JPH05178487A - 自動給紙機構 - Google Patents
自動給紙機構Info
- Publication number
- JPH05178487A JPH05178487A JP35711391A JP35711391A JPH05178487A JP H05178487 A JPH05178487 A JP H05178487A JP 35711391 A JP35711391 A JP 35711391A JP 35711391 A JP35711391 A JP 35711391A JP H05178487 A JPH05178487 A JP H05178487A
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- JP
- Japan
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- paper
- paper sheet
- roller
- paper feed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動給紙機構において、用紙カセットから用
紙を給紙する場合に、用紙分離爪から用紙が外れ、用紙
の弾性による跳ね上がりによる搬送ローラへの乗り上げ
を防ぐ。 【構成】 用紙カセット１からピックアップローラ２で
用紙を給紙する自動給紙機構において、用紙分離爪４か
ら外れた用紙を適正に導くために、ピックアップローラ
２と搬送ローラ５の中途に、上記ピックアップローラの
軸３を駆動源とする給紙ガイドベルト９を設けたもので
ある。
紙を給紙する場合に、用紙分離爪から用紙が外れ、用紙
の弾性による跳ね上がりによる搬送ローラへの乗り上げ
を防ぐ。 【構成】 用紙カセット１からピックアップローラ２で
用紙を給紙する自動給紙機構において、用紙分離爪４か
ら外れた用紙を適正に導くために、ピックアップローラ
２と搬送ローラ５の中途に、上記ピックアップローラの
軸３を駆動源とする給紙ガイドベルト９を設けたもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント装置等に組
み込まれて使用され、カット紙を給紙するための自動給
紙機構に関するものである。
み込まれて使用され、カット紙を給紙するための自動給
紙機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４、図５は例えば特開平１−３０１２
３７４号公報に示された従来のこの種の自動給紙機構の
斜視図と要部の側面図である。図において、１はカット
紙（用紙）Ｐを積載収納する用紙カセット、２は紙との
摩擦係数の大きい材料からなる半円盤状のピックアップ
ローラであり、軸３に軸着されており、円盤の円周部２
ａが用紙カセット１内の最上段の用紙に接し、また円盤
の欠けた直線部分２ｂは最上段の用紙の接しない位置に
設定されている。４は用紙カセット１の用紙送り出し側
の両側先端に配置された用紙分離爪、５は用紙カセット
１から送り出された用紙を印画機構へ搬送する搬送ロー
ラ、６は用紙を上方の印画機構へ導くペーパーガイドで
ある。
３７４号公報に示された従来のこの種の自動給紙機構の
斜視図と要部の側面図である。図において、１はカット
紙（用紙）Ｐを積載収納する用紙カセット、２は紙との
摩擦係数の大きい材料からなる半円盤状のピックアップ
ローラであり、軸３に軸着されており、円盤の円周部２
ａが用紙カセット１内の最上段の用紙に接し、また円盤
の欠けた直線部分２ｂは最上段の用紙の接しない位置に
設定されている。４は用紙カセット１の用紙送り出し側
の両側先端に配置された用紙分離爪、５は用紙カセット
１から送り出された用紙を印画機構へ搬送する搬送ロー
ラ、６は用紙を上方の印画機構へ導くペーパーガイドで
ある。
【０００３】次に動作について説明する。用紙カセット
１に収納された用紙Ｐは底面より上方にバネ等で付勢さ
れており、最上段の用紙の両先端が用紙分離爪４に当接
して高さを一定にして止められている。この状態で軸３
が矢印Ａの方向に回転すると、ピックアップローラ２の
円周部２ａが用紙を矢印Ｂの方向へ押し出す。このと
き、最上段の用紙および次段以下の用紙は用紙分離爪４
に両先端が止められているが、次段の用紙の腰の強さが
紙と紙との摩擦力より大きく、最上段の用紙は次段の用
紙を滑る。このため最上段の用紙は、その両先端が用紙
分離爪４に当接しているので用紙の弾性により図５の破
線Ｃのように曲がり、その後、用紙の紙の中央先端が先
行するので用紙の両先端が用紙分離爪から外れること
で、用紙を一枚に分離して搬送ローラ５の方へ送り出す
ものであった。
１に収納された用紙Ｐは底面より上方にバネ等で付勢さ
れており、最上段の用紙の両先端が用紙分離爪４に当接
して高さを一定にして止められている。この状態で軸３
が矢印Ａの方向に回転すると、ピックアップローラ２の
円周部２ａが用紙を矢印Ｂの方向へ押し出す。このと
き、最上段の用紙および次段以下の用紙は用紙分離爪４
に両先端が止められているが、次段の用紙の腰の強さが
紙と紙との摩擦力より大きく、最上段の用紙は次段の用
紙を滑る。このため最上段の用紙は、その両先端が用紙
分離爪４に当接しているので用紙の弾性により図５の破
線Ｃのように曲がり、その後、用紙の紙の中央先端が先
行するので用紙の両先端が用紙分離爪から外れること
で、用紙を一枚に分離して搬送ローラ５の方へ送り出す
ものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の自
動給紙機構において、用紙が用紙分離爪４から外れると
用紙の弾性のため破線Ｄのように搬送ローラ５へ乗り上
げる形となり、用紙がペーパーガイド６の適正位置Ｅに
導かれないという課題があった。
動給紙機構において、用紙が用紙分離爪４から外れると
用紙の弾性のため破線Ｄのように搬送ローラ５へ乗り上
げる形となり、用紙がペーパーガイド６の適正位置Ｅに
導かれないという課題があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、用紙が用紙カセットからペーパ
ーガイドへ円滑かつ正確に導かれる自動給紙機構を提供
することを目的とする。
ためになされたもので、用紙が用紙カセットからペーパ
ーガイドへ円滑かつ正確に導かれる自動給紙機構を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動給紙
機構は、用紙カセットと搬送ローラの途中にピックアッ
プローラ軸を駆動源とする給紙ガイドベルトを備えたも
のである。
機構は、用紙カセットと搬送ローラの途中にピックアッ
プローラ軸を駆動源とする給紙ガイドベルトを備えたも
のである。
【０００７】
【作用】この発明における給紙ガイドベルトは、用紙カ
セットから給紙される用紙を押えながら案内して正確に
搬送ローラからペーパーガイドに導く。
セットから給紙される用紙を押えながら案内して正確に
搬送ローラからペーパーガイドに導く。
【０００８】
実施例１．図１はこの発明の一実施例を示す自動給紙機
構の斜視図、図２は側面図である。図において、１〜６
は上記従来例において説明したものと同様である。７は
ピックアップローラ軸３と搬送ローラ５との中間に配置
された軸で、この軸７とピックアップローラ軸３及び搬
送ローラ５との間には、夫々駆動ベルト８及び給紙ガイ
ドベルト９が架設されており、ピックアップローラ軸３
の回転を駆動ベルト８及び中間軸７を介して給紙ガイド
ベルト９へ伝える。
構の斜視図、図２は側面図である。図において、１〜６
は上記従来例において説明したものと同様である。７は
ピックアップローラ軸３と搬送ローラ５との中間に配置
された軸で、この軸７とピックアップローラ軸３及び搬
送ローラ５との間には、夫々駆動ベルト８及び給紙ガイ
ドベルト９が架設されており、ピックアップローラ軸３
の回転を駆動ベルト８及び中間軸７を介して給紙ガイド
ベルト９へ伝える。
【０００９】次に動作について説明する。用紙カセット
１から用紙が送り出される給紙時において、上記従来例
と同様の給紙動作が行なわれるが、このとき、用紙が用
紙分離爪４から外れ用紙の弾性のため上方へ跳ね上がろ
うとするが、ピックアップローラ軸３から駆動ベルト
８、軸７を介して駆動している給紙ガイドベルト９で押
さえながら搬送ローラ５の適正個所へ導くことができる
（破線Ｇ）。
１から用紙が送り出される給紙時において、上記従来例
と同様の給紙動作が行なわれるが、このとき、用紙が用
紙分離爪４から外れ用紙の弾性のため上方へ跳ね上がろ
うとするが、ピックアップローラ軸３から駆動ベルト
８、軸７を介して駆動している給紙ガイドベルト９で押
さえながら搬送ローラ５の適正個所へ導くことができる
（破線Ｇ）。
【００１０】実施例２．次に図３によりこの発明の他の
実施例について述べる。図１では、給紙ガイドベルト９
が両側に２本架設したものを示したが、これでは、用紙
が用紙分離爪４から外れるタイミングが遅れると、用紙
の中央部分が先行して給紙ガイドベルト９の中央部分に
入り込み（図２の破線Ｈ）、用紙がペーパーガイド６へ
導かれないおそれがあるので、これを改善するため、図
３に示すように、用紙全面と接触する給紙ガイドベルト
１０を備えたものである。これにより、用紙全面と接触
する給紙ガイドベルト１０で用紙を押さえながらより確
実に搬送ローラー５へ導くことができるものとなる。
実施例について述べる。図１では、給紙ガイドベルト９
が両側に２本架設したものを示したが、これでは、用紙
が用紙分離爪４から外れるタイミングが遅れると、用紙
の中央部分が先行して給紙ガイドベルト９の中央部分に
入り込み（図２の破線Ｈ）、用紙がペーパーガイド６へ
導かれないおそれがあるので、これを改善するため、図
３に示すように、用紙全面と接触する給紙ガイドベルト
１０を備えたものである。これにより、用紙全面と接触
する給紙ガイドベルト１０で用紙を押さえながらより確
実に搬送ローラー５へ導くことができるものとなる。
【００１１】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ピック
アップローラと搬送ローラの間に給紙ガイドベルトを設
けることにより、用紙カセットから給紙された用紙が搬
送ローラに乗り上げることがなく、搬送ローラからペー
パーガイドへ確実に導くことができる。
アップローラと搬送ローラの間に給紙ガイドベルトを設
けることにより、用紙カセットから給紙された用紙が搬
送ローラに乗り上げることがなく、搬送ローラからペー
パーガイドへ確実に導くことができる。
【図１】この発明の一実施例を示す自動給紙機構の斜視
図である。
図である。
【図２】この発明の一実施例を示す自動給紙機構の側面
図である。
図である。
【図３】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図４】従来の自動給紙機構の斜視図である。
【図５】従来の自動給紙機構の側面図である。
【符号の説明】 １ 用紙カセット ２ ピックアップローラ ３ ピックアップローラ軸 ４ 用紙分離爪 ５ 搬送ローラ ６ ペーパーガイド ７ 中間軸 ８ 駆動ベルト ９、１０ 給紙ガイドベルト
Claims (2)
- 【請求項１】 カセット内に積載収納した用紙をピック
アップローラの回転により送り出すとともに、カセット
先端に設けられた用紙分離爪で一枚に分離して搬送ロー
ラとペーパガイド側へ給紙するようにした自動給紙機構
において、上記ピックアップローラの軸を駆動源とし、
ピックアップローラと搬送ローラとの間に設けられ、用
紙を押えながら案内駆動する給紙ガイドベルトを配置し
たことを特徴とする自動給紙機構。 - 【請求項２】 用紙全面と接触して用紙の全面を押え案
内する給紙ガイドベルトを備えた請求項１記載の自動給
紙機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35711391A JPH05178487A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 自動給紙機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35711391A JPH05178487A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 自動給紙機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178487A true JPH05178487A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18452450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35711391A Pending JPH05178487A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 自動給紙機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05178487A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7726804B2 (en) * | 2004-10-21 | 2010-06-01 | Seiko Epson Corporation | Medium supplying apparatus, method for driving medium supplying apparatus, computer readable medium including drive-control program and recording device |
| JP2011178530A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP35711391A patent/JPH05178487A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7726804B2 (en) * | 2004-10-21 | 2010-06-01 | Seiko Epson Corporation | Medium supplying apparatus, method for driving medium supplying apparatus, computer readable medium including drive-control program and recording device |
| JP2011178530A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
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