JPH06114296A - 吐水ヘッド - Google Patents

吐水ヘッド

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JPH06114296A
JPH06114296A JP4293884A JP29388492A JPH06114296A JP H06114296 A JPH06114296 A JP H06114296A JP 4293884 A JP4293884 A JP 4293884A JP 29388492 A JP29388492 A JP 29388492A JP H06114296 A JPH06114296 A JP H06114296A
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JP
Japan
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water
water discharge
spouting
hole
shower head
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JP4293884A
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English (en)
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Yasuhide Kimura
安秀 木村
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐水形態の変更が可能な吐水ヘッドの操作性
と使い勝手の向上を図る。 【構成】 散水部の裏面で回転する回転遮蔽体20は、
湯水が流入したときに散水部の裏面に密着する遮蔽体2
4〜26を備える。遮蔽体24の吐水規制穴24cは散
水部からスプレーの吐水形態で吐水するための総ての吐
水穴と重なるよう、遮蔽体25の吐水規制穴25cはこ
の吐水穴の穿孔範囲のうち中央周辺の吐水穴と重なるよ
う、遮蔽体26の吐水規制穴26cは、吐水穴の穿孔範
囲のうち4つに分散した範囲の吐水穴と重なるよう、そ
れぞれあけられている。従って、遮蔽体24が散水部に
対向し湯水が流入すると、スプレーで吐水される。遮蔽
体25ではスポットで吐水され、遮蔽体26では4つに
分散した吐水形態で吐水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる吐水形態で吐水
する吐水ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、快適な住環境を実現するため、台
所、洗面所や風呂等のカランやシャワーヘッド、或いは
花壇などへの散水ヘッド等の吐水ヘッドにおいて、流量
調整は勿論、吐水ヘッドからの吐水形態を変更しその多
様化を図ることが行なわれている。例えば、浴室内のシ
ャワーヘッドや台所のカランにあっては、吐水を浴びせ
る範囲、即ち被吐水範囲を広くするようスプレー状に吐
水したり、比較的狭い被吐水範囲に集中的に吐水するよ
うスポット状に吐水したりできるようその吐水形態を変
更するものが提案されている。そして、このように吐水
形態を変更することにより、具体的にはスプレー状に吐
水することにより洗髪や食器洗いにおける泡切れや花壇
の多くの花への散水を効果的に行なうことが可能であっ
た。また、スポット状に吐水することにより、例えばシ
ャワーヘッドではマッサージ効果を得たりすることが可
能であった。
【0003】このようにして吐水形態を変更するに当た
っては、シャワーヘッド等の吐水ヘッドに取り付け自在
で吐水形態が互いに異なる複数の散水板や吐水ノズルを
用意し、これを吐水ヘッドに交換して取り付けることが
行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吐水形態の変更は、吐水の目的、例えば洗髪や食器洗
い,花への散水等に応じて頻繁になされる。よって、吐
水形態を変更する都度、上記した散水板や吐水ノズルの
交換を必要とし煩雑である。特に、シャワーヘッドのよ
うに手で持って扱われる吐水ヘッドでは、ハンドリング
最中には散水板等の交換を行なうことができないため、
一旦シャワーヘッドをその保持具(ハンガー)にかけて
から散水板等の交換を行なわなければならない。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、吐水形態の変更が可能な吐水ヘッドの操作性と使
い勝手の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した第1の手段は、吐水形態を変更す
る吐水形態変更機構を内蔵し、散水板から異なる吐水形
態で吐水する吐水ヘッドであって、前記散水板は、複数
の吐水穴を所定範囲に亘って穿孔して備え、前記吐水形
態変更機構は、前記散水板に重なることにより該散水板
からの吐水に用いられる吐水穴の分布状態,開口面積或
いは穴形状のいずれかを変更する吐水穴変更部と、該吐
水穴変更部が前記散水板に重なるよう前記吐水穴変更部
を駆動する駆動手段とを備えることをその要旨とする。
【0007】また、本発明の採用した第2の手段は、吐
水形態を変更する吐水形態変更機構を内蔵し、吐水穴が
穿孔された散水板から異なる吐水形態で吐水する吐水ヘ
ッドであって、前記吐水形態変更機構は、前記散水板の
吐水穴において進退することにより前記吐水穴出口にお
いて吐水が通過する吐水通過面積を変更する吐水穴変更
部と、該吐水穴変更部を前記吐水穴において進退駆動す
る駆動手段とを備えることをその要旨とする。
【0008】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の吐水ヘッド
は、吐水ヘッドに内蔵した吐水形態変更機構により散水
板における複数の吐水穴の分布状態もしくは吐水穴の開
口面積或いは穴形状を変更する。こうして、吐水穴の分
布状態,吐水穴の開口面積或いは穴形状を変更すれば、
それに伴い吐水形態は自ずから変更される。
【0009】また、上記構成を有する請求項2記載の吐
水ヘッドは、吐水ヘッドに内蔵した吐水形態変更機構に
より散水板の吐水穴出口における吐水通過面積を変更す
る。こうして、吐水穴出口における吐水通過面積或いは
穴形状を変更すれば、それに伴い吐水形態は自ずから変
更される。
【0010】この際、請求項1及び請求項2記載の吐水
形態変更機構は、吐水穴変更部を吐水形態の変更時に駆
動手段により駆動するに過ぎない。よって、請求項1及
び請求項2記載の吐水ヘッドとも、散水板等の交換を必
要としない。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る吐水ヘッドをシャワーヘ
ッドとして適用した実施例の吐水装置TSについて、図
面に基づき説明する。この吐水装置TSは浴室の給湯シ
ステムを構成するものであって、図1は浴室の外観図、
図2は吐水装置TSの全体構成を示す概略ブロック図で
ある。まず、浴室Rの構成から説明する。
【0012】図1に示すように、本実施例の吐水装置T
Sは、浴室内の給湯点として、浴槽rに吐水する浴槽カ
ランrkと、浴室壁面のハンガに装着自在で手で持って
使用されるハンドタイプのシャワーヘッドAと、洗い場
に吐水する洗い場カランnとを備える。また、このほか
に、洗い場カラン付近及び浴槽内から操作できる位置の
浴室壁面には、吐水先や吐水量,吐水温度等を設定する
ための操作部Pがその表面を露出して埋設されている。
この操作部Pは、吐水装置全体の各種制御を行なうメイ
ンコントローラ7(図2参照)を内蔵し、その表面には
このメインコントローラ7に吐水先や吐水量等を指示す
るための制御信号を出力する操作パネル部PP(図2,
図3参照)を備える。
【0013】シャワーヘッドAは、後述するように、吐
水形態を変更する吐水形態変更機構を内蔵し、使用者の
選択に応じて3種類の吐水形態のうちのいずれかの吐水
形態で吐水する。この選択可能な3種類の吐水形態は、
被吐水範囲が比較的広いスプレー状の吐水形態と、比較
的狭い被吐水範囲に集中的に吐水するスポット状の吐水
形態と、スプレー状の吐水を分散して行なう吐水形態で
ある。なお、各吐水形態への変更,その様子については
後述する。
【0014】次に、吐水装置TSの各機器の詳細な構成
と電気的構成について、順次説明する。洗い場カランn
の根幹部に設けられた湯水混合栓MOは、図2の概略ブ
ロック図に示すように、水の流入管1及び図示しない給
湯機からの高温の湯の流入管2にそれぞれ接続されてお
り、この各管路には、各管路における水及び湯の流量を
調整する流量調整バルブ3,4と、各バルブの上流側で
各管路における流量を検出する流量センサ1a,2a
と、各管路における水温及び湯温を検出する温度センサ
1b,2bを備える。そして、この各流量調整バルブ
3,4には、流量調整を司るアクチュエータ5,6が取
り付けられている。
【0015】各流量調整バルブ3,4の下流は結合され
て湯水吐出接続管10を形成し、各管路の水及び湯はこ
こで合流し混合する。湯水吐出接続管10での湯温は、
水と湯との各温度及びその混合比で定まる。そして、こ
の湯水吐出接続管10には、当該流路における混合湯水
の流量及び温度を検出するための流量センサ8と、温度
センサ9が設けられている。なお、各アクチュエータ
は、ステッピングモータである。
【0016】湯水吐出接続管10の下流には、吐水切換
部11が設けられ、ここにシャワーヘッドA,浴槽カラ
ンrk及び洗い場カランn及び浴室外に湯水を排出する
いわゆるすて水配管12が接続されている。この吐水切
換部11は各吐水口ごとに備えられた電磁弁を内蔵し、
混合水の吐水先を切り換える。つまり、吐水切換部11
の内蔵した各吐水口ごとの電磁弁が後述のメインコント
ローラ7によりオン・オフされることにより、吐水先が
変更される。メインコントローラ7による各電磁弁のオ
ン・オフは、シャワーヘッドAに設けられた後述のオン
・オフボタン85(図4参照)の押圧状態や、後述の操
作パネル部PPにおける各種ボタンの操作に基づいて行
なわれる。なお、上記吐水切換部11へは、洗い場カラ
ンnは直接、浴槽カランrkは浴室壁内に配設された図
示しない配管を介して、シャワーヘッドAはシャワーホ
ースhを介してそれぞれ接続されている。
【0017】湯水混合栓MOの上記各種のセンサやアク
チュエータ並びにシャワーヘッドAに内蔵されたサブコ
ントローラ67は、操作パネル部PPとともにメインコ
ントローラ7に接続されている。このメインコントロー
ラ7は、各センサやサブコントローラ67からの種々の
制御信号に基づきアクチュエータの駆動量(ステッピン
グモータ駆動量),吐水先等を決定して各アクチュエー
タ5,6及び吐水切換部11等を駆動制御したり、シャ
ワーヘッドAのサブコントローラ67に制御信号を出力
したりする。
【0018】メインコントローラ7により各アクチュエ
ータ5,6が駆動すると、各アクチュエータの駆動量で
定まる流量の水及び湯が湯水吐出接続管10に流れ込ん
で混合される。従って、吐水切換部11により吐水先と
して設定されたシャワーヘッドAや各カランからは、水
及び湯自体の温度と流量調整バルブ3,4で規制される
水及び湯の流量比で定まる温度の混合湯水が吐水され
る。
【0019】上記した吐水装置TSのメインコントロー
ラ7及びサブコントローラ67は、周知のように、CP
U,ROM,RAM,バックアップRAM等を中心に論
理演算回路として構成され、これらとコモンバスを介し
て相互に接続された入出力ポートにより外部との入出力
を行なう。この入出力ポートには、上記した各センサ等
が接続されている。
【0020】図1に示すように、洗い場カラン付近及び
浴槽内から操作できる操作部Pの操作パネル部PP(図
2,図3参照)は、各吐水先や吐水形態の指定等に加
え、各吐水先ごとの単位時間当たりの吐水量(以下、単
に吐水量という)及び吐水温度をその都度変更したりす
るものであり、次のような構成を備える。
【0021】この操作パネル部PPは、図3に示すよう
に、電源投入用の電源ボタン50と、通常は現在時刻を
表示する時計として作動しその都度種々のメッセージを
表示する表示器51と、吐水先からの吐水量を相対表示
する吐水量表示器52と、吐水先からの吐水温度を数値
表示する吐水温度表示器53と、異常報知のためのスピ
ーカ66等を備える。このほか、吐水先を個別に指定す
るための指示ボタン群と、シャワーヘッドAからの吐水
形態を操作パネル部PPから指定するための指示ボタン
群と、吐水温度や吐水量を変更するためのボタン群を備
え、これら各ボタン群でマトリックススイッチを構成す
る。これら各ボタンは押圧式のものであり、押圧操作さ
れる都度、制御信号をメインコントローラ7に出力す
る。なお、上記各ボタン及び以下に説明する各ボタンの
表面には、図示するように、文字列のほか、該当する機
能を図案化した絵が描画されている。
【0022】吐水先を個別に指定するための各種指示ボ
タン群は、吐水先を浴槽カランrk,洗い場カランn,
シャワーヘッドAのいずれかとするための浴槽カラン指
示ボタン54,洗い場カラン指示ボタン55,シャワー
ヘッド指定ボタン56から構成される。
【0023】シャワーヘッドAからの吐水形態を指定す
るための各種指示ボタン群は、シャワー吐水の吐水形態
を既述したスプレー,スポット,分散のいずれかとする
ためのスプレー指定ボタン58,スポット指定ボタン5
9,分散指定ボタン60から構成される。なお、吐水形
態の切換の様子については後述する。
【0024】吐水温度や吐水量を変更するためのボタン
群は、吐水形態を指定するための上記指示ボタン群の下
段に設けられており、次のようなボタンを備える。即
ち、各吐水先において継続中の吐水の吐水量や吐水温度
をその都度変更するための吐水温度増大指示ボタン6
2,吐水温度低下指示ボタン63と、吐水量増大指示ボ
タン64,吐水量低下指示ボタン65を備える。なお、
これらボタンにより吐水温度や吐水量はその都度変更可
能であるが、電源投入後に行なわれる最初の吐水時にお
ける初期吐水温度や初期吐水量は、所定の値が各吐水口
ごとに予め設定されている。
【0025】吐水温度増大指示ボタン62及び吐水温度
低下指示ボタン63の吐水温度指示ボタンは、継続中の
吐水の吐水温度をその都度変更する機能を果たす。つま
り、上記両吐水温度指示ボタンが吐水の継続中に押圧さ
れれば、その信号がメインコントローラ7に入力され、
これを受けたメインコントローラ7により、その都度、
継続中の吐水の吐水温度が当該ボタンの押圧回数等に応
じて変更される。この場合、水の温度に加え入浴の際に
常用される常用温度範囲(38〜46度)内で変更可能
である。
【0026】同様に、吐水量増大指示ボタン64及び吐
水量低下指示ボタン65の吐水温度指示ボタンは、継続
中の吐水の吐水量をその都度変更する機能を果たす。つ
まり、上記両吐水量指示ボタンが吐水の継続中に押圧さ
れれば、その信号がメインコントローラ7に入力され、
これを受けたメインコントローラ7により、その都度、
継続中の吐水の吐水量が当該ボタンの押圧回数等に応じ
て変更される。この場合、違和感のない吐水量及び給湯
機の能力等を考慮して、各吐水口ごとに次のように定め
られている。 洗い場カランnについての吐水量可変範囲:8〜20リ
ットル/分 浴槽カランrkについての吐水量可変範囲:8〜32リ
ットル/分 シャワー吐水におけるスプレーの吐水形態についての吐
水量可変範囲:6〜18リットル/分 シャワー吐水におけるスポットの吐水形態についての吐
水量可変範囲:4〜10リットル/分 シャワー吐水における分散の吐水形態についての吐水量
可変範囲:4〜10リットル/分
【0027】ここで、上記吐水温度増大指示ボタン62
等の指示ボタン以外のボタンが果たす機能について簡単
に説明する。吐水先を個別に指定するための浴槽カラン
指示ボタン54等や吐水形態を指定するためのスプレー
指定ボタン58等が押圧されると、その信号がメインコ
ントローラ7に入力され、これを受けたメインコントロ
ーラ7により、吐水先や吐水形態が切り替わる。
【0028】例えば、浴槽カラン指示ボタン54が押圧
されれば、浴槽カランrkから吐水され、同様に、洗い
場カラン指示ボタン55又はシャワーヘッド指定ボタン
56が押圧されると、洗い場カランn又はシャワーヘッ
ドAから吐水される。しかも、ある吐水先から吐水され
ている最中に異なる吐水先を指定する指定ボタンが押圧
されれば、それまで吐水していた上記ある吐水先からの
吐水が中断し、後押しされた指定ボタンに対応する吐水
先から吐水されるよう構成されている。吐水形態を指定
するための各指定ボタン等についても同様に、押圧され
た指定ボタンに対応する吐水形態でシャワーヘッドAか
ら吐水される。
【0029】また、同一のボタンが引き続いて2度押し
されると、当該ボタンに対応する吐水先からはその時点
で止水するよう構成されている。なお、このような吐水
先の変更は、既述したように吐水切換部11における電
磁弁の切換により行なわれる。
【0030】次に、既述したように種々の吐水形態に変
更可能なシャワーヘッドAについて説明する。シャワー
ヘッドAは、図2及び図4に示すように、くの字状に屈
曲した外形形状を有する。そして、図4中に矢印a1に
示す如くその末端から流入した湯水を、矢印a2,a3
に示すようにシャワーヘッド内部を通過させ、矢印a4
に示す如くその先端から吐水する。
【0031】そして、図1に示すように、浴室壁面に装
着された際にはシャワーヘッドAの先端が常に一定方向
を向くよう次のように構成されている。シャワーヘッド
Aは、図2及び図4に示すように、吐水流路70とこの
流路以外の機器収納空間71とを確保して形成されたシ
ャワーヘッド本体72の外周部に位置決め用突出部72
aを備える。一方、所定高さの浴室壁面には、図2に示
すように、この位置決め用突出部72aを介してシャワ
ーヘッドAを位置決めし保持するハンガ90が取り付け
られている。
【0032】このハンガ90は、図5に示すように、シ
ャワーヘッドAを保持する保持孔91を有する保持本体
92と、浴室壁面に取り付けるための取付用フランジ9
3とを備えており、上記取付用フランジ93にてネジ9
4で壁面に固定されている。保持本体92は、基部側に
シャワーヘッドAの位置決め用突出部72aが入り込む
位置決め用凹所95を有すると共に、その対向する部位
にシャワーヘッドAのシャワーホースhの取り出しを可
能とする間隔の開口部96を有している。
【0033】従って、ハンガ90の位置決め用凹所95
にシャワーヘッドAの位置決め用突出部72aを位置合
わせして入れ込めば、シャワーヘッドAは、その先端を
常に一定方向(壁面から洗い場に向いたシャワーヘッド
正面)を向けてハンガ90に保持される。
【0034】次に、シャワーヘッドAの構成について説
明する。シャワーヘッドAは、図4に示すように、側面
に散水部73を有するキャップ74をシャワーヘッド先
端に備え、シャワーヘッド本体72にこのキャップ74
を組み付けて構成される。また、吐水切換部11に接続
されたシャワーホースhの末端に、連結金具76を介し
て接続されている。
【0035】この散水部73は、その正面図である図6
に示すように、キャップ74の所定領域に複数の吐水穴
75を備え、各吐水穴75から湯水が吐水された場合に
はスプレーの吐水形態で吐水する。
【0036】シャワーヘッド本体72とキャップ74と
で形成される空間には、機器収納空間71に収納された
モータ77の回転軸78がシール円盤40,41を貫通
して本体側から突出している。そして、この回転軸78
に回転遮蔽体20が軸の面取り部により位置決めされて
ネジ止めされている。よって、この回転遮蔽体20は、
モータ77から回転力が伝達され、回転軸78と一体に
回転する。また、回転遮蔽体20は、周方向に3分割さ
れた後述の遮蔽体(図には遮蔽体24,26を示す)を
備える。なお、回転遮蔽体20はキャップ74にてその
周囲をほとんど被覆されているので、外部から手動で回
転することはない。
【0037】回転遮蔽体20は、図4のI−I線断面図
である図7に示すように、上記遮蔽体24,25,26
を散水部73の形成位置に合わせて備える。そして、モ
ータ77の回転軸78と一体に回転して、各遮蔽体24
〜26の一つを、散水部73に対向させる。この際の回
転遮蔽体20の回転制御については後述する。
【0038】各遮蔽体24〜26は、先端が散水部73
の裏面に密着するよう湾曲した略凸状体であり、その外
形形状は同一である。よって、各遮蔽体に共通する構成
について、遮蔽体24を例に取り詳細に説明する。
【0039】遮蔽体24は、その基部24aと先端部2
4bを備え、回転遮蔽体20に設けられた溝部20aに
は基部24aが、溝部20a前方に設けられた案内部2
0bには先端部24bがそれぞれ摺動自在に組み込まれ
ている。そして、遮蔽体24の基部24aと回転遮蔽体
20の溝部20aとで囲まれた両側の空間には、遮蔽体
24を回転軸78方向に付勢する板ばね27がそれぞれ
組み込まれている。
【0040】また、遮蔽体24は、回転遮蔽体20の底
面から各遮蔽体に湯水を入させるよう回転遮蔽体20に
形成されたノズル連通路28と連通する吐水規制穴24
cを備える。この吐水規制穴24cのノズル連通路28
側は、このノズル連通路28より小さく形成されてい
る。このため、ノズル連通路28から流入した湯水が吐
水規制穴24cを通過する際には、遮蔽体24は裏面に
この湯水による流入圧を受ける。この結果、遮蔽体24
は、ノズル連通路28から湯水が流入すると、その流入
圧により散水部73に向けて前進して先端部24bを散
水部73の裏面に密着させる。
【0041】更に、遮蔽体24は、先端部24b先端に
吐水規制穴24cの周囲に亘って組み付けられたOリン
グ24dを備え、この先端部24bが散水部73の裏面
に密着した際にこの両者の接合部をシールする。よっ
て、上記したように湯水が流入した際には、このOリン
グ24dにより吐水規制穴24cの周囲がシールされ
る。また、先端部24b側面にはOリング24eを備
え、回転遮蔽体20の案内部20bと先端部24bとの
間を常時シールする。このため、ノズル連通路28を通
過して遮蔽体24に流入した湯水は、回転遮蔽体20と
キャップ74との隙間に漏れること無く総て吐水規制穴
24cを通過する。
【0042】次に、各遮蔽体24〜26の吐水規制穴2
4c〜26cについて説明する。各遮蔽体を正面から見
た図8に示すように、遮蔽体24の吐水規制穴24c
は、図6に示す散水部73における吐水穴75の穿孔範
囲に渡ってどの吐水穴75とも重なるよう小判形にあけ
られている(図8(a))。また、遮蔽体25の吐水規
制穴25cは、上記吐水穴75の穿孔範囲のうち中央周
辺の複数の吐水穴75と重なるよう円形にあけられてい
る(図8(b))。更に、遮蔽体26の吐水規制穴26
cは、上記吐水穴75の穿孔範囲のうち4つに分散した
範囲で複数の吐水穴75と重なるよう4穴あけられてい
る(図8(c))。
【0043】従って、回転遮蔽体20が回転して遮蔽体
24を散水部73に対向させ、ノズル連通路28から湯
水がこの遮蔽体24に流入すると、流入した湯水は、吐
水規制穴24cを通過して散水部73の総ての吐水穴7
5から吐水される。つまり、この場合には、散水部73
からの吐水はスプレーの吐水形態となる。また、遮蔽体
25が散水部73に対向し湯水が流入すると、吐水規制
穴25cと重なる吐水穴75からしか湯水が吐水されな
いので、スポットの吐水形態となる。更に、遮蔽体26
の場合には、各吐水規制穴26cと重なる吐水穴75か
らそれぞれ湯水が吐水されるので、4つに分散した吐水
形態となる。
【0044】なお、各遮蔽体が組み付けられる回転遮蔽
体20は、図8(a)に示すように、上部回転遮蔽体2
1と下部回転遮蔽体22とから構成され、両者を接合し
て製作されている。よって、上部回転遮蔽体21と下部
回転遮蔽体22とに、遮蔽体24〜26を組み付けるた
めの溝部20aや案内部20bをそれぞれ形成してお
き、遮蔽体24〜26を組み込んで上部回転遮蔽体21
と下部回転遮蔽体22とを接合すれば、回転遮蔽体20
が完成する。
【0045】シール円盤40,41は、上記回転遮蔽体
20とシャワーヘッド本体72端面との間に介在し、こ
の両者をシールするとともに、シャワーヘッド本体72
の吐水流路70と散水部73に対向した遮蔽体(図4に
おいては、遮蔽体24)のノズル連通路28と連通穴4
2,43を介して連通する。従って、吐水切換部11に
よりシャワーヘッドAが吐水先とされ、モータ77によ
り所定の遮蔽体がその吐水穴を散水部73に対向させる
と、シャワーホースhから流入した湯水は、図中矢印で
示すように、シャワーヘッド本体72の吐水流路70,
連通穴42,43及びノズル連通路28を通過して遮蔽
体に到る。そして、当該所定の遮蔽体の吐水穴の通過を
経て上記したような吐水形態で吐水される。
【0046】シャワーヘッド本体72の機器収納空間7
1内には、モータ77の他、このモータを駆動制御する
ためのサブコントローラ67や、回転軸78の回転位置
を検出して散水部73に吐水穴を臨ませている遮蔽体を
判別するための図示しない吐水形態検出センサが収納さ
れている。また、散水部73下方の本体側壁の厚肉部7
2bには、その上方から、吐水形態を切り換えるための
吐水形態切換ボタン84と、シャワーヘッドAからの吐
水の開始・停止を指示するためのオン・オフボタン85
とが、防水性の樹脂シート86に覆われて押圧自在に配
設されている。
【0047】このシャワーヘッドA側のサブコントロー
ラ67は、上記センサやボタンと接続されているだけで
はなく、吐水装置TSのメインコントローラ7とも漏電
を考慮した上で接続されている。そして、両コントロー
ラ間での制御信号の授受を行なう。
【0048】具体的には、シャワーヘッドA側のオン・
オフボタン85が押圧されてシャワーヘッドAからの吐
水の開始・停止が指示されると、シャワーヘッドA側の
サブコントローラ67を経てメインコントローラ7に制
御信号が出力される。そして、この信号を受けたメイン
コントローラ7により吐水切換部11が制御されて電磁
弁がオン・オフし、シャワーヘッドAからの吐水の開始
や停止がなされる。この場合、メインコントローラ7に
より、流量調整バルブ3,4のアクチュエータ5,6も
駆動制御される。
【0049】また、操作パネル部PPのスプレー指定ボ
タン58等の吐水形態の指定ボタンやシャワーヘッドA
における吐水形態切換ボタン84が押圧されて吐水形態
の切換が指示されると、後述する吐水ルーチンの処理を
経てメインコントローラ7とシャワーヘッドA側のサブ
コントローラ67とで制御信号が授受される。つまり、
メインコントローラ7から上記各指示ボタンで指示され
た吐水形態への切換開始の信号が出力され、指示された
吐水形態への切換がサブコントローラ67にて実行され
る。
【0050】こうした信号の授受により、シャワーヘッ
ドA側のサブコントローラ67によるモータ77の駆動
制御がなされて遮蔽体が回転し、指定された吐水形態に
対応する遮蔽体がその吐水規制穴を散水部73に臨ませ
て停止する。なお、操作パネル部PPからは上記各指示
ボタンによりシャワー吐水の吐水形態がダイレクトに指
定されるが、シャワーヘッドAからは吐水形態切換ボタ
ン84の押圧ごとにスプレー,スポット,分散のいずれ
かの吐水形態が順次指示されることになる。
【0051】次に、上記した構成を備える本実施例の吐
水装置TSが行なう種々の制御について、図面に基づき
説明する。図9,図10のフローチャートは、本吐水装
置TSの主要な制御である吐水制御(ルーチン)を示
し、図11のフローチャートは、シャワー吐水形態を回
転遮蔽体20の回転を介して変更吐水形態変更制御(ル
ーチン)を示す。
【0052】図9,図10のフローチャートは吐水ルー
チンの前半部分及び後半部分を示す。この吐水ルーチン
は、電源が投入されたときからメインコントローラ7側
で繰り返し実行されるものであり、まず、電源投入時に
のみ実施する初期処理、即ち、CPUの内部レジスタの
クリア等を行なう。その後、図9に示すように、吐水先
を指定する吐水先マップとシャワーヘッドAからの吐水
形態を指定する吐水形態マップのデータを読み込んで、
吐水先及びシャワーヘッドAからの吐水形態を判別する
(ステップ100:以下、ステップを単にSと表記す
る)。
【0053】この吐水先マップは、吐水の実行又は非実
行を意味するコード、例えば1と0を、洗い場カラン
n,浴槽カランrk,シャワーヘッドAに対応させたも
のである。そして、吐水先を決定するための領域として
確保されたメインコントローラ7のバックアップRAM
の所定アドレスに書き込まれている。例えば、シャワー
ヘッドAに対応するコードとして値1が書き込まれてい
れば、シャワーヘッドAを吐水先として判別する。ま
た、洗い場カランn,浴槽カランrk,シャワーヘッド
Aのすべてに対して0が書き込まれていれば、いずれの
吐水先からも吐水しないと判別する。
【0054】なお、この値1のコードの書込は、操作パ
ネル部PPにおける浴槽カラン指示ボタン54等のボタ
ンが押圧されたり、シャワーヘッドAにおけるオン・オ
フボタン等が押圧された時点で割込処理される。また、
同一のボタンが引き続いて2度押圧されれば、該当する
吐水先に関してその時点で0(吐水非実行)のコードが
書き込まれる。更に、初期処理にて各吐水先に対してす
べて0(吐水非実行)のコードが書き込まれる。
【0055】また、吐水形態マップは、上記吐水先マッ
プと同様に、吐水形態選択,吐水形態非選択を意味する
コード、例えば1と0を、シャワーヘッドAからの3つ
の吐水形態(スプレー,スポット,分散)に対応させて
メインコントローラ7のバックアップRAMの所定アド
レスに書き込まれている。例えば、スプレーに対応する
コードとして値1が書き込まれていれば、吐水形態をス
プレーと判断する。なお、この吐水形態マップで定まる
吐水形態の吐水がシャワーヘッドAから吐水されるに
は、上記吐水先マップにおけるシャワーヘッドAに対応
するコードへ値1が書き込まれているときになされる。
【0056】上記した3つの吐水形態に関する吐水形態
マップへの値1のコードの書込は、操作パネル部PPに
おけるスプレー指定ボタン58,スポット指定ボタン5
9,分散指定ボタン60やシャワーヘッドAの吐水形態
切換ボタン84が押圧された時点で割込処理される。ま
た、初期処理にて使用頻度の高い吐水形態であるスプレ
ーに対してのみ値1(吐水形態選択)のコードが書き込
まれる。
【0057】次に、このS100で読み込んだ3つの吐
水形態(スプレー,スポット,分散)に関するコードを
介した選択・非選択の状態を、メインコントローラ7か
らシャワーヘッドA側のサブコントローラ67に出力す
る(S105)。具体的には、コード1である吐水形態
に吐水形態を切り換える制御信号を出力する。そして、
これを受けたサブコントローラ67にて、後述の図11
に示す吐水形態変更ルーチンにより回転遮蔽体20の回
転制御が行なわれて遮蔽体が切り換えられ、これに伴い
吐水形態が切り換えられる。
【0058】なお、吐水形態切換ボタン84によりシャ
ワーヘッドA側で吐水形態の指定がなされたときは、メ
インコントローラ7からの上記した制御信号を受けるこ
となく、サブコントローラ67にて吐水形態が切り換え
られる。そして、この際には、サブコントローラ67か
らメインコントローラ7に、指定された吐水形態に関す
る制御信号が出力され、メインコントローラ7にて吐水
形態マップのコードが書き込まれる。
【0059】次に、S100で読み込んだ吐水先及び上
記吐水形態に関して、吐水温度増大指示ボタン62等の
操作によりその都度割込処理されて更新された設定吐水
温度T0 と設定吐水量Q0 とをバックアップRAMから
読み込む(S110)。この設定吐水量Q0 や設定吐水
温度T0 は、吐水開始時又は吐水継続中に調整すべき制
御目標値であり、上記した常用温度範囲(38〜46
度)又は吐水量範囲で変更可能である。
【0060】吐水先等の読み込みに続いては、湯水混合
栓MOにおける流量センサ1a,2aや温度センサ1
b,2b等の各センサから、流入管1及び流入管2にお
ける水自体の温度及び流量と湯自体の温度及び流量を読
み込むとともに、湯水吐出接続管10に設けた温度セン
サ9から混合湯水温度を読み込む(S120)。この
際、湯水吐出接続管10における検出温度に相当する制
御信号を、操作パネル部PPに出力して、その温度を操
作パネル部PPの吐水温度表示器53に表示する。
【0061】次に、S110で読み込んだ設定吐水量Q
0 及び設定吐水温度T0 とS120で読み込んだ各セン
サからの検出値等に基づいて、吐水量が設定吐水量Q0
となり吐水温度が設定吐水温度T0 となるよう、水及び
湯の流量を算出する(S130)。そして、算出した流
量に対応する流量調整バルブ3,流量調整バルブ4の流
量調整量、即ちアクチュエータ5,アクチュエータ6の
駆動量を算出する(S140)。次いで、S100で読
み込んだ吐水先からS110で読み込んだ設定吐水量Q
0 及び設定吐水温度T0 の吐水を実行すべく、各アクチ
ュエータに駆動信号を出力する(S150)。この信号
を受けて各アクチュエータが駆動して各流量調整バルブ
が流量を調整するので、算出流量の水及び湯が湯水吐出
接続管10に流入し、吐水切換部11による切換制御を
通した吐水に備える。
【0062】その後、S100で読み込んだ吐水先がシ
ャワーヘッドAであるか否かを判断する(S155)。
ここで、吐水先がシャワーヘッドA以外(本実施例で
は、洗い場カランn又は浴槽カランrk)であると判断
すれば、S100で読み込んだ吐水先(洗い場カランn
又は浴槽カランrkのいずれか)に対応する吐水切換部
11の電磁弁に駆動信号(オン信号)を出力する(S1
60)。この信号を受けて吐水切換部11が該当する電
磁弁をオンすることにより、切換制御された吐水先(洗
い場カランn又は浴槽カランrkのいずれか)からは、
S150で設定吐水量Q0 及び設定吐水温度T0 に調整
済みの混合湯水が吐水される。つまり、吐水先が洗い場
カランn又は浴槽カランrkの各カラン部であれば、該
当する電磁弁を駆動してカラン部から即座に吐水する。
【0063】こうして吐水された後には、S100に移
行し、既述した処理を繰り返す。よって、S100で判
別した吐水先が洗い場カランn又は浴槽カランrkの各
カラン部であれば、その吐水先から吐水を開始し、この
吐水先に関する吐水先マップのコードが0とされるま
で、吐水は継続されることになる。
【0064】一方、S155で吐水先がシャワーヘッド
Aであると判断すれば、図10に示すフローチャートの
S165に移行する。このS165では、操作パネル部
PPのスプレー指定ボタン58,スポット指定ボタン5
9,分散指定ボタン60やシャワーヘッドAの吐水形態
切換ボタン84により吐水形態の変更指示があるか否か
を判断する。ここで、上記各ボタンが操作されなければ
シャワーヘッドAからの吐水形態の変更を要しないとし
て、S190に移行してシャワーヘッドAに対応する吐
水切換部11の電磁弁に駆動信号(オン信号)を出力す
る。そして、その後S100に移行する。つまり、吐水
先がシャワーヘッドAであっても、吐水形態の変更、即
ち回転遮蔽体20の回転を要しない場合は、電磁弁を駆
動してシャワーヘッドAから即座に吐水する。そして、
シャワーヘッドAに関する吐水先マップのコードが0と
されるまで、シャワーヘッドAからはそのままの吐水形
態で吐水が継続されることになる。例えば、遮蔽体24
により、シャワーヘッド正面からスプレー状の吐水が開
始され、その後継続される。
【0065】しかし、S165でシャワーヘッドAから
の吐水形態の変更を要すると判断すれば、引き続いて指
示された吐水形態への変更(スプレー,スポット,分散
のいずれかへの変更)が完了したか否かを判断する(S
185)。この判断は、シャワーヘッドA側のサブコン
トローラ67からの吐水形態変更完了信号の入力有無に
より行なう。ここで、吐水形態の変更が完了していない
と判断すれば、変更指示された吐水形態からのシャワー
吐水を開始しないとして、既述したS100に移行し、
上記各ステップの処理を、吐水形態の変更完了まで継続
する。つまり、回転遮蔽体20の回転が完了するまで、
シャワーヘッドAからの吐水開始を待機する。
【0066】そして、S185で吐水形態変更完了信号
に基づき吐水形態の変更が完了したと判断すれば、変更
指示された吐水形態からのシャワー吐水を開始できると
して、既述したS190に移行してシャワーヘッドAに
対応する吐水切換部11の電磁弁に駆動信号(オン信
号)を出力する。そして、その後S100に移行して既
述した処理を繰り返す。
【0067】よって、変更指示された吐水形態からのシ
ャワー吐水が、設定吐水量Q0 及び設定吐水温度T0 で
行なわれる。また、このシャワー吐水は、シャワーヘッ
ドAに関する吐水先マップのコードが0とされるまで、
或いは、吐水形態が再度変更指示されるまで、継続され
ることになる。
【0068】次に、シャワー吐水形態を既述したように
各遮蔽体により決定される方向に変更する吐水形態変更
ルーチンについて、図11のフローチャートを用いて説
明する。
【0069】この吐水形態変更ルーチンは、シャワーヘ
ッドAにおけるサブコントローラ67にて行なわれるも
のであり、既述した吐水ルーチンにおける吐水形態マッ
プに基づいてメインコントローラ7から出力された制御
信号(切換信号)、或いはシャワーヘッドAの吐水形態
切換ボタン84の押圧操作を割込信号として実施され
る。
【0070】このルーチンが開始されると、まず最初に
吐水形態検出センサの検出信号に基づき散水部73に吐
水穴を臨ませている現状の遮蔽体を判別する(S20
0)。そして、判別した現状遮蔽体が変更指示されてい
る吐水形態に対応する遮蔽体であるか否かを判断し(S
205)、肯定判断すれば吐水形態の変更のために回転
遮蔽体20の回転を要しないとして本ルーチンを終了す
る。
【0071】一方、S200で否定判断すれば、変更指
示されている吐水形態に対応する遮蔽体を散水部73に
対向させるに必要な回転遮蔽体20の回転駆動量を算出
する(S210)。
【0072】つまり、シャワーヘッドA側のサブコント
ローラ67では、散水部73に吐水規制穴を現在臨ませ
ている遮蔽体をシャワーヘッドA内蔵の吐水形態検出セ
ンサにより常時検出する。そして、その結果と、メイン
コントローラ7からの制御信号(変更信号)或いはシャ
ワーヘッドAの吐水形態切換ボタン84の操作回数とに
基づいて変更対象の遮蔽体を散水部73に対向させるた
めの回転遮蔽体20の回転駆動量を算出するのである。
【0073】次いで、この算出した回転駆動量に相当す
る制御信号をモータ77に出力して回転遮蔽体20の回
転割り出しを開始し(S220)、回転遮蔽体20の回
転割出が完了するまで待機する(S225)。この回転
割出は、変更対象の遮蔽体が散水部73に新たに対向し
たことを吐水形態検出センサにより検出した時点で完了
する。そして、その後、変更対象の吐水形態への変更が
完了したことを表わす吐水形態変更完了信号をメインコ
ントローラ7に出力して(S230)、本ルーチンを終
了する(S220)。
【0074】この結果、吐水形態を現状のスプレーから
例えばスポットに変更するよう指示された場合には、遮
蔽体24に替えて遮蔽体25に切り換えるための回転遮
蔽体20の回転駆動量(120度の時計回り)の算出・
モータ駆動を経て、遮蔽体25が散水部73に対向し、
シャワーヘッドAからの吐水形態をスポットとするため
のシャワーヘッドAにおける準備が完了する。
【0075】そして、この吐水形態変更完了信号を受け
たメインコントローラ7は、既述したように、吐水ルー
チンの処理(S190)により、シャワーヘッドAに対
応する吐水切換部11の電磁弁を駆動する。よって、シ
ャワーヘッドAからは変更指示された吐水形態のシャワ
ー吐水が、設定吐水量Q0 及び設定吐水温度T0 で行な
われる。
【0076】以上説明したように本実施例の吐水装置T
Sは、シャワーヘッドAに内蔵した回転遮蔽体20にお
ける遮蔽体24ないし26を切換駆動することで、シャ
ワー吐水の吐水形態を各遮蔽体の吐水規制穴で定まるス
プレー,スポット,分散のいずれかの吐水形態に変更す
る。
【0077】よって、実施例の吐水装置TSによれば、
吐水形態を変更する上で、スプレー指定ボタン58等の
ボタン操作をするだけでよいので、吐水形態を変更する
際の操作性と使い勝手を向上させることができる。ま
た、この吐水装置TSによれば、既存のシャワーヘッド
を上記遮蔽体を切換可能に備えるシャワーヘッドAに交
換し遮蔽体の切換制御を行なうという比較的簡単な改造
で、既存のシャワーヘッドを操作性が高くて使い勝手が
よいものとすることができる。
【0078】更に、吐水形態を変更するための各遮蔽体
24〜26を散水部73の裏面において回転遮蔽体20
により回転させるよう構成したので、シャワーヘッドA
を小型にできる。
【0079】この吐水装置TSは、各遮蔽体24〜26
に湯水が流入し散水部73から吐水されるときには、各
遮蔽体24〜26を湯水の流入圧を利用して散水部73
裏面の密着させ各吐水規制穴の周囲をシールする。よっ
て、この吐水装置TSによれば、各遮蔽体の吐水規制穴
で定まる吐水形態で吐水する際に、キャップ74内部や
機器収納空間71内部の湯水の漏洩を回避し、収納され
ている電気機器を損傷させないようにすることができ
る。また、吐水形態変更のための回転遮蔽体20の回転
時には、その回転中には湯水がシャワーヘッドAに流入
しないようにして各遮蔽体24〜26をフリーとすると
ともに、各遮蔽体24〜26を板ばね27が回転軸78
方向に付勢する。よって、この吐水装置TSによれば、
各遮蔽体24〜26が散水部73裏面から離れた状態で
回転遮蔽体20を回転させることができるので、モータ
77に過大な負荷がかかることを回避できる。
【0080】次に、本発明にかかる吐水ヘッドの他の実
施例(第2実施例)について説明する。なお、その説明
に当たっては、上記した実施例のシャワーヘッドAと異
なる構成についてのみ詳述する。この第2実施例の吐水
ヘッドTは、図12に示すように、いわゆるピストル状
の外形形状を有する。そして、図12中に矢印a1に示
す如くその末端から流入した湯水を、矢印a2に示すよ
うに吐水ヘッド内部を通過させ、矢印a4に示す如くそ
の先端から吐水する。
【0081】この吐水ヘッドTは、把持部100と吐水
部102と機器収納部104を備え、把持部100と吐
水部102に亘ってくの字状の吐水流路106が形成さ
れている。この吐水流路106の先端には、図示するよ
うにテーパ状の吐水穴108が形成されている。そし
て、吐水ヘッドTの把持部100には、この吐水ヘッド
Tとそのほかの吐水口とに吐水を切り換える図示しない
吐水切換部からのホースが、連結金具107を介して接
続されている。
【0082】吐水穴108には、シャフト110に保持
され図中矢印a7に示すようにこの吐水穴108におい
て進退する吐水規制駒112が設けられている。この吐
水規制駒112は、吐水穴108のテーパと適合した側
面を有する円錐である。従って、この吐水規制駒112
が吐水穴108において進退すると、吐水規制駒112
と吐水穴108の両テーパ面間隔の変化を通する。この
ため、吐水穴108出口において吐水が通過する吐水通
過面積が変化し、吐水穴108からの吐水の吐水形態が
吐水規制駒112の進退の程度によって変更される。な
お、図示する都合上、シャフト110は太くして描画さ
れている。
【0083】機器収納部104内には、吐水規制駒11
2を進退駆動するためのモータ114と、このモータ1
14の回転を前後動に変換する変換機器116と、モー
タ114を駆動制御するサブコントローラ118等のほ
か、このモータ114やサブコントローラ118に電源
を供給する電池(図示省略)が内蔵されている。そし
て、変換機器116には、吐水規制駒112に固定され
たシャフト110が、吐水部102と機器収納部104
とを隔てる内壁120を貫通して組み付けられている。
【0084】従って、モータ114を回転駆動すること
により、変換機器116を介して吐水規制駒112を吐
水穴108において進退させることができる。なお、吐
水部102と機器収納部104とは、内壁120におけ
るシャフト110の貫通孔に設けられたOリング122
によりシールされている。
【0085】また、機器収納部104周壁の上部厚肉部
124には、吐水規制駒112を吐水穴108に対して
進退させて吐水穴の開口面積を変化させ吐水形態を変更
するための開口側吐水形態変更ボタン126と、閉鎖側
吐水形態変更ボタン128とが、防水性の樹脂シート1
30に覆われて押圧自在に配設されている。なお、把持
部100には、この吐水ヘッドTからの吐水のオン・オ
フを指示する図示しないオン・オフボタンが設けられて
いる。
【0086】この吐水ヘッドT側のサブコントローラ1
18は、上記各ボタンやモータ114と接続されている
だけではなく、吐水の温度や吐水量を制御する図示しな
い吐水装置側のメインコントローラとも漏電を考慮した
上で接続されている。そして、既述した第1実施例と同
様に、両コントローラ間での制御信号の授受を行なう。
【0087】具体的には、吐水ヘッドT側のオン・オフ
ボタンが押圧されてこの吐水ヘッドTからの吐水の開始
・停止が指示されると、吐水ヘッドT側のサブコントロ
ーラ118を経て吐水装置側のメインコントローラに制
御信号が出力される。そして、この信号を受けたメイン
コントローラにより吐水切換部が制御されて電磁弁がオ
ン・オフし、吐水ヘッドTからの吐水の開始や停止がな
される。この場合、第1実施例と同様に、流量調整バル
ブにより吐水量及び吐水温度が調整される。なお、上記
吐水切換部による吐水の切換に替え、把持部100に吐
水流路106を開閉する開閉弁を設け、この開閉弁によ
り吐水ヘッドTからの吐水の開始や停止を行なうよう構
成することもできる。この場合には、上記吐水ヘッドT
側のオン・オフボタンの操作に基づき吐水ヘッドT側の
サブコントローラ118でこの開閉弁を駆動制御する。
【0088】開口側吐水形態変更ボタン126,閉鎖側
吐水形態変更ボタン128が押圧されて吐水形態の変更
が指示されると、各ボタンの押圧回数等に応じてサブコ
ントローラ118にてモータ114が駆動制御される。
よって、このモータ114の駆動に伴う吐水規制駒11
2の進退により吐水穴吐水穴108出口における吐水通
過面積が変化し、吐水形態が変更される。
【0089】具体的に説明すると、図12に示す位置か
ら吐水規制駒112が吐水穴108側に後退すると、吐
水規制駒112と吐水穴108の両テーパ面間隔が狭く
なる。よって、吐水穴108出口における吐水通過面積
が減少し、吐水穴108からは広い範囲に拡散するよう
な吐水形態で吐水される。一方、吐水規制駒112が前
進すると、吐水規制駒112と吐水穴108の両テーパ
面間隔が広くなるので、吐水通過面積が増加し、吐水穴
108からは比較的狭い範囲にしか拡散しない吐水形態
で吐水される。
【0090】なお、図示しない吐水装置側に吐水形態を
変更するためのボタン等が設けられている場合には、当
該ボタン操作に基づく制御信号を吐水装置側のメインコ
ントローラから吐水ヘッドTA側のサブコントローラ1
18に出力する。よってこの場合には、メインコントロ
ーラから制御信号に基づき、サブコントローラ118に
より吐水規制駒112が進退して、上記のように吐水形
態が変更されることになる。
【0091】以上説明したようにこの第2実施例の吐水
ヘッドTは、吐水穴108において吐水規制駒112を
進退駆動することで、吐水穴108出口における吐水通
過面積を変化させ、その変化の程度(吐水規制駒112
の駆動量)で拡散の程度が定まる吐水形態に変更する。
【0092】よって、第2実施例の吐水ヘッドTによれ
ば、吐水形態を変更する上で、開口側吐水形態変更ボタ
ン126,閉鎖側吐水形態変更ボタン128のボタン操
作をするだけでよいので、吐水形態を変更する際の操作
性と使い勝手を向上させることができる。また、この吐
水ヘッドTを既存の吐水ヘッドと交換し吐水規制駒11
2の進退制御を行なうという比較的簡単な改造で、既存
のシャワーヘッドを操作性が高くて使い勝手がよいもの
とすることができる。更に、吐水形態を変更するための
吐水規制駒112を吐水穴108において進退するよう
設けるだけでよいので、吐水ヘッドTを小型にできる。
また、吐水が広がる際の拡散の程度が段階的にことなる
吐水形態に変更することができる。
【0093】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0094】例えば、上記第1実施例では、散水部73
にスプレーの吐水形態で吐水するための吐水穴75をあ
けておき、各遮蔽体24〜26で吐水形態を変更するよ
う構成したが、次のようにすることもできる。即ち、図
13に示すように、散水部73に4つの吐水穴73aを
あけておき、遮蔽体24には、図14に示すように、上
記各吐水穴73aに重なるよう複数の吐水規制穴24c
をあける構成でもよい。このようにすれば、遮蔽体24
によりスプレーの吐水形態に近似した吐水形態に変更す
ることができる。また、遮蔽体の吐水規制穴が散水部7
3にあけられた吐水穴の一部を塞いでその開口面積や穴
形状を変更するよう構成することもできる。
【0095】更に、上記第2実施例における吐水規制駒
112を球体としたり、角錐体とすることもできる。特
に、角錐体であれば、回転させつつ吐水穴108におい
て進退させることにより、より多様な吐水形態の変更が
可能となる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載した
本発明の吐水ヘッドは、散水板における複数の吐水穴の
分布状態もしくは吐水穴の開口面積或いは穴形状の変更
を通して吐水形態を変更する際に、吐水穴変更部を散水
板に重なるよう駆動するに過ぎない。よって、請求項1
に記載した吐水ヘッドによれば、吐水形態の変更に当た
り従来の吐水ヘッドのように散水板等の交換を必要とせ
ず、操作性を高めるとともに使い勝手を向上させること
ができる。
【0097】また、請求項2に記載した本発明の吐水ヘ
ッドは、散水板の吐水穴出口において吐水が通過する吐
水通過面積の変更を通して吐水形態を変更する際に、吐
水穴変更部を吐水穴において進退駆動するに過ぎない。
よって、請求項2に記載した吐水ヘッドによれば、吐水
形態の変更に当たり従来の吐水ヘッドのように散水板等
の交換を必要とせず、操作性を高めるとともに使い勝手
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシャワーヘッドAを用いた吐水装置T
Sを浴室の給湯システムに適用した場合における浴室の
外観図。
【図2】吐水装置TSの概略的な電気構成と各機器構成
を説明するために用いた概略ブロック図。
【図3】操作部Pに設けた操作パネル部PPを説明する
ための説明図。
【図4】シャワーヘッドAの構成を説明するため縦断面
図。
【図5】ハンガ90によるシャワーヘッドAの保持の様
子を説明するために用いた説明図。
【図6】シャワーヘッドAの散水部73における吐水穴
75の穿孔状態を説明するために用いた散水部73の正
面図。
【図7】図4のI−I線断面図。
【図8】回転遮蔽体20における各遮蔽体24ないし2
6を説明するための説明図。
【図9】吐水装置TSにおける吐水ルーチンの前半を示
すフローチャート。
【図10】吐水装置TSにおける吐水ルーチンの後半を
示すフローチャート。
【図11】シャワー吐水形態を各遮蔽体により決定され
るものに変更する吐水形態変更ルーチンを示すフローチ
ャート。
【図12】第2実施例の吐水ヘッドTの概略構成図。
【図13】第1実施例における散水部73の変形例を説
明するための説明図。
【図14】第1実施例における遮蔽体24の変形例を説
明するための説明図。
【符号の説明】
3,4…流量調整バルブ 7…メインコントローラ 8…流量センサ 9…温度センサ 11…吐水切換部 20…回転遮蔽体 24,25,26…遮蔽体 24c〜26c…吐水規制穴 27…板ばね 28…ノズル連通路 58…スプレー指定ボタン 59…スポット指定ボタン 60…分散指定ボタン 67…サブコントローラ 70…吐水流路 84…吐水形態切換ボタン 108…吐水穴 112…吐水規制駒 114…モータ 118…サブコントローラ 126…開口側吐水形態変更ボタン 128…閉鎖側吐水形態変更ボタン A…シャワーヘッド MO…湯水混合栓 PP…操作パネル部 T…吐水ヘッド TS…吐水装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐水形態を変更する吐水形態変更機構を
    内蔵し、散水板から異なる吐水形態で吐水する吐水ヘッ
    ドであって、 前記散水板は、複数の吐水穴を所定範囲に亘って穿孔し
    て備え、 前記吐水形態変更機構は、前記散水板に重なることによ
    り該散水板からの吐水に用いられる吐水穴の分布状態,
    開口面積或いは穴形状のいずれかを変更する吐水穴変更
    部と、該吐水穴変更部が前記散水板に重なるよう前記吐
    水穴変更部を駆動する駆動手段とを備えることを特徴と
    する吐水ヘッド。
  2. 【請求項2】 吐水形態を変更する吐水形態変更機構を
    内蔵し、吐水穴が穿孔された散水板から異なる吐水形態
    で吐水する吐水ヘッドであって、 前記吐水形態変更機構は、前記散水板の吐水穴において
    進退することにより前記吐水穴出口において吐水が通過
    する吐水通過面積を変更する吐水穴変更部と、該吐水穴
    変更部を前記吐水穴において進退駆動する駆動手段とを
    備えることを特徴とする吐水ヘッド。
JP4293884A 1992-10-06 1992-10-06 吐水ヘッド Pending JPH06114296A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018162596A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 株式会社Lixil 水栓装置

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