JPH06132647A - 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器 - Google Patents

表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器

Info

Publication number
JPH06132647A
JPH06132647A JP28158192A JP28158192A JPH06132647A JP H06132647 A JPH06132647 A JP H06132647A JP 28158192 A JP28158192 A JP 28158192A JP 28158192 A JP28158192 A JP 28158192A JP H06132647 A JPH06132647 A JP H06132647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
electrode portion
flat plate
mount type
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28158192A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Koseki
護 小関
Hitoshi Soda
均 曽田
Riyouji Mutou
良児 武藤
Shinzo Nishiyama
信蔵 西山
Tomoharu Horii
智晴 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP28158192A priority Critical patent/JPH06132647A/ja
Publication of JPH06132647A publication Critical patent/JPH06132647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードピッチが0.3未満の狭ピッチの表面
実装形ICまたはTCP形ICのはんだ接続における搭
載位置ずれをなくし、狭ピッチICのはんだ接続部の短
絡不良を低減して、小形で実装密度の高い高品質の電子
回路基板を提供する。 【構成】 IC搭載用電極部2に予め供給されたはんだ
3上に、はんだが付着しない材料でできた平坦な板4を
押し当てながら、はんだ3を加熱・溶融し、そのまま冷
却固化させて、はんだ3の表面を平坦としたのち、IC
8を搭載し、はんだ3を再溶融させることにより、IC
8のはんだ接続を行う。 【効果】 はんだ表面が平坦となっているため、IC搭
載時にICリードとはんだ間に滑りが生じることなく、
IC搭載位置ずれ不良を著しく低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装形IC(集積回
路)またはTCP(Tape Carrier Package)形ICのは
んだ接続技術に係り、特にリードピッチが0.3mm未
満の狭ピッチICのはんだ接続方法およびそれを実施す
る装置ならびに上記はんだ接続法によりICまたはTC
P形ICを実装してなる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】リードピッチが0.3mm以上の表面実
装形ICのはんだ接続方法は、一般に電子回路基板上の
表面実装形IC搭載用の電極部に、ペースト状のクリー
ムはんだを印刷法あるいはディスペンサ法により供給
し、上記電極部に合わせて表面実装形ICを搭載した
後、リフロー炉等により一括加熱して上記のクリームは
んだを溶融させて、電気的接続を行う方法が一般的に採
用されている。ところが、リードピッチが0.1〜0.2
mmないしは0.3mm未満の狭ピッチICのはんだ接
続方法として、上記従来のはんだ接続法を適用した場合
には、クリームはんだの供給時に隣合う電極部のクリー
ムはんだが接触し、ICを搭載しはんだを溶融、冷却し
た後においてもはんだが分離せず、その結果ICリード
間の短絡不良となってしまう。そこで、特開平1−61
989号公報、特開平1−96994号公報、特開平3
−34391号公報等に提案されているように、IC搭
載用の電極部に、あらかじめはんだをディップ法、めっ
き法、エアーナイフ法等により、隣合う電極部にはんだ
が接触しないようにコーティングしておき、このはんだ
コーティング部にフラックスを塗布して、上記の狭ピッ
チIC等を搭載した後、はんだを再溶融させてはんだ付
けを行っていた。また、特公平4−50759号公報に
おいて、プリント板のパターン上に、はんだ付けして搭
載した部品を除去した後の上記パターン上のはんだ面を
平面に修復する装置として、平面を持つ通電加熱形の金
属製の整形チップを上記パターン上のはんだ面に押し当
て、はんだを再溶融させてはんだ面を平面に修復する方
式が提案されているが、この方式では、特に0.3mm
未満の狭ピッチのパターン上のはんだ面を修復させる場
合には、狭ピッチの電極間に溶融はんだが流入しやす
く、そのため短絡が起き易いという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
て、ディップ法およびエアーナイフ法では、はんだが溶
融し冷却する際に、はんだの表面張力によってはんだの
表面が凸状になることが避けられない。その結果、狭ピ
ッチICを搭載する時に、ICのリードがはんだ表面の
凸形状に沿ってすべりを起こし、搭載位置ずれが生じる
という問題があった。また、めっき法では、はんだめっ
きの膜厚を所定以上に厚くすることが製法上困難であ
り、したがって必要とするはんだ量を供給することが難
しいという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消し、電子回路基板に設けられたリードピッチ
が狭ピッチ(例えば0.1〜0.2mmないしは0.3
mm未満)の表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭
載用電極部に、適正はんだ量をばらつきなく供給した
後、はんだの表面を平坦化し、ICの搭載位置ずれの生
じないはんだ接続方法およびそれを実施する装置ならび
に上記はんだ接続方法により作製した狭ピッチの表面実
装形ICもしくはTCP形ICを実装してなる小形で信
頼性の高い電子機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、本発明のはんだ接続方法においては、狭ピ
ッチIC搭載用の電極部に、はんだ印刷・リフロー法あ
るいはディップ法、エアーナイフ法等のはんだレベラー
法によって、あらかじめ適正量のはんだを供給して付着
しておき、上記はんだを付着した電極部のはんだの表面
上に、はんだが付着しない材料からなる平坦な板を押し
当てながら、はんだを加熱・溶融後、冷却するか、もし
くは平坦な板を押し当て、かつ上記はんだを付着した隣
合う電極間の隙間部に不活性気体を吹き込みながら、上
記はんだを加熱・溶融した後、冷却することにより、表
面が平坦なはんだを電極部に形成させた後、狭ピッチの
表面実装形ICもしくはTCP形ICを搭載し、はんだ
付けを行い電気的に接続するものである。あらかじめI
Cの搭載用電極部に供給したはんだの加熱・溶融のため
の加熱源としては、光ビーム、レーザー、発熱電線、加
熱流体(伝熱媒体)を用いることができ、上記の加熱源
を平坦な板の外部もしくは内部に種々の形態で組み合わ
せて構成するものである。平坦な板としては、ガラス
板、ステンレス板、銅板あるいは鉄板にテフロン樹脂等
をコーティングした熱伝導度が高く、かつはんだが付着
しない材質のものを用いる。また、上述したごとく、は
んだを付着した電極間の隙間部に不活性気体を吹き込ん
だり、あるいは平坦な板のはんだを付着した電極部に対
向する位置に、上記電極部を囲って隣合う電極間に溶融
はんだの流入を阻止する形状の溝状パターンを設けるこ
とにより、隣合うはんだを付着した電極間のはんだによ
る短絡をいっそう防止することができる。
【0006】
【作用】本発明の狭ピッチICまたはTCP形ICのは
んだ接続法によれば、はんだの付着しない平坦な板を、
狭ピッチIC搭載用電極部のはんだ層に押し当てなが
ら、上記はんだ層を溶融・冷却させるため、冷却固化後
の上記はんだ表面は平坦となり、狭ピッチICを搭載す
る場合に、狭ピッチICのリードと電極部のはんだとの
間で滑りなどによる位置ずれが生じることなく、狭ピッ
チICの搭載位置精度の向上をはかることができる。そ
の結果、ICの搭載位置ずれによる狭ピッチICのはん
だ接続部の短絡不良を著しく低減することができ、携帯
電話器等の小形電子機器の低価格化と信頼性の向上がは
かられる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いて
さらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例
である表面実装型ICのはんだ接続方法の工程を示す説
明図である。なお、図2は、第1の実施例で用いた電極
部のはんだ表面を平坦化するための加熱方法を示す模式
図である。図において、電子回路基板1上の電極2に、
はんだ印刷・リフロー法あるいははんだレベラー法によ
り、はんだ3を供給する。ここで、はんだ3の表面は、
はんだの表面張力により凸状となっている〔図1
(a)〕。次に、はんだ3の表面に、はんだの付着しな
い平坦な板4を押しつけながら加熱し、はんだ3を溶融
させる。本実施例では、図2に示すごとく、ハロゲンあ
るいはキセノン等の光源5からの光を反射鏡6で集光
し、ビーム状とした光ビーム7を加熱源とし、平坦な板
4は、光ビーム7を透過させ、かつはんだの付着しない
ガラス板で構成して、はんだ3を溶融した〔図1
(b)〕。この溶融状態で光ビーム7の照射を停止し、
はんだ3を冷却することにより、表面が平坦なはんだ3
を形成することができた〔図1(c)〕。続いて、リー
ドピッチが0.1〜0.3mm未満の表面実装形IC(ま
たはTCP形IC)8のICリード8aを、表面を平坦
化したはんだ3の上に合わせて搭載し、一括リフロー法
もしくは個別加熱法により、はんだ付けを行い電気的に
接続した〔図1(d)〕。
【0008】図3、図4および図5は、それぞれ本発明
の第2、第3および第4の実施例であって、はんだを付
着した電極部のはんだ表面を平坦化するための加熱方法
を示す模式図である。
【0009】図3は、YAGあるいは半導体レーザーを
加熱源としたもので、レーザー発振源9からの発振光1
0を、ミラー11を介してはんだ3に照射し、加熱・溶
融させる。ここで、平坦な板4は、発振光10を透過さ
せ、かつはんだが付着しないガラス板により構成されて
いる。図4は、電気ヒータを埋め込んだ平坦な板4を加
熱源としたもので、平坦な板4に、電熱線であるニクロ
ム線材12を埋め込み通電することにより、平坦な板4
全体を加熱し、この熱をはんだ3に伝導させることによ
り、はんだ3を溶融させる。ここで、平坦な板4は、ガ
ラス板、ステンレス板、銅板あるいは鉄板にテフロン樹
脂等をコーティングした熱伝導度が高く、かつはんだが
付着しない材料によって構成されている。図5は、加熱
流体14を循環させる伝熱管を埋め込んだ平坦な板4を
加熱源としたもので、平坦な板4に、管13を埋め込
み、管13の中に加熱媒体14を流し、平坦な板4全体
を加熱し、この熱をはんだ3に伝導させることにより、
はんだ3を溶融させる。ここで、加熱媒体14は空気、
窒素等の気体やフッ化炭素系溶剤等の液体を温調器15
により、はんだ3を溶融させるに必要な温度にまで加熱
する。さらに、温調器15により加熱媒体14の温度を
下げることにより、平坦な板4全体を冷却し、溶融後の
はんだ3の冷却を促進することもできる。また、平坦な
板4は、上記第3の実施例で述べた熱伝導度が高く、か
つはんだが付着しない材料を用いている。
【0010】図6、図7は、本発明による第5、第6の
実施例を示すもので、はんだを付着した電極部のはんだ
表面を平坦化するために、はんだを加熱した後、溶融は
んだを電極部の隙間から分離除去する方法を示す模式図
である。図6は、隣合う電極2a、2bの間に、不活性
気体を流し込むことにより、電極2a、2b間に流れ込
むはんだ3a、3bを分離させるもので、第1から第4
の実施例で述べた方法によって、はんだ3を溶融した
後、平坦な板4の中央部に設けた貫通孔16に、管17
を介して窒素等の不活性気体18を流し込む。これによ
り、隣合う電極2a、2bの溶融はんだ3a、3bの間
に不活性気体18が流れ込み、溶融はんだ3a、3bが
接触しないように分離させることができる。図7は、平
坦な板4の電極2、2a、2bに対向する部分に、溝4
aを形成し、はんだ3を分離させるもので、あらかじ
め、平坦な板4の電極2、2a、2bに対向する部分
に、溝4aを形成する。そして、第1から第4の実施例
で述べた方法により、溶融したはんだ3は、溝4aに倣
った形状となり、かつ溝4aの側面に遮られて、隣合う
電極2a、2bの溶融はんだ3a、3bが接触しないよ
う分離させることができる。ここで、溝4aのはんだ3
の表面に接触する面は、平面となるよう加工しておくこ
とにより、冷却後のはんだ3の表面を平坦とすることが
できることは言うまでもない。
【0011】図8は、以上述べたはんだ接続方法を用い
たリードピッチが0.1〜0.3mm未満の表面実装形I
CまたはTCP形IC用のIC搭載・はんだ付け装置の
外観を示す。IC搭載・はんだ付け装置19は、光ビー
ム方式による加熱部20、平坦な板(ガラス板)着脱兼
IC搭載ロボット21、加熱ステーション22、IC搭
載ステーション23、IC供給部24により構成されて
いる。はんだ印刷・リフロー法あるいははんだレベラー
法により、表面実装形IC(またはTCP形IC)8用
の電極2に、はんだ3が供給された電子回路基板1は、
はじめにIC搭載ステーション23に搬送され、位置決
めされた後、平坦な板(ガラス板)4が、表面実装形I
C(またはTCP形IC)8搭載用のはんだ3上に、平
坦な板(ガラス板)着脱兼IC搭載ロボット21により
載置される。つぎに、そのまま電子回路基板1は加熱ス
テーション22に搬送され、位置決めされた後、光ビー
ム方式による加熱部20から照射される光ビームによ
り、表面実装形IC(またはTCP形IC)8の接続用
はんだ3は加熱・溶融され、平坦な表面を有するはんだ
3が形成される。その後、平坦な板(ガラス板)4を載
置した電子回路基板1は、再びIC搭載ステーション2
3に搬送され、位置決めされた後、平坦な板(ガラス
板)着脱兼IC搭載ロボット21により、平坦な板(ガ
ラス板)4が電子回路基板1より外され、続いてIC供
給部24にセットされている表面実装形IC(またはT
CP形IC)8が電子回路基板1の所定の位置に搭載さ
れる。ここで、はんだ3の表面部は、以上に述べた方法
により、表面が平坦化されているためIC搭載時の押圧
力によるICリード8aと、はんだ3とのずれが発生せ
ず、高精度のIC搭載が実現できる。続いて、表面実装
形IC(またはTCP形IC)8が搭載された電子回路
基板1は、再び加熱ステーション22に搬送され、位置
決めされた後、光ビーム方式による加熱部20から照射
される光ビームにより、表面実装形IC(またはTCP
形IC)8の接続用はんだ3は加熱・溶融され、ICリ
ード8aと電気的に接続される。特に、IC搭載・はん
だ付け装置19は、電極部のはんだ表面平坦化のための
はんだ加熱方法と、ICのはんだ付け方法とを同一の光
ビーム方式による加熱方法としたことによりコンパクト
な構造とすることができる。
【0012】図9は、以上述べた実施例のはんだ接続方
法により高密度のIC部品を搭載し、小形化をはかった
電子回路基板1、音響部品25a、データ入力部品25
b、表示部品25c、ハウジング26及びバッテリーパ
ック27により構成される携帯電話器28を示す。携帯
電話器28の主機能部を、リードピッチが0.1〜0.2
mmの表面実装形IC(あるいはTCP形IC)8の高
機能ICで集積し、本発明によるはんだ接続方法によ
り、小形で実装密度の高い高品質の電子回路基板を作製
することができる。そして、電子回路基板の小形化によ
り、携帯電話器全体の小形化を実現することができると
共に、バッテリーパック27への容積配分を増やすこと
により、通話時間および待ち受け時間の向上をはかるこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本発明の狭
ピッチの表面実装形ICまたはTCP形ICのはんだ接
続方法によれば、IC搭載用電極部のはんだ表面が平坦
であるため、リードピッチが0.1〜0.2mmないしは
0.3mm未満の狭ピッチICを搭載する場合におい
て、狭ピッチのICリードと、はんだを付着した電極部
との間で、すべりによる搭載位置ずれがほとんどなく、
その結果、狭ピッチICのはんだ接続部の短絡不良を著
しく低減することができるので、小形で実装密度の高い
高品質の電子回路基板を提供することが可能となる。ま
た、本発明のIC搭載・はんだ付け装置によれば、電極
部のはんだ表面平坦化のためのはんだ加熱方法と、IC
のはんだ付け方法とを、同一の光ビーム方式による加熱
方法としたことにより、装置の小型化およびコストの低
減がはかられる。さらに、本発明の方法により作製した
電子機器、例えば携帯電話器によれば、携帯電話器の主
機能部を、リードピッチが0.1〜0.2mm程度の狭ピ
ッチの表面実装形ICあるいはTCP形ICの高機能I
Cに集積し、本発明のはんだ接続方法により、小形で実
装密度の高い高品質の電子回路基板を用いているため、
携帯電話器全体の小形化が実現できると共に、バッテリ
ーパックへの容積配分を増加することができるので、通
話時間および待ち受け時間の向上化をはかることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で例示したはんだ接続方法の工
程を示す説明図。
【図2】本発明の実施例で例示した光ビーム方式による
はんだ表面平坦化加熱方法を示す模式図。
【図3】本発明の実施例で例示したレーザー方式による
はんだ表面平坦化加熱方法を示す模式図。
【図4】本発明の実施例で例示した電気ヒーター方式に
よるはんだ表面平坦化加熱方法を示す模式図。
【図5】本発明の実施例で例示した熱媒体方式によるは
んだ表面平坦化加熱方法
【図6】本発明の実施例で例示した不活性気体吹き付け
方式によるはんだ分離方法を示す模式図。
【図7】本発明の実施例で例示した溝付きの平坦な板を
用いたはんだ分離方法を示す模式図。
【図8】本発明の実施例で例示したIC搭載・はんだ付
け装置の構成を示す外観図。
【図9】本発明の実施例で例示した小形の高密度実装電
子回路基板を用いた携帯電話器の構成を示す模式図。
【符号の説明】
1…電子回路基板 2、2a、2b…電極 3、3a、3b…はんだ 4…平坦な板(ガラス板) 4a…溝 5…光源 6…反射鏡 7…光ビーム 8…表面実装形IC(またはTCP形IC) 8a…ICリード 9…レーザー発振源 10…発振光 11…ミラー 12…ニクロム線材 13…管 14…加熱媒体 15…温調器 16…貫通孔 17…管 18…不活性気体 19…IC搭載・はんだ付け装置 20…光ビーム方式による加熱部 21…平坦な板(ガラス板)着脱兼IC搭載ロボット 22…加熱ステーション 23…IC搭載ステーション 24…IC供給部 25a…音響部品 25b…データ入力部品 25c…表示部品 26…ハウジング 27…バッテリーパック 28…携帯電話器
フロントページの続き (72)発明者 西山 信蔵 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 堀井 智晴 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路基板に設けられたリードピッチが
    狭ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載
    用電極部に、適正量のはんだを供給して付着する工程
    と、上記はんだを付着した電極部の表面に、はんだが付
    着しない材料からなる平坦な板を押し当てながら加熱し
    て電極部のはんだを溶融させた後、冷却して上記電極部
    のはんだ表面を平坦化する工程と、上記平坦化した電極
    部のはんだ表面に、表面実装形ICもしくはTCP形I
    Cを搭載してはんだ付けを行い電気的に接続する工程を
    少なくとも含むことを特徴とする表面実装形ICのはん
    だ接続方法。
  2. 【請求項2】電子回路基板に設けられたリードピッチが
    狭ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載
    用電極部に、適正量のはんだを供給して付着する工程
    と、上記はんだを付着した電極部の表面に、はんだが付
    着しない材料からなる平坦な板を押し当て、かつ上記は
    んだを付着させた電極間の隙間部に不活性気体を吹き込
    みながら加熱して、上記電極部のはんだを溶融させた
    後、冷却して上記電極部のはんだ表面を平坦化する工程
    と、上記平坦化した電極部のはんだ表面に、表面実装形
    ICもしくはTCP形ICを搭載してはんだ付けを行い
    電気的に接続する工程を少なくとも含むことを特徴とす
    る表面実装形ICのはんだ接続方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、電子回
    路基板に設けられたリードピッチが0.3mm未満の狭
    ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載用
    電極部にはんだ付けを行う方法であって、平坦な板とし
    て透明なガラス板を使用し加熱源として光ビームを用い
    て、上記透明なガラス板を通して光ビームのエネルギー
    により、電極部のはんだを加熱溶融した後、冷却して電
    極部のはんだ表面を平坦化する工程を含むことを特徴と
    する表面実装形ICのはんだ接続方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、加熱源としてレーザー
    ビームを用いることを特徴とする表面実装形ICのはん
    だ接続方法。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、電子回
    路基板に設けられたリードピッチが0.3mm未満の狭
    ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載用
    電極部にはんだ付けを行う方法であって、平坦な板に発
    熱電線を埋め込み、通電することにより上記平坦な板自
    体を加熱源として電極部のはんだを加熱溶融した後、冷
    却して電極部のはんだ表面を平坦化する工程を含むこと
    を特徴とする表面実装形ICのはんだ接続方法。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2において、電子回
    路基板に設けられたリードピッチが0.3mm未満の狭
    ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載用
    電極部にはんだ付けを行う方法であって、平坦な板に流
    体を循環させる管を埋め込み、該管中に高温の流体を循
    環させることにより、上記平坦な板自体を加熱源として
    電極部のはんだを加熱溶融した後、冷却して電極部のは
    んだ表面を平坦化する工程を含むことを特徴とする表面
    実装形ICのはんだ接続方法。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項2において、電子回
    路基板に設けられたリードピッチが0.3mm未満の狭
    ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載用
    電極部にはんだ付けを行う方法であって、平坦な板の上
    記電極部に対向する位置に、はんだを付着した電極部を
    囲って隣合う電極間に溶融はんだの流入を阻止する溝形
    状のパターンを形成した平坦な板を用い、電極部のはん
    だを加熱溶融した後、冷却して電極部のはんだ表面を平
    坦化する工程を含むることを特徴とする表面実装形IC
    のはんだ接続方法。
  8. 【請求項8】電子回路基板に設けられたリードピッチが
    狭ピッチの表面実装形ICもしくはTCP形ICの搭載
    用電極部に、適正量のはんだを供給して付着する手段
    と、上記はんだを付着した電極部の表面に、はんだが付
    着しない材料からなる平坦な板を押し当てながら加熱し
    て電極部のはんだを溶融させた後、冷却して上記電極部
    のはんだ表面を平坦化する手段、もしくは上記はんだを
    付着した電極部の表面に、はんだが付着しない材料から
    なる平坦な板を押し当て、かつ上記はんだを付着させた
    電極間の隙間部に不活性気体を吹き込みながら加熱して
    電極部のはんだを溶融させた後、冷却して上記電極部の
    はんだ表面を平坦化する手段と、上記平坦化した電極部
    のはんだ表面に、表面実装形ICもしくはTCP形IC
    を搭載してはんだ付けを行う手段を少なくとも備えたこ
    とを特徴とする表面実装形ICのはんだ接続装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、平坦な板は透明なガラ
    ス板からなり、光ビームのエネルギーもしくはレーザー
    ビームのエネルギーにより加熱制御する手段を設けたこ
    とを特徴とする表面実装形ICのはんだ接続装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、平坦な板は電熱線を
    内蔵し通電加熱制御する手段を設けたことを特徴とする
    表面実装形ICのはんだ接続装置。
  11. 【請求項11】請求項8において、平坦な板は伝熱管を
    内蔵し、加熱用媒体もしくは冷却用媒体を循環して、平
    坦な板を加熱もしくは冷却制御する手段を設けたことを
    特徴とする表面実装形ICのはんだ接続装置。
  12. 【請求項12】請求項8ないし請求項11において、平
    坦な板は、はんだを付着した電極部に対向する位置に、
    上記電極部を囲って隣合う電極間に溶融はんだの流入を
    阻止する溝形状のパターンを設けたことを特徴とする表
    面実装形ICのはんだ接続装置。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項7記載のはんだ接
    続方法により、リードピッチが0.3mm未満の狭ピッ
    チの表面実装形ICまたはTCP形ICを実装した電子
    回路基板を用いて構成したこと特徴とする電子機器。
JP28158192A 1992-10-20 1992-10-20 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器 Pending JPH06132647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28158192A JPH06132647A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28158192A JPH06132647A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06132647A true JPH06132647A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17641158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28158192A Pending JPH06132647A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06132647A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08222844A (ja) * 1995-02-16 1996-08-30 Pfu Ltd 表面実装形素子の実装方法および表面実装形素子実装用電極構造
WO2010095211A1 (ja) * 2009-02-17 2010-08-26 株式会社村田製作所 部品内蔵モジュールの製造方法
EP3284555A1 (de) * 2016-08-16 2018-02-21 Heraeus Deutschland GmbH & Co. KG Verfahren zur herstellung eines nicht gewölbten lotdepots geringer rauigkeit auf einer metalloberfläche
CN114430624A (zh) * 2020-10-29 2022-05-03 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板的制作方法以及电路板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08222844A (ja) * 1995-02-16 1996-08-30 Pfu Ltd 表面実装形素子の実装方法および表面実装形素子実装用電極構造
WO2010095211A1 (ja) * 2009-02-17 2010-08-26 株式会社村田製作所 部品内蔵モジュールの製造方法
EP3284555A1 (de) * 2016-08-16 2018-02-21 Heraeus Deutschland GmbH & Co. KG Verfahren zur herstellung eines nicht gewölbten lotdepots geringer rauigkeit auf einer metalloberfläche
CN114430624A (zh) * 2020-10-29 2022-05-03 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板的制作方法以及电路板
CN114430624B (zh) * 2020-10-29 2024-03-15 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板的制作方法以及电路板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH077038A (ja) 電子パッケージ
JPH0647531A (ja) 集積回路の外部リード接合方法および装置
JP2004179551A (ja) コイル装置、及び、その製造方法
JPH06132647A (ja) 表面実装形icのはんだ接続方法と装置およびそれにより作製した電子機器
JPH10312922A (ja) ワイヤを有する電子部品及びその製造方法
JP3198331B2 (ja) 金属端子片を有する回路基板の製造方法、この製造方法により得られる回路基板、およびこの回路基板に対する導体片の接続方法
JP2007109859A (ja) 電子部品の製造方法
JP2002141658A (ja) フローはんだ付け方法および装置
JP3586363B2 (ja) 電子部品の製造方法
JPS60257587A (ja) 半田付方法
JP2002270987A (ja) 電子部品、これを備えた配線基板、及びはんだ付け方法、並びにはんだ付け装置
JPH06291457A (ja) ハンダ付け方法及びハンダ付け装置
JP2870456B2 (ja) 電子部品の接合方法
JP4045019B2 (ja) 半田付け方法
JPH04245495A (ja) プリント電子回路基板の部品実装方法
JP4890568B2 (ja) 電子モジュ―ルの製造方法と、電子モジュールの生産ライン
JPH1140610A (ja) バンプ付ワークの実装方法
JPH03241889A (ja) ハンダ供給体及びハンダ供給方法
JP2597695Y2 (ja) リフロー炉
JPH04167496A (ja) プリント配線板の半田付け方法
JP2000151056A (ja) パッケージ
JPH11307918A (ja) ボンディング装置
JPH0613744A (ja) 電子部品接合方法
JPH0314287A (ja) 電子部品半田付法
JPS6229196A (ja) リフロ−はんだ付方法およびその装置