JP3173632B2 - 部材供給装置 - Google Patents

部材供給装置

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JP3173632B2
JP3173632B2 JP16482693A JP16482693A JP3173632B2 JP 3173632 B2 JP3173632 B2 JP 3173632B2 JP 16482693 A JP16482693 A JP 16482693A JP 16482693 A JP16482693 A JP 16482693A JP 3173632 B2 JP3173632 B2 JP 3173632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用及び家庭用ス
テレオ、CD、MD、DCC等のメカデッキに使用され
ているポストにワッシャを挿入する部材供給装置及びそ
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば実公昭61−37507号
公報に示された従来のワッシャ供給装置を示す断面図で
あり、図において、30はシャフト、31は第1スリー
ブ、32はコイルばね、33は回転シャフト、34は第
2スリーブ、35はピン、36は圧縮コイルばね、37
はキャップである。尚、ピン35は回転シャフト33の
螺線状溝に移動自在に嵌入されている。
【0003】また、図10は車載用及び家庭用ステレ
オ、CD、MD、DCC等のメカデッキの要部拡大図で
あり、図10において、3は樹脂製の極薄に形成された
ワッシャ、4はレバー7に保持力を与えるカットワッシ
ャ、5はメインベース、6はメインベース5に固定され
たポストである。そして、ワッシャ3はレバー7が回動
する際の摩擦抵抗を小さくする。尚、図11にワッシャ
3及びカットワッシャ4の斜視図を示す。
【0004】次に動作について説明する。先ず、図11
に示すカットワッシャ4を作業者が手でシャフト30に
挿入して、カットワッシャ4の弾性を利用してカットワ
ッシャ4をシャフト30に挿入して保持する。次に、作
業者が図10に示すポスト6の上端部にシャフト30の
下端部を当接して、キャップ37を下方に押し下げる。
これにより、コイルばね32が伸長してシャフト30が
第1スリーブ31内に挿入され、カットワッシャ4は第
1スリーブ31の下端部に当接される。カットワッシャ
4が第1スリーブ31の下端部に当接された後、さらに
キャップ37を下方に押し下げると、ピン35が下方向
に移動して回転シャフト33が回転する。回転シャフト
33の回転力は第1スリーブ31に伝達され、同時にキ
ャップ37の押下力が第1スリーブに伝達されるので、
シャフト30はさらに第1スリーブ31内に押し込まれ
る。従って、ポスト6の上端部が第1スリーブ31内に
挿入する。これにより、カットワッシャ4の開口部がポ
スト6の上端部で押し開かれて図10に示すようにカッ
トワッシャ4がポスト6の溝に取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のワッシャ供給装
置は以上のように構成されているので、作業者の手作業
でカットワッシャをシャフト30に保持しなければなら
ず、またカットワッシャの内径よりわずかに大径のシャ
フト30にカットワッシャの弾性を利用して保持するの
でカットワッシャの内径が損傷してカットワッシャの機
能を著しく低下させるなどの問題点があった。また、こ
のワッシャ供給装置は平ワッシャに適用することができ
ないなどの問題点があった。
【0006】一方、カットワッシャや平ワッシャは通常
複数個まとめてストックされているので、例えばカット
ワッシャをワッシャ供給装置のシャフト30に保持する
場合、カットワッシャを1枚づつ分離する必要があり、
カットワッシャを分離する装置としては一般にボールフ
ィーダ等が知られている。しかしながら、従来のボール
フィーダ等はカットワッシャや平ワッシャが樹脂製で極
薄に形成されている場合、静電気の作用でワッシャがボ
ールフィーダに付着したり、ワッシャ同士が互いに付着
してワッシャを1枚づつ分離することができず、また、
ワッシャが極薄なので分離、整列の段階でワッシャ同士
が重なり合って分離、整列が困難であるなどの問題点が
あった。
【0007】このため、一般に複数個のワッシャを小箱
にストックしておいて作業者が必要に応じて手作業で1
枚づつ分離している。しかしながら、作業者が手作業で
分離すると作業者の指先を傷めたり、作業者の疲れ等に
よって作業性が低下するなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ワッシャのような有孔形状の積層
された被供給部材を所定位置に容易にセットでき、か
つ、被供給部材を1つずつ自動的に分離して所定位置に
供給することができると共に、生産ラインを停止させず
に被供給部材の積層手段を容易に交換することができる
部材供給装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる部材供
給装置は、有孔形状の被供給部材を積層する積層手段
と、前記積層された被供給部材の最下位の1つを収納
る凹部が形成され、水平方向に移動自在なスライド部材
と、前記被供給部材が前記凹部に収納される収納位置と
前記被供給部材が前記凹部から取り出される取り出し位
置とに前記凹部を移動させるために前記スライド部材を
移動させる移動手段とを備え、前記積層手段は、前記
供給部材の孔を貫通しその被供給部材を積層する棒部材
と、この棒部材に移動自在に嵌入され最上位の被供給部
に載置された錘り部材と、前記棒部材の上端部を固定
するためのストッパと、前記棒部材の周囲の少なくとも
一方を開放するように前記棒部材を支持し前記ストッパ
が載置される支持部材と、内周面上部にテーパを有して
前記被供給部材を前記収納位置で前記凹部に案内するマ
ガジンブッシュとから構成され、前記棒部材の下端側の
被供給部材が前記マガジンブッシュに収納されると共
に、前記支持部材は前記ストッパ及び前記棒部材が嵌入
可能な切欠を有し、この切欠に嵌入した前記棒部材の上
端部が、前記切欠に嵌合した前記ストッパで前記支持部
材に位置決め固定されるものである。
【0010】この発明にかかる部材供給装置は、棒部材
は被供給部材の孔に当接し、被供給部材の位置決めを行
うものである。
【0011】この発明にかかる部材供給装置は、マガジ
ンブッシュが上下方向に移動自在となっているものであ
る。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】この発明における部材供給装置は、被供給部材
及び錘り部材が積層された棒部材の上端部が支持部材の
切欠に嵌入されてストッパで固定支持され、かつ前記棒
部材の下端部がマガジンブッシュに挿入されて前記棒部
材が前記支持部材にセットされ、このセット状態では前
記棒部材の周囲の少なくとも一方が開放されている
で、その棒部材の取り替えを上下方向ではなく前記開放
された方向から行うことができ、しかも、前記棒部材の
下端部が挿入された前記マガジンブッシュは内周面上部
にテーパを有しているので、被供給部材及び錘り部材が
積層された状態の棒部材の取り替えが可能となる。この
ように、棒部材の下端部をマガジンブッシュに挿入し、
かつ棒部材の上端部を支持部材の切欠に嵌入してストッ
パで位置決め固定することにより、棒部材に積層された
被供給部材を所定位置に容易にセットすることができる
と共に、被供給部材の補充のために、その被供給部材及
び錘り部材が積層された棒部材の交換を、生産ラインを
停止させずに短時間で行うことができる。また、上述の
ようにマガジンブッシュの内周面上部にテーパを有する
ことで、棒部材の交換時に前記マガジンブッシュに対す
る棒部材の挿脱を容易に行うことができる。
【0016】また、この発明における部材供給装置は、
棒部材被供給部材の孔に当接し、被供給部材の位置決
めを行うので、被供給部材の外側に位置決め手段を設け
る必要がない。
【0017】さらに、この発明における部材供給装置
は、マガジンブッシュが上下方向に移動自在であること
により、被供給部材の厚みがスライド部材の凹部の深さ
よりも厚い場合に前記マガジンブッシュを上方に逃がし
て被供給部材の分離を確実に行うことができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。尚、
図1上で図10の構成部材と同一類似部材については同
一符号を付して説明を省略する。図1において、1はワ
ッシャ分離部、2はワッシャ供給部(部材供給部)、1
5はワッシャ(被供給部材)3を確実に1枚づつ分離さ
せるスライドプレート(スライド部材)、18はスライ
ドプレート14を移動して分離したワッシャ3を所定位
置に位置決めするエアシリンダ(移動手段)、27は製
造工程で一搬に使用されるフリーフローコンベア、28
はフリーフローコンベア25上で組立製品の搬送組立用
に使用されるパレット、29は所定位置に位置決めされ
たワッシャ3をポスト(取付部材)6に挿入するように
ワッシャ供給部2を移動するX−Yロボットである。
【0022】 図2に示すように、ワッシャ分離部1の支
持板(支持部材)8はベース10に立設されていて、支
持板8の上端部には切欠8a及び凹部8bが形成されて
いる(双方図3参照)。凹部8bにはストッパ12が載
置される。ストッパ12の開口部には棒部材13の上端
部が嵌入されていて、棒部材13はねじ12aでストッ
パ12に固定される。また、棒部材13の径は切欠8a
の幅より小さく設定されている。棒部材13の下端部は
スライドプレート15の凹部15aの中央に位置決めさ
れていて、凹部15aの深さはワッシャ3が1枚だけ嵌
入するように設定されている。棒部材13には複数のワ
ッシャ3が嵌入積層されていて最上位のワッシャ3には
錘り(錘り部材)14が載置されている。錘り14は棒
部材13に移動自在に嵌入されている。ベース10には
スライドガイド16が固定されていて、スライドガイド
16はスライドプレート15をスライド自在に支持して
いる。また、スライドガイド16はマガジンブッシュ1
7を上下方向に移動自在に支持し、水平方向への移動を
阻止するように支持している。マガジンブッシュ17は
自重でスライドプレート15上に載置され、かつワッシ
ャ3をスライドプレート15の凹部15aに案内する。
スライドガイド16及びマガジンブッシュ17は移動阻
止部材41を構成する。スライドプレート15の右端部
にはエアシリンダ18のピストンロッド18aが取り付
けられている。従って、ピストンロッド18aが伸縮す
るとスライドプレート15はワッシャ受取り位置(収納
位置)Aとワッシャ取出し位置B(図4参照)間を移動
する。さらに、支持板8の下端部には検知部19が設け
られていて、検知部19は錘り14が接近したことを検
知する。これにより、ワッシャ3が無くなる前にワッシ
ャ3を補充することができる。尚、ストッパ12、棒部
材13及び錘り14はワッシャマガジン(積層手段)4
0を構成している。
【0023】 図5に示すようにワッシャ供給部2の第1
スリーブ20にはシャフト(ガイド部材)21がスライ
ド自在に支持されている。第1スリーブ20には第2ス
リーブ22が同軸上に固定されていて、第2スリーブ2
2内に圧縮コイルばね23が収納されている。圧縮コイ
ルばね23は下端部がシャフト21のフランジ21aに
当接していて、上端部がキャップ24に当接している。
キャップ24は第2スリーブ22に同軸上に固定されて
いる。また、シャフト21の上端部はキャップ24の開
口孔24aにスライド自在に支持されている。このよう
に、第1、第2スリーブ20、22及びキャップ24を
同軸上に固定することにより、空間25が形成され、空
間25はエアチューブ26を介して図示しない真空発生
機に連通されている。これにより、真空発生機を駆動し
て空間25内を真空状態にすると、ワッシャ3が第1ス
リーブ20の下端部(吸着部)20aに吸着される(図
6参照)。尚、下端部20aは平面積が小さく設定され
ているので、ワッシャ3等を帯電した静電気の影響をう
けずにエアの吹出しで確実に下端部20aから外すこと
ができる。
【0024】 次に動作について説明する。先ず、ワッシ
ャマガジン40の棒部材13に複数のワッシャ3を嵌入
して積層し、最上位のワッシャ3に錘り14を載置す
る。次に、棒部材13を切欠8aに嵌入して、棒部材1
3に積層されているワッシャ3をマガジンブッシュ17
内に収納する。次いで、ストッパ12を支持板8の凹部
8bに嵌合させてねじ12aで棒部材13をストッパ1
2に固定する。これにより、ワッシャ3のセンタ出しと
棒部材13の長さ設定が完了する。また、エアシリンダ
18のピストンロッド18aは常時収縮状態に維持され
ていて、この状態でスライドプレート15の凹部15a
はワッシャ受取り位置Aに位置決めされている。従っ
て、凹部15aの中にワッシャ3が1枚だけ落ち込む
(図7(A)参照)。
【0025】 次に、エアシリンダ18が作動してピスト
ンロッド18aが伸長すると、スライドプレート15の
凹部15aに落ち込んだワッシャ3はワッシャ供給位置
Bに位置決めされる。この場合、ワッシャ3は凹部15
aの深さよりわずかに厚く設定されているので、スライ
ドプレート15が左方向に押されると、自重でスライド
プレート15に載置されているマガジンブッシュ17は
凹部15a内のワッシャ3でわずかに押し上げられる
(図7(B)参照)。そして、凹部15a内のワッシャ
3がワッシャ取出し位置Bまで移動するとマガジンブッ
シュ17は自重でスライドプレート15と当接するまで
下向する(図7(C)参照)。同時に棒部材13に嵌入
されているワッシャ3が下降して、最下位のワッシャ3
はスライドプレート15に当接する。
【0026】 次いで、X−Yロボット29を作動させ
て、X−Yロボット29に設けられているワッシャ供給
部2をワッシャ取出し位置Bまで移動する。ワッシャ供
給部2がワッシャ取出し位置Bまで移動した後、ワッシ
ャ供給部2を下降させてシャフト21をワッシャ3の開
口孔に嵌入させる。この状態で、真空発生機を駆動して
空間25を真空状態に維持する。これにより、ワッシャ
3は第1スリーブ20の下端部20aに吸着される(図
6参照)。ワッシャ3の吸着後、X−Yロボット29を
作動させてワッシャ供給部2をポスト6の真上に移動し
て、挿入ヘッド部2を下降する。これにより、シャフト
21はポスト6に当接し、さらにワッシャ供給部2を下
降することにより、シャフト21がワッシャ供給部2内
に押し込められて図8に示す状態になる。次に、真空発
生機の空気回路を切替えて空間25内にエアを供給する
と、第1スリーブ20の下端部20aに吸着されていた
ワッシャ3がエアで下方向に吹かれてレバー7の上面に
落下する。これにより、ワッシャ3はポスト6に嵌入さ
れる。続いて、ワッシャ供給部2が上昇するとシャフト
20は圧縮スプリング23の付勢力で押し出されて図5
の状態に復帰する。
【0027】 上述した工程を順次繰り返し返すことによ
り、ワッシャマガジン40の棒部材13に嵌入されてい
るワッシャ3が減少して最後にはなくなることになる
が、この場合、支持板8の下端部に設けられている、例
えば近接センサ等の検知部19が下降した錘り14を検
知してブザーやパトライト等が作動するのでワッシャ3
が減少したことを知ることができる。そして、ワッシャ
3が減少した場合、ワッシャ3が積層されている新たな
ワッシャマガジン40と交換することにより作業を続行
することができる。
【0028】 実施例2. この発明では、主に静電気を帯び易い樹脂製の極薄ワッ
シャを対象にした場合について説明したが、これに限ら
ず、この発明は紙、金属、非鉄金属の材質のワッシャ3
にも適用することができ、また平ワッシャに限らずカッ
トワッシャにも適用することができる。
【0029】 実施例3. この発明では、棒部材13をステンレス等としたが、こ
れに限らず、ガラス棒やプラスチック棒を使用してもよ
く、また本発明では、棒部材13を丸棒としたが、これ
に限らず、三角や六角等の多角柱の棒部材を使用しても
よい。
【0030】 実施例4. この発明では、スライドプレート15とマガジンブッシ
ュ17の隙間を一定に保つ方法として、マガジンブッシ
ュ17の自重を利用しているが、スライドプレート15
の下方より圧縮コイルばね等で付勢し、マガジンブッシ
ュ17をスライドガイド16に固定してもよい。
【0031】 実施例5. この発明では、支持板8の上部に、位置決め用の凹部8
bを形成したが、ストッパ12を位置決めするための凸
部を、ストッパ12の外周に当接するように数カ所設け
てもよい。又、別部材で凸部の代用としてもよい。
【0032】 実施例6. この発明では、錘り14を使用しているが、ワッシャ供
給部2の上方から常時圧縮空気を吹かせて下方向への押
圧力を生じさせてもよい。
【0033】 実施例7. この発明では、検知部19に近接センサーを用いている
が、マイクロスイッチ、透過形又は反射形の光センサー
や、レーザーセンサー等を使用してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被供
給部材及び錘り部材が積層された棒部材の上端部を支持
部材の切欠に嵌入してストッパで固定支持し、かつ前記
棒部材の下端部をマガジンブッシュに挿入して前記棒部
材を前記支持部材にセットし、このセット状態では前記
棒部材の周囲の少なくとも一方が開放されるように構成
したので、前記棒部材の取り替えを上下方向ではなく前
記開放された方向から行うことができ、被供給部材及び
錘り部材が積層された状態の棒部材の取り替えが可能と
なるため、棒部材に積層された被供給部材を所定位置に
容易にセットすることができると共に、被供給部材の補
充のために、その被供給部材及び錘り部材が積層された
棒部材の交換を、生産ラインを停止させずに短時間で行
うことができるという効果がある。また、上述のように
マガジンブッシュの内周面上部にテーパを有すること
で、棒部材の交換時に前記マガジンブッシュに対する棒
部材の挿脱を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0035】この発明によれば、被供給部材の孔に
当接し、被供給部材の位置決めを行うように構成した
で、被供給部材の外側に位置決めを設ける必要がなく、
構成を簡単なものとすることができ、また、被供給部材
の周囲の少なくとも一方向を開放する構成を容易に得る
ことができるという効果がある
【0036】この発明によれば、マガジンブッシュを上
下方向に移動自在となるように構成したので、被供給部
材の厚みがスライド部材の凹部の深さよりも厚い場合に
前記マガジンブッシュを上方に逃がして被供給部材の分
離を確実に行うことができるという効果がある
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による部材供給装置の斜視
図である。
【図2】この発明の部材供給装置に使用されているワッ
シャ分離部の断面図である。
【図3】図2に示すワッシャ分離部に使用されている支
持板の平面図である。
【図4】図2に示すワッシャ分離部でワッシャを分離し
た状態を説明する説明図である。
【図5】この発明の部材供給装置に使用されているワッ
シャ供給部の断面図である。
【図6】図5に示すワッシャ供給部でワッシャを吸着し
た状態を説明する説明図である。
【図7】図7(A)乃至(C)は図2に示すワッシャ分
離部でワッシャを分離する状態を説明する説明図であ
る。
【図8】図5に示すワッシャ供給部でワッシャをポスト
に挿入した状態を説明する説明図である。
【図9】従来のワッシャ供給装置を示す断面図である。
【図10】車載用及び家庭用ステレオ、CD、MD、D
CC等のメカデッキの要部拡大図である。
【図11】図10に示すメカデッキに使用されている平
ワッシャ、カットワッシャの斜視図である。
【符号の説明】
2 ワッシャ供給部(部材供給部) 3 ワッシャ(被供給部材) 6 ポスト(取付部材) 8 支持板(支持部材) 12 ストッパ 13 棒部材 14 錘り(錘り部材) 15 スライドプレート(スライド部材) 15a 凹部 18 エアシリンダ(移動手段) 19 検知部 20a 下端部(吸着部) 21 シャフト(ガイド部材) 40 ワッシャマガジン(積層手段) 41 移動阻止部材 A 収納位置 B 取出し位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−23118(JP,A) 特開 平4−371421(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有孔形状の被供給部材を積層する積層手
    段と、 前記積層された被供給部材の最下位の1つを収納る凹
    部が形成され、水平方向に移動自在なスライド部材と、 前記被供給部材が前記凹部に収納される収納位置と前記
    被供給部材が前記凹部から取り出される取り出し位置と
    前記凹部を移動させるために前記スライド部材を移動
    させる移動手段とを備え、 前記積層手段は、前記被供給部材の孔を貫通しその被供
    給部材を積層する棒部材と、この棒部材に移動自在に嵌
    され最上位の被供給部材に載置された錘り部材と、前
    記棒部材の上端部を固定するためのストッパと、前記棒
    部材の周囲の少なくとも一方を開放するように前記棒部
    材を支持し前記ストッパが載置される支持部材と、内周
    面上部にテーパを有して前記被供給部材を前記収納位置
    で前記凹部に案内するマガジンブッシュとから構成さ
    れ、前記棒部材の下端側の被供給部材が前記マガジンブッシ
    ュに収納されると共に、前記支持部材は 前記ストッパ及
    び前記棒部材が嵌入可能な切欠を有し、この切欠に嵌入
    した前記棒部材の上端部が、前記切欠に嵌合した前記ス
    トッパで前記支持部材に位置決め固定されることを特徴
    とする部材供給装置。
  2. 【請求項2】 棒部材は被供給部材の孔に当接し、被供
    給部材の位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載
    の部材供給装置。
  3. 【請求項3】 マガジンブッシュは上下方向に移動自在
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    部材供給装置。
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