JPH0612769A - デイスク収納装置 - Google Patents

デイスク収納装置

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JPH0612769A
JPH0612769A JP19297692A JP19297692A JPH0612769A JP H0612769 A JPH0612769 A JP H0612769A JP 19297692 A JP19297692 A JP 19297692A JP 19297692 A JP19297692 A JP 19297692A JP H0612769 A JPH0612769 A JP H0612769A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デイスク収納装置を、簡易な構成で一段と小型
化する。 【構成】係合部42B、43B、44B、45B又は4
6Bが駆動軸受64の係合突起64Aに係合されて摺動
軸受42A、43A、44A、45A又は46Aをガイ
ド部47A、47B、47C、47D又は47Eに摺動
させることにより、移動手段42、43、44、45又
は46を、収納筐体31X内から後方のデイスク再生位
置D4と、収納筐体31X内から前方のデイスク再生装
置30外のデイスク着脱位置D5との間で移動させるこ
とができる。かくするにつき簡易な構成のデイスク収納
装置31でデイスク再生装置30全体を一段と小型化し
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図12〜図15) 発明が解決しようとする課題(図12) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の全体構成(図1〜図10) (2)ストツカの構成(図3、図11) (3)実施例の動作(図5、図9、図11) (4)実施例の効果 (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイスク収納装置に関
し、例えば収納された複数枚のデイスクの中から所望の
デイスクを選択的に再生するデイスク再生装置に適用し
得る。
【0003】
【従来の技術】従来、収納された複数のデイスクから所
望のデイスクを選択的に再生するデイスク再生装置とし
て、当該デイスク再生装置に対して着脱自在なストツカ
に複数枚のデイスクを収納し、このストツカをデイスク
再生装置に装着するようになされたものがある(実開昭
62-195257号公報)。
【0004】ところがこのデイスク再生装置の場合、デ
イスクを交換するごとにストツカを着脱する必要があり
操作性が悪いという問題があり、これを解決するため、
例えば特開平 3-83263号公報に開示されるように、デイ
スクを保持するサブトレイを複数枚収納したストツカを
デイスク再生装置内に設けると共にデイスクを出し入れ
するためのメイントレイを設けた構成のものがある。
【0005】このようなデイスク再生装置においては、
図14及び図15に示すようなストツカを用いるものが
ある。すなわちストツカ1は左側板2及び右側板3の内
側面に複数対の突出部2A及び3A、2B及び3B、2
C及び3C、2D及び3D、2E及び3E、2F及び3
Fを有し、各対の突出部が上下方向に順次配設されてい
る。
【0006】このうち最も上の突出部2A及び2Bの上
側面には、右前隅に切欠き部を有するL字形状の天板4
がこの天板4の下側面で固着されると共に、突出部2A
及び2Bより上部の内側面には天板4の左側面及び最右
側面がそれぞれ固着される。
【0007】また最も下の突出部2F及び3Fの下側面
には、天板4と同様に右前隅に切欠き部を有するL字形
状の底板5がこの底板5の上側面で固着されると共に、
突出部2F及び3Fより下部の内側面には底板5の左側
面及び最右側面がそれぞれ固着される。
【0008】突出部2B及び3B、2C及び3C、2D
及び3D、2E及び3E、2F及び3Fの上側面にはサ
ブトレイ6〜10の下側面がそれぞれ摺接支持されるこ
とにより、このサブトレイ6〜10が突出部2B及び3
B、2C及び3C、2D及び3D、2E及び3E、2F
及び3Fにそれぞれ保持される。
【0009】ストツカは前面に開口部1Aを有し、サブ
トレイ6〜10が開口部1Aから前方へ摺動移動し得る
ようになされる。このサブトレイ6〜10の右側面の前
方には凹字形状に切り欠かれた係合部6A、7A、8
A、9A、10A(図14)を有し、これによりサブト
レイ6〜10は、係合部6A〜10Aと凸部を有するア
ーム掛合手段(図示せず)とが掛合できるようにされ
る。
【0010】またサブトレイ6〜10の上側面には、デ
イスクとほぼ同一円状の凹部6B、7B、8B、9B、
10B(図12)がそれぞれ設けられ、これによりデイ
スクが凹部6B〜10Bに搭載又は取り外しできるよう
になされる。
【0011】この凹部6B〜10Bの内部には、凹部6
B〜10Bと同心円状の円形開口部(図示せず)が設け
られ、サブトレイに搭載されたデイスクを再生動作させ
ようとする際、ターンテーブル(図示せず)が当該円形
開口部を介してデイスクと一体化し回転自在となるよう
にデイスクを支持する。
【0012】さらに円形開口部から後方へ矩形形状の矩
形開口部(図示せず)が設けられ、サブトレイに搭載さ
れたデイスクを再生する際、光ピツクアツプ部(図示せ
ず)とデイスクの下側面が矩形開合部を介して対向する
ようになされている。
【0013】ここで例えばストツカ1内に収納されてい
るサブトレイ6にデイスクが搭載されている場合(図1
3(A))に、デイスクを再生する場合、サブトレイ6
の係合部6Aに凸部を有するアーム掛合手段(図示せ
ず)が掛合され、この掛合手段が開口部1Aの前面から
前方へ移動することによりサブトレイが開口部1Aより
前方へ水平方向に摺動移動され、ストツカ前面に待ち受
けられているメイントレイ11に搭載される。
【0014】サブトレイ6を搭載したメイントレイ11
は、ストツカ1の前面から前方のメイントレイ11の水
平移動領域内に位置するデイスク再生位置D1までサブ
トレイ6と一体に水平移動した後、この水平移動を終了
しデイスク再生位置D1を維持する(図13(B))。
この状態においてデイスク再生装置はデイスク再生位置
D1まで移動されたデイスクの再生を開始する。
【0015】続いて再生を終了したデイスクをサブトレ
イ6から取り外す場合、デイスク再生位置D1を維持し
ていたメイントレイ11は、ストツカ1の前面から前方
へ水平移動を開始し、メイントレイ11の水平移動領域
の前端でかつデイスク再生装置外にあるデイスク着脱位
置D2までサブトレイと一体に水平移動した後、この水
平移動を終了しデイスク着脱位置D2を維持する(図1
3(C))。この状態においてユーザはデイスクをサブ
トレイ6から取り外すことができ、必要に応じて別のデ
イスクをサブトレイ6に搭載することができる。
【0016】またユーザがデイスク着脱位置D2に位置
しているメイントレイ11上のサブトレイ6にデイスク
を搭載し、このデイスクを再生する場合、デイスク着脱
位置D2を維持していたメイントレイ11(図13
(C))は、ストツカの前面に接近するようにサブトレ
イ6と一体となつて水平移動を開始し、デイスク再生位
置D1(図13(B))まで水平移動した後、この水平
移動を終了しデイスク再生位置D1を維持する。この状
態においてデイスク再生装置(図示せず)はデイスク着
脱位置D2からデイスク再生位置D1まで移動されたデ
イスクの再生を開始する。
【0017】続いて再生を終了したデイスクをストツカ
1内に収納する場合、メイントレイ11はサブトレイ6
と一体となつて水平移動を開始し、ストツカ1の前面に
近接してこの水平移動を終了する。メイントレイ11に
搭載されたサブトレイ6はこのサブトレイ6の係合部6
Aに凸部を有するアーム掛合手段(図示せず)が掛合さ
れ、この掛合手段が開口部1Aより後方へ移動されるこ
とにより開口部1Aまで水平移動され、さらに突出部2
A及び2Bとサブトレイ6の下側面が摺接しながら水平
移動されてストツカ1内に収納される(図13
(A))。
【0018】ストツカ1内にサブトレイ6が収納される
と、凸部を有するアーム掛合手段は移動を終了する。か
くしてデイスク再生装置の外のデイスクを再生すること
ができると共にストツカ1内に収納させることができ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところがデイスク再生
装置内にストツカ1を設けたデイスク再生装置でデイス
クを再生動作及びデイスク着脱操作と収納動作をさせよ
うとすると、メイントレイ11及びメイントレイ11を
移動させる駆動系(図示せず)が必要となるためデイス
ク再生装置全体が大型化すると共に構成が複雑になる問
題がある。
【0020】この問題を解決するため、サブトレイ6〜
10のそれぞれをデイスク着脱位置D2まで移動させる
方法が考えられる。ところがこのようにしてもサブトレ
イ6〜10が、突出部2B及び3B、2C及び3C、2
D及び3D、2E及び3E、2F及び3Fに摺接するよ
うに支持されているために、凸部を有するアーム掛合手
段によつてサブトレイ6〜10を移動させるのでは、図
12に示すようにサブトレイ6〜10は突出部2B及び
3B、2C及び3C、2D及び3D、2E及び3E、2
F及び3Fの前側面から前方へ、サブトレイ6〜10の
奥行きの距離D3を越えて水平移動できず、結局デイス
ク再生位置D1及び又はデイスク着脱位置D2まで移動
させることができない問題があつた。
【0021】さらに凹部6A〜6E及び凸部を有するア
ーム掛合手段(図示せず)を左側板2及び右側板3の端
面側にしか設けられないため、凸部を有するアーム掛合
手段(図示せず)はストツカ1の後面から後方へサブト
レイ6〜10を移動させることができず、結局ストツカ
を小型化することが困難であつた。
【0022】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で一段と小型化することができるデイス
ク収納装置を提案しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、収納された複数枚のデイスクから
所望のデイスクを選択的に再生するデイスク収納装置3
1において、吹抜け構造でなる収納筐体31Xの一側面
側に配設された複数のガイド部47A、47B、47
C、47D、47Eと、収納筐体31Xの一側面側に対
向する他の側面側に配設された複数の摺接支持部48
B、48C、48D、48E、48Fと、複数のガイド
部47A、47B、47C、47D、47Eを摺動する
複数の摺動部42A、43A、44A、45A、46A
と、複数の摺動部42A、43A、44A、45A、4
6Aによつて一側部分が保持され、かつ複数の摺接支持
部48B、48C、48D、48E、48Fによつて他
側部分が保持され、かつデイスクが搭載されて収納筐体
31Xから前方及び後方に移動する移動手段42、4
3、44、45、46とを設けるようにした。
【0024】また本発明においては、収納された複数枚
のデイスクから所望のデイスクを選択的に再生するデイ
スク収納装置31において、吹抜け構造でなる収納筐体
31Xの両側面側に配設された複数のガイド部47A、
47B、47C、47D、47Eと、ガイド部47A、
47B、47C、47D、47Eをそれぞれ摺動する複
数の摺動部42A、43A、44A、45A、46A
と、それぞれ複数の摺動部42A、43A、44A、4
5A、46Aによつて両側部分が保持され、かつデイス
クが搭載されて収納筐体31Xから前方及び後方に移動
する複数の移動手段42、43、44、45、46とを
設けるようにした。
【0025】
【作用】係合部42B、43B、44B、45B又は4
6Bが駆動軸受64の係合突起64Aに係合されて摺動
軸受42A、43A、44A、45A又は46Aをガイ
ド部47A、47B、47C、47D又は47Eに摺動
させることにより、移動手段42、43、44、45又
は46を、収納筐体31X内から後方のデイスク再生位
置D4と、収納筐体31X内から前方のデイスク再生装
置30外のデイスク着脱位置D5との間で移動させるこ
とができる。かくするにつき簡易な構成のデイスク収納
装置31でデイスク再生装置30全体を一段と小型化し
得る。
【0026】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0027】(1)実施例の全体構成 図1において30は全体として本発明によるデイスク収
納装置を適用したデイスク再生装置を示し、シヤーシ4
0上に摺動軸33A及び33Bが植立固定され、その摺
動軸33A及び33Bにストツカ31の側面に設けられ
た摺動軸受31A及び31Bが摺動自在に係合されてい
る。ストツカ31には、デイスクの挿入口41側から見
た図2に示すように、それぞれデイスクを搭載する複数
のトレイ42、43、44、45及び46が収納されて
いる。
【0028】この複数のトレイ42〜46の一端側は、
側板48のレール状ガイド溝48A、48B、48C、
48D及び48Eに保持されている。また各トレイ42
〜46の他端側には図3に示すように、支持部材49及
び54によつて摺動軸47A、47B、47C、47D
及び47Eが支持されており、その摺動軸47A〜47
Eに各トレイ42〜46に固定された摺動軸受42A、
43A、44A、45A及び46Aを介してその各トレ
イ42〜46が保持されている。ストツカ31において
は、ガイド突起48A及び49A上に上側板31Cが固
定されている。
【0029】ここでトレイ42〜46の上側面には、デ
イスクとほぼ同一円状の凹部42C、43C、44C、
45C及び46Cがそれぞれ設けられ標準サイズのデイ
スクが搭載される。また凹部42C〜46Cの内部には
凹部42C〜46Cと同心円状の凹部42D、43D、
44D、45D及び46Dがそれぞれ設けられ、標準サ
イズに加えて小型サイズのデイスクを凹部42D、43
D、44D、45D及び46Dに搭載し得るようになさ
れている。
【0030】この凹部42D〜46Dの内側には後部を
凹部42C〜46Cより外側になるように後方へ延長さ
れたL字形状の開口部42E、43E、44E、45E
及び46Eがそれぞれ設けられ、これによりターンテー
ブル110が開口部42E〜46Eを介してデイスクを
押圧すると共に光ピツクアツプ90とデイスクの下側面
とが、開口部42E〜46Eを介して対向するようにな
されている。さらにトレイ42〜46の右側面の後端に
は摺動軸受42A、43A、44A、45A及び46A
が固定されている。
【0031】このように複数のトレイ42〜46を収納
したストツカ31は基台50上に固定される。この基台
50には正面パネル側にガイド孔50A(図2)が形成
されており、このガイド孔50Aに沿つてエレベータア
ーム51の先端部に設けられた突起部51Aが摺動し得
るように係合されている。またエレベータアーム51は
回動軸51Bによつてシヤーシ40に回動自在に枢支さ
れている。
【0032】またエレベータアーム52は、シヤーシ4
0に形成されたガイド孔40Aに沿つて先端に設けられ
た突起部52Bが摺動し得るように係合されると共に、
回動軸52Aによつてストツカ31の基台50に回動自
在に枢支される。
【0033】ストツカ31の側面側においても同様にし
てエレベータアーム65及び66が設けられ、これによ
りストツカ31を上下動させる際に、ストツカ31がエ
レベータアーム51、52、65及び66によつて支持
される。
【0034】ここでトレイ42〜46を保持するストツ
カ31を摺動軸33A及び33Bに沿つて上下動させる
駆動手段として、図4に示すようにシヤーシ40の一部
に固定されたモータM1の出力軸にプーリ55が固定さ
れ、プーリ55の回転がベルト56を介して第2のプー
リ57に伝達される。
【0035】第2のプーリ57には歯車58が形成され
ており、この歯車58に歯合された歯車59及び歯車5
9に一体形成された歯車60を介して、回転力がカム6
1に設けられた歯車62に伝達される。従つてモータM
1の回転力はカム61に伝達され、このモータM1を回
転駆動することにより、カム61を回転できる。ここで
カム61の回転中心部分には、ロータリエンコーダ65
が設けられており、このロータリエンコーダ65の回転
位置に応じてカム61の回転位置を検出し得るようにな
されている。
【0036】カム61の側面には図5に示すような摺動
溝61Aが形成されており、カム61を回転させること
により、摺動溝61Aに沿つてストツカ31に固定され
た案内棒31Eを摺動させ、これによりストツカ31を
矢印aで示す方向又はこれと逆方向に上下動させ得るよ
うになされている。
【0037】従つてストツカ31を上下動させると共
に、カム61の回転位置を検出するようになされたロー
タリエンコーダ65の出力信号に基づいてカム61を所
定の回転位置で停止させることにより、ストツカ31に
収納されたトレイ42〜46のうち所望のトレイをデイ
スクの挿入口41に対向した所定の掃出し及び挿入位置
まで移動させることができる。
【0038】ストツカ31に収納されているトレイ42
〜46の摺動軸受42A〜46Aの先端部には、それぞ
れ凹形状の係合部42B〜46Bが形成されている。こ
の係合部42B〜46Bのうち挿入口41の高さ位置に
存在するトレイの係合部は、図6において矢印b方向に
摺動軸63上を摺動する摺動軸受64の係合突起64A
に係合され、この摺動軸受64の動きに応じて矢印b方
向(又は矢印bに対して逆方向)に摺動し得るようにな
されている。
【0039】この摺動軸受64の位置は、シヤーシ40
に固定されたフオトセンサでなる位置検出素子66A、
66B、66Cによつて検出し得るようになされてい
る。ここで摺動軸受64を摺動軸63に沿つて移動させ
る手段として図7に示すように、シヤーシ40の一部に
固定されたモータM2の出力軸にプーリ71が固定され
ており、プーリ71の回転がベルト72を介して第2の
プーリ73に伝達される。
【0040】第2のプーリ73には歯車74が形成され
ており、歯車74に歯合された歯車75及びこの歯車7
5に一体形成された歯車76に歯合された歯車77及び
この歯車77に歯合されたベルト駆動用の歯車79に一
体形成された歯車78が歯合されている。
【0041】従つてモータM2を回転駆動することによ
り、ベルト駆動用の歯車79を回転させることができ、
これによりベルト駆動用の歯車79及び81にそれぞれ
歯合された歯付ベルト80を回転させることができる。
このとき歯付ベルト80の一部に固定された摺動軸受6
4を摺動軸63に沿つて移動させることができる。従つ
てこのとき摺動軸受64に係合されている係合部42A
が設けられているトレイ42を摺動軸63に沿つた方向
(すなわち矢印b方向又はこれと逆方向)に移動させる
ことができる。
【0042】ここでストツカ31に収納された複数のト
レイ42〜46のうち、摺動軸受64によつて移動させ
るトレイを選択する方法として、図5について上述した
構成によつてストツカ31を上下動させ、これにより選
択したトレイを摺動軸受64と同様の高さ位置に移動さ
せることにより、トレイの係合部材42A〜46Aのい
ずれかを、摺動軸受64の突起部64Aに係合させるこ
とができる。
【0043】この高さ位置は摺動軸受64に係合部を係
合したトレイの高さ位置が挿入口41の高さ位置と等し
くなるようになされている。従つて選択されたトレイ
は、モータM2を駆動することにより矢印g方向に掃き
出され、またモータM2を逆転駆動することにより矢印
g方向の逆方向に引き込まれる。
【0044】また図8に示すように、トレイ42〜46
のいずれかを挿入口41から見て最深部まで引き込んだ
位置に光ピツクアツプ90が設けられている。この光ピ
ツクツプ90は基台91上を矢印c方向又はこれとは逆
方向に移動し得、トレイ上に搭載されたデイスクに照射
する光ビームの照射位置をデイスクの記録トラツクに沿
つて移動させる。
【0045】ここで図9に示すように、基台91は固定
端91Aがデイスク再生装置30のシヤーシ40に固定
されていると共に、固定端91Aに対して反対側の変移
端91Bが矢印d方向及びこれとは逆方向に変移し得る
ようになされている。
【0046】すなわち基台91の変移端91Bには係合
軸93Aが固定されており、係合軸93Aは図10に示
すように、スライドカム95の垂直面に斜め方向及び水
平方向に形成されているガイド孔95Aに係合するよう
になされている。ここでスライドカム95は矢印e方向
又はこれとは逆方向にスライドし得るようになされてお
り、スライドカム95をスライド駆動するための駆動手
段としてモータM3が設けられている。
【0047】すなわちモータM3の出力軸に固定された
プーリ101にベルト102を介してプーリ103が係
合され、またプーリ103に一体形成されている歯車1
04に歯車105が歯合されている。さらに歯車105
に一体形成されている歯車106がスライドカム95に
形成されているラツク107に歯合されている。従つて
モータM3を回転駆動することにより、スライドカム9
5を矢印e方向又はこれと逆方向にスライドさせること
ができ、これによりスライドカムを矢印e方向にスライ
ドさせることにより、基台91の係合軸93Aがガイド
孔95Aに沿つて矢印f方向に移動する。
【0048】従つて係合軸93Aが固定されている基台
91の変移端91B(図9)もこれに応じて矢印f方向
に移動する。かくしてスライドカム95がスライド領域
の端部Aまでスライドすると、係合軸93Aがガイド孔
95Aの水平領域Hまで到達する。
【0049】これにより基台91の変移端91Bが最上
部まで移動することにより、基台91がほぼ水平状態と
なる。このときスライドカム95の位置は、マイクロス
イツチ67でなる位置検出装置がスライドカム95の一
部に設けられた突起部によつて押圧操作されることによ
り検出され、これによりモータM3を停止させるように
なされている。
【0050】ここでスライドカム95のガイド孔95B
には回動アーム96(図9)の先端に固定された係合軸
93Bが係合され、スライドカム95のスライド動作に
応じて矢印f方向又はこれと逆方向に上下動するように
なされている。これにより係合軸93Bの上下動に応じ
て図9に示す回動アーム96が回動中心96Aを中心に
して回動する。
【0051】また回動アーム96の係合軸93Bが設け
られた先端に対して反対側の先端部にはガイド孔96B
が形成されており、ガイド孔96Bには回動アーム97
の先端部に設けられた係合突起97Bがガイド孔96B
に沿つて摺動し得るように係合されている。
【0052】従つて回動アーム97は回動アーム96の
回動動作に応じて回動中心97Aを中心にして回動し得
るようになされており、回動アーム97の回動動作に応
じて回動アーム97の先端部に係合されたピン98を上
下動させるようになされている。
【0053】従つて図9においてトレイ42〜46のな
かから選択され、光ピツクアツプ90上の再生位置まで
移動したトレイ42の位置決め孔42Hに対して、基台
91の矢印f方向への変移動作に応じてピン98が挿入
されることにより、トレイ42の位置決めをし得ると共
にトレイ42が不用意に矢印b方向又はこれと逆方向に
動かないようになされている。
【0054】かくしてこの状態において基台91に設け
られているターンテーブル110がトレイ42上に搭載
されているデイスクDISKをデイスク押え112(図
9)との間で押圧し、これによりターンテーブル110
を回転させることによりデイスクDISKを回転駆動す
ることができる。またこのとき基台91の光ピツクアツ
プ90から光ビームをトレイ42上に搭載されているデ
イスクDISKの記録面に照射することにより、回転す
るデイスクDISKから所望の情報を読み取ることがで
きる。
【0055】さらに再生動作を終了すると、スライドカ
ム95を矢印e方向と逆方向にスライドさせることによ
り、基台91の変移端91Bを矢印f方向と逆方向(す
なわち下方向)に移動する。かくしてスライドカム95
をスライド領域の端部A(図10)までスライドさせる
ことにより、基台91の変移端91Bが最下部に変移す
る。従つてこの状態においては基台91のターンテーブ
ル110が同時に最下部に変移することにより、トレイ
42上に搭載されているデイスクDISKを開放状態に
すると共に、ピン98(図9)がサブトレイ42の位置
決め孔42Hから抜脱され、この状態でトレイ42をス
トツカ31の位置まで移動する。
【0056】(2)ストツカの構成 この実施例の場合ストツカ31は図1〜図3に示すよう
に、周縁部が下方に折り曲げられたL字形状の板状基台
50を有し、その左側縁部に左側板48が上方に延長す
るように固定支持され、かつ基台50の右前端部及び右
後端部に前右側支持板49及び後右側支持板54が、左
側板48と対向して上方に延長するように固定支持され
ている。
【0057】左側板48、支持板49及び54の上端部
には前後方向に延長するL字状天板31Cが固定され、
これにより基台50及び天板31Cを側板48、支持板
49及び54によつて所定の間隔を保つように一体化し
て、全体として所望の剛性を有する直方体形状で吹抜け
構造の収納筺体31Xを形成している。
【0058】左側板48の内面には上下方向に所定の間
隔を保つ位置に前後方向に延長する複数例えば5本のレ
ール状ガイド溝48A〜48Eが形成されている。また
このガイド溝48A〜48Eと対向する収納筺体31X
の右側位置には、それぞれガイド溝48A〜48Eと対
向しながら前後方向に延長するように、5本の摺動軸4
7A〜47Eが配設され、各摺動溝47A〜47Eの前
端及び後端が、それぞれ前側及び後側支持板49及び5
4に固定保持されている。
【0059】ガイド溝48A〜48Eにはそれぞれほぼ
方形板状のトレイ42〜46の左側縁が前後方向に摺動
自在に差し込まれ、かつトレイ42〜46の右側後端部
に右方に突出するように形成された摺動軸受42A〜4
6Aが対応する摺動軸47A〜47Eに軸支されてい
る。かくしてトレイ42〜46が、それぞれガイド溝4
8A〜48E及び摺動軸47A〜47Eによつて摺動軸
受31X内の空間内に互いに積層された状態で前後方向
に移動できるように保持されている。
【0060】摺動軸受42A〜46Aの右外側面の前後
位置には右外方に突出する一対の係合爪41A及び41
Bを有する係合片42B〜46Bが設けられている。こ
れにより摺動軸受42A〜46Aのうちの1つが駆動軸
受64(図1及び図2)と同じ高さに位置決めされたと
き、摺動軸受42A〜46Aの一対の係合爪41A及び
41B間に駆動軸受64の係合突起64Aが介挿され
る。
【0061】この状態において駆動軸受64が前方(又
は後方)に移動したとき、係合突起64Aが前(又は
後)側の係合爪41A(又は41B)と係合して、これ
を前方(又は後方)に前右側支持板49(又は後右側支
持板54)に突き当たる位置まで移動させることによ
り、トレイ42〜46を収納筺体31X内にあるトレイ
収納位置から前方(又は後方)に突出するデイスク交換
位置(又はデイスク再生位置9)に移動させ得るように
なされている。
【0062】この実施例の場合、左側板48の外側面の
前及び後側位置には、これと一体に上下方向の摺動軸受
31A及び31Bが取り付けられ、この摺動軸受31A
及び31Bがシヤーシ40に上下方向に延長するように
植立された一対の摺動軸33A及び33Bによつて案内
され、これにより収納筺体31Xを全体として上下方向
に昇降させる。
【0063】またこのとき基台50は、前方部で下方向
に折り曲げられた部分に設けられたガイド孔50A(図
2)内及び回動孔50B内で、エレベータアーム51に
設けられた突起部51A及びエレベータアーム52に設
けられた回動軸52Aを把持し、さらにこのとき右方部
で同様にエレベータアーム65の突起部(図示せず)及
びエレベータアーム66の回動軸(図示せず)を把持す
る。これにより収納筺体31Xは安定に上下動され、か
つ片持ち保持力を補強し得るようになされている。
【0064】かくして収納筺体31Xは、トレイ42〜
46のうちの1つを選択してデイスク交換又はデイスク
再生をするとき、選択されたトレイを駆動軸受64と同
じ高さまで移動させ、係合突起64Aと係合させるよう
に選択的に昇降駆動される。
【0065】以上の構成において、ストツカ31は図1
1に示すように、全てのトレイ42〜46がストツカ3
1内のトレイ収納位置D6に存在するとき、係合片42
B〜46Bの一対の爪41A及び41Bが図3に示すよ
うに、上下方向に一列に重なる状態を有する。
【0066】従つてこの状態において収納筺体31Xが
上下方向に昇降されると、駆動軸受64の係合突起64
Aが摺動軸受42A〜46Aの一対の係合爪41A及び
41B間を当接することなく通り抜けるように移動し、
これによりトレイ42〜46のうち必要に応じて任意の
1つが駆動軸受64の高さ位置に位置決めされ、このよ
うに位置決め選択されたトレイの係合爪41A及び41
Bに係合突起64Aが係合できるようになされている。
【0067】このようなトレイ収納位置D6の状態にお
いて、駆動軸受64が前方に駆動されることにより、係
合突起64Aが係合爪41Aを前方に押して行くと、選
択されたトレイ42〜46の左端縁が対応するガイド溝
48A〜48E内を案内されながら前方に摺動して行
き、これに応じて当該選択されたトレイ42〜46が収
納筺体31Xから前方に突出して行く。
【0068】やがて駆動軸受64が係合爪41Aを右前
側支持板49に当接させる位置まで摺動して来ると、選
択されたトレイ42〜46が後端部を残してほとんどの
部分が、収納筺体31Xから前方のデイスク交換位置D
5まで突き出した状態になり、かくしてユーザがトレイ
42〜46に対してデイスクの着脱操作できるようにな
る。
【0069】この状態において、トレイ42〜46は左
後端縁部をガイド溝48A〜48Eの上下側面によつて
挟着保持されると共に、右後端部を摺動軸受42B〜4
6Bを介して摺動軸受47A〜47Eによつて把持さ
れ、かくしてトレイ42〜46は後端部を収納筺体31
Xによつて実用上十分な強度で保持される。
【0070】これに加えてこの実施例の場合、右前側支
持板49の左側面にはガイド溝48A〜48Eと対向す
るようにガイド溝49A〜49Eが形成され、これによ
りガイド溝49A〜49Eの上下側面によつてトレイ4
2〜46の右端縁部を摺動時において安定に案内し、か
つ突出時において片持ち保持力が補強される。
【0071】これに対して上述のトレイ収納位置D6の
状態において、駆動軸受64が後方に駆動されることに
より、係合突起64Aが係合爪41Aを後方に押して行
くと、選択されたトレイ42〜46の左側縁が対応する
ガイド溝48A〜48E内で案内されながら後方に摺動
して行き、これに応じて選択されたトレイ42〜46が
収納筺体31Xから後方に突き出して行く。
【0072】この実施例の場合、収納筺体31Xの基台
50及び天板31Cのうち、トレイ収納位置D6の部分
に続いて後方に隣接するデイスク再生位置D4の部分が
切り欠かれており、やがて駆動軸受64が係合爪41B
を右後側支持板54に当接させる位置にまで摺動してく
ると、選択されたトレイ42〜46が前端部を残してほ
とんどの部分が収納筺体31Xから後方に突出したデイ
スク再生位置D4の状態になる。
【0073】これによりこの突出した状態にあるトレイ
に搭載したデイスクがターンテーブル110にチヤツキ
ングできる。この状態において、トレイ42〜46は左
前端部をガイド溝48A〜48Eの上下面によつて挟着
保持される。これと共にトレイ42〜46は右後端部を
摺動軸受42B〜46Bを介して摺動軸47A〜47E
によつて把持され、かくしてトレイ42〜46はターン
テーブル110を挟むように、左前端部及び右後端部に
おいて2点支持され、その結果ターンテーブル110に
対するチヤツキングを実用上十分な強度で確保できる。
【0074】以上の構成によれば、複数のトレイ42〜
46に搭載されたデイスクを選択的に交換、収納及び再
生するための手法として、トレイ42〜46をデイスク
収納位置D6を中心として前方のデイスク交換位置D5
に加えて、後方のデイスク再生位置D4に移動させ得る
ようにしたことにより、全体として構成が一段と簡易な
ストツカ31を実現できる。
【0075】さらに上述の構成によれば、収納筺体31
Xに左側板48を用いたことにより、第1にガイド溝4
8A〜48Eによつてトレイ42〜46の収納保持、前
後方向への移動並びにデイスク交換位置D5及びデイス
ク再生位置D4における保持を確実になし得、第2に収
納筺体31Xの合成を一段と強化することができ、第3
に摺動軸33A及び33Bによつて上下方向に移動する
摺動軸受31A及び31Bの収納筺体31Xへの取付を
一段と強化できる。
【0076】(3)実施例の動作 上述したようなストツカ31でなるデイスク収納装置を
有するデイスク再生装置30において、ストツカ31内
のデイスク収納位置D6に位置決めされたトレイ42〜
46のうち、何れかのトレイに搭載されたデイスクを取
り外す際、まずユーザの操作に応動してモータM1が回
転駆動することにより、ストツカ31全体が図5に示す
ように矢印a方向及びその逆方向に移動して、この結果
所望のトレイが掃出し挿入位置まで移動する。
【0077】その後モータM1は回転駆動を終了し、こ
の結果所望のトレイが掃出し挿入位置で停止し、このと
きこのトレイに対応する係合爪41Aと駆動軸受64の
係合突起64Aとが当接して係合する。この係合爪41
Aが係合突起64Aと係合すると、モータM2が回転駆
動を再開し、モータM2の回転駆動により駆動軸受64
が矢印bで示す方向に対して逆方向に摺動移動すること
により、所望のトレイがストツカ31の前面から突出
し、さらにデイスク再生装置30の外へ突出するように
摺動移動する。
【0078】この係合爪41Aが右前側支持板49に突
き当たるとモータM2は回転駆動を終了し、これにより
所望のトレイはデイスク再生装置30外のデイスク交換
位置D5の状態を維持する。かくしてこの状態において
ユーザは所望のトレイに対してデイスクの着脱操作を実
行し得る。
【0079】この後所望のトレイをストツカ31内に収
納させようとするとき、デイスク再生装置30はユーザ
の操作に応動してモータM2を回転駆動させ、これによ
り係合突起64Aがこのトレイに対応する係合爪と当接
して係合するように駆動軸受64が矢印b方向に摺動移
動する。続いて所望のトレイはさらに摺動移動すること
により、やがてデイスク収納位置D6に到達し、このと
きモータM2は回転駆動を終了する。これにより所望の
トレイはデイスク収納位置D6の状態を維持する。
【0080】これに対して、デイスク収納位置D6に収
納されている何れかのトレイ42〜46に搭載されたデ
イスクを再生動作させようとするとき、上述した着脱操
作時と同様にモータM1が回転駆動することによりスト
ツカ31全体が上下動し、トレイ掃き出し挿入位置まで
移動するとモータM1は回転駆動を終了する。
【0081】このとき所望のトレイに対応する係合爪4
1Bと係合突起64Aが当接して係合する。その後モー
タM1の回転駆動によつて駆動軸受64Aが矢印b方向
に摺動移動し、これにより所望のトレイはストツカ31
から後方へ突出するように摺動移動する。やがて係合爪
41Bが後右側支持板54に突き当たると、モータM2
は回転駆動を終了し、これにより所望のトレイはデイス
ク再生位置D4の状態を維持する。
【0082】続いてデイスク再生装置30はモータM3
を回転駆動させて基台91(図9)の変位端91Bを矢
印f方向に上昇させ、基台91がほぼ水平状態になつた
とき、ターンテーブル110がデイスクを押圧支持し、
この状態でモータM3は回転駆動を終了する。これによ
りターンテーブル110はデイスクと一体に回転自在な
状態になる。
【0083】かくしてこの状態において、ターンテーブ
ル110を回転させることによりデイスクを回転駆動
し、光ピツクアツプ90から光ビームをデイスクの加速
面に照射することによりデイスクに記録された所望の情
報を読み出すことができる。従つてユーザはトレイ収納
位置D6に位置している所望のトレイに搭載されたデイ
スクを再生できる。
【0084】再生終了時にデイスクをストツカ31内に
収納させようとするとき、モータM3の回転駆動により
変位端91Bは矢印f方向に対して逆方向に下降し、こ
のときデイスクは所望のトレイに搭載され、ターンテー
ブル110全体が当該トレイの下方へ移動すると、モー
タM3は回転駆動を終了する。
【0085】この後モータM2の回転駆動により係合爪
41Aと係合突起64Aとが当接して係合し、さらにモ
ータM2の回転駆動により所望のトレイはストツカ31
内に差し込まれるように摺動移動する。やがて所望のト
レイがデイスク収納位置D6に到達するとモータM2は
回転移動を終了し、これにより所望のデイスクはデイス
ク収納位置D6を維持する。
【0086】従つて複数のトレイ42〜46から選択さ
れた所望のトレイは図11に示すように、ストツカ31
内のデイスク収納位置を中心として、前方へ位置してい
るストツカ31及びデイスク再生装置30外のデイスク
交換位置D5に加えて後方へ位置しているストツカ31
外、すなわちデイスク再生装置内のデイスク交換位置D
4に移動することができる。
【0087】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、メイントレイ及びメイントレイを
駆動させる駆動系を省略することができ、かくして簡易
な構成のデイスク収納装置を実現できる。
【0088】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、デイスク再生装置が5枚
のトレイを有する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、2〜4枚、6枚以上等、複数枚のトレイを有
するデイスク収納装置に広く適用することができる。
【0089】また上述の実施例においては、ストツカの
天板として後面から後方へ延長されたL字状天板を用い
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば一側面を後面から後方へ延長された平面の天板を用い
るようにしてもよい。
【0090】また上述の実施例においては、複数の摺動
軸に複数の摺動軸受がそれぞれ軸支された場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、複数の摺動軸に代え
て、前後方向に延長された複数の窓を形成した枠部材を
設け、複数のトレイから延長された摺動部を窓の上又は
下面でそれぞれ摺接支持するようにしても良い。
【0091】また上述の実施例においては、ストツカの
長手方向に延長する側面に摺動軸を設ける場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、長手方向に対して直
交する側面に、側板に代えて同様の摺動軸を設け、さら
に摺動軸を摺動するトレイのそれぞれに固定された摺動
軸受を設け、摺動軸受及び摺動軸受が摺動することによ
りトレイを移動させるようにしてもよい。
【0092】また上述の実施例においては、基台上にス
トツカを固定する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、デイスク再生装置からストツカを着脱自在に
するようにしてもよい。
【0093】また上述の実施例においては、側板に複数
のガイド突起を設けた場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば複数のガイド突起に代えて、水平
方向に断続的に配設されるそれぞれ複数の摺接突起を設
けるようにしても良い。
【0094】さらに上述の実施例においては、デイスク
再生装置に本発明を適用する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えばストツカの前方でデイスク
を着脱し、ストツカの後方で記録するようになされたデ
イスク記録装置又はデイスク記録再生装置に広く適用し
得る。
【0095】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数枚の
トレイのそれぞれをストツカ前面側のデイスク着脱位置
からストツカ後面側のデイスク再生位置まで移動させる
ようにしたことにより簡易な構成で一段と小型化し得る
デイスク収納装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイスク収納装置の一実施例を示
す略線的平面図である。
【図2】図1のストツカの上下移動の説明に供する前側
面図である。
【図3】図1のストツカを示す斜視図である。
【図4】図1のストツカを上下移動させる駆動部の動作
の説明に供する略線的平面図である。
【図5】図1のストツカを上下移動させるカムの動作の
説明に供する略線的前側面図である。
【図6】トレイの水平方向の移動の説明に供する略線的
平面図である。
【図7】トレイを水平方向に移動させるトルク駆動部の
動作の説明に供する略線的右側面図である。
【図8】図1の再生部の構成の説明に供する略線的平面
図である。
【図9】スライドカムによる再生部の動作の説明に供す
る略線的右側面図である。
【図10】スライドカムの構成の説明に供する略線的前
側面図である。
【図11】トレイの移動領域を示す略線的平面図であ
る。
【図12】サブトレイの構成及び移動領域の説明に供す
る略線的平面図である。
【図13】従来のメイントレイ及びサブトレイの動作の
説明に供する略線的側面図である。
【図14】従来のストツカ及びサブトレイの構成の説明
に供する略線的斜視図である。
【図15】従来のストツカを示す前側面図である。
【符号の説明】
30……デイスク再生装置、31……ストツカ、31C
……上側板、31D……開口部、42、43、44、4
5、46……トレイ、42A、43A、44A、45
A、46A……、64……摺動軸受、42B、43B、
44B、45B、46B……係合部、47A、47B、
47C、47D、47E……摺動軸、48……側板、4
8A、48B、48C、48D、48E、48F、49
A、49B、49C、49D、49E、49F…ガイド
突起、49、54……支持部材、50……基台、64A
……係合突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納された複数枚のデイスクから所望のデ
    イスクを選択的に再生するデイスク収納装置において、 吹抜け構造でなる収納筐体の一側面側に配設された複数
    のガイド部と、 上記収納筐体の一側面側に対向する他の側面側に配設さ
    れた複数の摺接支持部と、 上記複数のガイド部を摺動する複数の摺動部と、 上記複数の摺動部によつて一側部分が保持され、かつ上
    記複数の摺接支持部によつて他側部分が保持され、かつ
    上記デイスクが搭載されて上記収納筐体から前方及び後
    方に移動する移動手段とを具えることを特徴とするデイ
    スク収納装置。
  2. 【請求項2】収納された複数枚のデイスクから所望のデ
    イスクを選択的に再生するデイスク収納装置において、 吹抜け構造でなる収納筐体の両側面側に配設された複数
    のガイド部と、 上記ガイド部をそれぞれ摺動する複数の摺動部と、 それぞれ複数の上記摺動部によつて両側部分が保持さ
    れ、かつ上記デイスクが搭載されて上記収納筐体から前
    方及び後方に移動する複数の移動手段とを具えることを
    特徴とするデイスク収納装置。
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