JPH06134766A - タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置 - Google Patents
タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置Info
- Publication number
- JPH06134766A JPH06134766A JP30936792A JP30936792A JPH06134766A JP H06134766 A JPH06134766 A JP H06134766A JP 30936792 A JP30936792 A JP 30936792A JP 30936792 A JP30936792 A JP 30936792A JP H06134766 A JPH06134766 A JP H06134766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- carry
- arm
- vulcanizer
- tire vulcanizer
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0645—Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 タイヤのタイヤ加硫機内への搬出入を一つの
装置で行う。 【構成】 タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置を、グリーン
タイヤＴの搬入側位置又は加硫済タイヤの搬出側位置Ｐ
１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２とを旋回自在であると共に
昇降自在である第１旋回アーム１と、該第１旋回アーム
１先端に旋回自在に軸支された第２旋回アーム２と、該
第２旋回アーム２先端に取着されてタイヤを把持可能で
あり、第２旋回アーム２を第１旋回アーム１に固定した
状態で第１旋回アーム１を旋回させることにより、グリ
ーンタイヤＴの搬入位置又は加硫済タイヤＴの搬出位置
とタイヤ加硫機中心位置とを旋回し、第１旋回アーム１
を前記タイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状態で第２旋
回アーム２を旋回させることにより、タイヤ加硫機中心
位置と加硫済タイヤＴの搬出位置又はグリーンタイヤＴ
の搬入位置とを旋回するチャック３とを備えた。
装置で行う。 【構成】 タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置を、グリーン
タイヤＴの搬入側位置又は加硫済タイヤの搬出側位置Ｐ
１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２とを旋回自在であると共に
昇降自在である第１旋回アーム１と、該第１旋回アーム
１先端に旋回自在に軸支された第２旋回アーム２と、該
第２旋回アーム２先端に取着されてタイヤを把持可能で
あり、第２旋回アーム２を第１旋回アーム１に固定した
状態で第１旋回アーム１を旋回させることにより、グリ
ーンタイヤＴの搬入位置又は加硫済タイヤＴの搬出位置
とタイヤ加硫機中心位置とを旋回し、第１旋回アーム１
を前記タイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状態で第２旋
回アーム２を旋回させることにより、タイヤ加硫機中心
位置と加硫済タイヤＴの搬出位置又はグリーンタイヤＴ
の搬入位置とを旋回するチャック３とを備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、グリーンタイヤのタイ
ヤ加硫機内への搬入と加硫済タイヤのタイヤ加硫機内か
らの搬出とを一の装置で行うことができるタイヤ加硫機
のタイヤ搬送装置に関する。
ヤ加硫機内への搬入と加硫済タイヤのタイヤ加硫機内か
らの搬出とを一の装置で行うことができるタイヤ加硫機
のタイヤ搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のタイヤ加硫機のタイヤ搬
送装置としては図３及び図４（図３は平面図、図４は側
面図）に示すものがある。
送装置としては図３及び図４（図３は平面図、図４は側
面図）に示すものがある。
【０００３】図３において、このタイヤ搬送装置３１は
タイヤ加硫機３２の前方側（グリーンタイヤ置台３３
側）に設置された搬入装置３４と、タイヤ加硫機３２の
後方側（ポストキュアインフレータ３５側）に設置され
た搬出装置３６とからなるものであり、搬入装置３４と
搬出装置３６の各々は、先端にタイヤＴを把持可能なチ
ャック３８、３９を備えている。搬入装置３４は旋回自
在であって搬入側位置Ｓ１とタイヤ加硫機内位置Ｓ２と
を取り得るようになっており、搬入側位置Ｓ１とタイヤ
加硫機内位置Ｓ２において昇降自在となっている。ま
た、搬出装置３６も旋回自在であってタイヤ加硫機内位
置Ｓ３と搬出側位置Ｓ４とを取り得るようになってお
り、タイヤ加硫機内位置Ｓ３と搬出側位置Ｓ４において
昇降自在となっている。
タイヤ加硫機３２の前方側（グリーンタイヤ置台３３
側）に設置された搬入装置３４と、タイヤ加硫機３２の
後方側（ポストキュアインフレータ３５側）に設置され
た搬出装置３６とからなるものであり、搬入装置３４と
搬出装置３６の各々は、先端にタイヤＴを把持可能なチ
ャック３８、３９を備えている。搬入装置３４は旋回自
在であって搬入側位置Ｓ１とタイヤ加硫機内位置Ｓ２と
を取り得るようになっており、搬入側位置Ｓ１とタイヤ
加硫機内位置Ｓ２において昇降自在となっている。ま
た、搬出装置３６も旋回自在であってタイヤ加硫機内位
置Ｓ３と搬出側位置Ｓ４とを取り得るようになってお
り、タイヤ加硫機内位置Ｓ３と搬出側位置Ｓ４において
昇降自在となっている。
【０００４】つぎに、このような構成を有するタイヤ搬
送装置のタイヤの搬送作業を図４に基づいて説明する。
搬入側位置Ｓ１にある搬入装置３４を下降させることに
よりチャック３８を位置（便宜上、チャックの位置符
号をタイヤに付す）とし、チャック３８でグリーンタイ
ヤ置台３３上に載置されたグリーンタイヤＴを把持す
る。そして、搬入装置３４を上昇、旋回、下降させるこ
とにより、グリーンタイヤＴを把持したチャック３８を
位置、位置、位置とし、グリーンタイヤＴをタイ
ヤ加硫機３２の下金型４３に着座させる。そして、タイ
ヤ加硫機３２でグリーンタイヤＴの加硫成形を行う。加
硫成形が終了すると、加硫済タイヤＴを中心機構４４に
よって下金型４３から引き剥がす。そして、搬出装置３
９を旋回、下降させることにより、チャック３９を位
置とし、チャック３９で加硫済タイヤＴを把持する。そ
して、搬出装置３６を上昇、旋回、下降させることによ
り、加硫済タイヤＴを把持したチャック３９を位置、
位置、位置とし、ポストキュアインフレータ３５の
中心位置Ｒまで走行するキャリア４５に保持された下リ
ム４６上に加硫済タイヤＴを乗せて搬送作業が完了す
る。
送装置のタイヤの搬送作業を図４に基づいて説明する。
搬入側位置Ｓ１にある搬入装置３４を下降させることに
よりチャック３８を位置（便宜上、チャックの位置符
号をタイヤに付す）とし、チャック３８でグリーンタイ
ヤ置台３３上に載置されたグリーンタイヤＴを把持す
る。そして、搬入装置３４を上昇、旋回、下降させるこ
とにより、グリーンタイヤＴを把持したチャック３８を
位置、位置、位置とし、グリーンタイヤＴをタイ
ヤ加硫機３２の下金型４３に着座させる。そして、タイ
ヤ加硫機３２でグリーンタイヤＴの加硫成形を行う。加
硫成形が終了すると、加硫済タイヤＴを中心機構４４に
よって下金型４３から引き剥がす。そして、搬出装置３
９を旋回、下降させることにより、チャック３９を位
置とし、チャック３９で加硫済タイヤＴを把持する。そ
して、搬出装置３６を上昇、旋回、下降させることによ
り、加硫済タイヤＴを把持したチャック３９を位置、
位置、位置とし、ポストキュアインフレータ３５の
中心位置Ｒまで走行するキャリア４５に保持された下リ
ム４６上に加硫済タイヤＴを乗せて搬送作業が完了す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたタ
イヤ加硫機のタイヤ搬送装置では、グリーンタイヤＴの
タイヤ加硫機３２内への搬入と加硫済タイヤＴのタイヤ
加硫機３２内からの搬出とを別々の装置で行っており、
タイヤ搬送装置のコストが高くなるという問題点を有し
ている。
イヤ加硫機のタイヤ搬送装置では、グリーンタイヤＴの
タイヤ加硫機３２内への搬入と加硫済タイヤＴのタイヤ
加硫機３２内からの搬出とを別々の装置で行っており、
タイヤ搬送装置のコストが高くなるという問題点を有し
ている。
【０００６】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、グリーンタイヤのタイヤ加硫機内への搬入と加
硫済タイヤのタイヤ加硫機内からの搬出とを一の装置で
行うことができるタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置を提供
しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、グリーンタイヤのタイヤ加硫機内への搬入と加
硫済タイヤのタイヤ加硫機内からの搬出とを一の装置で
行うことができるタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置を提供
しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置は、グリー
ンタイヤの搬入側位置又は加硫済タイヤの搬出側位置と
タイヤ加硫機内位置とを旋回自在であると共に昇降自在
である第１旋回アームと、該第１旋回アーム先端に旋回
自在に軸支された第２旋回アームと、該第２旋回アーム
先端に取着されてタイヤを把持可能であり、第２旋回ア
ームを第１旋回アームに固定した状態で第１旋回アーム
を旋回させることにより、グリーンタイヤの搬入位置又
は加硫済タイヤの搬出位置とタイヤ加硫機中心位置とを
旋回し、第１旋回アームを前記タイヤ加硫機内位置に固
定した状態で第２旋回アームを旋回させることにより、
タイヤ加硫機中心位置と加硫済タイヤの搬出位置又はグ
リーンタイヤの搬入位置とを旋回するチャックとを備え
てなるものである。
に、本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置は、グリー
ンタイヤの搬入側位置又は加硫済タイヤの搬出側位置と
タイヤ加硫機内位置とを旋回自在であると共に昇降自在
である第１旋回アームと、該第１旋回アーム先端に旋回
自在に軸支された第２旋回アームと、該第２旋回アーム
先端に取着されてタイヤを把持可能であり、第２旋回ア
ームを第１旋回アームに固定した状態で第１旋回アーム
を旋回させることにより、グリーンタイヤの搬入位置又
は加硫済タイヤの搬出位置とタイヤ加硫機中心位置とを
旋回し、第１旋回アームを前記タイヤ加硫機内位置に固
定した状態で第２旋回アームを旋回させることにより、
タイヤ加硫機中心位置と加硫済タイヤの搬出位置又はグ
リーンタイヤの搬入位置とを旋回するチャックとを備え
てなるものである。
【０００８】
【作用】チャックは、第２旋回アームを第１旋回アーム
に固定した状態で、第１旋回アームを搬入側位置又は搬
出側位置とタイヤ加硫機内位置とを旋回させると、搬入
位置又は搬出位置とタイヤ加硫機中心位置とを旋回し、
第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置に固定した状態
で、第２旋回アームを旋回させると、タイヤ加硫機中心
位置と搬出位置又は搬入位置とを旋回する。
に固定した状態で、第１旋回アームを搬入側位置又は搬
出側位置とタイヤ加硫機内位置とを旋回させると、搬入
位置又は搬出位置とタイヤ加硫機中心位置とを旋回し、
第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置に固定した状態
で、第２旋回アームを旋回させると、タイヤ加硫機中心
位置と搬出位置又は搬入位置とを旋回する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図１は本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置
の平面図、図２は本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装
置の側面図である。なお、図１及び図２において図３及
び図４と同様な作用を有する部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
明する。図１は本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置
の平面図、図２は本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装
置の側面図である。なお、図１及び図２において図３及
び図４と同様な作用を有する部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【００１０】図１において、このタイヤ搬送装置は第１
旋回アーム１と、第２旋回アーム２と、チャック３とを
備えてなるものである。
旋回アーム１と、第２旋回アーム２と、チャック３とを
備えてなるものである。
【００１１】第１旋回アーム１は図示しない駆動装置に
よって旋回自在であり、搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機
内位置Ｐ２とを取り得るようになっている。図２に示す
ように、この第１旋回アーム１は昇降シリンダ４のピス
トンロッド４ａの端部に取着されており、第１旋回アー
ム１は搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２におい
て昇降自在となっている。なお、図２の引き出し図
（ａ）に示すように、昇降シリンダ４には磁気センサ６
が設けられており、磁気センサ６が磁気スケール７の磁
化パターンを読み取ることによって、ピストンロッド４
ａのストローク量を検出できるようになっている。
よって旋回自在であり、搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機
内位置Ｐ２とを取り得るようになっている。図２に示す
ように、この第１旋回アーム１は昇降シリンダ４のピス
トンロッド４ａの端部に取着されており、第１旋回アー
ム１は搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２におい
て昇降自在となっている。なお、図２の引き出し図
（ａ）に示すように、昇降シリンダ４には磁気センサ６
が設けられており、磁気センサ６が磁気スケール７の磁
化パターンを読み取ることによって、ピストンロッド４
ａのストローク量を検出できるようになっている。
【００１２】図１に戻って、第２旋回アーム２は第１旋
回アーム先端８に軸支されており、第２旋回アーム２を
第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回アームを
搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２とを旋回させ
ると、第２旋回アーム２は第１旋回アーム１に従って搬
出側位置Ｑ１とタイヤ加硫機内位置Ｑ２とを旋回するよ
うになっている。この第２旋回アーム２は旋回シリンダ
９によって第１旋回アーム先端８を支点として旋回自在
となっており、第１旋回アーム１をタイヤ加硫機内位置
Ｐ２に固定した状態では、タイヤ加硫機内位置Ｑ２と搬
入側位置Ｑ３とを取り得るようになっている。
回アーム先端８に軸支されており、第２旋回アーム２を
第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回アームを
搬出側位置Ｐ１とタイヤ加硫機内位置Ｐ２とを旋回させ
ると、第２旋回アーム２は第１旋回アーム１に従って搬
出側位置Ｑ１とタイヤ加硫機内位置Ｑ２とを旋回するよ
うになっている。この第２旋回アーム２は旋回シリンダ
９によって第１旋回アーム先端８を支点として旋回自在
となっており、第１旋回アーム１をタイヤ加硫機内位置
Ｐ２に固定した状態では、タイヤ加硫機内位置Ｑ２と搬
入側位置Ｑ３とを取り得るようになっている。
【００１３】チャック３は第２旋回アーム２の先端に取
着されている。図２に示すように、このチャック３には
周方向等間隔に爪１２が配設されており、爪１２は放射
方向に一斉に拡径又は縮径するようになっている。
着されている。図２に示すように、このチャック３には
周方向等間隔に爪１２が配設されており、爪１２は放射
方向に一斉に拡径又は縮径するようになっている。
【００１４】つぎに、上述した構造のタイヤ搬送装置の
タイヤの搬送作業を説明する。第１旋回アーム１をタイ
ヤ加硫機内位置Ｐ２、第２旋回アーム２を搬入側位置Ｑ
３とする。そして、昇降シリンダ４のピストンロッド４
ａを短縮させることにより第１旋回アーム１を下降させ
てチャック３を位置とし、グリーンタイヤ置台３３上
に載置されたグリーンタイヤＴに縮径状態の爪１２を差
し込み、爪１２を拡径させてグリーンタイヤＴを把持す
る。そして、第１旋回アーム１を上昇させ、グリーンタ
イヤＴを把持したチャック３を位置とする。
タイヤの搬送作業を説明する。第１旋回アーム１をタイ
ヤ加硫機内位置Ｐ２、第２旋回アーム２を搬入側位置Ｑ
３とする。そして、昇降シリンダ４のピストンロッド４
ａを短縮させることにより第１旋回アーム１を下降させ
てチャック３を位置とし、グリーンタイヤ置台３３上
に載置されたグリーンタイヤＴに縮径状態の爪１２を差
し込み、爪１２を拡径させてグリーンタイヤＴを把持す
る。そして、第１旋回アーム１を上昇させ、グリーンタ
イヤＴを把持したチャック３を位置とする。
【００１５】チャック３が位置となると、第１旋回ア
ーム１をタイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状態で、旋
回シリンダ９のピストンロッド９ａを短縮させることに
より、第２旋回アーム２を搬入側位置Ｑ３からタイヤ加
硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、チャック３を位置とす
る。そして、第１旋回アーム１を下降させてチャック３
を位置とし、グリーンタイヤＴをタイヤ加硫機３２の
下金型４３に着座させる。そして、チャック３の爪１２
を縮径してグリーンタイヤＴを開放し、第１旋回アーム
１を上昇させてチャック３を位置とする。そして、第
２旋回アーム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、
第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置Ｐ２から搬出側位
置Ｐ１まで旋回させることにより、第２旋回アーム２を
タイヤ加硫機内位置Ｑ２から搬出側位置Ｑ１まで旋回さ
せ、チャック３を位置とする。
ーム１をタイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状態で、旋
回シリンダ９のピストンロッド９ａを短縮させることに
より、第２旋回アーム２を搬入側位置Ｑ３からタイヤ加
硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、チャック３を位置とす
る。そして、第１旋回アーム１を下降させてチャック３
を位置とし、グリーンタイヤＴをタイヤ加硫機３２の
下金型４３に着座させる。そして、チャック３の爪１２
を縮径してグリーンタイヤＴを開放し、第１旋回アーム
１を上昇させてチャック３を位置とする。そして、第
２旋回アーム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、
第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置Ｐ２から搬出側位
置Ｐ１まで旋回させることにより、第２旋回アーム２を
タイヤ加硫機内位置Ｑ２から搬出側位置Ｑ１まで旋回さ
せ、チャック３を位置とする。
【００１６】チャック３が位置に退避すると、タイヤ
加硫機３２でグリーンタイヤＴの加硫成形を行う。加硫
成形が終了すると、加硫済タイヤＴを中心機構４４によ
って下金型４３から引き剥がす。そして、第２旋回アー
ム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回ア
ームを搬出側位置Ｐ１からタイヤ加硫機内位置Ｐ２まで
旋回させることにより、第２旋回アーム２を搬出側位置
Ｑ１からタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、チャッ
ク３を位置とする。そして、第１旋回アーム１を下降
させてチャック３を位置とし、加硫済タイヤＴに縮径
状態の爪１２を差し込み、爪１２を拡径させて加硫済タ
イヤＴを把持する。そして、第１旋回アーム１を上昇さ
せることにより、加硫済タイヤＴを把持したチャック３
を位置とする。そして、第２旋回アーム２を第１旋回
アーム１に固定した状態で、第１旋回アームをタイヤ加
硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで旋回させること
により、第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２か
ら搬出側位置Ｑ１まで旋回させ、チャック３を位置と
する。そして、第１旋回アーム１を下降させることによ
ってチャック３を位置とし、爪１２を縮径させて加硫
済タイヤＴを下リム４６上に乗せて搬送作業が完了す
る。
加硫機３２でグリーンタイヤＴの加硫成形を行う。加硫
成形が終了すると、加硫済タイヤＴを中心機構４４によ
って下金型４３から引き剥がす。そして、第２旋回アー
ム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回ア
ームを搬出側位置Ｐ１からタイヤ加硫機内位置Ｐ２まで
旋回させることにより、第２旋回アーム２を搬出側位置
Ｑ１からタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、チャッ
ク３を位置とする。そして、第１旋回アーム１を下降
させてチャック３を位置とし、加硫済タイヤＴに縮径
状態の爪１２を差し込み、爪１２を拡径させて加硫済タ
イヤＴを把持する。そして、第１旋回アーム１を上昇さ
せることにより、加硫済タイヤＴを把持したチャック３
を位置とする。そして、第２旋回アーム２を第１旋回
アーム１に固定した状態で、第１旋回アームをタイヤ加
硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで旋回させること
により、第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２か
ら搬出側位置Ｑ１まで旋回させ、チャック３を位置と
する。そして、第１旋回アーム１を下降させることによ
ってチャック３を位置とし、爪１２を縮径させて加硫
済タイヤＴを下リム４６上に乗せて搬送作業が完了す
る。
【００１７】このように、第１旋回アーム１をタイヤ加
硫機内位置Ｐ２に固定した状態で、第２旋回アーム２を
搬入側位置Ｑ３からタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回さ
せ、搬入側位置Ｑ３とタイヤ加硫機内位置Ｑ２において
第１旋回アーム１を昇降させると、チャック３はグリー
ンタイヤＴを把持して搬入位置、からタイヤ加硫機
中心位置、に移動し、第２旋回アーム２を第１旋回
アーム１に固定した状態で、第１旋回アームをタイヤ加
硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで旋回させること
により第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２から
搬出側位置Ｑ１まで旋回させ、タイヤ加硫機内位置Ｑ２
と搬出側位置Ｑ１において第１旋回アーム１を昇降させ
ると、チャック３は加硫済タイヤＴを把持してタイヤ加
硫機中心位置、から搬出位置、に移動する。従
って、グリーンタイヤＴのタイヤ加硫機３２内への搬入
と加硫済タイヤＴのタイヤ加硫機３２内からの搬出とを
一の装置で行うことができるようになり、タイヤ搬送装
置のコストを大幅に低減することが可能となる。
硫機内位置Ｐ２に固定した状態で、第２旋回アーム２を
搬入側位置Ｑ３からタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回さ
せ、搬入側位置Ｑ３とタイヤ加硫機内位置Ｑ２において
第１旋回アーム１を昇降させると、チャック３はグリー
ンタイヤＴを把持して搬入位置、からタイヤ加硫機
中心位置、に移動し、第２旋回アーム２を第１旋回
アーム１に固定した状態で、第１旋回アームをタイヤ加
硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで旋回させること
により第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２から
搬出側位置Ｑ１まで旋回させ、タイヤ加硫機内位置Ｑ２
と搬出側位置Ｑ１において第１旋回アーム１を昇降させ
ると、チャック３は加硫済タイヤＴを把持してタイヤ加
硫機中心位置、から搬出位置、に移動する。従
って、グリーンタイヤＴのタイヤ加硫機３２内への搬入
と加硫済タイヤＴのタイヤ加硫機３２内からの搬出とを
一の装置で行うことができるようになり、タイヤ搬送装
置のコストを大幅に低減することが可能となる。
【００１８】また、金型変更の場合等には、加硫済タイ
ヤをタイヤ加硫機の前方に取り出して目視チェックする
必要があるが、本発明のタイヤ搬送装置にあっては、第
１旋回アーム１をタイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状
態で、第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２から
搬入側位置Ｑ３まで旋回させてチャック３をタイヤ加硫
機中心位置、から搬入位置まで移動させることに
より、加硫済タイヤＴをタイヤ加硫機３２の前方に取り
出すことができ、目視チェック後は、第２旋回アーム２
をタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、第２旋回アー
ム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回ア
ームをタイヤ加硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで
旋回させて第２旋回アーム２を搬出側位置Ｑ１まで旋回
させることにより、加硫済タイヤＴを把持したチャック
３を搬出位置まで移動させることができるため、目視
チェック後の加硫済タイヤをポストキュアインフレータ
側に容易に搬送することが可能となる。
ヤをタイヤ加硫機の前方に取り出して目視チェックする
必要があるが、本発明のタイヤ搬送装置にあっては、第
１旋回アーム１をタイヤ加硫機内位置Ｐ２に固定した状
態で、第２旋回アーム２をタイヤ加硫機内位置Ｑ２から
搬入側位置Ｑ３まで旋回させてチャック３をタイヤ加硫
機中心位置、から搬入位置まで移動させることに
より、加硫済タイヤＴをタイヤ加硫機３２の前方に取り
出すことができ、目視チェック後は、第２旋回アーム２
をタイヤ加硫機内位置Ｑ２まで旋回させ、第２旋回アー
ム２を第１旋回アーム１に固定した状態で、第１旋回ア
ームをタイヤ加硫機内位置Ｐ２から搬出側位置Ｐ１まで
旋回させて第２旋回アーム２を搬出側位置Ｑ１まで旋回
させることにより、加硫済タイヤＴを把持したチャック
３を搬出位置まで移動させることができるため、目視
チェック後の加硫済タイヤをポストキュアインフレータ
側に容易に搬送することが可能となる。
【００１９】なお、上記実施例では、第１旋回アームを
タイヤ加硫機の後方側（ポストキュアインフレータ側）
に設置したものについて説明したが、第１旋回アームを
タイヤ加硫機の前方側（グリーンタイヤ置台側）に設置
して、第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置と搬入側位
置とを旋回自在とし、第１旋回アームをタイヤ加硫機内
位置に固定した状態で、第２旋回アームがタイヤ加硫機
内位置と搬出側位置とを取り得るようにすることもで
き、この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
タイヤ加硫機の後方側（ポストキュアインフレータ側）
に設置したものについて説明したが、第１旋回アームを
タイヤ加硫機の前方側（グリーンタイヤ置台側）に設置
して、第１旋回アームをタイヤ加硫機内位置と搬入側位
置とを旋回自在とし、第１旋回アームをタイヤ加硫機内
位置に固定した状態で、第２旋回アームがタイヤ加硫機
内位置と搬出側位置とを取り得るようにすることもで
き、この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので以下に記載する効果を奏する。チャックは、第２旋
回アームを第１旋回アームに固定した状態で、第１旋回
アームを搬入側位置又は搬出側位置とタイヤ加硫機内位
置とを旋回させると、搬入位置又は搬出位置とタイヤ加
硫機中心位置とを旋回し、第１旋回アームをタイヤ加硫
機内位置に固定した状態で、第２旋回アームを旋回させ
ると、タイヤ加硫機中心位置と搬出位置又は搬入位置と
を旋回する。従って、グリーンタイヤのタイヤ加硫機内
への搬入と加硫済タイヤのタイヤ加硫機内からの搬出と
を一の装置で行うことができるようになり、タイヤ搬送
装置のコストを大幅に低減することが可能となる。
ので以下に記載する効果を奏する。チャックは、第２旋
回アームを第１旋回アームに固定した状態で、第１旋回
アームを搬入側位置又は搬出側位置とタイヤ加硫機内位
置とを旋回させると、搬入位置又は搬出位置とタイヤ加
硫機中心位置とを旋回し、第１旋回アームをタイヤ加硫
機内位置に固定した状態で、第２旋回アームを旋回させ
ると、タイヤ加硫機中心位置と搬出位置又は搬入位置と
を旋回する。従って、グリーンタイヤのタイヤ加硫機内
への搬入と加硫済タイヤのタイヤ加硫機内からの搬出と
を一の装置で行うことができるようになり、タイヤ搬送
装置のコストを大幅に低減することが可能となる。
【図１】本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置の平面
図である。
図である。
【図２】本発明のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置の側面
図である。
図である。
【図３】従来のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置の平面図
である。
である。
【図４】従来のタイヤ加硫機のタイヤ搬送装置の側面図
である。
である。
１ 第１旋回アーム ２ 第２旋回アーム ３ チャック ４ 昇降シリンダ ９ 旋回シリンダ ３２ タイヤ加硫機 Ｔ タイヤ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 30:00 4Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】 グリーンタイヤの搬入側位置又は加硫済
タイヤの搬出側位置とタイヤ加硫機内位置とを旋回自在
であると共に昇降自在である第１旋回アームと、該第１
旋回アーム先端に旋回自在に軸支された第２旋回アーム
と、該第２旋回アーム先端に取着されてタイヤを把持可
能であり、第２旋回アームを第１旋回アームに固定した
状態で第１旋回アームを旋回させることにより、グリー
ンタイヤの搬入位置又は加硫済タイヤの搬出位置とタイ
ヤ加硫機中心位置とを旋回し、第１旋回アームを前記タ
イヤ加硫機内位置に固定した状態で第２旋回アームを旋
回させることにより、タイヤ加硫機中心位置と加硫済タ
イヤの搬出位置又はグリーンタイヤの搬入位置とを旋回
するチャックとを備えてなるタイヤ加硫機のタイヤ搬送
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30936792A JPH06134766A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30936792A JPH06134766A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134766A true JPH06134766A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17992154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30936792A Pending JPH06134766A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫機のタイヤ搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134766A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008129737A1 (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Hirotek Inc. | タイヤ加硫方法 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30936792A patent/JPH06134766A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008129737A1 (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Hirotek Inc. | タイヤ加硫方法 |
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