JPH06121941A - 吐水ヘッド - Google Patents

吐水ヘッド

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JPH06121941A
JPH06121941A JP4297987A JP29798792A JPH06121941A JP H06121941 A JPH06121941 A JP H06121941A JP 4297987 A JP4297987 A JP 4297987A JP 29798792 A JP29798792 A JP 29798792A JP H06121941 A JPH06121941 A JP H06121941A
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JP
Japan
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water
water discharge
shower head
spouting
discharge
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JP4297987A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Kimura
安秀 木村
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐水形態の変更に伴う使い勝手を向上させ
る。 【構成】 シャワーヘッドAは、その散水部73にスプ
レーの吐水を行なうための吐水穴を有する散水板24
と、スポットの吐水を行なうための吐水穴を有する散水
板25と、泡沫の吐水を行なうための吐水穴を有する散
水板26と、うたせの吐水を行なうための吐水穴を有す
る散水板27とを備える。そして、各散水板に到るよう
分岐元流路から分岐した各分岐吐水流路の開閉弁のうち
の一つのみを開弁し、他の開閉弁を閉弁することによ
り、一つの分岐吐水流路のみ分岐元流路と連通させる。
よって、こうして連通した分岐吐水流路に該当する散水
板を上記4つの散水板から使い分け、使い分けた散水板
で規定される吐水形態で吐水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースに連結され手で
持って取扱いが可能な吐水ヘッドに関し、特に異なる吐
水形態で吐水する吐水ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、快適な住環境を実現するため、台
所、洗面所や風呂等のカランやシャワーヘッド、或いは
花壇などへの散水ヘッド等の吐水ヘッドにおいて、流量
調整は勿論、吐水ヘッドからの吐水形態を変更しその多
様化を図ることが行なわれている。例えば、浴室内のシ
ャワーヘッドや台所のカランにあっては、吐水を浴びせ
る範囲、即ち被吐水範囲を広くするようスプレー状に吐
水したり、比較的狭い被吐水範囲に集中的に吐水するよ
うスポット状に吐水したりできるようその吐水形態を変
更するものが提案されている。そして、このように吐水
形態を変更することにより、具体的にはスプレー状に吐
水することにより洗髪や食器洗いにおける泡切れや花壇
の多くの花への散水を効果的に行なうことが可能であっ
た。また、スポット状に吐水することにより、例えばシ
ャワーヘッドではマッサージ効果を得たりすることが可
能であった。
【0003】このようにして吐水形態を変更するに当た
っては、シャワーヘッド等の吐水ヘッドに取り付け自在
で吐水形態が互いに異なる複数の散水板や吐水ノズルを
用意し、これを吐水ヘッドに交換して取り付けることが
行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吐水形態の変更は、吐水の目的、例えば洗髪や食器洗
い,花への散水等に応じて頻繁になされる。しかし、吐
水ヘッドを手で持って取り扱っているハンドリング最中
には散水板等の交換を行なうことは難しい。よって、吐
水形態を変更するたびに吐水ヘッドをその保持具(ハン
ガー)にかけてから散水板等の交換を行なわなければな
らず煩雑であった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、吐水形態の変更に伴う使い勝手の向上を図ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した手段は、ホースに連結され手で持
って取扱いが可能な吐水ヘッドであって、前記ホースか
ら供給される湯水の吐水経路を形成する本体と、該本体
に内蔵され、該吐水経路を通過した湯水の吐水形態を異
なる吐水形態に変更する吐水形態変更機構とを備え、該
吐水形態変更機構は、異なる吐水形態での吐水を実現す
る複数の散水板と、前記吐水経路から分岐し前記複数の
散水板の各々に到る複数の通水経路と、該複数の通水経
路の各々と前記吐水経路とを択一的に連通する連通手段
と、前記吐水経路との択一的な連通対象となる前記複数
の通水経路のうちの一つを、該連通手段に指示する指示
手段とを備えることをその要旨とする。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明の吐水ヘッドは、吐水
ヘッドの本体に内蔵した吐水形態変更機構の連通手段に
より、複数の散水板の各々に到る複数の通水経路の各々
と吐水経路とを択一的に連通し、吐水に用いる散水板を
使い分ける。このように択一的に連通するに当たって
は、吐水経路との択一的な連通対象となる複数の通水経
路のうちの一つを指示する指示手段の指示に従う。そし
て、ホースから吐水経路を通過した湯水を、こうして択
一的な連通を通して使い分けられた散水板から吐水す
る。各散水板は異なる吐水形態での吐水を実現するもの
であるので、吐水経路と各散水板との連通を択一的とす
ることで吐水形態を変更する。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る吐水ヘッドをシャワーヘ
ッドとして適用した実施例の吐水装置TSについて、図
面に基づき説明する。この吐水装置TSは浴室の給湯シ
ステムを構成は、図1は浴室の外観図、図2は吐水装置
TSの全体構成を示す概略ブロック図である。まず、浴
室Rの構成から説明する。
【0009】図1に示すように、本実施例の吐水装置T
Sは、浴室内の給湯点として、浴槽rに吐水する浴槽カ
ランrkと、浴室壁面のハンガに装着自在で手で持って
使用されるハンドタイプのシャワーヘッドAと、洗い場
に吐水する洗い場カランnとを備える。また、このほか
に、洗い場カラン付近及び浴槽内から操作できる位置の
浴室壁面には、吐水先や吐水量,吐水温度等を設定する
ための操作部Pがその表面を露出して埋設されている。
この操作部Pは、吐水装置全体の各種制御を行なうメイ
ンコントローラ7(図2参照)を内蔵し、その表面には
このメインコントローラ7に吐水先や吐水量等を指示す
るための制御信号を出力する操作パネル部PP(図2,
図3参照)を備える。
【0010】シャワーヘッドAは、後述するように、吐
水形態を変更する吐水形態変更機構を内蔵し、使用者の
選択に応じて棒状の吐水を浴びせるうたせの吐水形態と
その他の3種類の吐水形態で吐水する。この3種類の吐
水形態は、種々の吐水形態から適宜選択されるが、本実
施例では、ストレートの吐水形態,泡沫の吐水形態,霧
状に吐水するミストの吐水形態とした。なお、各吐水形
態への変更の様子については後述する。
【0011】次に、吐水装置TSの各機器の詳細な構成
と電気的構成について、順次説明する。洗い場カランn
の根幹部に設けられた湯水混合栓MOは、図2の概略ブ
ロック図に示すように、水の流入管1及び図示しない給
湯機からの高温の湯の流入管2にそれぞれ接続されてお
り、この各管路には、各管路における水及び湯の流量を
調整する流量調整バルブ3,4と、各バルブの上流側で
各管路における流量を検出する流量センサ1a,2a
と、各管路における水温及び湯温を検出する温度センサ
1b,2bを備える。そして、この各流量調整バルブ
3,4には、流量調整を司るアクチュエータ5,6が取
り付けられている。
【0012】各流量調整バルブ3,4の下流は結合され
て湯水吐出接続管10を形成し、各管路の水及び湯はこ
こで合流し混合する。湯水吐出接続管10での湯温は、
水と湯との各温度及びその混合比で定まる。そして、こ
の湯水吐出接続管10には、当該流路における混合湯水
の流量及び温度を検出するための流量センサ8と、温度
センサ9が設けられている。なお、各アクチュエータ
は、ステッピングモータである。
【0013】湯水吐出接続管10の下流には、吐水切換
部11が設けられ、ここにシャワーヘッドA,浴槽カラ
ンrk及び洗い場カランn及び浴室外に湯水を排出する
いわゆるすて水配管12が接続されている。この吐水切
換部11は各吐水口ごとに備えられた電磁弁を内蔵し、
混合水の吐水先を切り換える。つまり、吐水切換部11
の内蔵した各吐水口ごとの電磁弁が後述のメインコント
ローラ7によりオン・オフされることにより、吐水先が
変更される。メインコントローラ7による各電磁弁のオ
ン・オフは、シャワーヘッドAに設けられた後述のオン
・オフボタン85(図4参照)の押圧状態や、後述の操
作パネル部PPにおける各種ボタンの操作に基づいて行
なわれる。なお、上記吐水切換部11へは、洗い場カラ
ンnは直接、浴槽カランrkは浴室壁内に配設された図
示しない配管を介して、シャワーヘッドAはシャワーホ
ースhを介してそれぞれ接続されている。
【0014】湯水混合栓MOの上記各種のセンサやアク
チュエータ並びにシャワーヘッドAに内蔵されたサブコ
ントローラ67は、操作パネル部PPとともにメインコ
ントローラ7に接続されている。このメインコントロー
ラ7は、各センサやサブコントローラ67からの種々の
制御信号に基づきアクチュエータの駆動量(ステッピン
グモータ駆動量),吐水先等を決定して各アクチュエー
タ5,6及び吐水切換部11等を駆動制御したり、シャ
ワーヘッドAのサブコントローラ67に制御信号を出力
したりする。
【0015】メインコントローラ7により各アクチュエ
ータ5,6が駆動すると、各アクチュエータの駆動量で
定まる流量の水及び湯が湯水吐出接続管10に流れ込ん
で混合される。従って、吐水切換部11により吐水先と
して設定されたシャワーヘッドAや各カランからは、水
及び湯自体の温度と流量調整バルブ3,4で規制される
水及び湯の流量比で定まる温度の混合湯水が吐水され
る。
【0016】上記した吐水装置TSのメインコントロー
ラ7及びサブコントローラ67は、周知のように、CP
U,ROM,RAM,バックアップRAM等を中心に論
理演算回路として構成され、これらとコモンバスを介し
て相互に接続された入出力ポートにより外部との入出力
を行なう。この入出力ポートには、上記した各センサ等
が接続されている。
【0017】図1に示すように、洗い場カラン付近及び
浴槽内から操作できる操作部Pの操作パネル部PP(図
2,図3参照)は、各吐水先や吐水形態の指定等に加
え、各吐水先ごとの単位時間当たりの吐水量(以下、単
に吐水量という)及び吐水温度をその都度変更したりす
るものであり、次のような構成を備える。
【0018】この操作パネル部PPは、図3に示すよう
に、電源投入用の電源ボタン50と、通常は現在時刻を
表示する時計として作動しその都度種々のメッセージを
表示する表示器51と、吐水先からの吐水量を相対表示
する吐水量表示器52と、吐水先からの吐水温度を数値
表示する吐水温度表示器53と、異常報知のためのスピ
ーカ66等を備える。このほか、吐水先を個別に指定す
るための指示ボタン群と、シャワーヘッドAからの吐水
形態を操作パネル部PPから指定するための指示ボタン
群と、吐水温度や吐水量を変更するためのボタン群を備
え、これら各ボタン群でマトリックススイッチを構成す
る。これら各ボタンは押圧式のものであり、押圧操作さ
れる都度、制御信号をメインコントローラ7に出力す
る。なお、上記各ボタン及び以下に説明する各ボタンの
表面には、図示するように、文字列のほか、該当する機
能を図案化した絵が描画されている。
【0019】吐水先を個別に指定するための各種指示ボ
タン群は、吐水先を浴槽カランrk,洗い場カランn,
シャワーヘッドAのいずれかとするための浴槽カラン指
示ボタン54,洗い場カラン指示ボタン55,シャワー
ヘッド指定ボタン56から構成される。
【0020】シャワーヘッドAからの吐水形態を指定す
るための各種指示ボタン群は、スプレー指定ボタン5
7,スポット指定ボタン58,泡沫指定ボタン59,う
たせ指定ボタン60から構成される。なお、吐水形態の
切換の様子については後述する。
【0021】吐水温度や吐水量を変更するためのボタン
群は、吐水形態を指定するための上記指示ボタン群の下
段に設けられており、次のようなボタンを備える。即
ち、各吐水先において継続中の吐水の吐水量や吐水温度
をその都度変更するための吐水温度増大指示ボタン6
2,吐水温度低下指示ボタン63と、吐水量増大指示ボ
タン64,吐水量低下指示ボタン65を備える。なお、
これらボタンにより吐水温度や吐水量はその都度変更可
能であるが、電源投入後に行なわれる最初の吐水時にお
ける初期吐水温度や初期吐水量は、所定の値が各吐水口
ごとに予め設定されている。
【0022】吐水温度増大指示ボタン62及び吐水温度
低下指示ボタン63の吐水温度指示ボタンは、継続中の
吐水の吐水温度をその都度変更する機能を果たす。つま
り、上記両吐水温度指示ボタンが吐水の継続中に押圧さ
れれば、その信号がメインコントローラ7に入力され、
これを受けたメインコントローラ7により、その都度、
継続中の吐水の吐水温度が当該ボタンの押圧回数等に応
じて変更される。この場合、水の温度に加え入浴の際に
常用される常用温度範囲(38〜46度)内で変更可能
である。
【0023】同様に、吐水量増大指示ボタン64及び吐
水量低下指示ボタン65の吐水温度指示ボタンは、継続
中の吐水の吐水量をその都度変更する機能を果たす。つ
まり、上記両吐水量指示ボタンが吐水の継続中に押圧さ
れれば、その信号がメインコントローラ7に入力され、
これを受けたメインコントローラ7により、その都度、
継続中の吐水の吐水量が当該ボタンの押圧回数等に応じ
て変更される。この場合、違和感のない吐水量及び給湯
機の能力等を考慮して、各吐水口及び吐水形態ごとに吐
水量可変範囲が定められている。
【0024】ここで、上記吐水温度増大指示ボタン62
等の指示ボタン以外のボタンが果たす機能について簡単
に説明する。吐水先を個別に指定するための浴槽カラン
指示ボタン54等や吐水形態を指定するためのスプレー
指定ボタン57等が押圧されると、その信号がメインコ
ントローラ7に入力され、これを受けたメインコントロ
ーラ7により、吐水先や吐水形態が切り替わる。
【0025】例えば、浴槽カラン指示ボタン54が押圧
されれば、浴槽カランrkから吐水され、同様に、洗い
場カラン指示ボタン55又はシャワーヘッド指定ボタン
56が押圧されると、洗い場カランn又はシャワーヘッ
ドAから吐水される。しかも、ある吐水先から吐水され
ている最中に異なる吐水先を指定する指定ボタンが押圧
されれば、それまで吐水していた上記ある吐水先からの
吐水が中断し、後押しされた指定ボタンに対応する吐水
先から吐水されるよう構成されている。吐水形態を指定
するための各指定ボタン等についても同様に、押圧され
た指定ボタンに対応する吐水形態でシャワーヘッドAか
ら吐水される。つまり、各ボタンによる吐水先や吐水形
態の指定は、おのおの一つについてのみ可能である。
【0026】また、同一のボタンが引き続いて2度押し
されると、当該ボタンに対応する吐水先からはその時点
で止水するよう構成されている。なお、このような吐水
先の変更は、既述したように吐水切換部11における電
磁弁の切換により行なわれる。
【0027】次に、既述したように種々の吐水形態に変
更可能なシャワーヘッドAについて説明する。シャワー
ヘッドAは、図2及び図4に示すように、くの字状に屈
曲した外形形状を有する。そして、図4中に矢印a1に
示す如くその末端から流入した湯水を、矢印a2に示す
ようにシャワーヘッド内部を通過させ、矢印a4に示す
如くその先端から吐水する。
【0028】そして、図1に示すように、浴室壁面に装
着された際にはシャワーヘッドAの先端が常に一定方向
を向くよう次のように構成されている。シャワーヘッド
Aは、図2及び図4に示すように、吐水流路70とこの
流路以外の機器収納空間71とを確保して形成されたシ
ャワーヘッド本体72の外周部に位置決め用突出部72
aを備える。一方、所定高さの浴室壁面には、図2に示
すように、この位置決め用突出部72aを介してシャワ
ーヘッドAを位置決めし保持するハンガ90が取り付け
られている。
【0029】このハンガ90は、図5に示すように、シ
ャワーヘッドAを保持する保持孔91を有する保持本体
92と、浴室壁面に取り付けるための取付用フランジ9
3とを備えており、上記取付用フランジ93にてネジ9
4で壁面に固定されている。保持本体92は、基部側に
シャワーヘッドAの位置決め用突出部72aが入り込む
位置決め用凹所95を有すると共に、その対向する部位
にシャワーヘッドAのシャワーホースhの取り出しを可
能とする間隔の開口部96を有している。
【0030】従って、ハンガ90の位置決め用凹所95
にシャワーヘッドAの位置決め用突出部72aを位置合
わせして入れ込めば、シャワーヘッドAは、その先端を
常に一定方向(壁面から洗い場に向いたシャワーヘッド
正面)を向けてハンガ90に保持される。
【0031】次に、シャワーヘッドAの構成について説
明する。シャワーヘッドAは、図4に示すように、側面
に散水部73を有するキャップ74をシャワーヘッド先
端に備え、シャワーヘッド本体72にこのキャップ74
を組み付けて構成される。また、吐水切換部11に接続
されたシャワーホースhの末端に、連結金具76を介し
て接続されている。
【0032】この散水部73は、その正面図である図6
に示すように、異なる吐水形態で吐水する4つの散水板
24ないし27を備え、図示するように、各散水板はそ
れぞれ異なる吐水穴を有する。つまり、散水板24はス
プレーの吐水を行なうための吐水穴を、散水板25はス
ポットの吐水を行なうための吐水穴を、散水板26は泡
沫の吐水を行なうための吐水穴を、散水板27はうたせ
の吐水を行なうための吐水穴を備える。
【0033】散水部73は、上記した各散水板に到るよ
う分岐した分岐吐水流路24aないし27aを備え(図
4には分岐吐水流路24a,分岐吐水流路25aを示
す)、各分岐吐水流路には当該流路を開閉する開閉弁2
4bないし27bが設けられている(図4には開閉弁2
4b,開閉弁25bを示す)。
【0034】そして、散水部73をシャワーヘッド本体
72に組み付けるに当たっては、散水部73におけるこ
れら分岐吐水流路の様子を模式的に示す図7に示すよう
に、シャワーヘッド本体72の吐水流路70と散水部7
3の上記各分岐吐水流路24aないし27aの分岐元流
路28とが連通される。この際、図4に示すように、O
リング29により散水部73とシャワーヘッド本体72
とはシールされている。
【0035】従って、吐水流路70から分岐元流路28
に到った湯水は、上記各分岐吐水流路における開閉弁が
開状態の分岐吐水流路に流入し、該当する散水板からそ
れぞれの吐水形態で吐水される。例えば、開閉弁24b
が開弁していれば、湯水は分岐吐水流路24aを通過し
て散水板24からスプレーの吐水形態で吐水される。ま
た、開閉弁25bが開弁していれば、湯水は分岐吐水流
路25aを通過して散水板25からスポットの吐水形態
で吐水される。同様に、散水板26では泡沫の吐水形態
で、散水板27ではうたせの吐水形態で吐水される。
【0036】シャワーヘッド本体72の機器収納空間7
1内には、上記した各分岐吐水流路の開閉弁を駆動する
弁体ドライバ77の他、このドライバに開弁対象となる
開閉弁に関する制御信号を出力するためのサブコントロ
ーラ67が収納されている。なお、このサブコントロー
ラ67は、弁体ドライバ77による上記各開閉弁の開弁
状況を、自身が出力した制御信号の出力状態から把握す
るよう構成されている。また、散水部73下方の本体側
壁の厚肉部72bには、その上方から、吐水形態を切り
換えるための吐水形態切換ボタン84と、シャワーヘッ
ドAからの吐水の開始・停止を指示するためのオン・オ
フボタン85とが、防水性の樹脂シート86に覆われて
押圧自在に配設されている。
【0037】このシャワーヘッドA側のサブコントロー
ラ67は、上記ドライバやボタンと接続されているだけ
ではなく、吐水装置TSのメインコントローラ7とも漏
電を考慮した上で接続されている。そして、両コントロ
ーラ間での制御信号の授受を行なう。
【0038】具体的には、シャワーヘッドA側のオン・
オフボタン85が押圧されてシャワーヘッドAからの吐
水の開始・停止が指示されると、シャワーヘッドA側の
サブコントローラ67を経てメインコントローラ7に制
御信号が出力される。そして、この信号を受けたメイン
コントローラ7により吐水切換部11が制御されて電磁
弁がオン・オフし、シャワーヘッドAからの吐水の開始
や停止がなされる。この場合、メインコントローラ7に
より、流量調整バルブ3,4のアクチュエータ5,6も
駆動制御される。
【0039】また、操作パネル部PPのスプレー指定ボ
タン57等の吐水形態の指定ボタンやシャワーヘッドA
における吐水形態切換ボタン84が押圧されて吐水形態
の切換が指示されると、後述する吐水ルーチンの処理を
経てメインコントローラ7とシャワーヘッドA側のサブ
コントローラ67とで制御信号が授受される。つまり、
メインコントローラ7から上記各指示ボタンで指示され
た吐水形態への切換開始の信号が出力され、指示された
吐水形態への切換がサブコントローラ67にて実行され
る。
【0040】こうした信号の授受により、シャワーヘッ
ドA側のサブコントローラ67による弁体ドライバ77
を介した開閉弁の制御がなされ、指定された吐水形態に
対応する開閉弁のみが開弁する。なお、操作パネル部P
Pからは上記各指示ボタンによりシャワー吐水の吐水形
態がダイレクトに指定されるが、シャワーヘッドAから
は吐水形態切換ボタン84の押圧ごとにスプレー,スポ
ット,泡沫,うたせのいずれかの吐水形態が順次指示さ
れることになる。
【0041】次に、上記した構成を備える本実施例の吐
水装置TSが行なう種々の制御について、図面に基づき
説明する。図8のフローチャートは、本吐水装置TSの
主要な制御である吐水制御(ルーチン)を示す。
【0042】この吐水ルーチンは、電源が投入されたと
きからメインコントローラ7側で繰り返し実行されるも
のであり、まず、電源投入時にのみ実施する初期処理、
即ち、CPUの内部レジスタのクリア等を行なう。その
後、図8に示すように、吐水先を指定する吐水先マップ
とシャワーヘッドAからの吐水形態を指定する吐水形態
マップのデータを読み込んで、使用者により指定済みの
吐水先及びシャワーヘッドAからの吐水形態を判別する
(ステップ100:以下、ステップを単にSと表記す
る)。
【0043】この吐水先マップは、吐水の実行又は非実
行を意味するコード、例えば1と0を、洗い場カラン
n,浴槽カランrk,シャワーヘッドAに対応させたも
のである。そして、吐水先を決定するための領域として
確保されたメインコントローラ7のバックアップRAM
の所定アドレスに書き込まれている。例えば、シャワー
ヘッドAに対応するコードとして値1が書き込まれてい
れば、シャワーヘッドAを吐水先として判別する。ま
た、洗い場カランn,浴槽カランrk,シャワーヘッド
Aのすべてに対して0が書き込まれていれば、いずれの
吐水先からも吐水しないと判別する。
【0044】なお、この値1のコードの書込は、操作パ
ネル部PPにおける浴槽カラン指示ボタン54等のボタ
ンが押圧されたり、シャワーヘッドAにおけるオン・オ
フボタン等が押圧された時点で割込処理される。また、
同一のボタンが引き続いて2度押圧されれば、該当する
吐水先に関してその時点で0(吐水非実行)のコードが
書き込まれる。更に、初期処理にて各吐水先に対してす
べて0(吐水非実行)のコードが書き込まれる。
【0045】また、吐水形態マップは、上記吐水先マッ
プと同様に、吐水形態選択,吐水形態非選択を意味する
コード、例えば1と0を、シャワーヘッドAからの上記
4つの吐水形態(スプレー,スポット,泡沫,うたせ)
に対応させてメインコントローラ7のバックアップRA
Mの所定アドレスに書き込まれている。例えば、スプレ
ーに対応するコードとして値1が書き込まれていれば、
吐水形態をスプレーと判断する。なお、この吐水形態マ
ップで定まる吐水形態の吐水がシャワーヘッドAから吐
水されるには、上記吐水先マップにおけるシャワーヘッ
ドAに対応するコードへ値1が書き込まれているときに
なされる。
【0046】上記した3つの吐水形態に関する吐水形態
マップへの値1のコードの書込は、操作パネル部PPに
おけるスプレー指定ボタン57,スポット指定ボタン5
8,泡沫指定ボタン59,うたせ指定ボタン60やシャ
ワーヘッドAの吐水形態切換ボタン84が押圧された時
点で割込処理される。また、初期処理にて使用頻度の高
い吐水形態であるスプレーに対してのみ値1(吐水形態
選択)のコードが書き込まれる。
【0047】次に、このS100で読み込んだ4つの吐
水形態(スプレー,スポット,泡沫,うたせ)に関する
コードを介した選択・非選択の状態を、メインコントロ
ーラ7からシャワーヘッドA側のサブコントローラ67
に出力する(S105)。具体的には、コード1である
吐水形態に吐水形態を切り換える制御信号を出力する。
そして、これを受けたサブコントローラ67にて、図示
しない開閉弁駆動ルーチンにより各分岐吐水流路におけ
る各開閉弁のうち、コード1である吐水形態についての
上記制御信号に該当する開閉弁のみの開弁制御と他の開
閉弁の閉弁制御とが行なわれ、分岐元流路28と各分岐
吐水流路との連通が切り換えられる。
【0048】例えば、スプレーの吐水形態についてコー
ド1であれば、スプレーに関する制御信号がサブコント
ローラ67に出力され、サブコントローラ67にて開閉
弁24bが開弁され他の開閉弁は閉弁される。よって、
この場合には、散水板24に到る分岐吐水流路24aの
みが分岐元流路28とが連通されるので、吐水流路7
0,分岐元流路28と通過した湯水は、分岐吐水流路2
4aを経て散水板24からスプレーの吐水形態で吐水さ
れる。また、スポットの吐水形態についてコード1であ
れば、開閉弁25bのみの開弁を通して散水板25から
スポットの吐水形態で、泡沫の吐水形態についてコード
1であれば、開閉弁26bのみの開弁を通して散水板2
6から泡沫の吐水形態で、うたせの吐水形態についてコ
ード1であれば、開閉弁27bのみの開弁を通して散水
板27からうたせの吐水形態でそれぞれ吐水されること
になる。
【0049】なお、吐水形態切換ボタン84によりシャ
ワーヘッドA側で吐水形態の指定がなされたときは、メ
インコントローラ7からの上記した制御信号を受けるこ
となく、サブコントローラ67にて既述したように順次
吐水形態が切り換えられる。そして、この際には、サブ
コントローラ67からメインコントローラ7に、指定さ
れた吐水形態に関する制御信号が出力され、メインコン
トローラ7にて吐水形態マップのコードが書き込まれ
る。
【0050】次に、S100で読み込んだ吐水先及び上
記吐水形態に関して、吐水温度増大指示ボタン62等の
操作によりその都度割込処理されて更新された設定吐水
温度T0 と設定吐水量Q0 とをバックアップRAMから
読み込む(S110)。この設定吐水量Q0 や設定吐水
温度T0 は、吐水開始時又は吐水継続中に調整すべき制
御目標値であり、上記した常用温度範囲(38〜46
度)又は吐水量可変範囲で変更可能である。
【0051】吐水温度等の読み込みに続いては、湯水混
合栓MOにおける流量センサ1a,2aや温度センサ1
b,2b等の各センサから、流入管1及び流入管2にお
ける水自体の温度及び流量と湯自体の温度及び流量を読
み込むとともに、湯水吐出接続管10に設けた温度セン
サ9から混合湯水温度を読み込む(S120)。この
際、湯水吐出接続管10における検出温度に相当する制
御信号を、操作パネル部PPに出力して、その温度を操
作パネル部PPの吐水温度表示器53に表示する。
【0052】次に、S110で読み込んだ設定吐水量Q
0 及び設定吐水温度T0 とS120で読み込んだ各セン
サからの検出値等に基づいて、吐水量が設定吐水量Q0
となり吐水温度が設定吐水温度T0 となるよう、水及び
湯の流量を算出する(S130)。そして、算出した流
量に対応する流量調整バルブ3,流量調整バルブ4の流
量調整量、即ちアクチュエータ5,アクチュエータ6の
駆動量を算出する(S140)。次いで、S100で読
み込んだ吐水先からS110で読み込んだ設定吐水量Q
0 及び設定吐水温度T0 の吐水を実行すべく、各アクチ
ュエータに駆動信号を出力する(S150)。この信号
を受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バルブ
が流量を調整するので、算出流量の水及び湯が湯水吐出
接続管10に流入し、吐水切換部11による切換制御を
通した吐水に備える。
【0053】次いで、S100で読み込んだ吐水先(洗
い場カランn,浴槽カランrk又はシャワーヘッドAの
いずれか)に対応する吐水切換部11の電磁弁に駆動信
号(オン信号)を出力する(S160)。この信号を受
けて吐水切換部11が該当する電磁弁をオンすることに
より、切換制御された吐水先からは、S150で読み込
んだ設定吐水量Q0 及び設定吐水温度T0 に調整済みの
混合湯水が吐水される。例えば、S100で読み込んだ
吐水先がシャワーヘッドAであれば、このシャワーヘッ
ドAに対応する吐水切換部11の電磁弁にオン信号を出
力して、シャワーヘッドAから上記調整済みの混合湯水
がS100で読み込んだ吐水形態、例えばスプレーで吐
水される。なお、S100で読み込んだ吐水先が上記の
いずれかのカランであれば、そのカランから上記調整済
みの混合湯水が吐水される。
【0054】その後、S100に移行して既述した処理
を繰り返すことにより、上記読み込んだ吐水先に関する
吐水先マップのコードが0とされるまで、当該吐水先か
らの吐水はそのままの吐水形態で継続されることにな
る。
【0055】しかし、操作パネル部PPにおける浴槽カ
ラン指示ボタン54等の指示ボタンにより吐水先が変更
指示されれば、当該変更指示された吐水先に関する吐水
先マップのコードの書換,電磁弁のオン等を通して、変
更指示された吐水先からの吐水が設定吐水量Q0 及び設
定吐水温度T0 で行なわれることになる。なお、この変
更指示された吐水先からの吐水は、その吐水先に関する
吐水先マップのコードが0とされるまで、或いは、他の
吐水先への変更指示が再度なされるまで、継続されるこ
とになる。
【0056】また、スプレー指定ボタン57等の指示ボ
タンにより吐水形態の切換指示が指示されれば、当該切
換指示された吐水形態に関するコードの書換,サブコン
トローラ67による開閉弁の制御等を通して、切換指示
された吐水形態でのシャワー吐水が設定吐水量Q0 及び
設定吐水温度T0 で行なわれる。なお、この切換指示さ
れた吐水形態でのシャワー吐水は、シャワーヘッドAに
関する吐水先マップのコードが0とされるまで、或い
は、他の吐水形態への切換指示が再度なされるまで、継
続されることになる。
【0057】以上説明したように本実施例の吐水装置T
Sは、シャワーヘッドAの散水部73に設けた各散水板
24ないし27のうちの一つを、各散水板に到るよう分
岐元流路28から分岐した各分岐吐水流路における開閉
弁を制御することで、使い分ける。この使い分けた各散
水板はそれぞれ異なる吐水形態を行なうための吐水穴を
備えるので、シャワー吐水の吐水形態を各散水板で定ま
るスプレー,スポット,泡沫,うたせのいずれかの吐水
形態に変更する。
【0058】よって、実施例の吐水装置TSによれば、
吐水形態を変更する上で、スプレー指定ボタン57等の
ボタン操作をするだけでよいので、吐水形態を変更する
際の使い勝手を向上させることができる。
【0059】また、この吐水装置TSによれば、既存の
シャワーヘッドを吐水する上で上記各散水板を使い分け
るシャワーヘッドAに交換し各開閉弁の制御を行なうと
いう比較的簡単な改造で、既存のシャワーヘッドを使い
勝手がよいものとすることができる。
【0060】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0061】例えば、上記実施例では、散水部73の各
散水板に到る各分岐吐水流路に開閉弁を設けてそのうち
の一つのみを開弁し他を閉弁するよう構成したが、次の
ようにすることもできる。
【0062】即ち、図9の模式図に示すように、各散水
板に到る各分岐吐水流路と分岐元流路28との分岐箇所
に4方向のいずれかの流路への切換が可能な切換弁10
0を設ける。そして、この切換弁100により各散水板
24〜27の各分岐吐水流路24a〜27aと分岐元流
路28との連通を択一的に切り換え、吐水に使用する散
水板を使い分けて吐水形態を変更することもできる。
【0063】また、上記実施例では散水板24ないし2
7をシャワーヘッドAの正面に備え付けたが、各散水板
24ないし27を図10に示すようにシャワーヘッド本
体72の散水部73外周にその周方向に分割して設けて
構成することもできる。
【0064】この場合には、図11に示すように、シャ
ワーヘッド本体72の機器収納空間71内に、弁体ドラ
イバ77に替えてモータ177を設け、これをサブコン
トローラ67により回転制御する。そして、このモータ
177の回転軸178に、連通孔179を有する回転板
180を連結し、この回転板180をモータ177によ
り回転駆動する。また、シャワーヘッド本体72の先端
に図10に示すように各散水板24ないし27を備える
散水部73とこの回転板180との間に、各散水板の分
岐吐水流路24a〜27a(図には分岐吐水流路24
a,26aを示す)と連通した連通孔24c〜27c
(図には連通孔24c,26cを示す)を有する中間板
182を固定して組み付ける。なお、中間板182,回
転板180,散水部73の接合面、および中間板18
2,回転板180とシャワーヘッド本体72との接合面
は、Oリング等によりシールされている。
【0065】よって、吐水形態切換ボタン84の操作に
応じてモータ177を介して回転板180を回転駆動
し、各散水板の分岐吐水流路と分岐元流路28との連通
を、回転板180の連通孔179および中間板182の
連通孔24c〜27cを経て択一的に切り換える。この
ようにすれば、吐水形態切換ボタン84の操作に応じ
て、吐水に使用する散水板を使い分けて吐水形態を変更
することもできる。
【0066】また、個々の散水板24ないし27を大き
くしてもシャワーヘッドAの小型化を図ることができ
る。加えて、個々の散水板24ないし27を大きくでき
ることにより、各散水板を通過する吐水の有効吐水面積
を確保することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載した
吐水ヘッドは、異なる吐水形態で吐水する複数の散水板
のうちの一つを、散水板の各々に到る複数の通水経路の
各々と吐水経路との択一的な連通を通して、吐水に用い
る散水板として使い分ける。そして、使い分けた散水板
で定まる吐水形態で吐水するので、使い分けられた散水
板を以前のものと替えることにより、異なる吐水形態で
吐水できる。
【0068】このように通水経路の択一的な連通を通し
て吐水形態を変更するに当たっては、使い分けたい散水
板、即ち当該散水板に到る通水経路の択一的な連通を指
示するにすぎない。よって、請求項1記載の吐水ヘッド
によれば、吐水形態の変更に当たり従来の吐水ヘッドの
ように散水板等の交換を必要とせず、使い勝手を向上さ
せることができる。
【0069】また、請求項2記載の吐水ヘッドによれ
ば、散水板を本体の外周に分割して備えることにより、
個々の散水板を大きくしても吐水ヘッドの小型化を図る
ことができる。また、個々の散水板を大きくできること
により、当該散水板を通過する吐水の有効吐水面積を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシャワーヘッドAを用いた吐水装置T
Sを浴室の給湯システムに適用した場合における浴室の
外観図。
【図2】吐水装置TSの概略的な電気構成と各機器構成
を説明するために用いた概略ブロック図。
【図3】操作部Pに設けた操作パネル部PPを説明する
ための説明図。
【図4】シャワーヘッドAの構成を説明するため縦断面
図。
【図5】ハンガ90によるシャワーヘッドAの保持の様
子を説明するために用いた説明図。
【図6】シャワーヘッドAの散水部73に設けた各散水
板を説明するために用いた散水部73の正面図。
【図7】シャワーヘッドAの散水部73における各散水
板24〜27に到る各分岐吐水流路24a〜27aと分
岐元流路28との接続の様子を表わした模式図。
【図8】吐水装置TSにおける吐水ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図9】変形例の散水部73における各散水板24〜2
7に到る各分岐吐水流路24a〜27aと分岐元流路2
8との接続の様子を表わした模式図。
【図10】変形例の散水部73における各散水板24〜
27の様子を表わした概略斜視図。
【図11】変形例のシャワーヘッドAの構成を説明する
ため縦断面図。
【符号の説明】
3,4…流量調整バルブ 7…メインコントローラ 24〜27…散水板 24a〜27a…分岐吐水流路 24b〜27b…開閉弁 28…分岐元流路 57…スプレー指定ボタン 58…スポット指定ボタン 59…泡沫指定ボタン 60…うたせ指定ボタン 67…サブコントローラ 70…吐水流路 72…シャワーヘッド本体 73…散水部 77…弁体ドライバ 84…吐水形態切換ボタン 100…切換弁 A…シャワーヘッド MO…湯水混合栓 PP…操作パネル部 TS…吐水装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースに連結され手で持って取扱いが可
    能な吐水ヘッドであって、 前記ホースから供給される湯水の吐水経路を形成する本
    体と、 該本体に内蔵され、該吐水経路を通過した湯水の吐水形
    態を異なる吐水形態に変更する吐水形態変更機構とを備
    え、 該吐水形態変更機構は、 異なる吐水形態での吐水を実現する複数の散水板と、 前記吐水経路から分岐し前記複数の散水板の各々に到る
    複数の通水経路と、 該複数の通水経路の各々と前記吐水経路とを択一的に連
    通する連通手段と、 前記吐水経路との択一的な連通対象となる前記複数の通
    水経路のうちの一つを、該連通手段に指示する指示手段
    とを備えることを特徴とする吐水ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記複数の散水板は、前記本体の外周に
    その周方向に分割して設けられている請求項1記載の吐
    水ヘッド。
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