JP2501626Y2 - 用紙さばき装置 - Google Patents
用紙さばき装置Info
- Publication number
- JP2501626Y2 JP2501626Y2 JP12961790U JP12961790U JP2501626Y2 JP 2501626 Y2 JP2501626 Y2 JP 2501626Y2 JP 12961790 U JP12961790 U JP 12961790U JP 12961790 U JP12961790 U JP 12961790U JP 2501626 Y2 JP2501626 Y2 JP 2501626Y2
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- JP
- Japan
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- sheet
- belt
- separating
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、画像形成装置の給紙部に配置される給紙装
置において、用紙トレイ等から送り出される用紙のさば
き装置に関し、特に、ボトムプレートを上下動させるた
めに帯状さばき部材(以下ベルト部材と呼ぶ)を用い、
該ベルトをさばき部材として用いることにより、給紙部
から突出した用紙を、ボトムプレートを下降させる際
に、トレイに戻すことが出来るようにする装置に関す
る。
置において、用紙トレイ等から送り出される用紙のさば
き装置に関し、特に、ボトムプレートを上下動させるた
めに帯状さばき部材(以下ベルト部材と呼ぶ)を用い、
該ベルトをさばき部材として用いることにより、給紙部
から突出した用紙を、ボトムプレートを下降させる際
に、トレイに戻すことが出来るようにする装置に関す
る。
(従来の技術) 電子複写機やプリンター等の装置においては、給紙カ
セットや用紙トレイ等に用紙を収容したものを給紙部に
装着し、該給紙部に設けた給紙装置を用いて、用紙の送
り出しの作用を行うようにしている。前記給紙装置にお
いては、用紙が重送状態で送り出されることを防止する
ために、用紙さばき機構を設けており、該用紙さばき機
構により用紙をさばきながら、記録部に向けて用紙を1
枚ずつ供給させるようにしている。前記用紙さばき機構
としては、第5図ないし第7図に示されるような種々の
手段が用いられている。
セットや用紙トレイ等に用紙を収容したものを給紙部に
装着し、該給紙部に設けた給紙装置を用いて、用紙の送
り出しの作用を行うようにしている。前記給紙装置にお
いては、用紙が重送状態で送り出されることを防止する
ために、用紙さばき機構を設けており、該用紙さばき機
構により用紙をさばきながら、記録部に向けて用紙を1
枚ずつ供給させるようにしている。前記用紙さばき機構
としては、第5図ないし第7図に示されるような種々の
手段が用いられている。
第5図に示される例は、リタードパッド方式の用紙さ
ばき装置を示しているもので、給紙装置20をフィードロ
ーラ21とリタードパッド22とを組合せて構成しており、
両部材を所定の圧力で押圧する状態に設けている。そし
て、両部材の間に用紙が重送状態で突入した際に、フィ
ードローラ21による送りの作用と、リタードパッド22に
よる摩擦抵抗とが、用紙の間の摩擦力よりも大きいこと
を利用して、用紙を分離して、1枚の用紙のみを記録部
に向けて送り出すことが出来るようにされる。
ばき装置を示しているもので、給紙装置20をフィードロ
ーラ21とリタードパッド22とを組合せて構成しており、
両部材を所定の圧力で押圧する状態に設けている。そし
て、両部材の間に用紙が重送状態で突入した際に、フィ
ードローラ21による送りの作用と、リタードパッド22に
よる摩擦抵抗とが、用紙の間の摩擦力よりも大きいこと
を利用して、用紙を分離して、1枚の用紙のみを記録部
に向けて送り出すことが出来るようにされる。
また、第6図に示される例は、リタードローラ方式の
装置として構成されているもので、用紙の送り出し方向
に駆動されるリタードローラ24と、フィードベルト23を
組合せて構成し、該リタードローラ24を給紙時には固定
位置に保持する手段等を設けている。そして、ベルトと
ローラとの間で、用紙さばき作用を行い、重送状態の用
紙を分離することが出来るように構成される。
装置として構成されているもので、用紙の送り出し方向
に駆動されるリタードローラ24と、フィードベルト23を
組合せて構成し、該リタードローラ24を給紙時には固定
位置に保持する手段等を設けている。そして、ベルトと
ローラとの間で、用紙さばき作用を行い、重送状態の用
紙を分離することが出来るように構成される。
さらに、第7図に示される給紙カセット25において
は、給紙側に用紙の角の部分に係合するスナバー26を設
けており、該スナバー26により用紙のさばき作用を行わ
せるもので、一般の給紙カセットにおいては、最も多く
用いられているさばき手段である。
は、給紙側に用紙の角の部分に係合するスナバー26を設
けており、該スナバー26により用紙のさばき作用を行わ
せるもので、一般の給紙カセットにおいては、最も多く
用いられているさばき手段である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述したような従来の装置において
は、例えば、用紙トレイ等から重送状態で送り出され、
上の用紙が記録部に送り出された後で、用紙さばき装置
にニップされた状態で、他の用紙が残る場合がある。と
ころが、従来の給紙装置においては、前述したような用
紙は、そのまま次の給紙の際に、フィードローラにより
送り出されるために、その用紙の先端部の位置決めが正
確に行われ得なくなったりするという問題が発生する。
は、例えば、用紙トレイ等から重送状態で送り出され、
上の用紙が記録部に送り出された後で、用紙さばき装置
にニップされた状態で、他の用紙が残る場合がある。と
ころが、従来の給紙装置においては、前述したような用
紙は、そのまま次の給紙の際に、フィードローラにより
送り出されるために、その用紙の先端部の位置決めが正
確に行われ得なくなったりするという問題が発生する。
前述したような問題を解決するために、例えば、第6
図に示されるフィードベルトを逆回転させて、さばき部
に残留する用紙を用紙トレイに戻すような手段を用いる
場合がある。ところが、フィードベルトを逆転させる際
に、その用紙に対して、ベルトとの摩擦に対向させた状
態で、無理に戻す作用を加えるために、用紙の先端部に
ダメージを与える等の問題が発生する。
図に示されるフィードベルトを逆回転させて、さばき部
に残留する用紙を用紙トレイに戻すような手段を用いる
場合がある。ところが、フィードベルトを逆転させる際
に、その用紙に対して、ベルトとの摩擦に対向させた状
態で、無理に戻す作用を加えるために、用紙の先端部に
ダメージを与える等の問題が発生する。
また、従来の用紙トレイや給紙カセット等の用紙収容
装置においては、用紙をフィードローラに対して一定の
力で押圧するために、用紙を用紙収容装置内部で支持す
るボトムプレートを上下動させる手段と、該手段の駆動
機構とを設けている。しかし、前記駆動手段は、用紙さ
ばき装置とは無関係に配置されているものであって、両
部材を関連させて構成されることがなかった。
装置においては、用紙をフィードローラに対して一定の
力で押圧するために、用紙を用紙収容装置内部で支持す
るボトムプレートを上下動させる手段と、該手段の駆動
機構とを設けている。しかし、前記駆動手段は、用紙さ
ばき装置とは無関係に配置されているものであって、両
部材を関連させて構成されることがなかった。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来の給紙装置の問題を解
決するもので、ボトムプレートを上下動させるためのベ
ルトをさばき部材として使用し、さばき部に用紙が残留
した場合でも、ボトムプレートを下降させる作用によ
り、用紙を用紙収容装置に向けて戻すことが出来るよう
にする装置を提供することを目的としている。
決するもので、ボトムプレートを上下動させるためのベ
ルトをさばき部材として使用し、さばき部に用紙が残留
した場合でも、ボトムプレートを下降させる作用によ
り、用紙を用紙収容装置に向けて戻すことが出来るよう
にする装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段および作用) 本考案は、用紙トレイに収容する用紙を、ボトムプレ
ートをフィードローラに向けて上昇させ、フィードロー
ラに対して用紙を押圧した状態で、前記フィードローラ
の回転により送り出すように構成してなる給紙装置に関
する。
ートをフィードローラに向けて上昇させ、フィードロー
ラに対して用紙を押圧した状態で、前記フィードローラ
の回転により送り出すように構成してなる給紙装置に関
する。
本考案においては、前記ボトムプレートを上昇させる
手段としてさばきベルト(帯状のさばき部材)を用い、
該さばきベルトを用紙トレイの送り出し側に配置した支
持ローラを介してベルト駆動装置に接続し、前記さばき
ベルトとフィードローラとの間で用紙のさばき作用を行
うとともに、フィードローラによる送り出しの動作に合
せて、さばき部材を介してボトムプレートを上下動させ
るように構成している。
手段としてさばきベルト(帯状のさばき部材)を用い、
該さばきベルトを用紙トレイの送り出し側に配置した支
持ローラを介してベルト駆動装置に接続し、前記さばき
ベルトとフィードローラとの間で用紙のさばき作用を行
うとともに、フィードローラによる送り出しの動作に合
せて、さばき部材を介してボトムプレートを上下動させ
るように構成している。
また、本考案の装置においては、フィードローラに対
応させてさばきベルトを案内する支持ローラを配置し、
該さばきベルトの端部にベルト駆動装置を配置するとと
もに、前記フィードローラとさばきベルトとの間に、1
枚の用紙の通過を許容出来る程度の間隔を設けておき、
ボトムプレートが下降される際に、さばきベルトととも
に用紙を戻す機構を構成している。
応させてさばきベルトを案内する支持ローラを配置し、
該さばきベルトの端部にベルト駆動装置を配置するとと
もに、前記フィードローラとさばきベルトとの間に、1
枚の用紙の通過を許容出来る程度の間隔を設けておき、
ボトムプレートが下降される際に、さばきベルトととも
に用紙を戻す機構を構成している。
本考案の装置は、前述したように構成したことによ
り、ボトムプレートを上下動させるための手段を用紙さ
ばき装置と関連させて構成出来、給紙装置の機構を簡素
化することが可能である。
り、ボトムプレートを上下動させるための手段を用紙さ
ばき装置と関連させて構成出来、給紙装置の機構を簡素
化することが可能である。
また、本考案の装置では、重送状態でさばき部に突入
した場合に、残った用紙をボトムプレートを下降させる
動作に追従させて、トレイに戻すことが出来るので、用
紙を損傷したりすることを防止出来る。
した場合に、残った用紙をボトムプレートを下降させる
動作に追従させて、トレイに戻すことが出来るので、用
紙を損傷したりすることを防止出来る。
(実施例) 図示された例に従って、本考案の用紙さばき装置の構
成を説明する。
成を説明する。
第1図に示されるように、本考案の用紙トレイ1は、
用紙Pを支持するボトムプレート3を上下動可能に設け
ており、その給紙側の前端部にさばきベルト10を接続し
ている。前記用紙トレイ1の給紙側の上部分には、一般
の給紙装置と同様にフィードローラ6を配置しており、
該フィードローラ6に対して用紙Pを押圧し、フィード
ローラを駆動することにより、用紙を送り出す作用が行
われる。
用紙Pを支持するボトムプレート3を上下動可能に設け
ており、その給紙側の前端部にさばきベルト10を接続し
ている。前記用紙トレイ1の給紙側の上部分には、一般
の給紙装置と同様にフィードローラ6を配置しており、
該フィードローラ6に対して用紙Pを押圧し、フィード
ローラを駆動することにより、用紙を送り出す作用が行
われる。
また、前記さばきベルト10は用紙トレイ1の給紙側の
前板2に支持させた支持ローラ7を介して、トレイの外
側に延長されており、該さばきベルト10の端部をベルト
駆動装置11のプーリ13に巻き、モータ12により駆動する
ことによって、前記フィードローラ10を介してボトムプ
レートを上昇させることが出来るようにされる。前記さ
ばきベルト10としては、例えば、フェルト製の帯状の部
材、または、ゴム製のベルト状部材等の、一般の用紙さ
ばき装置に用いられる材料を使用することが出来、該さ
ばきベルト10とフィードローラにより、用紙さばき作用
を発揮させることが出来るようにする。なお、前記支持
ローラ7は用紙トレイの所定の位置に配置されるもの
で、フリーローラとして構成され、さばきベルトの案内
のみを行うが、前記支持ローラ7に案内されるさばきベ
ルト10の表面とフィードローラ6との間に、用紙1枚程
度の隙間dを設定出来るように設けられている。
前板2に支持させた支持ローラ7を介して、トレイの外
側に延長されており、該さばきベルト10の端部をベルト
駆動装置11のプーリ13に巻き、モータ12により駆動する
ことによって、前記フィードローラ10を介してボトムプ
レートを上昇させることが出来るようにされる。前記さ
ばきベルト10としては、例えば、フェルト製の帯状の部
材、または、ゴム製のベルト状部材等の、一般の用紙さ
ばき装置に用いられる材料を使用することが出来、該さ
ばきベルト10とフィードローラにより、用紙さばき作用
を発揮させることが出来るようにする。なお、前記支持
ローラ7は用紙トレイの所定の位置に配置されるもの
で、フリーローラとして構成され、さばきベルトの案内
のみを行うが、前記支持ローラ7に案内されるさばきベ
ルト10の表面とフィードローラ6との間に、用紙1枚程
度の隙間dを設定出来るように設けられている。
前述したような構成を有する本考案の給紙装置におい
て、用紙トレイ1から給紙を行う際には、ベルト駆動装
置11を駆動してさばきベルト10をプーリ13に巻き取るよ
うにし、該さばきベルト10を用いてボトムプレート3を
上昇させて、用紙Pの上のものをフィードローラ6に対
して押圧する。その後で、フィードローラ6を駆動する
ことにより、一般の給紙装置の場合と同様に、用紙をさ
ばきベルト10とフィードローラ6と間でさばきながら、
1枚ずつ分離した用紙を、用紙搬送路に向けて送り出す
ようにする。
て、用紙トレイ1から給紙を行う際には、ベルト駆動装
置11を駆動してさばきベルト10をプーリ13に巻き取るよ
うにし、該さばきベルト10を用いてボトムプレート3を
上昇させて、用紙Pの上のものをフィードローラ6に対
して押圧する。その後で、フィードローラ6を駆動する
ことにより、一般の給紙装置の場合と同様に、用紙をさ
ばきベルト10とフィードローラ6と間でさばきながら、
1枚ずつ分離した用紙を、用紙搬送路に向けて送り出す
ようにする。
前記第1図に示された本考案の給紙装置において、用
紙さばき作用と重送用紙を戻す動作とを、第2図ないし
第4図にしたがって説明する。第2図に示される例で
は、1枚の用紙P1のみが、さばき部に入っている状態を
示しているものであるから、用紙はそのままの状態で送
り出され、用紙搬送路の搬送ローラ装置等により記録部
に向けて搬送される。
紙さばき作用と重送用紙を戻す動作とを、第2図ないし
第4図にしたがって説明する。第2図に示される例で
は、1枚の用紙P1のみが、さばき部に入っている状態を
示しているものであるから、用紙はそのままの状態で送
り出され、用紙搬送路の搬送ローラ装置等により記録部
に向けて搬送される。
これに対して、用紙が重送状態でさばき部に突入した
場合には、第3図に示されるように、上の用紙P1と下の
用紙P2とが重なった状態で用紙さばき部に入るが、下の
用紙P2は、さばきベルト10との摩擦により、その先端部
がさばき部に少しだけ突入した状態で停止され、上の用
紙P1のみが送り出される。
場合には、第3図に示されるように、上の用紙P1と下の
用紙P2とが重なった状態で用紙さばき部に入るが、下の
用紙P2は、さばきベルト10との摩擦により、その先端部
がさばき部に少しだけ突入した状態で停止され、上の用
紙P1のみが送り出される。
そして、その用紙を所定の距離フィードローラ6によ
り送り出すと、前記フィードローラ6に対する駆動が終
了し、該用紙P1は用紙搬送路の搬送ローラ装置により搬
出される。なお、前記用紙の送り出しに際して、フィー
ドローラ6を駆動する時間は、用紙が用紙搬送路に設け
たセンサにより検知されることにより、または、フィー
ドローラの駆動手段に設けたタイマーにより、適宜設定
することが出来る。
り送り出すと、前記フィードローラ6に対する駆動が終
了し、該用紙P1は用紙搬送路の搬送ローラ装置により搬
出される。なお、前記用紙の送り出しに際して、フィー
ドローラ6を駆動する時間は、用紙が用紙搬送路に設け
たセンサにより検知されることにより、または、フィー
ドローラの駆動手段に設けたタイマーにより、適宜設定
することが出来る。
その後で、ベルト駆動装置11のモータをオフにする
と、ボトムプレート3がその自重と用紙の重量とにより
下降するので、さばきベルト10が支持ローラ7を時計方
向に回転させながら、用紙トレイの方に移動する。その
際に、第4図に示されるように、さばき部で停止してい
る用紙P2が、さばきベルトとともに用紙トレイに向けて
戻され、ボトムプレートがトレイの下部に戻された状態
では、前記用紙P2がさばき部から退避した位置にまで戻
ることになる。前述した本考案の装置においては、用紙
P2がさばき部からさばきベルトとともに戻される際に、
フィードローラ6とさばきベルト10との間に隙間dが存
在するので、その隙間dを通って用紙が戻すことが出
来、用紙が戻す作用により損傷したりすることが防止さ
れる。
と、ボトムプレート3がその自重と用紙の重量とにより
下降するので、さばきベルト10が支持ローラ7を時計方
向に回転させながら、用紙トレイの方に移動する。その
際に、第4図に示されるように、さばき部で停止してい
る用紙P2が、さばきベルトとともに用紙トレイに向けて
戻され、ボトムプレートがトレイの下部に戻された状態
では、前記用紙P2がさばき部から退避した位置にまで戻
ることになる。前述した本考案の装置においては、用紙
P2がさばき部からさばきベルトとともに戻される際に、
フィードローラ6とさばきベルト10との間に隙間dが存
在するので、その隙間dを通って用紙が戻すことが出
来、用紙が戻す作用により損傷したりすることが防止さ
れる。
なお、本考案の給送装置において、フィードローラは
一般の給送装置と同様に、ゴム製のローラ部材等を用い
ることが可能であり、また、さばきベルトとしては、用
紙との摩擦係数を所定の値に設定可能なフェルトやゴム
製の帯状の部材を用いることが出来る。
一般の給送装置と同様に、ゴム製のローラ部材等を用い
ることが可能であり、また、さばきベルトとしては、用
紙との摩擦係数を所定の値に設定可能なフェルトやゴム
製の帯状の部材を用いることが出来る。
さらに、本考案の前記フィードローラとさばきベルト
との間に設定する隙間は、画像形成装置で用いる用紙の
厚さ等に対応させて、任意に設定することが可能であ
る。そして、前記給紙装置は、電子複写機やプリンター
等の画像形成装置の給紙装置として、従来の給紙装置と
同様に用いることが出来る。
との間に設定する隙間は、画像形成装置で用いる用紙の
厚さ等に対応させて、任意に設定することが可能であ
る。そして、前記給紙装置は、電子複写機やプリンター
等の画像形成装置の給紙装置として、従来の給紙装置と
同様に用いることが出来る。
(考案の効果) 本考案の用紙さばき装置は、上記したような構成を有
するものであるから、用紙収容装置からの給紙部におい
て、ボトムプレートを上下動させるための手段を用紙さ
ばき装置と関連させて構成出来、給紙装置の機構を簡素
化することが可能である。
するものであるから、用紙収容装置からの給紙部におい
て、ボトムプレートを上下動させるための手段を用紙さ
ばき装置と関連させて構成出来、給紙装置の機構を簡素
化することが可能である。
また、本考案の装置では、重送状態でさばき部に突入
した場合に、残った用紙をボトムプレートを下降させる
動作に追従させて、トレイに戻すことが出来るので、用
紙を損傷したりすることを防止出来る。
した場合に、残った用紙をボトムプレートを下降させる
動作に追従させて、トレイに戻すことが出来るので、用
紙を損傷したりすることを防止出来る。
第1図は本考案の給紙装置の構成を示す説明図、第2図
は本考案の装置による給紙の作用を示す説明図、第3図
は用紙が重送状態の場合のさばき作用を示す説明図、第
4図は用紙を戻す作用の説明図、第5図は従来のリター
ドパッド方式の用紙さばき装置の説明図、第6図は従来
のフィードベルト方式の装置の説明図であり、第7図は
スナバーを用いる給紙カセットの説明図である。 図中の符号 1……用紙トレイ、2……前板、3……ボトムプレー
ト、5……給紙装置、6……フィードローラ、7……支
持ローラ、10……さばきベルト、11……ベルト駆動装
置、22……リタードパッド、23……リタードロータ、24
……フィードベルト、25……給紙カセット、26……スナ
バー。
は本考案の装置による給紙の作用を示す説明図、第3図
は用紙が重送状態の場合のさばき作用を示す説明図、第
4図は用紙を戻す作用の説明図、第5図は従来のリター
ドパッド方式の用紙さばき装置の説明図、第6図は従来
のフィードベルト方式の装置の説明図であり、第7図は
スナバーを用いる給紙カセットの説明図である。 図中の符号 1……用紙トレイ、2……前板、3……ボトムプレー
ト、5……給紙装置、6……フィードローラ、7……支
持ローラ、10……さばきベルト、11……ベルト駆動装
置、22……リタードパッド、23……リタードロータ、24
……フィードベルト、25……給紙カセット、26……スナ
バー。
Claims (1)
- 【請求項1】用紙トレイに収容する用紙をボトムプレー
トにより支持し、ボトムプレートをフィードローラに向
けて上昇させることにより、フィードローラに対して用
紙を押圧し、前記フィードローラの回転により送り出す
ように構成してなる給紙装置において、 前記ボトムプレートを上昇させる手段として帯状のさば
き部材を用い、該帯状のさばき部材を、用紙トレイの送
り出し側に配置した支持ローラを介してベルト駆動装置
に接続し、前記帯状のさばき部材とフィードローラとの
間で用紙のさばき作用を行うとともに、 フィードローラによる送り出しの動作に合せて、さばき
部材を介してボトムプレートを上下動させることを特徴
とする用紙さばき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12961790U JP2501626Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 用紙さばき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12961790U JP2501626Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 用紙さばき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0486637U JPH0486637U (ja) | 1992-07-28 |
JP2501626Y2 true JP2501626Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31877011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12961790U Expired - Lifetime JP2501626Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 用紙さばき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501626Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5822571B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2015-11-24 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP5854851B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2016-02-09 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP5925031B2 (ja) * | 2012-04-17 | 2016-05-25 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP5893492B2 (ja) * | 2012-04-18 | 2016-03-23 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12961790U patent/JP2501626Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0486637U (ja) | 1992-07-28 |
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