JP2000177876A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙を傷つけることなく迅速に整列させる
ことができるとともに、記録紙端を基準とする記録位置
精度を向上させることができるプリンタを提供するこ
と。 【解決手段】 搬送ローラ２７を回転駆動自在にかつそ
の回転軸２８の軸方向へ移動可能に配設するとともに、
前記搬送ローラ２７の両端面を初期位置方向に付勢する
付勢部材３３を前記回転軸２８に取り付けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに係り、特
に、用紙整列ガイドにより案内される記録紙の移動に追
従して搬送ローラを軸方向に移動可能としたプリンタに
関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ等の出力装置としてプリンタが多く用
いられている。

【０００３】図７はこのような従来のプリンタの一部を
示したもので、プリンタフレーム６１のほぼ中央位置に
は、円筒状のプラテン６２が回転自在に配設されてお
り、前記プラテン６２に対向する位置には、このプラテ
ン６２に沿って往復動自在とされた図示しないキャリッ
ジに搭載された記録ヘッド６３が配設されている。ま
た、前記プラテン６２の記録紙の搬送方向上流側には、
図示しない給紙装置から１枚ずつ給紙される記録紙６４
を搬送する給紙ローラ６５が給紙用回転軸６５ａに固定
されており、この給紙用回転軸が回転自在に軸支されて
いる。前記給紙ローラ６５の記録紙６４の搬送方向下流
側には、前記給紙ローラ６５により搬送された記録紙６
４をプラテン６２と記録ヘッド６３との間に搬送する搬
送ローラ６６が１対の搬送用回転軸６６ａに固定されて
おり、これらの搬送用回転軸が回転自在に軸支されてい
る。さらに、記録紙６４の搬送方向の上下位置にそれぞ
れ配設された搬送ローラ６６の間には、記録紙６４を搬
送方向に案内するための一対の用紙整列ガイド６７が記
録紙６４の幅方向に移動可能に配設されている。

【０００４】このような従来のプリンタにおいては、前
記給紙装置の載置板に積層載置された複数の記録紙６４
のうち、最下位の記録紙６４を取り出して給紙ローラ６
５に送り、この給紙ローラ６５により搬送方向上流側に
ある一方の搬送ローラ６６に搬送するようになってい
る。この搬送ローラ６６は、ユーザがあらかじめ記録紙
６４の幅とほぼ等間隔に設定してある一対の用紙整列ガ
イド６７の間に前記記録紙６４を搬送して整列させ、搬
送方向下流側にある他方の搬送ローラ６６へ搬送する。

【０００５】その後、この搬送ローラ６６により記録紙
６４を記録ヘッド６３とプラテン６２との間の記録部分
に搬送するようになっている。そして、前記キャリッジ
をプラテン６２に沿って往復動作させるとともに、画像
情報に基づいて前記記録ヘッド６３を駆動することによ
り、前記記録紙６４に対して所望の画像記録を行なうよ
うになっている。

【０００６】このような従来のプリンタにおいては、搬
送ローラ６６により記録紙６４を搬送する際に、予め記
録紙６４の幅に設定された用紙整列ガイド６７により記
録紙６４を整列させて適正な搬送を行うようになってい
た。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタにおいては、搬送ローラ６６が搬送用回転軸６
６ａに一体的に固定されていたため、例えば、給紙ロー
ラ６５から斜行して搬送された記録紙６４を用紙整列ガ
イド６７により整列させる際には、記録紙６４と搬送ロ
ーラ６６との間に軸方向の摩擦力が発生しまう。したが
って、記録紙６４を整列させるためには、その摩擦力よ
りも大きな力を記録紙６４に作用させて整列させるか、
あるいは記録紙６４を搬送しながら緩やかに整列させな
ければならなかった。

【０００８】このように大きな力を記録紙６４に作用さ
せる場合には、記録紙６４が用紙整列ガイド６７との接
触によりその端部を損傷してしまうことがあり、また、
記録紙６４を緩やかに整列させていたのでは記録するま
でに時間がかかってしまい効率的でない。しかも、記録
紙６４を適正に整列させられない場合には、記録ヘッド
６３による記録位置がずれてしまうおそれがあった。

【０００９】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、記録紙を傷つけることなく迅速に整列させる
ことができるとともに、記録紙端を基準とする記録位置
精度を向上させることができるプリンタを提供すること
を目的とするものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項１に係る発明のプリンタは、搬送ローラを回転駆
動自在にかつその回転軸の軸方向へ移動可能に配設する
とともに、前記搬送ローラの両端面を初期位置方向に付
勢する付勢部材を前記回転軸に取り付けた点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、記録紙が
所定の搬送経路からずれて例えば斜めに搬送されてきた
としても、搬送ローラと記録紙との間で回転軸の軸方向
への力が作用したときに前記搬送ローラが記録紙を伴っ
て軸方向に移動し記録紙を適正な搬送経路に導くように
なっているため、記録紙が用紙整列ガイドに強く当接す
る等して損傷するのを防止でき、かつ、記録紙を迅速に
整列させることができるし、記録紙端を確実に適正な記
録位置に搬送させられるため記録位置精度を向上させる
ことができる。また、記録紙が通過した後の搬送ローラ
を付勢部材が付勢力により初期位置に復帰させて次の記
録紙の搬送に備えることができる。

【００１１】また、請求項２に係る発明のプリンタは、
請求項１において、複数の搬送ローラをその回転軸に配
設するとともに、この回転軸上であって各搬送ローラの
端面から等距離を隔てた位置に付勢用座金を軸方向に移
動できないように取り付けて、この付勢用座金と前記搬
送ローラとの間に前記付勢部材を挟持した点にある。そ
して、このような構成を採用したことにより、付勢部材
を挟持させる間隔が一定となっているため、同一規格の
付勢部材を挟持させたときに容易に付勢力を一定に維持
させることができて、搬送ローラを回転軸に対して一定
の付勢力で移動させることができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
から図６を参照して説明する。

【００１３】図１から図６は本発明に係るプリンタの実
施の一形態の要部を示したもので、本発明に係るプリン
タは、記録紙１の給紙を行なう給紙装置２と、この給紙
装置２から搬送される記録紙１に対して所望の記録を行
なう記録装置３とから構成されている。

【００１４】図１は前記給紙装置２を示したもので、プ
リンタフレーム４には、複数枚の記録紙１を積層して載
置する載置板５がその前端部が下方に位置するように傾
斜して配設されており、この載置板５の前端部には、前
記記録紙１の前端縁を支持するとともに下端部に１枚の
記録紙１を挿通させるためのスリット６が形成されたス
リット板７が配設されている。

【００１５】また、前記載置板５の両側部分には、図示
しない一対の用紙ガイドが配設されており、これら各用
紙ガイドは、記録紙１の幅方向に移動自在とされてい
る。

【００１６】また、前記載置板５の前端部分には、図示
しない複数のローラ開口が形成されており、このローラ
開口の下方には、複数のピックアップローラ９が回転駆
動自在にかつその一部が前記ローラ開口から載置板５の
上面に突出するように配設されている。このピックアッ
プローラ９には、図示しないギア列を介して図示しない
ローラ駆動モータが接続されており、このローラ駆動モ
ータを駆動することにより、前記ピックアップローラ９
を回転駆動するようになっている。

【００１７】また、前記スリット板７の両側には、一対
の支持ガイド１０，１０が前記スリット板７と平行に立
設されており、これら各支持ガイド１０には、昇降部材
１１がこの支持ガイド１０に沿って昇降自在に取付けら
れている。前記各昇降部材１１には、昇降板１２が取付
けられており、この昇降板１２の下面には、前記載置板
５に積層載置された記録紙１の最上位の記録紙１を押圧
する押圧ローラ１３が配設されている。さらに、前記昇
降板１２の下面には、この昇降板１２を自重により下降
させるための重錘１４が取付けられている。

【００１８】さらに、前記プリンタフレーム４の前記ス
リット板７より記録紙１の搬送方向下流側には、複数の
給紙ローラ１５が回転駆動自在に配設されており、この
給紙ローラ１５の上方には、圧接ローラ１６が回転自在
に配設されている。

【００１９】また、図２および図３は記録装置３を示し
たもので、プリンタフレーム４のほぼ中央位置には、円
筒状のプラテン１７が回転自在に配設されており、前記
プリンタフレーム４のプラテン１７の上方および記録紙
１の搬送方向下流側端部には、それぞれキャリッジメイ
ンシャフト１８およびキャリッジサブシャフト１９が配
設されている。これらキャリッジメインシャフト１８お
よびキャリッジサブシャフト１９には、キャリッジ２０
がキャリッジメインシャフト１８およびキャリッジサブ
シャフト１９に沿って往復動自在に配設されており、前
記プリンタフレーム４の一側には、キャリッジ駆動モー
タ２１により回転駆動される駆動プーリ２２が配設され
るとともに、前記プリンタフレーム４の他側には、従動
プーリ２３が回転自在に配設されている。前記駆動プー
リ２２と従動プーリ２３との間には、両端部が前記キャ
リッジ２０の両側に接続された駆動ベルト２４が巻回さ
れており、前記キャリッジ駆動モータ２１を駆動して駆
動プーリ２２を介して駆動ベルト２４を駆動することに
より、前記キャリッジ２０を前記キャリッジメインシャ
フト１８およびキャリッジサブシャフト１９に沿って往
復駆動させるようになっている。

【００２０】また、前記キャリッジ２０には、所望の記
録情報に基づいて駆動される記録ヘッド２５が前記プラ
テン１７に対向しかつプラテン１７に対して接離自在に
配設されている。

【００２１】さらに、前記プラテン１７の記録紙１の搬
送方向上流側であって前記プリンタフレーム４の底板４
ａには、複数の搬送ローラ開口２６が記録紙１の搬送方
向に２列に形成されており、この搬送ローラ開口２６の
下方には、前記給紙ローラ１５により搬送された記録紙
１を前記プラテン１７と記録ヘッド２５との間に搬送す
る複数の搬送ローラ２７がその一部を前記搬送ローラ開
口２６から底板４ａの上面に突出するようにして配設さ
れている。図４および図５に示すように、前記搬送ロー
ラ２７は、搬送用回転軸２８にそれぞれローラ軸受２９
を介して軸方向に移動自在に配設されているとともに、
前記搬送用回転軸２８はプリンタフレーム４に図示しな
い軸受により回転自在に軸支されている。また、前記搬
送用回転軸２８の外周には、各搬送ローラ２７の両端部
から等しい間隔を隔てた位置に座金用溝３１が形成され
ており、この座金用溝３１に付勢用座金の一例であるＥ
型座金３２が軸方向に移動できないように嵌着されてい
る。そして、このＥ型座金３２と各搬送ローラ２７との
間には、付勢部材の一例であるコイルばね３３が挟持さ
れており、前記搬送ローラ２７を常に初期位置方向に付
勢している。このため、前記搬送ローラ２７が軸方向に
移動されても初期位置に復帰できるようになっている。

【００２２】さらに、本実施形態においては、プリンタ
フレーム４の前記２列に配設された各搬送ローラ２７の
間に、一対の支持シャフト３４が搬送ローラ２７と平行
に配設されており、これら各支持シャフト３４には、そ
れぞれラック支持部材３５が支持シャフト３４に沿って
移動自在に装着されている。また、これら各ラック支持
部材３５の互いに対向する面には、それぞれ前記支持シ
ャフト３４に沿って延在するラック部材３６が一体に固
着されており、前記各ラック部材３６の互いに対向する
面には、ラックギア３７が形成されている。前記支持シ
ャフト３４の前記各ラック支持部材３５より外側部分に
は、ガイド支持部材３８が前記支持シャフト３４に沿っ
て移動自在に装着されており、このガイド支持部材３８
とラック支持部材３５との間には、これらガイド支持部
材３８とラック支持部材３５とを互いに近接する方向に
付勢するばね３９が介装されている。そして、前記ばね
３９の付勢力により、通常状態では、ガイド支持部材３
８とラック支持部材３５とが当接する状態に保持される
とともに、前記ガイド支持部材３８に互いに離間する方
向の力が加わった場合に、前記ばね３９の付勢力に抗し
てガイド支持部材３８がラック支持部材３５から離間す
る方向に約１ｍｍ程度移動できるようになっている。さ
らに、前記各ガイド支持部材３８の上面には、記録紙１
の搬送路に突出する用紙整列ガイド４０がそれぞれ取付
けられており、これら各用紙整列ガイド４０の間に記録
紙１を挟持して整列させた状態で記録紙１の搬送を行な
うようになっている。

【００２３】また、前記各ラック部材３６の間には、各
ラックギア３７に噛合されるピニオンギア４２が回転駆
動自在に配設されており、このピニオンギア４２は、図
示しないピニオン駆動モータにより回転駆動されるよう
になっている。そして、このピニオンギア４２が回転駆
動してラックギア３７を介してラック支持部材３５を支
持シャフト３４に沿って移動させることにより、ガイド
支持部材３８を介して用紙整列ガイド４０を記録紙１の
幅方向に移動できるようになっている。

【００２４】次に、本発明のプリンタの実施形態の作用
について説明する。

【００２５】本実施形態においては、まず、前記載置板
５に複数枚の記録紙１をその前端部がスリット板７に当
接するように積層載置させ、各用紙ガイドを移動して記
録紙１の幅に合わせるとともに、この記録紙１の最上位
の記録紙１に押圧ローラ１３を当接させ、前記重錘１４
が取付けられた昇降板１２の自重により、記録紙１を下
方に押圧させる。

【００２６】また、記録装置内において、１対の用紙整
列ガイド４０を記録紙１の幅とほぼ同等の間隔を隔てて
位置するように移動する。この用紙整列ガイド４０の移
動は、手動によってもよいが、本実施形態では、前記載
置板５に配設した図示しない記録紙１の幅寸法検出手段
により検出し、図示しないコントローラにより移動する
ようになっている。

【００２７】すなわち、コントローラにより記録紙１の
幅寸法に応じて、ピニオン駆動モータを回転駆動してピ
ニオンギア４２を所定量回転駆動させることにより、ラ
ックギア３７を介してラック支持部材３５が支持シャフ
ト３４に沿って移動され、ガイド支持部材３８を介して
用紙整列ガイド４０が記録紙１の幅寸法に合うように移
動される。

【００２８】続いて、ローラ駆動モータを回転駆動させ
ることにより、ピックアップローラ９を回転駆動させ、
このピックアップローラ９により、前記載置板５に積層
された記録紙１のうち最下位の記録紙１のみがその上位
に積層された記録紙１から分離して給紙方向に送られ
る。そして、この記録紙１は、スリット板７の下端部に
形成されたスリット６を通過し、給紙ローラ１５と圧接
ローラ１６との間に搬送され、前記給紙ローラ１５と前
記圧接ローラ１６との間に挟持される。

【００２９】この状態で、更にピックアップローラ９お
よび給紙ローラ１５を回転駆動させることにより、前記
記録紙１は、用紙整列ガイド４０の間を通って適正に位
置決めされた状態で、搬送ローラ２７に受け渡され、搬
送ローラ２７により記録ヘッド２５とプラテン１７との
間に給紙される。

【００３０】一方、もし前記記録紙１が傾斜した状態で
搬送ローラ２７に搬送されてきた場合であっても、その
記録紙１が用紙整列ガイド４０に当接して記録紙１と搬
送ローラ２７との間で軸方向の摩擦力が発生したとき
に、前記搬送ローラ２７がコイルばね３３の付勢力に抗
して記録紙１とともにローラ軸受２９により搬送用回転
軸２８に沿って移動できるため、記録紙１を直ちに適正
な搬送経路に導けるようになっている。その後、記録紙
１が、軸方向に移動した搬送ローラ２７の上を通過する
と、この搬送ローラ２７はコイルばね３３の付勢力によ
ってもとの初期位置に復帰される。

【００３１】そして、搬送ローラ２７により記録紙１を
記録ヘッド２５とプラテン１７との間に給紙すると、キ
ャリッジ駆動モータ２１を駆動してキャリッジ２０を前
記キャリッジメインシャフト１８およびキャリッジサブ
シャフト１９に沿って往復駆動させながら、所望の記録
信号に基づいて記録ヘッド２５を駆動することにより、
記録紙１に対して所望の記録を行なうようになってい
る。この場合に、本実施形態においては、記録紙１の幅
寸法を検出してあらかじめ図示しない記憶部に記憶させ
て、コントローラ４９により、前記記録紙１の幅寸法に
応じて、キャリッジ２０の移動範囲を自動的に設定する
ようになっており、記録紙１に記録を行なう場合に、記
録ヘッド２５を記録紙１の幅寸法に応じた記録開始位置
に移動するように制御するようになっている。

【００３２】そして、記録が終了した記録紙１は、プリ
ンタの外部に排出される。続いて、次の記録紙１に記録
を行なう場合は、再び前述の一連の動作を繰り返し行な
う。

【００３３】したがって、本実施形態においては、記録
紙１が所定の搬送経路からずれて例えば斜めに搬送され
てきたとしても、搬送ローラ２７と記録紙１との間で回
転軸の軸方向への力が作用したときに搬送ローラ２７が
記録紙１を伴って軸方向に移動し記録紙１を適正な搬送
経路に導くようになっているため、記録紙１が用紙整列
ガイド４０に強く当接することにより損傷を受けるのを
防止でき、かつ、記録紙１を迅速に整列させることがで
きる。また、記録紙１の端部を確実に適正な記録位置に
搬送させられるため記録位置精度を向上させることがで
きる。

【００３４】また、搬送ローラ２７の端部とＥ型座金３
２との間隔が一定となっているため、同一規格の付勢部
材を挟持させると一定の付勢力で搬送ローラ２７を保持
することができ、搬送ローラ２７を搬送用回転軸２８に
沿って一定の付勢力で移動させることができる。

【００３５】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。

【００３６】

【発明の効果】以上述べたように請求項１に係る発明の
プリンタは、搬送ローラと記録紙との間で回転軸の軸方
向への力が作用したときに搬送ローラが記録紙を伴って
軸方向に移動し記録紙を適正な搬送経路に導くようにな
っているため、記録紙が斜めに搬送されて用紙整列ガイ
ドに強く当接することにより損傷を受けるのを防止でき
るとともに、記録紙を迅速に整列させることができる。
また、記録紙端を確実に適正な記録位置に搬送させられ
るため記録位置精度を向上させることができる。

【００３７】また、請求項２に係る発明のプリンタは、
搬送ローラと付勢用座金との間に同一規格の付勢部材を
挟持させると一定の付勢力で搬送ローラを保持すること
ができ、搬送ローラを搬送用回転軸に沿って一定の付勢
力により移動させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係るプリンタの給紙装置部分の実施
の一形態を示す側面図

【図２】 本発明に係るプリンタの記録装置部分の実施
の一形態を示す平面図

【図３】 図３に示す記録装置の一部の平面図

【図４】 図３に示す記録装置の用紙整列ガイド部分の
正面図

【図５】 図３のＶ−Ｖ断面図

【図６】 本実施形態における搬送ローラの一部断面平
面図

【図７】 従来のプリンタを示す一部の平面図

【符号の説明】

１ 記録紙 ２ 給紙装置 ３ 記録装置 １５ 給紙ローラ １７ プラテン ２０ キャリッジ ２５ 記録ヘッド ２７ 搬送ローラ ２８ 搬送用回転軸 ２９ ローラ軸受 ３１ 座金用溝 ３２ Ｅ型座金 ３３ コイルばね ４０ 用紙整列ガイド

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 載置板に積層載置された複数枚の記録紙
   を１枚ごとにピックアップローラにより取り出して給紙
   ローラを介して搬送ローラに給紙し、前記記録紙を用紙
   整列ガイドに案内させつつ前記搬送ローラによりキャリ
   ッジに搭載された記録ヘッドとプラテンとの間に搬送
   し、前記キャリッジをプラテンに沿って往復動作させる
   とともに、画像情報に基づいて前記記録ヘッドを駆動す
   ることにより、前記記録紙に対して所望の画像記録を行
   なうプリンタであって、前記搬送ローラを回転駆動自在
   にかつその回転軸の軸方向へ移動可能に配設するととも
   に、前記搬送ローラの両端面を初期位置方向に付勢する
   付勢部材を前記回転軸に取り付けたことを特徴とするプ
   リンタ。
2. 【請求項２】 複数の搬送ローラをその回転軸に配設す
   るとともに、前記回転軸上であって各搬送ローラの端面
   から等距離を隔てた位置に付勢用座金を軸方向に移動し
   ないように取り付けて、この付勢用座金と前記搬送ロー
   ラとの間に前記付勢部材を挟持したことを特徴とする請
   求項１に記載のプリンタ。