JPH0271926A - 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機 - Google Patents

切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機

Info

Publication number
JPH0271926A
JPH0271926A JP22836988A JP22836988A JPH0271926A JP H0271926 A JPH0271926 A JP H0271926A JP 22836988 A JP22836988 A JP 22836988A JP 22836988 A JP22836988 A JP 22836988A JP H0271926 A JPH0271926 A JP H0271926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
work
cutout
automatic
removal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22836988A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Shinkai
勝 新開
Takeshi Iwasaki
岩崎 健史
Mitsutaka Sumita
住田 光隆
Makoto Tanaka
誠 田中
Masaki Kato
正樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22836988A priority Critical patent/JPH0271926A/ja
Publication of JPH0271926A publication Critical patent/JPH0271926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ワイヤ放電加工装置に係り、加工終了後に
発生ずる被加工物の切抜きワークを自動的に除去して連
続自動運転を可能とするワイヤ放電加工機に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のこの種の装置として、第14図と第15図に示す
ものがあった。
第14図と第15図において、(1)は被加工物、(2
)はワイヤ電極、(3)はワイヤ自動供給装置、(4)
は加工機のベツド、(5)は定盤、(6)は定盤(5)
を固定しY方向(第8図の紙面と直交する方向)の送り
を行うYテーブル、(7)は上記Y方向と直交するX方
向の送りを行うXテーブル、(8)はベツド上に固定さ
れたコラムである。(9)はコラム (8)に取付けら
れたヘッドで、ワイヤ電極(2)を加工部分に導くだめ
のものである。
(10)はワイヤ電極(2)を被加工物(1)の下部で
支持・回収し、さらにワイヤ電極に加工電圧を加えるた
めの下部アーム、(11)は加工部に加工液を噴出させ
るための上部ノズル、(14)は下部ノズル、(15)
は液飛散カバーである。(IB)はワイヤ処理箱である
。(17)はワイヤ電極のボビンであり、(ia)はワ
イヤ電極に張力を持たせるためのブレーキ部であり、繰
出しピンチローラ(19)との間で張力が張られる。
第18図の(12)は加工後に除去して破棄する切抜き
ワーク、(13)は加工開始のため被加工物(1)に穿
設されたスタート穴である。
なお、ノズル(11)、(14)へ加工液を供給するた
めの加工液供給装置、ワイヤ電極(2)と被加工物(i
)との間で放電させるための加工電源及びNC制御装置
は図示が省略しである。
次に、上記のような構成の従来装置の動作を説明する。
放電加工を行う前に、被加工物(1)にワイヤ電極(2
)を貫通させるスタート穴(13)を、第16図に示す
ように加工軌跡上の一点に穿設して、この被加工物(1
)を定盤(5)上に固定する。次に、スタート穴(13
)にワイヤ電極(2)を通し、加工電圧をワイヤ電極(
2)と被加工物(1)との間に印加して、ワイヤ自動供
給装置(3)によってワイヤ電極(2)を供給する。
一方、被加工物(1)はYテーブル(6)およびXテー
ブル(7)による自動送りでワイヤ電極(2)に対して
所定の形状軌跡を描きながら、放電加工が行われる。こ
の放電加工中、上部と下部のノズル(11)とく14)
から加工液が被加工物(1)の加工部に供給される。ワ
イヤ電極(2)が放電加工を行いながら、被加工物(1
)の所定の形状の軌跡を一巡して、加工開始点のスター
ト穴(13)の位置に達した時点で加工工程が終了し、
ワイヤ自動供給装置(3)内に装備され、図示しないワ
イヤ電極カッタによってワイヤ電極(2)が切断されて
処理されてから、次工程へ移行するようになっている。
この場合、次工程への移行時に作業者の手動操作によっ
て被加工物(1)の切抜きワーク(12)を除去するか
、全工程の自動運転の場合は、ワイヤ電極(2〉が−巡
してスタート穴(13)の直前に達した時点で加工を停
止し、ワイヤ電極(2)の自動切断後に次の加工工程へ
移行し、全工程の放電加工が終了してから各工程の切抜
きワーク(12)が作業者によって手動操作で除去され
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来のワイヤ放電加工装置は以上のように構成されてい
るので、1個の被加工物について複数の放電加工を行う
場合、加工工程の終了の都度被加工物の切抜きワーク(
12)を手動で除去するか、あるいは全工程の放電加工
終了時に全部の切抜きワーク(12)を手作業で加工し
ながら除去しなければならなかった。また、上記の手動
工程が不可欠のため複数の放電加工を全自動で行うこと
が不可能であるなどの欠点があった。
特に細密プレス型の順送り形式の場合は、1個の被加工
物(1)に多数の切抜きワーク(12)が発生し、しか
も切抜きワーク(12)の形状が小さい物が多い。そこ
で、確実に小物の切抜きワーク(12)を自動的に除去
できる装置が要求されていた。
口課題を解決するための手段] この発明は上記のような従来の装置の欠点を除去するた
めになされたもので、ワイヤ放電加工装置に磁石または
電磁石等の吸着手段による吸着作用で、各工程の放電加
工終了と同時に自動的に被加工物の切抜きワークを除去
できる装置を設けたことにより、複数工程の連続自動運
転を可能とし、特に小物の切抜きワークを確実に除去で
きる切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工
機を提供するものである。
[作  用コ 放電加工が終了すると、ワイヤ電極が切断されて、ワイ
ヤ自動供給装置が動作して上部ノズルが上昇すると共に
、ワイヤ電極の端末部等の処理がなされる。続いて、切
抜きワーク除去装置が駆動される。そして、この切抜き
ワーク除去装置の吸着手段が、加工部の付近に切り落と
された切抜きワークを吸着し、吸着が確認されてから保
持手段に保持されながら駆動手段によってワーク回収箱
まで運ばれる。ここで、切抜きワークが、分離手段によ
って保持手段から引き離されてワーク回収箱内に回収さ
れる。切抜きワークの回収が終わると、ワイヤ自動供給
装置によって次工程のワイヤ電極が結線されて、再び放
電加工が継続して開始される。
[発明の実施例] 第1図は本発明実施例の構成説明図、第2図は切抜きワ
ーク自動除去装置の構成説明図、第3図は切抜きワーク
の切落とし状態を断面で示す説明図である。
各図において、従来装置と同一の記号は同様構成で同様
の機能のものを表すので、再説明を省略する。(20)
は上部ノズル(11)をNC指令により昇降させるZ軸
上−ターで、ヘッド(9)に取付けられている。ヘッド
(9)は前述したように、コラム(8)に取付けられて
いる。ヘッド(9)内の2軸先端には、ワイヤ自動供給
装置(3)及び上部ノズル(11)が取付られてている
(M)は、切抜きワーク自動除去装置である。
(45)は切抜きワーク自動除去装置(M)の本体でア
リ、コラム(8)に取付けられている。(4o)は切抜
きワーク(12)の吸着手段として用いられた磁石で、
アーム(41)の先端に取付けられている。(42)は
アーム(41)を昇降させるためのシリンダー(48)
はシリンダーロッドで連結板(47)に締結されている
。(43)はアーム(41)を昇降させるためのガイド
/<−(44)はアーム(41)を旋回させるための旋
回モーターである。
(70)は切抜きワーク(12)が除去されたときに回
収するため切抜きワーク回収箱で、前記飛散カバー (
15)内で、例えばYテーブル(6)上に固定されてい
る。
また、第2図、の(50)は、旋回モーター(44)の
シャフトに取付けられたビニオンである。(53)はガ
イドバー(43)の軸受けであり、外側に大歯車(51
)が固定されている。この大歯車(51)は、ビニオン
(50)と噛み合っている。(52)は軸受け(53)
が回転する際の軸受はメタルであり、本体(45〉に支
持されている。(48)は連結板(47)に支持された
ガイドメタルであり、ガイドバー(43)とアーム(4
1)が旋回する際の軸受となる。(49)はガイドバー
(43)とアーム(41)を締結するためのナツトであ
り、(54)は連結板(47)とシリンダーロッド(4
B)を締結するナツトである。
第73図では下部ノズル(14)等が拡大して示されて
おり、(82)は加工液穴で、この加工液穴(82)か
ら加工液が導かれる。(80)はワイヤガイド下部で、
ワイヤmfi(2)へ通電するための給電子(81)が
内蔵されている。(86)は下部ノズル(14)のガイ
ドリンクである。(85)は切抜きワーク(12)が加
工終了時落ドした時の支持及び緩衝剤となるスペーサリ
ングであり、ゴム等の弾性材で製作されている。
(83)はワイヤ電極(2)を下部ローラ(84)を通
じて、下部アーム内を通りワイヤ電極を自動的に回収す
るための回収液穴である。
この他、図示されていないが切抜きワーク自動除去装E
CM>には、アーム(41)やシリンダーロッド<46
)を位置決めするためのセンサーが設けられており、こ
れらのセンサーからNC制御、装置に信号が伝送される
ようになっている。
以上のような構成に基づく本発明について、その動作を
第5図のフロ・−チャートを併用して説明する。
放電加工が終了しすると、第3図に示したように切抜き
ワーク(12)は僅かに落下12、下部ノズル(14)
によって加工部付近に保持されCいる。その際、弾性材
からなるスペーサリング(85)が、切抜きワーク(1
2)の落下の緩衝材となる。
一方、放電加工中のノズル(11)、(14)は通常加
工速度を増加するために被加工物(1)に接近1.た状
態で加工されているが、加工が終了するとワイヤ自動供
給装置(3)内の図示しないカッターでワイヤ電極(2
)は切断され、ピンチローラ(19)ににり繰出されて
ワイヤ処理箱(18)内に収容される。
その後、上部ノズル(11)がZ軸上−ター(20)に
より、最上限ストローク位置近くまで」二昇する。
ここで、切抜きワーク自動除去装置(M )が、動作を
開始する。切抜きワーク自動除去装置(M)によりシリ
ンダー(42)が駆動して、アーム(41)が上部ノズ
ル(11)に接触しない位置まで下降する。
続いて、旋回モーター(44)によりビニオン(50)
を介して大歯車(51)が回転し、この回転力がガイド
バー(43)に伝達され、アーム(41)の先端に取付
けられた電磁石(40)が上、下ノズル(11)、(1
4)とほぼ同軸的になる位置まで旋回して停止する。そ
の後、アーム(41)が更に下降を開始して、加工部付
近にある切抜きワーク(12)に磁石(40)が接触し
てこの切抜きワーク(12)を吸着する。
切抜きワーク(12)が磁石(40)に吸着されると、
アーム(41)が上部ノズル(11)の近くまで上昇し
てから、逆方向に旋回し、さらに最初の位置(定位置)
まで上昇する。次に、X、Yテーブル(6)。
(7)を移動させることにより、加工槽(15)内に設
置された切抜きワーク回収箱(7G)を本体(45)の
近くまで移動させる。その後、磁石(40)に吸着され
た切抜きワーク(12)がアーム(41)と共に切抜き
ワーク回収箱(70)の上方まで旋回して後、切抜きワ
ーク回収箱(70)の上部の縁近くまで下降する。そし
て、アーム(41)が逆方向に回転して、切抜きワーク
(12)がワーク回収箱(70)の内壁に接触して磁石
(40)の磁気吸引力に抗して“殺ぎ落し″がなされる
ことになる。
第4図は、このときの状態を示す。実線で示された磁石
(40)に吸着された切抜きワーク(12)が、アーム
(41〉の矢印(A)方向の回転に連れてワーク回収箱
(70)に接触して“殺がれ′ながら(B)方向に落下
する。このようにして、破線で示された切抜きワーク(
12)が、ワーク回収箱(70)内に回収される。
切抜きワーク(12)が回収されると、アーム(41)
が最初の位置(定位置)に上昇すると共に、X3Yテー
ブル(8) 、 (7)が移動して被加工物(1)の次
の加工点(例えばスターl=穴・・・図示されていない
)を、上、下部ノズル(11)、 (14)と同軸上に
設定する。その後、上部ノズル(11)が被加工物(1
)の近くまで下降してから、前記のワイヤ自動供給装置
(3)によるワイヤ電極(2)の自動結線が行われて、
次工程の放電加工が開始される。
第6図と第7図は本発明の別の実施例の動作説明図で、
ここでは前述の切り抜きワーク自動除去装置(M)の吸
着手段における磁石の代わりに電磁石(40)が採用さ
れている。
第6図では、特に小物形状の切抜きワークの場合が例示
されている。そして、磁性体からなる引抜きワーク(1
2)の電磁石(4o)がらの分離を効果的に行うために
、分離手段として第8図のような脱磁回路(C)が構成
されている。第8図の(6o)は電磁石(40)用の駆
動電源、(61)は電磁石(4o)の励磁コイル、婁l
−宴7はリレーの接点であり、R4−R7は抵抗を示す
。抵抗R4〜R7の抵抗値の大きさは、R4<R5<R
6<R7の順になっている。第9図は、第8図の脱磁回
路(C)が動作したときの電流波形を示すパターンの一
例である。
この実施例の動作は、第5図と第7図のフローチャート
との比較から明らかのように、前記した第1実施例と変
わるところは少ない。ただし、切り抜きワーク自動除去
装置(M)が動作を開始してアーム(41)が旋回する
と、励磁コイル(61)が励磁されて切落とされた切抜
きワーク(12)が電磁石(40)の電磁力で吸着され
る。そして、切抜きワーク(12)がワーク回収箱(7
o)上に到達すると、電磁石(40)の励磁回路がOF
Fになると共に、第8図の脱磁回路(C)が動作する。
即ち、励磁コイル(61)が励磁されて電磁石(4o)
の電磁力で切抜きワーク(12)を吸着することができ
るが、電磁石(40)のコアに磁気力が残り、電磁石(
40)をOFFにしてもこの残留磁気によって小物形状
の切抜きワーク(12)はそのまま電磁石(4o)に吸
着して落下しない場合が発生する。
そこで、アーム(41)が降下して電磁石(40)に吸
着された切抜きワーク(12)がワーク回収箱(7o)
の上端に到達すると、電磁石(40)がOFFになり同
時に脱磁回路(、C)が動作する。そして、図示されて
いない制御回路によって、第8図のリレーの接点婁3〜
婁7が一定時間毎に順次切換えられながら、その時間内
で接点81とII2が交互に切換えられる。
この結果、第9図に示すように、時間に比例して減少す
る正負の電流が励磁コイル(61)に交互に流れて、電
磁石(40)のコアや切抜きワーク(12)の残留磁気
が脱磁されることになる。このような脱磁回路(C)を
構成すれば、電磁石(40)のコアと磁性材からなる切
抜きワーク(12)に実質的な交流消磁作用が加えられ
て残留磁気が無くなり、電磁石(40)から切抜きワー
ク(12)を確実に分離させることができる。
而して、切抜きワーク(12)が除去されて後、次工程
の放電加工が開始されることは前記の実施例と同様であ
る。
第1O図は本発明除去装置(M)の、もう1つ別の実施
例である。第10図の(71)は前記アーム(41)に
取り付けられたケーシング、(72)はケーシング(7
1)内を一定範囲上下動する保持体である。(73)は
可撓性の吸着キャップ、(74)は電磁石テ、コレらは
共に保持体(72)の下部に設けられている。
(75)はバネである。バネ(75)は保持体(72)
に常時下方に向かう弾性力を加える。(76)は電・磁
石(74)のリード線、(77)は図示されていない正
、負の圧力源に接続された空気の配管である。配管(7
7)は、保持体(72)と電磁石(74)に設けられた
通路(7B)を通して、吸着キャップ(73)内に連通
する。
ここに挙げられた本発明の第3の実施例で、切抜きワー
ク(12)が切落とされてがらアーム(41)が下降す
ると、吸着キャップ(73)が自身の持っ可撓性とバネ
(75)により弾性的に切抜きワーク(12)に接触す
る。このとき、配管(77)を通して圧力源によって吸
着キャップ(73)内が負圧になると共に、リード線(
7B)を介して電磁石(74)が励磁される。
この結果、切抜きワーク(12)が圧力と電磁力で吸着
されて、保持体(72)に保持される。
そして、アーム(41)の旋回と昇降の後、切抜きワー
ク(12)が切抜きワーク回収箱(7o)の上に運ばれ
ると、電磁石(74)の励磁が解がれると同時に、今度
は吸着ギヤ。ツブ(73)内には正圧が与えられる。
このため、切抜きワーク(12)が保持体(72)がら
強制的に分離されて、ワーク回収箱(7o)内に落下し
て回収される。
なお、この第3の実施例では吸着キャップ(73)の内
部に電磁石(74)が配置された場合が示されたが、第
11図のように逆構造に構成できる。
即ち、第11図ではアーム(41)に固定されたケーシ
ング(71)内に、磁性材で上記保持体を兼ねた磁極片
を有する電磁石(47)をバネ(75)により移動可能
に配置する。そして、更に電磁石(47)の中空室(7
9)に、吸着キャップ(73)を幾分露出させてバネ(
図示ゼず)により同様に上下方向に移動可能に装むした
構造のものである。第1O図と第11図の実施例構成に
よれば吸着及び分離の両手段が流体の正負の圧力とコイ
ルに発生する電磁力との二重構成になっているので、波
加工物が磁性材又は非磁性材に無関係に切抜きワーク(
12)を吸着でき、適用範囲が拡大される丞特徴がある
また、第12図は本発明の第5実施例の構成を示し、同
図の(90)は切り抜きワーク自動除去装置(M)内に
設けられ、切抜きワーク(12)の有無を検出する検出
器である。検出器(90)には例えば光センサが用いら
れ、発光素子(91)と受光素子(92)から構成され
°Cいる。
第5実施例において、自動除去装置(M)の吸も動作が
始められて切抜きワーク(12)が吸着されてアーム(
41)が旋回に移る前に、検出器(90)が切抜きワー
ク(12)の吸着状態を検出する。検出の結果で切抜き
ワーク(12)の吸着が判別されると、そのまま除去動
作が進められる。吸着が判別されない場合は、吸着動作
が繰り返される。
また、切抜きワーク回収箱(To)4−では上記検出器
(90)によって、逆に分離が判別されて分離されない
ときには、このときも分離動作が繰り返される。そして
、これらの吸着及び分離の動作が成る回数繰り返される
と、例えばNC制御装置が働いて光や音のアラームが発
せられるようになついてる。この場合の動作を説明する
フロー・チャートが、第13図に示されている。本実施
例では切抜きワーク(12)の有無を検出する検出器(
90)を設置プたので、切抜きワークの除去動作が確実
になり放電加工の自動化を一層推進することができる。
なお、上述の実施例では切落された切抜きワークを下部
ノズルで保持する場合を例示し2て説明したが、別に設
けた保持手段を利用するよう+: l、、 TTもよい
。また、第1.実施例では磁石を直接アームに取り付け
たが非磁性材を介して取りトjけても良い。また、上記
実施例では磁石を旋回モータで回転してシリンダーで昇
降させたが、モータの回転を直線運動に変換して昇降さ
せてもよく、1個の駆動源を利用1.て磁石を二次元運
動させるようにしても良い。また、第6図の切抜きワー
クが小物形状の実施例においても、引抜きワークの分離
にワーク回収箱による“殺ぎ落し”や正負の圧力を併用
しても良い。更に、検出器に透過形のものを示したが、
反射形でもよく、その設置位置も特に限定するものでは
ない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によればNC制御装置の指令で
、ワイヤの自動供給動作に関連してワイヤ放電加工機に
内蔵された切抜きワーク自動除去装置を利用して切抜き
ワークを回収箱へ確実に除去して自動運転できるように
構成したので、作業能率を著しく向上することができる
。また、第1図による切抜きワーク自動除去装置はアー
ムの昇降及び旋回運動の簡単な機構であり、安価に構成
できる。さらに、従来装置の機構、例えば上部ノズルの
昇降や下部ノズルの切抜きワーク支持等をそのまま利用
できるので、従来機種にワーク自動除去装置の部分を取
付けて容易に連続自動運転することができる等の効果が
得られる。また、電磁石と圧力とを刊合わせた吸着(分
離)手段を設けたり、切抜きワークの有無を検出する検
出器や脱磁処理機能を付加しまたことにより、小物の切
抜きワークが確実に除去でき、切抜きワーク自動除去装
置の稼動率を上げることにより、ワイヤ放電加工機の稼
動率が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成説明図、第2図は切抜きワ
ーク自動除去装置の構成説明図、第3図は切抜きワーク
の切落とし状態を示す断面説明図、第4図は本発明の動
作説明図、第5図は本発明の詳細な説明するためのフロ
ーチャート、第6図は本発明の別の実施例の構成説明図
、第7図は本発明の別の実施例の動作を説明するための
フローチャート、第8図は本発明脱磁回路の実施例の構
成説明図、第9図は脱磁回路のパターン例の説明図、第
10図は本発明の第3実施例の構成説明図、第1I図は
本発明の第4実施例の構成説明図、第12図は本発明の
第5実施例の構成説明図、第13図は第12図装置の動
作を説明するフローチャート、第14図は従来装置の正
面図、第15図は従来装置の側面図、第16図は従来装
置の動作説明図である。 図において(1)は被加工物、(2)はワイヤ電極、(
3)はワイヤ自動供給装置、(11)は上部ノズル、(
12)は切抜きワーク、(13)はスタート穴、(14
)は下部ノズル、(20)は2軸モータ、(40)は磁
石または電磁石、(41)はアーム、(42)はシリン
ダー(43)はガイドカバー (44)は旋回モータ、
(45)は本体、(70)は切抜きワーク回収箱、(7
3)は吸着キャップ、(74)は電磁石〔第10.l1
図3 、($5)はスペーサリング、(90)は検出器
、(M)は切り抜きワーク自動除去装置、(C)は脱磁
回路である。 なお、図中同一符号は同一 または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワイヤ電極と被加工物との間に放電を発生させ、
    被加工物の上下に配置したノズルにより加工液を噴出さ
    せ、NC指令により前記ワイヤ電極と被加工物とを相対
    移動させて被加工物を所望の形状に切抜き加工し、切抜
    き加工後切落された切抜きワークを自動的に除去する切
    抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機にお
    いて、前記上部ノズルを加工前後に昇降させてワイヤ電
    極を結線及び断線処理するワイヤ電極の自動供給動作に
    関連して動作して前記切抜きワークを自動的に除去する
    下記[1]乃至[4]からなる切抜きワーク自動除去装
    置を具備したことを特徴とする切抜きワーク自動除去装
    置を備えたワイヤ放電加工機。 記 [1]、加工部付近に切落された切抜きワークを磁気で
    吸着する吸着手段、 [2]、該吸着手段を保持する保持手段、 [3]、該保持手段を水平及び垂直方向に駆動する駆動
    手段、 [4]、前記吸着手段に吸着された切抜きワークを引き
    離す分離手段。
  2. (2)前記[1]における吸着手段として永久磁石を使
    用した切抜きワーク自動除去装置を具備したことを特徴
    とする請求項1記載の切抜きワーク自動除去装置を備え
    たワイヤ放電加工機。
  3. (3)前記[1]における吸着手段として電磁石を使用
    した切抜きワーク自動除去装置を具備したことを特徴と
    する請求項1記載の切抜きワーク自動除去装置を備えた
    ワイヤ放電加工機。
  4. (4)前記[4]における分離手段として電磁石の電源
    が開放されたときにこの電磁石の脱磁処理回路を設けた
    切抜きワーク自動除去装置を具備したことを特徴とする
    請求項3記載の切抜きワーク自動除去装置を備えたワイ
    ヤ放電加工機。
  5. (5)前記[1]における吸着手段及び前記[4]にお
    ける分離手段として負又は正の圧力を兼用することを特
    徴とする請求項3及び4記載の切抜きワーク自動除去装
    置を備えたワイヤ放電加工機。
  6. (6)ワイヤ電極と被加工物との間に放電を発生させ、
    被加工物の上下に配置したノズルにより加工液を噴出さ
    せ、NC指令により前記ワイヤ電極と被加工物とを相対
    移動させて被加工物を所望の形状に切抜き加工し、切抜
    き加工後切落された切抜きワークを自動的に除去する切
    抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機にお
    いて、前記上部ノズルを加工前後に昇降させてワイヤ電
    極を結線及び断線処理するワイヤ電極の自動供給動作に
    関連して動作して、前記切抜きワークが吸着手段に吸着
    され又は分離手段に分離されたことを検出する検出器を
    有する切抜きワーク自動除去装置を具備したことを特徴
    とする切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加
    工機。
JP22836988A 1988-06-15 1988-09-14 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機 Pending JPH0271926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22836988A JPH0271926A (ja) 1988-06-15 1988-09-14 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-145644 1988-06-15
JP14564488 1988-06-15
JP22836988A JPH0271926A (ja) 1988-06-15 1988-09-14 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0271926A true JPH0271926A (ja) 1990-03-12

Family

ID=26476734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22836988A Pending JPH0271926A (ja) 1988-06-15 1988-09-14 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0271926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991015324A1 (en) * 1990-04-05 1991-10-17 Fanuc Ltd Method of removing cut-away piece in electric discharge machining and device therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991015324A1 (en) * 1990-04-05 1991-10-17 Fanuc Ltd Method of removing cut-away piece in electric discharge machining and device therefor
US5183987A (en) * 1990-04-05 1993-02-02 Fanuc Ltd. Cut-out piece removing method in electric discharge machining and an apparatus therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113731833B (zh) 一种引线框架自动收料整平设备
CN107433373B (zh) 线放电加工系统
US11311954B2 (en) Core moving device of wire electric discharge machine
JPH03190622A (ja) ワイヤ放電加工装置
JPH0271926A (ja) 切抜きワーク自動除去装置を備えたワイヤ放電加工機
JP2009255226A (ja) 切粉回収装置
JP2514333B2 (ja) ワイヤカツト放電加工の中子押え装置
JPH0333452B2 (ja)
JPH03294118A (ja) 被加工体の中子処理装置
KR940003087B1 (ko) 와이어 컷 방전 가공 장치
US11285556B2 (en) Core moving device of wire electric discharge machine
JPS60180726A (ja) ワイヤカツト放電加工装置
JPH03251392A (ja) 加工装置
JPS6238095B2 (ja)
CN111230242A (zh) 电磁式芯部移除方法与装置
TW202114795A (zh) 線切割機芯部自動移除方法
JPH06134623A (ja) ワーク切落し部回収装置
JPS6186132A (ja) ワイヤカツト放電加工装置におけるスクラツプ保持方法及びその装置
CN218753512U (zh) 一种汽车座椅靠背骨架总成电动功能检测设备
JPH038890B2 (ja)
JPH04310316A (ja) ワイヤカット放電加工装置
CN216138796U (zh) 一种能自动更换窗帘的机械夹具装置
JPH04146024A (ja) ワイヤ放電加工機
JPH0240454B2 (ja) Waiyakatsutohodenkakosochi
JPH054118A (ja) ワイヤ放電加工装置における切り抜きワークの保持方法及び装置