出して、最壁面側板状
部材A1の表面に吸着し、同板状部材A1を壁面112
側に引き寄せる。そすると、最壁面側板状部材A1が壁
面112及び案内側面131に当接して垂直化され、隣
接する準壁面側板状部材A2との間に三角形状の隙間が
生じる。この際に、イメージセンサ160によって最壁
面側板状部材A1の高さを再度測定し、この高さ寸法を
メイン制御装置500に記憶する。これにより最壁面側
板状部材A1の正確な高さが記録される。
【0069】そして、ステップSP5に進み、搬出爪1
50を次工程Y側への搬出方向に移動して、爪部150
bで最壁面側板状部材A1の側縁部を保持する。この
際、第1及び第2の吸盤140、141が板状部材A1
を吸着し続けているから、搬出爪150は弾性部材14
2の弾性力に抗して移動し、爪部150bで最壁面側板
状部材A1の側縁部を保持するようになる。そして、ス
テップSP6において、側縁保持センサ158が最壁面
側板状部材A1の側縁を検知したか否かの判断がなさ
れ、検知していれば第1及び第2の吸盤140、141
の吸引を停止した後、図16のステップ7に移行する。
【0070】ステップSP7では、昇降シリンダ240
を起動して、板状爪220を上昇させる。そうすると、
準壁面側板状部材A2の内面に沿うように板状爪220
が上昇して行く。そして、押圧板232の平板面232
aの上端が準壁面側板状部材A2の高さの1/2より僅
かに高い位置に達したら、昇降シリンダ240を停止し
て、板状爪220をその位置に保持する。
【0071】そして、ステップSP8−1に示すよう
に、揺動シリンダ116のロッドを縮めると、揺動フレ
ーム210全体がピン215を中心にして揺動して、押
圧板232が準壁面側板状部材A2側に移動する。そう
すると、押圧板232がピン231を中心にして回動し
て、該押圧板状部材A232の平板面232a全体が準
壁面側板状部材A2に密着して、同準壁面側板状部材A
2を反壁面112側に押圧するようになる。これによ
り、準壁面側板状部材A2の上端部が最壁面側板状部材
A1から僅かに離れた状態になる。
【0072】この状態で、ステップSP8−2に示すよ
うに、最壁面側板状部材A1を次工程Yの印刷工程に搬
出する時期まで待機する。そして、ステップSP8−3
に示すように、第1の搬送用ベルトコンベヤ310に位
置する印刷機410で印刷可能な状態になったら、この
信号が印刷機制御装置424からメイン制御装置500
を介して貯留搬出装置用制御装置100に伝えられ、こ
れによりステップSP9に移り、搬出爪150を次工程
Y側に移動して、最壁面側板状部材A1を次工程Yへ搬
出する。搬出後、ステップSP10に示すように、揺動
シリンダ116のロッドを伸ばして、押圧部材230を
壁面112側に移動させ、押圧板232を準壁面側板状
部材A2から離間させた後、ステップSP11に示すよ
うに、昇降シリンダ240を起動して、板状爪220を
降下させる。
【0073】それから、ステップSP12に示すよう
に、ベルトコンベヤ122を起動して、板状部材Aを壁
面112側に移動させる。そして、ステップSP13に
示すように、先端位置検知センサ133が準壁面側板状
部材A2を検知したら、ステップSP14に進み、ベル
トコンベヤ122を停止する。これにより、いままで準
壁面側板状部材A2であった板状部材Aが最壁面側板状
部材A1になる。
【0074】次に、図17のステップSP15に示すよ
うに、側縁検知用エアシリンダ157のロッドを伸ばし
た後、側縁検知センサ156で最壁面側板状部材A1の
反搬出側の側縁を検知しながら、搬出爪150を反搬出
側に移動する。そして、ステップSP16に示すよう
に、側縁検知センサ156が最壁面側板状部材A1の側
縁を検知したら、爪部150bで最壁面側板状部材A1
の側縁を保持できる位置まで、搬出爪150が移動した
後、ステップSP17に示すように、搬出爪150が停
止する。
【0075】ただし、側縁検知センサ156が最壁面側
板状部材A1の側縁を検知した時のアブソリュートエン
コーダ157の値を最壁面側板状部材A1の幅寸法とし
て読取り、メイン制御装置500に記憶する。また、最
壁面側板状部材A1の高さもイメージセンサ160によ
って測定されてメイン制御装置500に記憶されるか
ら、順次次工程Yの印刷工程に搬出する板状部材Aの寸
法が完全に管理された状態になる。
【0076】ステップ17で搬出爪150を停止した
後、壁面112に当接している板状部材Aの上縁部の位
置を、イメージセンサ160によって下方から走査して
検出する。これにより、最壁面側板状部材A1の背が特
に低く、後方に背の高い板状部材Aがあることが認識で
きたら、傾き調整手段170からロッド171を突き出
して最壁面側板状部材A1を後方に押圧して、同最壁面
側板状部材A1の傾きを背の高い板状部材Aの傾きに合
わせる。ただし、最壁面側板状部材A1の後方に背の高
い板状部材Aがない場合には、ロッド171を突き出す
ことがない。
【0077】そして、さらに搬出作業を続行する場合に
は、ステップSP18からステップSP4に移行し、上
記ステップSP4からステップSP18までを繰り返す
ことによって、板状部材Aを順次次工程Yの印刷工程に
搬出する。また、ベルトコンベヤ122上に貯留された
板状部材Aが減少してきたら、新たに板状部材Aを補給
することによって連続的に板状部材Aを次工程Yの印刷
工程に搬出することができる。
【0078】次に、印刷工程における動作を説明する。
【0079】まず、図18のステップSP101に示す
ように、メイン制御装置500に記録された板状部材A
の縦横の寸法により、次に印刷すべき印字パターンの司
令信号がメイン制御装置500から第1の搬送用ベルト
コンベヤ310の印刷機制御装置410に出力され、印
字ヘッド416によってフィルム411上に印字パター
ンが形成される。そして、ステップSP102に示すよ
うに、フィルム411が移動して、印字パターンを有す
る部分が第1及び第2のガイドローラ413、414の
間に位置する。
【0080】これにより、第1の搬送用ベルトコンベヤ
310の印刷機410が印刷可能な状態になり、ステッ
プSP103に示すように、印刷可能信号が印刷機制御
装置424からメイン制御装置500に出力され、この
印刷可能信号によって貯留搬出装置1から板状部材Aが
一枚搬出される。そうすると、ステップSP104に示
すように、引出用ローラ340とピンチローラ346で
板状部材Aを挟んで第1の搬送用ベルトコンベヤ310
側に引き入れるようになる。引き入れられた板状部材A
は第1の搬送用ベルトコンベヤ310で印刷機410の
位置へ運ばれる。
【0081】板状部材Aが印刷機410に近付いてくる
と、図19のステップSP105に示すように、位置決
ベルト462及び第1の搬送用ベルトコンベヤ310で
板状部材Aを搬送するようになる。そして、図示ないセ
ンサで板状部材Aの先端位置が検知されると、印刷機4
10に対する板状部材Aの位置が確認され、それ以後の
板状部材Aの位置が位置決エンコーダ463によって検
出される。第1の搬送用ベルトコンベヤ310は、板状
部材Aが正規の印刷位置に達する少し手前で、一旦減速
してから正規の印刷位置で停止する。
【0082】また、上下方向の印刷位置は、印刷機41
0を昇降装置431によって上下に移動することによっ
て行う。このようにして、板状部材Aの印刷位置が決定
されると、ステップSP106に示すように、印刷機4
10の熱転写ローラ420がフィルム411を板状部材
Aに押し付けるようにして、同フィルム411の長手方
向に移動する。これによって、フィルム411上の印刷
パターンが板状部材Aの一方の面に転写され、印刷が完
了する。
【0083】印刷が完了したら、ステップSP107に
示すように、第1の搬送用ベルトコンベヤ310及び第
2の搬送用ベルトコンベヤ320を起動して、板状部材
Aを第2の搬送用ベルトコンベヤ320の印刷機410
へ移動する。この印刷機410でも、上記ステップSP
101〜ステップSP106を実行することによって、
板状部材Aの他方の面に印刷をする。ただし、ステップ
SP103に示す印刷可能信号は、第1の搬送用ベルト
コンベヤ310の印刷機制御装置424に対して発せら
れ、この印刷可能信号によって、板状部材Aが第2の搬
送用ベルトコンベヤ320側に送り出されるようにな
る。
【0084】そして、第2の搬送用ベルトコンベヤ32
0の印刷機410により印刷が終了すると、第2の搬送
用ベルトコンベヤ320によって、板状部材Aがエアシ
リンダ302の位置へ送られ、このエアシリンダ302
によって、板状部材Aが例えば外部に置かれたパレット
上に倒される。
【0085】また、第1の搬送用ベルトコンベヤ310
側では、印刷が終了すると、ステップSP108に示す
ように、貯留搬出装置1からの板状部材Aの搬出を続行
するか否かの判断がなされ、搬出を続行するのであれ
ば、ステップSP101に移り、上記印刷を繰り返す。
板状部材Aの搬出を続行しないのであれば、その時点で
印刷は終了する。
【0086】次に、板状部材Aに種々の印刷パターンを
選択して印刷する方法を説明する。まず、メイン制御装
置500に、段ボール箱の板状体(いわゆる段ボールブ
ランク)として提供される板状部材Aの縦横の各種寸法
を入力しておくとともに、種々の印刷パターンを入力し
ておく。たとえば、表1及び表2に示すように、通常使
われている板状部材Aの縦横の寸法と、各種の印刷パタ
ーンを入力する。
【0087】
【表1】
【表2】 また、セントラルコンピュータ600には、工場の生産
計画として、表3に示すものが入力されているとする。
【0088】
【表3】 そうすると、印刷の開始時点では、メイン制御装置50
0のディスプレイには、セントラルコンピュータ600
から入力された上記表3に示すデータが表示される。そ
して、印刷が開始されると、貯留搬出装置1から搬出さ
れる板状部材Aの縦横の寸法を貯留搬出装置1で測定し
て、メイン制御装置500に出力する。メイン制御装置
500では、板状部材Aの寸法に合った印刷パターンを
生産計画の中から選んで、所定の印刷パターンを印刷す
る司令を印刷機制御装置424に出力する。例えば、a
1×b1の板状部材Aであれば、まずA1の印刷パター
ンで印刷するように、メイン制御装置500から印刷機
制御装置424に司令信号が出力される。そして、一枚
の板状部材Aに対する印刷が終了するごとに、ディスプ
レイ上の印刷枚数が減少する。
【0089】また、貯留搬出装置1に、異なる寸法の板
状部材Aをランダムに提供している場合には、印刷機4
10では異なる印刷パターンの印刷がランダムに行われ
ることになる。そして、すでに計画枚数の印刷が終了し
た板状部材Aが印刷工程側に搬出されることも起こり得
るが、この場合には、計画枚数を終了しているので、印
刷機410では印刷を行わずそのまま通過してしまう。
また、シリアルナンバーなどのように毎回異なる数字や
バーコードを印刷することができる。
【0090】上記のように構成された板状部材の印刷装
置によれば、第1及び第2の吸盤140、141によっ
て、最壁面側板状部材A1を壁面112側に引き寄せて
いるので、最壁面側板状部材A1のみを確実に壁面11
2側に引き寄せて垂直化することができる。そして、最
壁面側板状部材A1の引き寄せ開始時点では、最壁面側
板状部材A1の下面が平板130から浮いているので、
引き寄せる際に最壁面側板状部材A1の下面と平板13
0との間に摩擦が生じることない。したがって、最壁面
側板状部材A1を壁面112側にスムーズに引き寄せる
ことができる。
【0091】また、最壁面側板状部材A1を垂直化する
ことによって、最壁面側板状部材A1と他の板状部材A
との間に三角形状の隙間を生じさせ、これによって該最
壁面側板状部材A1を他の板状部材Aから完全に分離す
ることができるから、最壁面側板状部材A1のみを確実
に次工程に搬出することができる。しかも、最壁面側板
状部材A1に寄り掛かる他の板状部材Aからの力を寄掛
力緩和手段200によって緩和することができるから、
最壁面側板状部材A1を傷付けることなく小さな力でス
ムーズに搬出することができる。しかも、段ボールであ
る板状部材Aのコルゲートが潰れるのも防止することが
できる。
【0092】ただし、この実施例においては、寄掛力緩
和手段112によって、準壁面側板状部材A2を最壁面
側板状部材A1から完全に離間させているので、例えば
板状部材Aに、図20に示すように重ね合わせ部に生じ
た段部Aaや、図21に示すように段ボール箱の蓋等を
形成するためのスリットAbがあったり、あるいはホッ
クやホチキスの針が露出していたとしても、搬出の際
に、段部AaやスリットAbやホック等がかみ合ってし
まい搬出ができなくなってしまったり、ホックやホチキ
スの針が引っ掛かって最壁面側板状部材A1や準壁面側
板状部材A2に傷が付いたりすることを防止することが
できる。
【0093】さらに、板状部材Aをベルトコンベヤ12
2上に補給する際には、ベルトコンベヤ122が水平方
向に延在しているから、従来のように板状部材を高い位
置まで運んでから投入するような極めて労力を要する作
業をする必要がなく、容易に板状部材Aを補給すること
ができるとともに、補給の際の落下の衝撃により板状部
材Aに付着した埃が飛散することも防止することができ
る。
【0094】そして、板状部材Aを立てた状態で水平方
向に並べて貯留しているので、寸法の異なる板状部材A
をランダムに貯留することができ、また早期に搬出した
い板状部材Aを先に搬出する位置の板状部材Aの間に割
り込ませたり、不要となった板状部材Aを取り出したり
することができ、極めて実用に即した便利な使い方をす
ることができる。
【0095】また、印刷工程では、板状部材Aを立てた
状態で搬送しているから、搬送経路の平面視的なスペー
スの縮小化を図ることができるとともに、印刷のための
平面視的なスペースの縮小化を図ることができる。しか
も、印刷工程には、板状部材Aが立てた状態で搬入され
てくるから、印刷工程でわざわざ立てる手間が省け、極
めて能率よく印刷をすることができる。
【0096】さらにまた、板状部材Aを立てた状態で同
板状部材Aに印刷しているから、板状部材Aを裏返しす
ることなく板状部材Aの両面を印刷することができる。
そして、板状部材Aを搬送している時に、板状部材Aの
印刷部をそのまま観察することができるので、印刷部の
検査を極めて容易に行うことができる。また、板状部材
Aを立てた状態で搬送しているから印刷する面に埃が付
きにくく、印刷を綺麗に仕上げることができる。
【0097】さらにまた、印刷後も、板状部材Aを立て
た状態のまま壁際に沿って搬送したり、中空に吊り下げ
て搬送したりすることによって、あらゆる空間のデッド
スペースを搬送経路として有効に使用することができ
る。
【0098】また、生産計画にしたがって、必要な印刷
を短時間で行うことができるので、種々の印刷を施した
板状部材Aを保管しておく必要がなく、倉庫費用などの
保管に要する費用の低減を図ることができる。
【0099】一方、印刷機410においては、印字ヘッ
ド416により、フィルム411上に正確かつ精密な印
刷パターンを形成することができるから、このフィルム
411を板状部材Aに熱転写することにより、正確かつ
精密な印刷を行うことができる。また、フィルム411
が板状部材Aに自由に沿うことができるので、板状部材
Aに反りがあるような場合でも、板状部材Aに綺麗に印
刷することができる。
【0100】さらに、板状部材Aが立っていても、イン
クが垂れるようなことがなく、この点からも板状部材A
に綺麗に印刷することができる。しかも、シリアルナン
バー等のように板状部材Aごとに異なる数字やバーコー
ドを印刷を行うことができる。そして、精密に印刷する
ことができることから、読み誤るようなバーコードを印
刷するようなこともない。
【0101】なお、上記実施例においては、壁面112
を垂直に設置した例を示したが、この壁面112は、板
状部材Aが壁面112に密着した状態で安定するよう
に、上端部が反貯留搬送手段120側に位置するように
僅かに斜めに傾けて設置してもよいことはいうまでもな
い。
【0102】また、寄掛力緩和手段200は、揺動シリ
ンダ116のロッドを縮めることによって、押圧板23
2を反壁面112側に移動させ、これによって準壁面側
板2を最壁面側板状部材A1から離すように構成した
が、この寄掛力緩和手段200は、板状爪220を単に
上昇させることにより、押圧板232を準壁面側板状部
材A2にあてがい、同準壁面側板状部材A2の最壁面側
板状部材A1に寄り掛かる力を低減するように構成した
ものであってもよい。また、寄り掛かる力が小さい場合
には、寄掛力緩和手段200を設けなくてもよいことは
いうまでもない。
【0103】さらに、壁面112には、板状部材Aが寄
り掛かる寄掛力を検出する寄掛力検出手段を設けていな
いが、この寄掛力を検知する寄掛力検知手段(図示せ
ず)を設けてもよいことはいうまでもない。この寄掛力
検知手段としては、例えばロードセルで壁面112の四
隅部を裏面側から保持することによって、壁面112に
寄り掛かる力を検知するようにしてもよく、あるいは壁
面112を上端部を支点にして揺動自在に設置しておい
て、壁面112の上下方向中間位置を圧力スイッチで裏
側から保持することによって、一定の力以上に達した寄
掛力を圧力スイッチで検出するようにしてもよい。
【0104】このように、寄掛力検出手段を有する場合
には、図15のステップSP6において、側縁保持セン
サ158で最壁面側板状部材A1の側縁を検知したか否
かの判断をすると同時に、寄掛力検出手段で壁面112
に作用する寄掛力を検出する。そして、制御装置にあら
かじめ入力されていた寄掛力の許容値より検出した寄掛
力の方が大きい場合には、図16に示すステップSP7
以降の動作をそのまま行い、また寄掛力の許容値より検
出した寄掛力の方が小さい場合には、ステップSP7、
ステップSP8を実行せず、直接ステップSP9に移っ
て、搬出爪150で最壁面側板状部材A1を搬出する。
そして、ステップSP10、ステップSP11を実行せ
ずステップSP12に移る。
【0105】すなわち、検出した寄掛力が寄掛力の許容
値より小さい場合には、寄掛力緩和手段200を作動さ
せることなく、最壁面側板状部材A1を搬出する。この
ため、寄掛力検出手段を有する場合には、寄掛力緩和手
段200を作動させないですむ分だけ、板状部材Aを搬
出する間隔を短くすることができるという利点がある。
ただし、上記寄掛力の許容値は、寄掛力よって生ずる摩
擦力等に抗して最壁面側板状部材A1を次工程に十分搬
出することができる程度の値に設定されいる。
【0106】また、板状部材Aとして、組み立てれば箱
状を呈する段ボールの板状体を示したが、単なる平板状
の段ボールでもよく、またベニヤ板など他の材料からな
る板状部材であってもよいことはいうまでもない。
【0107】さらに、押圧部材230は、図22及び図
23に示すように、板状爪220の切欠面220aにス
ポンジ状の弾性部材250を介して押圧板251を設け
たものであってもよい。押圧板251は、長方形の平面
状の平板部251aと、弾性部材を250を囲むように
滑らかに湾曲させた周面部251bとによって一体に形
成されたものである。この押圧板251は、板状爪22
0には固定されておらず、準壁面側板状部材A2を押圧
する際には同準壁面側板状部材A2に自由に密着するよ
うになっている。
【0108】さらにまた、幅寸法検出手段としては、ガ
イドバー125の案内面125aを基準にして、最壁面
側板状部材A1の反搬出側の側縁の位置を検出すること
によって、最壁面側板状部材A1の幅寸法を測定するよ
うに構成したが、最壁面側板状部材A1の搬出側及び反
搬出側の両側縁の位置を検出することによって、最壁面
側板状部材A1の幅寸法を測定するように構成してもよ
い。
【0109】この場合には、図17のステップSP15
で搬出爪150を反搬出側に移動する前に、一度、搬出
爪150を搬出側に移動して、側縁検知センサ156で
最壁面側板状部材A1の搬出側の側縁を検知した後、搬
出爪150を反搬出側に移動する。そして、ステップS
P16に移る。ただし、アブソリュートエンコーダ15
5の代わりに、インクリメンタル方式のエンコーダを用
いて、最壁面側板状部材A1の搬出側の側縁を検知した
位置から、同最壁面側板状部材A1の反搬出側の側縁を
検知する位置までの発生パルス数を数えて、このパルス
数から最壁面側板状部材A1の幅寸法を計算するように
する。
【0110】すなわち、ねじ棒153に沿って、搬出爪
150が例えば1mm移動した際に、インクリメンタル
方式のエンコーダから1パルスが発生するように、ねじ
棒153のリード角等を設定しておいて、最壁面側板状
部材A1の搬出側の側縁を検知した位置から、同最壁面
側板状部材A1の反搬出側の側縁を検知する位置までに
発生した全パルス数を1mm単位の寸法に換算して、最
壁面側板状部材A1の幅寸法を測定するようになってい
る。もちろん、1パルスが0.1mmに相当するように
構成したり、10mmに相当するように構成したりする
ことにより、0.1mmの精度、10mmの精度、その
他の寸法精度で板状部材Aの幅を測定するように構成し
てもよい。
【0111】上記のように、最壁面側板状部材A1の両
側縁の位置を測定することによって板状部材Aの幅寸法
を測定するものにおいては、板状部材Aがガイドバー1
25から離れていても、板状部材Aの寸法を正確に測定
することができるという利点がある。
【0112】また、側縁検知センサ156は、側縁検知
用エアシリンダ157のロッドの先端に取り付けるよう
に構成したが、図24に示すように、側縁検知用エアシ
リンダ157のロッドの先端に軸方向に伸縮自在に設け
られたガイドローラ構造部260に設けてもよい。すな
わち、ガイドローラ構造部260は、側縁検知用エアシ
リンダ157のロッドに軸方向に移動自在に嵌合する伸
縮棒261と、この伸縮棒261の先端に設けられたロ
ーラブラケット262と、伸縮棒261の外周部に設け
られ、伸縮棒261が伸びる方向にローラブラケット2
62を付勢するコイルスプリング263と、ローラブラ
ケット262に回転自在に保持され、板状部材Aに当接
しながら転動するローラ264とを備えたものである。
【0113】側縁検知センサ156は、上記ローラブラ
ケット262に設けられており、最壁面側板状部材A1
に放射した光が同板状部材A1で反射して帰ってくる光
を検知することによって、最壁面側板状部材A1の側縁
を検知するようになっている。そして、側縁検知センサ
156は、最壁面側板状部材A1の表面より少なくとも
同板状部材A1の厚さの1/2の深さにまで達した光の
反射光を検知するように、ローラブラケット262上の
位置が設定されている。
【0114】したがって、最壁面側板状部材A1に隣接
して幅の広い準壁面側板状部材A2があっても、ローラ
264が最壁面側板状部材A1から準壁面側板状部材A
2に乗り移る際に、側縁検知センサ156で反射光を検
知できない状態になる。この状態が最壁面側板状部材A
1の側縁を検知した状態である。また、ローラ264の
径は、同ローラ264が最壁面側板状部材A1の側縁か
ら同最壁面側板状部材A1の表面に容易に乗り上げるこ
とができるように、最壁面側板状部材A1の厚さにより
十分大きくすることが好ましい。
【0115】上記のようにガイドローラ構造部260を
設けた場合には、最壁面側板状部材A1の停止位置にば
らつきが生じても、側縁検知センサ156と最壁面側板
状部材A1との間の寸法が一定になるから、最壁面側板
状部材A1の搬出側の側縁及び反搬出側の側縁を確実に
検出することができる。
【0116】また、印刷機410は、図13に示すよう
に構成したが、図25〜図31の各図に示すように構成
してもよい。以下、図25〜図31の各図に示す印刷機
について説明する。ただし、図13と共通する構成要素
には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0117】すなわち、図25に示す印刷機700は、
印字ヘッド416でカーボンCによる印刷パターンC1
をフィルム411上に形成し、この印刷パターンC1を
板状部材Aに転写した後の使用済みフィルム411aを
複数のガイドローラ701を用いて、印字ヘッド416
部まで案内し、この使用済みフィルム411aに、印刷
パターンC1を形成する上で不要となるカーボンCを転
写するものである。この印刷機700の場合には、不要
なカーボンCを使用済みのフィルム411aに転写する
ことができるので、不要なカーボンCの転写のために紙
テープ419を用いる必要がなく、極めて経済的であ
る。
【0118】また、図26に示す印刷機710は、印字
ヘッド416でカーボンCによるポジティブの印刷パタ
ーンC1をフィルム411上に形成し、この印刷パター
ンC1を板状部材Aに転写して使用済みとなったフィル
ム411aを複数のガイドローラ711を介して、印字
ヘッド416部まで案内するようになっている。そし
て、使用済みフィルム411aに、印刷パターンC1を
形成する上で不要となるカーボンCを転写することによ
って、同使用済みフィルム411aにネガティブの印刷
パターンC2を形成するものである。さらに、使用済み
フィルム411aは、第3のガイドローラ712及び第
4のガイドローラ713によって板状部材Aに平行に配
置され、第2の熱転写ローラ714によって、ネガティ
ブの印刷パターンC2が板状部材Aに転写されるように
なっている。
【0119】この印刷機710の場合には、使用済みの
フィルム411aを利用することができるので経済的で
あるとともに、板状部材Aにポジティブの印刷パターン
C1とネガティブの印刷パターンC2とを同時に印刷す
ることができるという利点がある。また、印刷機710
は、図27に示すように、フィルム411にネガティブ
の印刷パターンC2を形成し、使用済みフィルム411
aにポジティブの印刷パターンC1を形成して、板状部
材Aに同時に印刷してもよく、またポジティブ又はネガ
ティブのいずれか一方の印刷パターンのみを板状部材A
に転写するようにしてもよい。
【0120】図28に示す印刷機720は、カーボンC
を有する第1のフィルム411と、この第1のフィルム
411から不要なカーボンCを熱転写により受け取る第
2のフィルム721を有するものである。第2のフィル
ム721は、第2のリール722から引き出され、印字
ヘッド416とプラテンローラ417との間を通ってか
ら第2の巻取リール723によって巻き取られるように
なっている。第2のリール722及び第2の巻取リール
723は、それぞれ第2の巻出モータの巻出軸724及
び第2の巻取モータの巻取軸725に着脱自在に取り付
けられており、各モータは、モータ制御部423によっ
て制御されている。
【0121】モータ制御部423は、第2のフィルム7
21の引き出し速度が第1のフィルム411の引き出し
速度と同調するように上記各モータを制御するようにな
っている。この印刷機720の場合には、第1のフィル
ム411にポジティブの印刷パターンC1を形成し、こ
の第1のフィルム411を使って印刷するようになって
いる。
【0122】図29に示す印刷機730は、第2のフィ
ルム721を使って板状部材Aに印刷するものである。
第2のフィルム721は、印字ヘッド416によりポジ
ティブの印刷パターンC1を第1のフィルム411から
得るようになっており、第3のガイドローラ731及び
第4のガイドローラ732によって板状部材Aに平行に
配され、第2の熱転写ローラ733によって、ポジティ
ブの印刷パターンC1が板状部材Aに転写されるように
なっている。
【0123】図30に示す印刷機740は、第1のフィ
ルム411及び第2フィルム721の両者を使用して印
刷するようにしたのもである。すなわち、第1のフィル
ム411には、ポジティブの印刷パターンC1が形成さ
れ、第2のフィルム721にはネガティブの印刷パター
ンC2が形成されるようになっており、それぞれ、第1
の熱転写ローラ420及び第2の熱転写ローラ733に
よって、各印刷パターンC1、C2が板状部材Aに転写
されるようになっている。
【0124】また、印刷機740は、図31に示すよう
に、第1のフィルム411に、ネガティブの印刷パター
ンC2を形成し、第2のフィルム721に、ポジティブ
の印刷パターンC1を形成して、同時に板状部材Aに印
刷してもよく、またポジティブ又はネガティブのいずれ
か一方の印刷パターンのみを板状部材Aに転写するよう
にしてもよい。
【0125】図32に示す印刷機750は、カーボンC
を有する第1のフィルム411と、カーボンを有しない
第2のフィルム721とを重ねてリール412に巻いた
ものを使用して印刷するものである。すなわち、印刷機
750は、図30及び図31に示す第1のフィルム41
1及び第2のフィルム721の代わりに、第1のフィル
ム411と第2のフィルム721と重ねてリール412
に巻いたもの(図33参照)を用いたものである。ま
た、上記のように重ねて巻いたフィルムを、図28及び
図29に示す第1のフィルム411及び第2のフィルム
721の代わりに用いてもよい。
【0126】また、上記実施例においては、第2の搬送
用ベルトコンベヤ320から運ばれてきた板状部材Aを
第2の搬送用ベルトコンベヤ320の側方に単に倒すよ
うに構成したが、図34に示すように、板状部材Aの
(縦×横)の寸法が例えば(a1×b1)、(a2×b
2)、(a3×b3)、(a4×b5)に別れていた場
合、同じ寸法の板状部材Aが、第2の搬送用ベルトコン
ベヤ320上の同じ位置で同じ方向に倒されるように構
成して、同じ寸法の板状部材A同志が積み重なるように
構成してもよい。この場合には、板状部材Aを大きさ別
に整理する手間が省けるので、極めて便利である。しか
も、印刷枚数の多い少いを一目で把握することができ
る。
【0127】さらに、第1の搬送用ベルトコンベヤ31
0又は第2の搬送用ベルトコンベヤ320の側方に、板
状部材Aにラベルを貼る装置を設けてもよい。
【0128】また、上記実施例においては、印刷機41
0に対する板状部材Aの横方向の位置を位置決手段46
0によって検出するように構成したが、図35に示す位
置検出手段760によって検出してもい。すなわち、位
置検出手段760は、第1又は第2の搬送用ベルトコン
ベヤ310、320上によって柵301内を立て状態で
搬送されてくる板状部材Aに当接する位置検出用ゴム車
761と、この位置検出用ゴム車761の回転角度を検
出する位置検出用エンコーダ762と、ベルトコンベヤ
のフレーム303に取り付けられ、位置検出用エンコー
ダ762をピン763を中心にして揺動自在に保持する
ブラケット764と、位置検出用ゴム車761を板状部
材A側に弾性的な力で押し付ける付勢部材(図示せず)
とを備えたものである。
【0129】位置検出用エンコーダ762は、図示しな
いセンサによって、第1又は第2の搬送用ベルトコンベ
ヤ310、320上の板状部材Aの先端位置を検出した
時の信号によって、板状部材Aの搬送方向(横方向)の
位置を特定し、それ以後の板状部材Aの位置を検出する
ようになっている。そして、板状部材Aの搬送は、第1
又は第2の搬送用ベルトコンベヤ310、320のみで
行い、板状部材Aを所定の位置に停止させる少し手前
で、コンベヤによる搬送速度を一旦減速してから正規の
位置で停止する。したがって、板状部材Aを、指定され
た印刷位置に正確に停止することができる。
【0130】また、図35において、符号765は、板
状部材Aがないときに、位置検出用ゴム車761が板状
部材A側に入り過ぎないようにするためのストッパであ
る。
【0131】
【発明の効果】本発明の印刷装置によれば、板状部材を
立てた状態で搬送し、その立てた状態のままで板状部材
に印刷することができるから、板状部材を裏返しするこ
となく板状部材の両面に印刷を行うことができる。しか
も、板状部材の両面がよく見えるので、印刷の良否を簡
単に検査することができる。さらに、板状部材が立って
いることから、同板状部材の両面に埃が付きにくく、印
刷を綺麗に仕上げることができる。
【0132】またさらに、立てた状態で板状部材を搬送
しているので、搬送に要する床面積が極めて小さくなる
という利点がある。そして、印刷後も、板状部材を立て
た状態のまま壁際に沿わせて移送したり、空中に吊り上
げて移送したりすることができるので、あらゆる空間の
デッドスペースを利用して、複数の場所に送ることがで
きる。
【0133】また、印刷機によれば、熱により離別可能
な塗布物を有するフィルムに、熱転写によって印刷パタ
ーンを形成しているので、フィルム上には複雑で精密な
図柄等の印刷パターンを形成することができる。そし
て、この印刷パターンを有するフィルムに熱を加えなが
ら、同フィルムを板状部材に押し付けることによって、
上記塗布物を板状部材に転写するので、上記印刷パター
ン通りの複雑かつ精密な印刷を板状部材上に行うことが
できる。しかも、板状部材を立った状態で印刷しても、
インクが垂れるなどの問題がなく、シールを貼るような
要領で確実に印刷することができる。さらに、フィルム
が熱転写手段に押されて板状部材に沿って密着するよう
になるので、板状部材に多少の反りや湾曲があっても、
確実に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示した板状部材の印
刷装置の平面図。
【図2】同板状部材の印刷装置の側面図。
【図3】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置を示す斜
視図。
【図4】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の要部斜
視図。
【図5】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の要部側
面図。
【図6】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の要部平
面図。
【図7】図5のV矢視図。
【図8】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の押圧部
材を示す側面図。
【図9】図8のVII −VII 線に沿う断面図。
【図10】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の側縁
検知センサを示す平面図。
【図11】図5のIX−IX線に沿う矢視図。
【図12】図5のX−X線に沿う断面図。
【図13】同板状部材の印刷装置の印刷機の構成を示す
図。
【図14】同板状部材の印刷装置の制御装置の構成を示
すブロック図。
【図15】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置の作動
順序の流れを示す第1の流図。
【図16】図15の第1の流図からの連続した作動順序
の流れを示す第2の流図。
【図17】図16の第2の流図からの連続した作動順序
の流れを示す第3の流図。
【図18】同板状部材の印刷装置の印刷工程における作
動順序の流れを示す第1の流図。
【図19】図18の第1の流図からの連続した作動順序
の流れを示す第2の流図。
【図20】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置に供給
される板状部材であって、段部を有する板状部材を示す
断面図。
【図21】同板状部材の印刷装置の貯留搬出装置に供給
される板状部材であって、スリットを有する段ボールの
板状部材を示す平面図。
【図22】同板状部材の印刷装置の押圧部材の他の例を
示す側面図。
【図23】図22のL−L線に沿う断面図。
【図24】同板状部材の印刷装置の側縁検知センサの他
の取り付け構造を示す斜視図。
【図25】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第1の
例を示す図。
【図26】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第2の
例を示す図。
【図27】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第3の
例を示す図。
【図28】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第4の
例を示す図。
【図29】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第5の
例を示す図。
【図30】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第6の
例を示す図。
【図31】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第7の
例を示す図。
【図32】同板状部材の印刷装置の印刷機の他の第8の
例を示す図。
【図33】同板状部材の印刷装置の印刷機で使われるフ
ィルムの例を示す斜視図。
【図34】同板状部材の印刷装置の印刷工程終了端部に
おける板状部材Aの仕分けを行う構成を示した平面図。
【図35】同板状部材の印刷装置の他の位置検出手段の
例を示す断面図。
【符号の説明】
3 搬送手段 120 貯留搬送手段 410 印刷機 411 フィルム(第1のフィルム) 420 熱転写手段(熱転写ローラ) 721 第2のフィルム A 板状部材(印刷対象物) C 塗布物(カーボン) C1 印刷パターン(ポジティブの印刷パターン) C2 ネガティブの印刷パターン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材を立てた状態のまま搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段の側方に設けられ、立てた状態の板状部材
    に文字や図柄等を印刷する印刷機とを備えたことを特徴
    とする板状部材の印刷装置。
  2. 【請求項2】 立てた状態で貯留している板状部材を、
    立てた状態のまま1枚ずつ搬出する板状部材の貯留搬出
    装置と、 この貯留搬出装置から搬出された板状部材を立てた状態
    のまま搬送する搬送手段と、 この搬送手段の側方に設けられ、立てた状態の板状部材
    に文字や図柄等を印刷する印刷機とを備えたことを特徴
    とする板状部材の印刷装置。
  3. 【請求項3】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有するフィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムに印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて板
    状部材に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有するも
    のであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    板状部材の印刷装置。
  4. 【請求項4】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有するフィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムに印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて板
    状部材に前記塗布物を転写する熱転写手段と、 この熱転写手段によって前記塗布物が板状部材側に転写
    排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形成手段
    で別離排除された塗布物が転写されるように、同使用済
    フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案内する
    フィルム案内手段とを有するものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の板状部材の印刷装置。
  5. 【請求項5】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有するフィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにポジティブの印刷パタ
    ーンを形成する印刷パターン形成手段と、 前記ポジティブの印刷パターンが形成されたフィルムに
    熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する第1の熱転
    写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が板状部材側
    に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形
    成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、同
    使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案
    内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてネガティブの印刷パターンが形成された前記使用済
    フィルムに熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する
    第2の熱転写手段とを有するものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の板状部材の印刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有するフィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにネガティブの印刷パタ
    ーンを形成する印刷パターン形成手段と、 前記ネガティブの印刷パターンが形成されたフィルムに
    熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する第1の熱転
    写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が板状部材側
    に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形
    成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、同
    使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案
    内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてポジティブの印刷パターンが形成された前記使用済
    フィルムに熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する
    第2の熱転写手段とを有するものであることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の板状部材の印刷装置。
  7. 【請求項7】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有するフィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにポジティブ及びネガテ
    ィブのいずれか一方の印刷パターンを形成する印刷パタ
    ーン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて板
    状部材に前記塗布物を転写する第1の熱転写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が板状部材側
    に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形
    成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、同
    使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案
    内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてポジティブ及びネガティブのいずれか一方の印刷パ
    ターンが形成された前記使用済フィルムに熱を加えて板
    状部材に前記塗布物を転写する第2の熱転写手段とを有
    するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の板状部材の印刷装置。
  8. 【請求項8】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有する第1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物による印刷パターンを形成する印刷パターン形成手
    段と、 前記印刷パターンを有する第1のフィルムに熱を加えて
    板状部材に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有する
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の板状部材の印刷装置。
  9. 【請求項9】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物を
    有する第1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第2のフィルムに塗
    布物による印刷パターンを形成する印刷パターン形成手
    段と、 前記印刷パターンを有する第2のフィルムに熱を加えて
    板状部材に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有する
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の板状部材の印刷装置。
  10. 【請求項10】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物
    を有する第1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物によるポジティブの印刷パターンを形成するととも
    に第2のフィルムにネガティブの印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記ポジティブの印刷パターンを有する第1のフィルム
    及びネガティブの印刷パターンを有する第2のフィルム
    の各々に熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する熱
    転写手段とを有するものであることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の板状部材の印刷装置。
  11. 【請求項11】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物
    を有する第1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物によるネガティブの印刷パターンを形成するととも
    に第2のフィルムにポジティブの印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記ネガティブの印刷パターンを有する第1のフィルム
    及びポジティブの印刷パターンを有する第2のフィルム
    の各々に熱を加えて板状部材に前記塗布物を転写する熱
    転写手段とを有するものであることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の板状部材の印刷装置。
  12. 【請求項12】 印刷機は、熱により離別可能な塗布物
    を有する第1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルム及び
    第2のフィルムのそれぞれにポジティブ及びネガティブ
    のいずれか一方の印刷パターンを形成する印刷パターン
    形成手段と、 前記印刷パターンを有する第1のフィルム及び第2のフ
    ィルムのいずれか一方又は各々に熱を加えて板状部材に
    前記塗布物を転写する熱転写手段とを有するものである
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の板状部材
    の印刷装置。
  13. 【請求項13】 熱により離別可能な塗布物を有するフ
    ィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムに印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて印
    刷対象物に前記塗布物を転写する熱転写手段とを備えた
    ことを特徴とする印刷機。
  14. 【請求項14】 熱により離別可能な塗布物を有するフ
    ィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムに印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて印
    刷対象物に前記塗布物を転写する熱転写手段と、 この熱転写手段によって前記塗布物が印刷対象物側に転
    写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン形成手
    段で別離排除された塗布物が転写されるように、同使用
    済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に案内す
    るフィルム案内手段とを有するものであることを特徴と
    する印刷機。
  15. 【請求項15】 熱により離別可能な塗布物を有するフ
    ィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにポジティブの印刷パタ
    ーンを形成する印刷パターン形成手段と、 前記ポジティブの印刷パターンが形成されたフィルムに
    熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写する第1の熱
    転写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が印刷対象物
    側に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン
    形成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、
    同使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に
    案内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてネガティブの印刷パターンが形成された前記使用済
    フィルムに熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写す
    る第2の熱転写手段とを有するものであることを特徴と
    する印刷機。
  16. 【請求項16】 熱により離別可能な塗布物を有するフ
    ィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにネガティブの印刷パタ
    ーンを形成する印刷パターン形成手段と、 前記ネガティブの印刷パターンが形成されたフィルムに
    熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写する第1の熱
    転写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が印刷対象物
    側に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン
    形成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、
    同使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に
    案内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてポジティブの印刷パターンが形成された前記使用済
    フィルムに熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写す
    る第2の熱転写手段とを有するものであることを特徴と
    する印刷機。
  17. 【請求項17】 熱により離別可能な塗布物を有するフ
    ィルムと、 このフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を離別排
    除し、残った塗布物でフィルムにポジティブ及びネガテ
    ィブのいずれか一方の印刷パターンを形成する印刷パタ
    ーン形成手段と、 前記印刷パターンが形成されたフィルムに熱を加えて印
    刷対象物に前記塗布物を転写する第1の熱転写手段と、 この第1の熱転写手段によって前記塗布物が印刷対象物
    側に転写排除された使用済フィルムに前記印刷パターン
    形成手段で別離排除された塗布物が転写されるように、
    同使用済フィルムを前記印刷パターン形成手段の位置に
    案内するフィルム案内手段と、 前記印刷パターン形成手段によって前記塗布物が転写さ
    れてポジティブ及びネガティブのいずれか一方の印刷パ
    ターンが形成された前記使用済フィルムに熱を加えて印
    刷対象物に前記塗布物を転写する第2の熱転写手段とを
    有するものであることを特徴とする印刷機。
  18. 【請求項18】 熱により離別可能な塗布物を有する第
    1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物による印刷パターンを形成する印刷パターン形成手
    段と、 前記印刷パターンを有する第1のフィルムに熱を加えて
    印刷対象物に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有す
    るものであることを特徴とする印刷機。
  19. 【請求項19】 熱により離別可能な塗布物を有する第
    1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第2のフィルムに塗
    布物による印刷パターンを形成する印刷パターン形成手
    段と、 前記印刷パターンを有する第2のフィルムに熱を加えて
    印刷対象物に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有す
    るものであることを特徴とする印刷機。
  20. 【請求項20】 熱により離別可能な塗布物を有する第
    1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物によるポジティブの印刷パターンを形成するととも
    に第2のフィルムにネガティブの印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記ポジティブの印刷パターンを有する第1のフィルム
    及びネガティブの印刷パターンを有する第2のフィルム
    の各々に熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写する
    熱転写手段とを有するものであることを特徴とする印刷
    機。
  21. 【請求項21】 熱により離別可能な塗布物を有する第
    1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルムに塗
    布物によるネガティブの印刷パターンを形成するととも
    に第2のフィルムにポジティブの印刷パターンを形成す
    る印刷パターン形成手段と、 前記ネガティブの印刷パターンを有する第1のフィルム
    及びポジティブの印刷パターンを有する第2のフィルム
    の各々に熱を加えて印刷対象物に前記塗布物を転写する
    熱転写手段とを有するものであることを特徴とする印刷
    機。
  22. 【請求項22】 熱により離別可能な塗布物を有する第
    1のフィルムと、 この第1のフィルムから前記塗布物が転写可能なように
    配置された第2のフィルムと、 前記第1のフィルムに部分的に熱を加えて前記塗布物を
    前記第2のフィルムに転写排除し、第1のフィルム及び
    第2のフィルムのそれぞれにポジティブ及びネガティブ
    のいずれか一方の印刷パターンを形成する印刷パターン
    形成手段と、 前記印刷パターンを有する第1のフィルム及び第2のフ
    ィルムのいずれか一方又は各々に熱を加えて印刷対象物
    に前記塗布物を転写する熱転写手段とを有するものであ
    ることを特徴とする印刷機。
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