JPH06134765A - タイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置 - Google Patents
タイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置Info
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- JPH06134765A JPH06134765A JP4309366A JP30936692A JPH06134765A JP H06134765 A JPH06134765 A JP H06134765A JP 4309366 A JP4309366 A JP 4309366A JP 30936692 A JP30936692 A JP 30936692A JP H06134765 A JPH06134765 A JP H06134765A
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- bladder assembly
- chuck
- arm
- loader
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- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0645—Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
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- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0654—Flexible cores therefor, e.g. bladders, bags, membranes, diaphragms
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- B29D30/0645—Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
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- B29D30/0654—Flexible cores therefor, e.g. bladders, bags, membranes, diaphragms
- B29D2030/0659—Details or accessories for the flexible cores not otherwise provided for
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラダ組立体を中心機構に簡単且つ迅速に搬
入出することのできるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装
置を提供する。 【構成】 下金型にグリーンタイヤを着座させる昇降且
つ旋回自在なローダ60のチャック59に、チャック中
心位置と退避位置とを揺動自在なアーム2と、該ア
ーム2に取着されブラダ組立体の上部を把持可能なラッ
チ3とを具備してなるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装
置1とすることによって、ブラダ組立体を中心機構に簡
単且つ迅速に搬入出することができるようにした。
入出することのできるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装
置を提供する。 【構成】 下金型にグリーンタイヤを着座させる昇降且
つ旋回自在なローダ60のチャック59に、チャック中
心位置と退避位置とを揺動自在なアーム2と、該ア
ーム2に取着されブラダ組立体の上部を把持可能なラッ
チ3とを具備してなるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装
置1とすることによって、ブラダ組立体を中心機構に簡
単且つ迅速に搬入出することができるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ加硫プレスの中
心機構に保持されるブラダ組立体の交換に際して、ブラ
ダ組立体を中心機構まで搬入又は搬出するためのブラダ
搬送装置に関する。
心機構に保持されるブラダ組立体の交換に際して、ブラ
ダ組立体を中心機構まで搬入又は搬出するためのブラダ
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、タイヤ加硫プレスを図5により説
明する。このタイヤ加硫プレスは下モールド取付部材5
1に固定された下金型52と、上モールド取付部材53
に固定され下金型52に向かって開閉自在な上金型54
と、上モールド取付部材53に立設した加圧伝達ロッド
55に加圧力を加える加圧シリンダ56と、下モールド
取付部材51の中心部に昇降自在に配置された中心機構
57と、円周等分位置につかみ装置58を配設したチャ
ック59を装備したローダ60とを備えている。下金型
52と上金型54はそれぞれ加熱手段を内蔵しており、
中心機構57はグリーンタイヤ内面に添接して熱圧媒供
給下にシェーピングを行う拡縮自在なブラダ61を保持
している。ローダ60は、昇降且つ旋回自在であり、ま
た、チャック59のつかみ装置58でグリーンタイヤの
上部ビードリング部分を内側から把持することによって
グリーンタイヤを吊持可能となっており、プレス外に置
かれたグリーンタイヤを下金型52の所定位置に着座さ
せることができるようになっている。
明する。このタイヤ加硫プレスは下モールド取付部材5
1に固定された下金型52と、上モールド取付部材53
に固定され下金型52に向かって開閉自在な上金型54
と、上モールド取付部材53に立設した加圧伝達ロッド
55に加圧力を加える加圧シリンダ56と、下モールド
取付部材51の中心部に昇降自在に配置された中心機構
57と、円周等分位置につかみ装置58を配設したチャ
ック59を装備したローダ60とを備えている。下金型
52と上金型54はそれぞれ加熱手段を内蔵しており、
中心機構57はグリーンタイヤ内面に添接して熱圧媒供
給下にシェーピングを行う拡縮自在なブラダ61を保持
している。ローダ60は、昇降且つ旋回自在であり、ま
た、チャック59のつかみ装置58でグリーンタイヤの
上部ビードリング部分を内側から把持することによって
グリーンタイヤを吊持可能となっており、プレス外に置
かれたグリーンタイヤを下金型52の所定位置に着座さ
せることができるようになっている。
【0003】上述したタイヤ加硫プレスにおいては、ブ
ラダ61は高熱、高圧環境下で伸縮変形動作を加硫サイ
クル毎に反復するため、5〜8日程度で新品と交換する
必要があり、また、パンク、孔明き等の損傷が発生した
場合、金型の変更の場合にも交換の必要が生じる。そこ
で、従来、図6に示すように、フォークリフト等の吊持
機器65からなる搬送装置を用いて、ブラダ61の上下
端を上部支持部材66と下部支持部材67とで保持した
ブラダ組立体68をワンセットにして交換している。こ
れは、吊持機器65で、機外に置かれた新しいブラダ組
立体68を吊り上げ、タイヤ加硫プレス中心上に移動さ
せ(この芯合わせには熟練を要する)、下降させる。そ
して、下部支持部材67を手で回す等して中心機構57
のリフトシリンダ70の上部70aに螺着し、上部支持
部材66を中心機構57のピストンロッド71の上端7
1aにブラケット72で固定することにより、新しいブ
ラダ組立体68を中心機構57に装着するものである。
また、古いブラダ組立体68の取り外しは、これとは逆
の手順で行っている。
ラダ61は高熱、高圧環境下で伸縮変形動作を加硫サイ
クル毎に反復するため、5〜8日程度で新品と交換する
必要があり、また、パンク、孔明き等の損傷が発生した
場合、金型の変更の場合にも交換の必要が生じる。そこ
で、従来、図6に示すように、フォークリフト等の吊持
機器65からなる搬送装置を用いて、ブラダ61の上下
端を上部支持部材66と下部支持部材67とで保持した
ブラダ組立体68をワンセットにして交換している。こ
れは、吊持機器65で、機外に置かれた新しいブラダ組
立体68を吊り上げ、タイヤ加硫プレス中心上に移動さ
せ(この芯合わせには熟練を要する)、下降させる。そ
して、下部支持部材67を手で回す等して中心機構57
のリフトシリンダ70の上部70aに螺着し、上部支持
部材66を中心機構57のピストンロッド71の上端7
1aにブラケット72で固定することにより、新しいブ
ラダ組立体68を中心機構57に装着するものである。
また、古いブラダ組立体68の取り外しは、これとは逆
の手順で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のフォー
クリフト等の吊持機器65からなる搬送装置では、フォ
ークリフト等を操作しながらブラダ組立体68を中心機
構57の真上に位置させて下降させるので、芯合わせが
難しいという問題点を有していた。そのため、ブラダ組
立体68の搬送に多くの時間と労力を必要とし、また、
熟練も必要になる。
クリフト等の吊持機器65からなる搬送装置では、フォ
ークリフト等を操作しながらブラダ組立体68を中心機
構57の真上に位置させて下降させるので、芯合わせが
難しいという問題点を有していた。そのため、ブラダ組
立体68の搬送に多くの時間と労力を必要とし、また、
熟練も必要になる。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ブラダ組立体を中心機構に簡単且つ迅速に搬入
出することのできるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置
を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ブラダ組立体を中心機構に簡単且つ迅速に搬入
出することのできるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明のタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置は、下
金型にグリーンタイヤを着座させる昇降且つ旋回自在な
ローダのチャックに、チャック中心位置と退避位置とを
揺動自在なアームと、該アームに取着されブラダ組立体
の上部を把持可能なラッチとを具備してなるものであ
る。
に、本発明のタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置は、下
金型にグリーンタイヤを着座させる昇降且つ旋回自在な
ローダのチャックに、チャック中心位置と退避位置とを
揺動自在なアームと、該アームに取着されブラダ組立体
の上部を把持可能なラッチとを具備してなるものであ
る。
【0007】
【作用】昇降且つ旋回自在なローダのチャックにアーム
とラッチとを具備してなるブラダ搬送装置は、ローダの
チャックに従って移動するため、ラッチがブラダ組立体
の上部を把持した状態で、機外位置からプレス中心位置
へと旋回し、プレス中心位置において下降し、ブラダ組
立体を中心機構まで搬入する。
とラッチとを具備してなるブラダ搬送装置は、ローダの
チャックに従って移動するため、ラッチがブラダ組立体
の上部を把持した状態で、機外位置からプレス中心位置
へと旋回し、プレス中心位置において下降し、ブラダ組
立体を中心機構まで搬入する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のタイヤ加硫プレスのブラダ搬送
装置を示す図、図2は図1のA−A断面図である。
明する。図1は本発明のタイヤ加硫プレスのブラダ搬送
装置を示す図、図2は図1のA−A断面図である。
【0009】図1及び図2において、60はローダ、5
9はチャックであり、タイヤ加硫プレスに各々装置され
ているものである。このチャック59にアーム2とアー
ム2に取着されたラッチ3とを具備してブラダ搬送装置
1とした点が従来と異なる点である。
9はチャックであり、タイヤ加硫プレスに各々装置され
ているものである。このチャック59にアーム2とアー
ム2に取着されたラッチ3とを具備してブラダ搬送装置
1とした点が従来と異なる点である。
【0010】アーム2は揺動シリンダ4により揺動自在
であって、チャック59の中心上の中心位置とチャッ
ク59の大径穴59aの外側の退避位置とを取り得る
ようになっており、ブラダ61が大径穴59a内で直立
するときには、アーム2は退避位置に退避してブラダ
61と干渉しないようになっている。また、チャック5
9にはストッパー5が設けられており、このストッパー
5によりアーム2は中心位置に確実に決まるようにな
っている。
であって、チャック59の中心上の中心位置とチャッ
ク59の大径穴59aの外側の退避位置とを取り得る
ようになっており、ブラダ61が大径穴59a内で直立
するときには、アーム2は退避位置に退避してブラダ
61と干渉しないようになっている。また、チャック5
9にはストッパー5が設けられており、このストッパー
5によりアーム2は中心位置に確実に決まるようにな
っている。
【0011】ラッチ3は爪部7a、8aとギヤ部7b、
8bを有する右保持体7と左保持体8とからなるもので
あって、両保持体7、8はギヤ部7b、8bが噛み合っ
ており、右保持体7は軸9とプレート10を介して開閉
シリンダ12に連結されている。そして、開閉シリンダ
12の作動でギヤ部7b、8bを回転させることによっ
てラッチ3は開閉自在となっており、閉じた状態では、
爪部7a、8aがブラダ組立体68の上部支持部材66
の溝部66aを把持できるようになっている。
8bを有する右保持体7と左保持体8とからなるもので
あって、両保持体7、8はギヤ部7b、8bが噛み合っ
ており、右保持体7は軸9とプレート10を介して開閉
シリンダ12に連結されている。そして、開閉シリンダ
12の作動でギヤ部7b、8bを回転させることによっ
てラッチ3は開閉自在となっており、閉じた状態では、
爪部7a、8aがブラダ組立体68の上部支持部材66
の溝部66aを把持できるようになっている。
【0012】つぎに、上述した構造のブラダ搬送装置に
よるブラダ組立体の交換手順を説明する。まず、装着手
順を説明する。図5において、ローダ60のチャック5
9は機外のグリーンタイヤ置場から中心機構57の真上
まで旋回でき、さらに、中心機構57に向かって下降で
きる。そこで、機外のグリーンタイヤ置場に旋回してい
る図1のブラダ搬送装置1のアーム2を中心位置と
し、グリーンタイヤ置場に置いたブラダ組立体68の上
部支持部材66の溝部66aをラッチ3を閉じて把持す
る。そして、ローダ60を上昇、旋回させてブラダ組立
体68をプレス中心上に移動し、ローダ60を下降させ
てブラダ組立体68を下降させ、中心機構57まで搬入
する。
よるブラダ組立体の交換手順を説明する。まず、装着手
順を説明する。図5において、ローダ60のチャック5
9は機外のグリーンタイヤ置場から中心機構57の真上
まで旋回でき、さらに、中心機構57に向かって下降で
きる。そこで、機外のグリーンタイヤ置場に旋回してい
る図1のブラダ搬送装置1のアーム2を中心位置と
し、グリーンタイヤ置場に置いたブラダ組立体68の上
部支持部材66の溝部66aをラッチ3を閉じて把持す
る。そして、ローダ60を上昇、旋回させてブラダ組立
体68をプレス中心上に移動し、ローダ60を下降させ
てブラダ組立体68を下降させ、中心機構57まで搬入
する。
【0013】そして、図6のブラダ組立体68の下部支
持部材67を中心機構57のリフトシリンダ70に固定
し、上部支持部材66をピストンロッド71の上端に固
定することによって新しいブラダ組立体68の装着が完
了する。
持部材67を中心機構57のリフトシリンダ70に固定
し、上部支持部材66をピストンロッド71の上端に固
定することによって新しいブラダ組立体68の装着が完
了する。
【0014】また、ブラダ組立体68を中心機構57か
ら取り外す場合には、まず、図6の上部支持部材66と
下部支持部材67の固定を解除する。そして、図1のア
ーム2を中心位置とした状態で、ローダ60をプレス
中心上に旋回させて下降させ、ラッチ3を閉じてブラダ
組立体68の上部支持部材66の溝部66aを把持す
る。そして、ローダ60を上昇、旋回させてブラダ組立
体68を加硫機外に排出することによって古いブラダ組
立体68の取り外しが完了する。
ら取り外す場合には、まず、図6の上部支持部材66と
下部支持部材67の固定を解除する。そして、図1のア
ーム2を中心位置とした状態で、ローダ60をプレス
中心上に旋回させて下降させ、ラッチ3を閉じてブラダ
組立体68の上部支持部材66の溝部66aを把持す
る。そして、ローダ60を上昇、旋回させてブラダ組立
体68を加硫機外に排出することによって古いブラダ組
立体68の取り外しが完了する。
【0015】このように、昇降且つ旋回自在なローダ6
0のチャック59にアーム2とラッチ3とを具備してな
るブラダ搬送装置1は、ローダ60のチャック59に従
って移動するため、ラッチ3がブラダ組立体1の上部を
把持した状態で、プレス中心位置と機外位置とを旋回
し、各位置において昇降することができる。従って、ブ
ラダ組立体の交換にあたってのブラダ組立体の中心機構
への搬入出を、作業員を要するフォークリフト等の吊持
機器を用いるのではなく、タイヤ加硫プレスに装備され
ているローダを旋回・昇降させるだけで自動的に行うこ
とができるようになる。その結果、高温で、スペースに
制限のある場所であってもブラダ組立体の交換作業を簡
単に行うことができるようになり、芯合わせも確実とな
る。また、このブラダ搬送装置は、タイヤ加硫プレスに
装置されているローダのチャックにアームとラッチとを
具備しただけのものであるため、低いコストで製造する
ことができる。
0のチャック59にアーム2とラッチ3とを具備してな
るブラダ搬送装置1は、ローダ60のチャック59に従
って移動するため、ラッチ3がブラダ組立体1の上部を
把持した状態で、プレス中心位置と機外位置とを旋回
し、各位置において昇降することができる。従って、ブ
ラダ組立体の交換にあたってのブラダ組立体の中心機構
への搬入出を、作業員を要するフォークリフト等の吊持
機器を用いるのではなく、タイヤ加硫プレスに装備され
ているローダを旋回・昇降させるだけで自動的に行うこ
とができるようになる。その結果、高温で、スペースに
制限のある場所であってもブラダ組立体の交換作業を簡
単に行うことができるようになり、芯合わせも確実とな
る。また、このブラダ搬送装置は、タイヤ加硫プレスに
装置されているローダのチャックにアームとラッチとを
具備しただけのものであるため、低いコストで製造する
ことができる。
【0016】さらに、このブラダ搬送装置を用いる場合
に、ブラダ組立体の交換作業をより自動化できるので、
そのようなブラダ装着手段を有する中心機構を図3及び
図4(図3のB−B断面図)により説明する。図3及び
図4において、この中心機構21はガイドスリーブ22
内に昇降自在に貫挿されたリフトシリンダ23と、リフ
トシリンダ23に昇降自在に内装されたピストンロッド
24と、ブラダ25の上下端を上部支持部材26と下部
支持部材27とで保持したブラダ組立体28とから構成
されている。ピストンロッド24の上端には段付凸部2
4aが設けられており、段付凸部24aに上部支持部材
26を嵌入し、水平方向に2つに分割された段付ブロッ
ク30を側方から装着し、パイプ材31を嵌入すること
によって上部支持部材26をピストンロッド24の上端
に固定することができるようになっている。また、下部
支持部材27には下部に6つの凸部32aが円周等分位
置に列設された大径穴32が設けられており、リフトシ
リンダ23内に回転自在に支持された係合部材34の凸
部34aを大径穴32の凸部32aの間を抜けて大径穴
32に進入させ、歯車35の回転により係合部材34を
30°(凸部34aの1ピッチ分)だけ回転させ、係合
部材34の凸部34aの下端34bと下部支持部材27
の凸部32aの上端32bとを係合させることにより、
下部支持部材27をリフトシリンダ23に固定すること
ができるようになっている。
に、ブラダ組立体の交換作業をより自動化できるので、
そのようなブラダ装着手段を有する中心機構を図3及び
図4(図3のB−B断面図)により説明する。図3及び
図4において、この中心機構21はガイドスリーブ22
内に昇降自在に貫挿されたリフトシリンダ23と、リフ
トシリンダ23に昇降自在に内装されたピストンロッド
24と、ブラダ25の上下端を上部支持部材26と下部
支持部材27とで保持したブラダ組立体28とから構成
されている。ピストンロッド24の上端には段付凸部2
4aが設けられており、段付凸部24aに上部支持部材
26を嵌入し、水平方向に2つに分割された段付ブロッ
ク30を側方から装着し、パイプ材31を嵌入すること
によって上部支持部材26をピストンロッド24の上端
に固定することができるようになっている。また、下部
支持部材27には下部に6つの凸部32aが円周等分位
置に列設された大径穴32が設けられており、リフトシ
リンダ23内に回転自在に支持された係合部材34の凸
部34aを大径穴32の凸部32aの間を抜けて大径穴
32に進入させ、歯車35の回転により係合部材34を
30°(凸部34aの1ピッチ分)だけ回転させ、係合
部材34の凸部34aの下端34bと下部支持部材27
の凸部32aの上端32bとを係合させることにより、
下部支持部材27をリフトシリンダ23に固定すること
ができるようになっている。
【0017】このようなブラダ装着手段を有する中心機
構にあっては、上部支持部材26はパイプ材31の抜き
差しだけの簡単な作業でピストンロッド24の上端に着
脱自在となり、また、下部支持部材27は歯車35によ
って係合部材34を回転させるだけでリフトシリンダ2
3に着脱自在となる。従って、このブラダ装着手段を有
する中心機構と本発明のブラダ搬送装置とによってブラ
ダ組立体の交換作業を行った場合には、上部支持部材2
6の着脱にあたってのパイプ材31の抜き差し以外は全
て自動化が可能となるため、ブラダ組立体の交換時間が
大幅に短縮され、また、交換作業を安全に行うことがで
きるようになる。
構にあっては、上部支持部材26はパイプ材31の抜き
差しだけの簡単な作業でピストンロッド24の上端に着
脱自在となり、また、下部支持部材27は歯車35によ
って係合部材34を回転させるだけでリフトシリンダ2
3に着脱自在となる。従って、このブラダ装着手段を有
する中心機構と本発明のブラダ搬送装置とによってブラ
ダ組立体の交換作業を行った場合には、上部支持部材2
6の着脱にあたってのパイプ材31の抜き差し以外は全
て自動化が可能となるため、ブラダ組立体の交換時間が
大幅に短縮され、また、交換作業を安全に行うことがで
きるようになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので以下に記載する効果を奏する。昇降且つ旋回自在な
ローダのチャックにアームとラッチとを具備してなるブ
ラダ搬送装置は、ローダのチャックに従って移動するた
め、ラッチがブラダ組立体の上部を把持した状態で、プ
レス中心位置と機外位置とを旋回し、各位置において昇
降することができる。従って、ブラダ組立体の搬送にあ
たってのブラダ組立体の中心機構への搬入出を、作業員
を要するフォークリフト等の吊持機器を用いるのではな
く、タイヤ加硫プレスに装備されているローダを旋回・
昇降させるだけで自動的に行うことができるようにな
り、芯合わせも確実となる。その結果、ブラダ組立体の
交換時間が短縮され、また、ブラダ装着手段を有する中
心機構と組み合わせると、ブラダの搬送と装着の一連の
自動化も可能となる。
ので以下に記載する効果を奏する。昇降且つ旋回自在な
ローダのチャックにアームとラッチとを具備してなるブ
ラダ搬送装置は、ローダのチャックに従って移動するた
め、ラッチがブラダ組立体の上部を把持した状態で、プ
レス中心位置と機外位置とを旋回し、各位置において昇
降することができる。従って、ブラダ組立体の搬送にあ
たってのブラダ組立体の中心機構への搬入出を、作業員
を要するフォークリフト等の吊持機器を用いるのではな
く、タイヤ加硫プレスに装備されているローダを旋回・
昇降させるだけで自動的に行うことができるようにな
り、芯合わせも確実となる。その結果、ブラダ組立体の
交換時間が短縮され、また、ブラダ装着手段を有する中
心機構と組み合わせると、ブラダの搬送と装着の一連の
自動化も可能となる。
【図1】本発明のタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置を
示した図である。
示した図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】中心機構を示した図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】タイヤ加硫プレスの全体図である。
【図6】従来のブラダ搬送装置を示した図である。
1 ブラダ搬送装置 2 アーム 3 ラッチ 59 チャック 60 ローダ 68 ブラダ組立体
Claims (1)
- 【請求項1】 下金型にグリーンタイヤを着座させる昇
降且つ旋回自在なローダのチャックに、チャック中心位
置と退避位置とを揺動自在なアームと、該アームに取着
されブラダ組立体の上部を把持可能なラッチとを具備し
てなるタイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309366A JPH06134765A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置 |
KR1019930021779A KR970002291B1 (ko) | 1992-10-23 | 1993-10-20 | 타이어 가황프레스의 블래더 반송장치 |
US08/139,811 US5360327A (en) | 1992-10-23 | 1993-10-22 | Bladder carrying apparatus for tire vulcanizing press |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309366A JPH06134765A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134765A true JPH06134765A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17992141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309366A Pending JPH06134765A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | タイヤ加硫プレスのブラダ搬送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5360327A (ja) |
JP (1) | JPH06134765A (ja) |
KR (1) | KR970002291B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6761849B2 (en) * | 2001-07-31 | 2004-07-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Bladder lifting apparatus and method |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60161115A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ加硫機に於けるバ−チカルロ−ダのセンタ−リング装置 |
JPS6161812A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タイヤ加硫機のアンロ−ダ |
IT1198209B (it) * | 1986-12-01 | 1988-12-21 | Pirelli | Miglioramenti alle presse di vulcanizzazione per pneumatici |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309366A patent/JPH06134765A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-20 KR KR1019930021779A patent/KR970002291B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-10-22 US US08/139,811 patent/US5360327A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5360327A (en) | 1994-11-01 |
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