JPH03200648A - 画像プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動給紙ｖ１構を備えた画像プリンタに関す
るものである。

従来の技術 近年、画像プリンタにおいては、ＰＥＴベースなどの特
殊な記録紙を連続かつ自動的に装置内の記録部に供給す
るために自動給紙ｍｔａを有するものが見られるように
なってきた。

以下図面を参照しながら、従来の画像プリンタの例につ
いて説明する。第３図は従来の画像プリンタの断面図を
示す、第３図において、装置本体１４にはサーマルヘッ
ド１、プラテン２、インクシート３からなる記録部が設
けられ、その給紙方向上流側に、給紙後記録１５を駆動
するキャプスタン４とピンチローラ５が設けられ、さら
にその給紙方向上流側に、給紙と排紙の切換えをする切
換ガイド６とさらにその上流側にセパレートローラ７と
ピックアップローラ８が回転可能に設けられ、このピッ
クアップローラ８とセパレートローラ７間にわたって搬
送ベルト９が襲架されている。さらに、セパレートロー
ラ７に対応する位置にリバースローラ１０が設けられ、
このリバースローラ１０はトルクリミッタを同軸上に有
して回転可能であり、装置本体１４に回動可能に取り付
けられたリバースローラ保持アングル１１に保持されて
、セパレートローラ７の曲で搬送ベルト９に付して当接
可能に構成されている。また、ガイド板１２はセパレー
トローラ７と記録部のプラテン２に至る間に設けられ、
給紙後の記録紙１５を案内する０枚葉状の記録紙１５を
収納する記録紙カセット１６は装置本体１４のガイド部
１３に着脱自在に取付けられる０紙押圧板１７は一端を
中心に回動可能に設けられ、この紙押圧板１７の上に記
録紙カセット１６に収納された記録紙１５が積載され、
押上レバー１８が紙押圧板１７を一端を中心に回動して
押上げたときに、記録紙１５は搬送ベルト９に押圧され
る。

このように構成された従来の画像プリンタについて、以
下その動作を説明する。まず、記録紙１５を複数枚収納
した記録紙カセット１６が装置本体１４のガイド部１３
に沿って所定の位置に挿入保持される。給紙の際には、
押上レバー１８が上方に回動し、紙押圧板１７を一端を
支点として回動させて他端を押上げ、紙押圧板１７上に
積載した記録紙１５を搬送ベルト９に押圧する０次に、
ピックアップローラ８またはセパレートローラ７が回転
することにより搬送ベルト９は給紙方向に駆動され、記
録紙１５は１枚または数枚が搬送されることになる。

一方、給紙の際には、セパレートローラ７に対し離間し
ていたリバースローラ１０がリバースローラ保持アング
ル１１によって記録紙１５を押圧する方向へ回動し、搬
送ベルト９を押圧する。ここで、リバースローラ１０は
同軸上にトルクリミッタを備えて給紙方向に対して逆回
転可能であり、１枚の記録紙１５ならばその、ｔま記録
紙１５を搬送し、２枚以上ならば２枚目以降はさばいて
逆送させる役目を有している。搬送された１枚の記録紙
１５はガイド板１２と切換えカイドロにガイドされ、キ
ャプスタン４とピンチローラ−５の間を通過して給紙動
作の完了となる。以後はキャプスタン４とピンチローラ
５の押圧回転で搬送され、同時に押上レバー１８とリバ
ースローラ１０は降下する。

このとき、搬送ベルト９により搬送され、リバースロー
ラ１０によりさばかれた記録紙１５は、第４図に示すよ
うに、記録紙カセット１６の給紙方向下流側の記録紙当
接部端面１６ａに乗り上げることがある。この状態で１
枚目に搬送される記録紙１５ａと記録紙当接部端面１１
ａに乗り上げた記録紙１５ｂが接触すると、静電気によ
る密着力が発生し、そのまま装置本体１４の内部まで取
り込まれる重送が起きていた。これを防ぐために、従来
は、搬送ベルト９と記録紙当接部端面１６ａの間に、記
録紙１５の１０数枚分の厚みに相当する隙間を設けてい
た。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、搬送ベルト９と記
録紙カセット１６の給紙方向下流側の記録紙当接部端面
１６ａの間に記録紙１５の１０数枚分の隙間を設けてい
るので、給紙の際には、第５図に示すように、リバース
ローラ１０マで全隙間分の記録紙１５が突入することが
ある。１０数枚の記録紙１５が一度に突入すると、リバ
ースローラ１０の回転は止められ、スティック動作を誘
発し、異音を発生したり、数枚まとめて重送されるとい
った問題を有していた。

本発明は上記問題を解決するもので、記録紙カセットの
給紙方向下流側のコーナー部に臨み、記録紙の上面、下
面、１ｌＩＩ＠面、前端面をそれぞれ案内するガイド部
を有し記録紙の押圧動作に連動して回動するように設け
られ、上面ガイド部と側端面ガイド部のなす角度を鈍角
に構成するとともに、上面ガイド部と前端面カイト部が
形成する間隙を少なくとも記録紙の厚さ５枚以内とする
ゲート部材を設けた構成にすることによって、異音や重
送の発生を肪止する信頼性の高い画像プリンタを提供す
ることを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の画像プリンタは、枚
葉状の記録紙を収納する記録紙カセットと、記録紙カセ
ットの上方位置に設けられて、収納された記録紙が接触
したときにこの記録紙を搬送する搬送ベルトまたはロー
ラと、記録紙カセットの下方から記録紙を搬送ベルトま
たはローラに押圧せしめる紙押圧板と、搬送ベルトまた
はローラの給紙方向下′？Ｌ開に設けられて、前記搬送
ベルトまたはローラに押圧可能であり、押圧時に記録紙
の２枚目以降をさばくように構成されたリバースローラ
と、記録紙カセットの給紙方向下流側のコーナー部に臨
み、記録紙の上面、下面、ｌＰＩ端面、前端面をそれぞ
れ案内するガイド部を有し記録紙の押圧動作に連動して
回動するように設けられ、上面ガイド部と測端面ガイド
部のなす角度を鈍角に構成するとともに、上面ガイド部
と前端面ガイド部が形成する間隙を少なくとも記録紙の
厚さ５枚以内とするゲート部材を設けた構成にしたもの
である。

作用 上記した構成により、記録紙が搬送ベルトまたはローラ
に押圧状態のときに、ゲート部材は記録紙を案内しなが
ら積層した記録紙により持ち上げられる。このとき、上
部の記録紙は複数枚がまとまって搬送されようとするが
、ゲート部材の上部ガイド部と前端面ガイド部とで形成
される間隙によって通過可能枚数が決定され、所定の枚
数以上の記録紙は前端面ガイド部に止められる。したが
ってリバースローラ部には１０数枚の記録紙がまとまっ
て突っ込むことはなくなり、２枚目以降の記録紙は確実
にさばかれて最上部の１枚だ４ｆが搬送され、異音や重
送の発生を防止できることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタの構成を示す
断面図、第２図は同画像プリンタの要部を示す斜視図で
ある。第１図および第２図において、従来例と同じ番号
のものは同一部品を示すので、その評細な説明は省略す
る。２０はゲート部材であり、記録紙カセット１６の給
紙方向下流側端部の片側コーナー部に臨み、記録紙１５
の最上段上面を案内する上面ガイド部２０ａと、記録紙
１５のＩｌｌ！ＩＩ　ｉ？、ｆ１面を案内する測端面カ
イト部２０ｂと、記録紙１５の給紙方向下流側の前端面
を案内する前端面ガイド部２０ｃと、記録紙１５の最下
段の下面を案内する下面カイト部２０ｄを有し、紙押圧
板１７に上る記録紙１５の押圧動作に連動するように軸
２１を中心に回動ｒ１在に記録紙カセット１６に設けら
れ、かつ上面ガイド部２０ａと側端面ガイド部２０ｂの
なす角度は鈍角θをなずようにｍ＋＆され、さらに、上
面ガイド部２０ａと前端面ガイド部２０ｃの間に形成さ
れる間隙は記録紙１５のたとえば厚さ３枚分となるよう
に構成されている。

このように構成された本実施例の画像プリンタについて
以下その動作について説明する。まず、記録紙１５を複
数枚収納した記録紙カセ・ソト１６が装置本体１４のガ
イド部１３に沿って所定の位置に挿入保持される。給紙
の際には押−Ｌレバー１８が上方に同動し、紙押圧板１
７を一端を支点として回動させて他端を押上げ、紙押圧
板１７上に積載した記録紙１５を搬送ベルト９に押圧す
る。ゲート部材２０は記録紙カセット１６の給紙方向下
流ｒｐＪ端部の片側コーナー部に記録紙１５を案内しな
がら回動するように設けられているので、８ｆ層した記
録紙１５に持ち上げられる。同時にセパレートローラ７
が回転し、搬送ベルト９を給紙方向に駆動するが、記録
紙１５が複数枚搬送されそうになっても、ゲート部材２
０の上部ガイド部２０ａと前端面ガイド部２０ｃとで形
成される間隙によって通過可能枚数が決定されているの
で、所定の枚数以下、たとえば３枚以下の記録紙１５だ
けが搬送される。ここで、記録紙１５の通過可能枚数の
設定を１枚としたいところだが、実際には記録紙１５の
カールがある場合、前端面ガイド部２０ｃに引っかかり
給紙不能になることがあるため、最大５枚以下を０指し
てガイド部間の間隙を設定している。また、ゲート部材
２０の上面ガイド部２０ａと１ＦＩｆ！７Ａ面カイト部
２０ｂのなす角度θは鈍角をなすように構成されている
ので、記録紙１５の中心に向かうほど間隙が広がるよう
に設定されたことになり、記録紙１５がカールしていて
も給紙不能になりにくい。

一方、セパレートローラ７に対し離間していたリバース
ローラ１０がリバースローラ保持アングル１１の記録紙
押圧方向への回動によって搬送ベルト９を押圧する。こ
こでリバースローラ１０はトルクリミッタを備え、給紙
方向に対して逆回転することより、１枚の記録紙１５な
らばそのまま記録紙１５を搬送し、２枚以上ならば２枚
目以降はさばいて逆送させ、１枚の記録紙のみを搬送す
る。

搬送された１枚の記録紙１５はガイド＠１２と切換えガ
イド６にガイドされキャプスタン４とピンチローラ５の
間を通過して給紙動作の完了となる。

以後はキャプスタン４とピンチローラ５の押圧回転で搬
送され、同時に押上レバー１８とリバースローラ１０は
降下する。また押上レバー１８の降下により紙押圧板１
７と記録紙１５を案内しているゲート部材２０も給紙前
の状態に戻る。

このとき、搬送ベルト９により搬送され、リバースロー
ラ１０によりさばかれた記録紙１５は、記録紙カセット
１６の給紙方向下流側の記録紙当接部端面１６ａに乗り
上げることがあるが、搬送ベルト９と記録紙当接部端面
１６ａの間に、記録紙１５の１０数枚分の厚みに相当す
る隙間を設けているので、１枚目に搬送される記録紙１
５ａと記録紙当接部端面１６ａに乗り上げた記録紙１５
ｂが接触しなくなり、重送を防ぐことが出来る。

なお、本実施例では、２軸間に搬送ベルトを張架してい
るが、搬送手段として搬送ローラ２本を用いてもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、記録紙カセットの給紙方
向下流Ｉｌｌ端部のコーナー部に臨み、記録紙の上面、
下面、側端面、前端面をそれぞれ案内するガイド部を有
し記録紙の押圧動作に連動して回動するように設けられ
、上面ガイド部と側端面ガイド部のなす角度を鈍角に構
成するとともに、上面ガイド部と前端面ガイド部が形成
する間隙を少なくとも記録紙の厚さ５枚以内とするゲー
ト部材を設けることによって、確実に１枚目の記録紙の
みをＷｉ通でき、給紙不能になったり異音が発生したす
せず、また、重送を防止でき、品位と信頼性を飛躍的に
高めるという優れた効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタの断面図、第
２図は同画像プリンタの要部斜視図、第３図は従来の画
像プリンタの断面図、第４図および第５図はそれぞれ同
従来の画像プリンタの要部断面図である。 ２・・・プラテン、４・・・キャプスタン、５・・・ピ
ンチローラ、７・・・セパレートローラ、８・・・ピッ
クアップローラ、９・・・搬送ベルト、１０・・・リバ
ースローラ、１１・・・リバースローラ支持アングル、
１５・・・；ｉｉｌ！ｔｉ紙、１６・・・記録紙カセッ
ト、１７・・・紙押圧板、２０・・・ゲート部材、２０
ａ・・・上面ガイド部、２０ｂ・・・ｒｐＪ＠面ガイ面
部４８部ｃ・・・前端面ガイド部、２０ｄ・・・下面ガ
イド部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、枚葉状の記録紙を収納する記録紙カセットと、前記
   記録紙カセットの上方位置に設けられて、収納された記
   録紙が接触したときにこの記録紙を搬送する搬送ベルト
   またはローラと、前記記録紙カセットの下方から前記記
   録紙を前記搬送ベルトまたはローラに押圧せしめる紙押
   圧板と、前記搬送ベルトまたはローラの給紙方向下流側
   に設けられて、前記搬送ベルトまたはローラに押圧可能
   であり、押圧時に前記記録紙の２枚目以降をさばくよう
   に構成されたリバースローラと、前記記録紙カセットの
   給紙方向下流側のコーナー部に臨み、前記記録紙の上面
   、下面、側端面、前端面をそれぞれ案内するガイド部を
   有し、前記紙押圧板による記録紙の押圧動作に連動して
   回動するように設けられ、前記上面ガイド部と前記側端
   面ガイド部のなす角度を鈍角に構成するとともに、前記
   上面ガイド部と前記前端面ガイド部が形成する間隙を少
   なくとも前記記録紙の厚さ５枚以内に構成したゲート部
   材とを設けた画像プリンタ。