JP2622664B2 - 自動車運転用アクセル操作装置 - Google Patents

自動車運転用アクセル操作装置

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JP2622664B2
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正光 高橋
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中日ガス圧接株式会社
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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の運転上のアク
セルペダルの操作性を改善し安全性を向上させる自動車
運転用アクセル操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のアクセルペダルはブレー
キペダルの右隣に設けられ、ブレーキペダルと同様に右
足で踏み込み操作され、その踏み加減にてスロツトルバ
ルブの開度が調節されエンジンの回転数が制御されるこ
とにより走行速度を調節し得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アクセルの
ペダルの踏み込みストロークに対してブレーキペダルの
踏み込みストロークははかるかに長く設定されていて、
運転者が両ペダルを間違えて操作することのないように
しているが、実際には特にノークラッチのオートマチッ
ク車の場合等に、ブレーキペダルと間違えてアクセルペ
ダルを踏んでしまい、自動車を暴走させ事故を起こして
しまうということが度々あった。
【0004】そこで本発明の第1の目的は、上記のよう
な操作ミスによる自動車事故の発生を防止しようとする
ものである。
【0005】また、本発明の第2の目的は、アクセルペ
ダルの操作性を改善し自動車を一層運転し易く改善しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の自動車運転用アクセル操作装置は、運転席の床
面前方に軸受を傾斜状に設け、先端にアクセルペダルが
設けられたアームの基端部を前記軸受に支持することに
より該ペダルが傾斜平面内にて該軸受を支点として旋回
自在なるように配設し、該ペダルが旋回により最下位に
位置したときに低速安定走行状態となるように前記アー
ムをスロットルバルブ等に連繋してエンジンの回転数を
制御することを特徴とする。
【0007】
【作用】アクセルペダルに足を掛け、該ペダルを傾斜平
面内で旋回させその旋回角度を調節することによりスロ
ットルバルブの開度が調節されエンジンの回転が制御で
きるようにしたことにより、踏み込み操作式のブレーキ
ペダルとの差異が顕著となり操作ミスが防止される。ま
た、アクセルペダルに足を掛けて該ペダルが最下位に位
置するように旋回させたとき該自動車が低速安定走行状
態となるようにエンジンのスロットル開度が調節される
ように設定することで、該ペダルに掛る運転者の右足の
自重により自然に自動車を低速安定走行状態に落ち付か
せることができ運転も楽になる。
【0008】
【実施例】次に図と共に本発明の一実施例を説明する。
図において、1は水平板部1aに対して約40度程折曲
して傾斜板部1bが延設された取付基板で、該取付基板
1の水平板部1aは自動車の運転席の水平床面2にビス
3により固着され、傾斜板部1bは該水平床面2の前方
の傾斜面4にビス3により固着される。
【0009】傾斜板部1bには金属板をコ字状に折曲し
て形成された軸受5が溶接により固着されている。6は
先端にアクセルペダル7が設けられ平面的にも側面的に
もく字折曲状に形成されたアームで、該アーム6の基端
部8はさらに直角に折曲され該基端部8を前記軸受5の
軸孔中に貫挿している。なお、9は該基端部8の軸方向
移動を防ぐため、該基端部8の外周に固着された座金、
21は抜止用に該基端部8の先端部に固着された座金で
ある。
【0010】また、10は該アーム6を矢印a方向に付
勢するため基端部8の外周に巻付されたコイルバネで、
該バネ10の一端10aを軸受5の一部に開設された止
孔11に挿通すると共に、他端10bをアーム6に巻掛
している。12は該コイルバネ10による矢印a方向の
付勢に対してアーム6を定位置に制止するために軸受5
上に突設されたストッパピンである。
【0011】13は水平板部1a上に樹立されたブラケ
ット、14はエンジンのスロットルバルブ(図示せず)
に連繋されたプッシュプルワイヤで、該プッシュプルワ
イヤ14の端部をブラケット13に止金19により止着
すると共に、該プッシュプルワイヤ14の芯線15をア
ーム6の一部に形成された止着片16に止金17により
固着している。
【0012】なおペダル7の左側縁にはスベリ止め18
が突設されている。20は該ペダル7の左隣りに設けら
れた従来からの踏込式のブレーキペダルを示す。
【0013】このように構成された自動車運転用アクセ
ル操作装置では、運転者の足がペダル7に乗せられない
ときは、バネ10の弾性により該ペダル7は図3,図4
に符号(イ)に示したように水平床面2より少し離間し
た状態に保持され、芯線15はリリースされていてエン
ジンは低速アイドル状態に保たれている。そして、ペダ
ル7上に足を乗せればその足の自然な重さで該ペダル7
は軸受5を支点とする傾斜平面内で図中矢印bに示した
ように旋回して下降し芯線15が引張られ図中(ロ)に
示したようにペダル7が最下位に位置したときに自動車
が低速安定走行状態となるようにエンジンのスロットル
バルブと該芯線15との関係が予め調節される。そして
所要増速時にはペダル7をさらにその傾斜平面内で旋回
させ(ハ)に示したように水平床面2から少し離れる状
態まで上昇させることで芯線15がさらに引張られスロ
ットルバルブの開度を大きくしエンジンを所望に高速回
転させ得るものである。
【0014】
【発明の効果】このように本発明のアクセル操作装置
は、運転席床面にペダルを傾斜平面内で旋回するように
軸支し、該ペダルを傾斜平面内で旋回操作することによ
りスロットルバルブを介してエンジンの回転数を調節し
得るようにしたものであるので、ブレーキペダルの踏み
込み操作とは運転操作が全く異なり、このために運転者
がブレーキ操作と誤つてアクセル操作するような運転ミ
スを起こすおそれが解消され、暴走等の重大な事故を防
止するうえで顕著な効果がある。
【0015】また、ペダルが旋回により最下位に位置し
たときに自動車が低速安定走行状態となるように、予め
該ペダルの旋回角度とスロットルバルブとの連繋関係を
調節設定しておくことにより、操作性が改善され、運転
し易くなるなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車運転用アクセル
操作装置の斜視図。
【図2】同上の左側面図。
【図3】同上の平面図。
【図4】同上の正面図。
【符号の説明】
1 取付基板 1a 水平板部 1b 傾斜板部 2 水平床面 4 傾斜面 5 軸受 6 アーム 7 アクセルペダル 8 基端部 10 バネ 14 プッシュプルワイヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の床面前方に軸受を傾斜状に設
    け、先端にアクセルペダルが設けられたアームの基端部
    を前記軸受に支持することにより該ペダルが傾斜平面内
    にて該軸受を支点として旋回自在なるように配設し、該
    ペダルが旋回により最下位に位置したときに低速安定走
    行状態となるように前記アームをスロットルバルブ等に
    連繋してエンジンの回転数を制御するようにしたことを
    特徴とした自動車運転用アクセル操作装置。
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