JPS6238095B2 - - Google Patents
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- JPS6238095B2 JPS6238095B2 JP56035191A JP3519181A JPS6238095B2 JP S6238095 B2 JPS6238095 B2 JP S6238095B2 JP 56035191 A JP56035191 A JP 56035191A JP 3519181 A JP3519181 A JP 3519181A JP S6238095 B2 JPS6238095 B2 JP S6238095B2
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- Japan
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- substrate
- wire
- cut
- machining
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/101—Supply of working media
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤカツト放電加工装置に関する。
ワイヤ電極を使用して、放電加工により被加工
体を切断または切断孔明け加工するワイヤカツト
放電加工装置は広く利用されている。
体を切断または切断孔明け加工するワイヤカツト
放電加工装置は広く利用されている。
然しながら、従来のワイヤカツト放電加工装置
は放電加工の際、切断が進行するに従つて切断部
分が自重により未切断部分に支持されて下向に屈
曲し、切断中の部分の加工精度が劣化すると云う
問題点があつた。
は放電加工の際、切断が進行するに従つて切断部
分が自重により未切断部分に支持されて下向に屈
曲し、切断中の部分の加工精度が劣化すると云う
問題点があつた。
而して、この問題を解決するために種々の提案
がなされており、例えば、特開昭50−128296にお
いては、ワイヤ電極による切断が進行した部分の
切断片と被加工物の両部分を挾持して橋絡する2
枚の平板状永久磁石を設け、切断片の自重による
屈曲を抑制しようとするものであり、また他のも
のとしては特開昭48−60379があげられる。これ
は切り放なされるか或いは抜け落ちる側の素材を
加工中任意の時期又は任意の位置で別に設けた素
材支持台に押圧し、切断片の自重による屈曲を抑
制すると共に、ワイヤ電極の曲がりや断線を防止
して加工の失敗を軽減しようとするものである。
がなされており、例えば、特開昭50−128296にお
いては、ワイヤ電極による切断が進行した部分の
切断片と被加工物の両部分を挾持して橋絡する2
枚の平板状永久磁石を設け、切断片の自重による
屈曲を抑制しようとするものであり、また他のも
のとしては特開昭48−60379があげられる。これ
は切り放なされるか或いは抜け落ちる側の素材を
加工中任意の時期又は任意の位置で別に設けた素
材支持台に押圧し、切断片の自重による屈曲を抑
制すると共に、ワイヤ電極の曲がりや断線を防止
して加工の失敗を軽減しようとするものである。
然しながら、これらの方法または装置は総て人
手によつて行なわれなければならないと云う問題
点があつた。
手によつて行なわれなければならないと云う問題
点があつた。
本発明は叙上の観点にたつてなされたものであ
つて、その目的とするところは、人手によること
なく自動的に被加工体の切断部分と未切断部分の
両部分を挾持して橋絡するように複数の永久磁石
を配置するワイヤカツト放電加工装置を提供しよ
うとするものであり、その要旨とするところは、
加工ヘツドの先頭部に複数の永久磁石を着脱自在
に取り付け得る基板を設けると共に、随時所望の
永久磁石を制御装置からコイルへ通電することに
よつて離脱せしめ、被加工体の切断部分と未切断
部分の両部分を挾持し橋絡するように配置するワ
イヤカツト放電加工装置を提供しようとするもの
である。
つて、その目的とするところは、人手によること
なく自動的に被加工体の切断部分と未切断部分の
両部分を挾持して橋絡するように複数の永久磁石
を配置するワイヤカツト放電加工装置を提供しよ
うとするものであり、その要旨とするところは、
加工ヘツドの先頭部に複数の永久磁石を着脱自在
に取り付け得る基板を設けると共に、随時所望の
永久磁石を制御装置からコイルへ通電することに
よつて離脱せしめ、被加工体の切断部分と未切断
部分の両部分を挾持し橋絡するように配置するワ
イヤカツト放電加工装置を提供しようとするもの
である。
以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明
する。
する。
第1図は本発明にかゝるワイヤカツト放電加工
装置の一実施例を示す説明図、第2図は第1図中
A−A方向から見た加工済被加工体脱落防止装置
の底面図、第3図は本発明にかゝるワイヤカツト
放電加工装置を使用した場合の加工終了時の被加
工体の状態を示す説明図である。
装置の一実施例を示す説明図、第2図は第1図中
A−A方向から見た加工済被加工体脱落防止装置
の底面図、第3図は本発明にかゝるワイヤカツト
放電加工装置を使用した場合の加工終了時の被加
工体の状態を示す説明図である。
第1図、第2図、第3図中1は図示しない側方
端のカラムからベツド上の被加工体の載物台の上
方部分へ向け伸長して形成された上部支持アー
ム、2は加工ヘツド、3は基板、4,5はガイド
ローラ、6は通電ローラ、7,11はキヤプスタ
ン、8,12はピンチローラ、9,10はダイス
形、又は舟形ガイド等の電極ガイド、13はワイ
ヤ電極、14は加工液ノズル、15a,15bは
支持アーム1へ加工ヘツド2を固定して取り付け
るボルト、16は加工ヘツド2に固定して取り付
けられ、ギヤを介して基板3を回動させるモー
タ、17はモータ16に取り付けられているギ
ヤ、18はギヤ17と噛み合うように基板3に取
り付けられているギヤ、19a,19bは基板3
を加工ヘツド2の先頭部に回動可能に取り付ける
取り付けボルト、20aないし20hは永久磁
石、21aないし21h(図では21b,21
c,21d,21f,21g,21hは示されて
いない)は永久磁石20aないし20hを離脱せ
しめるコイル、21′aないし21′h(図では2
1′b,21′c,21′d,21′f,21′g,
21′hは示されていない)は固定鉄心、22は
被加工体、23は被加工体22を固定するクラン
プ、24は載物台、25は切断部である。
端のカラムからベツド上の被加工体の載物台の上
方部分へ向け伸長して形成された上部支持アー
ム、2は加工ヘツド、3は基板、4,5はガイド
ローラ、6は通電ローラ、7,11はキヤプスタ
ン、8,12はピンチローラ、9,10はダイス
形、又は舟形ガイド等の電極ガイド、13はワイ
ヤ電極、14は加工液ノズル、15a,15bは
支持アーム1へ加工ヘツド2を固定して取り付け
るボルト、16は加工ヘツド2に固定して取り付
けられ、ギヤを介して基板3を回動させるモー
タ、17はモータ16に取り付けられているギ
ヤ、18はギヤ17と噛み合うように基板3に取
り付けられているギヤ、19a,19bは基板3
を加工ヘツド2の先頭部に回動可能に取り付ける
取り付けボルト、20aないし20hは永久磁
石、21aないし21h(図では21b,21
c,21d,21f,21g,21hは示されて
いない)は永久磁石20aないし20hを離脱せ
しめるコイル、21′aないし21′h(図では2
1′b,21′c,21′d,21′f,21′g,
21′hは示されていない)は固定鉄心、22は
被加工体、23は被加工体22を固定するクラン
プ、24は載物台、25は切断部である。
而して、放電加工中、ワイヤ電極13は図示さ
れていない電極供給ドラムからキヤプスタン7と
ピンチローラ8とによつて所定の張力付与のブレ
ーキが与えられた状態でキヤプスタン11とピン
チローラ12によつて一定速度で引き出され、ガ
イドローラ4ないし通電ローラ6を経て、被加工
体22が置かれた加工部分に供給される。加工部
分においてワイヤ電極13は、舟形ガイド9及び
10の間に一定の張力で直線状に張架され、通電
ローラ6と被加工体22間に印加された放電電圧
によつて被加工体22との間隙で放電を行なう。
被加工体22はNC装置を用いて図示されていな
いクロススライドテーブルを駆動させることによ
り、電極張架方向と垂直方向に移動させられ、所
望の加工輪郭線に従つて加工が施される。なお、
この加工部分には加工屑等を除去して放電を円滑
ならしめるために加工液ノズル14から加工液が
供給されている。
れていない電極供給ドラムからキヤプスタン7と
ピンチローラ8とによつて所定の張力付与のブレ
ーキが与えられた状態でキヤプスタン11とピン
チローラ12によつて一定速度で引き出され、ガ
イドローラ4ないし通電ローラ6を経て、被加工
体22が置かれた加工部分に供給される。加工部
分においてワイヤ電極13は、舟形ガイド9及び
10の間に一定の張力で直線状に張架され、通電
ローラ6と被加工体22間に印加された放電電圧
によつて被加工体22との間隙で放電を行なう。
被加工体22はNC装置を用いて図示されていな
いクロススライドテーブルを駆動させることによ
り、電極張架方向と垂直方向に移動させられ、所
望の加工輪郭線に従つて加工が施される。なお、
この加工部分には加工屑等を除去して放電を円滑
ならしめるために加工液ノズル14から加工液が
供給されている。
前記装置において永久磁石20aないし20h
を被加工体22面に配置する加工済被加工体脱落
防止装置の構造は次のような特別な構造を有す
る。
を被加工体22面に配置する加工済被加工体脱落
防止装置の構造は次のような特別な構造を有す
る。
即ち、基板3の一端にはギヤ18が取り付けら
れていて、加工ヘツド2に固定して取り付けられ
たモータ16のギヤ17と噛み合つている。そし
て、基板3は加工ヘツド2の先頭部に取り付けボ
ルト19a,19bにより回動可能に取り付けら
れ、モータ16の回動に伴つて回動する。
れていて、加工ヘツド2に固定して取り付けられ
たモータ16のギヤ17と噛み合つている。そし
て、基板3は加工ヘツド2の先頭部に取り付けボ
ルト19a,19bにより回動可能に取り付けら
れ、モータ16の回動に伴つて回動する。
また、基板3の他の一端には複数の鉄心21′
aないし21′hが基板3を挿通して被加工体2
2と対面するように取り付けられ、その鉄心2
1′aないし21′hの一端にはそれぞれコイル2
1aないし21hが、他の一端には永久磁石20
aないし20hがそれぞれ取り付けられている。
aないし21′hが基板3を挿通して被加工体2
2と対面するように取り付けられ、その鉄心2
1′aないし21′hの一端にはそれぞれコイル2
1aないし21hが、他の一端には永久磁石20
aないし20hがそれぞれ取り付けられている。
而して、載物台24をのせている図示されてい
ないクロススライドテーブルのワイヤ電極13の
張架方向に対して垂直方向の加工送りと、モータ
16による基板3の回動及びコイル21aないし
21hへの電流の供給は、図示されていないNC
装置により、あらかじめ定められたプログラムに
従つて行なわれる。
ないクロススライドテーブルのワイヤ電極13の
張架方向に対して垂直方向の加工送りと、モータ
16による基板3の回動及びコイル21aないし
21hへの電流の供給は、図示されていないNC
装置により、あらかじめ定められたプログラムに
従つて行なわれる。
而して、加工開始後任意の位置迄加工が進んだ
時、または任意の時間経過した後に、図示されて
いないNC装置からコイル21aないし21hの
内の選択された1つのコイルに電流が供給される
か、供給が断たれ、被加工体22のワイヤ電極1
3による切断が進行した部分の切断線の両側の部
分を挾持して橋絡するように永久磁石20aない
し20hが配置されるので、所望の加工が終了し
た後も切断部25の自重による屈曲または脱落を
防止することができるのである。
時、または任意の時間経過した後に、図示されて
いないNC装置からコイル21aないし21hの
内の選択された1つのコイルに電流が供給される
か、供給が断たれ、被加工体22のワイヤ電極1
3による切断が進行した部分の切断線の両側の部
分を挾持して橋絡するように永久磁石20aない
し20hが配置されるので、所望の加工が終了し
た後も切断部25の自重による屈曲または脱落を
防止することができるのである。
上記永久磁石20aないし20hの鉄心21′
aないし21′hの吸着及び開離は、永久磁石が
当該磁石の吸着により磁気吸着している場合に
は、鉄心に吸着磁石の磁極と反対の向きに磁極が
形成されて反撥離隔するようにコイルにパルス電
流を供給すればよく、またコイルの励磁によつて
鉄心に磁石を吸着保持している場合にはコイルの
電流を切つて磁石の自重で落下するようにすれば
良く、種々の変更実施が可能である。
aないし21′hの吸着及び開離は、永久磁石が
当該磁石の吸着により磁気吸着している場合に
は、鉄心に吸着磁石の磁極と反対の向きに磁極が
形成されて反撥離隔するようにコイルにパルス電
流を供給すればよく、またコイルの励磁によつて
鉄心に磁石を吸着保持している場合にはコイルの
電流を切つて磁石の自重で落下するようにすれば
良く、種々の変更実施が可能である。
以下に変更実施例を説明するに、斯種ワイヤカ
ツト放電加工機のアーム1と加工ヘツド2との構
成組合せ及びワイヤ電極13の懸架案内方式には
種々のものがあるが、1つのカラムから伸長した
アーム、又は両側に立てた一対のカラム間に掛け
渡してアームを設け、該アームの前面の面に懸架
案内ローラやキヤプスタン及びピンチローラによ
るワイヤ電極13の懸架案内経路を形成させるの
が普通であり、また前記加工ヘツド2は前記アー
ムの先端近く、または中央近くに、前記アームに
対して上下移動位置調節及び固定自在に構成配置
されるのが普通であるが、本発明はかゝる構成の
ワイヤカツト放電加工機にも同様に適用できるも
のであり、また磁石取付基板3は上記加工ヘツド
の被加工体近接部に於て加工ヘツドの周りに磁石
を保持するよう設けられるだけでなく、上記アー
ムから被加工体側に一種筒状に加工ヘツドを覆う
ように突出して前記基板を保持するように構成す
ることもできるものである。又上記基板3は固定
方式のもので、加工の進行に応じて予じめ対応す
る磁石をプログラムにより順次選定するようにし
ておいて、当該選定磁石部のコイル励磁を制御す
るようにしておいても良い。加工の輪郭形状、寸
法により加工時間の経過によりどの位置で加工が
行なわれていて、どの位置の磁石を落下等させれ
ば良いか判然としているのであるから、各コイル
に可変時間の設定が可能なタイマを設け、該タイ
マ設定の加工時間経過時にコイルの励磁電流を制
御する形式の構成としても実施することができ
る。また以上説明のものは、永久磁石を上下から
被加工体の上面に落下等させて吸着させる形式の
ものであるが、永久磁石の被加工体吸着面間の隙
間を数mm前後の比較的小さい値に設定構成すると
か、永久磁石の移動案内筒を基板に設けるように
構成して、コイルに磁石を鉄心から反撥飛翔させ
る電流を供給する構成とした場合には、基板3を
被加工体22の下側に、かつ下側アーム、ベツ
ド、又は被加工物載物台24の一部に被加工体側
へ向けて支持する構成とすることができる。ま
た、1つの基板3に複数の磁石を設けるのでな
く、加工ヘツドから例えば周囲へ放散同形状にア
ームを伸長させ、各アームの先端部に各1個の磁
石を設置する基板を設けるようにしても良い。ま
た、前記永久磁石としては、従来より慣用のアル
ニコ系磁石、またはフエライト系磁石の外に、鉄
−クローム−コバルト合金系磁石やサマリウム−
コバルト合金系の如き所謂希土類合金系磁石を利
用することができ、特に前記希土類合金系磁石に
よれば、最大エネルギ積が極めて大きく、またパ
ーミアンス係数も適宜選定することにより、例え
ば約20〜30mmφのもので数10Kgまたはそれ以上の
重量を吸着保持することができ、被加工体及びそ
の切断部分が格別大きなものでない以上、磁石数
個で充分保持することができる。
ツト放電加工機のアーム1と加工ヘツド2との構
成組合せ及びワイヤ電極13の懸架案内方式には
種々のものがあるが、1つのカラムから伸長した
アーム、又は両側に立てた一対のカラム間に掛け
渡してアームを設け、該アームの前面の面に懸架
案内ローラやキヤプスタン及びピンチローラによ
るワイヤ電極13の懸架案内経路を形成させるの
が普通であり、また前記加工ヘツド2は前記アー
ムの先端近く、または中央近くに、前記アームに
対して上下移動位置調節及び固定自在に構成配置
されるのが普通であるが、本発明はかゝる構成の
ワイヤカツト放電加工機にも同様に適用できるも
のであり、また磁石取付基板3は上記加工ヘツド
の被加工体近接部に於て加工ヘツドの周りに磁石
を保持するよう設けられるだけでなく、上記アー
ムから被加工体側に一種筒状に加工ヘツドを覆う
ように突出して前記基板を保持するように構成す
ることもできるものである。又上記基板3は固定
方式のもので、加工の進行に応じて予じめ対応す
る磁石をプログラムにより順次選定するようにし
ておいて、当該選定磁石部のコイル励磁を制御す
るようにしておいても良い。加工の輪郭形状、寸
法により加工時間の経過によりどの位置で加工が
行なわれていて、どの位置の磁石を落下等させれ
ば良いか判然としているのであるから、各コイル
に可変時間の設定が可能なタイマを設け、該タイ
マ設定の加工時間経過時にコイルの励磁電流を制
御する形式の構成としても実施することができ
る。また以上説明のものは、永久磁石を上下から
被加工体の上面に落下等させて吸着させる形式の
ものであるが、永久磁石の被加工体吸着面間の隙
間を数mm前後の比較的小さい値に設定構成すると
か、永久磁石の移動案内筒を基板に設けるように
構成して、コイルに磁石を鉄心から反撥飛翔させ
る電流を供給する構成とした場合には、基板3を
被加工体22の下側に、かつ下側アーム、ベツ
ド、又は被加工物載物台24の一部に被加工体側
へ向けて支持する構成とすることができる。ま
た、1つの基板3に複数の磁石を設けるのでな
く、加工ヘツドから例えば周囲へ放散同形状にア
ームを伸長させ、各アームの先端部に各1個の磁
石を設置する基板を設けるようにしても良い。ま
た、前記永久磁石としては、従来より慣用のアル
ニコ系磁石、またはフエライト系磁石の外に、鉄
−クローム−コバルト合金系磁石やサマリウム−
コバルト合金系の如き所謂希土類合金系磁石を利
用することができ、特に前記希土類合金系磁石に
よれば、最大エネルギ積が極めて大きく、またパ
ーミアンス係数も適宜選定することにより、例え
ば約20〜30mmφのもので数10Kgまたはそれ以上の
重量を吸着保持することができ、被加工体及びそ
の切断部分が格別大きなものでない以上、磁石数
個で充分保持することができる。
本発明は叙上の如く構成されるので、本発明の
装置によれば、ワイヤカツト放電加工の際、放電
加工が進行するに従つて切断部分が自重により未
切断部分に支持されて下方に屈曲し、切断中の部
分の加工精度を劣化させるのを防止すると共に、
切断部分の脱落をも人手によることなく自動的に
防止するのである。
装置によれば、ワイヤカツト放電加工の際、放電
加工が進行するに従つて切断部分が自重により未
切断部分に支持されて下方に屈曲し、切断中の部
分の加工精度を劣化させるのを防止すると共に、
切断部分の脱落をも人手によることなく自動的に
防止するのである。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるもの
ではない。即ち、例えば、本実施例では基板を回
動させるのにモータからギヤを介して行なつた
が、他の公知のドライブ機構を使用することも可
能であり、また、基板の形状等も本発明の目的の
範囲内で自由に設計変更できるものであつて、本
発明はそれらの総てを包摂するものである。
ではない。即ち、例えば、本実施例では基板を回
動させるのにモータからギヤを介して行なつた
が、他の公知のドライブ機構を使用することも可
能であり、また、基板の形状等も本発明の目的の
範囲内で自由に設計変更できるものであつて、本
発明はそれらの総てを包摂するものである。
第1図は本発明にかゝるワイヤカツト放電加工
装置の一実施例を示す説明図、第2図は第1図中
A−A方向から見た加工済被加工体脱落防止装置
の底面図、第3図は本発明にかゝるワイヤカツト
放電加工装置を使用した場合の加工終了時の被加
工体の状態を示す説明図である。 1……支持アーム、2……加工ヘツド、3……
基板、4,5……ガイドローラ、6……通電ロー
ラ、9,10……舟形ガイド、16……モータ、
17,18……ギヤ、20a,20b,20c,
20d,20e,20f,20g,20h……永
久磁石、21a,21b,21c,21d,21
e,21f,21g,21h……コイル、21′
a,21′b,21′c,21′d,21′e,2
1′f,21′g,21′h……鉄心、22……被
加工体、23……クランプ、24……載物台。
装置の一実施例を示す説明図、第2図は第1図中
A−A方向から見た加工済被加工体脱落防止装置
の底面図、第3図は本発明にかゝるワイヤカツト
放電加工装置を使用した場合の加工終了時の被加
工体の状態を示す説明図である。 1……支持アーム、2……加工ヘツド、3……
基板、4,5……ガイドローラ、6……通電ロー
ラ、9,10……舟形ガイド、16……モータ、
17,18……ギヤ、20a,20b,20c,
20d,20e,20f,20g,20h……永
久磁石、21a,21b,21c,21d,21
e,21f,21g,21h……コイル、21′
a,21′b,21′c,21′d,21′e,2
1′f,21′g,21′h……鉄心、22……被
加工体、23……クランプ、24……載物台。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加工ヘツドの被加工体に面した位置に取り付
けられ、かつ複数の永久磁石を着脱自在に取り付
け得る基板と、上記基板上に取り付けられた所望
の永久磁石を随時離脱せしめ得るコイルと、上記
基板に取り付けられた所望の永久磁石を上記被加
工体上に形成された切断線上の所望の位置に位置
するように上記基板を被加工体に対して相対的に
移動させ、その永久磁石を上記基板から離脱させ
上記被加工体の切断線上に吸着させるため対応す
るコイルへの通電を制御する制御装置とからな
る、加工済被加工体脱落防止装置を具備したこと
を特徴とするワイヤカツト放電加工装置。 2 上記制御装置が、上記被加工体とワイヤ電極
間の加工送りを制御する数値制御装置である特許
請求の範囲第1項記載のワイヤカツト放電加工装
置。 3 上記基板が上記加工ヘツドに対して移動可能
に取り付けられ、その移動と上記コイルへの通電
とが上記制御装置によつて制御される特許請求の
範囲第1項又は第2項記載のワイヤカツト放電加
工装置。 4 上記基板が上記加工ヘツドに固定された特許
請求の範囲第1項又は第2項記載のワイヤカツト
放電加工装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3519181A JPS57149119A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | Wire cut electric discharge machining device |
US06/356,747 US4484052A (en) | 1981-03-13 | 1982-03-10 | Cutting method and apparatus |
DE19823209136 DE3209136A1 (de) | 1981-03-13 | 1982-03-12 | Verfahren und vorrichtung zum verhindern des herabfallens eines zweiten teils beim schneiden einer kontur in ein werkstueck |
FR8204263A FR2501558B1 (fr) | 1981-03-13 | 1982-03-12 | Procede et machine pour decouper un contour dans une piece |
GB8207466A GB2094696B (en) | 1981-03-13 | 1982-03-15 | Supporting workpiece off-cuts |
IT4800082A IT1210677B (it) | 1981-03-13 | 1982-03-15 | Metodo e dispositivo di incisione |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3519181A JPS57149119A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | Wire cut electric discharge machining device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57149119A JPS57149119A (en) | 1982-09-14 |
JPS6238095B2 true JPS6238095B2 (ja) | 1987-08-15 |
Family
ID=12434956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3519181A Granted JPS57149119A (en) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | Wire cut electric discharge machining device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57149119A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201127A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cut electric discharge processing equipment |
JPS59232735A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-27 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカット放電加工方法 |
EP0137384B1 (en) * | 1983-09-21 | 1988-05-04 | Inoue-Japax Research Incorporated | Gap energizing system for tw electroerosion (1111111) |
JPS62203718A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカツト放電加工装置 |
JP3291585B2 (ja) * | 1990-11-30 | 2002-06-10 | 株式会社ソディック | 中子処理装置及び方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128296A (ja) * | 1974-03-26 | 1975-10-09 | ||
JPS5546806A (en) * | 1978-09-28 | 1980-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | Electric rolling stock controller |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3519181A patent/JPS57149119A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128296A (ja) * | 1974-03-26 | 1975-10-09 | ||
JPS5546806A (en) * | 1978-09-28 | 1980-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | Electric rolling stock controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57149119A (en) | 1982-09-14 |
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