JPH04310316A - ワイヤカット放電加工装置 - Google Patents

ワイヤカット放電加工装置

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Publication number
JPH04310316A
JPH04310316A JP10396391A JP10396391A JPH04310316A JP H04310316 A JPH04310316 A JP H04310316A JP 10396391 A JP10396391 A JP 10396391A JP 10396391 A JP10396391 A JP 10396391A JP H04310316 A JPH04310316 A JP H04310316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
properly
discharge machining
arm
holding part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10396391A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ueki
茂 上木
Takeo Fujita
藤田 猛夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sodick Co Ltd filed Critical Sodick Co Ltd
Priority to JP10396391A priority Critical patent/JPH04310316A/ja
Publication of JPH04310316A publication Critical patent/JPH04310316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤカット放電加工
装置、特に放電加工によって生じる分離体を吸着して除
去する機構を備えたワイヤカット放電加工装置に関する
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤカット放電加工装置におい
て、例えば特開平2−25623等のように、電磁石を
用いて分離体を吸着し排出する機構を設けたものなどが
知られている。
【0003】この排出機構は、加工タンク内の被加工物
より分離された分離体を、例えば所定のバケット等に搬
送するためのアーム機構を有するとともに、このアーム
の先端に分離体の保持部を設けたものである。この保持
部に、分離体を吸着する電磁石が設けられており、前記
分離体を吸着した後、前記アームを旋回させて排出する
よう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な分離体の排出機構の動作は、一連の放電加工作業のシ
ーケンス中で、自動的に行われるものである。したがっ
て、例えば上記保持部が分離体を適正に保持しないまま
アーム機構が排出側に移動してしまったり、一旦所定の
バケット等に搬送した分離体を適正に保持部より離脱し
ないまま、アーム機構が再度タンク内に移動してしまっ
た場合等には、分離体が加工タンク内に放置されること
となり、この分離体によって最悪の場合には機械部品の
破損等を招き、放電加工作業が妨げられる恐れがある。
【0005】本発明は、放電加工作業中に生じた分離体
を適正に排出でき、良好な放電加工作業を維持すること
ができるワイヤカット放電加工装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤカット
放電加工により被加工物に生じた分離体を吸着保持する
とともに、この分離体を所定の排出部に搬送して排出す
る分離体排出機構を有するワイヤカット放電加工装置に
おいて、上記分離体排出機構は、上記分離体の吸着保持
部に保持状態を検出する検出手段を設けたことを特徴と
する。
【0007】
【実施例】図1〜図6は、本発明の一実施例におけるワ
イヤカット放電加工装置の作業工程を示す説明図である
【0008】このワイヤカット放電加工装置は、不図示
の加工タンク内で、テーブル1に保持された被加工物2
に対して、上下に配置されたワイヤガイド部3、4によ
りワイヤ電極(図示せず)をガイドし、被加工物2に例
えば丸穴などを加工するものであり、この加工によって
生じた中子2Aを排出機構6により収納ボックス(図6
)7に排出するように構成されている。
【0009】排出機構6は、上記中子2Aを吸着保持す
る電磁石よりなる保持部8と、この保持部8を支持する
アーム9と、このアーム9を変位するための駆動機構1
0とを有している。
【0010】駆動機構10は、上部ワイヤガイド部3に
ブラケット11を介して取り付けられており、アーム9
を上下方向および旋回方向に変位させる。
【0011】アーム9は、L字状に形成されて、先端に
保持部8が取り付けられており、中子2Aの排出時には
、保持部8を上部ワイヤガイド部3の下側に回り込ませ
て、中子2Aを吸着保持して持ち上げた後、旋回して保
持部8を収納ボックス7上に搬送する。
【0012】保持部8は、図7に示すように、筒状の電
磁石12の内部に中子2Aの有無を検出する金属センサ
13を設けたものである。金属センサ13は、電磁石1
2によって中子2Aが吸着された状態で、この中子2A
の表面と数mmの間隔で対向する位置に取り付けられて
おり、この中子2Aが保持部8に適正に保持されている
かどうかを検出するものである。
【0013】また、被加工物2の下側には、被加工物2
より分離された中子2Aが保持部8によって吸着保持さ
れるまでの間、中子2Aが脱落しないように保持する下
受プレート14が設けられている。この下受プレート1
4は、基端部がロッド15に支持され、このロッド15
は、下部ワイヤガイド部4に設けられたシリンダ16に
より昇降制御されるようになっている。
【0014】また、下部ワイヤガイド部4には、図4に
示すように、上記中子2Aが保持部8によって持ち上げ
られる際に、中子2Aの下面に下側ノズル5より噴流を
供給して、持ち上げ動作をスムーズにする下噴流機構が
組み込まれている。
【0015】次に、放電加工作業における中子2Aの排
出動作を説明する。
【0016】まず、図1において、放電加工を行い、中
子2Aが形成されると、ワイヤ電極を切断し、次に図2
に示すように、下受プレート14が上昇して中子2Aを
受け止める。そして、図3において、上部ワイヤガイド
部3が上昇して被加工物2より離間するとともに、アー
ム9が下降して旋回し、保持部8を中子2Aに対向させ
る。そして、保持部8が中子2Aと約1mmの間隔で近
接した状態で、電磁石12をオンするとともに、下噴流
を供給し、中子2Aを押し上げることにより電磁石12
に吸着させる。
【0017】ところで、中子2Aを電磁石12に吸着さ
せる場合、電磁石12を完全に被加工物2側に密着させ
ると、特に中子2Aが比較的小さいときに、電磁石12
の吸着力が中子2Aだけでなく、その周辺の被加工物2
にも作用することとなり、この吸着力が中子2Aを持ち
上げる際の抵抗となって、アーム9等に負荷がかかって
しまう。そこで、この実施例では、保持部8を中子2A
に近接した位置に移動した時点で、下噴流により中子2
Aを押し上げるようにすることから、電磁石12が中子
2Aにだけ作用するようになり、スムーズな持ち上げ動
作を得ることができる。
【0018】そして、図4に示すように、下側ノズル5
より下噴流を供給しながら、アーム9を上部ワイヤガイ
ド部3とともに上昇して中子2Aを持ち上げる。ここで
、上記金属センサ13の検出信号を図示しない制御回路
により読み取り、中子2Aが適正に保持したかどうかを
確認する。そして、中子2Aが適正に保持できていなけ
れば、例えば動作を中止して警報を発する。
【0019】また、中子2Aが適正に保持できている場
合には、図5に示すように、中子2Aを完全に上昇した
状態で、アーム9を旋回するとともに、各ガイド部3、
4が移動し、図6に示すように、中子2Aを収納ボック
ス7上に搬送した状態で、電磁石12をオフし、中子2
Aを収納ボックス7に落下させる。
【0020】ここで上記金属センサ13の検出信号を制
御回路により再度読み取り、適正に離脱したことを確認
して次の動作状態に移行する。
【0021】また、中子2Aが適正に離脱していなけれ
ば、例えば動作を中止して警報を発する。
【0022】このようにして、中子2Aの適正な排出動
作を得ることができ、例えばシーケンス中の電磁石12
の動作不良による事故を有効に防止することができる。
【0023】なお、以上の実施例では、保持部8に金属
センサ13を設けたが、例えば図8に示すように、反射
型の光センサ17を設けたり、図9に示すように、リミ
ットスイッチ18、検出ロッド19および復帰ばね20
により、機械的なセンサを設けても良い。
【0024】また、上記実施例では、中子2Aを排出す
る場合について説明したが、その他の分離体を排出する
場合に適用し得ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、放電加工作業中に生じ
た分離体をセンサで監視しながら、適正に排出でき、良
好な放電加工作業を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】上記実施例における中子形成時の状態を示す構
成図である。
【図3】上記実施例における中子排出作業開始時の状態
を示す構成図である。
【図4】上記実施例における中子吸着時の状態を示す構
成図である。
【図5】上記実施例における中子持ち上げ時の状態を示
す構成図である。
【図6】上記実施例における中子排出時の状態を示す構
成図である。
【図7】上記実施例における中子排出機構の保持部の構
成を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施例による中子排出機構におけ
る保持部の構成を示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例による中子排出機構
における保持部の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
2…被加工物、 2A…中子、 3、4…ワイヤガイド、 5…下側ノズル、 6…中子排出機構、 7…収納ボックス、 8…保持部、 9…アーム、 10…駆動機構、 12…電磁石、 13…金属センサ、 14…下受プレート、 17…光センサ、 18…リミットスイッチ、 19…検出ロッド、 20…復帰ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワイヤカット放電加工により被加工物
    に生じた分離体を吸着保持するとともに、この分離体を
    所定の排出部に搬送して排出する分離体排出機構を有す
    るワイヤカット放電加工装置において、上記分離体排出
    機構は、上記分離体の吸着保持部に保持状態を検出する
    検出手段を設けたことを特徴とする放電加工装置。
JP10396391A 1991-04-09 1991-04-09 ワイヤカット放電加工装置 Pending JPH04310316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10396391A JPH04310316A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 ワイヤカット放電加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10396391A JPH04310316A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 ワイヤカット放電加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04310316A true JPH04310316A (ja) 1992-11-02

Family

ID=14368031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10396391A Pending JPH04310316A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 ワイヤカット放電加工装置

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JP (1) JPH04310316A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2990151A1 (en) 2014-08-29 2016-03-02 Agie Charmilles SA Handling device for wire electric discharge machines
JP2020059103A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 株式会社ソディック ワイヤカット放電加工機の中子移動装置
US10632554B2 (en) * 2017-04-28 2020-04-28 Fanuc Corporation Wire electrical discharge machine, wire electrical discharge machining system and jig

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2990151A1 (en) 2014-08-29 2016-03-02 Agie Charmilles SA Handling device for wire electric discharge machines
US10040154B2 (en) 2014-08-29 2018-08-07 Agie Charmilles Sa Handling device for wire electric discharge machines
US10632554B2 (en) * 2017-04-28 2020-04-28 Fanuc Corporation Wire electrical discharge machine, wire electrical discharge machining system and jig
JP2020059103A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 株式会社ソディック ワイヤカット放電加工機の中子移動装置

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