JPH0820639B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0820639B2 JPH0820639B2 JP61249927A JP24992786A JPH0820639B2 JP H0820639 B2 JPH0820639 B2 JP H0820639B2 JP 61249927 A JP61249927 A JP 61249927A JP 24992786 A JP24992786 A JP 24992786A JP H0820639 B2 JPH0820639 B2 JP H0820639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- metal
- substrate
- source bus
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶と半導体集積回路を組み合わせることに
よって構成される液晶表示装置に関するものである。
よって構成される液晶表示装置に関するものである。
従来の技術 従来の液晶表示装置では、たとえば第4図、第5図、
第6図のようになっていた。すなわちシール樹脂接着部
の第1のアクティブ基板上の金属が、配線金属をそのま
ま引き出していたためソースバス側とゲートバス側とで
異なっていた。
第6図のようになっていた。すなわちシール樹脂接着部
の第1のアクティブ基板上の金属が、配線金属をそのま
ま引き出していたためソースバス側とゲートバス側とで
異なっていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構造では、ソースバス電極である金
属の膜厚が厚く、第5図に見られるように第1の基板上
に大きな段差が形成される。したがってシール樹脂充鎮
時に金属3とシール樹脂9との間に空隙が発生しやす
く、その空隙から液晶組成物8が漏れ出ることを防止す
るため段差を除去しなければならなかったが、以下の理
由で困難があった。つまり、第1の基板上の段差を除去
するためにはソースバス電極3全体の膜厚を薄くする
か、あるいはソースバス電極3のシール樹脂接着部のみ
をエッチング等により薄くしなければならない。しかし
ソースバス電極3全体を薄くすることはソースバス電極
3の抵抗の増大を招き、それは液晶表示装置の表示特性
の低下を意味する。またエッチングを行なうことは新た
なマスクを必要とするため、コストの増大、プロセスの
複雑化、歩留まりの低下等の問題点を有していた。
属の膜厚が厚く、第5図に見られるように第1の基板上
に大きな段差が形成される。したがってシール樹脂充鎮
時に金属3とシール樹脂9との間に空隙が発生しやす
く、その空隙から液晶組成物8が漏れ出ることを防止す
るため段差を除去しなければならなかったが、以下の理
由で困難があった。つまり、第1の基板上の段差を除去
するためにはソースバス電極3全体の膜厚を薄くする
か、あるいはソースバス電極3のシール樹脂接着部のみ
をエッチング等により薄くしなければならない。しかし
ソースバス電極3全体を薄くすることはソースバス電極
3の抵抗の増大を招き、それは液晶表示装置の表示特性
の低下を意味する。またエッチングを行なうことは新た
なマスクを必要とするため、コストの増大、プロセスの
複雑化、歩留まりの低下等の問題点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、シール樹脂接着
部と重なるソースバス金属部分を、ゲートバス金属と同
一で、かつソースバス金属よりも薄い膜厚の金属で構成
したものである。
部と重なるソースバス金属部分を、ゲートバス金属と同
一で、かつソースバス金属よりも薄い膜厚の金属で構成
したものである。
作用 本発明は上記した構成によって第1の基板上のシール
樹脂接着部がシール樹脂充鎮時に段差の小さな形状とな
るため、ソースバス電極3の抵抗の増大、コストの増
大、プロセスの複雑化、歩留まりの低下を招くことな
く、シール樹脂9と第1の基板上の金属との間の空隙の
発生が抑制されることになる。
樹脂接着部がシール樹脂充鎮時に段差の小さな形状とな
るため、ソースバス電極3の抵抗の増大、コストの増
大、プロセスの複雑化、歩留まりの低下を招くことな
く、シール樹脂9と第1の基板上の金属との間の空隙の
発生が抑制されることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第3図においてゲートバス電極2をパターニング時
に従来例(第6図)と異なりソースバス電極3のシール
樹脂接着部およびその近傍にゲートバス電極と同じ金属
4をパターニングしておき、その後ソースバス電極3と
なる金属を成膜、パターニングする。その際ソースバス
電極3はシール樹脂接着部においてゲートバス電極と同
じ金属に変換してソースバス金属3がシール樹脂9接着
部に重ならないようにパターニングする。
る。第3図においてゲートバス電極2をパターニング時
に従来例(第6図)と異なりソースバス電極3のシール
樹脂接着部およびその近傍にゲートバス電極と同じ金属
4をパターニングしておき、その後ソースバス電極3と
なる金属を成膜、パターニングする。その際ソースバス
電極3はシール樹脂接着部においてゲートバス電極と同
じ金属に変換してソースバス金属3がシール樹脂9接着
部に重ならないようにパターニングする。
以上のように本一実施例によればシール樹脂接着部近
傍の断面図は第1図および第2図となり、従来例(第4
図、第5図)と比べて第1の基板上の段差が小さくなっ
ている。
傍の断面図は第1図および第2図となり、従来例(第4
図、第5図)と比べて第1の基板上の段差が小さくなっ
ている。
発明の効果 以上のように本発明は第1の基板上のシール樹脂接着
部周辺の金属がソースバス電極、ゲートバス電極ともに
同一の薄い金属であるという構造を有することにより、
金属とシール樹脂との間の空隙の発生を抑制することが
でき、封入した液晶が漏れる事を防止できる。しかも配
線抵抗の増加に伴う液晶表示装置の表示特性の低下、製
造コストの増加を招くことはない。
部周辺の金属がソースバス電極、ゲートバス電極ともに
同一の薄い金属であるという構造を有することにより、
金属とシール樹脂との間の空隙の発生を抑制することが
でき、封入した液晶が漏れる事を防止できる。しかも配
線抵抗の増加に伴う液晶表示装置の表示特性の低下、製
造コストの増加を招くことはない。
特に、液晶基板が大きくなればなるほど、本発明によ
る効果が発揮されることになる。
る効果が発揮されることになる。
第1図は本発明の一実施例における液晶表示装置を示す
ゲートバス側から見た断面図、第2図はソースバス側か
ら見た断面図、第3図は平面図、第4図、第5図および
第6図は従来の液晶表示装置の断面図および平面図であ
る。 1……ガラス基板、2……ゲートバス電極、3……ソー
スバス電極、4……シール部ソースバス電極、5……ド
レイン電極、6……絶縁SiN層、7……α−Si層、8…
…液晶封入物、9……シール樹脂、10……透明絵素電
極。
ゲートバス側から見た断面図、第2図はソースバス側か
ら見た断面図、第3図は平面図、第4図、第5図および
第6図は従来の液晶表示装置の断面図および平面図であ
る。 1……ガラス基板、2……ゲートバス電極、3……ソー
スバス電極、4……シール部ソースバス電極、5……ド
レイン電極、6……絶縁SiN層、7……α−Si層、8…
…液晶封入物、9……シール樹脂、10……透明絵素電
極。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の基板、前記第1の基板と適度の空隙
を残して対置され、透明電極を備えた第2の基板、前記
第1の基板上にマトリックス状に配置されてなる複数の
表示電極、ソースバス金属、ゲートバス金属及び各交点
に対応してアクティブ素子が配置され、かつ前記空隙に
液晶組成物が封入されてなる液晶表示装置であって、前
記液晶表示装置周辺のシール樹脂接着部と重なる前記ソ
ースバス金属部分を、前記ゲートバス金属と同一で、か
つ前記ソースバス金属よりも薄い膜厚の金属で構成した
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249927A JPH0820639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61249927A JPH0820639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63104025A JPS63104025A (ja) | 1988-05-09 |
JPH0820639B2 true JPH0820639B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17200246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249927A Expired - Lifetime JPH0820639B2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0820639B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05203966A (ja) * | 1992-01-29 | 1993-08-13 | Seiko Instr Inc | カラー液晶電気光学装置 |
JP3737176B2 (ja) | 1995-12-21 | 2006-01-18 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶表示装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612387B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1994-02-16 | 三洋電機株式会社 | 液晶表示装置 |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP61249927A patent/JPH0820639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63104025A (ja) | 1988-05-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |