JP3617766B2 - タイヤ加硫機 - Google Patents

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0603Loading or unloading the presses

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリーンタイヤ(未加硫タイヤ)を加硫成形するタイヤ加硫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のタイヤ加硫機としては、図10及び図11に示されるもの等が提案されている。このタイヤ加硫機101は、加硫機フレーム102の前面側中央部に立設されたガイド支柱103を挟んで並設された2つのモールド104(金型)と、ガイド支柱103に昇降・旋回自在に設けられた2つの搬入ローダ106を備えている。
【0003】
タイヤ加硫機101でグリーンタイヤ105を加硫成形するには、各搬入ローダ106を各モールド104前方のグリーンタイヤホルダ107まで旋回させ、下降によってタイヤチャック109の各爪109aをグリーンタイヤ105(未加硫タイヤ)内に差し込み拡径することで把持する。そして、グリーンタイヤ105を把持した後に、各搬入ローダ106を各モールド104に向けて旋回させ、開状態の各モールド104間に搬入する。これにより、各モールド104にグリーンタイヤ105がセットされ、所望の工程を経て加硫成形する。また、加硫成形されたタイヤはタイヤ加硫機101の2つのアンローダ(図示しない)で各モールド104から搬出されて、膨張冷却を行うポストキュアインフレータに搬送される。
【0004】
また、加硫成形するタイヤのサイズや形状に対応して各モールド104を交換する必要があるが、その交換作業は、図11に例示すように、フォークリフト108で各モールド104を吊り下げ搬送して行われる。この交換作業の際に、各搬入ローダ106はフォークリフト108のマスト110と接触しないように、マスト高さ以上となる位置まで上昇退避させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のタイヤ加硫機101では、各搬入ローダ106が互いに干渉したり衝突するのを防止するために、モールド104とグリーンタイヤホルダ107間以上には旋回しないように構成していることから、各モールド104の交換作業には、各搬入ローダ106がタイヤ加硫機101への各モールド104の搬送を遮ることになり、フォークリフト108のマスト110に接触する恐れがある。このため、モールド交換時には、各搬入ローダ106をマスト110以上の高さまで上昇退避させる必要があり、各搬入ローダ106を昇降させるぶんだけ交換作業に余分な時間かかってしまう。又、各搬入ローダ106をフォークリフト108のマスト110の高さ以上に上昇させる必要があり、そのストロークも長くなることからタイヤ加硫機101自体も大型化する傾向にある。
【0006】
本発明のタイヤ加硫機は、モールド交換時に各搬入ローダを加硫機フレームの前面側中央位置に位置させることで、モールド交換作業における作業性を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ加硫機は、加硫機フレームの前面側中央位置で昇降・旋回されるタイヤチャックを備えた2つの搬入ローダと、加硫機フレームに前面側中央位置を挟んで並設された2つのモールドとを含んでなり、各搬ローダのタイヤチャックにより各モールド前方のグリーンタイヤストック位置グリーンタイヤを把持してから各モールドに搬するものにおいて、各搬入ローダは、モールド、グリーンタイヤストック位置及び加硫機フレームの前面側中央位置間で旋回自在とされており、モールドの交換時に、前記タイヤチャックが加硫機フレームの前面側中央位置に位置されるものである。
各搬入ローダを上昇させることなく、加硫機フレームの前面側中央位置に旋回させるだけで、各モールド前方に搬入ローダで遮ることのないスペースを広く確保できる。
【0008】
また、各搬入ローダは、モールドの同時交換時に、上下に重なる状態で加硫機フレームの前面側中央位置に位置させることもできる。
各搬入ローダが相互に接触しない間隔だけ昇降させて、加硫機フレームの前面側中央位置を共用するように旋回すると、各搬入ローダを各モールド前方から退避させるスペースを最小にし、1のモールドのみならず、同時に2つのモールド交換作業を行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態におけるタイヤ加硫機について、図1〜図9を参照しつつ説明する。
【0010】
図1及び図2において、タイヤ加硫機1は2つのグリーンタイヤ2(未加硫タイヤ)を同時に加硫成形できる2連式のものを示している。タイヤ加硫機1は、ベース3上にフレーム枠4を立設して形成された加硫機フレーム5と、加硫機フレーム5前面側中央部に立設されたガイド支柱6とを有しており、加硫機フレーム5にガイド支柱6を挟んで並設された2つのモールド7(金型)と、ガイド支柱6の両側に昇降・旋回自在に設けられた2つの搬入ローダとを備えている。
【0011】
各モールド7は、相対的に上下に開閉自在にされた上下のモールド部7A,7Bとからなっている。各上モールド部7Aは加硫機フレーム5中央に設けられた昇降シリンダ(図示しない)によって、加硫機フレーム5下部に固定された各下モールド部7Bに対して昇降される。
【0012】
各搬入ローダ8は、ガイド支柱6に沿って延びるガイドレール上を昇降する昇降台10に旋回自在に軸支されている。昇降台10(搬入ローダ8)は昇降シリンダ9によって昇降され、その昇降ストロークがリニアセンサ11で検出されて制御シーケンスを実行する制御盤(図示しない)に表示される。又、各搬入ローダ8は昇降台10の旋回軸12に軸支された旋回アーム13と、この旋回アーム13先端に設けられたタイヤチャック14とを備えており、図3〜図5に示す旋回シリンダ15で旋回されるようになっている。
【0013】
タイヤチャック14は、放射方向に一斉に拡径又は縮径する3枚以上の爪14aを周方向に等間隔で配置するもので、各モールド7前方に配置されるグリーンタイヤホルダ16のグリーンタイヤストック位置P1にあるグリーンタイヤ2内に縮径状態で各爪14aを差し込んで拡径することで上ビード部2Aでグリーンタイヤ2を把持する。又、タイヤチャック14は、各爪14aを縮径することでグリーンタイヤ2を開放するもので、各爪14aの拡径又は縮径は図示しないエアシリンダ等によって行われる。グリーンタイヤホルダ16は各モールド7前方にグリーンタイヤストック位置P1を対峙させており、3つのタイヤホルダ部16Aが回転して順次、グリーンタイヤストック位置P1に位置するようになっている。
【0014】
図3〜図7において、各搬入ローダ8の具立的な構成について説明する。
【0015】
図3に示す各搬入ローダ8は、タイヤチャック14を各モールド7上にそれぞれ旋回させた状態を示している。各搬入ローダ8は、旋回アーム13下部に支持ブラケット17を介してショックアブソーバ18(図6,図7参照)と共に軸支された旋回シリンダ15(エアシリンダ)によって、各モールド7とグリーンタイヤストック位置P1間で旋回自在とされている。旋回シリンダ15は、図6及び図7に示すように、シリンダ本体を旋回アーム13と支持ブラケット17に回動自在に軸支され、ロッド19先端は旋回ブラケット20に連結されている。旋回ブラケット20は昇降台10下部に固定されて加硫機フレーム5側に突出しており、旋回ピン21で旋回シリンダ15のロッド19先端に連結されている(図6参照)。ショックアブソーバ18は旋回シリンダ15に並行として旋回アーム13と支持ブラケット17に回動自在に設けられ、先端側に旋回ピン21が挿入されて旋回ブラケット20に連結されている(図6,図7参照)。このショックアブソーバ18によって旋回シリンダ15のロッド19の伸縮時の衝撃を緩衝できる。
【0016】
この構成で、各搬入ローダ8は、各旋回シリンダ15のロッド19を伸長させると、図4に示すように、旋回アーム13が旋回軸12を中心として旋回され、タイヤチャック14をモールド7からグリーンタイヤストック位置P1まで旋回させる。
【0017】
また、各搬入ローダ8は、各旋回シリンダ15のロッド19を縮めると、図3に示すように、各タイヤチャック14をグリーンタイヤストック位置P1からモールド7上まで旋回させる。
【0018】
更に、各搬入ローダ8は、旋回ピン21を旋回シリンダ15、旋回ブラケット20から抜き取ると、旋回フリーの状態にされて、図5に示すように、グリーンタイヤストック位置P1、モールド7及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2間でタイヤチャック13を手動旋回できるようにされている。
【0019】
また、各搬入ローダ8は、図5の加硫機フレーム5の前面側中央位置P2まで旋回されると、固定ピン22によって位置決め固定できるようにされている。固定ピン22は昇降台10上部に固定された固定ブラケット23に挿入され、伸長状態の旋回シリンダ15のロッド19先端と連結する(図5参照)。これで各搬入ローダ8の旋回が規制され、各搬入ローダ8のタイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めできる。又、固定ピン22を抜き取ることで、各搬入ローダ8を旋回フリーな状態として加硫機フレーム5の前面側中央位置P2からグリーンタイヤストック位置P1、或いはモールド7までタイヤチャック14を旋回できる(図3〜図5参照)。この各搬入ローダ8のモールド7、グリーンタイヤストック位置P1及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2への位置決めは、昇降台10に設けられた複数の近接スイッチ26〜28が旋回アーム13の検出片25を検出して行なわれる。
【0020】
次に、タイヤ加硫機1における各モールド7の交換作業について説明する。
【0021】
一方のモールド7を交換するためには、各モールド7前方のグリーンタイヤホルダ16を移動させてタイヤ加硫機1前方からフォークリフトによる搬送を可能とする。そして、各搬入ローダ8を下限位置まで下降させた後に、モールド交換に対応する搬入ローダ8の旋回ピン21を旋回シリンダ15のロッド19先端、旋回ブラケット20から抜き取って旋回フリーの状態にする。
【0022】
続いて、モールド交換の対象となっている搬入ローダ8を、作業者の手動によってグリーンタイヤストック位置P1からガイド支柱6側に向けて旋回させて、図8に示すように、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。このとき、タイヤチャック14の旋回は各近接スイッチ26〜28で検出され、この検出結果に基づいて作業者が旋回量を調整して旋回シリンダ15のロッド19先端を固定ブラケット23下方に位置させる。すなわち、検出片25を近接スイッチ28が検出して、ONした時にタイヤチャック14の旋回を停止することで、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。
【0023】
搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させた後に、固定ブラケット23に固定ピン22を挿入することで、この固定ピン22によって旋回シリンダ15と固定ブラケット23とを連結して、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めする。これにより、モールド7前方を搬送ローダ8で遮ることなく、フォークリフトによる搬送スペースを広げられる。
【0024】
搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めした後に、図8に示すように、フォークリフト30のフォーク31でモールド7を吊下げ状態で搬送して交換作業を行う。このとき、モールド7前方のスペースが広げられていることから、フォークリフト30による交換作業を容易に行える。
【0025】
また、両方のモールド7を同時交換する際には、各グリーンタイヤホルダ16を退避させた後に、一方の搬入ローダ8を下降させ、他方の搬入ローダ8を一方の搬入ローダ8に接触しない距離をもって上方に位置させる。この各搬入ローダ8の昇降は、リニアセンサ11にて検出されて制御される。上下に距離をもって各搬入ローダ8を昇降させた後、旋回ピン21を旋回シリンダ15、旋回ブラケット20から抜き取って旋回フリーの状態にする。
【0026】
続いて、各搬入ローダ8を、作業者の手動によってグリーンタイヤストック位置P1からガイド支柱6側に向けて旋回させて、図9に示すように、各タイヤチャック14を相互に上下に重なる状態で加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。このとき、各タイヤチャック14の旋回は各近接スイッチ26〜28で検出され、この検出結果に基づいて作業者が旋回量を調整して旋回シリンダ15のロッド19先端を固定ブラケット23下方に位置させる。すなわち、検出片25を近接スイッチ28が検出して、ONした時にタイヤチャック14の旋回を停止することで、タイヤチャック14をベースフレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。
【0027】
各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させた後に、各搬入ローダ8の固定ブラケット23へ固定ピン22を挿入することで、この固定ピン22によって旋回シリンダ15と固定ブラケット23を連結して、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めする。これにより、各モールド7前方を各搬入ローダ8で遮ることなく、フォークリフトによる搬送スペースを広げられる。また、搬入ローダ8が加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回されるので、フォークリフトに接触することもない。
【0028】
各搬送ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に上下重ね状態で位置決めした後に、図9に示すように、フォークリフト30のフォーク31で各モールド7を吊下げ搬送して交換作業を行う。このとき、モールド7前方のスペースが広げられていることから、フォークリフト30による交換作業を容易に行える。また、各搬入ローダ8が加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回されるので、フォークリフト30に接触することもない〔図9(b)参照〕。
【0029】
各モールド7の交換作業が完了すると、固定ピン22を抜き取ることで、各搬入ローダ8を旋回フリーの状態にする。そして、搬入ローダ8を旋回させてタイヤチャック14をグリーンタイヤストック位置P1に位置させて、旋回ピン21を旋回ブラケット20へ挿入することで、旋回ブラケット20と旋回シリンダ15を連結する。この状態で、旋回シリンダ15のロッド19を伸縮させることで、グリーンタイヤストック位置P1から各モールド7間にグリーンタイヤ2を搬入して加硫成形に移行させる。尚、タイヤ加硫機2で加硫成形されたタイヤは、加硫機フレーム5の後面側センタフレームに昇降・旋回自在に設けられた2つのアンローダ(図示しない)によって搬出される。
【0030】
このように、本発明のタイヤ加硫機1によれば、各モールド7を交換する際に、各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置するように退避させるので、フォークリフト30のマスト32への接触を避けるために各搬入ローダ8をマスト高さ以上に上昇させることなく、各モールド7前方のスペースを広げられる。この結果、フォークリフト30による各モールド交換作業の作業性を向上でき、且つ各搬入ローダ8の昇降ストロークを最小限にできることから、タイヤ加硫機1自体の小型化も達成できる。
【0031】
尚、本発明におけるタイヤ加硫機1では、各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回させる手段として、作業者による手動で行うものを示したが、これに限定されるものでない。すなわち、旋回シリンダ15の伸縮ストロークを長くすることで、旋回シリンダ15によって各搬入ローダ8をモールド7、グリーンタイヤストック位置P1及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2の間で自動旋回させるようにしても良い。このような構成にすれば、モールド交換時に、各搬入ローダ8を、一旦下限位置まで下降させることなく、旋回シリンダ15によって加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置できることから、モールド交換作業の作業性を著しく向上できる。
【0032】
また、2つのモールド7を同時に交換するのみならず、一方のモールドのみを交換する時においても、各搬送ローダ8を上下重ね状態で加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めするようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明のタイヤ加硫機では、各モールドを交換する際に、各搬入ローダを加硫機フレームの前面側中央位置に位置させるので、フォークリフトのマストへの接触を避けるために各搬入ローダをマスト高さ以上に上昇させることなく、各モールド前方のスペースを広げられる。この結果、フォークリフトによる各モールド交換作業のアクセス性を向上でき、且つ各搬入ローダの昇降ストロークを最小限にできるので、タイヤ加硫機自体の小型化を達成できる。
【0034】
また、各モールドの交換時に、各搬入ローダを上下に重なる状態で加硫機フレームの前面側中央位置に位置させているので、各搬入ローダが相互に接触しない距離だけ昇降させて、加硫機フレームの前面側中央位置を共用するように旋回すると、各搬入ローダを各モールド前方から退避させるスペースを最小にし、1のモールドのみならず、同時に2つのモールドの交換作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図2】タイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【図3】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダがモールド上に位置する状態を示す拡大図である。
【図4】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダがグリーンタイヤストック位置上に位置する状態を示す拡大図である。
【図5】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダが加硫機フレームの前方側中央位置に位置する状態を示す拡大図である。
【図6】図3のA−A矢視図である。
【図7】図3のB−B矢視図である。
【図8】タイヤ加硫機に対する一方のモールド交換作業を示す図である。
【図9】タイヤ加硫機に対する両方のモールド交換作業を示す図である。
【図10】従来のタイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図11】従来のタイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機
2 グリーンタイヤ
5 加硫機フレーム
6 ガイド支柱
8 搬入ローダ
16 グリーンタイヤホルダ
P1 グリーンタイヤストック位置
P2 前面側中央位置

Claims (1)

  1. 加硫機フレームの前面側中央位置で昇降・旋回されるタイヤチャックを備えた2つの搬入ローダと、加硫機フレームに前面側中央位置を挟んで並設された2つのモールドとを含んでなり、各搬入ローダのタイヤチャックにより各モールド前方の各グリーンタイヤストック位置でグリーンタイヤを把持してから各モールドに搬入するタイヤ加硫機において、
    前記各搬入ローダは、前記モールド、グリーンタイヤストック位置及び加硫機フレームの前面側中央位置間で旋回自在とされており、
    前記モールドの交換時に、前記タイヤチャックが前記加硫機フレームの前面側中央位置に位置され
    前記各搬入ローダは、前記両モールドの同時交換時に、上下に重なる状態で前記加硫機フレームの前面側中央位置に位置されることを特徴とするタイヤ加硫機。
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