JPH0613045Y2 - 袋取り出し装置 - Google Patents

袋取り出し装置

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JPH0613045Y2
JPH0613045Y2 JP17777387U JP17777387U JPH0613045Y2 JP H0613045 Y2 JPH0613045 Y2 JP H0613045Y2 JP 17777387 U JP17777387 U JP 17777387U JP 17777387 U JP17777387 U JP 17777387U JP H0613045 Y2 JPH0613045 Y2 JP H0613045Y2
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JP
Japan
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bag
vacuum cup
main body
supported
lever
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JP17777387U
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JPH0182106U (ja
Inventor
博良 小田原
Original Assignee
株式会社エクス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は多数積み重ねた包装用の袋を上から一枚ずつ真
空カップに吸着して取り出すための装置に関する。
(従来の技術) 従来、実開昭56−150705号公報には第8図に示
すような袋取り出し装置が開示されている。該装置は機
台(1)にピン(2)を介して枢支したアーム(3)の先端に真
空カップ(4)を支持した小さな第1レバー(5)をピン(6)
で枢支すると共に、前記アーム(3)の根元のピン(2)に回
転自在に支持した第2レバー(7)と前記の第1レバー(5)
とを連接棒(8)で連結したもので、まず第2レバー(7)を
矢印(9)の如く引くと、連接棒(8)で連結された第1レバ
ー(5)がピン(6)を軸にして逆時計方向に回転し、真空カ
ップ(4)に吸着した最も上の包装袋(10)の端を小さく曲
げてその下側への空気の侵入を許し、その後の第2レバ
ー(7)への操作力(9)の継続によってアーム(3)がピン(2)
を支点にして大きく回転するので、真空カップ(4)に支
持した包装袋は大きく持ち上げられて運搬されるのであ
る。
(考案が解決しようとする問題等) 前記装置では、アーム(3)は袋積載個所と袋詰め包装機
との間を一定サイクルで往復動して袋を袋詰め包装機に
運搬するようになっているが、厳密にはまず先に第1レ
バー(5)が動いた後でアーム(3)が動くタイプ、つまり第
1レバー(5)がアーム(3)をリードして動くので、能率を
上げるためにアーム(3)の往復スピードを上げると真空
カップ(4)は袋(10)に対して瞬間的にしか接触せず、こ
のため真空カップ(4)によって袋(10)を取り損じること
がよくあった。
本考案は上記の点に鑑み、給袋能率を低下させることな
く袋に対する真空カップの接触時間を長くするようにし
たものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、機台(11)にそれぞ
れ軸(12)(13)を介して枢支した下端を支点にして、定め
られた角度の範囲で揺動する2本の平行なレバー(14)(1
5)の上端に、本体(18)をピン(16)(17)でもって支持する
と共に、前記本体の一端に、下向きに真空カップ(23)を
設けた取付けブロック(22)を蝶番(21)を介して上下に揺
動自在に支持し、前記本体に形成したブラケット(25)と
前記真空カップの根元開口部分とを、常時弾性附勢力で
もって軸方向に伸長する特性を備える収縮可能な筒状体
(26)で連結し、さらに前記筒状体から真空カップに連通
する中空通路(27)をチューブ(28)を介して真空ポンプに
連結する一方、前記の定められた角度の範囲で揺動する
両レバーの一側の揺動エンドにおける前記真空カップ(2
3)の下側に袋積載個所(100)を設けて構成したものであ
る。
(作用) 下向きに真空カップを設けたブロックを蝶番を介して支
持した本体は袋積載箇所と袋詰め包装機の設置方向とを
往復動し、その往復ごとに袋積載箇所に積み上げた包装
袋の最も上のものから一枚ずつ吸着して運搬する。
前記本体が袋積載箇所に戻ってくると真空カップは真空
吸引力によって最も上の袋を吸着する。真空カップへの
袋の吸着によって該真空カップでの空気の流れはなくな
り真空中空通路を負圧にするため、一端をブラケットに
固定した筒状体は収縮させられブロック及び真空カップ
を蝶番を軸に回転させるから、真空カップに吸着された
袋の端はめくり上げられ、そのあと本体の移動によって
包装袋は袋詰め包装機の設置方向へ運搬されるのであ
る。
(実施例) 第1図に示すように機台(11)にはそれぞれ軸(12)(13)を
介して2本のレバー(14)(15)を支持し、これら両レバー
(14)(15)の上端にピン(16)(17)を介して本体(18)を水平
状態に支持している。前記の一側のレバー(14)はその途
中がピン(19)を境にして関節状に折れ曲がるようになっ
ており、通常は前記ピン(19)に巻きつけたねじりスプリ
ング(20)でもって関節部分が真直ぐになるように附勢し
ている。また前記本体(18)の先端には蝶番(21)を介して
ブロック(22)を上下方向に回転自在に支持し、該ブロッ
クの下側に真空カップ(23)を設けると共に該ブロック(2
2)の上に逆L形の管状要素(24)を固定し、該管状要素(2
4)と前記本体(18)に立設したブラケット(25)との間にゴ
ム製蛇腹によって形成した筒状体(26)を介設している。
第6図に示すように前記の真空カップ(23)から管状要素
(24)及び筒状体(26)にかけて中空通路(27)が通じてお
り、ブロック(22)内の真空通路(27)の端に連結したチュ
ーブ(28)を真空ポンプ(図示せず)に連結している。
なお第1図は装置の片面を示したもので、第5図に示す
平面図では第1図に示した構成が両側にそれぞれあって
連結されている。
しかして第1図において駆動軸(12)によって右側のレバ
ー(14)を矢印(A)(B)の方向にそれぞれ揺動させることが
できる。両側のレバー(14)(15)を一体に矢印(A)の方向
に揺動させると、本体(18)及び真空カップ(23)は袋詰め
包装機の方向から袋(30)(30)…を多数積み重ねた袋積載
箇所(100)の上に運ばれ、最終的には左側のレバー(15)
がストッパー(28a)に衝突する。第2図の如く左側のレ
バー(15)がストッパー(28a)に衝突すると、右側のレバ
ー(14)はピン(19)の部分から折れ曲がり本体(18)の右側
の端を下降させるので真空カップ(23)は包装袋(30)の上
面に密着する。真空カップ(23)にはチューブ(28)を介し
て真空吸引力が作用しているので、真空カップ(23)の開
口面が袋(30)によって塞がれると筒状体(26)内が負圧状
態になる。このため、第3図に示すようにベローズ製の
筒状体(26)は収縮し蝶番(21)を軸にして真空カップ(23)
を上方へ回転させるので、最も上位の袋(30)の端を下側
の袋からめくり上げて、その袋の下側へ空気の侵入を許
して下側の袋との分離を促進させると共に上下の袋間で
の静電気の影響を小さくする。そのあと駆動軸(12)によ
ってレバー(14)を矢印(B)方向に作動させると、先ずね
じりスプリング(20)の張力でもって折れ曲がった関節部
分(19)が真直ぐに伸び、真空カップ(23)がさらに上方向
に持ち上げられたあと、第4図の如く2本のレバー(14)
(15)の揺動によって真空カップ(23)に支持された袋(30)
は袋詰め包装機の方向へ運ばれる。
なお、第6図に示す筒状体(26)はゴム製の蛇腹で形成し
ているが、第7図は筒状体(26)を大小2個の摺動自在に
嵌合したパイプ(41)(42)で形成しており、弾性附勢力を
備えさせるために内部にスプリング(43)を設置したもの
である。
(効果) 本考案は真空カップ(23)における真空吸引力を筒状体(2
6)の内部に作用させ、該筒状体(26)の収縮作用でもって
先ず袋(30)の端を真空カップ(23)でめくり上げ、該袋の
下側へ空気の侵入を許して上下の袋が分離しやすくした
あと本体(18)の移動でもって前記袋を袋詰め包装機の方
向へ運搬するようにしたもので、蝶番(21)を軸にして真
空カップ(23)を上方向へ回転させる動力と本体(18)を袋
詰め包装機の方向へ移動させる動力とは全然関係がな
く、従って真空カップを上方向へ回転させる動作のリー
ドによって袋全体を運搬する冒頭記載の従来例に比べる
と、真空カップの袋への接触時間が長くなる。つまり第
8図に記載した従来例は、真空カップが袋を吸着する、
しないにかかわらず、第1レバー(5)は動き出す。第1
レバー(5)が動き終ると、それを追従するようにアーム
(3)が動くタイプであるから、アーム(3)の往復動の能率
を上げようとすると、動きをリードする真空カップはほ
とんど瞬間的にしか袋に接触できない。これに対して本
願は、袋を吸着しない限り真空カップ(23)は頭を上げな
いし、仮に先にレバー(14)(15)が揺動し始めたとして
も、筒状体(26)の伸長方向への弾性附勢力によって真空
カップ(23)は袋に接触し続けようとするので、袋の取り
損じがなくなる訳である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図ないし第
4図は前図の作用説明図、第5図は各前図の平面図、第
6図は前図のVI−VI線断面図、第7図は他の実施例の説
明図、第8図は従来例の説明図である。 (14)(15)…レバー,(18)…本体,(20)…ねじりスプリン
グ,(21)…蝶番,(22)…ブロック,(23)…真空カップ,
(24)…管状要素,(25)…ブラケット,(26)…筒状体,(2
7)…中空通路,(28a)…ストッパー,(30)…袋,(100)…
袋積載箇所,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台(11)にそれぞれ軸(12)(13)を介して枢
    支した下端を支点にして、定められた角度の範囲で揺動
    する2本の平行なレバー(14)(15)の上端に、本体(18)を
    ピン(16)(17)でもって支持すると共に、前記本体の一端
    に、下向きに真空カップ(23)を設けた取付けブロック(2
    2)を蝶番(21)を介して上下に揺動自在に支持し、前記本
    体に形成したブラケット(25)と前記真空カップの根元開
    口部分とを、常時弾性附勢力でもって軸方向に伸長する
    特性を備える収縮可能な筒状体(26)で連結し、さらに前
    記筒状体から真空カップに連通する中空通路(27)をチュ
    ーブ(28)を介して真空ポンプに連結する一方、前記の定
    められた角度の範囲で揺動する両レバーの一側の揺動エ
    ンドにおける前記真空カップ(23)の下側に袋積載個所(1
    00)を設けてなる袋取り出し装置。
JP17777387U 1987-11-20 1987-11-20 袋取り出し装置 Expired - Lifetime JPH0613045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17777387U JPH0613045Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 袋取り出し装置

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JP17777387U JPH0613045Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 袋取り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0182106U JPH0182106U (ja) 1989-06-01
JPH0613045Y2 true JPH0613045Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31469425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17777387U Expired - Lifetime JPH0613045Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20 袋取り出し装置

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