JP2516924B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
湯水混合装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯と水を混合して適温を得る給湯用の湯水混
合装置に関するものである。
合装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の湯水混合装置には第６図から第９図に示
すようなものがあった。（例えば、特開昭61−116187号
公報） 第６図において、給水経路に設けた水弁１と給湯経路
に設けた湯弁２により湯と水の流量が調節され、混合湯
は感温センサー３により温度が検出される。そして電動
切替弁４によりカラン５あるいはシャワー６へ混合湯の
供給先が切り替えられる。水弁１と湯弁２の制御および
電動切替弁４の制御は、操作パネル７、感温センサー３
の信号を利用して制御器８で行なわれる。操作パネル７
の構造は第７図に示すように構成されている。給湯の開
始を指示するとともに大体の温度レベルを設定する水ス
イッチ９、冷温水スイッチ10、湯スイッチ11、あつ目の
湯を選択する上昇スイッチ12、ぬる目の湯を選択する下
降スイッチ13、大流量を選択する大流量スイッチ14、小
流量を選択する少流量スイッチ15、カラン５側かシャワ
ー６側か給湯先を選択する切替スイッチ16、給湯を停止
する止スイッチ17より操作パネル７が構成されている。
すようなものがあった。（例えば、特開昭61−116187号
公報） 第６図において、給水経路に設けた水弁１と給湯経路
に設けた湯弁２により湯と水の流量が調節され、混合湯
は感温センサー３により温度が検出される。そして電動
切替弁４によりカラン５あるいはシャワー６へ混合湯の
供給先が切り替えられる。水弁１と湯弁２の制御および
電動切替弁４の制御は、操作パネル７、感温センサー３
の信号を利用して制御器８で行なわれる。操作パネル７
の構造は第７図に示すように構成されている。給湯の開
始を指示するとともに大体の温度レベルを設定する水ス
イッチ９、冷温水スイッチ10、湯スイッチ11、あつ目の
湯を選択する上昇スイッチ12、ぬる目の湯を選択する下
降スイッチ13、大流量を選択する大流量スイッチ14、小
流量を選択する少流量スイッチ15、カラン５側かシャワ
ー６側か給湯先を選択する切替スイッチ16、給湯を停止
する止スイッチ17より操作パネル７が構成されている。
この従来例の動作は、例えばシャワーを浴びたい場合
は冷温水スイッチ10を操作し、混合湯温を上昇スイッチ
12あるいは下降スイッチ13で選択し、流量を大流量スイ
ッチ14あるいは小流量スイッチ15で選択し、切替スイッ
チ16でシャワー６側を選択して使用する。カランで使用
したい場合は、同様に混合湯温と流量を選択して切替ス
イッチ16でカラン５側を選択する。カラン５側から高温
の湯を出湯中に、切替スイッチ16を押してシャワー６側
に切り替えると、第６図に示すように設定温度が45℃以
上の場合は電動切替弁４にてシャワー６側からカラン５
側に戻すように制御される。設定温度が45℃より低い場
合は、シャワー６から出湯が続行される。また、シャワ
ー６から出湯中に例えば湯スイッチ11が押された場合
は、第７図に示すように、設定温度が45℃以上であるこ
とを判定して電動切替弁４をカラン５側に自動的に切り
替える。
は冷温水スイッチ10を操作し、混合湯温を上昇スイッチ
12あるいは下降スイッチ13で選択し、流量を大流量スイ
ッチ14あるいは小流量スイッチ15で選択し、切替スイッ
チ16でシャワー６側を選択して使用する。カランで使用
したい場合は、同様に混合湯温と流量を選択して切替ス
イッチ16でカラン５側を選択する。カラン５側から高温
の湯を出湯中に、切替スイッチ16を押してシャワー６側
に切り替えると、第６図に示すように設定温度が45℃以
上の場合は電動切替弁４にてシャワー６側からカラン５
側に戻すように制御される。設定温度が45℃より低い場
合は、シャワー６から出湯が続行される。また、シャワ
ー６から出湯中に例えば湯スイッチ11が押された場合
は、第７図に示すように、設定温度が45℃以上であるこ
とを判定して電動切替弁４をカラン５側に自動的に切り
替える。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成の従来の湯水混合装置
は、次のような問題点を有していた。
は、次のような問題点を有していた。
（１）カラン５を使用して一旦給湯を止め、次にシャワ
ー６を使用する場合やその逆の場合に、少なくとも冷温
水スイッチ10を押し、切替スイッチ16を操作する必要が
あるため、操作が２回必要であり使い勝手が悪かった。
ー６を使用する場合やその逆の場合に、少なくとも冷温
水スイッチ10を押し、切替スイッチ16を操作する必要が
あるため、操作が２回必要であり使い勝手が悪かった。
（２）カラン５とシャワー６の切り替えが、切替スイッ
チ16一個で行なっているため、どちら側に切り替えてい
るか判断しにくく、例えばシャワー６側に切り替わって
いる状態でスイッチ10を押すと頭から水をかぶることが
多かった。
チ16一個で行なっているため、どちら側に切り替えてい
るか判断しにくく、例えばシャワー６側に切り替わって
いる状態でスイッチ10を押すと頭から水をかぶることが
多かった。
（３）安全を考慮して、カラン５から出湯している状態
からシャワー６に切り替えると、設定温度が45℃以上の
場合はカラン５に自動的に切り替わり、シャワー６から
出湯中に設定温度が45℃以上に上げられると、カラン５
側に自動的に切り替わる制御を行なっているが、誤操作
のためにシャワー６からの出湯ができずにカラン５に切
り替わってしまい不便であった。
からシャワー６に切り替えると、設定温度が45℃以上の
場合はカラン５に自動的に切り替わり、シャワー６から
出湯中に設定温度が45℃以上に上げられると、カラン５
側に自動的に切り替わる制御を行なっているが、誤操作
のためにシャワー６からの出湯ができずにカラン５に切
り替わってしまい不便であった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、操作が容易で誤操作がなく安全な湯水混合装置を提
供することを目的とする。
り、操作が容易で誤操作がなく安全な湯水混合装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明の湯水混合装置
は、湯と水の混合比率を調節する混合弁と、この混合弁
を駆動する電気的駆動手段と、複数の給湯対象へ混合湯
の供給を切り替える切替弁と、混合湯の供給先の設定と
混合湯の供給開始の設定を同時に行う複数の給湯対象に
対応して独立して設けた複数の給湯設定部と混合湯温の
設定を変更する混合湯温変更部を有した設定器と、この
設定器で設定された給湯対象に切替弁を制御して混合湯
の供給先を切り替え混合湯の供給を開始するとともに、
この切り替え供給開始動作に連動して設定器で設定され
た給湯対象に対応して予め定めた混合湯温に従って電気
的駆動手段を制御し、混合湯温変更部で変更設定がされ
た時に、特定の給湯対象に混合湯の供給がなされている
場合は、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給を行わ
ない制御器を備えて構成しているものである。
は、湯と水の混合比率を調節する混合弁と、この混合弁
を駆動する電気的駆動手段と、複数の給湯対象へ混合湯
の供給を切り替える切替弁と、混合湯の供給先の設定と
混合湯の供給開始の設定を同時に行う複数の給湯対象に
対応して独立して設けた複数の給湯設定部と混合湯温の
設定を変更する混合湯温変更部を有した設定器と、この
設定器で設定された給湯対象に切替弁を制御して混合湯
の供給先を切り替え混合湯の供給を開始するとともに、
この切り替え供給開始動作に連動して設定器で設定され
た給湯対象に対応して予め定めた混合湯温に従って電気
的駆動手段を制御し、混合湯温変更部で変更設定がされ
た時に、特定の給湯対象に混合湯の供給がなされている
場合は、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給を行わ
ない制御器を備えて構成しているものである。
作用 本発明は上記した構成によって、複数の給湯対象に対応
して独立して設けた複数の給湯設定部により、混合湯の
供給先の設定と混合湯の供給開始の設定を同時に行うこ
とにより、混合湯の供給先と供給開始の指示が１回でで
きるようにし、給湯対象の切り替え動作に連動してその
給湯対象に対応して予め定めた混合湯温に変更を行うこ
とにより、誤設定を防止して給湯対象ごとに異なる混合
湯温の供給を行い、また混合湯温変更部で混合湯温の変
更設定がされた時に、特定の給湯対象に混合湯を供給し
ている時には、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給
を行わなくし、特に高温湯が供給されると危険な給湯対
象に対して、誤操作があっても高温湯の供給をなくし、
操作の容易化と、誤操作を防止して安全化を図っている
ものである。
して独立して設けた複数の給湯設定部により、混合湯の
供給先の設定と混合湯の供給開始の設定を同時に行うこ
とにより、混合湯の供給先と供給開始の指示が１回でで
きるようにし、給湯対象の切り替え動作に連動してその
給湯対象に対応して予め定めた混合湯温に変更を行うこ
とにより、誤設定を防止して給湯対象ごとに異なる混合
湯温の供給を行い、また混合湯温変更部で混合湯温の変
更設定がされた時に、特定の給湯対象に混合湯を供給し
ている時には、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給
を行わなくし、特に高温湯が供給されると危険な給湯対
象に対して、誤操作があっても高温湯の供給をなくし、
操作の容易化と、誤操作を防止して安全化を図っている
ものである。
実施例 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図において、湯流路18と水流路19を経て供給される湯と
水は、弁框体20内に入り、湯と水の圧力をバランスさせ
る圧力バランス弁21を経て、湯弁22と水弁23に至る。湯
弁22と水弁23はともにセラミックの開口部を有した円板
でできており、外部に設けた電気的駆動手段である湯側
モータ24と水側モータ25により、減速歯車26、27を介し
て駆動され、湯水混合弁の機能を果たしている。
図において、湯流路18と水流路19を経て供給される湯と
水は、弁框体20内に入り、湯と水の圧力をバランスさせ
る圧力バランス弁21を経て、湯弁22と水弁23に至る。湯
弁22と水弁23はともにセラミックの開口部を有した円板
でできており、外部に設けた電気的駆動手段である湯側
モータ24と水側モータ25により、減速歯車26、27を介し
て駆動され、湯水混合弁の機能を果たしている。
28、29は弁位置検出スイッチであり、湯側弁22と水側
弁23の全開点と全閉点を検出する。混合湯温はサーミス
タ30で検出され、混合湯流量は流量センサ31で検出され
る。混合湯は混合湯流路32を経て、電動切替弁33にてカ
ラン34とシャワー35へ混合湯の供給対象が切り替えられ
る。カラン34は浴槽36と洗い場37で利用できるように首
振り型となっている。給湯の開始・停止や混合湯温の設
定等は設定器38にて行なわれる。設定器39の信号、サー
ミスタ30の信号、流量センサ31の信号は制御器39に伝え
られ、制御器39は湯側モータ24、水側モータ25、電動切
替弁33、設定器38の表示を制御する。設定器38は第２図
に示すように構成されている。シャワー35に対応したシ
ャワースイッチ40は、給湯を開始し予め設定した温度と
流量で混合湯を供給する指示と、電動切替弁33をシャワ
ー35側に切り替える指示を行なう。同じくカランスイッ
チ41は、給湯を開始し予め設定した温度と流量と積算流
量値で混合湯をカランに供給する指示と、電動切替弁33
をカラン34側に切り替える指示を行なう。予め設定した
設定値を変更したい場合は、混合湯温変更部である混合
湯温の上昇スイッチ42、下降スイッチ43、水スイッチ4
4、熱湯スイッチ45、流量スイッチ46を操作して行な
う。止スイッチ47を押すと給湯は停止する。どのスイッ
チが動作中か分かるような表示48や、混合湯温の表示49
等も設けられている。シャワースイッチ40が操作された
時は、シーケンス的に熱湯スイッチ45は効かなくなり、
熱湯の指示はできなくなっている。また、熱湯スイッチ
45は隣の上昇スイッチ42を同時に押さないと効かないよ
うに構成されており、危険防止の意味から熱湯の供給指
示を二重操作化している。
弁23の全開点と全閉点を検出する。混合湯温はサーミス
タ30で検出され、混合湯流量は流量センサ31で検出され
る。混合湯は混合湯流路32を経て、電動切替弁33にてカ
ラン34とシャワー35へ混合湯の供給対象が切り替えられ
る。カラン34は浴槽36と洗い場37で利用できるように首
振り型となっている。給湯の開始・停止や混合湯温の設
定等は設定器38にて行なわれる。設定器39の信号、サー
ミスタ30の信号、流量センサ31の信号は制御器39に伝え
られ、制御器39は湯側モータ24、水側モータ25、電動切
替弁33、設定器38の表示を制御する。設定器38は第２図
に示すように構成されている。シャワー35に対応したシ
ャワースイッチ40は、給湯を開始し予め設定した温度と
流量で混合湯を供給する指示と、電動切替弁33をシャワ
ー35側に切り替える指示を行なう。同じくカランスイッ
チ41は、給湯を開始し予め設定した温度と流量と積算流
量値で混合湯をカランに供給する指示と、電動切替弁33
をカラン34側に切り替える指示を行なう。予め設定した
設定値を変更したい場合は、混合湯温変更部である混合
湯温の上昇スイッチ42、下降スイッチ43、水スイッチ4
4、熱湯スイッチ45、流量スイッチ46を操作して行な
う。止スイッチ47を押すと給湯は停止する。どのスイッ
チが動作中か分かるような表示48や、混合湯温の表示49
等も設けられている。シャワースイッチ40が操作された
時は、シーケンス的に熱湯スイッチ45は効かなくなり、
熱湯の指示はできなくなっている。また、熱湯スイッチ
45は隣の上昇スイッチ42を同時に押さないと効かないよ
うに構成されており、危険防止の意味から熱湯の供給指
示を二重操作化している。
この実施例の動作は、給湯が停止している状態では湯
側弁22と水側弁23が締って湯、水の流動が停止してい
る。シャワー35を使用したい場合、設定器38のシャワー
スイッチ40を押すと電動切替弁33はシャワー35側を選択
し、湯側弁22と水側弁23が開放され、シャワースイッチ
40に対応して予め設定された混合湯温を得るように、サ
ーミスタ30の信号が制御器34にフィードバッグされ、湯
側モータ24と水側モータ25が調節される。同様にシャワ
ースイッチ40に対応して設定された混合流量が、流量セ
ンサ31の信号を利用して湯側モータ24と水側モータ25を
調節して制御される、混合湯温を設定温度から変更した
い場合は、上昇スイッチ42、下降スイッチ43、水スイッ
チ44を操作すると変更できる。しかし、誤って上昇スイ
ッチ42と熱湯スイッチ45を押して熱湯を指示しても、シ
ャワースイッチ40が押されている時は45℃までの給湯は
できるが、制御的に熱湯が出ないようになっている。止
スイッチ47を押すと湯側弁22と水側弁23は閉成され給湯
は停止される。カランスイッチ41を押すと、このスイッ
チに対応して予め設定した混合湯温、混合流量で給湯が
行なわれ、混合流量の積算値に到達すると給湯は自動停
止される。カランスイッチ41の操作時には、浴槽36のさ
し湯等のために熱湯が指示できるようになっている。第
３図は設定器38の第２の実施例であり、シャワースイッ
チ50とカランスイッチ51は、一回押すと「オン」し、も
う一回押すと「オフ」する形式であり、特に良く使用す
るため、大きく、また、他のスイッチ類よりも目立つよ
うに配設している。また、スイッチ自身が「オン」時は
光り、表示を行なっている。第４図は設定器38の第３の
実施例であり、シャワースイッチ52とカランスイッチ53
は第３図と同様に構成されている。第２図の設定器38と
同様に上昇スイッチ54はシャワースイッチ52が押されて
いる時は効かないようになっている。また、混合湯温、
流量、流量積算値を予め設定するプリセット部55や、タ
イマー給湯の設定部56を有している。第５図は設定効38
の第４の実地例であり、シャワースイッチ57とカランス
イッチ58ごとに、予め設定した値と異なった温度を指示
するスイッチや表示部59、60を有している。これら設定
器38の実施例はいずれも、シャワー35とカラン34に対応
した、シャワースイッチ40、50、52、57とカランスイッ
チ41、51、53、58を有している。また、これら２つのス
イッチは実際のシャワー35とカラン34の配置に対応して
いる。更に、これらスイッチはシャワー３とカラン34に
対応した混合湯温や流量等を別々に設定できるものであ
る。
側弁22と水側弁23が締って湯、水の流動が停止してい
る。シャワー35を使用したい場合、設定器38のシャワー
スイッチ40を押すと電動切替弁33はシャワー35側を選択
し、湯側弁22と水側弁23が開放され、シャワースイッチ
40に対応して予め設定された混合湯温を得るように、サ
ーミスタ30の信号が制御器34にフィードバッグされ、湯
側モータ24と水側モータ25が調節される。同様にシャワ
ースイッチ40に対応して設定された混合流量が、流量セ
ンサ31の信号を利用して湯側モータ24と水側モータ25を
調節して制御される、混合湯温を設定温度から変更した
い場合は、上昇スイッチ42、下降スイッチ43、水スイッ
チ44を操作すると変更できる。しかし、誤って上昇スイ
ッチ42と熱湯スイッチ45を押して熱湯を指示しても、シ
ャワースイッチ40が押されている時は45℃までの給湯は
できるが、制御的に熱湯が出ないようになっている。止
スイッチ47を押すと湯側弁22と水側弁23は閉成され給湯
は停止される。カランスイッチ41を押すと、このスイッ
チに対応して予め設定した混合湯温、混合流量で給湯が
行なわれ、混合流量の積算値に到達すると給湯は自動停
止される。カランスイッチ41の操作時には、浴槽36のさ
し湯等のために熱湯が指示できるようになっている。第
３図は設定器38の第２の実施例であり、シャワースイッ
チ50とカランスイッチ51は、一回押すと「オン」し、も
う一回押すと「オフ」する形式であり、特に良く使用す
るため、大きく、また、他のスイッチ類よりも目立つよ
うに配設している。また、スイッチ自身が「オン」時は
光り、表示を行なっている。第４図は設定器38の第３の
実施例であり、シャワースイッチ52とカランスイッチ53
は第３図と同様に構成されている。第２図の設定器38と
同様に上昇スイッチ54はシャワースイッチ52が押されて
いる時は効かないようになっている。また、混合湯温、
流量、流量積算値を予め設定するプリセット部55や、タ
イマー給湯の設定部56を有している。第５図は設定効38
の第４の実地例であり、シャワースイッチ57とカランス
イッチ58ごとに、予め設定した値と異なった温度を指示
するスイッチや表示部59、60を有している。これら設定
器38の実施例はいずれも、シャワー35とカラン34に対応
した、シャワースイッチ40、50、52、57とカランスイッ
チ41、51、53、58を有している。また、これら２つのス
イッチは実際のシャワー35とカラン34の配置に対応して
いる。更に、これらスイッチはシャワー３とカラン34に
対応した混合湯温や流量等を別々に設定できるものであ
る。
上記実施例においては、設定器38の複数の給湯設定部
であるシャワースイッチ40とカランスイッチ41の操作に
応じて電動切替弁33が切り替わるため、特別に切替スイ
ッチを設ける必要がなく構造が簡素化できる効果を有す
る。上記実施例の効果としては、シャワー35とカラン34
の配置に対応させて、設定器38のシャワースイッチ40と
カランスイッチ41が左右に配置されているため、使用者
が誤りなく操作することができる。また、混合弁の機能
を果す湯側弁22と水側弁23は止水機能を有しているた
め、他に止水弁を設ける必要がない。また、シャワース
イッチ35とカランスイッチ40は給湯の開始の設定もでき
るため、操作が簡単ですむ。また、シャワースイッチ40
は45℃以上の温度の設定を行なえなくしているため、誤
ってシャワー35の使用中に高温の湯を浴びる危険が防止
できる効果を有している。なお、本実施例ではシャワー
スイッチ40、カランスイッチ41の操作に応じて電動切替
弁３で給湯対象を切り替えているが、機構部を介してス
イッチ操作に連動させて切り替えてもよい。
であるシャワースイッチ40とカランスイッチ41の操作に
応じて電動切替弁33が切り替わるため、特別に切替スイ
ッチを設ける必要がなく構造が簡素化できる効果を有す
る。上記実施例の効果としては、シャワー35とカラン34
の配置に対応させて、設定器38のシャワースイッチ40と
カランスイッチ41が左右に配置されているため、使用者
が誤りなく操作することができる。また、混合弁の機能
を果す湯側弁22と水側弁23は止水機能を有しているた
め、他に止水弁を設ける必要がない。また、シャワース
イッチ35とカランスイッチ40は給湯の開始の設定もでき
るため、操作が簡単ですむ。また、シャワースイッチ40
は45℃以上の温度の設定を行なえなくしているため、誤
ってシャワー35の使用中に高温の湯を浴びる危険が防止
できる効果を有している。なお、本実施例ではシャワー
スイッチ40、カランスイッチ41の操作に応じて電動切替
弁３で給湯対象を切り替えているが、機構部を介してス
イッチ操作に連動させて切り替えてもよい。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置によれば、次のよ
うな効果を有している。
うな効果を有している。
（１）混合湯の供給先の設定と混合湯の供給開始の設定
を同時に行う複数の給湯対象に対応して独立して設けた
複数の給湯設定部を備えているため、混合湯の供給先と
供給開始の指示が一回ででき、操作が分かり易く簡単に
できるとともに、給湯の開始時に予期しない給湯対象か
ら混合湯が供給されることがなく、不快な思いをするこ
とや不安全な状態となることが防止できる。
を同時に行う複数の給湯対象に対応して独立して設けた
複数の給湯設定部を備えているため、混合湯の供給先と
供給開始の指示が一回ででき、操作が分かり易く簡単に
できるとともに、給湯の開始時に予期しない給湯対象か
ら混合湯が供給されることがなく、不快な思いをするこ
とや不安全な状態となることが防止できる。
（２）給湯対象の切り替え動作に連動してその給湯対象
に対応して予め定めた混合湯温に変更を行うことによ
り、誤設定を防止して給湯対象ごとに異なる混合湯温の
供給を可能とし、また切り替えた給湯対象へ予期せぬ温
度の混合湯が供給されることを防ぎ安全化が図れる。
に対応して予め定めた混合湯温に変更を行うことによ
り、誤設定を防止して給湯対象ごとに異なる混合湯温の
供給を可能とし、また切り替えた給湯対象へ予期せぬ温
度の混合湯が供給されることを防ぎ安全化が図れる。
（３）混合湯温変更部で混合湯温の変更設定がされた時
に、特定の給湯対象に混合湯の供給がなされている場合
は、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給を行わない
ため、特に高温湯が供給されると危険な給湯対象に対し
て、誤操作があっても高温湯が全く供給されなく安全で
あり、他の給湯対象にも高温湯の排出を行うことがなく
システムとしても安全性の高いものとなる。
に、特定の給湯対象に混合湯の供給がなされている場合
は、所定の温度範囲を越えた混合湯温の供給を行わない
ため、特に高温湯が供給されると危険な給湯対象に対し
て、誤操作があっても高温湯が全く供給されなく安全で
あり、他の給湯対象にも高温湯の排出を行うことがなく
システムとしても安全性の高いものとなる。
第１図は本発明の第１の実施例の湯水混合装置を示す一
部欠断面図、第２図は同設定器を示す正面図、第３図は
同第２の実施例を示す設定器の正面図、第４図は同第３
の実施例を示す設定器の正面図、第５図は同第４の実施
例を示す設定器の正面図、第６図は従来の湯水混合装置
を示す構成図、第７図は同従来例の操作パネルを示す正
面図、第８図、第９図は同従来例の動作を示すフローチ
ャートである。 22……湯側弁（混合弁）、23……水側弁（混合弁）、24
……湯側モータ（電気的駆動手段）、25……水側モータ
（電気的駆動手段）、33……電動切替弁（切替弁）、34
……カラン（給湯対象）、35……シャワー（給湯対
象）、38……設定器、39……制御器、42……上昇スイッ
チ（混合湯温変更部）、43……下降スイッチ（混合湯温
変更部）、44……水スイッチ（混合湯温変更部）、45…
…熱湯スイッチ（混合湯温変更部）。
部欠断面図、第２図は同設定器を示す正面図、第３図は
同第２の実施例を示す設定器の正面図、第４図は同第３
の実施例を示す設定器の正面図、第５図は同第４の実施
例を示す設定器の正面図、第６図は従来の湯水混合装置
を示す構成図、第７図は同従来例の操作パネルを示す正
面図、第８図、第９図は同従来例の動作を示すフローチ
ャートである。 22……湯側弁（混合弁）、23……水側弁（混合弁）、24
……湯側モータ（電気的駆動手段）、25……水側モータ
（電気的駆動手段）、33……電動切替弁（切替弁）、34
……カラン（給湯対象）、35……シャワー（給湯対
象）、38……設定器、39……制御器、42……上昇スイッ
チ（混合湯温変更部）、43……下降スイッチ（混合湯温
変更部）、44……水スイッチ（混合湯温変更部）、45…
…熱湯スイッチ（混合湯温変更部）。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−83112（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−116187（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−130683（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−51501（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−101152（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−85754（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】湯と水の混合比率を調節する混合弁と、こ
の混合弁を駆動する電気的駆動手段と、複数の給湯対象
へ混合湯の供給を切り替える切替弁と、混合湯の供給先
の設定と混合湯の供給開始の設定を同時に行う前記複数
の給湯対象に対応して独立して設けた複数の給湯設定部
と混合湯温の設定を変更する混合湯温変更部を有した設
定器と、この設定器で設定された給湯対象に前記切替弁
を制御して混合湯の供給先を切り替え混合湯の供給を開
始するとともに、この切り替え供給開始動作に連動して
前記設定器で設定された給湯対象に対応して予め定めた
混合湯温に従って前記電気的駆動手段を制御し、前記混
合湯温変更部で変更設定がされた時に、特定の給湯対象
に混合湯の供給がなされている場合は、所定の温度範囲
を越えた混合湯温の供給を行わない制御器とを備えた湯
水混合装置。 - 【請求項２】複数の給湯対象の配置に対応させて複数の
給湯設定部を設定器に配置させた特許請求の範囲第１項
記載の湯水混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61166917A JP2516924B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 湯水混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61166917A JP2516924B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 湯水混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6324309A JPS6324309A (ja) | 1988-02-01 |
| JP2516924B2 true JP2516924B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15840040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61166917A Expired - Lifetime JP2516924B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 湯水混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516924B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0271026A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-03-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動給湯装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6083112A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
| JPS6151501U (ja) * | 1984-09-05 | 1986-04-07 |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP61166917A patent/JP2516924B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6324309A (ja) | 1988-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |