JPH03256616A - 中子除去方法 - Google Patents

中子除去方法

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JPH03256616A
JPH03256616A JP5383190A JP5383190A JPH03256616A JP H03256616 A JPH03256616 A JP H03256616A JP 5383190 A JP5383190 A JP 5383190A JP 5383190 A JP5383190 A JP 5383190A JP H03256616 A JPH03256616 A JP H03256616A
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workpiece
nozzle
work
face
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Toshiyuki Asao
利之 浅生
Shinji Yoda
慎司 依田
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はワイヤ放電加工によって生じる中子の除去方
法に関する。
従来技術 ワイヤ放電加工においてワークから閉鎖図形を加工する
と図形の内側が中子として切抜かれる。
この中子は通常ワイヤ放電加工機の下ノズルに載った格
好となるので、例えば同一のワークから複数の図形を連
続して加工するべくワークを移動(テーブルの移動)し
たとき、下ノズルと擦りあったり、中子の形や重心の位
置によって、ワークと下ノズルとの間で斜めに引掛り、
下ノズルを損傷することがある。また、中子にも傷が付
き、製品としての価値を損うことがある。
そこで一つの図形の加工終了毎に生じた中子を除去する
方法が種々研究され、下ノズル側に設けた滑かな支持板
上に中子を載せ、移動するワークでこれを突落す方法、
中子をワークから完全に切り離さず、わずかにつなげて
おいて、上からハンマーなどでたたき落す方法あるいは
切離した中子を磁石、吸引バットなどの吸着手段で保持
し、加工位置から離れた邪魔にならない位置に搬送する
方法などが提案されている。
このうち、吸着手段で保持し搬送する方法は製品を傷付
けない点で優れているが、加工個所にワーク上面より中
子上面が低い段差があると、吸着手段が充分に中子上面
に接近することができず、中子を保持できないことがあ
る。
発明が解決しようとする課題 この発明は、前記のように加工個所にワーク上面より中
子上面が低い段差があるときも中子を充分に保持し除去
位置まで確実に搬送できる中子除去方法の提供を課題と
する。
課題を解決するための手段 ワイヤ放電加工において生じる中子の除去方法であって
、順次行なわれる次の過程を備えることを特徴とする。
ワークにおける一つの図形の加工終了後、加工によって
ワークから分離された中子の上方に中子吸着手段を配置
する(過程a)。
下ノズルから流体を吐出して前記中子を持上げ吸着手段
に保持させる(過程b)。
作  用 前記過程a、  bにより吸着手段に中子が確実に近接
される。
実施例 第3図は本発明方法を実施するワイヤ放電加工機1の全
体を示し、2軸2に上ノズル3、UV軸機構4Sワイヤ
自動結線装置(AWF装置)5、中子除去装置6を備え
、これらは2軸2とともに上下移動される。
符号7は下アームで先端部に下ノズル8を備え、これは
前記上ノズル3と対向した位置にある。
符号9はワイヤ、10はテーブルであり、このワイヤ放
電加工機1はNC制御装置11に制御されて作動する。
ワイヤ放電加工機1およびAWF装置5の具体的な構成
および作動はそれぞれ公知である。
中子除去装置6は、第2図に示すようにUV軸機構4の
機枠に固定された水平シリンダ12と、そのピストン1
3(第1図)の先端に固定された垂直シリンダ14を備
え、垂直シリンダ14におけるピストン15の先端に中
子保持部16(中子吸着手段)が水平に固定されている
。ピストン15は垂直シリンダ12に取付けられたモー
タ17で回動されるもので、前記の中子保持部16を約
180°の範囲で往復回転するようになっている。
中子保持部16はピストン15に取付けられた位置より
先端側寄りの下面に、永久磁石を取付けた吸着面18を
備える。
なお、第2図において、符号19はワーク(磁性体)、
20は中子を示し、形成された中子20の上面はワーク
19の上面よりも低くなっており、加工位置に段差があ
る。
ワーク19に対する一つの閉鎖図形の加工が終了すると
AWF装置5が作動してワイヤ9を切断し、2軸2が上
昇してNC制御装置11は中子除去モードとなる(第1
図(イ))。このとき、切抜かれた中子20は下アーム
8の上に引掛かった状態となっており、また、中子除去
装置6の中子保持部16は上昇して上ノズル3側に引寄
せられ、かつ、吸着面18を上ノズル3から離れた個所
に回動したホームポジション位置にある。
なお、第1図(イ)において中子20の傾きは強調して
図示されている。実際にはワーク19の下面と下ノズル
8先端との間隔は0.2mm程度であるから、中子の傾
きはごくわずかである。
中子除去作動が開始すると、中子除去装置6において垂
直シリンダ14が駆動されて中子保持部16が下降され
、次いでモータ17によりピストン15を介して中子保
持部16が回転されてその吸着面18が上ノズル3の下
部に配置される(第1図(イ)、破線位置)。
次いで、そのままZ軸2が下降して中子保持部16の吸
着面18をワーク19の上面と同等かわずかに離れてい
る程度とし、中子の上方に中子保持部16を配置する。
一方、テーブル10がわずかに移動されて中子20の重
心位1(NC制御装置11にあらかじめ設定される)が
下ノズル8の先端位置に移動される。
すると、下ノズル8から約15気圧で加工液が吐出され
、その勢力で中子20が持上げられて、中子20は吸着
面18に磁力により保持される。
(第1図(ロ))。
密着に際して、ワーク19に対する吸着面18の位置は
タッチセンサやNC制御装置11に設定したZ軸2の下
降距離で制御される。
勢力の強い加工液は設定された時間(2〜3秒)供給さ
れてから停止され、ついでテーブル10が駆動されてワ
ーク19が所定方向に移動し、また、これと同期して水
平シリンダ12にエアが送り込まれてピストン13によ
って吸着面18も移動される。
これによって、中子20は中子保持部16に保持された
状態でワーク19と共に所定距離(50〜60mm)移
動する(第1図(〕\))。
この実施例では前記所定方向はピストン13の伸び出る
方向で定まり、また、所定距離は該ピストン13の長さ
で制限される。
そして、移動された中子20の位置が下ノズル8および
下アーム7の上部など、中子落下禁止区域を外れた所で
、テーブル10および中子保持部16の移動が停止され
る。
ついで、テーブル10が停止したまま、中子保持部16
だけ水平シリンダ12により上ノズル3の位置まで戻さ
れるので、中子20はワーク19で掻きとられるように
して中子保持部16から外れ、その位置に落下する(第
1図(ニ))。
次いで、Z軸2が上昇し、その上端位置でモータ17に
よってピストン15がもとに回動され、さらに垂直シリ
ンダ14で中子保持部16を上昇して中子保持部16を
ホームポジション位置とする。
これにより、中子除去作動は終了し、NC制御装置11
はワーク19を次ぎの図形を加工する位置に移動し、ワ
イヤ自動結線作動に移行する。
中子20を落下禁止区域外まで移動させる制御は、設定
した移動方向に関し必要な移動距離をあらかじめNC制
御装置11に記憶させることにより行う。
このようにして、中子20は一つの図形の加工が終了す
る毎に下ノズル8、下アーム7の位置から外れた位置に
確実に除去される。また、除去に際して中子20が下ノ
ズル8と接触することはなく、さらに、落下時に該ノズ
ルや下アーム7に衝突することもない。
なお、ワーク上面とと中子上面に段差が無い場合や中子
上面の方が高い場合は下ノズル8からの流体吐出は不用
であるが、吐出しても格別な不都合は無い。
また、前記において吸着された中子20の下面がワーク
上面より高く位置するとワーク19と係合せず、ワーク
19による前記のスクレーパ作用を期待できないので、
加工時にワーク19の高い側の上面がワイヤ側に来て加
工が終了するようにする。
以上は実施例である。
吸着面18は電磁石の磁力によるものやこれと真空利用
の吸引パッドを組合せたものでも良い。
電磁石による場合、磁性体からなる中子の吸着解除が簡
単である。
吸着面18は真空を利用する吸引パッドだけでも構成で
きる。この場合は中子を持上げる流体としてエアを用い
ることがある。
実施例では、ワイヤを切断除去してから中子除去モード
となっているが、ワイヤを切断せずに中子を除去するこ
とも可能である。ただし、下ノズルの先端は加工経路上
にあるので吐出する流体による中子の持上げ能力が減退
する。
保持した中子をワークから上方に引抜いた後、中子だけ
を除去個所まで水平移動させるようにしても良い。
発明の効果 加工個所にワーク上面より中子上面が低い段差があって
も、中子を確実に除去することができる。
吸着によるので製品に傷をつけることがなく、また、中
子で下ノズル等を損傷することも無い。
中子除去装置の機構を比較的簡単に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ニ)は作動の過程を示す正面図、第2
図は要部の正面図、第3図は全体を示す斜視図である。 16・・・中子保持部(中子吸着手段)、18・・・吸
着面、20・・・中子。 ?O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ワイヤ放電加工において生じる中子の除去方法であっ
    て、ワークにおける一つの図形の加工終了後、加工によ
    ってワークから分離された中子の上方に中子吸着手段を
    配置し、下ノズルから流体を吐出して前記中子を持上げ
    吸着手段に保持させることを特徴とした中子除去方法。
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