JP3149495B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
湯水混合装置Info
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- JP3149495B2 JP3149495B2 JP00270192A JP270192A JP3149495B2 JP 3149495 B2 JP3149495 B2 JP 3149495B2 JP 00270192 A JP00270192 A JP 00270192A JP 270192 A JP270192 A JP 270192A JP 3149495 B2 JP3149495 B2 JP 3149495B2
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- water
- temperature
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、湯と水の混合比率を調
節し最適な混合湯温を得るための設定器を有する湯水混
合装置に関する。
節し最適な混合湯温を得るための設定器を有する湯水混
合装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の湯水混合装置は図４に示すような
構成となっている。水流路１に設けられた水側弁体２に
接続された水側操作つまみ３と、湯流路４に設けられた
湯側弁体５に接続された湯側操作つまみ６と、弁筐体７
によって構成され、水側操作つまみ３と湯側操作つまみ
６を操作することによって、湯と水の混合比率を手動で
調節して適温の混合湯を得ると同時に、流量調節を行い
所定の出湯口８から出湯する構成になっている。図５は
上記従来例の実装図であり、湯水混合装置が洗髪ユニッ
ト９に装着されている。
構成となっている。水流路１に設けられた水側弁体２に
接続された水側操作つまみ３と、湯流路４に設けられた
湯側弁体５に接続された湯側操作つまみ６と、弁筐体７
によって構成され、水側操作つまみ３と湯側操作つまみ
６を操作することによって、湯と水の混合比率を手動で
調節して適温の混合湯を得ると同時に、流量調節を行い
所定の出湯口８から出湯する構成になっている。図５は
上記従来例の実装図であり、湯水混合装置が洗髪ユニッ
ト９に装着されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、次のような課題があった。 （１）混合比率の調節が困難であり、しかも出湯の度に
湯側操作つまみ６、水側操作つまみ３を操作して温度と
流量を調節し直さなければならないため操作性がきわめ
て悪く、しかもその二つの操作つまみの位置によっては
利き手の方向や操作者の位置が制約され、さらに操作が
困難となり操作性が著しく低下してしまう。 （２）操作が幾分簡単で操作頻度が高くなる出湯・止水
操作と、調節が困難で操作頻度の低い温度調節・流量調
節操作が二つの操作つまみの操作に集中しているため、
二つの操作つまみの調節頻度が高くなり操作性がきわめ
て低下する。
の構成では、次のような課題があった。 （１）混合比率の調節が困難であり、しかも出湯の度に
湯側操作つまみ６、水側操作つまみ３を操作して温度と
流量を調節し直さなければならないため操作性がきわめ
て悪く、しかもその二つの操作つまみの位置によっては
利き手の方向や操作者の位置が制約され、さらに操作が
困難となり操作性が著しく低下してしまう。 （２）操作が幾分簡単で操作頻度が高くなる出湯・止水
操作と、調節が困難で操作頻度の低い温度調節・流量調
節操作が二つの操作つまみの操作に集中しているため、
二つの操作つまみの調節頻度が高くなり操作性がきわめ
て低下する。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、操作
性が高く使い勝手の良い湯水混合装置を提供することを
目的とするものである。
性が高く使い勝手の良い湯水混合装置を提供することを
目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、湯流路および水流路と、その湯流路および水
流路の流量を調節し温度を調節する混合弁と、その混合
弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度を検出す
る温度検出器と、混合湯の流量を調節する流量調節弁
と、その流量調節弁を駆動する流調弁駆動装置と、出湯
状態量を設定する設定器と、その設定器より入力された
設定値をもとに上記流調弁駆動装置の制御と上記温度検
出器の信号により上記混合弁駆動装置を制御する制御器
とを有し、上記設定器が横長形状で、横方向両端部に操
作頻度の高い同一機能のスイッチを有する構成よりな
る。
するため、湯流路および水流路と、その湯流路および水
流路の流量を調節し温度を調節する混合弁と、その混合
弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度を検出す
る温度検出器と、混合湯の流量を調節する流量調節弁
と、その流量調節弁を駆動する流調弁駆動装置と、出湯
状態量を設定する設定器と、その設定器より入力された
設定値をもとに上記流調弁駆動装置の制御と上記温度検
出器の信号により上記混合弁駆動装置を制御する制御器
とを有し、上記設定器が横長形状で、横方向両端部に操
作頻度の高い同一機能のスイッチを有する構成よりな
る。
【０００６】
【作用】本発明は上記構成によって、操作する人の位置
や利き手の方向性に関係なく、設定器の正面および両側
のどちらからでも操作者に近い位置や操作し易い位置
で、操作頻度の低い設定を変えることなく操作頻度の高
い操作が簡単に操作できるようになる。
や利き手の方向性に関係なく、設定器の正面および両側
のどちらからでも操作者に近い位置や操作し易い位置
で、操作頻度の低い設定を変えることなく操作頻度の高
い操作が簡単に操作できるようになる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の一実施例における要部概略断面
図、図２は同実施例の実装図、図３は同実施例の設定器
の正面図である。
する。図１は本発明の一実施例における要部概略断面
図、図２は同実施例の実装図、図３は同実施例の設定器
の正面図である。
【０００８】図１において、１１は水流路であり、１２
は湯流路である。１３は水流路１１から導かれた水と湯
流路１２から導かれた湯の流量を調節して温度を変化さ
せる混合弁であり、混合弁駆動装置１４にて駆動する構
成になっている。１５は出湯流量を変化させる流量調節
弁であり、流調弁駆動装置１６にて駆動する。１７は湯
水混合装置内の湯温を検出する温度検出器である。１８
は設定器１９および温度検出器１７からの信号により混
合弁駆動装置１４、流調弁駆動装置１６を動作させる制
御器である。横方向に長い長方形形状の設定器１９に
は、シャワー出湯・止水スイッチ２０が左右両端部に位
置しており、同時に温度設定スイッチ２１と流量調節ス
イッチ２２も有している。なお２３は出湯口である。
は湯流路である。１３は水流路１１から導かれた水と湯
流路１２から導かれた湯の流量を調節して温度を変化さ
せる混合弁であり、混合弁駆動装置１４にて駆動する構
成になっている。１５は出湯流量を変化させる流量調節
弁であり、流調弁駆動装置１６にて駆動する。１７は湯
水混合装置内の湯温を検出する温度検出器である。１８
は設定器１９および温度検出器１７からの信号により混
合弁駆動装置１４、流調弁駆動装置１６を動作させる制
御器である。横方向に長い長方形形状の設定器１９に
は、シャワー出湯・止水スイッチ２０が左右両端部に位
置しており、同時に温度設定スイッチ２１と流量調節ス
イッチ２２も有している。なお２３は出湯口である。
【０００９】図２において、本実施例の湯水混合装置は
設定器１９と弁ユニット２４に分割しており、弁ユニッ
ト２４は設定器１９以外の全ての構成部である。設定器
１９は洗髪ユニット２５の奥側正面上部に装着され、弁
ユニット２４は洗髪ユニット２５下部に装着されてい
る。
設定器１９と弁ユニット２４に分割しており、弁ユニッ
ト２４は設定器１９以外の全ての構成部である。設定器
１９は洗髪ユニット２５の奥側正面上部に装着され、弁
ユニット２４は洗髪ユニット２５下部に装着されてい
る。
【００１０】上記構成において、シャワー出湯を行う場
合、図３に示すように操作する人が設定器１９の右側か
ら操作する時は右側のシャワー出湯・止水スイッチ２０
を操作すると、制御器１８により流調弁駆動装置１６に
信号が伝送され流量調節弁１５が開くことにより、水流
路１１より水が、湯流路１２より湯が湯水混合装置内に
導かれ、混合弁１３によって設定器１９からあらかじめ
設定された温度に調節されシャワー出湯口２３より出湯
する。一方、設定器１９の左側から操作する時は左側の
シャワー出湯・止水スイッチ２０を操作すると、右側の
シャワー出湯・止水スイッチ２０を操作したときと同様
に制御器１８により制御され、シャワー出湯口２３より
出湯する。また、操作する人が設定器１９の正面から操
作する時は、操作する人の利き手側か、もしくは操作し
易いほうのシャワー出湯・止水スイッチ２０を操作する
ことによって前記の場合と同様に制御されシャワー出湯
口２３から出湯する。この時、制御器１８は温度検出器
１７が検出した混合湯温と設定器１９に設定された設定
温度とを比較して、混合湯温が設定湯温に対して低けれ
ば水側閉・湯側開方向に、また逆に実湯温が設定湯温に
対して高ければ水側開・湯側閉方向に混合弁駆動装置１
４を制御し混合弁１３を動作させる。
合、図３に示すように操作する人が設定器１９の右側か
ら操作する時は右側のシャワー出湯・止水スイッチ２０
を操作すると、制御器１８により流調弁駆動装置１６に
信号が伝送され流量調節弁１５が開くことにより、水流
路１１より水が、湯流路１２より湯が湯水混合装置内に
導かれ、混合弁１３によって設定器１９からあらかじめ
設定された温度に調節されシャワー出湯口２３より出湯
する。一方、設定器１９の左側から操作する時は左側の
シャワー出湯・止水スイッチ２０を操作すると、右側の
シャワー出湯・止水スイッチ２０を操作したときと同様
に制御器１８により制御され、シャワー出湯口２３より
出湯する。また、操作する人が設定器１９の正面から操
作する時は、操作する人の利き手側か、もしくは操作し
易いほうのシャワー出湯・止水スイッチ２０を操作する
ことによって前記の場合と同様に制御されシャワー出湯
口２３から出湯する。この時、制御器１８は温度検出器
１７が検出した混合湯温と設定器１９に設定された設定
温度とを比較して、混合湯温が設定湯温に対して低けれ
ば水側閉・湯側開方向に、また逆に実湯温が設定湯温に
対して高ければ水側開・湯側閉方向に混合弁駆動装置１
４を制御し混合弁１３を動作させる。
【００１１】一方、シャワー出湯中に止水する場合は、
出湯操作時と同様に操作する人が操作し易いほうのシャ
ワー出湯・止水スイッチ２０を再度操作すると、制御器
１８により流調弁駆動装置１６に信号が伝送され流量調
節弁１５が閉止し止水する。
出湯操作時と同様に操作する人が操作し易いほうのシャ
ワー出湯・止水スイッチ２０を再度操作すると、制御器
１８により流調弁駆動装置１６に信号が伝送され流量調
節弁１５が閉止し止水する。
【００１２】また、出湯・止水操作を繰り返しても設定
温度および設定流量は、あらためて設定器１９によって
設定が変更されない限り、あらかじめ設定器１９に設定
された設定値にしたがって制御器１８によって制御され
る。
温度および設定流量は、あらためて設定器１９によって
設定が変更されない限り、あらかじめ設定器１９に設定
された設定値にしたがって制御器１８によって制御され
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の湯水混合装
置によれば、出湯・止水操作のように操作頻度の高い操
作スイッチを、横長の長方形形状の設定器の左右両端に
同一の機能を持たせて位置させる構成よりなるのでつぎ
のような効果を有する湯水混合装置を提供できる。 （１）操作する人が設定器に対してどちら側に位置して
いても、また操作する人の利き手がどちらかにかかわら
ず、操作する人に近い位置やどちらの手でも操作する人
の操作し易いほうで操作ができ、一つの動作で適温、適
量の湯が得られ操作性が向上する。 （２）温度や流量を変えることなく出湯・止水動作のみ
を繰り返し行えるため操作性・使い勝手が向上する。 （３）設定器の両端に操作頻度の高い操作スイッチが位
置しているため、操作位置がわかり易く操作も間違いに
くく使い勝手が向上する。
置によれば、出湯・止水操作のように操作頻度の高い操
作スイッチを、横長の長方形形状の設定器の左右両端に
同一の機能を持たせて位置させる構成よりなるのでつぎ
のような効果を有する湯水混合装置を提供できる。 （１）操作する人が設定器に対してどちら側に位置して
いても、また操作する人の利き手がどちらかにかかわら
ず、操作する人に近い位置やどちらの手でも操作する人
の操作し易いほうで操作ができ、一つの動作で適温、適
量の湯が得られ操作性が向上する。 （２）温度や流量を変えることなく出湯・止水動作のみ
を繰り返し行えるため操作性・使い勝手が向上する。 （３）設定器の両端に操作頻度の高い操作スイッチが位
置しているため、操作位置がわかり易く操作も間違いに
くく使い勝手が向上する。
【図１】本発明の一実施例における湯水混合装置の要部
概略断面図
概略断面図
【図２】図１の湯水混合装置を利用した実装図
【図３】図１の湯水混合装置における設定器の正面図
【図４】従来の湯水混合装置の要部概略断面図
【図５】図４の湯水混合装置を利用した実装図
【符号の説明】 １１ 水流路 １２ 湯流路 １３ 混合弁 １４ 混合弁駆動装置 １５ 流量調節弁 １６ 流調弁駆動装置 １７ 温度検出器 １８ 制御器 １９ 設定器 ２０ シャワー出湯・止水スイッチ ２１ 設定スイッチ ２２ 流量調節スイッチ ２３ 出湯口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E03C 1/042 - 1/044
Claims (1)
- 【請求項１】湯流路および水流路と、その湯流路および
水流路の流量を調節し混合湯温度を調節する混合弁と、
その混合弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度
を検出する温度検出器と、混合湯の流量を調節する流量
調節弁と、その流量調節弁を駆動する流調弁駆動装置
と、出湯状態量を設定する設定器と、その設定器より入
力された設定値をもとに前記流調弁駆動装置の制御と前
記温度検出器の信号により前記混合弁駆動装置を制御す
る制御器とを有し、前記設定器が横長形状で、横方向両
端部に操作頻度の高い同一機能のスイッチを有するもの
であることを特徴とする湯水混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00270192A JP3149495B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 湯水混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00270192A JP3149495B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 湯水混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187047A JPH05187047A (ja) | 1993-07-27 |
| JP3149495B2 true JP3149495B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=11536592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00270192A Expired - Fee Related JP3149495B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 湯水混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3149495B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10675573B2 (en) | 2015-01-22 | 2020-06-09 | Culligan International Company | Remote control faucet filter system |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP00270192A patent/JP3149495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05187047A (ja) | 1993-07-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |