JP3018698B2 - 吐水装置 - Google Patents
吐水装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐水口に到る間に供給
湯と供給水とを混合して、指示された温度で吐水する吐
水装置に関する。
湯と供給水とを混合して、指示された温度で吐水する吐
水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の吐水装置は、公知のワックス
(感温体)内臓の湯水混合水栓に見られるように、蛇口
等の吐水口に設けられたダイヤル式の温度設定機構を備
える。このダイヤルが高温側或いは低温側に回動される
と、その回動量だけワックス(感温体)の基準位置が変
更され、それに応じて吐水温度が設定される。そして、
この設定温度で吐水する。
(感温体)内臓の湯水混合水栓に見られるように、蛇口
等の吐水口に設けられたダイヤル式の温度設定機構を備
える。このダイヤルが高温側或いは低温側に回動される
と、その回動量だけワックス(感温体)の基準位置が変
更され、それに応じて吐水温度が設定される。そして、
この設定温度で吐水する。
【0003】近年では、上記ワックス(感温体)方式の
温度設定機構に替わり、電気的に湯水の混合比を変更す
るためにボタン操作にて吐水温度を設定する技術も提案
されている(特開平2−71026号)。このボタン操
作式の温度設定機構では、温度設定のためのボタンを押
圧操作して直接吐水温度を設定する。
温度設定機構に替わり、電気的に湯水の混合比を変更す
るためにボタン操作にて吐水温度を設定する技術も提案
されている(特開平2−71026号)。このボタン操
作式の温度設定機構では、温度設定のためのボタンを押
圧操作して直接吐水温度を設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、吐水装置は浴
室,流し等において使用されるため、この吐水装置に
は、水や高温の湯を吐水できることは勿論、入浴や食器
洗い等の際に違和感のないいわゆる適温の湯(適湯)を
水や湯から切り換えて吐水できることが要求される。し
かも、この吐水の切換、即ち吐水温度の切換は頻繁にな
されている。このため、上記従来の吐水装置にあって
は、次のような問題点が指摘されている。
室,流し等において使用されるため、この吐水装置に
は、水や高温の湯を吐水できることは勿論、入浴や食器
洗い等の際に違和感のないいわゆる適温の湯(適湯)を
水や湯から切り換えて吐水できることが要求される。し
かも、この吐水の切換、即ち吐水温度の切換は頻繁にな
されている。このため、上記従来の吐水装置にあって
は、次のような問題点が指摘されている。
【0005】ダイヤル式の温度設定機構を有する吐水装
置では、吐水温度を変更する都度、ダイヤルを回動操作
しなければならない。この場合、所望する吐水温度が大
きく異なると、例えば吐水を水から高めの温度の湯や適
湯に変更する場合には、大きな回動量のダイヤル操作を
必要とする。この結果、頻繁な吐水切換の都度、このよ
うな煩雑なダイヤル操作が必要となる。
置では、吐水温度を変更する都度、ダイヤルを回動操作
しなければならない。この場合、所望する吐水温度が大
きく異なると、例えば吐水を水から高めの温度の湯や適
湯に変更する場合には、大きな回動量のダイヤル操作を
必要とする。この結果、頻繁な吐水切換の都度、このよ
うな煩雑なダイヤル操作が必要となる。
【0006】一方、ボタン操作式の温度設定機構を有す
る吐水装置では、ボタン操作であるために吐水切換時の
操作は簡便であるものの、吐水温度の設定に際して次の
ような問題がある。入浴や食器洗いのために適温の湯を
吐水している最中に、吐水温度を僅かに変更したい場合
がある。このような吐水温度の変更を即座に行なうため
には、僅かな吐水温度の変更専用のボタンが必要とな
る。この結果、操作そのものは単純なボタン操作であっ
ても、ボタン数が多くなるために煩雑となる。また、吐
水温度を交互に切り換えたいような場合にも、該当する
ボタンを交互に操作しなければならず、やはり煩雑であ
る。
る吐水装置では、ボタン操作であるために吐水切換時の
操作は簡便であるものの、吐水温度の設定に際して次の
ような問題がある。入浴や食器洗いのために適温の湯を
吐水している最中に、吐水温度を僅かに変更したい場合
がある。このような吐水温度の変更を即座に行なうため
には、僅かな吐水温度の変更専用のボタンが必要とな
る。この結果、操作そのものは単純なボタン操作であっ
ても、ボタン数が多くなるために煩雑となる。また、吐
水温度を交互に切り換えたいような場合にも、該当する
ボタンを交互に操作しなければならず、やはり煩雑であ
る。
【0007】つまり、従来の吐水装置では吐水温度を切
り換える際の使い勝手が十分とはいえない。
り換える際の使い勝手が十分とはいえない。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、少ない操作部の操作で吐水温度の切換の多様化を
可能とし、使い勝手の向上を図ることを目的とする。
され、少ない操作部の操作で吐水温度の切換の多様化を
可能とし、使い勝手の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した手段は、吐水口に到る間に供給湯
と供給水とを混合して、吐水の温度を調整する吐水温調
整手段と、該吐水温調整手段に前記吐水口からの吐水の
温度を指示する吐水温指示手段とを有する吐水装置にお
いて、前記吐水温指示手段は、前記供給湯の温度から供
給水の温度までのうちの所定温度を吐水温度として指示
する適温指示操作部と、前記供給水の温度或いは該温度
に近似した温度を吐水温度として指示する水指示操作部
と、前記供給湯の温度或いは該温度に近似した温度を吐
水温度として指示する湯指示操作部と、所定時間内に前
記適温指示操作部と水指示操作部が操作された時、前記
所定温度より低めの温度を吐水温度として指示する適温
低下指示部と、所定時間内に前記適温指示操作部と湯指
示操作部が操作された時、前記所定温度より高めの温度
を吐水温度として指示する適温増大指示部とを備えるこ
とをその要旨とする。
めに本発明の採用した手段は、吐水口に到る間に供給湯
と供給水とを混合して、吐水の温度を調整する吐水温調
整手段と、該吐水温調整手段に前記吐水口からの吐水の
温度を指示する吐水温指示手段とを有する吐水装置にお
いて、前記吐水温指示手段は、前記供給湯の温度から供
給水の温度までのうちの所定温度を吐水温度として指示
する適温指示操作部と、前記供給水の温度或いは該温度
に近似した温度を吐水温度として指示する水指示操作部
と、前記供給湯の温度或いは該温度に近似した温度を吐
水温度として指示する湯指示操作部と、所定時間内に前
記適温指示操作部と水指示操作部が操作された時、前記
所定温度より低めの温度を吐水温度として指示する適温
低下指示部と、所定時間内に前記適温指示操作部と湯指
示操作部が操作された時、前記所定温度より高めの温度
を吐水温度として指示する適温増大指示部とを備えるこ
とをその要旨とする。
【0010】また、この他に採用した手段は、吐水口に
到る間に供給湯と供給水とを混合して、吐水の温度を調
整する吐水温調整手段と、該吐水温調整手段に前記吐水
口からの吐水の温度を指示する吐水温指示手段とを有す
る吐水装置において、前記吐水温指示手段は、前記供給
湯の温度から供給水の温度までのうちの所定温度を吐水
温度として指示する適温指示操作部と、前記供給水の温
度或いは該温度に近似した温度を吐水温度として指示す
る水指示操作部と、前記供給湯の温度或いは該温度に近
似した温度を吐水温度として指示する湯指示操作部と、
所定時間内に前記水指示操作部と湯指示操作部が操作さ
れた時、前記水指示操作部が指示する吐水温度と前記湯
指示操作部が指示する吐水温度とを、交互に吐水温度と
して指示する湯水交互指示部とを備えることをその要旨
とする。
到る間に供給湯と供給水とを混合して、吐水の温度を調
整する吐水温調整手段と、該吐水温調整手段に前記吐水
口からの吐水の温度を指示する吐水温指示手段とを有す
る吐水装置において、前記吐水温指示手段は、前記供給
湯の温度から供給水の温度までのうちの所定温度を吐水
温度として指示する適温指示操作部と、前記供給水の温
度或いは該温度に近似した温度を吐水温度として指示す
る水指示操作部と、前記供給湯の温度或いは該温度に近
似した温度を吐水温度として指示する湯指示操作部と、
所定時間内に前記水指示操作部と湯指示操作部が操作さ
れた時、前記水指示操作部が指示する吐水温度と前記湯
指示操作部が指示する吐水温度とを、交互に吐水温度と
して指示する湯水交互指示部とを備えることをその要旨
とする。
【0011】
【作用】上記構成を有する吐水装置は、吐水温指示手段
の適温指示操作部,水指示操作部,湯指示操作部の各指
示操作部がそれぞれ単独で操作されて作動すると、作動
した指示操作部に応じた吐水温度を吐水温調整手段に指
示し、この吐水温調整手段により供給湯と供給水とを混
合して吐水温度を調整する。そして、調整温度での吐水
口からの吐水を可能とする。つまり、適温指示操作部が
単独で操作されて作動すると、供給湯の温度から供給水
の温度までのうちの所定温度が吐水温度として吐水温調
整手段に指示され、この温度で吐水する。また、水指示
操作部が単独で操作されて作動すると、供給水の温度或
いは該温度に近似した温度が吐水温度として吐水温調整
手段に指示され、この温度で吐水する。湯指示操作部が
単独で作動すると、供給湯の温度或いは該温度に近似し
た温度で吐水する。
の適温指示操作部,水指示操作部,湯指示操作部の各指
示操作部がそれぞれ単独で操作されて作動すると、作動
した指示操作部に応じた吐水温度を吐水温調整手段に指
示し、この吐水温調整手段により供給湯と供給水とを混
合して吐水温度を調整する。そして、調整温度での吐水
口からの吐水を可能とする。つまり、適温指示操作部が
単独で操作されて作動すると、供給湯の温度から供給水
の温度までのうちの所定温度が吐水温度として吐水温調
整手段に指示され、この温度で吐水する。また、水指示
操作部が単独で操作されて作動すると、供給水の温度或
いは該温度に近似した温度が吐水温度として吐水温調整
手段に指示され、この温度で吐水する。湯指示操作部が
単独で作動すると、供給湯の温度或いは該温度に近似し
た温度で吐水する。
【0012】一方、所定時間内に適温指示操作部と水指
示操作部が操作されてこの両指示操作部が作動した場合
には、適温指示操作部の指示する所定温度より低めの温
度を適温低下指示部により吐水温調整手段に指示し、こ
の温度で吐水する。同様に、所定時間内に適温指示操作
部と湯指示操作部が操作されてこの両指示操作部が作動
した場合には、適温指示操作部の指示する所定温度より
高めの温度を適温増大指示部により吐水温調整手段に指
示し、この温度で吐水する。この結果、適温指示操作
部,水指示操作部,湯指示操作部の三つの指示操作部
で、吐水温度を5種類に切り換えることができる。
示操作部が操作されてこの両指示操作部が作動した場合
には、適温指示操作部の指示する所定温度より低めの温
度を適温低下指示部により吐水温調整手段に指示し、こ
の温度で吐水する。同様に、所定時間内に適温指示操作
部と湯指示操作部が操作されてこの両指示操作部が作動
した場合には、適温指示操作部の指示する所定温度より
高めの温度を適温増大指示部により吐水温調整手段に指
示し、この温度で吐水する。この結果、適温指示操作
部,水指示操作部,湯指示操作部の三つの指示操作部
で、吐水温度を5種類に切り換えることができる。
【0013】また、別途の構成を備える吐水装置は、上
記吐水装置と同様に、吐水温指示手段の各指示操作部の
単独作動に応じて、既述したように吐水温度を調整し、
調整温度での吐水を可能とする。そして、所定時間内に
水指示操作部と湯指示操作部が操作されてこの両指示操
作部が作動した場合には、水指示操作部が指示する吐水
温度と湯指示操作部が指示する吐水温度とを、湯水交互
指示部により交互に吐水温度として吐水温調整手段に指
示する。よって、この指示を受けた吐水温調整手段は、
供給湯と供給水とを混合して吐水温度を調整するに当た
り、その調整温度を交互に切り換える。この結果、適温
指示操作部,水指示操作部,湯指示操作部の三つの指示
操作部で、吐水温度の単純な切換と交互切換とを行なう
ことができる。
記吐水装置と同様に、吐水温指示手段の各指示操作部の
単独作動に応じて、既述したように吐水温度を調整し、
調整温度での吐水を可能とする。そして、所定時間内に
水指示操作部と湯指示操作部が操作されてこの両指示操
作部が作動した場合には、水指示操作部が指示する吐水
温度と湯指示操作部が指示する吐水温度とを、湯水交互
指示部により交互に吐水温度として吐水温調整手段に指
示する。よって、この指示を受けた吐水温調整手段は、
供給湯と供給水とを混合して吐水温度を調整するに当た
り、その調整温度を交互に切り換える。この結果、適温
指示操作部,水指示操作部,湯指示操作部の三つの指示
操作部で、吐水温度の単純な切換と交互切換とを行なう
ことができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る吐水装置1を浴室の給湯
システムに適用した実施例について、図面に基づき説明
する。図1は浴室の外観図である。
システムに適用した実施例について、図面に基づき説明
する。図1は浴室の外観図である。
【0015】図1に示すように、本実施例の吐水装置1
は、バスタブに吐水するバスカランBKと、昇降自在に
構成されたシャワーヘッドSを有するシャワータワーS
Tと、洗い場に吐水する洗い場カランAKとを、浴室内
に備える。シャワータワーSTは、給湯システム全体の
各種制御を行なう電子制御装置SS(図2参照)を内蔵
し、表面にはこの制御装置に制御信号を出力するための
操作パネルPを備える。また、バスカランBK及び洗い
場カランAKは、吐水温度を切り換えるための後述する
吐水温設定パネルを備え、湯水混合栓UM(図2参照)
と接続されている。
は、バスタブに吐水するバスカランBKと、昇降自在に
構成されたシャワーヘッドSを有するシャワータワーS
Tと、洗い場に吐水する洗い場カランAKとを、浴室内
に備える。シャワータワーSTは、給湯システム全体の
各種制御を行なう電子制御装置SS(図2参照)を内蔵
し、表面にはこの制御装置に制御信号を出力するための
操作パネルPを備える。また、バスカランBK及び洗い
場カランAKは、吐水温度を切り換えるための後述する
吐水温設定パネルを備え、湯水混合栓UM(図2参照)
と接続されている。
【0016】次に、吐水装置1の電気的構成と各機器構
成について説明する。図2のブロック図に示すように、
湯水混合栓UMは、水の流入管3及び高温の湯の流入管
5にそれぞれ接続されており、各管路における流量を検
出する流量センサ7,9と、各管路における液温(湯
温)を検出するための温度センサ11,13と、各管路
内の水又は湯の流量を調整する流量調整バルブ15,1
7と、この各流量調整バルブの流量調整量を司るアクチ
ュエータ19,21と、各流量調整バルブの下流で合流
した合流流路23に設けられ当該流路における液温を検
出するための温度センサ25と、合流流路23の末端で
シャワーヘッドS,バスカランBK及び洗い場カランA
K等の吐水口に接続されその吐水先を切り換える吐水切
換部27とを備える。この吐水切換部27は、各吐水口
ごとに電磁弁を備え、各電磁弁を切換駆動することによ
り吐水先を変更する。
成について説明する。図2のブロック図に示すように、
湯水混合栓UMは、水の流入管3及び高温の湯の流入管
5にそれぞれ接続されており、各管路における流量を検
出する流量センサ7,9と、各管路における液温(湯
温)を検出するための温度センサ11,13と、各管路
内の水又は湯の流量を調整する流量調整バルブ15,1
7と、この各流量調整バルブの流量調整量を司るアクチ
ュエータ19,21と、各流量調整バルブの下流で合流
した合流流路23に設けられ当該流路における液温を検
出するための温度センサ25と、合流流路23の末端で
シャワーヘッドS,バスカランBK及び洗い場カランA
K等の吐水口に接続されその吐水先を切り換える吐水切
換部27とを備える。この吐水切換部27は、各吐水口
ごとに電磁弁を備え、各電磁弁を切換駆動することによ
り吐水先を変更する。
【0017】また、洗い場カランAK及びバスカランB
Kは、吐水量を調整する機構を備えたカラン部31,3
3と、吐水温度を切り換えるための吐水温設定パネル3
5,37を備える。
Kは、吐水量を調整する機構を備えたカラン部31,3
3と、吐水温度を切り換えるための吐水温設定パネル3
5,37を備える。
【0018】湯水混合栓UMの上記各流量センサ,温度
センサ,アクチュエータ並びに吐水切換部27と、各カ
ランのカラン部31,33及び吐水温設定パネル35,
37と、吐水量を調整する機構を備えたシャワーヘッド
Sとは、操作パネルPとともにシャワータワーSTの電
子制御装置SSに接続されている。そして、この電子制
御装置SSは、各センサやパネルから入力された信号に
基づきアクチュエータの駆動量,吐水先等を決定し、ア
クチュエータ19,21や吐水切換部27等を駆動制御
する。
センサ,アクチュエータ並びに吐水切換部27と、各カ
ランのカラン部31,33及び吐水温設定パネル35,
37と、吐水量を調整する機構を備えたシャワーヘッド
Sとは、操作パネルPとともにシャワータワーSTの電
子制御装置SSに接続されている。そして、この電子制
御装置SSは、各センサやパネルから入力された信号に
基づきアクチュエータの駆動量,吐水先等を決定し、ア
クチュエータ19,21や吐水切換部27等を駆動制御
する。
【0019】電子制御装置SSにより各アクチュエータ
19,21が駆動すると、各アクチュエータの駆動量で
定まる流量の水及び湯が合流流路23に流れ込んで混合
される。従って、吐水切換部27により設定されたシャ
ワーヘッドSや各カラン部からは、水及び湯自体の温度
と流量調整バルブ15,17で規制される水及び湯の流
量比で定まる温度の湯が吐水される。
19,21が駆動すると、各アクチュエータの駆動量で
定まる流量の水及び湯が合流流路23に流れ込んで混合
される。従って、吐水切換部27により設定されたシャ
ワーヘッドSや各カラン部からは、水及び湯自体の温度
と流量調整バルブ15,17で規制される水及び湯の流
量比で定まる温度の湯が吐水される。
【0020】上記した吐水装置1のシャワータワーST
における電子制御装置SSは、図2に示すように、CP
U41,ROM42,RAM43,バックアップRAM
44,タイマ45を中心に論理演算回路として構成さ
れ、これらとコモンバス46を介して相互に接続された
入出力ポート47により外部との入出力を行なう。この
入出力ポート47に、上記した各センサ等が接続されて
いる。
における電子制御装置SSは、図2に示すように、CP
U41,ROM42,RAM43,バックアップRAM
44,タイマ45を中心に論理演算回路として構成さ
れ、これらとコモンバス46を介して相互に接続された
入出力ポート47により外部との入出力を行なう。この
入出力ポート47に、上記した各センサ等が接続されて
いる。
【0021】洗い場カランAKの吐水温設定パネル35
は、図3に示すように、「水」,「適湯」,「湯」と表
示され吐水を切り換えるための押圧式の水ボタン35
a,適湯ボタン35b,湯ボタン35cのボタン群と、
各ボタンの左肩に位置し該当するボタンが押圧されたと
きに点灯するボタン表示灯35d〜35fと、電子制御
装置SSからの制御信号に基づき点灯し温度センサ25
の検出した合流流路23における吐水温度を数値にて個
別に表示する表示灯群35gとを備える。つまり、この
表示灯群35gは、適湯ボタン35bが押圧されたとき
に吐水する湯(以下、単に適湯という)の温度を数値で
表示するものであり、パネル内に一列に配置されたLE
Dを備え、温度を表わす数値を昇順に各LEDに対応さ
せて構成される。バスカランBKの吐水温設定パネル3
7も、同一の構成を備える。また、操作パネルPにもこ
れら各ボタンが設けられている。
は、図3に示すように、「水」,「適湯」,「湯」と表
示され吐水を切り換えるための押圧式の水ボタン35
a,適湯ボタン35b,湯ボタン35cのボタン群と、
各ボタンの左肩に位置し該当するボタンが押圧されたと
きに点灯するボタン表示灯35d〜35fと、電子制御
装置SSからの制御信号に基づき点灯し温度センサ25
の検出した合流流路23における吐水温度を数値にて個
別に表示する表示灯群35gとを備える。つまり、この
表示灯群35gは、適湯ボタン35bが押圧されたとき
に吐水する湯(以下、単に適湯という)の温度を数値で
表示するものであり、パネル内に一列に配置されたLE
Dを備え、温度を表わす数値を昇順に各LEDに対応さ
せて構成される。バスカランBKの吐水温設定パネル3
7も、同一の構成を備える。また、操作パネルPにもこ
れら各ボタンが設けられている。
【0022】次に、上記した構成を備える本実施例の吐
水装置1が行なう吐水切換制御(ルーチン)について、
図4のフローチャートに基づき説明する。なお、当該ル
ーチンを説明する際に、水ボタン,適湯ボタン,湯ボタ
ン等の各ボタンを用いる場合には、説明の便宜上、洗い
場カランAKの吐水温設定パネル35における各ボタン
(水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35
c)が操作されたと想定して説明する。
水装置1が行なう吐水切換制御(ルーチン)について、
図4のフローチャートに基づき説明する。なお、当該ル
ーチンを説明する際に、水ボタン,適湯ボタン,湯ボタ
ン等の各ボタンを用いる場合には、説明の便宜上、洗い
場カランAKの吐水温設定パネル35における各ボタン
(水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35
c)が操作されたと想定して説明する。
【0023】図4の吐水切換ルーチンは、電源が投入さ
れたときから繰り返し実行されるものであり、まず、電
源投入時にのみ実施する初期処理、即ち、CPUの内部
レジスタのクリア等を行なう。その後、図4に示すよう
に、吐水温設定パネル35の各ボタン(水ボタン35
a,適湯ボタン35b,湯ボタン35c)のいずれかが
単独で押圧操作されたか否かを判断する(ステップ10
0:以下、ステップを単にSと表記する)。ここで、各
ボタンのいずれかが単独で押圧操作されたと判断(肯定
判断)した場合には、S110の処理に移行し、否定判
断した場合には、S200に移行する。なお、S100
における否定判断は、上記各ボタンの二つが同時に押圧
されたときと、予め定められた所定時間(例えば、1秒
以内の時間)内に上記各ボタンの二つが相次いで押圧さ
れたときに下される。
れたときから繰り返し実行されるものであり、まず、電
源投入時にのみ実施する初期処理、即ち、CPUの内部
レジスタのクリア等を行なう。その後、図4に示すよう
に、吐水温設定パネル35の各ボタン(水ボタン35
a,適湯ボタン35b,湯ボタン35c)のいずれかが
単独で押圧操作されたか否かを判断する(ステップ10
0:以下、ステップを単にSと表記する)。ここで、各
ボタンのいずれかが単独で押圧操作されたと判断(肯定
判断)した場合には、S110の処理に移行し、否定判
断した場合には、S200に移行する。なお、S100
における否定判断は、上記各ボタンの二つが同時に押圧
されたときと、予め定められた所定時間(例えば、1秒
以内の時間)内に上記各ボタンの二つが相次いで押圧さ
れたときに下される。
【0024】S100で肯定判断すると、単独で押圧操
作されたボタンが適湯ボタン35bであるか否かを引き
続いて判断する(S110)。そして、適湯ボタン35
bが単独で押圧操作されたと判断した場合には、吐水す
べき湯の温度として入浴やシャワーのために最適な温
度、例えば42度が指示されたとして、当該温度をRO
M42から読み込む(S120)。なお、この最適な温
度(吐水温度)は、適湯の温度として予めROM42に
設定・記憶されている。また、上記判断を下した場合に
は、電子制御装置SSから吐水温設定パネル35に制御
信号を出力して、表示灯群35gにおける数値42下方
のLEDを点灯させる。吐水温設定パネル37について
も同様である。
作されたボタンが適湯ボタン35bであるか否かを引き
続いて判断する(S110)。そして、適湯ボタン35
bが単独で押圧操作されたと判断した場合には、吐水す
べき湯の温度として入浴やシャワーのために最適な温
度、例えば42度が指示されたとして、当該温度をRO
M42から読み込む(S120)。なお、この最適な温
度(吐水温度)は、適湯の温度として予めROM42に
設定・記憶されている。また、上記判断を下した場合に
は、電子制御装置SSから吐水温設定パネル35に制御
信号を出力して、表示灯群35gにおける数値42下方
のLEDを点灯させる。吐水温設定パネル37について
も同様である。
【0025】その後、読み込んだ適湯の温度に基づいて
水及び湯の流量を算出する(S130)。そして、算出
した流量に対応する流量調整バルブ15,流量調整バル
ブ17の流量調整量、即ちアクチュエータ19,アクチ
ュエータ21の駆動量を求め、各アクチュエータに駆動
信号を出力する(S140)。この信号を受けて各アク
チュエータが駆動して各流量調整バルブが流量を調整す
るので、算出流量の水及び湯が合流流路23に流入し、
吐水切換部27により切換制御された吐水先からは、上
記吐水温度(42度)の適湯が吐水される。水及び湯の
流量(アクチュエータ駆動量)の算出に当たっては、読
み込んだ適湯の温度に加え、流量センサ7,9や温度セ
ンサ11,13からの流入管3及び流入管5における水
自体の温度及び流量と湯自体の温度及び流量や、合流流
路23に設けた温度センサ25からの検出吐水温度,各
カラン部31,33又はシャワーヘッドSにおける調整
吐水量等が考慮される。
水及び湯の流量を算出する(S130)。そして、算出
した流量に対応する流量調整バルブ15,流量調整バル
ブ17の流量調整量、即ちアクチュエータ19,アクチ
ュエータ21の駆動量を求め、各アクチュエータに駆動
信号を出力する(S140)。この信号を受けて各アク
チュエータが駆動して各流量調整バルブが流量を調整す
るので、算出流量の水及び湯が合流流路23に流入し、
吐水切換部27により切換制御された吐水先からは、上
記吐水温度(42度)の適湯が吐水される。水及び湯の
流量(アクチュエータ駆動量)の算出に当たっては、読
み込んだ適湯の温度に加え、流量センサ7,9や温度セ
ンサ11,13からの流入管3及び流入管5における水
自体の温度及び流量と湯自体の温度及び流量や、合流流
路23に設けた温度センサ25からの検出吐水温度,各
カラン部31,33又はシャワーヘッドSにおける調整
吐水量等が考慮される。
【0026】なお、吐水切換部27により定まる吐水先
は、押圧された適湯ボタンが吐水温設定パネル35のボ
タンであれば洗い場カランAKに、吐水温設定パネル3
7のボタンであればバスカランBKになる。また、操作
パネルPにおける図示しない吐水先選択ボタン等の操作
にて、これら各カランの他、シャワーヘッドSに切り換
えられる。更に、この吐水先の切換制御は、吐水温設定
パネル35,吐水温設定パネル37の適湯ボタンが押圧
操作された時点や、操作パネルPにおける吐水先選択ボ
タンが押圧操作された時点で割込処理される。
は、押圧された適湯ボタンが吐水温設定パネル35のボ
タンであれば洗い場カランAKに、吐水温設定パネル3
7のボタンであればバスカランBKになる。また、操作
パネルPにおける図示しない吐水先選択ボタン等の操作
にて、これら各カランの他、シャワーヘッドSに切り換
えられる。更に、この吐水先の切換制御は、吐水温設定
パネル35,吐水温設定パネル37の適湯ボタンが押圧
操作された時点や、操作パネルPにおける吐水先選択ボ
タンが押圧操作された時点で割込処理される。
【0027】こうして吐水された後には、各カラン部3
1,33又はシャワーヘッドSにおいて吐水量がゼロと
されたか、即ち止水されたか、或いは、他のボタン(こ
の場合は、水ボタン35a,湯ボタン35c)が新たに
押圧操作されたか否かを判断する(S150)。ここ
で、否定判断すれば、今までの吐水状態を継続するとし
てS130以下の処理を繰り返し実行し、肯定判断すれ
ば、今までの吐水状態を中止又は他の吐水状態に変更す
るとして本ルーチンの処理を終了する。
1,33又はシャワーヘッドSにおいて吐水量がゼロと
されたか、即ち止水されたか、或いは、他のボタン(こ
の場合は、水ボタン35a,湯ボタン35c)が新たに
押圧操作されたか否かを判断する(S150)。ここ
で、否定判断すれば、今までの吐水状態を継続するとし
てS130以下の処理を繰り返し実行し、肯定判断すれ
ば、今までの吐水状態を中止又は他の吐水状態に変更す
るとして本ルーチンの処理を終了する。
【0028】一方、既述したS110で否定判断すれ
ば、S100における単独のボタン操作の判断と相俟っ
て、適湯ボタン35b以外の水ボタン35a又は湯ボタ
ン35cのいずれかが単独で押圧操作されたと判断でき
る。よって、この場合には、次のようにして各流量調整
バルブの各アクチュエータに駆動信号を出力し(S16
0)、流量調整及び吐水を行なう。
ば、S100における単独のボタン操作の判断と相俟っ
て、適湯ボタン35b以外の水ボタン35a又は湯ボタ
ン35cのいずれかが単独で押圧操作されたと判断でき
る。よって、この場合には、次のようにして各流量調整
バルブの各アクチュエータに駆動信号を出力し(S16
0)、流量調整及び吐水を行なう。
【0029】単独で押圧操作されたボタンが水ボタン3
5aであると判断した場合は、吐水温度として水の温度
が指示されたとして、各アクチュエータを介して各流量
調整バルブを駆動する。即ち、湯側の流入管5における
流量調整バルブ17の流量がゼロで、水側の流入管3に
おける流量調整バルブ15の流量が各カラン部31,3
3又はシャワーヘッドSにおける調整吐水量に応じた流
量となる駆動信号を各アクチュエータに出力する。この
信号を受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バ
ルブが上記のように流量を調整するので、水のみが合流
流路23に流入し吐水される。単独で押圧操作されたボ
タンが湯ボタン35cであると判断した場合は、吐水温
度として湯の温度が指示されたとして、各アクチュエー
タを介して各流量調整バルブを駆動する。即ち、流量調
整バルブ15の流量がゼロで、流量調整バルブ17の流
量が各カラン部等における調整吐水量に応じた流量とな
る駆動信号を各アクチュエータに出力する。この信号を
受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バルブが
流量を調整するので、湯のみが合流流路23に流入し吐
水される。
5aであると判断した場合は、吐水温度として水の温度
が指示されたとして、各アクチュエータを介して各流量
調整バルブを駆動する。即ち、湯側の流入管5における
流量調整バルブ17の流量がゼロで、水側の流入管3に
おける流量調整バルブ15の流量が各カラン部31,3
3又はシャワーヘッドSにおける調整吐水量に応じた流
量となる駆動信号を各アクチュエータに出力する。この
信号を受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バ
ルブが上記のように流量を調整するので、水のみが合流
流路23に流入し吐水される。単独で押圧操作されたボ
タンが湯ボタン35cであると判断した場合は、吐水温
度として湯の温度が指示されたとして、各アクチュエー
タを介して各流量調整バルブを駆動する。即ち、流量調
整バルブ15の流量がゼロで、流量調整バルブ17の流
量が各カラン部等における調整吐水量に応じた流量とな
る駆動信号を各アクチュエータに出力する。この信号を
受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バルブが
流量を調整するので、湯のみが合流流路23に流入し吐
水される。
【0030】その後、S150に移行して既述した処理
を行ない本ルーチンを終了する。なお、この場合におけ
るS150における判断(他のボタンが新たに押圧操作
されたか否かの判断)は、次のようになる。つまり、水
ボタン35aの単独操作の際には、他のボタンとして湯
ボタン35c又は適湯ボタン35bが新たに押圧操作さ
れたかを判断し、湯ボタン35cの単独操作の際には、
他のボタンとして水ボタン35a適湯ボタン35bが新
たに押圧操作されたかを判断する。
を行ない本ルーチンを終了する。なお、この場合におけ
るS150における判断(他のボタンが新たに押圧操作
されたか否かの判断)は、次のようになる。つまり、水
ボタン35aの単独操作の際には、他のボタンとして湯
ボタン35c又は適湯ボタン35bが新たに押圧操作さ
れたかを判断し、湯ボタン35cの単独操作の際には、
他のボタンとして水ボタン35a適湯ボタン35bが新
たに押圧操作されたかを判断する。
【0031】また、S100で、水ボタン35a,適湯
ボタン35b,湯ボタン35cのいずれもが単独で押圧
されなかったと判断すれば、即ち上記各ボタンのうちの
二つのボタンが同時に押圧されたと、或いは上記所定時
間内にこれら各ボタンの二つが相次いで押圧されたと判
断すれば、S200以下の処理を行なう。まず、S20
0,S210にて、押圧された二つのボタンの組み合わ
せが、適湯ボタン35bと水ボタン35aの組み合わ
せ、適湯ボタン35bと湯ボタン35cの組み合わせ、
水ボタン35aと湯ボタン35cの組み合わせのいずれ
であるかを引き続き判断する。
ボタン35b,湯ボタン35cのいずれもが単独で押圧
されなかったと判断すれば、即ち上記各ボタンのうちの
二つのボタンが同時に押圧されたと、或いは上記所定時
間内にこれら各ボタンの二つが相次いで押圧されたと判
断すれば、S200以下の処理を行なう。まず、S20
0,S210にて、押圧された二つのボタンの組み合わ
せが、適湯ボタン35bと水ボタン35aの組み合わ
せ、適湯ボタン35bと湯ボタン35cの組み合わせ、
水ボタン35aと湯ボタン35cの組み合わせのいずれ
であるかを引き続き判断する。
【0032】S200で適湯ボタン35bと水ボタン3
5aとが同時に或いは相次いで押圧されたと判断すれ
ば、吐水すべき湯の温度として上記最適温度(42度)
より2度ほど低めの温度(40度)が指示されたとし
て、吐水温度WTを40度に変更する(S220)。な
お、この時、電子制御装置SSから吐水温設定パネル3
5及び吐水温設定パネル37に制御信号を出力して、表
示灯群35g,37gにおける数値40下方のLEDを
点灯させる。また、吐水温度の変更量(2度)は、予め
ROM42に記憶されている。
5aとが同時に或いは相次いで押圧されたと判断すれ
ば、吐水すべき湯の温度として上記最適温度(42度)
より2度ほど低めの温度(40度)が指示されたとし
て、吐水温度WTを40度に変更する(S220)。な
お、この時、電子制御装置SSから吐水温設定パネル3
5及び吐水温設定パネル37に制御信号を出力して、表
示灯群35g,37gにおける数値40下方のLEDを
点灯させる。また、吐水温度の変更量(2度)は、予め
ROM42に記憶されている。
【0033】その後、S130に移行して変更後の吐水
温度WTに基づいた水及び湯の流量の算出を実行し、S
140,150の処理(流量調整バルブ15と流量調整
バルブ17の駆動,吐水,止水又は吐水状態の変更要否
判断等)を行なう。水及び湯の流量の算出に当たって
は、既述したように、各流量センサや各温度センサ等か
らの流量や検出温度が考慮されるのは勿論である。な
お、この場合におけるS150の判断(他のボタンが新
たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のようにな
る。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボ
タン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作されたか
の判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが同時
に或いは相次いで新たに押圧操作されたかの判断を行な
う。
温度WTに基づいた水及び湯の流量の算出を実行し、S
140,150の処理(流量調整バルブ15と流量調整
バルブ17の駆動,吐水,止水又は吐水状態の変更要否
判断等)を行なう。水及び湯の流量の算出に当たって
は、既述したように、各流量センサや各温度センサ等か
らの流量や検出温度が考慮されるのは勿論である。な
お、この場合におけるS150の判断(他のボタンが新
たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のようにな
る。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボ
タン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作されたか
の判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが同時
に或いは相次いで新たに押圧操作されたかの判断を行な
う。
【0034】一方、S200で否定判断された後に行な
われるS220で、適湯ボタン35bと湯ボタン35c
とが同時に或いは相次いで押圧されたと判断すれば、吐
水すべき湯の温度として上記最適温度(42度)より2
度ほど高めの温度(44度)が指示されたとして、吐水
温度WTを44度に変更する(S230)。この場合に
も、数値44下方のLEDを点灯させる。その後、S1
30に移行して、S140,150の処理を順次実行す
る。なお、この場合におけるS150の判断(他のボタ
ンが新たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のよう
になる。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,
湯ボタン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作され
たかの判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが
同時に或いは相次いで新たに押圧操作されたかの判断を
行なう。
われるS220で、適湯ボタン35bと湯ボタン35c
とが同時に或いは相次いで押圧されたと判断すれば、吐
水すべき湯の温度として上記最適温度(42度)より2
度ほど高めの温度(44度)が指示されたとして、吐水
温度WTを44度に変更する(S230)。この場合に
も、数値44下方のLEDを点灯させる。その後、S1
30に移行して、S140,150の処理を順次実行す
る。なお、この場合におけるS150の判断(他のボタ
ンが新たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のよう
になる。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,
湯ボタン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作され
たかの判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが
同時に或いは相次いで新たに押圧操作されたかの判断を
行なう。
【0035】そして、S200に引き続いてS220で
も否定判断すれば、水ボタン35aと湯ボタン35cと
が同時に或いは相次いで押圧されたと判断できるので、
吐水すべき湯の温度を水の温度と湯の温度に交互に切り
換えるよう指示されたとして、吐水切換周期をROM4
2から読み込む(S240)。この吐水切換周期も、吐
水温度の変更量(2度)と同様、予めROM42に記憶
されている。
も否定判断すれば、水ボタン35aと湯ボタン35cと
が同時に或いは相次いで押圧されたと判断できるので、
吐水すべき湯の温度を水の温度と湯の温度に交互に切り
換えるよう指示されたとして、吐水切換周期をROM4
2から読み込む(S240)。この吐水切換周期も、吐
水温度の変更量(2度)と同様、予めROM42に記憶
されている。
【0036】吐水切換周期の読み込み後には、当該周期
で水又は湯の交互吐水を行なう(S250)。つまり、
流量調整バルブ17の流量をゼロとし且つ流量調整バル
ブ15の流量を各カラン部31,33等における調整吐
水量に応じた流量とすることと、この逆の流量調整(流
量調整バルブ15の流量をゼロとし且つ流量調整バルブ
17の流量を各カラン部31,33等における調整吐水
量に応じた流量とすること)とを、読み込んだ吐水切換
周期で交互に実行する。そして、S150に移行して、
吐水,止水又は吐水状態の変更要否判断を行なう。な
お、この場合におけるS150の判断(他のボタンが新
たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のようにな
る。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボ
タン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作されたか
の判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが、又
は適湯ボタン35b及び水ボタン35aが同時に或いは
相次いで新たに押圧操作されたかの判断を行なう。
で水又は湯の交互吐水を行なう(S250)。つまり、
流量調整バルブ17の流量をゼロとし且つ流量調整バル
ブ15の流量を各カラン部31,33等における調整吐
水量に応じた流量とすることと、この逆の流量調整(流
量調整バルブ15の流量をゼロとし且つ流量調整バルブ
17の流量を各カラン部31,33等における調整吐水
量に応じた流量とすること)とを、読み込んだ吐水切換
周期で交互に実行する。そして、S150に移行して、
吐水,止水又は吐水状態の変更要否判断を行なう。な
お、この場合におけるS150の判断(他のボタンが新
たに押圧操作されたか否かの判断)は、次のようにな
る。つまり、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボ
タン35cのいずれかが新たに単独で押圧操作されたか
の判断と、適湯ボタン35b及び湯ボタン35cが、又
は適湯ボタン35b及び水ボタン35aが同時に或いは
相次いで新たに押圧操作されたかの判断を行なう。
【0037】上記したルーチンの説明に当たっては、吐
水温設定パネル35の各ボタン(水ボタン35a,適湯
ボタン35b,湯ボタン35c)が操作された場合につ
いて説明したが、吐水温設定パネル37や操作パネルP
の該当するボタンが操作された場合も同様である。
水温設定パネル35の各ボタン(水ボタン35a,適湯
ボタン35b,湯ボタン35c)が操作された場合につ
いて説明したが、吐水温設定パネル37や操作パネルP
の該当するボタンが操作された場合も同様である。
【0038】以上説明したように本実施例の吐水装置1
は、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35
cのいずれかが単独で押圧操作されれば、そのボタンに
応じた吐水を行なう。つまり、適湯ボタン35bの単独
操作であれば吐水すべき湯の温度として入浴等に最適な
温度(42度)を指示して、この温度に基づいて水及び
湯の流量を算出し吐水する。水ボタン35a又は湯ボタ
ン35cのいずれかの単独操作であれば、水単独或いは
湯単独で吐水する。
は、水ボタン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35
cのいずれかが単独で押圧操作されれば、そのボタンに
応じた吐水を行なう。つまり、適湯ボタン35bの単独
操作であれば吐水すべき湯の温度として入浴等に最適な
温度(42度)を指示して、この温度に基づいて水及び
湯の流量を算出し吐水する。水ボタン35a又は湯ボタ
ン35cのいずれかの単独操作であれば、水単独或いは
湯単独で吐水する。
【0039】一方、適湯ボタン35bと水ボタン35a
とが同時に或いは相次いで押圧されれば、吐水すべき湯
の温度として、適湯温の42度より低めの温度(40
度)を指示する。そして、この指示された低めの温度に
基づいて水及び湯の流量を調整し吐水する。また、適湯
ボタン35bと湯ボタン35cであれば、吐水すべき湯
の温度として、適湯温の42度より高めの温度(44
度)を指示し、この温度に基づいた流量算出と吐水を行
なう。
とが同時に或いは相次いで押圧されれば、吐水すべき湯
の温度として、適湯温の42度より低めの温度(40
度)を指示する。そして、この指示された低めの温度に
基づいて水及び湯の流量を調整し吐水する。また、適湯
ボタン35bと湯ボタン35cであれば、吐水すべき湯
の温度として、適湯温の42度より高めの温度(44
度)を指示し、この温度に基づいた流量算出と吐水を行
なう。
【0040】更に、水ボタン35aと湯ボタン35cと
が同時に或いは相次いで押圧されれば、吐水すべき湯の
温度として水の温度と湯の温度を所定の吐水切換周期で
交互して指示し、この吐水切換周期で水又は湯の交互吐
水を行なう。
が同時に或いは相次いで押圧されれば、吐水すべき湯の
温度として水の温度と湯の温度を所定の吐水切換周期で
交互して指示し、この吐水切換周期で水又は湯の交互吐
水を行なう。
【0041】この結果、三つのボタンを操作すること
で、単純な水,適湯,湯の吐水切換に加え、適湯温より
低め又は高めの温度の湯への吐水切換や水と湯の交互の
吐水切換といった様々な吐水切換を行なうことができ
る。よって、本実施例の吐水装置1によれば、少ないボ
タン操作での吐水温度の切換の多様化を通して、使い勝
手を向上させることができる。
で、単純な水,適湯,湯の吐水切換に加え、適湯温より
低め又は高めの温度の湯への吐水切換や水と湯の交互の
吐水切換といった様々な吐水切換を行なうことができ
る。よって、本実施例の吐水装置1によれば、少ないボ
タン操作での吐水温度の切換の多様化を通して、使い勝
手を向上させることができる。
【0042】また、本実施例の吐水装置1では、水ボタ
ン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35cの各ボタ
ンの左肩にボタン表示灯35d〜35fを設け、該当す
るボタンが押圧されたときにこのボタン表示灯35d〜
35fを点灯するよう構成したので、現在の吐水の温度
を始めとする吐水の種類を視認できる。よって、吐水切
換時の操作性の向上を図ることができる。更には、吐水
されている湯の温度を表示灯群35gにおける各数値下
方のLEDを点灯させることで視認させているので、や
はり吐水切換時の操作性の向上を図ることができる。
ン35a,適湯ボタン35b,湯ボタン35cの各ボタ
ンの左肩にボタン表示灯35d〜35fを設け、該当す
るボタンが押圧されたときにこのボタン表示灯35d〜
35fを点灯するよう構成したので、現在の吐水の温度
を始めとする吐水の種類を視認できる。よって、吐水切
換時の操作性の向上を図ることができる。更には、吐水
されている湯の温度を表示灯群35gにおける各数値下
方のLEDを点灯させることで視認させているので、や
はり吐水切換時の操作性の向上を図ることができる。
【0043】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0044】例えば、適湯の温度(42度)を予めRO
M42に記憶しておくよう構成したが、シャワータワー
STに備え付けられた操作パネルPにてこの適湯温度を
変更可能とし、変更された適湯温度を電子制御装置SS
のバックアップRAM44に記憶させるよう構成するこ
ともできる。この場合には、吐水装置1の使用者ごとに
適湯温度を設定・記憶させ、所定のボタン操作(例え
ば、操作パネルPに設けた適湯温度選択ボタン等の操
作)によりこの設定適湯温度を用いれば、使用者の好み
に即した温度の吐水を行なうことができる。また、適湯
温度より低め又は高めの温度を決定する変更量(2度)
を、上記適湯温度と同様操作パネルPにて変更可能と
し、これをバックアップRAM44に記憶させるよう構
成することもできる。この場合にも、使用者の好みに即
した温度の吐水を行なうことができる。
M42に記憶しておくよう構成したが、シャワータワー
STに備え付けられた操作パネルPにてこの適湯温度を
変更可能とし、変更された適湯温度を電子制御装置SS
のバックアップRAM44に記憶させるよう構成するこ
ともできる。この場合には、吐水装置1の使用者ごとに
適湯温度を設定・記憶させ、所定のボタン操作(例え
ば、操作パネルPに設けた適湯温度選択ボタン等の操
作)によりこの設定適湯温度を用いれば、使用者の好み
に即した温度の吐水を行なうことができる。また、適湯
温度より低め又は高めの温度を決定する変更量(2度)
を、上記適湯温度と同様操作パネルPにて変更可能と
し、これをバックアップRAM44に記憶させるよう構
成することもできる。この場合にも、使用者の好みに即
した温度の吐水を行なうことができる。
【0045】上記した実施例では、吐水装置1を、単純
な水,適湯,湯の吐水切換と、適湯温より低め又は高め
の温度の湯への吐水切換と、水と湯の交互の吐水切換と
を行なえるよう構成したが、単純な水,適湯,湯の吐水
切換と適湯温より低め又は高めの温度の湯への吐水切換
とを行なう吐水装置として、或いは、単純な水,適湯,
湯の吐水切換と水と湯の交互の吐水切換とを行なう吐水
装置として構成しても良い。
な水,適湯,湯の吐水切換と、適湯温より低め又は高め
の温度の湯への吐水切換と、水と湯の交互の吐水切換と
を行なえるよう構成したが、単純な水,適湯,湯の吐水
切換と適湯温より低め又は高めの温度の湯への吐水切換
とを行なう吐水装置として、或いは、単純な水,適湯,
湯の吐水切換と水と湯の交互の吐水切換とを行なう吐水
装置として構成しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の吐水装置に
よれば、僅かな操作部を操作することで、単純な水,適
湯,湯の吐水切換に加え、適湯温より低め又は高めの温
度の湯への吐水切換や水と湯の交互の吐水切換といった
様々な吐水切換を行なうことができる。この結果、少な
い操作部の操作での吐水温度の切換の多様化を通して、
使い勝手を向上させることができる。
よれば、僅かな操作部を操作することで、単純な水,適
湯,湯の吐水切換に加え、適湯温より低め又は高めの温
度の湯への吐水切換や水と湯の交互の吐水切換といった
様々な吐水切換を行なうことができる。この結果、少な
い操作部の操作での吐水温度の切換の多様化を通して、
使い勝手を向上させることができる。
【図1】吐水装置1を浴室の給湯システムに適用した場
合における浴室の外観図。
合における浴室の外観図。
【図2】吐水装置1の電気的構成と各機器構成を説明す
るために用いたブロック図。
るために用いたブロック図。
【図3】洗い場カランAKの吐水温設定パネル35を説
明するための説明図。
明するための説明図。
【図4】吐水装置1が行なう吐水切換ルーチンを表わす
フローチャート。
フローチャート。
1 吐水装置 7,9 流量センサ 11,13 温度センサ 15,17 流量調整バルブ 23 合流流路 35,37 吐水温設定パネル 35a 水ボタン 35b 適湯ボタン 35c 湯ボタン SS 電子制御装置 UM 湯水混合栓
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 17/00
Claims (2)
- 【請求項1】 吐水口に到る間に供給湯と供給水とを混
合して、吐水の温度を調整する吐水温調整手段と、 該吐水温調整手段に前記吐水口からの吐水の温度を指示
する吐水温指示手段とを有する吐水装置において、 前記吐水温指示手段は、 前記供給湯の温度から供給水の温度までのうちの所定温
度を吐水温度として指示する適温指示操作部と、 前記供給水の温度或いは該温度に近似した温度を吐水温
度として指示する水指示操作部と、 前記供給湯の温度或いは該温度に近似した温度を吐水温
度として指示する湯指示操作部と、 所定時間内に前記適温指示操作部と水指示操作部が操作
された時、前記所定温度より低めの温度を吐水温度とし
て指示する適温低下指示部と、 所定時間内に前記適温指示操作部と湯指示操作部が操作
された時、前記所定温度より高めの温度を吐水温度とし
て指示する適温増大指示部とを備えることを特徴とする
吐水装置。 - 【請求項2】 吐水口に到る間に供給湯と供給水とを混
合して、吐水の温度を調整する吐水温調整手段と、 該吐水温調整手段に前記吐水口からの吐水の温度を指示
する吐水温指示手段とを有する吐水装置において、 前記吐水温指示手段は、 前記供給湯の温度から供給水の温度までのうちの所定温
度を吐水温度として指示する適温指示操作部と、 前記供給水の温度或いは該温度に近似した温度を吐水温
度として指示する水指示操作部と、 前記供給湯の温度或いは該温度に近似した温度を吐水温
度として指示する湯指示操作部と、 所定時間内に前記水指示操作部と湯指示操作部が操作さ
れた時、前記水指示操作部が指示する吐水温度と前記湯
指示操作部が指示する吐水温度とを、交互に吐水温度と
して指示する湯水交互指示部とを備えることを特徴とす
る吐水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360481A JP3018698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 吐水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360481A JP3018698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 吐水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180456A JPH05180456A (ja) | 1993-07-23 |
JP3018698B2 true JP3018698B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=18469590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3360481A Expired - Fee Related JP3018698B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 吐水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018698B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3360481A patent/JP3018698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05180456A (ja) | 1993-07-23 |
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