JPH0612160U - 車輌のフットペダル取付構造 - Google Patents

車輌のフットペダル取付構造

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JPH0612160U
JPH0612160U JP5069492U JP5069492U JPH0612160U JP H0612160 U JPH0612160 U JP H0612160U JP 5069492 U JP5069492 U JP 5069492U JP 5069492 U JP5069492 U JP 5069492U JP H0612160 U JPH0612160 U JP H0612160U
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JP
Japan
Prior art keywords
accelerator pedal
shaft portion
floor
floor mat
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP5069492U
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English (en)
Inventor
洋三郎 清水
光彦 遠部
克志 深渡瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0612160U publication Critical patent/JPH0612160U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセルペダルの着脱の容易化を図って、フ
ロアマット清掃の際に、フロアマットの取外しを容易に
行い得るようにする。 【構成】 フロア7 上に、フロアマット9 に形成した開
口部15から突出するように、一対のバネ板16から成る支
持部材11を設け、アクセルペダル10には、ペダルの回動
支点となる軸部15を設ける。また、支持部材11に、バネ
板16を屈曲して、弾性的に拡開して前記軸部15の通過を
許容する嵌入口18を備えた嵌入部19を形成し、軸部15を
嵌入口18から嵌入部19に押込む、又は、軸部15を嵌入部
19から引出すことによって、アクセルペダル10を容易に
着脱できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フットペダル、特にアクセルペダルの取付構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
トラクタのフロア上には、フロアマットが敷設されていると共に、該フロアマ ットに形成した開口部から突出するブラケットが固着され、このブラケットには アクセルペダルが支持されている。具体的には前記アクセルペダルには下方に突 出するアームが設けられ、このアームとブラケットとを挿通するピンを介して、 アクセルペダルがブラケットに前記ピン廻り回動自在に取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、アクセルペダルをブラケットから取外すのに、ピ ンに挿通される割りピンを抜脱した後、該ピンを抜脱させなければならず、着脱 が面倒で困難であり、そのため、フロアマットを清掃する際に、該フロアマット を容易に取外せないという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、アクセルペダルを容易に着脱できるようにして、フロアマッ トの取外しの容易化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、フロア7 上に、フロ アマッット9 を敷設すると共に該フロアマット9 に形成した開口部15を介して突 出する支持部材11を設け、この支持部材11にフットペダル10を回動自在に設けた 車輌において、 前記フットペダル10又は支持部材11の一方に、ペダルの回動支点となる軸部15 を設け、他方に、弾性的に拡開して前記軸部15の通過を許容する嵌入口18を備え ていて、軸部15を嵌脱自在に嵌入させる嵌入部19を設けた点にある。
【0006】
【作用】
フットペダル10を把持して支持部材11から離反する方向に引っ張ると、嵌入口 18が弾性的に拡開して軸部15が嵌入部19から相対的に離脱し、逆に、軸部15を嵌 入部19に相対的に押込むことで、嵌入口18が弾性的に拡開して軸部15が嵌入部19 に嵌入されるようになっており、フットペダル10の支持部材11への着脱が容易に 行なえ、フロアマット9 の清掃の際の取外しが容易に行ない得る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図3は本考案の第 1実施例を示し、図2において、1 はキャビン付トラクタで、2 はその車体であ る。車体2 は、エンジン3,ミッションケース4 等を直結して主構成され、車体2 後部上に独立型キャビン5 が搭載されている。
【0008】 キャビン5 室内の前部にはハンドル6 等を備えた操縦装置が設けられ、底部は 鋼板により構成されたフロア7 が張られ、このフロア7 の後部は前部より一段高 く形成されていて、運転席8 が取付けられている。また、フロア7 前部には、図 1及び図3に示すように、ゴム等から成るフロアマット9 が敷設されていると共 に、アクセルペダル10 (フットペダル) を支持する支持部材11が設けられている 。
【0009】 アクセルペダル10の後端側下面には、前記支持部材11に着脱自在に取付けられ て支持される被支持部材12が設けられ、この被支持部材12はアクセルペダル10下 面に固着された下向き開放状のコ字形のブラケット13と、このブラケット13の左 右側壁13a を貫通するピン14とから成り、この、ピン14のブラケット左右側壁13 a 間がアクセルペダル10の回動支点となる軸部15とされている。
【0010】 支持部材11は一対のバネ板16から構成され、該バネ板16の一端側は相互に重合 されてフロア7 上面にネジ等を介して取付固定され、他端側は上方に向けて立上 げられると共に、フロアマット9 に形成した開口部17から突出されている。また 、バネ板16の上部には、各バネ板16を互いに離反する方向に円弧状に湾曲して形 成されると共に、上方開放状の嵌入口18を有する嵌入部19が設けられている。前 記嵌入口18は軸部15の直径より幅狭に形成され、弾性的に拡開することで軸部15 の通過を許容するようになっていて、軸部15を嵌入口18から嵌入部19に押込むこ とで、アクセルペダル10が支持部材11に左右方向の軸心廻り回動自在に支持され 、軸部15を上方に引張り上げることで、軸部15が嵌入部19から離脱してアクセル ペダル10が支持部材11から離反され、アクセルペダル10の着脱が容易に行ない得 るようになっている。
【0011】 また、アクセルペダル10の前部下面には、アクセルアーム20先端のローラ21が 接当しており、アクセルアーム20の基部は、ペダル軸22を介してキャビン5 に回 動自在に取付けられている。そして、アクセルアーム20の基部は、リンク機構或 いはボーデンワイヤ等の連動手段を介してエンジン3 のインジェクションポンプ の速度調整レバーに連動連結されており、アクセルペダル10を踏込むことにより 、速度調整レバーが加速方向に回動されるようになっている。なお、アクセルア ーム20は戻しバネによって反踏込方向に付勢されると共に、アクセルアーム20を 戻し位置に位置決めするストッパが設けられている。また、アクセルアーム20は 、図4に示すように、フロア7 、フロアマット9 を貫通して、車体2 或いはフロ ア7 下面に取付けられるタイプのものであってもよい。
【0012】 図5は第2実施例を示し、丸棒材をコ字状に折曲して被支持部材12が構成され 、その両端部をアクセルペダル10の下面に直接固着したものである。 図6は第3実施例を示し、前記第2実施例における支持体と被支持体の構成を 逆にしたものであり、軸部15をフロア7 側に、嵌入部19をアクセルペダル10側に 設けたものである。
【0013】 図7は第4実施例を示し、第1実施例における支持体と被支持体の構成を逆に したものであり、軸部15にはカラー23が回転自在に外嵌されている。 図8は比較例を示したものである。同図において、アクセルペダル10の下面に 固着された下向きコ字形の上ブラケット24に、上向きコ字形の下ブラケット25を 回動ピン26を介して枢支連結し、下ブラケット25下面には、頭付ピン27と頭無し のピン28とを下方突出状に固着してある。
【0014】 また、フロア7 上に固着されたブラケット29の上壁には、頭付ピン27が挿通さ れる溝30と、ピン28が挿通される挿通孔31とが形成され、溝30は頭付ピン27の頭 部が挿通可能な頭部挿通部30a と、頭付ピン27の頭部が挿通不能で且つ挿通孔31 を中心とする円弧状の長孔部30b とを有する。 そして、頭付ピン27を溝30の頭部挿通部30a に、ピン28を挿通孔31に夫々挿通 した後、アクセルペダル10をピン28廻りに回動させて、頭付ピン27の胴部を溝30 の長孔部27に係合させることで、ブラケット29にアクセルペダル10を着脱自在に 取付得るようになっている。
【0015】 前記構成のものにあっては、アクセルペダル10のピン28廻りの回動を阻止する 手段が必要とされるほか、構造も本考案のものに比して複雑である。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、軸部15を嵌入部19に相対的に押込む、又は、軸部15を嵌入部 19から相対的に引出すことによって、フットペダル10が支持部材11に対して容易 に着脱でき、したがって、フロアマット9 の取外しが容易に行うことができ、し かも、構成も簡素化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す斜視図である。
【図2】トラクタの側面図である。
【図3】要部の断面図である。
【図4】変形例を示す断面図である。
【図5】第2実施例を示す斜視図である。
【図6】第3実施例を示す斜視図である。
【図7】第4実施例を示す斜視図である。
【図8】比較例をを示す斜視図である。
【符号の説明】
7 フロア 9 フロアマット 10 アクセルペダル 11 支持部材 15 軸部 18 嵌入口 19 嵌入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア(7) 上に、フロアマット(9) を敷
    設すると共に該フロアマット(9) に形成した開口部(15)
    を介して突出する支持部材(11)を設け、この支持部材(1
    1)にフットペダル(10)を回動自在に設けた車輌におい
    て、 前記フットペダル(10)又は支持部材(11)の一方に、ペダ
    ルの回動支点となる軸部(15)を設け、他方に、弾性的に
    拡開して前記軸部(15)の通過を許容する嵌入口(18)を備
    えていて、軸部(15)を嵌脱自在に嵌入させる嵌入部(19)
    を設けたことを特徴とする車輌のフットペダル取付構
    造。
JP5069492U 1992-07-20 1992-07-20 車輌のフットペダル取付構造 Pending JPH0612160U (ja)

Priority Applications (1)

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Publications (1)

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JPH0612160U true JPH0612160U (ja) 1994-02-15

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ID=12866033

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JP5069492U Pending JPH0612160U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 車輌のフットペダル取付構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026610A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha アクセルペダル
KR101055086B1 (ko) * 2008-12-03 2011-08-08 기아자동차주식회사 오르간식 가속페달
WO2013080011A2 (en) 2011-11-28 2013-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Accelerator pedal device
WO2023032325A1 (ja) * 2021-09-01 2023-03-09 株式会社デンソー ペダル装置

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