JPH06134667A - 砥石軸装置 - Google Patents

砥石軸装置

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JPH06134667A
JPH06134667A JP4287940A JP28794092A JPH06134667A JP H06134667 A JPH06134667 A JP H06134667A JP 4287940 A JP4287940 A JP 4287940A JP 28794092 A JP28794092 A JP 28794092A JP H06134667 A JPH06134667 A JP H06134667A
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JP
Japan
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rotor
peripheral surface
flange portion
casings
central flange
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Application number
JP4287940A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Oda
芳正 小田
Masato Ota
眞土 大田
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Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
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Publication date
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Priority to US08/140,227 priority patent/US5462470A/en
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
    • B23Q1/262—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24—GRINDING; POLISHING
    • B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00—Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/04—Headstocks; Working-spindles; Features relating thereto
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406—Magnetic bearings
    • F16C32/044—Active magnetic bearings
    • F16C32/0474—Active magnetic bearings for rotary movement
    • F16C32/0489—Active magnetic bearings for rotary movement with active support of five degrees of freedom, e.g. two radial magnetic bearings combined with an axial bearing
    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08—Structural association with bearings
    • H02K7/09—Structural association with bearings with magnetic bearings
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
    • F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators

Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石軸装置の小型軽量化を図る。 【構成】 固定軸３に筒状のロータ４を挿入し、ロータ
４の外周面には中央フランジ部５を一体に形成すると共
に、中央フランジ部５の外周面には砥石７を取り付け
る。即ち、砥石７及び中央フランジ部５は、ロータ４の
外周面の延長線上に一体に設けて、ロータ４の軸心方向
における砥石軸装置の小型を図るように構成する。ま
た、ロータ４の内周面側にはロータ４をその径方向に支
持するラジアル磁気軸受部９を設置し、中央フランジ部
５の端面側にはロータ４をその軸方向に支持するアキシ
ャル磁気軸受部１０と、ロータ４をその軸心回りに回転
させる駆動モータ１１を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は研削盤を構成する砥石
軸装置に関し、特にその小型軽量化を図るようにしたも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の砥石軸装置には図５に示
す如くハウジング５０内にベアリング５１，５１で支持
された筒状の回転軸５２を有し、この回転軸５２の一端
にはフランジ部５３を介して砥石５４が一体に取り付け
られている一方、回転軸５２の他端にはプーリ５６が配
設されており、このプーリ５６はベルト５７及びモータ
プーリ５８を介して駆動モータ５５に接続されている。
即ち、この砥石軸装置は駆動モータ５５の起動によりモ
ータプーリ５８、ベルト５７及びプーリ５６を介して回
転軸５２が回転すると共に、その回転軸５２と一体に砥
石５４が回転するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の砥石軸装置にあっては、回転軸５２の一端
にフランジ部５３を介して砥石５４が一体に取り付けら
れている、即ち、砥石５４及びフランジ部５３は回転軸
５２の軸心延長線上に順に並んで一体化されているた
め、回転軸５２の全長が砥石５４及びフランジ部５３の
分だけ延長され、しかも砥石５４及びフランジ部５３の
全てが回転軸５２の一端に片寄って配置されるので、回
転軸５２については、小径かつ薄肉では剛性が足らず、
大径かつ厚肉のものしか用いることができず、このた
め、回転軸５２を収納するハウジング５０や、その回転
軸５２を支持するベアリング５１の支持部分も大型とな
り、その結果、砥石軸装置全体、即ち、切込運動部全体
が大型化しかつその重量も重くなる。
【０００４】また、上記のように大型で重い切込運動部
（砥石軸装置）と切込移動機構のガイドとの接触面圧力
を下げ、そのガイドに沿って切込運動部を滑らかに摺動
させるには、ガイドの案内面を幅広く形成する必要があ
るのみならず、切込移動機構の駆動モータも大型となる
ので、砥石軸装置だけでなく、その切込移動機構も大型
化し、微小切込ができない等の問題点がある。
【０００５】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは特に砥石軸装置の小型軽
量化を図ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の発明は、互いに向かい合う一対の
ケーシングと、その一方側ケーシングに一端が固定され
他端が上記他方側ケーシングに固定された固定軸と、上
記両ケーシング間に位置しかつ上記固定軸に回転可能に
挿入された筒状のロータと、このロータの外周面に一体
に設けた中央フランジ部と、その中央フランジ部の外周
面に取り付けられた砥石と、上記ロータの内周面と固定
軸の外周面との間に配設されると共に上記ロータをその
径方向に支持するラジアル磁気軸受部と、上記中央フラ
ンジ部の端面と両ケーシングの内壁面との間に設けられ
ると共に上記ロータをその軸方向に支持するアキシャル
磁気軸受部と、上記中央フランジ部の端面と両ケーシン
グの内壁面との間又は上記ロータの内周面と固定軸の外
周面との間に配設されると共に上記ロータをその軸心回
りに回転させる駆動モータとを具備することを特徴とす
る。
【０００７】請求項２に記載の発明は、互いに向かい合
う一対のケーシングと、その一方側ケーシングに一端が
対向し他端が上記他方側ケーシングに対向するように配
設されたロータと、上記ロータの外周面に一体に設けた
中央フランジ部と、上記中央フランジ部の外周面に取り
付けられた砥石と、上記ロータの外周面と両ケーシング
の内壁面との間に配設されると共に上記ロータをその径
方向に支持するラジアル磁気軸受部と、上記中央フラン
ジ部の端面と両ケーシングの内壁面との間に設けられる
と共に上記ロータをその軸方向に支持するアキシャル磁
気軸受部と、上記中央フランジ部の端面と両ケーシング
の内壁面との間又は上記ロータの外周面と両ケーシング
の内壁面との間に配設されると共に上記ロータをその軸
心回りに回転させる駆動モータとを具備することを特徴
とする。
【０００８】
【作用】この発明によれば、砥石及び中央フランジ部は
ロータの外周面の延長線上に設けられるので、砥石軸装
置が特にロータの軸心方向に小型化され、また、そのロ
ータは中央フランジ部により剛性が高くなるので、薄肉
のロータを適用することができ、砥石軸装置が軽量化さ
れる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明に係る砥石軸装置の実施例に
ついて図１ないし図４を用いて詳細に説明する。
【００１０】この砥石軸装置は図１に示す如く所定の間
隔を隔てて互いに向かい合う一対のケーシング１，２を
備え、その両ケーシング１，２間には固定軸３が配設さ
れており、この固定軸３の一端は一方側ケーシング１の
中心部に固定されていると共に、固定軸３の他端は他方
側ケーシング２の中心部に固定されている。
【００１１】また、上記両ケーシング１，２間には筒状
のロータ４を有し、ロータ４は上記固定軸３に回転可能
に挿入されていると共に、そのロータ４の外周面には中
央フランジ部５が一体に形成されており、この中央フラ
ンジ部５はその両端面が上記両ケーシング１，２の内壁
面側とそれぞれ対向し、かつ上記両ケーシング１，２よ
り大径に形成されている。即ち、中央フランジ部５の外
周面は両ケーシング１，２間から外部に突出するように
設けられている。
【００１２】さらに、上記中央フランジ部５の外周面に
形成された環状段部６にはリング状の砥石７が着脱自在
に取り付けられており、この砥石７は砥石固定部材８に
より中央フランジ部５に一体に固定されている。即ち、
ロータ４の外周面には中央フランジ部５を介して砥石７
が配設されている。
【００１３】一方、上記ロータ４の内周面と固定軸３の
外周面との間にはラジアル磁気軸受部９が設けられてお
り、このラジアル磁気軸受部９はラジアル位置センサ９
ａ及びラジアル電磁石９ｂ等から構成され、そのラジア
ル位置センサ９ａ及びラジアル電磁石９ｂは固定軸３側
に設置されている。なお、ラジアル位置センサ９ａはロ
ータ４の径方向に沿ってロータ４との距離を検出するも
ので、ラジアル電磁石９ｂはラジアル位置センサ９ａか
らの検出値に基づき励磁され、かつこのような励磁によ
る磁力がロータ４の内周面に作用してロータ４をその径
方向に支持するように構成されている。
【００１４】また、上記中央フランジ部５の端面と両ケ
ーシング１，２の内壁面との間にはアキシャル磁気軸受
部１０が設けられており、このアキシャル磁気軸受部１
０はアキシャル位置センサ（図示省略）及びアキシャル
電磁石１０ｂ，１０ｂ等から構成され、そのアキシャル
位置センサ（図示省略）及びアキシャル電磁石１０ｂ，
１０ｂは各ケーシング１，２の内壁面側にそれぞれ設置
されている。なお、アキシャル位置センサはロータ４の
軸心方向に沿ってロータ４の端面との距離、又は中央フ
ランジ部５の端面との距離を検出するもので、アキシャ
ル電磁石１０ｂ，１０ｂは上記アキシャル位置センサか
らの検出値に基づき励磁され、かつこのような励磁によ
る磁力が中央フランジ部５の両端面に作用してロータ４
をその軸方向に支持するように構成されている。
【００１５】さらに、上記中央フランジ部５の端面と両
ケーシング１，２の内壁面との間には２組の駆動モータ
１１，１１が設けられており、この両駆動モータ１１は
中央フランジ部５と一体にロータ４をその軸心回りに回
転させるもので、中央フランジ部５を介し互いに向かい
合う位置に配設されていると共に、両駆動モータ１１，
１１の回転子１１ａ，１１ａは中央フランジ部５の端面
にそれぞれ埋設され、両駆動モータ１１，１１の固定子
１１ｂ，１１ｂは上記両ケーシング１，２の内壁面にそ
れぞれ取り付けられている。
【００１６】また、上記ラジアル磁気軸受部９の両側に
は保護ベアリング１２，１２が配設されており、この各
保護ベアリング１２の内輪部１２ａは固定軸３に一体に
取り付けられていると共に、その外輪部１２ｂはロータ
４の内周面と微少隙間を隔てて対向するように設けられ
ている。
【００１７】即ち、上記の如く構成された砥石軸装置に
よれば、ラジアル磁気軸受部９及びアキシャル磁気軸受
部１０がロータ４をその軸方向及び径方向にそれぞれ支
持した上で、駆動モータ１１，１１が中央フランジ部５
と一体にロータ４をその軸心回りに回転させる。
【００１８】したがって、上記実施例の砥石軸装置にあ
っては、ロータの外周面に中央フランジ部を一体に形成
し、かつその中央フランジ部の外周面に砥石を取り付け
たため、上記砥石及び中央フランジ部はロータの外周面
の延長線上に一体に設けられるので、その砥石及び中央
フランジ部によりロータの全長が延長されることはな
く、特にロータの軸心方向における砥石軸装置の小型化
が図れることは勿論のこと、ロータは中央フランジ部に
より剛性が高くなるので、薄肉のロータを適用すること
ができ、砥石軸装置の軽量化が図れるのみならず、この
ような軽量かつ小型の砥石軸装置を切込移動させるため
の切込移動機構も小型に構成することができる。
【００１９】また、この砥石軸装置では、ロータと磁気
軸受部の間に隙間が存在するため、電気的にロータの位
置を変えることができるので、切込移動機構を動かさず
に、微小切込も容易にできる。
【００２０】しかも、この砥石軸装置によれば、砥石は
中央フランジ部の外周面に取り付けられると共に、ラジ
アル磁気軸受部はロータの内周面側に設置され、かつア
キシャル磁気軸受部及び駆動モータは中央フランジ部の
端面側に配置される、即ち上記ラジアル磁気軸受部、ア
キシャル磁気軸受部及び駆動モータ等はその全てが上記
砥石の内側に集中的に内蔵された状態で配設されるの
で、砥石の両端面側に工作物をそれぞれ配置して、その
両工作物を同時に加工することができる。
【００２１】なお、上記実施例では、駆動モータ１１は
中央フランジ部５の端面と両ケーシング１，２の内壁面
との間に設けたが、この駆動モータ１１は図２に示す如
く固定軸３の外周面とロータ４の内周面との間に設けて
も良く、この場合には駆動モータ１１の回転子１１ａは
ロータ４の内周面に埋設し、駆動モータ１１の固定子１
１ｂは固定軸３の外周面に一体に取り付ける。
【００２２】図３は請求項２の発明に係る砥石軸装置の
一実施例を示すもので、上記のような請求項１の発明に
係る砥石軸装置の実施例と同一部材には同一符号を付
す。
【００２３】同図に示す砥石軸装置は所定の間隔を隔て
て互いに向かい合う一対のケーシング１，２間にロータ
４が設けられており、このロータ４はその一端が一方側
ケーシング１の内壁面に対向しかつ他端が他方側ケーシ
ング２の内壁面に対向するように配設されている。
【００２４】また、上記ロータ４の外周面には中央フラ
ンジ部５が一体に形成され、その中央フランジ部５の外
周面には砥石７が着脱自在に取り付けられているが、こ
のような中央フランジ部５の構成、並びに砥石７の着脱
構造については上記実施例と同様なためその詳細説明を
省略する。
【００２５】さらに、上記ロータ４の外周面と両ケーシ
ング１，２の内壁面との間には中央フランジ部５の両端
面側にラジアル磁気軸受部９，９が設けられており、こ
の各ラジアル磁気軸受部９はラジアル位置センサ９ａ及
びラジアル電磁石９ｂ等から構成され、そのラジアル位
置センサ９ａ及びラジアル電磁石９ｂは一方側又は他方
側ケーシング１，２にそれぞれ設置されている。なお、
ラジアル位置センサ９ａはロータ４の径方向に沿ってロ
ータ４との距離を検出するもので、ラジアル電磁石９ｂ
はラジアル位置センサ９ａからの検出値に基づき励磁さ
れ、かつこのような励磁による磁力がロータ４の外周面
に作用してロータ４をその径方向に支持するように構成
されている。
【００２６】一方、上記中央フランジ部５の端面と両ケ
ーシングの内壁面との間にはアキシャル磁気軸受部１０
を有し、また、中央フランジ部５の端面と両ケーシング
１，２の内壁面との間には２組の駆動モータ１１，１１
が設けられているが、このようなアキシャル磁気軸受部
１０、並びに駆動モータ１１の構成については上記実施
例と同様なためその詳細説明を省略する。
【００２７】また、上記ロータ４の両端側には保護ベア
リング１２，１２がそれぞれ配設されており、この各保
護ベアリング１２の内輪部１２ａはロータ４の外周面と
微少隙間を隔てて対向するように設けられていると共
に、その外輪部１２ｂはケーシング１，２の内壁面に一
体に取り付けられている。
【００２８】即ち、このように構成された砥石軸装置で
も、ラジアル磁気軸受部９及びアキシャル磁気軸受部１
０がロータ４をその軸方向及び径方向に支持した上で、
駆動モータ１１，１１が中央フランジ部５と一体にロー
タ４をその軸心回りに回転させる。
【００２９】したがって、上記実施例の砥石軸装置にあ
っても、ロータの外周面に中央フランジ部を一体に形成
し、かつその中央フランジ部の外周面に砥石を取り付け
たため、上記砥石及び中央フランジ部はロータの外周面
の延長線上に一体に設けられるので、その砥石及び中央
フランジ部によりロータの全長が延長されることはな
く、特にロータの軸心方向における砥石軸装置の小型化
が図れることは勿論のこと、ロータは中央フランジ部に
より剛性が高くなるので、薄肉のロータを適用すること
ができ、砥石軸装置の軽量化が図れるのみならず、この
ような軽量かつ小型の砥石軸装置を切込移動させるため
の切込移動機構も小型に構成することができる。
【００３０】また、この実施例の砥石軸装置でも、ロー
タと磁気軸受部の間に隙間が存在するため、電気的にロ
ータの位置を変えることができるので、切込移動機構を
動かさずに、微小切込も容易にできる。
【００３１】しかも、この実施例の砥石軸装置について
も、砥石は中央フランジ部の外周面に取り付けられると
共に、ラジアル磁気軸受部はロータの内周面側に設置さ
れ、かつアキシャル磁気軸受部及び駆動モータは中央フ
ランジ部の端面側に配置される、即ち上記ラジアル磁気
軸受部、アキシャル磁気軸受部及び駆動モータ等はその
全てが上記砥石の内側に集中的に内蔵された状態で配設
されるので、砥石の両端面側に工作物をそれぞれ配置し
て、その両工作物を同時に加工することができる。
【００３２】なお、上記実施例では、中央フランジ部５
の端面と両ケーシング１，２の内壁面との間に駆動モー
タ１１を設けたが、この駆動モータ１１は図４に示す如
く固定軸３の外周面とロータ４の内周面との間に設けて
も良く、この場合には駆動モータ１１の回転子１１ａは
ロータ４の外周面に埋設し、駆動モータ１１の固定子１
１ｂはケーシング１の内周面に一体に取り付ける。
【００３３】
【発明の効果】この発明に係る砥石軸装置にあっては、
上記の如くロータの外周面に中央フランジ部を一体に形
成し、かつその中央フランジ部の外周面に砥石を取り付
けたため、上記砥石及び中央フランジ部はロータの外周
面の延長線上に一体に設けられるので、その砥石及び中
央フランジ部によりロータの全長が延長されることはな
く、特にロータの軸心方向における砥石軸装置の小型化
が図れることは勿論のこと、ロータは中央フランジ部に
より剛性が高くなるので、薄肉のロータを適用すること
ができ、砥石軸装置の軽量化が図れるのみならず、この
ような軽量かつ小型の砥石軸装置を切込移動させるため
の切込移動機構も小型に構成することができる。
【００３４】さらに、この砥石軸装置によれば、ロータ
と磁気軸受部の間に隙間が存在するため、電気的にロー
タの位置を変えることができるので、切込移動機構を動
かさずに、微小切込も容易にできる。
【００３５】また、請求項２に記載の発明にあっても、
上記と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】請求項１に記載の発明に係る砥石軸装置の断面
図。
【図２】請求項１に記載の発明に係る砥石軸装置の他の
実施例を示す断面図。
【図３】請求項２に記載の発明に係る砥石軸装置の断面
図。
【図４】請求項２に記載の発明に係る砥石軸装置の他の
実施例を示す断面図。
【図５】従来の砥石軸装置の断面図。
【符号の説明】
１，２ ケーシング ３ 固定軸 ４ ロータ ５ 中央フランジ部 ７ 砥石 ９ ラジアル磁気軸受部 １０ アキシャル磁気軸受部 １１ 駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 互いに向かい合う一対のケーシングと、
    その一方側ケーシングに一端が固定され他端が上記他方
    側ケーシングに固定された固定軸と、上記両ケーシング
    間に位置しかつ上記固定軸に回転可能に挿入された筒状
    のロータと、このロータの外周面に一体に設けた中央フ
    ランジ部と、その中央フランジ部の外周面に取り付けら
    れた砥石と、上記ロータの内周面と固定軸の外周面との
    間に配設されると共に上記ロータをその径方向に支持す
    るラジアル磁気軸受部と、上記中央フランジ部の端面と
    両ケーシングの内壁面との間に設けられると共に上記ロ
    ータをその軸方向に支持するアキシャル磁気軸受部と、
    上記中央フランジ部の端面と両ケーシングの内壁面との
    間又は上記ロータの内周面と固定軸の外周面との間に配
    設されると共に上記ロータをその軸心回りに回転させる
    駆動モータとを具備することを特徴とする砥石軸装置。
  2. 【請求項２】 互いに向かい合う一対のケーシングと、
    その一方側ケーシングに一端が対向し他端が上記他方側
    ケーシングに対向するように配設されたロータと、上記
    ロータの外周面に一体に設けた中央フランジ部と、上記
    中央フランジ部の外周面に取り付けられた砥石と、上記
    ロータの外周面と両ケーシングの内壁面との間に配設さ
    れると共に上記ロータをその径方向に支持するラジアル
    磁気軸受部と、上記中央フランジ部の端面と両ケーシン
    グの内壁面との間に設けられると共に上記ロータをその
    軸方向に支持するアキシャル磁気軸受部と、上記中央フ
    ランジ部の端面と両ケーシングの内壁面との間又は上記
    ロータの外周面と両ケーシングの内壁面との間に配設さ
    れると共に上記ロータをその軸心回りに回転させる駆動
    モータとを具備することを特徴とする砥石軸装置。
JP4287940A 1992-10-26 1992-10-26 砥石軸装置 Pending JPH06134667A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287940A JPH06134667A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 砥石軸装置
EP93116018A EP0595070B1 (en) 1992-10-26 1993-10-04 Grinding wheel spindle equipment
DE69306528T DE69306528T2 (de) 1992-10-26 1993-10-04 Schleifspindel Vorrichtung
US08/140,227 US5462470A (en) 1992-10-26 1993-10-20 Grinding wheel spindle assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4287940A JPH06134667A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 砥石軸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06134667A true JPH06134667A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17723711

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