JPH06119993A - アーク電圧等の平均値検出回路 - Google Patents

アーク電圧等の平均値検出回路

Info

Publication number
JPH06119993A
JPH06119993A JP4264737A JP26473792A JPH06119993A JP H06119993 A JPH06119993 A JP H06119993A JP 4264737 A JP4264737 A JP 4264737A JP 26473792 A JP26473792 A JP 26473792A JP H06119993 A JPH06119993 A JP H06119993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
arc
circuit
counter
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4264737A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Suekane
和男 末包
Satoshi Hamada
聡 浜田
Yoshiaki Komuro
嘉明 小室
Kunio Kano
国男 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4264737A priority Critical patent/JPH06119993A/ja
Publication of JPH06119993A publication Critical patent/JPH06119993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アーク溶接機・プラズマアーク切断機などの
アーク電圧やアーク電流の平均値を検出時間遅れがない
ように検出する。 【構成】 アーク電圧やアーク電流を検出し、この検出
信号を検出信号に応じた周波数を持つパルス信号に変換
する電圧−周波数変換器5・6と、前記パルス信号を計
数するカウンタ11と、カウンタ11の計数値取り込ん
でアーク電圧等の平均値を演算する演算処理装置13に
より構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アーク溶接機・プラ
ズマアーク切断機などのアーク電圧やアーク電流の平均
値を検出する検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】アーク加工機は、加工用電力を供給する
電源1、トーチ2、被加工物3により構成されている。
アーク溶接機・プラズマアーク切断機の電源は、サイリ
スタを使用したサイリスタ整流器やスイッチング素子を
使用したインバータ回路を持つものが多い。このサイリ
スタやスイッチング素子の制御に使用されていた従来の
アーク電圧、アーク電流の平均値検出回路の構成を図3
に示す。図3を参照し、従来のアーク電圧、アーク電流
の平均値検出回路の構成を説明する。従来のアーク電
圧、アーク電流の平均値検出回路は、トーチ2と被加工
物3間(A−B間)の電圧を入力とするローパスフィル
タ25、アーク電流を検出する分流器4、前記分流器4
の出力を入力とするローパスフィルタ26、前記ローパ
スフィルタ25・26の出力を絶縁増幅する絶縁増幅器
27・28、前記絶縁増幅器27・28の出力をデジタ
ルに変換するA−D変換器29・30、前記A−D変換
器29・30の出力を制御信号として電源1を制御する
演算処理装置31により構成されている。
【0003】次に、動作について説明する。アーク加工
が行われているときには、トーチ2と被加工物3間(A
−B間)に電圧が印加されおり、この電圧は、ローパス
フィルタ25に入力される。また、トーチ2と被加工物
3間に流れる電流は、分流器4により検出され、その検
出信号は、ローパスフィルタ26に入力される。このロ
ーパスフィルタ25・26に入力された信号は、平滑さ
れ出力される。このローパスフィルタ25・26より出
力された信号は、絶縁増幅器27・28にそれぞれ入力
される。この絶縁増幅器27・28に入力された信号
は、絶縁されかつ増幅して出力される。また、この絶縁
増幅器27・28より出力された信号は、A−D変換器
29・30にそれぞれ入力されデジタル化されて出力さ
れる。このデジタル化され出力されたデジタル信号は、
演算処理装置31に入力される。演算処理装置31は、
入力されたデジタル信号を処理し、その時点でのアーク
電圧およびアーク電流の平均値を検出する。さらに、演
算処理装置31は、この検出量により電源1の出力フィ
ードバック制御や自動制御の制御信号として出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アーク
電圧およびアーク電流の平均値を検出する従来の検出回
路は、ローパスフィルタによる検出遅れ時間がある。こ
の検出遅れ時間を短くするためには、ローパスフィルタ
のカットオフ周波数を高くする必要がある。一方、A−
D変換器のサンプリング周期よりも極端に狭い幅のパル
ス信号(TIG溶接における電極−被加工物間に印加さ
れる高周波高電圧等)の入力は、ローパスフィルタによ
りカットされる必要がある。このためには、ローパスフ
ィルタのカットオフ周波数を低くする必要がある。この
ことより、アーク電圧およびアーク電流の平均値を検出
する従来の検出回路は、ローパスフィルタによる検出遅
れ時間を短く出来ない欠点があった。さらに、アーク電
圧およびアーク電流の検出信号やA−D変換された信号
を絶縁する必要があり、検出回路が大がかりになった
り、絶縁増幅器の精度により高精度化が難しい欠点があ
った。
【0005】この発明の目的は、アーク溶接機・プラズ
マアーク切断機などのアーク電圧やアーク電流の平均値
を検出時間遅れがないように検出する平均値検出回路を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のアーク電圧等
の平均値検出回路は、アーク電圧やアーク電流を検出す
る検出手段と、この検出手段の検出信号を検出信号に応
じた周波数を持つパルス信号に変換する電圧−周波数変
換器と、前記パルス信号を計数するカウンタと、カウン
タの計数値を取り込んでアーク電圧やアーク電流の平均
値を演算する演算処理装置とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】この発明のアーク電圧やアーク電流の平均値検
出回路においては、アーク電圧やアーク電流を検出し、
この検出された検出信号は、電圧−周波数変換器におい
て検出信号に応じた周波数を持つパルス信号に変換され
る。つぎに、このパルス信号は、カウンタにより計数さ
れる。さらにカウンタにより計数された計数値は、演算
処理装置に取り込まれアーク電圧やアーク電流の平均値
として演算処理される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるアーク電
圧、アーク電流の平均値検出回路の構成を示す図であ
る。図2は、この発明の実施例であるアーク電圧、アー
ク電流の平均値検出回路の動作時のタイムチャートであ
る。図1を参照し、この発明の実施例であるアーク電
圧、アーク電流の平均値検出回路の構成を説明する。こ
の発明の実施例であるアーク電圧、アーク電流の平均値
検出回路は、トーチ2と被加工物3間(A−B間)の電
圧を入力とする電圧−周波数変換器5、アーク電流を検
出する分流器4、前記分流器4の出力を入力とする電圧
−周波数変換器6、前記電圧−周波数変換器5・6の出
力を絶縁して出力するため発光ダイオード7・8、フォ
トトランジスタ9・10により構成されているフォトカ
プラ、前記フォトトランジスタ9・10のパルス出力を
カウントするカウンター回路11、前記カウンター出力
をラッチするラッチ回路12、前記カウンター出力をラ
ッチ回路12を介して読み込み演算処理を行う演算処理
装置13、前記カウンター回路11にクリア信号及びカ
ウント禁止信号を出力するとともに前記ラッチ回路12
と演算処理装置13に割り込み信号を出力するタイミン
グ発生器14により構成されている。
【0009】次に、動作について説明する。アーク加工
が行われているときには、トーチ2と被加工物3間(A
−B間)に電圧が印加されており、この電圧は、電圧−
周波数変換器5に入力される。また、トーチ2と被加工
物3間に流れる電流は、分流器4により検出され、その
検出信号は、電圧−周波数変換器6に入力される。この
電圧−周波数変換器5・6に入力された信号は、パルス
信号に変換されて出力される。また、この電圧−周波数
変換器5・6により出力されたパルス信号は、発光ダイ
オード7・8を点滅させる。この発光ダイオード7・8
の点滅によりフォトトランジスタ9・10は、ON・O
FFさせられる。さらにフォトトランジスタ9・10の
ON・OFFをカウンター回路11によりカウントする
ことにより電圧−周波数変換器5・6の出力パルス信号
をカウントしたことになる。一方、タイミング発生器1
4は、端子14aから入力されるクロックパルス信号に
より図2(a)に示すサンプリング信号を作成する。こ
のサンプリング信号の立ち上がりと同時にラッチ回路1
2にラッチ信号を出力する。このラッチ信号を受けてラ
ッチ回路12は、カウンター回路11の出力を保持す
る。その後、タイミング発生器14は、カウンター回路
11にクリア信号を入力する。このクリア信号を受けて
カウンター回路11は、カウンターをクリアする。すな
わち、ラッチ信号とクリア信号は、サンプリング信号に
したがって発生しておりカウンターの出力は、常にサン
プリング周期TS ごとの電圧−周波数変換器5・6の出
力パルス信号をカウントしたことになる。このことよ
り、カウンターの出力は、アーク電圧およびアーク電流
の平均値に対応した値となる。さらに、カウンター回路
11の出力は、ラッチ回路12を介して演算処理装置1
3に入力される。さらに、演算処理装置13において、
この入力された信号を処理して、電源1の出力フィード
バック制御や自動制御の制御信号を出力する。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アーク
電圧およびアーク電流の平均値検出回路は、ローパスフ
ィルタを使用していないので検出遅れ時間が無い。ま
た、この平均値検出回路の精度は、電圧−周波数変換器
のみで決定されるので高精度化が容易である。分解能も
また、電圧−周波数変換器の発振周波数とサンプリング
周期で決定されるので分解能の向上も容易に行うことが
できる。さらに、絶縁は、フォトカプラ等の光電絶縁素
子により行われるので高耐電圧化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるアーク電圧、アーク電
流の平均値検出回路の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例であるアーク電圧、アーク電
流の平均値検出回路の動作時のタイムチャートを示す図
である。
【図3】従来のアーク電圧、アーク電流の平均値検出回
路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1−電源 2−トーチ 3−被加工物 4−分流器 5・6−電圧−周波数変換器 7・8−発光ダイオード 9・10−フォトトランジスタ 11−カウンター回路 12−ラッチ回路 13・31−演算処理装置 14−タイミング発生器 25・26−ローパスフィルタ 27・28−絶縁増幅器 29・30−A−D変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 国男 大阪市東淀川区淡路2丁目14番3号 株式 会社三社電機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク電圧やアーク電流を検出する検出
    手段と、この検出手段の検出信号を検出信号に応じた周
    波数を持つパルス信号に変換する電圧−周波数変換器
    と、前記パルス信号を計数するカウンタと、カウンタの
    計数値を取り込んでアーク電圧等の平均値を演算する演
    算処理装置とを備えたことを特徴とするアーク電圧等の
    平均値検出回路。
JP4264737A 1992-10-02 1992-10-02 アーク電圧等の平均値検出回路 Pending JPH06119993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4264737A JPH06119993A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 アーク電圧等の平均値検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4264737A JPH06119993A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 アーク電圧等の平均値検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119993A true JPH06119993A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17407475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4264737A Pending JPH06119993A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 アーク電圧等の平均値検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119993A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121289A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> デューティー・サイクル測定装置、オンチップ・システム及び方法(デューティー・サイクル測定装置及び方法)
WO2008033901A3 (en) * 2006-09-13 2008-05-29 Hypertherm Inc Arc voltage estimation systems and methods using an average voltage value or controlling a process parameter in a thermal processing system
JP2010221239A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Daihen Corp プラズマ溶接用電源及びプラズマ溶接装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347672A (ja) * 1986-08-14 1988-02-29 Sansha Electric Mfg Co Ltd 平均値検出装置
JPH035076A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Hitachi Seiko Ltd 交流ティグ溶接方法および装置
JPH0331500A (ja) * 1989-06-29 1991-02-12 Trinity Ind Corp 電着塗装前処理装置
JPH0484675A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 溶接線倣い装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347672A (ja) * 1986-08-14 1988-02-29 Sansha Electric Mfg Co Ltd 平均値検出装置
JPH035076A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Hitachi Seiko Ltd 交流ティグ溶接方法および装置
JPH0331500A (ja) * 1989-06-29 1991-02-12 Trinity Ind Corp 電着塗装前処理装置
JPH0484675A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 溶接線倣い装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121289A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> デューティー・サイクル測定装置、オンチップ・システム及び方法(デューティー・サイクル測定装置及び方法)
WO2008033901A3 (en) * 2006-09-13 2008-05-29 Hypertherm Inc Arc voltage estimation systems and methods using an average voltage value or controlling a process parameter in a thermal processing system
JP2010221239A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Daihen Corp プラズマ溶接用電源及びプラズマ溶接装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201503557A (zh) 軟啓動切換電源轉換裝置
JPH06119993A (ja) アーク電圧等の平均値検出回路
DE3784927D1 (de) Ueberstromdetektor.
JP3614257B2 (ja) インバータの並列制御装置
JPS63190557A (ja) 電源装置
JPS5566763A (en) Detecting method for electric source voltage down
JP2004322189A (ja) 溶接機または切断機
JPS6422477A (en) Power source controller for inverter type resistance welding machine
JP2005218213A (ja) 電力用半導体装置
JP2647204B2 (ja) 電力変換装置
JPH06105562A (ja) インバータのpwm制御装置
KR0118988B1 (ko) 직류전원 감시회로
JPS5688516A (en) Control circuit for voltage droop of multiple-output constant-voltage power source
JPS6244317A (ja) ワイヤ放電加工機の集中放電検出装置
JPS62173930A (ja) 回路しや断器の制御装置
JPH0821842B2 (ja) 入力絶縁回路
SU1182616A1 (ru) Мостовой транзисторный преобразователь
SU951634A1 (ru) Способ управлени тиристорным инвертором напр жени
JPH02211054A (ja) 電流共振型コンバータ
SU853754A1 (ru) Устройство дл усилени широкихиМпульСОВ упРАВлЕНи ТиРиСТОРОМ
SU1267564A2 (ru) Устройство дл управлени тиристорным стабилизированным преобразователем
JPH0158007B2 (ja)
JPH05261536A (ja) アーク溶接電源
JPH0775336A (ja) 電源装置
JP2007060813A (ja) 同期整流型コンバータ