JPS62173930A - 回路しや断器の制御装置 - Google Patents

回路しや断器の制御装置

Info

Publication number
JPS62173930A
JPS62173930A JP1626886A JP1626886A JPS62173930A JP S62173930 A JPS62173930 A JP S62173930A JP 1626886 A JP1626886 A JP 1626886A JP 1626886 A JP1626886 A JP 1626886A JP S62173930 A JPS62173930 A JP S62173930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
maximum
output
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1626886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07110101B2 (ja
Inventor
有信 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61016268A priority Critical patent/JPH07110101B2/ja
Publication of JPS62173930A publication Critical patent/JPS62173930A/ja
Publication of JPH07110101B2 publication Critical patent/JPH07110101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は回路しゃ断器、特にその事故電流検出及び電
路の保護に関するものである。
[従来の技術] 第6図に、例えば特開昭60−32211号に示された
ような従来の回路しゃ断器の制御回路を示す。
図において、3相電源に接続される電源側端子(101
) 、 (102) 、 (103)はそれぞれ開離接
点(201) 。
(202) 、 (203)を介して各対応する負荷側
端子(301)(302) 、 (303)に接続され
ている。電源側端子(101) 。
(102) 、 (103)と負荷側端子(301) 
、 (302)、(303)との間の各電路には各相ご
とに電流検出用の変流器(21) 、 (22) 、 
(23)がそれぞれ設けられている。各変流器(21)
 、 (22) 、 (23)の2次側には2次出力の
絶対値を得るための全波整流回路(31) 、 (32
) 、 (33)がそれぞれ接続されている。各全波整
流回路(31) 、 (32)、 (33)の出力側に
負担回路(41) 、 (42) 、 (43)がそれ
ぞれ接続されている。各負担回路(41) 、 (42
) 、 (43)の各第1の出力端子は対応する信号変
換回路(91)。
(92) 、 (93)にそれぞれ接続されている。信
号変換回路(91) 、 (92) 、 (93)は各
負担回路(41) 、 (42) 、 (43)に誘起
する出力信号の実効値または平均値を得るためのもので
ある。信号変換回路(91) 、 (92) (93)
の各出力信号は対応するダイオード(161) 。
(162) 、 (163) カラなるOR回路(16
0)t、:入力される。
負担回路(41) 、 (42) 、 (43)の各第
2の出力端子はそれぞれダイオード(131) 、 (
132) 、 (133)からなる最大値検出手段とし
てのOR回路(130)の各入力端子に接続されている
。なお、各負担回路(41)。
(42) 、 (43)の第2の出力端子とは反対側の
端部は共通電位点(アース)に接続されている。OR回
路(130)は交流電路(10)に流れる電流の最大値
に対応する信号を出力する。OR回路(130)の出力
側はツェナーダイオード(140)を介して時限発生回
路(150)、に接続されている0時限発生回路(15
0)の出力端子はサイリスク(120)のゲートに接続
されている。また信号変換回路(91) 、 (92)
 、 (93)の各出力信号のうち最大のものをOR回
路(160)を介して受信し、デジタル信号に変換する
A/D変換回路(100)が設けられている。A/D変
換回路(100)の各出力はマイクロコンピュータ(1
10)に入力される。A/D変挽回路(100)及びマ
イクロコンピュータ(110)には作動用電源として電
源回路(500)が設けられている。またマイクロコン
ピュータ(110)の出力信号がサイリスク(120)
に入力されるように構成されている。サイリスク(12
0)には直列に釈放思過電流力性し装置(80)が接続
されている。この釈放思過電流力性し装置は前述の開離
接点(201)、(202)、(203)トalAIi
l¥H:連動スルように構成されている。
以上のような構成の回路しゃ断器において交流電路に短
絡事故でない一般の規模の事故電流が流れると、各相に
対応する変流器(21) 、 (22) 、 (23)
はそれらに固有の変流比で上記事故電流を検出し2次側
に出力電流を誘起する。各出力電流はそれぞれ全波整流
回路(31)、(32)、 (33)により直流化され
、各対応する負担回路(41) 、 (42) 、 (
43)にそれぞれ供給される。このとき負担回路(41
)、(42)、(43)に誘起する信号電圧波形は周知
の絶対値波形になる。各負担回路(41)、(42)、
  (43)の出力信号は各相ごとに信号変換回路(9
1)、(92)、(93)によってそれらの実効値また
は平均値に対応する信号に変換される。信号変換回路(
91) 、 (92) 、 (93)の実効値または平
均値出力はOR回路(160)を介してそれらの最大値
がA/D変換回路(100)に入力される。
A/D変換回路(100)はこのようにして入力された
アナログ信号をデジタル信号に変換する。このデジタル
信号はマイクロコンピュータ(110)に入力され、マ
イクロコンピュータ(110)は所定のプログラムに従
いこのデジタル信号入力のレベル判別を実行する。さら
に、このレベル判別の結果に基づいて所定に限時動作を
行い、その出力ボート・(116)から出力信号を発す
る。マイクロコンピュータ(110)の出カポ−) (
116)から発せられた出力信号は、サイリスタ(12
0)のゲートに印加される。
サイリスタ(120)はこの信号によりトリガされ、タ
ーンオンし釈放型磁引外し装置(80)を駆動する。
そして釈放彫型磁力性し装置(80)と図示しない作動
装置および釈放可能装置を介して、a11&的に連動す
る開離接点(201)、 (202)、  (203)
が開離し、電路がしゃ断される。
他方、短絡電流などの大きな事故電流が生じた時は、事
故電流に対応して負担回路(41)、(42)。
(43)に誘起された事故電流に対応した電圧信号は、
ダイオ−F  (131)、(132)、(133)カ
らなるOR回路(130)l:入力されル、 OR[i
lD II (130)ノ出力fllll (1ツエナ
ーダイオード(140)を介して時限発生回路(150
)に接続されているにで、OR回路(130)の出力レ
ベルがツェナーダイオード(140)のツエ−7−−電
圧を越えると時限発生回路(150)に信号が入力され
る。時限発生回路(150)はこの信号にもとづいて所
定の限時動作を行い、サイリスク(120)のゲートを
トリガして釈放彫型磁力性し装置(80)を駆動し、回
路しゃ断器はすみやかに電路をしゃ断する。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の回路しゃ断器の制御回路は以上のように構成され
ているので、第1に各相の事故電流の実効値(又は平均
値)を検出し、その最大値(OR回路出力値)を得なけ
ればならない、第2に各相ごとに実効値(又は平均値)
を検出回路を設けなければならないと言う問題点を有し
1、回路が複雑で高価となり、また各検出回路の出力レ
ベルを調整する工程が必要であった。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであり、簡単な回路構成で検出回路の出力レベル
調整をなくした安価で高性能な回路しゃ断器の制御回路
を提供することを目的としている。
c問題点を解決するための手段] この発明に係る回路しゃ断器の制御回路は事故電流を検
出するために最大相弁別回路を用いたことを特徴とする
[作用] 最大相弁別回路は各相の事故電流のうち最大のものだけ
を抽出し、その信号のみを実効値(又は平均値)検出回
路に導くことにより事故電流を検出する。
[実施例] 第1図にこの発明に係る回路しゃ断器の制御回路の一実
施例を示す、第1図において、第6図に示す従来例と同
一の番号を付したものは同一の機能を有するものとする
3相電源に接続される電源側端子(101) 。
(102) 、 (103)はそれぞれ開離接点(20
1) 、 (202) 。
(203)を介して各対応する負荷側端子(301) 
、 (302) 。
(303)に接続されている。電源側端子(101) 
、 (102) 。
(103)と負荷側端子(301) 、 (302) 
、 (303)との間の各電路には各相ごとに電流検出
用の変流器(21)。
(22) 、 (23)がそれぞれ設けられている。各
変流器(21) 、 (22) 、 (23)の2次側
には2次出力の絶対値を得るための全波整流回路(31
) 、 (32) 、 (33)がそれぞれ接続されC
いる。各全波整流回路(31)、(32)。
(33)の出力側に負担回路(41) 、 (42) 
、 (43)がそれぞれ接続されている。各負担回路(
41) 、 (42) 、 (43)の各第1の出力端
子(レベル微調整された信号の出力端子)は、入力され
た信号のうち最大の信号源の信号のみを出力するように
構成された最大相弁別回路(400)に接続されている
。最大和弁別回路(400)により弁別された信号を出
力する出力端子は信号変換回路(90)に接続されてい
る。信号変換口FM(90)は、最大相弁別回路(40
0)により弁別された信号の実効値または平均値を得る
ためのものである。負担回路(41) 、 (42) 
、 (43)の各第2の出力端子はそれぞれダイオード
(131) 、 (132) 、 (133)よりなる
電流上ンサ手段の第2の出力信号を得るために最大値検
出手段としてのOR回路(130)の各入力端子に接続
されている。なお、各負担回路(41) 、 (42)
 、 (43)の第2の出力端子とは反対側の端部は共
通電位点(アース)に接続されている。ここで、変流器
(21) 、 (22) 、 (23) 、全波整流回
路(31)。
(32) 、 (33)負担回路(41) 、 (42
) 、 (43)は交流電路(10)の電流を検出する
電流検出回路(200)を構成している。OR回路(1
30)は交流電路(10)に流れる電流の最大値に対応
する信号を出力する。OR回路(130)の出力側はツ
ェナーダイオード(140)を介して時限発生回路(1
50)に接続されている。時限発生回路(150)の出
力端子はサイリスタ(120)のゲートに接続されてい
る。また信号変換回路(90)の出力信号をデジタル信
号に変換するA/D変換回路(100)が設けられてい
る。A/D変換回路(100)の各出力はマクロコンピ
ュータ(110)に入力される。
A/D変換回路(100)及びマイクロコンピュータ(
110)の作動用電源として電源回路(500)が設け
られている。またマイクロコンピュータ(110)の出
力信号がサイリスク(120)に入力されるように構成
されている。サイリスク(120)には直列に釈放形過
電流引外し装置(80)が接続されている。この釈放形
過電流引外し装置は前述の開離接点(201) 。
(202)、 (203)と機械的に連動するように構
成されている。
第2図に最大桁弁別回路(400)の具体的な回路構成
を示す、入力端子(401) 、 (402) 、 (
403)は各相の負担回路(43) 、 (44) 、
 (45)より与えられる信号を受信し、オペレーショ
ナルアンプ(以下OPアンプと略称する)(OPI)、
  (OF2)、  (OF2)に入力する。各OPア
ンプはユニテーゲン7′ンプとして構成され、各○Pア
ンプの出力端子がれぞれ抵抗(R1)、(R2)、(R
3)の一方の端子およびアナログスイッチ(ASI)。
(AS2)、(A、93)の各入力端子に接続されてい
る。抵抗(R1)、(R2)、(R3)の他端はそれそ
°れコンデンサ(C1)、(C2)。
(C3)の一端およびoPアンプ(OF2)。
(OF2)、(OF2)の正入力端子に接続されマイル
。各0PT7プ(OF2)、(OF2)。
(OP 6 )の出力端子はダイオード(DI)。
(D2)、(D3)のアノード側に接続され、ダイオー
ド(Di)、(D2)、(D3)のカソード側は同一電
位としてコモン接続され、また各OPアンプ(OF2)
、(OF2)、(OF2)の負入力端子にそれぞれ接続
され、最大相の検出回路を構成している。oPアンプ(
OF2)、(OF5)、(OF2)の出力端子はそれぞ
れツェナーダイオード(ZDI)、(Zn2)、(Zn
3)のアノード側に接続され、各ツェナーダイオード(
ZDI)、(Zn2)、(Zn3)のカソード側は抵抗
(R4)、(R5)、(R6)を介してトランジスタ(
TRI)、(TR2)、(TR3)のベースに接続され
ている。トランジスタ(TRJ )、(TR2)、(T
R3)はそれぞれPNP型トランジスタであり、コレク
ターはそれぞれ置型[(−Vcc)に接続されている。
抵抗(R10)、(R11)、 (R12)は前記トラ
ンジスタ(TRI)。
(1’R2)、(TR3)のそれぞれにバイアス電圧を
印加するために、ベースとコレクタの間に接続されてい
る。抵抗(R7)、(R8)、(R9)はそれぞれ一端
をトランジスタ(TRI)、(TR2)、(TR3)の
各エミッタに接続され、他端を正電源(Vcc)に接続
されている。トランジスタ(TRI)、(TR2)、(
TR3)の各エミッタはアナログスイッチ(AS 1)
、(AS2)、(AS3)のゲートにそれぞれ接点され
ている。アナログスイッチ(ASI)、(AS2)。
(AS3)の各出力端子はこの最大桁弁別回路の出力端
子(404)に共に接続されている。なお、正電H(V
c c) 、 jt″ITX源(−Vcc)及びアース
(GND)はOPアンプ(OPI)〜(OF2)及びア
ナログスイッチ(ASI)〜(AS3)の各素子を動作
させるために必要な電源として接続されている。
第3図に示すブロック図および第4図に示すフローチャ
ートラ用いて、マイクロコンピュータ(110)の(4
成および処理過程を説明する。第3図においてマイクロ
コンピュータ(110)はデータバス(112)および
アドレスバス(113)を介してCPU(111)、 
ROM (114)、 RAM(115)およヒエ10
ボー) (116)で構成されている。データバス(1
12)およびアドレスバス(113)の一部はA/D変
換回路(100)に接続されている。一般にROM (
114)には所定の信号処理を実行するためのプログラ
ムを含み、CP U (111)は所定のクロック信号
に同期してプログラムを実行する。またR A M (
115)は信号処理に必要なレジスタとして機能する。
第4図に示すフローチャートには、基本的な機能として
少なくとも入力信号の第1のレベル判別手段(ステップ
3)、およびレベル判別された値により所定の限時動作
を実行する第1の時限発生手段(ステップ5)が含まれ
ている。また、このフローチャー1・には所定の放熱特
性(電路および負荷の放熱特性)に沿った低減率をもっ
て計時的にリッセト動作を実行するように構成されたり
セット手段(ステップ9)も含まれている。このリセッ
ト手段(ステップ9)は第1の時限発生手段(スッテブ
5)または第1図に示す時限発生装置(150)(第2
の時限発生手段)のうち少なくとも一方に対する入力信
号が所定レベル以下になった時作動する。
この発明に係る回路しゃ断器は以上のように構成されて
いるので、交流電路に事故電流が流れると、各相に対応
する変流器(21) 、 (22) 、 (23)はそ
れらに固有の整流比で上記事故電流を検出し2次側に出
力電流を誘起する。各出力電流はそれぞれ全波整流回路
(31) 、 (32) 、 (33)により直流化さ
れ、各対応する負担回路(41) 、 (42) 、 
(43)にそれぞれ供給される。このとき負担回路(4
1) 、 (42) 、 (43)に誘起する信号電圧
波形は周知の絶対値波形になる・。
各負担回路(41) 、 (42) 、 (43)の出
力信号は各相の信号のうち最大相の信号のみを弁別し出
力する最大値弁別回路(400)を介し信号変換回路(
90)に入力され、それらの信号の実効値または平均値
に対応する信号に変換される。信号変換回路(90)の
実効値または平均値出力はA/D変換回路(100)に
入力される。A/D変換回路(100)はこのようにし
て入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
このデジタル信号はマイクロコンピュータ(110)に
入力され、マイクロコンピュータ(110)は所定のプ
ログラムに従いこのデジタル信号入力のレベル判別を実
行する。さらに、このレベル判別の結果に基づいて所定
の限時動作を行い、その出カポ−1−(l16)から出
力信号を発する。マイクロコンピュータ(110)の出
力ボート(116)から発せられた出力信号は、サイリ
スタ(120)のゲートに印加される。サイリスタ(1
20)はこの信号によりトリガされ、ターンオンし釈放
形電磁引外し装置(80)を駆動する。そして釈放形電
磁引外し装置(80)と図示しない作動装置および釈放
可能装置を介して、機械的に連動する開離接点(201
)、(202)。
(203)が開離し、電路がしゃ断される。
一方、負担回路(41) 、 (42) 、 (43)
に誘起された事故電流に対応した電圧信号は、ダイオー
ド(131)、(132)、(133)カラナ60RI
ffl路(130)G:入力される。OR回路(130
)の出力側はツェナーダイオード(140)を介して時
限発生回路(150)に接続されているので、OR回路
(130)の出力レベルがツェナーダイオード(140
)のツェナー電圧を越えると時限発生回路(150)に
信号が入力される0時限発生回路(150)はこの信号
にもとづいて所定の限時動作を行い、サイリスタ(12
0)のゲートをトリガして釈放形電磁引外し装置(80
)を駆動し、回路しゃ断器はすみやかに電路をしゃ断す
る。
第1図に示す負担回路(43) 、 (44) 、 (
45)により15られた全波信号が、第2図に示す最大
相検出回路(400)の入力端子(401)、(402
)、(403)にそれそ°れ入力されると、この各入力
信号はユニティ−ゲインアンプを構成する○Pアンプ(
OPI)、(OF2)、(OF2)を介してアナログス
イッチ(ASI)、(AS2)、(AS3)の入力端子
および抵抗(R1)、(R2)、(R3)の−・方の端
子に出力される。 抵抗(R1)、(R2)。
(R3)およびコンデンサ(C1)、(C2)。
(C3)はそれぞれ入力信号の平均値を得るための平均
値回路を構成し、得られた平均値信号がそれぞれOPア
ンプ(OF2)、(OF2)、(OF2 )の正入力端
子に入力される。○Pアンプ(OF2)、(OF2)、
(OF2)およびダイオード(DI)、(D2)、(D
3)は各相平均値入力の最大相を判別する最大相検出回
路を構成し、ダイオード(Di)、(D2)、(D3)
の共通カソードに最大相の平均値出力が発生し、それぞ
れ0PT7プ(OF2)、(OF2)、(OF2)の負
入力端子にフィードバックされる。したがってOPアン
プ(OF2)、(OF2)。
(OP 6 )はコンパレータとして作用し、平均値入
力の最大信号以外のOPアンプの入力信号は、前述のフ
ィードバック電位よりも低いため、oPアンプは反転せ
ず出力は負電圧(−Vcc)付近の電圧を維持する0例
えば第2図のS相、すなわち端子(402)に最大信号
が入力されたと仮定する。
OPアンプ(OF2)は正常な正相アンプとして作用し
、ダイオード(D2)を介し他相(R相およびT相)用
のOPアンプ(OF2)、(OF2)の負入力端子にし
きい値として平均値出力を入力する。OPアンプ(OF
2)、(OF2)は正端子人力がこのしきい値に達しな
いため、それそ゛れのopアンプ(OF2)、(OF2
)はコンパレータとして作用し、それぞれ出力は負電圧
(−Vcc)付近の電圧を維持し、ダイオード(Di)
(D3)は逆バイアス状態を維持する。したつかてツェ
ナーダイオード(ZDl)、(Zn2)は逆バイアスさ
れ、トランジスタ(TRI)、(TR3)をスイッチン
グ動作させるのに十分なベース電流を供給しくTRI)
、(TR3)を導通させる。ツェナーダイオード(ZD
I)、(Zn2)、(Zn2)のツzナー電圧は電源電
圧(Vcc)より少し低い値が選択され、トランジスタ
(TR1)、(TR2)、(TR3)のエツミタレベル
カ5アース電位(GND)以下になるように設定されて
いる。トランジスタ(TRI)、(TR3)が導通する
とアナログスイッチ(ASI)、(AS3)のゲート電
位は正入力に対し十分にカットオフできる信号が印加さ
れるので、アナログスイッチ(ASI)、(AS3)は
カットオフ状態となる。一方、最大相が入力されている
OPアンプ(O20)の出力は入力信号に応じた正電圧
出力となっているためツェナーダイオード(Zn2)は
カットオフ状態であり、トランジスタ(TR2)のベー
ス電流は供給されず、アナログスイッチ(AS2)のゲ
ートには抵抗(R8)を介して正電圧が印加される。そ
のため最大相入力に対応するアナログスイッチ(AS2
)のみが導通状態を維持し、出力端子(404)に出力
信号を出力する。
マイクロコンピュータ(110)が起動され、動作可能
状態になると、第4図のフローチャートに示されたプロ
グラムがスタートし、システムの初期化(すなわち、I
10ボートの設定、フラグのセット/リセットなど〉が
実行され(ステップ1)過電流検出のメイン処理フロー
に入る0次にA/D変換回路(100)を制御して信号
変換回路(90)から出力された最大の電流が流れる相
に対応する電流の実効値または平均値の信号をデジタル
信号に変換しくステップ2)、マイクロコンピュータ(
11G)内のRA M (115) (第3図)に書込
む(A/D変換処理)0次にRA M (115)に書
込まれた入力信号データに関し、その値が過電流値であ
るか否かの判別動作を実行する(ステップ3)、その結
果過電流でないと判断した場合は第4図における蓄熱ル
ーチンから外れて後述する放熱ルーチンを通り再び上述
のA/D変換処理(ステップ2)に戻る。過電流である
と判断した場合は、まず蓄熱フラグHをセットしくスツ
テプ4)、入力信号のレベルに応じた時限の計時動作を
実行すべくCP tJ (111)内のレジスタまたは
RA M (115)を用いて所定の単位時間ごとに所
定の蓄熱ビット数の加算を行う(ステップ5)、上記所
定の蓄熱ビット数は第5図に示す回路しゃ断器の引き外
し特性に沿った限時動作を実現するように選択されてい
る。
次に、加算されたビット数が所定の時限に対応する値に
達したか否かの判別動作を行い(ステップ6)、加算さ
れたビット数が所定の時限に対応するf1σに達してい
ない場合はメインフローから外れて前述のA/D変換処
理(ステップ2)に戻る。
加算されたビット数が所定の時限に対応する値に達した
場合は、工/○ボート(116)を介してサイリスク(
120)をトリガし、出力装置(80)を駆動させる(
ステップ7)、過電流か否かの判断(ステップ3)を行
い、過電流でないと判断されると、(ステップ8)へ進
む、(ステップ8)から(ステップ11)までは放熱ル
ーチンを形成し、(ステップ8)において蓄熱フラグH
がセットされているか否かの判別を行う、この結果蓄熱
フラグHがセットされている場合は蓄熱ルーチンにおい
て加算計数されたビット数から所定の単位時間ごとに所
定の放熱ビット数を減算する。この減算によりビットの
計数値が0になった場合は蓄熱フラグHをリセットする
(ステップ9)、蓄熱フラグHがセットされていない場
合は直線A/D変換処理(ステップ2)に戻る。また(
ステップ10)において(ステップ9)で減算されたピ
ッ!・の計数値が完全にリセットされているか否かを判
別し、完全にリセットされていない時はそのままA/D
91!’F!!(ステップ2)に戻る。ビットの計数値
が完全にリセットされている場合、蓄熱フラグIIをリ
セットしくステップ11)、A/D変換処理(ステップ
2tに戻る。このようにして第五図に示す特性曲線に沿
った限時動作が実行される。
なお、上記実施例では正入力信号の処理回路について説
明したが、負入力信号についても等価な回路構成が可能
であることは言うまでもない。
また最大桁弁別には各相の平均値で行う方法を例示した
が、ピーク値でも同等の機能を達成することができる。
さらに、最大相の弁別機能をマイクロコンピュータの処
理により実行することが可能である。
[効果] 以上説明したように、この発明に係る回路しゃ断器は各
相の最大値弁別回路をもうけているので、従来の回路し
ゃ断器では各相ごとに必要であった高価で複雑な実効値
変換回路が一つですみ、また相信号レベルでの微調整も
不要となるため、精度を低下させることなく安価で小型
の回路しゃ断器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る回路しゃ断器の制御装置の一実
施例を示すブロック図、第2図は第1図に示す最大相弁
別回路(400)の具体的回路図、第3図は第1図に示
すマイクロコンピュータ(110)の構成を示すブロッ
ク図、第4図はマイクロコンピュータ(110)におい
て実行されるプログラムのフローチャートを示す図、第
5図は一般的な回路しゃ断器の電路及び負荷の耐熱量特
性並びに回路しゃ断器の動作特性を示す特性図、第6図
は従来の回路しゃ断器を示すブロック図である。 図中(400)は最大相弁別回路、(110)はマイク
ロコンピュータ、(80)は引き外し装置、(201)
 、 (202) 、 (203)は引き外し装置によ
って動作される開離接点である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数相の交流電路に発生した事故電流を検出する
    ための電流検出手段、 前記電流検出手段の各相の電流値に対応する2次出力信
    号のうち、最大となる2次出力信号を弁別する最大相弁
    別手段、 前記最大相弁別手段の2次出力信号に対応した最大信号
    を2次出力信号として出力する最大値検出手段、 前記最大値検出手段の2次出力信号の実効値または平均
    値を得るための信号変換手段、 前記信号変換手段から2次出力信号を受信し、演算処理
    を行い、回路をしゃ断させるための信号を出力する演算
    処理手段、 を具備した回路しゃ断器の制御装置。
  2. (2)前記最大相弁別手段は、前記電流検出手段の2次
    出力信号の平均値によって最大相を弁別することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の回路しゃ断器の制御
    装置。
  3. (3)前記最大相弁別手段は、前記電流検出手段の2次
    出力信号のピーク値によって最大相を弁別することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の回路しゃ断器の制
    御装置。
  4. (4)前記演算処理手段はマイクロコンピュータで構成
    され、前記最大相弁別手段の最大相弁別機能を前記マイ
    クロコンピュータにより演算処理することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の回路しゃ断器の制御回路。
  5. (5)前記電流検出手段は直流変換手段を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の回路しゃ断器の制
    御装置。
JP61016268A 1986-01-27 1986-01-27 回路しや断器の制御装置 Expired - Lifetime JPH07110101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61016268A JPH07110101B2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27 回路しや断器の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61016268A JPH07110101B2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27 回路しや断器の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62173930A true JPS62173930A (ja) 1987-07-30
JPH07110101B2 JPH07110101B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=11911800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61016268A Expired - Lifetime JPH07110101B2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27 回路しや断器の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110101B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01270717A (ja) * 1988-04-20 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH01270718A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH01270721A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH03200648A (ja) * 1989-12-27 1991-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像プリンタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583094A (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 松下電工株式会社 複合型熱感知器
JPS6032211A (ja) * 1983-07-29 1985-02-19 三菱電機株式会社 回路しや断器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583094A (ja) * 1981-06-30 1983-01-08 松下電工株式会社 複合型熱感知器
JPS6032211A (ja) * 1983-07-29 1985-02-19 三菱電機株式会社 回路しや断器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01270717A (ja) * 1988-04-20 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH01270718A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH01270721A (ja) * 1988-04-22 1989-10-30 Toshiba Corp 回路しや断器
JPH03200648A (ja) * 1989-12-27 1991-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07110101B2 (ja) 1995-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4380785A (en) Solid state trip unit for an electrical circuit breaker
JPS62160032A (ja) 静止引外し形遮断器
GB1426855A (en) Trip circuit for a circuit interrupter
JPS63274321A (ja) 回路しや断器
GB2178255A (en) Solid state power controller with leakage current shunt circuit
JPS61260508A (ja) 接点溶着検出装置
US4736264A (en) Primary switched-mode power supply unit
KR910007670B1 (ko) 회로차단기
JPS62173930A (ja) 回路しや断器の制御装置
KR910002069B1 (ko) 회로차단기
EP0302470B1 (en) Circuit breaker including selectively operable long-time-delay tripping circuit
JP3335838B2 (ja) 回路遮断器
JP3449172B2 (ja) 3相4線中性線欠相検出装置及び回路遮断器
JPS6331418A (ja) 回路しや断器
JPS62173915A (ja) 回路しや断器の制御装置
JP2656532B2 (ja) 電路状態検出装置およびそれを用いた電気装置
JPS6059915A (ja) 事故電流保護装置および事故電流保護システム
JP2824369B2 (ja) 回路遮断器の電源回路
JPS58364Y2 (ja) 回路しや断器の引外し回路
SU924787A1 (ru) Устройство дл защиты
JP2923387B2 (ja) 最大値検出回路
JP3471746B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH0787668B2 (ja) 回路遮断器
SU1686571A1 (ru) Устройство дл защиты нагрузки от перенапр жений
JPH07110100B2 (ja) 回路しや断器の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term