JPH06134623A - ワーク切落し部回収装置 - Google Patents

ワーク切落し部回収装置

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JPH06134623A
JPH06134623A JP28613792A JP28613792A JPH06134623A JP H06134623 A JPH06134623 A JP H06134623A JP 28613792 A JP28613792 A JP 28613792A JP 28613792 A JP28613792 A JP 28613792A JP H06134623 A JPH06134623 A JP H06134623A
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Iwao Yokoi
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切落し部21を回収するための回収機構を設
け、切落し部21の回収能力を高め、システム停止及び
下部ノズル破損をなくし、切落し部21を効率よく回収
できるワーク切落し部回収装置を提供する。 【構成】 ワークを加工したときの切落し部21を磁力
を利用して電磁石22に吸着して保持し、この電磁石2
2を制御部の制御のもと、シリンダ及びモータによりア
ーム23を上昇及び旋回させて移動し、排出位置におい
て電磁石22の励磁を解除して切落し部21を切落し部
受取台33aに載せ、電磁弁42を制御して駆動シリン
ダ39により小歯車38及び大歯車36を回転し、切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ切落し
部21を排出して回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク切落し部回収装
置に関するものであり、特に、ワークを加工したときに
生じるワークの切落し部を、その加工されたワークより
取出し、所定の場所に効率よく回収できるワーク切落し
部回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークを加工した後に発生するワークの
切落し部を回収する機能を有する従来の加工装置とし
て、ワイヤ放電加工機の例を図10に示す。図10はワ
イヤ放電加工機及び従来のワーク切落し部回収装置の要
部を示す正面図である。
【0003】図において、1はワーク、2はワーク1を
取付けるための定盤、3はワーク1を定盤2に固定する
ためのクランプ金、4はクランプ金3の締付ボルト、5
は工具となるワイヤ電極であり、ワーク1に対向して配
設される。6はワーク1の下面1aに接近して配設さ
れ、ワイヤ電極5を支持し、加工液を噴出する下部ノズ
ル、7はワーク1の上部に配設され、ワイヤ電極5を支
持し、加工液を噴出する上部ノズル、8は支柱9に支持
され、下部ノズル6を固定する下部アーム、10は支柱
9に支持され、上部ノズル7を上下移動可能に支持する
ヘッド、11,12はワイヤ電極5をワイヤボビン(図
示せず)から上部ノズル7、下部ノズル6を経てワイヤ
回収部(図示せず)に向けて導く案内プーリであり、案
内プーリ11はヘッド10に、案内プーリ12は下部ア
ーム8に回転自在に支持されている。13はワーク1の
下部に配設され、上部ノズル7及び下部ノズル6より噴
出された加工液を回収する加工液槽、14は定盤2と加
工液槽13を支持し、X軸方向(図10において左右方
向)とY軸方向(図10において紙面に対して垂直方
向)に移動可能なX−Yテーブル、15は本体(図示せ
ず)に支持され、X−Yテーブル14を駆動する駆動
部、16は加工源部であり、ワイヤ放電加工機において
は電源を構成する放電電圧発生部である。
【0004】20は上記ヘッド10の側面に取付けられ
たワーク切落し部回収装置であり、次のように構成され
ている。即ち、ワーク1を加工したときに生じるワーク
1の切落し部21を吸着する吸着部、例えば電磁石2
2、電磁石22を先端下部で支持するアーム23、アー
ム23にロッド24を介して連結され、アーム23をワ
ーク1の対向方向に上下移動可能に保持するシリンダ2
5、シリンダ25を支持し、ロッド24と同軸に設けら
れ、外周の一部に歯車部26aを有する回転軸26、上
記ヘッド10の側面に取付けられたハウジング27、回
転軸26をハウジング27内部に回転自在に支持する軸
受28、ハウジング27の上部に支持され、回転軸26
の歯車部26aに噛合する歯車29を回転駆動するモー
タ30、ハウジング27の下部に一対の固定板31を介
して対向する位置に配設された発光器及び受光器よりな
る光検出器32、ワーク1の切落し部21を収納する切
落し部回収箱33、並びにモータ30、シリンダ25及
び電磁石22に流す電流を制御する制御部34から上記
ワーク切落し部回収装置20を構成している。
【0005】次に、図11はワーク1がワイヤ電極5に
よって加工された後のワーク1を示す拡大斜視図であ
る。
【0006】図において、21は加工後に除去すべきワ
ーク1の切落し部、35は加工開始時にワイヤ電極5を
貫通させるために予めワーク1に穿設された加工スター
ト孔である。
【0007】次に、この従来装置の動作について説明す
る。ワーク1を加工する場合には、まず放電加工に先立
ち、ワイヤ電極5を図示しないワイヤボビンから案内プ
ーリ11、上部ノズル7、ワーク1の加工軌跡上の一点
に穿孔したスタート孔35、下部ノズル6、案内プーリ
12を経由し、ワイヤ回収部(図示せず)まで張架す
る。そして、この張架されたワイヤ電極5を連続的に送
給させながら、ワイヤ電極5をワーク1の放電により侵
食させたい部分に微小間隔を介して対向させ、ワーク1
に近接させた上部ノズル7及び下部ノズル6により微小
間隔に加工液を供給する。この状態において、ワイヤ電
極5とワーク1の間に放電電圧発生部16より電圧を印
加し、上記微小間隔において、加工液を介して放電を起
こさせる。この放電により、ワイヤ電極5及びワーク1
の互いに近接し、対向していた部分が侵食されるが、ワ
イヤ電極5は連続的に送給されるので、常に侵食を受け
ていないワイヤ電極5がワーク1と対向位置に送られ
る。この状態において、ワーク1の侵食を受けるべき部
分が常にワイヤ電極5に微小間隔を介して対向するよう
に、駆動部15がX−Yテーブル14、定盤2を介して
ワーク1を移動させ、放電加工を進行させる。ワーク1
の放電により侵食を受けた部分の軌跡が所定の形状を一
巡し、加工開始点のスタート孔35の位置に達した時点
で所定の形状の切抜孔をあける加工が終了し、切落し部
21が形成されることになる。
【0008】ここで、1つのワーク1に対して複数の所
定の形状の切抜孔をあける加工を行なう場合について説
明する。この場合、加工は次のように進行する。即ち、
第1の切抜孔をあける加工が終了したとき、ワーク1の
切落し部21は、図12に示すように落下し、下部ノズ
ル6により保持される。図12は吸着部とワークの位置
関係を示す要部断面図である。次に、上部ノズル7をヘ
ッド10により可動範囲の上限まで上昇させ、上部ノズ
ル7の下端の位置でワイヤ電極5を切断する。なお、こ
のワイヤ切断機構は図示されていない。切断されたワイ
ヤ電極5はワイヤ回収部(図示せず)に回収される。そ
の後、ワイヤ放電加工機に装備されたワーク切落し部回
収装置20により切落し部21の回収動作が開始され
る。
【0009】まず、制御部34よりシリンダ25に指令
信号を出し、シリンダ25のロッド24を伸ばし、ロッ
ド24に支持されているアーム23を図10に一点鎖線
で示す待機位置Aより中間位置B(光検出器32と切落
し部回収箱33との間の位置)まで降下させる。次に、
モータ30に電流を供給し、モータ30を回転し、歯車
29、歯車部26aを介して、アーム23を中間位置B
においてワーク1側へ旋回させ、アーム23に取付けら
れている電磁石22の中心が上部ノズル7と下部ノズル
6を結ぶ線上と略一致する位置でアーム23を停止させ
る。さらに、シリンダ25のロッド24を下降すべく制
御部34がシリンダ25に指令信号を出すと、アーム2
3は中間位置Bより更に保持位置Cまで下降し、加工さ
れたワーク1の切落し部21に電磁石22の下面が接触
する。そして、制御部34により電磁石22を励磁する
ための電流が電磁石22に流され、図12に示すよう
に、切落し部21を磁力によって吸着し保持する。この
状態で制御部34の制御のもとに、シリンダ25及びモ
ータ30により、アーム23を上昇及び旋回させ、電磁
石22に吸着されている切落し部21を加工されたワー
ク1より取出し、待機位置Aへ戻し、ここで検出器32
により切落し部21が電磁石22に吸着・保持されてい
ることを確認し、もし切落し部21が吸着されていれ
ば、アーム23を中間位置Bまで降下し、さらに切落し
回収箱33の上方の排出位置Dまでアーム23を旋回さ
せる。ここで、電磁石22の励磁を解除すれば、切落し
部21は切落し回収箱33に落下し回収される。その
後、アーム23は、制御部34の指令により、待機位置
Aへ戻されて停止する。
【0010】続いて、同一のワーク1に第2のスタート
孔を加工するために、予めワーク1に穿設されたスター
ト孔35がワイヤ電極5の送給経路に一致するまで、駆
動部15によりX−Yテーブル14、定盤2を介してワ
ーク1を移動させる。そして、上部ノズル7をワーク1
に近接する位置まで下降させた後、第1の切抜孔を加工
した場合と同様にして、ワイヤ電極5を張架し、加工を
進める。
【0011】なお、従来のこの種のワーク切落し部回収
装置に関連するものとして、特開平3−196920
号、特開平3−166017号、特開平2−71926
号、特開平2−284822号公報に掲載の技術を挙げ
ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のワ
ーク切落し部回収装置では、例えば、図10に示すよう
に、ワーク1の切落し部21が切落し回収箱33に落下
して回収されていた。しかし、切落し回収箱33は加工
液槽13の内部に位置し固定されているため、切落し部
21の回収能力不足によって連続して自動運転ができな
かった。
【0013】そこで、本発明は、切落し部21を回収す
るための回収機構を設け、切落し部21の回収能力を高
め、システム停止及び下部ノズル破損をなくし、切落し
部21を効率よく回収することができるワーク切落し部
回収装置の提供を課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ワーク切落し部回収装置は、ワークを加工したときの切
落し部を保持する切落し部保持手段と、前記切落し部保
持手段を待機位置、保持位置及び排出位置に移動する移
動手段と、前記排出位置において前記切落し部保持手段
から前記切落し部を受取る受取手段と、前記切落し部を
所定の位置へ排出するために前記受取手段を駆動する駆
動手段と、前記受取手段から前記切落し部を移送する移
送手段と、前記移送手段を介して前記切落し部を機械本
体外部にストックするストック手段とを具備するもので
ある。
【0015】請求項2の発明にかかるワーク切落し部回
収装置は、上記請求項1と同様の切落し部保持手段、移
動手段、受取手段、駆動手段、移送手段の他に、前記移
送手段を介して前記切落し部をストックするストック手
段と、前記ストック手段にストックされた切落し部の重
量を検出する検出手段と、前記検出手段の重量制限信号
に応じて前記ストック手段を搬送する搬送手段とを具備
するものである。
【0016】請求項3の発明にかかるワーク切落し部回
収装置は、上記請求項1及び請求項2と同様の切落し部
保持手段、移動手段、受取手段、駆動手段、移送手段、
前記請求項2と同様のストック手段、検出手段の他に、
前記検出手段の重量制限信号に応じて前記ストック手段
を交換する交換手段を具備するものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明のワーク切落し部回収装置にお
いては、ワークを加工したときの切落し部を保持して、
待機位置、保持位置及び排出位置に移動させ、前記排出
位置において前記切落し部を受取り、この切落し部を所
定の位置へ排出した後、更に移送して、機械本体外部に
ストックするものであるから、次々と連続して切落し部
を機械本体外部にストックでき、切落し部の回収能力が
増す。
【0018】請求項2の発明のワーク切落し部回収装置
においては、ワークを加工したときの切落し部を保持し
て、待機位置、保持位置及び排出位置に移動させ、前記
排出位置において前記切落し部を受取り、この切落し部
を所定の位置へ排出した後、更に移送してストックする
とともに、このストックされた切落し部の重量を検出し
て搬送するものであるから、次々と連続して切落し部を
ストックでき、切落し部の回収能力が増すだけでなく、
ストック量が或る量に達したら切落し部を次の処理位置
等へ自動的に搬送できる。
【0019】請求項3の発明のワーク切落し部回収装置
においては、ワークを加工したときの切落し部を保持し
て、待機位置、保持位置及び排出位置に移動させ、前記
排出位置において前記切落し部を受取り、この切落し部
を所定の位置へ排出した後、更に移送してストック手段
にストックするとともに、このストックされた切落し部
の重量を検出してストック手段を交換するものであるか
ら、次々と連続して切落し部をストックでき、切落し部
の回収能力が増すだけでなく、ストック量が或る量に達
したら次の新たなストック手段が供給される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。
【0021】〈第一実施例〉図1及び図2は、この発明
の第一実施例を示すワーク切落し部回収装置の詳細図で
あり、本発明の第一実施例であるワーク切落し部回収装
置の要部を示す斜視図である。また、本実施例において
も図10の切落し部回収箱33を除いて図10は略共通
である。図中、上記従来例と同一符号及び記号は上記従
来例の構成部分と同一または相当する構成部分を示す。
【0022】図において、13は加工液槽、21はワー
ク1の切落し部、22は切落し部21を吸着する電磁
石、23は電磁石22を支持するアームである。33a
は電磁石22から切落し部21を受取る切落し部受取
台、36は切落し部受取台33aの側面に配設さた大歯
車、37は大歯車36を固定するロックネジ、38は大
歯車36と歯合する小歯車、39は小歯車38を駆動す
る駆動シリンダ、40は駆動シリンダ39を加工液槽1
3に固定する固定板、41a,41bは切落し部受取台
33aを支持するガイドブロック、42は駆動シリンダ
39を駆動制御する電磁弁、43は駆動源である。即
ち、この実施例のワーク切落し部回収装置は、上記のよ
うに構成されており、従来の装置に排出位置において切
落し部保持手段から切落し部21を受取る受取手段であ
る切落し部受取台33aと、切落し部21を加工液槽1
3外へ排出するために、前記切落し部受取台33aを回
転させる駆動手段を加えたものである。
【0023】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。但し、従来の装置と同一動作
部分についての説明は省略する。ワーク切落し部回収装
置20のアーム23の先端部分に位置する電磁石22に
切落し部21が吸着されていれば、アーム23を中間位
置B(図示せず)まで降下し、更に切落し部受取台33
a上方の排出位置Dまでアーム23を旋回させる。ここ
で、電磁石22の励磁を解除すれば、切落し部21は切
落し部受取台33aに落下し回収される。切落し部21
が落下した後、アーム23は待機位置A(図示せず)へ
戻る。このあと、切落し部受取台33aが回転制御さ
れ、切落し部21は加工液槽13の外へ排出され回収さ
れる。つまり、電磁弁42を制御することにより、駆動
シリンダ39の駆動を制御し、小歯車38及び大歯車3
6を回転させて、切落し部受取台33aを図2の一点鎖
線矢印のように回転する。こうして、電磁弁42を適宜
制御することにより、切落し部受取台33aが回転制御
され切落し部21が回収される。なお、切落し部受取台
33aが回転するために、加工液槽13の外部には安全
カバー(図示せず)が取付けられ、切落し部受取台33
aを保護している。
【0024】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、ワーク1を加工したときの切落し部21を磁
力を利用して吸着し保持する電磁石22(切落し部保持
手段)と、前記電磁石22(切落し部保持手段)を待機
位置、保持位置及び排出位置に、制御部34の制御のも
と、シリンダ25及びモータ30によりアーム23を上
昇及び旋回させて移動する移動手段と、前記排出位置に
おいて前記電磁石22(切落し部保持手段)から前記切
落し部21を受取る切落し部受取台33a(受取手段)
と、前記切落し部21を加工液槽13の外部(所定の位
置)へ排出するために、電磁弁42を制御して駆動シリ
ンダ39により小歯車38及び大歯車36を回転し、前
記切落し部受取台33a(受取手段)を回転する駆動手
段とを備えている。
【0025】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ切落し
部21を排出して、ワーク1の切落し部21を回収する
ものである。
【0026】したがって、次々と連続して切落し部21
を回収でき、切落し部21の回収能力が増すので、ワイ
ヤ放電加工機の連続無人運転を可能にできる。
【0027】〈第二実施例〉図3は本発明の第二実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記第一実
施例と同一符号及び記号は上記第一実施例の構成部分と
同一または相当する構成部分を示す。
【0028】図において、44は加工液槽13の外部に
配設された安全のためのカバー、45は切落し部受取台
33aから切落し部21を移送するダストシュータ、4
7はダストシュータ45を介して切落し部21を機械本
体外部にストックする外部切落し部回収箱である。この
他は上記第一実施例と同一の構成である。つまり、この
実施例のワーク切落し部回収装置は、上記第一実施例に
切落し部21を移送して回収するために、ダストシュー
タ45及び外部切落し部回収箱47を加えたものであ
る。
【0029】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び第一実施例の
装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁弁
42を制御することにより、切落し部受取台33aが回
転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21は
ダストシュータ45に案内されて、外部切落し回収箱4
7に回収される。
【0030】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記第一実施例と同様の切落し部保持手段、
移動手段、受取手段、駆動手段の他に、前記切落し部受
取台33a(受取手段)から切落し部21を移送するダ
ストシュータ45(移送手段)と、前記ダストシュータ
45(移送手段)を介して前記切落し部21を機械本体
外部にストックする外部切落し部回収箱47(ストック
手段)とを備えている。
【0031】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にダストシュータ45で移送し、機械本体外部
の外部切落し部回収箱47にストックして、ワーク1の
切落し部21を回収するものである。
【0032】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の外部切落し部回収箱47にストックし
て回収でき、切落し部21の回収能力が増すので、ワイ
ヤ放電加工機の連続無人運転を可能にできる。
【0033】〈第三実施例〉図4は本発明の第三実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0034】図において、46は切落し部受取台33a
から切落し部21を移送するベルトコンベアである。こ
の他は上記第一実施例と同一の構成である。つまり、こ
の実施例のワーク切落し部回収装置は、上記第一実施例
に切落し部21を移送して回収するためにベルトコンベ
ア46を加えたものである。
【0035】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はベルトコンベア46に案内されて回収される。
【0036】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記第一実施例及び第二実施例と同様の切落
し部保持手段、移動手段、受取手段、駆動手段の他に、
前記切落し部受取台33a(受取手段)から切落し部2
1を移送するベルトコンベア46(移送手段)を備えて
いる。
【0037】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送して、ワーク1の
切落し部21を回収するものである。
【0038】したがって、次々と連続して切落し部21
を回収でき、切落し部21の回収能力が増すので、ワイ
ヤ放電加工機の連続無人運転を可能にできる。
【0039】〈第四実施例〉図5は本発明の第四実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0040】この実施例のワーク切落し部回収装置は、
上記第一実施例に切落し部21を移送して回収するため
に、ベルトコンベア46及び外部切落し部回収箱47を
加えたものである。つまり、上記第二実施例のダストシ
ュータ45をベルトコンベア46に変換したものであ
り、上記第三実施例に外部切落し部回収箱47を加えた
ものである。
【0041】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はベルトコンベア46に案内されて、外部切落し回収箱
47に回収される。
【0042】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記第一実施例及び第二実施例と同様の切落
し部保持手段、移動手段、受取手段、駆動手段の他に、
前記切落し部受取台33a(受取手段)から切落し部2
1を移送するベルトコンベア46(移送手段)と、前記
ベルトコンベア46(移送手段)を介して前記切落し部
21を機械本体外部にストックする外部切落し部回収箱
47(ストック手段)とを備えている。
【0043】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送し、機械本体外部
の外部切落し部回収箱47にストックして、ワーク1の
切落し部21を回収するものである。
【0044】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の外部切落し部回収箱47に回収してス
トックでき、切落し部21の回収能力が増すので、ワイ
ヤ放電加工機の連続無人運転を可能にできる。
【0045】〈第五実施例〉図6は本発明の第五実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0046】図において、48は外部切落し部回収箱4
7内に貯留された特殊液であり、この特殊液48によっ
て切落し部21の錆等を防止する。この他は上記第四実
施例と同一の構成である。つまり、この実施例のワーク
切落し部回収装置は、上記第四実施例の外部切落し部回
収箱47内に特殊液48を貯留したものである。
【0047】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はベルトコンベア46に案内されて、特殊液48が貯留
された外部切落し回収箱47に回収される。
【0048】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記各実施例と同様の切落し部保持手段、移
動手段、受取手段、駆動手段、前記第四実施例と同様の
移送手段、ストック手段の他に、前記ストック手段(外
部切落し部回収箱47)にストックされた切落し部21
の錆等を防止するために、外部切落し部回収箱47に貯
留された特殊液48(防錆手段)を備えている。
【0049】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送し、機械本体外部
の外部切落し部回収箱47にストックするとともに、こ
のストックされた切落し部21の錆等を防止して、ワー
ク1の切落し部21を回収するものである。
【0050】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の外部切落し部回収箱47に回収してス
トックでき、切落し部の回収能力が増すだけでなく、ス
トックされた切落し部21が特殊液48によって錆ない
ので、ワイヤ放電加工機の連続無人運転を可能にでき
る。
【0051】〈第六実施例〉図7は本発明の第六実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0052】図において、49は外部切落し部回収箱4
7の底部に配設され、切落し部21が載置される検出
板、50a,50bは検出板49を支持するバネ、51
は検出板49上の切落し部21が所定の重量になったと
きに作動する検出器である。この他は上記第四実施例と
同一の構成である。つまり、この実施例のワーク切落し
部回収装置は、上記第四実施例の切落し部21をストッ
クする外部切落し回収箱47内に切落し部21の重量を
自動検出する検出機能を組込んだものである。
【0053】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はベルトコンベア46に案内されて、外部切落し回収箱
47に回収される。この回収された切落し部21が限界
重量となると、バネ50a,50bに支持された検出板
49が降下して検出器51により制御部34に信号出力
され、放電加工を自動停止させる。
【0054】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記各実施例と同様の切落し部保持手段、移
動手段、受取手段、駆動手段、及び前記第四実施例と同
様の移送手段、ストック手段の他に、前記ストック手段
(外部切落し部回収箱47)にストックされた切落し部
21の重量を検出する検出板49、バネ50a,50
b、検出器51からなる検出手段を備えている。
【0055】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送し、機械本体外部
の外部切落し部回収箱47にストックするとともに、こ
のストックされた切落し部21の重量を検出して、他の
処理を適宜行なうものである。
【0056】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の外部切落し部回収箱47に回収してス
トックでき、切落し部21の回収能力が増すだけでな
く、ストック量が或る量に達したことを自動的に検出で
きるので、ワイヤ放電加工機の連続無人運転を可能にで
きる。
【0057】〈第七実施例〉図8は本発明の第七実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0058】図において、52は外部切落し部回収箱4
7の下部に配設された車輪、53は車輪52を駆動させ
るモータ等からなる駆動装置である。つまり、この実施
例のワーク切落し部回収装置は、上記第二実施例の切落
し部21をストックする外部切落し回収箱47内に切落
し部21の重量を自動検出する検出機能を組込み、しか
も、この検出信号によって外部切落し部回収箱47が自
動で運搬できる運搬機能を加えたものである。
【0059】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はダストシュータ45に案内されて、外部切落し回収箱
47に回収される。この回収された切落し部21が限界
重量となると、バネ50a,50bに支持された検出板
49が降下して検出器51により制御部34に信号出力
され、放電加工を自動停止させるとともに、外部切落し
回収箱47を駆動装置53により自動搬送する。
【0060】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記各実施例と同様の切落し部保持手段、移
動手段、受取手段、駆動手段、及び前記第二実施例と同
様の移送手段、ストック手段の他に、前記ストック手段
(外部切落し部回収箱47)にストックされた切落し部
21の重量を検出する検出板49、バネ50a,50
b、検出器51からなる検出手段と、前記検出器51
(検出手段)の重量制限信号に応じて前記外部切落し部
回収箱47(ストック手段)を搬送する車輪52及び駆
動装置53(搬送手段)とを備えている。
【0061】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送し、機械本体外部
の外部切落し部回収箱47にストックするとともに、こ
のストックされた切落し部21の重量を検出して、所定
の位置まで搬送するものである。
【0062】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の外部切落し部回収箱47に回収してス
トックでき、切落し部21の回収能力が増すだけでな
く、ストック量が或る量に達したら切落し部21を次の
処理位置等へ自動的に搬送できるので、ワイヤ放電加工
機の連続無人運転を可能にできる。
【0063】〈第八実施例〉図9は本発明の第八実施例
であるワーク切落し部回収装置の要部を示す正面図であ
る。また、本実施例においても図10の切落し部回収箱
33を除いて図10は略共通である。図中、上記各実施
例と同一符号及び記号は上記各実施例の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。
【0064】図において、47aは第1の外部切落し部
回収箱、47bは第2の外部切落し部回収箱、53aは
第1の外部切落し部回収箱47aを移動させるための駆
動装置、53bは第2の外部切落し部回収箱47bを移
動させるための駆動装置である。つまり、本実施例のワ
ーク切落し部回収装置は、上記第七実施例の外部切落し
部回収箱47を第1の外部切落し部回収箱47aと第2
の外部切落し部回収箱47bとの二個(複数個)設け、
これらの第1の外部切落し部回収箱47aと第2の外部
切落し部回収箱47bを自動で交換する機能を加えたも
のである。
【0065】次に、本実施例のワーク切落し部回収装置
の動作について説明する。なお、従来及び上記各実施例
の装置と同一動作部分についての説明は省略する。電磁
弁42を制御することにより、切落し部受取台33aが
回転制御され、切落し部受取台33a上の切落し部21
はダストシュータ45に案内されて、まず第1の外部切
落し部回収箱47aに回収される。この回収された切落
し部21が限界重量となると、バネ50a,50bに支
持された検出板49が降下して検出器51により制御部
34に信号出力され、放電加工を自動停止させるととも
に、第1の外部切落し部回収箱47aを駆動装置53a
により自動搬送し、駆動装置53bにより第2の外部切
落し部回収箱47bに交換する。
【0066】このように、本実施例のワーク切落し部回
収装置は、上記各実施例と同様の切落し部保持手段、移
動手段、受取手段、駆動手段、前記第二実施例と同様の
移送手段、ストック手段、前記第六実施例及び第七実施
例と同様の検出手段と、前記検出器51(検出手段)の
重量制限信号に応じて車輪52及び駆動装置53aを駆
動し第1の外部切落し部回収箱47aを搬送し、第1の
外部切落し部回収箱47aから第2の外部切落し部回収
箱47b(ストック手段)に交換する交換手段を備えて
いる。
【0067】即ち、本実施例のワーク切落し部回収装置
は、ワーク1の切落し部21を電磁石22に吸着して移
動させ、排出位置において電磁石22の励磁を解除して
切落し部21を切落し部受取台33aに載せ、この切落
し部受取台33aを回転させて加工液槽13外へ排出し
た後、更にベルトコンベア46で移送し、機械本体外部
の第1の外部切落し部回収箱47aにストックするとと
もに、このストックされた切落し部21の重量を検出し
て、第2の外部切落し部回収箱47bに交換するもので
ある。
【0068】したがって、次々と連続して切落し部21
を機械本体外部の第1の外部切落し部回収箱47aに回
収してストックでき、切落し部21の回収能力が増すだ
けでなく、ストック量が或る量に達したら、次の第2の
外部切落し部回収箱47bに自動的に交換されて、切落
し部21が回収できるので、ワイヤ放電加工機の連続無
人運転を可能にできる。
【0069】なお、上記第一実施例から第八実施例を適
宜組合わせることにより、ワーク1の切落し部21を吸
着するワーク切落し部回収装置において、外部切落し部
回収箱47を加工液槽13外部に設け、切落し部21の
搬送機能、切落し部21の重量検出機能、切落し部21
の錆等の防止機能、切落し部21の自動搬送、及び自動
交換機能を各々設ければ、ワイヤ放電加工機の連続無人
運転が格段に向上できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
ワーク切落し部回収装置は、切落し部保持手段と、移動
手段と、受取手段と、駆動手段と、移送手段と、ストッ
ク手段とを備え、ワークを加工したときの切落し部を保
持して、待機位置、保持位置及び排出位置に移動させ、
前記排出位置において前記切落し部を受取り、この切落
し部を所定の位置へ排出した後、更に移送して、機械本
体外部にストックすることにより、次々と連続して切落
し部を機械本体外部にストックでき、切落し部の回収能
力が増すので、ワイヤ放電加工機の連続無人運転を推進
できる。
【0071】請求項2の発明のワーク切落し部回収装置
は、切落し部保持手段と、移動手段と、受取手段と、駆
動手段と、移送手段と、ストック手段と、検出手段と、
搬送手段とを備え、ワークを加工したときの切落し部を
保持して、待機位置、保持位置及び排出位置に移動さ
せ、前記排出位置において前記切落し部を受取り、この
切落し部を所定の位置へ排出した後、更に移送してスト
ックするとともに、このストックされた切落し部の重量
を検出して搬送することにより、次々と連続して切落し
部をストックでき、切落し部の回収能力が増すだけでな
く、ストック量が或る量に達したら切落し部を次の処理
位置等へ自動的に搬送できるので、ワイヤ放電加工機の
連続無人運転を推進できる。
【0072】請求項3の発明のワーク切落し部回収装置
は、切落し部保持手段と、移動手段と、受取手段と、駆
動手段と、移送手段と、ストック手段と、検出手段と、
交換手段とを備え、ワークを加工したときの切落し部を
保持して、待機位置、保持位置及び排出位置に移動さ
せ、前記排出位置において前記切落し部を受取り、この
切落し部を所定の位置へ排出した後、更に移送してスト
ック手段にストックするとともに、このストックされた
切落し部の重量を検出してストック手段を交換すること
により、次々と連続して切落し部をストックでき、切落
し部の回収能力が増すだけでなく、ストック量が或る量
に達したら次の新たなストック手段に自動的に交換でき
るので、ワイヤ放電加工機の連続無人運転を推進でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の第二実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図4】図4は本発明の第三実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図5】図5は本発明の第四実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図6】図6は本発明の第五実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図7】図7は本発明の第六実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図8】図8は本発明の第七実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図9】図9は本発明の第八実施例であるワーク切落し
部回収装置の要部を示す正面図である。
【図10】図10はワイヤ放電加工機及び従来のワーク
切落し部回収装置の要部を示す正面図である。
【図11】図11はワークを示す拡大斜視図である。
【図12】図12は吸着部とワークの位置関係を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 13 加工液槽 20 ワーク切落し部回収装置 21 切落し部 22 電磁石 23 アーム 24 ロッド 25 シリンダ 26 回転軸 26a 歯車部 28 軸受 29 歯車 30 モータ 31 固定板 32 光検出器 33a 切落し部受取台 34 制御部 35 スタート孔 36 大歯車 37 ロックネジ 38 小歯車 39 駆動シリンダ 40 固定板 41a,41b ガイドブロック 42 電磁弁 43 駆動源 45 ダストシュータ 46 ベルトコンベア 47 外部切落し部回収箱 47a 第1の外部切落し部回収箱 47b 第2の外部切落し部回収箱 48 特殊液 49 検出板 50a バネ 50b バネ 51 検出器 52 車輪 53,53a,53b 駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを加工したときの切落し部を保持
    する切落し部保持手段と、 前記切落し部保持手段を待機位置、保持位置及び排出位
    置に移動する移動手段と、 前記排出位置において前記切落し部保持手段から前記切
    落し部を受取る受取手段と、 前記切落し部を所定の位置へ排出するために前記受取手
    段を駆動する駆動手段と、 前記受取手段から前記切落し部を移送する移送手段と、 前記移送手段を介して前記切落し部を機械本体外部にス
    トックするストック手段とを具備することを特徴とする
    ワーク切落し部回収装置。
  2. 【請求項2】 ワークを加工したときの切落し部を保持
    する切落し部保持手段と、 前記切落し部保持手段を待機位置、保持位置及び排出位
    置に移動する移動手段と、 前記排出位置において前記切落し部保持手段から前記切
    落し部を受取る受取手段と、 前記切落し部を所定の位置へ排出するために前記受取手
    段を駆動する駆動手段と、 前記受取手段から前記切落し部を移送する移送手段と、 前記移送手段を介して前記切落し部をストックするスト
    ック手段と、 前記ストック手段にストックされた切落し部の重量を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の重量制限信号に応じて前記ストック手段
    を搬送する搬送手段とを具備することを特徴とするワー
    ク切落し部回収装置。
  3. 【請求項3】 ワークを加工したときの切落し部を保持
    する切落し部保持手段と、 前記切落し部保持手段を待機位置、保持位置及び排出位
    置に移動する移動手段と、 前記排出位置において前記切落し部保持手段から前記切
    落し部を受取る受取手段と、 前記切落し部を所定の位置へ排出するために前記受取手
    段を駆動する駆動手段と、 前記受取手段から前記切落し部を移送する移送手段と、 前記移送手段を介して前記切落し部をストックするスト
    ック手段と、 前記ストック手段にストックされた切落し部の重量を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の重量制限信号に応じて前記ストック手段
    を交換する交換手段とを具備することを特徴とするワー
    ク切落し部回収装置。
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