JPH0663457A - 吐水ヘッド - Google Patents
吐水ヘッドInfo
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- JPH0663457A JPH0663457A JP4237659A JP23765992A JPH0663457A JP H0663457 A JPH0663457 A JP H0663457A JP 4237659 A JP4237659 A JP 4237659A JP 23765992 A JP23765992 A JP 23765992A JP H0663457 A JPH0663457 A JP H0663457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water discharge
- water
- electronic control
- control circuit
- supply passage
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本吐水ヘッド100は、簡単な操作で、吐水
形態の変更を円滑かつ多様に行なうことができ、さらに
電子部品等に対する優れたシール性を有する。 【構成】 吐水ヘッド100は、操作部170の操作に
より電子制御回路140、モータ132を介して吐水形
態部210a〜210dの1つが給水流路に接続され
て、種々の吐水形態で吐水される。操作部170及び電
子制御回路140は、ケース本体112を介してほぼ一
体的に形成されており、流路234、環状流路234及
び環状流路236は、内側収納ケース120内に形成さ
れている。よって、流路234、236は、電子制御回
路140等を迂回する経路にて配設されており、電子制
御回路140と操作部170との間を通ることがないの
で、電子制御回路140等をケース本体112内にコン
パクトに詰め込んでも優れたシール性を得ることができ
る。
形態の変更を円滑かつ多様に行なうことができ、さらに
電子部品等に対する優れたシール性を有する。 【構成】 吐水ヘッド100は、操作部170の操作に
より電子制御回路140、モータ132を介して吐水形
態部210a〜210dの1つが給水流路に接続され
て、種々の吐水形態で吐水される。操作部170及び電
子制御回路140は、ケース本体112を介してほぼ一
体的に形成されており、流路234、環状流路234及
び環状流路236は、内側収納ケース120内に形成さ
れている。よって、流路234、236は、電子制御回
路140等を迂回する経路にて配設されており、電子制
御回路140と操作部170との間を通ることがないの
で、電子制御回路140等をケース本体112内にコン
パクトに詰め込んでも優れたシール性を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多様な吐水形態で吐水
する吐水ヘッドに関する。
する吐水ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吐水ヘッドとして、シャ
ワーヘッドまたは台所水栓等において、吐水形態を切換
えることができるものがある。例えば、シャワーヘッド
について述べると、ヘッドの先端前面に設けた吐水窓よ
り、多様な吐水形態、例えば、スポットをねらったスト
レート状の刺激的な吐水や、噴霧状の拡散的な吐水や、
棒状の打たせ湯的な吐水や、泡を含んだ柔かい泡沫状の
吐水等の形態等を適宜選択するものである。
ワーヘッドまたは台所水栓等において、吐水形態を切換
えることができるものがある。例えば、シャワーヘッド
について述べると、ヘッドの先端前面に設けた吐水窓よ
り、多様な吐水形態、例えば、スポットをねらったスト
レート状の刺激的な吐水や、噴霧状の拡散的な吐水や、
棒状の打たせ湯的な吐水や、泡を含んだ柔かい泡沫状の
吐水等の形態等を適宜選択するものである。
【0003】こうした吐水形態を変更するための機構と
して、吐水窓を有するシャワーヘッド内部に、異なる吐
水形態で吐水可能な散水板等を複数枚配設しておき、該
散水板を手動レバーにより切り換えるとともに、該切換
選択された散水板にヘッド内部の湯水通路を接続させる
構成である。
して、吐水窓を有するシャワーヘッド内部に、異なる吐
水形態で吐水可能な散水板等を複数枚配設しておき、該
散水板を手動レバーにより切り換えるとともに、該切換
選択された散水板にヘッド内部の湯水通路を接続させる
構成である。
【0004】ところで、近時、手動レバーにより切り換
える技術を発展させて、モータの駆動によって散水板を
切り換えて多様な吐水形態で吐水させる装置が提案され
ている。
える技術を発展させて、モータの駆動によって散水板を
切り換えて多様な吐水形態で吐水させる装置が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記吐水ヘッ
ドでは、一般に、ハンディタイプで取扱いが容易にする
ことが要請されているが、この要請に応じるためには、
小型のケース内にモータや電子制御装置等の多数の電子
部品を組み付けなければならない上に、ケース内に給水
通路を配置しなければならず、電子部品等に対するシー
ル性を確保することが難しいという問題があった。
ドでは、一般に、ハンディタイプで取扱いが容易にする
ことが要請されているが、この要請に応じるためには、
小型のケース内にモータや電子制御装置等の多数の電子
部品を組み付けなければならない上に、ケース内に給水
通路を配置しなければならず、電子部品等に対するシー
ル性を確保することが難しいという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の課題を達成す
るためになされたものであり、簡単な操作で、吐水形態
の変更を円滑かつ多様に行なうことができるとともに、
電子部品等に対する優れたシール性を有する吐水ヘッド
を提供することを目的とする。
るためになされたものであり、簡単な操作で、吐水形態
の変更を円滑かつ多様に行なうことができるとともに、
電子部品等に対する優れたシール性を有する吐水ヘッド
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、ケース本体内に、複数の異なる吐
水形態で給水通路から供給される水を吐水する吐水機構
を内蔵した吐水ヘッドであって、上記吐水機構は、吐水
形態が異なる吐水形態部を複数有する吐水切換手段と、
該吐水切換手段を電気的に切換駆動して、上記複数の吐
水形態部の1つと上記給水通路とを連通させるように駆
動する駆動手段と、上記駆動手段を介して吐水切換手段
を制御する電子制御手段と、上記ケース本体外周部に設
けられ、かつ上記電子制御手段と該ケース本体の壁部を
介してほぼ一体的に形成されると共に、電子制御手段に
指令信号を出力する操作部と、を備え、上記給水通路
は、ケース本体の根元部から電子制御手段に対して操作
部と反対側を通り、吐水切換手段に向かうように迂回し
て配設したことを特徴とする。
になされた本発明は、ケース本体内に、複数の異なる吐
水形態で給水通路から供給される水を吐水する吐水機構
を内蔵した吐水ヘッドであって、上記吐水機構は、吐水
形態が異なる吐水形態部を複数有する吐水切換手段と、
該吐水切換手段を電気的に切換駆動して、上記複数の吐
水形態部の1つと上記給水通路とを連通させるように駆
動する駆動手段と、上記駆動手段を介して吐水切換手段
を制御する電子制御手段と、上記ケース本体外周部に設
けられ、かつ上記電子制御手段と該ケース本体の壁部を
介してほぼ一体的に形成されると共に、電子制御手段に
指令信号を出力する操作部と、を備え、上記給水通路
は、ケース本体の根元部から電子制御手段に対して操作
部と反対側を通り、吐水切換手段に向かうように迂回し
て配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る吐水ヘッドは、複数の吐水形態で
吐水する吐水機構を備えている。該吐水機構は、駆動手
段により吐水切換手段を切換駆動する。吐水切換手段に
は、複数の吐水形態部が設けられ、そのいずれかが給水
通路に連通するように電気的に切換駆動される。よっ
て、吐水切換手段の吐水形態部を適宜切換えることによ
り、多様な吐水形態で吐水される。
吐水する吐水機構を備えている。該吐水機構は、駆動手
段により吐水切換手段を切換駆動する。吐水切換手段に
は、複数の吐水形態部が設けられ、そのいずれかが給水
通路に連通するように電気的に切換駆動される。よっ
て、吐水切換手段の吐水形態部を適宜切換えることによ
り、多様な吐水形態で吐水される。
【0009】また、駆動手段を制御する電子制御手段及
びこれを操作するための操作部は、ケース本体の壁面を
介してほぼ一体的に形成されており、給水通路は、電子
制御手段に対して操作部の反対側を通る迂回経路にて、
吐水形態部に水を供給するよう配設されている。このよ
うに給水通路は、電子制御手段を迂回して配置されてお
り、電子制御手段と操作部の間を通ることがないので、
電子制御手段等をケース本体内にコンパクトに詰め込ん
でも優れたシール性を得ることができる。
びこれを操作するための操作部は、ケース本体の壁面を
介してほぼ一体的に形成されており、給水通路は、電子
制御手段に対して操作部の反対側を通る迂回経路にて、
吐水形態部に水を供給するよう配設されている。このよ
うに給水通路は、電子制御手段を迂回して配置されてお
り、電子制御手段と操作部の間を通ることがないので、
電子制御手段等をケース本体内にコンパクトに詰め込ん
でも優れたシール性を得ることができる。
【0010】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0011】図1は浴室に用いた吐水ヘッドを含む吐水
装置を示す外観図である。図1において、吐水装置1
は、給湯装置(図示省略)に接続されかつ混合湯水を吐
水する吐水調節装置10と、吐水調節装置10からの混
合湯をシャワーホースHを介して供給されかつ複数の吐
水形態で吐水する吐水ヘッド100とを備えており、吐
水ヘッド100から吐水調節装置10により温度調節さ
れた混合湯水を種々の吐水形態で吐出する。なお、吐水
ヘッド100は、シャワー用ハンガ350に着脱自在に
保持されるようになっている。
装置を示す外観図である。図1において、吐水装置1
は、給湯装置(図示省略)に接続されかつ混合湯水を吐
水する吐水調節装置10と、吐水調節装置10からの混
合湯をシャワーホースHを介して供給されかつ複数の吐
水形態で吐水する吐水ヘッド100とを備えており、吐
水ヘッド100から吐水調節装置10により温度調節さ
れた混合湯水を種々の吐水形態で吐出する。なお、吐水
ヘッド100は、シャワー用ハンガ350に着脱自在に
保持されるようになっている。
【0012】上記吐水ヘッド100は、図2に示すよう
に、筒状のケース110を有しており、ケース110
は、筒状のケース本体112と、このケース本体112
の上部開口に取り付けられかつ吐水窓113を有するキ
ャップ筒体114と、キャップ筒体114の上部開口に
螺着される蓋体116と、ケース本体112の下部に螺
合されたホース取付部118とを備えている。
に、筒状のケース110を有しており、ケース110
は、筒状のケース本体112と、このケース本体112
の上部開口に取り付けられかつ吐水窓113を有するキ
ャップ筒体114と、キャップ筒体114の上部開口に
螺着される蓋体116と、ケース本体112の下部に螺
合されたホース取付部118とを備えている。
【0013】このケース110内には、図3の断面図で
示すように、その先端部から根元部に向かって、吐水部
Bと、シール部C、吐水部Bを駆動する各種電子機器、
モータや流路を有するヘッド本体部Dと、シャワーホー
スHの末端と連結するホース連結部Eとが収納されてい
る。
示すように、その先端部から根元部に向かって、吐水部
Bと、シール部C、吐水部Bを駆動する各種電子機器、
モータや流路を有するヘッド本体部Dと、シャワーホー
スHの末端と連結するホース連結部Eとが収納されてい
る。
【0014】上記ヘッド本体部Dは、ケース本体112
に嵌合位置決めされる内側収納ケース120を備えてお
り、この内側収納ケース120には、図4に示すよう
に、各種電子部品が組み付けられている。すなわち、内
側収納ケース120の側壁部122には、駆動機構13
0が保持部材124によりネジ止めされている。この駆
動機構130は、モータ132に減速歯車機構134を
介して駆動軸136を回転駆動するものである。なお、
減速歯車機構134の上部には、駆動軸136の回転方
向位置を検出するポテンショメータ138が取り付けら
れている。また、内側収納ケース120の側壁部122
には、モータ132等を制御するための電子制御回路1
40及び供給湯水の圧力を検出する圧力センサ142が
取り付けられている。
に嵌合位置決めされる内側収納ケース120を備えてお
り、この内側収納ケース120には、図4に示すよう
に、各種電子部品が組み付けられている。すなわち、内
側収納ケース120の側壁部122には、駆動機構13
0が保持部材124によりネジ止めされている。この駆
動機構130は、モータ132に減速歯車機構134を
介して駆動軸136を回転駆動するものである。なお、
減速歯車機構134の上部には、駆動軸136の回転方
向位置を検出するポテンショメータ138が取り付けら
れている。また、内側収納ケース120の側壁部122
には、モータ132等を制御するための電子制御回路1
40及び供給湯水の圧力を検出する圧力センサ142が
取り付けられている。
【0015】また、吐水ヘッド100のケース110の
外壁には、吐水形態を切り換えるための操作部170が
設けられている(図2参照)。この操作部170は、ケ
ース110の壁部を介して電子制御回路140に一体的
になっている。操作部170には、電子制御回路140
に信号を出力するためのバルブスイッチ172及び切換
スイッチ174が設けられている。バルブスイッチ17
2は、吐水開始及び吐水停止をトグルで指令するための
ボタンであり、切換スイッチ174は、該切換スイッチ
174を押す毎に、吐水形態を順次送ってその変更指令
を行なうためのボタンである。
外壁には、吐水形態を切り換えるための操作部170が
設けられている(図2参照)。この操作部170は、ケ
ース110の壁部を介して電子制御回路140に一体的
になっている。操作部170には、電子制御回路140
に信号を出力するためのバルブスイッチ172及び切換
スイッチ174が設けられている。バルブスイッチ17
2は、吐水開始及び吐水停止をトグルで指令するための
ボタンであり、切換スイッチ174は、該切換スイッチ
174を押す毎に、吐水形態を順次送ってその変更指令
を行なうためのボタンである。
【0016】上記駆動機構130の駆動軸136は、シ
ール部Cのシール材190を貫通して、吐水部Bの回転
吐水体200の軸体201の下端部に連結されている。
回転吐水体200は、周方向に4分割された吐水形態部
210a〜210dを備え、駆動軸136と一体的に回
転する。各吐水形態部210a〜210dは、その底面
に吐水流入穴212a〜212dをそれぞれ備え、その
側面には、図5に示すように、各種吐水形態での吐水を
実現するための吐水穴214a〜214dを備える。
ール部Cのシール材190を貫通して、吐水部Bの回転
吐水体200の軸体201の下端部に連結されている。
回転吐水体200は、周方向に4分割された吐水形態部
210a〜210dを備え、駆動軸136と一体的に回
転する。各吐水形態部210a〜210dは、その底面
に吐水流入穴212a〜212dをそれぞれ備え、その
側面には、図5に示すように、各種吐水形態での吐水を
実現するための吐水穴214a〜214dを備える。
【0017】吐水ヘッド100は、4種類の吐水形態で
吐水する。この4種類の吐水形態は、例えば、スプレー
状の吐水、ストレート状の吐水、シャワー孔からの直線
水を一点に集めたスポット状の吐水、シャワー水に気泡
を混入した泡沫状の吐水、棒状の吐水を浴びせるうたせ
の吐水、霧状に吐水するミストの吐水、回転羽根を内蔵
したマッサージの吐水等の吐水形態から任意の組み合わ
せで選択される。なお、本実施例では、4種類の吐水形
態として、スプレーの吐水形態(図5(a))、スポッ
トの吐水形態(図5(b))、泡沫の吐水形態(図5
(c))、棒状の吐水を浴びせるうたせの吐水形態(図
5(d))を採用した。
吐水する。この4種類の吐水形態は、例えば、スプレー
状の吐水、ストレート状の吐水、シャワー孔からの直線
水を一点に集めたスポット状の吐水、シャワー水に気泡
を混入した泡沫状の吐水、棒状の吐水を浴びせるうたせ
の吐水、霧状に吐水するミストの吐水、回転羽根を内蔵
したマッサージの吐水等の吐水形態から任意の組み合わ
せで選択される。なお、本実施例では、4種類の吐水形
態として、スプレーの吐水形態(図5(a))、スポッ
トの吐水形態(図5(b))、泡沫の吐水形態(図5
(c))、棒状の吐水を浴びせるうたせの吐水形態(図
5(d))を採用した。
【0018】また、シール部Cは、内側収納ケース12
0上部の受皿部126に収納したシール材190を備
え、さらに、各種シール部材、つまり、駆動軸136の
外周部をシールするOリング等を備える。
0上部の受皿部126に収納したシール材190を備
え、さらに、各種シール部材、つまり、駆動軸136の
外周部をシールするOリング等を備える。
【0019】一方、ケース110の下端に設けたホース
連結部Eは、シャワーホースHをホース取付部118に
対して回転可能に接続する回転連結部220を有する。
連結部Eは、シャワーホースHをホース取付部118に
対して回転可能に接続する回転連結部220を有する。
【0020】吐水ヘッド100内には、シャワーホース
Hから吐水穴214a〜214dまで湯を供給するため
の流路が設けられており、つまり、回転連結部220に
形成された流路232、電子制御回路140の背面を通
って迂回するよう形成されかつ内側収納ケース120の
側壁部122内に形成された流路234、さらに流路2
34から吐水窓113側へ導くための受皿部126内の
環状流路236及びシール材190の貫通穴192が設
けられており、該貫通穴192が吐水形態部210a〜
210dの吐水流入穴212a〜212dの1つに臨む
ことになる。
Hから吐水穴214a〜214dまで湯を供給するため
の流路が設けられており、つまり、回転連結部220に
形成された流路232、電子制御回路140の背面を通
って迂回するよう形成されかつ内側収納ケース120の
側壁部122内に形成された流路234、さらに流路2
34から吐水窓113側へ導くための受皿部126内の
環状流路236及びシール材190の貫通穴192が設
けられており、該貫通穴192が吐水形態部210a〜
210dの吐水流入穴212a〜212dの1つに臨む
ことになる。
【0021】したがって、操作部170のバルブスイッ
チ172をオンし、さらに切換スイッチ174の操作に
より所望の吐水形態を選択すると、その信号が電子制御
回路140に入力される。電子制御回路140は、モー
タ132に駆動信号を出力して、減速歯車機構134を
介して駆動軸136を回転駆動する。これにより回転吐
水体200が回転する。このとき、ポテンショメータ1
38の信号に従いつつ駆動軸136の回転位置が制御さ
れて、吐水形態部210a〜210dの1つの吐水流入
穴212a〜212dが貫通穴192に接続される。例
えば、図3に示す吐水穴214aが吐水窓113に臨む
ことにより、シャワーホースHから流入した湯水は、流
路232、流路234、環状通路236、吐水流入穴2
12aを経て、吐水穴214aに達し、ストレートの吐
水形態の吐水が行なわれる。
チ172をオンし、さらに切換スイッチ174の操作に
より所望の吐水形態を選択すると、その信号が電子制御
回路140に入力される。電子制御回路140は、モー
タ132に駆動信号を出力して、減速歯車機構134を
介して駆動軸136を回転駆動する。これにより回転吐
水体200が回転する。このとき、ポテンショメータ1
38の信号に従いつつ駆動軸136の回転位置が制御さ
れて、吐水形態部210a〜210dの1つの吐水流入
穴212a〜212dが貫通穴192に接続される。例
えば、図3に示す吐水穴214aが吐水窓113に臨む
ことにより、シャワーホースHから流入した湯水は、流
路232、流路234、環状通路236、吐水流入穴2
12aを経て、吐水穴214aに達し、ストレートの吐
水形態の吐水が行なわれる。
【0022】こうした吐水ヘッド100を組み立てるに
は、図4に示すように、内側収納ケース120の側壁部
122に、駆動機構130を保持部材124を用いてネ
ジ止めする。なお、駆動機構130は、モータ132、
減速歯車機構134及びポテンショメータ138を予め
一体に組み付けておく。さらに、上記側壁部122に、
圧力センサ142及び電子制御回路140もネジで組み
付ける。続いて、内側収納ケース120の受皿部126
にシール材190等を組み付け、さらに、電気的な配線
接続を行なった後に、駆動機構130等を組み付けた内
側収納ケース120をケース本体112に挿入嵌合す
る。その後、駆動軸136の先端に回転吐水体200を
組み付け、さらにキャップ筒体114及び蓋体116を
ネジ止め封止する。これにより吐水ヘッド100が組み
付けられる。
は、図4に示すように、内側収納ケース120の側壁部
122に、駆動機構130を保持部材124を用いてネ
ジ止めする。なお、駆動機構130は、モータ132、
減速歯車機構134及びポテンショメータ138を予め
一体に組み付けておく。さらに、上記側壁部122に、
圧力センサ142及び電子制御回路140もネジで組み
付ける。続いて、内側収納ケース120の受皿部126
にシール材190等を組み付け、さらに、電気的な配線
接続を行なった後に、駆動機構130等を組み付けた内
側収納ケース120をケース本体112に挿入嵌合す
る。その後、駆動軸136の先端に回転吐水体200を
組み付け、さらにキャップ筒体114及び蓋体116を
ネジ止め封止する。これにより吐水ヘッド100が組み
付けられる。
【0023】したがって、上記実施例において、駆動機
構130や電子制御回路140等は、内側収納ケース1
20にユニット状に組み付けられた後に、ケース本体1
12内に容易に収納することができる。よって、駆動機
構130等は、ケース112内に直接組み付ける必要が
ないので、組立作業性に優れている。
構130や電子制御回路140等は、内側収納ケース1
20にユニット状に組み付けられた後に、ケース本体1
12内に容易に収納することができる。よって、駆動機
構130等は、ケース112内に直接組み付ける必要が
ないので、組立作業性に優れている。
【0024】また、モータ132を制御する電子制御回
路140及びこれを操作するための操作部170は、ケ
ース本体112の壁面を介してほぼ一体的に形成されて
おり、流路234は、電子制御回路140に対して操作
部170の反対側を通る迂回した経路を通り、さらに、
環状通路236により吐水窓113側に向かっている。
よって、電子制御回路140と操作部170との間を通
ることがないので、この部分にシール性を考慮する必要
がない。
路140及びこれを操作するための操作部170は、ケ
ース本体112の壁面を介してほぼ一体的に形成されて
おり、流路234は、電子制御回路140に対して操作
部170の反対側を通る迂回した経路を通り、さらに、
環状通路236により吐水窓113側に向かっている。
よって、電子制御回路140と操作部170との間を通
ることがないので、この部分にシール性を考慮する必要
がない。
【0025】しかも、流路234は、内側収納ケース1
20の側壁部122内に形成され、また、環状流路23
6は、受皿部126内に形成されており、電子制御回路
140と隔壁で分離されているので、電子制御回路14
0等をコンパクトに詰め込めると共に、優れたシール性
を得ることができる。
20の側壁部122内に形成され、また、環状流路23
6は、受皿部126内に形成されており、電子制御回路
140と隔壁で分離されているので、電子制御回路14
0等をコンパクトに詰め込めると共に、優れたシール性
を得ることができる。
【0026】また、ケース110は、ケース本体11
2、キャップ筒体114及びホース取付部118を筒状
に形成し、これを螺合連結させる構成を採用しているの
で、連結部分において高いシール性を容易に確保するこ
とができる。
2、キャップ筒体114及びホース取付部118を筒状
に形成し、これを螺合連結させる構成を採用しているの
で、連結部分において高いシール性を容易に確保するこ
とができる。
【0027】さらに、吐水窓113は、操作部170と
同じ面に設けられているので、吐水を浴びながら操作す
ることができ、操作性に優れている。
同じ面に設けられているので、吐水を浴びながら操作す
ることができ、操作性に優れている。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吐水ヘッ
ドは、吐水形態が異なる吐水形態部を駆動手段により電
気的に切換駆動する吐水機構を備えており、この電気的
に切換駆動される吐水機構により、優れた操作性でもっ
て吐水形態の変更を容易かつ円滑に行なうことができ
る。
ドは、吐水形態が異なる吐水形態部を駆動手段により電
気的に切換駆動する吐水機構を備えており、この電気的
に切換駆動される吐水機構により、優れた操作性でもっ
て吐水形態の変更を容易かつ円滑に行なうことができ
る。
【0029】また、駆動手段を制御する電子制御手段及
びこれを操作するための操作部は、ケース本体の壁面を
介してほぼ一体的に形成されており、そして、給水通路
は、この電子制御手段に対して操作部の反対側を通る迂
回した経路で吐水形態部に水を供給するように配設され
ている。よって、給水通路は、電子制御手段と操作部の
間を通ることがないので、電子制御手段等をケース本体
内にコンパクトに詰め込んでも優れたシール性を得るこ
とができる。
びこれを操作するための操作部は、ケース本体の壁面を
介してほぼ一体的に形成されており、そして、給水通路
は、この電子制御手段に対して操作部の反対側を通る迂
回した経路で吐水形態部に水を供給するように配設され
ている。よって、給水通路は、電子制御手段と操作部の
間を通ることがないので、電子制御手段等をケース本体
内にコンパクトに詰め込んでも優れたシール性を得るこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係る吐水ヘッドを付設した
浴室を示す概略図。
浴室を示す概略図。
【図2】同実施例に係る吐水ヘッドの外観図。
【図3】同実施例に係る吐水ヘッドの断面図。
【図4】同実施例に係る吐水ヘッドの分解斜視図。
【図5】同実施例に係る吐水ヘッドの4つの吐水形態部
を示す説明図。
を示す説明図。
1…吐水装置 10…吐水調節装置 100…吐水ヘッド 110…ケース 112…ケース本体 113…吐水窓 114…キャップ筒体 116…蓋体 118…ホース取付部 120…内側収納ケース 122…側壁部 124…保持部材 126…受皿部 130…駆動機構 132…モータ 134…減速歯車機構 136…駆動軸 138…ポテンショメータ 140…電子制御回路 142…圧力センサ 170…操作部 172…バルブスイッチ 174…切換スイッチ 190…シール材 192…貫通穴 200…回転吐水体 201…軸体 210…吐水形態部 212a〜212d…吐水流入穴 214a,214b…吐水穴 220…回転連結部 232…流路 234…流路 236…環状流路 350…シャワー側ハンガ B…吐水部 C…シール部 D…ヘッド本体部 E…ホース連結部 H…シャワーホース
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース本体内に、複数の異なる吐水形態
で給水通路から供給される水を吐水する吐水機構を内蔵
した吐水ヘッドであって、 上記吐水機構は、 吐水形態が異なる吐水形態部を複数有する吐水切換手段
と、 該吐水切換手段を電気的に切換駆動して、上記複数の吐
水形態部の1つと上記給水通路とを連通させるように駆
動する駆動手段と、 上記駆動手段を介して吐水切換手段を制御する電子制御
手段と、 上記ケース本体外周部に設けられ、かつ上記電子制御手
段と該ケース本体の壁部を介してほぼ一体的に形成され
ると共に、電子制御手段に指令信号を出力する操作部
と、 を備え、 上記給水通路は、ケース本体の根元部から、電子制御手
段に対して操作部と反対側を通り、吐水切換手段に向か
うように迂回して配設したことを特徴とする吐水ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237659A JPH0663457A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 吐水ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237659A JPH0663457A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 吐水ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663457A true JPH0663457A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17018606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237659A Pending JPH0663457A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 吐水ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663457A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373142B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 공연비 제어방법 |
WO2017190408A1 (zh) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 厦门建霖工业有限公司 | 一种单点触摸切换出水水花的花洒 |
WO2017190407A1 (zh) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 厦门建霖工业有限公司 | 一种多点触摸切换出水水花的花洒及方法 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4237659A patent/JPH0663457A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373142B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 공연비 제어방법 |
WO2017190408A1 (zh) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 厦门建霖工业有限公司 | 一种单点触摸切换出水水花的花洒 |
WO2017190407A1 (zh) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 厦门建霖工业有限公司 | 一种多点触摸切换出水水花的花洒及方法 |
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