JPH0612387B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0612387B2
JPH0612387B2 JP60284788A JP28478885A JPH0612387B2 JP H0612387 B2 JPH0612387 B2 JP H0612387B2 JP 60284788 A JP60284788 A JP 60284788A JP 28478885 A JP28478885 A JP 28478885A JP H0612387 B2 JPH0612387 B2 JP H0612387B2
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JP
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insulating film
line
substrate
spacer
liquid crystal
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JP60284788A
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幸治 穴田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はマトリックス状の表示セグメントを有する液晶
表示装置に関する。
(ロ)従来の技術 マトリックス状の表示セグメントを有する表示装置とし
ては、日経エレクトロニクス1984年1月2日号の記事
「文書と画像表示をねらうフラット・パネル・ディスプ
レイ」に開示されている様に液晶表示器を用いたもの、
エレクトロ・ルミネッセンス表示器を用いたもの、等各
種の表示装置が存在するが、現在は低消費電力大容量化
が可能である点で液晶表示器の将来性が高く評価されて
いる。
斯様な液晶表示装置の要部の平面図を第3図(a)に示
し、同図(b)にそのX−X線断面図を示す。これ等の図
に於いて、(10)は第1のガラス基板、(11)……は第1の
ガラス基板(10)上に窒化シリコンからなる絶縁膜(12)を
介して行列配置(約250×600)された透明なITOから
なるセグメント電極である。(13)…は上記セグメント電
極(11)(11)間隙の絶縁膜(12)上に縦方向に複数本並列配
置したアモルファスシリコン膜ラインであり、各セグメ
ント電極(11)(11)…の左下方のスペースに突設した半導
体動作領域(14)(14)…が設けられている。(15)…は各ア
モルファスシリコン膜ライン(13)…上に配置されたアル
ミニウム膜からなるドレインラインであり、上記各半導
体動作領域(14)(14)の左側辺上に重畳したドレイン電極
(16)(16)が突設されている。(17)(17)…は各半導体動作
領域(14)(14)…の右側辺上に一部重畳したアルミニウム
膜からなるソース電極であり、その右側辺は絶縁膜(12)
上で対応する各セグメント電極(11)(11)…の左下端部と
接続されている。(18)…は上記セグメント電極(11)(11)
…間隙位置を横方向に複数本並列配置されて上記第1の
ガラス基板(10)と絶縁膜(12)との層間に形成された金と
クロムの2層膜からなるゲートラインであり、該ライン
(18)…には上記各ソース電極(17)…とドレイン電極(16)
…との間隙位置の半導体動作領域(14)下のゲート電極(1
9)…が一体に突設されている。即ち、図中Dで示すドレ
イン電極(16)…と、Sで示すソース電極(17)…と、Gで
示すゲート電極(19)…と、これ等電極D,S,Gに結合
しているアモルファスシリコン膜からなる半導体動作領
域(14)…箇所とに依って薄膜FET構成のスイッチング
トランジスタが行列配置されており、各セグメント電極
(11)(11)…は夫々に対応したこのスイッチングトランジ
スタを介してドレインライン(15)…に接続されるのであ
る。(100)は上記各セグメント電極(11)(11)…上記ドレ
インライン(15)…及び上記スイッチングトランジスタ箇
所を一面に被覆した配向膜である。
一方、(20)は第2のガラス基板であり、その下面、即ち
第1のガラス基板(10)と対向する面には一面に共通電極
(21)、配向膜(200)が順次形成されている。
(30)は上記両基板(10),(20)間即ち両配向膜(100),(200)
間に封入された液晶物質であり、各マトリックスセグメ
ント毎に上記スイッチングトランジスタがONする事に
依って表示信号、即ち液晶励起電圧が印加される第1の
ガラス基板(10)のセグメント電極(11)箇所の液晶物質(3
0)が電気光学効果を引き起こす事となる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上述の如き液晶表示装置は、カラーテレビ等の大型の表
示装置に用いられる為に、第1及び第2図の基板(10)(2
0)の各周辺部の平坦度に歪みが生じやすい事から、この
周辺部位置で上記ゲートライン(18)並びにドレインライ
ン(15)の外部への引き出し線に断線事故や短絡事故が生
じる惧れがあった。具体的には、第4図のドレインライ
ン(15)に沿った断面図に示す。第1の基板(10)の周囲に
はドレインライン(15)あるいはゲートライン(18)を引き
出して端子を形成する端子部(10′)が延在しており、
第2の基板(20)の周辺部と第1の基板(10)との間には両
基板(10)(20)間の間隔を規定すると共に液晶物質(30)を
封入する為のスペーサ(40)が設けられている。ここで、
ドレインライン(15)は上記端子部(10′)にまで延長さ
れドレイン端子(DP)となるが、上記スペーサ(40)位
置では絶縁膜(12)、アモルファスシリコン膜ライン(1
3)、並びに配向膜(200)は存在せず、露出した状態でス
ペーサ(40)と接している。
一方、第2の基板(20)側に於いても、共通電極(21)が露
出した状態でスペーサ(40)と接している。従って、エポ
キシ系の接着剤からなるスペーサ(40)にて、両基板(10)
(20)を接着処理する際の加圧時に、この箇所で両基板(1
0)(20)が接触し、ドレインライン(15)と共通電極(21)と
に剥離や短絡事故が生じる惧れがあった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の液晶表示装置に於いては、ゲートラインとドレ
インラインを絶縁する為の層間絶縁膜は第1の基板の周
辺部のスペーサに重畳される位置まで延在され、上記ゲ
ートラインあるいはドレインラインの内の下層のライン
の端部をスペーサ位置の層間絶縁膜下から外部へ引き出
すと共に、上記ドレインラインあるいはゲートラインの
内の上層のラインの端部を層間絶縁膜のコンタクトホー
ルを介して層間絶縁膜下に延長し、スペーサ位置の層間
絶縁膜下から外部へ引き出される。
(ホ)作用 本発明の液晶表示装置によれば、第1の基板のゲートラ
インとドレインラインとの層間絶縁膜をこれ等両ライン
の保護膜としてスペーサ位置に介在せしめる事ができ、
このスペーサ位置でのこれ等両ラインの断線や短絡事故
を防止し得る。
(ヘ)実施例 第1図及び第2図に本発明の液晶表示装置の夫々異なる
要部断面図を示す。第1図はドレインライン(15)に沿っ
た断面図、第2図はゲートライン(18)に沿った断面図で
あり、第3図及び第4図と同一部分には同一符号を付し
ている。
これ等の図に於いて、第4図の従来例と異なる所は、ド
レインライン(15)とゲートライン(18)との層間絶縁膜と
して働くと共に第3図に示す如く、スイッチングトラン
ジスタのゲート絶縁膜として作用する絶縁膜(12)をスペ
ーサ(40)位置にまで延在している。そしてゲートライン
(18)は第2図に示す如く、第1の基板(10)の絶縁膜(12)
下に存在し、スペーサ(40)位置の絶縁膜(12)端辺から端
子部(10′)上に引き出され、スイッチングトランジス
タをON、OFF制御するタイミング信号供給用ゲート
端子(GP)を形成している。一方、ドレインライン(15)は
第3図に示されているような装置中央部の表示部では第
1の基板(10)の絶縁膜(12)上にさらにアモルファスシリ
コン膜ライン(13)を介して形成されているが、第1図に
示す如く、スペーサ(40)で囲まれた表示部の端部箇所で
絶縁膜(12)のコンタクトホール(H)を介して、予め絶縁
膜(12)下に形成されている下層ドレインライン(15′)
に接続されている。そして、このライン(15′)がスペ
ーサ(40)位置の絶縁膜(12)端辺から端子部(10′)上に
引き出され、表示信号供給用のドレイン端子(DP)を形成
している。尚、第1図の上記下層ドレインライン(1
5′)は、第2図のゲートライン(18)と同一工程で金と
クロム2層膜にて形成され得るので、新たな製造工程を
必要としない。
上述の如き本発明の液晶表示装置は、ガラスからなる第
1及び第2のガラス基板(10)(20)の周辺部に設けられる
スペーサ(40)箇所では、下層ドレインライン(15′)並
びゲートライン(18)上面は窒化シリコンからなる絶縁膜
(12)にて保護される事となる。従って、エポキシ系接着
剤からなるスペーサにて両基板(10)(20)を接着する際
に、たとえ第2のガラス基板(20)の周辺部の平坦度が歪
んでいて、第1のガラス基板(10)側に接触したとして
も、上記絶縁膜(12)が両ライン(15′)(18)を保護して
いるので、これ等ライン(15′)(18)が損傷を受けた
り、第2のガラス基板(20)の共通電極(21)と接触する事
はない。
尚、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、ゲ
ートライン(18)とドレインライン(15)との上下関係が逆
のものでもよい。
(ト)発明の効果 本発明の液晶表示装置によれば、ゲートラインとドレイ
ンラインとの層間絶縁膜をこれ等両ラインの保護膜とし
てスペーサ位置に介在せしめる事ができる。この為、第
1及び第2の基板をスペーサにて接着する際、第2の基
板がスペーサ位置の両ラインに直接接触するのを防止し
得る。従って大型の液晶表示装置に於いて第1及び第2
の基板の周辺部の平坦度の歪が大きくなっているとして
も、スペーサ位置での両ラインの断線事故及び短絡事故
の惧れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の液晶表示装置の一実施
例の要部断面図、第3図(a)、及び(b)は一般的な液晶表
示装置の平面図、及びそのX−X線断面図、第4図は従
来の液晶表示装置の要部断面図である。 (10)……第1のガラス基板、(10′)……端子部、(12)
……絶縁膜、(13)……アモルファスシリコン膜ライン、
(15)……ドレインライン、(15′)……下層ドレインラ
イン、(18)……ゲートライン、(20)……第2のガラス基
板、(30)……液晶物質、(40)……スペーサ、(DP)…
…ドレイン端子、(GP)……ゲート端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列配置された複数本のゲートラインと該
    ゲートラインに層間絶縁膜を介して並列配置された複数
    本のドレインラインとが交差し、このマトリクス状の各
    交差点にてFETからなるスイッチングトランジスタを
    構成し、該各トランジスタのソース側に表示セグメント
    電極を結合した第1の基板と、該第1の基板の各表示セ
    グメント電極に対向する共通電極を備えた第2の基板
    と、上記第2の基板の周辺部に設けられ両基板間の間隔
    を規定するスペーサーと、上記第1及び第2の基板間の
    スペーサ内部箇所に封入された液晶物質と、からなる液
    晶表示装置に於いて、 上記第1の基板の層間絶縁膜は第1の基板の周辺部のス
    ペーサに重畳される位置まで延在され、上記ゲートライ
    ンあるいはドレンラインの内の下層のラインの端部をス
    ペーサ位置の層間絶縁膜下から外部へ引き出すと共に、
    上記ドレンラインあるいはゲートラインの内の上層ライ
    ンの端部を層間絶縁膜のコンタクトホールを介して層間
    絶縁膜下に延長し、スペーサ位置の層間絶縁膜下から外
    部へ引き出す事を特徴とした液晶表示装置。
JP60284788A 1985-12-17 1985-12-17 液晶表示装置 Expired - Lifetime JPH0612387B2 (ja)

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JPH0820639B2 (ja) * 1986-10-21 1996-03-04 松下電器産業株式会社 液晶表示装置
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