JPH0876281A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH0876281A
JPH0876281A JP6235921A JP23592194A JPH0876281A JP H0876281 A JPH0876281 A JP H0876281A JP 6235921 A JP6235921 A JP 6235921A JP 23592194 A JP23592194 A JP 23592194A JP H0876281 A JPH0876281 A JP H0876281A
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stage glass
feed roller
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Koichi Minami
南  公一
Mitsuru Wakabayashi
充 若林
Yoshihiro Takahashi
義宏 高橋
Hiroyuki Torikai
宏至 鳥飼
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    • B65H29/12Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by means of the nip between two, or between two sets of, moving tapes or bands or rollers
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 横向き原稿を搬送する際の原稿の歪や浮き上
がりを防止し、投影性能、搬送性能を高める。 【構成】 OHPの本体上に載置され、原稿をステージ
ガラス16上に供給してOHPの光源により照射可能に
すると共に、この原稿を逆方向に搬送して原稿を排出す
る自動原稿送り装置であって、縦向き原稿及び横向き原
稿をステージガラス16方向へ搬送するために共通して
使用される共通送りローラ14を備えた自動原稿送り装
置に関する。原稿の搬送方向に対してステージガラス1
6の片側側方のみに、横向き原稿の端部に圧接してこの
原稿を正逆方向に搬送するサイド送りローラ17,18
を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーバーヘッドプロジェ
クタ(以下、OHPと略称する)に使用される自動原稿
送り装置に関し、詳しくは、原稿(フィルム)の供給機
構及び排出機構などを改良した自動原稿送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、OHPの自動原稿送り装置として
は、例えば特開平2−255474号公報に記載された
ものが知られている。この原稿送り装置は、縦向きまた
は横向きの原稿に対応させてステージガラスの外周に少
なくとも一対ずつ配置された原稿搬送用のベルトからな
る送り手段と、原稿の向き(縦向きまたは横向き)を検
出する検知手段と、原稿の送り量制御手段とを備えてい
る。ここで、ステージガラスに載置された横向きの原稿
は、ステージガラスの両側(原稿送り方向の左右両側)
に配置された一対の搬送ベルトにより、正逆方向に搬送
されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、両
側の搬送ベルトの回転速度(周速)が正確に一致してい
ないと、原稿の左右の搬送速度にずれが生じることにな
る。これにより、原稿の一部に歪や浮き上がりを生じさ
せてOHPによる投影像が鮮明でなくなるという問題が
ある。また、自動原稿送り装置の使用中でも、必要に応
じて手差し方式により原稿をステージガラス上にセット
したい場合があるが、ステージガラスの両側に搬送ベル
トがあると原稿をセットする際の邪魔になる。
【0004】更に、搬送ベルトはステージガラスとの間
で原稿に面接触しており、この状態で摩擦力により原稿
を搬送するものであるから、原稿に傷が付き易いという
欠点がある。また、一対の搬送ベルト自体やその駆動手
段を形成するために多くの部品を必要とし、搬送機構の
構造が複雑になる等の問題があった。
【0005】本発明は上記種々の問題点を解決するため
になされたもので、その主たる目的は、原稿の搬送機構
を改良し、原稿の歪や浮き上がり及び損傷を防止すると
共に、手差し方式による原稿のセットも容易に行えるよ
うにした自動原稿送り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明は、OHPの本体上に載置され、原稿
をステージガラス上に供給してOHPの光源により照射
可能にすると共に、この原稿を逆方向に搬送して原稿を
排出する自動原稿送り装置であって、縦向き原稿及び横
向き原稿をステージガラス方向へ搬送するために共通し
て使用される共通送りローラを備えた自動原稿送り装置
において、原稿の搬送方向に対してステージガラスの片
側側方のみに、横向き原稿の端部に圧接してこの原稿を
正逆方向に搬送するサイド送りローラを配置したもので
ある。これにより、横向きの原稿については、ステージ
ガラス上の原稿を片側のサイド送りローラのみによって
搬送することができる。このため、原稿の両側をベルト
等により圧接して搬送する場合に比べ、原稿に歪や浮き
上がりを生じる恐れが少なく、原稿を傷付ける心配もな
い。
【0007】なお、本発明においては、縦向き原稿また
は横向き原稿に応じて共通送りローラ及びサイド送りロ
ーラの回転を制御するために、原稿の長さを検出して縦
向き原稿及び横向き原稿を識別する手段を備え、この識
別手段は、ステージガラス方向へ原稿を供給する際に原
稿の先端部及び後端部により駆動されて検出手段をオ
ン、オフさせるセンサレバーを有し、このセンサレバー
は、原稿排出時に原稿をその供給元とは異なる排出方向
へ案内可能であることが望ましい。
【0008】これにより、単一のセンサレバーに原稿長
検出時のアクチュエータとしての機能と原稿排出時のガ
イド機能とを併せ持たせることができ、部品数の削減に
効果的である。更に、センサレバー及び検出手段により
原稿後端部の通過を検出した後は、センサレバーが自動
的に復帰して原稿を排出方向へ導く通路が直ちに形成さ
れるので、現在の原稿の位置が排出可能な位置であるか
否か等を検出する別個の検出手段を必要とすることもな
い。
【0009】また、上記センサレバーの側方に、排出さ
れる原稿の先端部と斜めに交差する傾斜エッジを有し、
かつ、センサレバーによって案内された原稿を排出方向
へ更に案内するガイド板を備えることにより、原稿排出
時における先端部の引掛かりを防いで原稿を円滑に排出
させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1はこの実施例の平面図、図2は側面図、図3は
主要部の斜視図である。これらの図において、1は図示
されていないOHPの本体上に載置されるほぼ箱形の基
台であり、その後端部には原稿収納場所としての原稿ト
レイ2及び原稿レシーバ3が配置されている。また、4
は原稿トレイ2を原稿レシーバ3方向へ付勢するスプリ
ングである。原稿レシーバ3は支点5により原稿トレイ
2方向へ回動可能に支持されており、回動時にその押え
板6が原稿トレイ2をスプリング4に抗して押し下げる
ように構成されている。
【0011】原稿トレイ2及び原稿レシーバ3の前方ほ
ぼ中央部には、原稿を捌いて1枚づつ送り出すための捌
きローラ7が設けられている。この捌きローラ7の直下
にはスプリングにより捌きローラ7方向へ付勢された捌
き板8が配置されている。捌きローラ7の上方には、排
出される原稿を原稿レシーバ3方向へ案内するガイド板
9が設けられ、その上方には、一対の排出ローラ10が
軸支されている。上記ガイド板9の前縁は、平面から見
た中央部から両側に向かって若干後退するように傾斜エ
ッジ9aを形成している。なお、11は排出ローラ10
と共に原稿を挟み込む補助ローラである。
【0012】図3に詳しく示されているように、ガイド
板9の中央部下方には、原稿長検出用センサレバー12
が回動可能に取り付けられている。このセンサレバー1
2の自由端部は、下方に配置された検出手段としてのフ
ォトインタラプタ13の光路を常時遮断しており、原稿
トレイ2から供給される原稿の先端部がセンサレバー1
2の自由端部に下方から当接してこれを上方へ回動させ
た際に、前記光路を透通させるようになっている。上記
検出手手段としては、光学的検出手段以外に、機械的ま
たは磁気的検出手段等を用いることもできる。
【0013】センサレバー12の先端部はほぼ矢じり状
に形成されており、ガイド板9の表面に沿った斜面を有
するガイド部12aが形成されている。このガイド部1
2aは、ガイド板9の中央部よりも前方(ステージガラ
ス16側)に突出しており、排出時の原稿がまず最初に
ガイド部12aに乗り上げるように考慮されている。セ
ンサレバー12の前方には一対の共通送りローラ14が
配置され、これらの送りローラ14の直下には補助ロー
ラ15が設けられている。
【0014】共通送りローラ14の前方の基台1には、
平面ほぼ正方形のステージガラス16が配置され、原稿
の搬送方向に対してステージガラス16の片側(右側)
側方には、横向き原稿を送るためのサイド送りローラ1
7,18が原稿の搬送方向に沿って配置されている。こ
れらの送りローラ17,18の直下にも、補助ローラ1
9,20が設けられている。
【0015】サイド送りローラ17,18は、図1に示
すようにモータ21及び適宜なギア機構22を介して駆
動されると共に、前記捌きローラ7、排出ローラ10及
び共通送りローラ14も、上記モータ21及び図示され
ていないギア機構により駆動される。なお、図1におい
て、23はエンコーダであり、モータ21の回転数に応
じた原稿の長さを検出するためのものであり、前記原稿
長検出用センサレバー12、フォトインタラプタ13と
共に、原稿の長さを検出して原稿が縦向きであるか横向
きであるかを識別する手段を構成している。24は、こ
の自動原稿送り装置を遠隔操作するためのリモコン操作
部である。
【0016】次に、この実施例の動作を説明する。ま
ず、図4に示すように原稿レシーバ3の後端部を上方へ
持ち上げると、押え板6が原稿トレイ2を押し下げる。
これにより、複数枚の原稿25を原稿トレイ2上へセッ
トすることができる。その後、図5のように原稿レシー
バ3をもとの状態に復帰させることにより、1枚目の原
稿25の先端部が捌きローラ7の下端部に接触した状態
となる。
【0017】次いで、図示されていないスイッチをオン
することにより、モータ21を駆動して捌きローラ7を
回転させる。この実施例では、回路の簡略化のため送り
ローラ14,17,18も同時に回転し始めるが、これ
らのローラ14,17,18は一定時間遅延させて回転
させてもよい。捌きローラ7の回転により、図6に示す
ごとく、2枚目以後の原稿25は捌き板8によって送り
出しが阻止され、1枚目の原稿25のみが前方へ送出さ
れる。
【0018】捌きローラ7の回転により送り出された1
枚目の原稿25の先端部は、図7に示すようにセンサレ
バー12を上方へ押し上げるため、フォトインタラプタ
13の光路が透通してこれをオンさせる。このオン信号
を原稿25の先端部の検出信号として、それ以後のモー
タ21の回転に同期したエンコーダ23の出力パルスに
基づき、原稿25の長さの測定を開始する。また、原稿
25は次の共通送りローラ14の回転によって、更に前
方のステージガラス16方向へ送られる。
【0019】ここで、捌きローラ7が回転し続けると、
1枚目の原稿送出後に引き続き2枚目の原稿を送出して
しまうので、捌きローラ7については少なくとも原稿2
5の先端部が共通送りローラ14に取り込まれた時点で
その回転を停止させ、適宜なワンウェイクラッチ機構に
より原稿25の移動につれてフリーに回転できるように
構成されている。なお、共通送りローラ14の回転によ
り原稿25の先端部がステージガラス16の端部から若
干露出されるため、ここまでの一連の動作により、いわ
ゆる原稿の頭出しを行うことができる。
【0020】次に、原稿25は送りローラ14によって
更に前方へ送られ、その後端部がセンサレバー12から
外れた時点でセンサレバー12が下方へ復帰し、フォト
インタラプタ13の光路を遮断してこれをオフさせる。
すなわち、この時点までのエンコーダ23の出力パルス
により、原稿25の長さを検出することができ、横向き
の原稿(原稿の短辺が送り方向と一致している原稿)と
縦向きの原稿(原稿の長辺が送り方向と一致している原
稿)とを識別することが可能になる。なお、本実施例で
は、原稿サイズをA4及びレターサイズに限定している
ため、上述したような縦向き、横向きの識別を行うこと
ができる。
【0021】原稿が縦向きであることが検出された場合
には、原稿が送りローラ14から外れる手前でこの送り
ローラ14を停止させるようにモータ21が制御され
る。図8には、モータ21が停止した時点の縦向きの原
稿25Aの位置が示されている。
【0022】また、原稿が横向きであることが検出され
た場合には、原稿が送りローラ14から外れ、更に一対
のサイド送りローラ17,18のうち後方の送りローラ
17から外れる手前で送りローラ17,18,14を停
止させるようにモータ21が制御される。図8におい
て、25Bはモータ21が停止した時点の横向きの原稿
を示している。なお、図8では説明の便宜上、縦向きの
原稿25Aと横向きの原稿25Bとを2枚重ねて表して
あるが、実際にはこれらが別個独立に送られることは言
うまでもない。
【0023】上述した図4〜図8までの一連の動作がス
テージガラス16への原稿の供給動作であり、こうして
ステージガラス16上にセットされた原稿25Aまたは
25BにOHPの光源から光が照射されて文字等が投影
される。
【0024】上記実施例において、横向きの原稿25B
は共通送りローラ14によって当初、搬送されると共
に、共通送りローラ14から外れた後は、原稿25Bの
片側だけを圧接する一対のサイド送りローラ17,18
によってステージガラス16上を搬送される。つまり、
原稿25Bの搬送方向の両側をローラにより圧接して搬
送する場合には、各ローラの周速の微差等によって原稿
の各部位の搬送速度に差が生じ、原稿25Bの一部に歪
や浮き上がりを生じる恐れがあるが、本実施例では原稿
25Bが片持ち状態となっていて他側がフリーなため、
原稿25Bに歪等を生じる心配がない。また、ステージ
ガラス16上において、サイド送りローラ17,18の
反対側(原稿供給方向を中心として左側)や前方から手
差し方式で原稿をセットする際に障害となるものがない
ので、必要に応じて手差し方式で原稿を供給する場合に
便利である。
【0025】続いて、原稿位置の微調整動作につき説明
する。図9は微調整時の動作を示しており、ここでは縦
向きの原稿25Aが例示されている。この微調整は前
進、後退の両方向について、原稿25Aが共通送りロー
ラ14から外れない範囲で任意に行うことができ、原稿
25Aの位置は、正逆転するモータ21の回転に同期し
たエンコーダ23の出力パルスによって確認することが
可能である。横向きの原稿25Bについては、共通送り
ローラ14と共にサイド送りローラ17,18が正逆転
してその位置の微調整を行う。
【0026】更に、図10、図11は原稿の排出動作を
示すものである。なお、これらの図でも縦向きの原稿2
5Aを例示してある。原稿25Aの排出時には、図10
に示すように共通送りローラ14及び排出ローラ10を
逆回転させ、横向きの原稿25Bの場合には、これらに
加えてサイド送りローラ17,18も逆回転させる。
【0027】この時、共通送りローラ14から逆送され
た原稿(以下、縦向き、横向きを区別する必要がない場
合は、符号25を用いる)の先端部は、ガイド板9の中
央部よりも突出しているセンサレバー12のガイド部1
2aの上部斜面に乗り上げ、その延長上にあるガイド板
9方向へ円滑に送り出される。このため、排出される原
稿25が捌きローラ7方向へ送り込まれる心配がなく、
原稿25が詰まったり次に供給される原稿トレイ2内の
原稿との間で干渉を起こす恐れがない。図11は、排出
動作が完了して原稿25が原稿レシーバ3上に収納され
た状態であり、排出ローラ10はこの時点で回転が停止
する。
【0028】なお、排出ローラ10は捌きローラ7と同
様にワンウェイクラッチ機構を備えている。図9に示し
たように、この排出ローラ10は送りローラ14,1
7,18と同期して正逆両方向に回転可能であるが、仮
りに原稿25に反り等があってその終端部が排出ローラ
10に引掛かったままの状態である場合、次の原稿を送
るために送りローラ14,17,18と一緒に排出ロー
ラ10が供給方向(排出方向とは逆方向)に回転する
と、排出されたはずの前の原稿が再びステージガラス1
6方向へ供給されてしまう。従って、排出ローラ10を
排出方向にのみ駆動して供給方向にはフリーで回転でき
ようなワンウェイクラッチ機構を設けることにより、排
出不良の原稿を誤って逆送してしまう恐れを解消するこ
とができる。
【0029】上記実施例において、センサレバー12は
原稿長を検出するためのフォトインタプタ13をオン、
オフさせるアクチュエータとしての機能を持つ一方、原
稿の排出時には原稿を確実にガイド板9に乗り上げさせ
て、排出ローラ10方向へ導くガイド部材としての機能
も持っている。従って、センサレバー12という単一の
部材で複数の機能を実現することができ、部品数の減
少、コストの低減に寄与することができる。
【0030】加えて、ガイド板9の前縁に傾斜エッジ9
aを形成することにより、図12に示すごとく、センサ
レバー12に中央部が乗り上げた原稿25の先端部は、
ある角度θをもって傾斜エッジ9aの2ヵ所のみに接触
しながらガイド板9に乗り上げることになる。すなわ
ち、図12に二点鎖線で示すようにガイド板9の前縁を
原稿25の排出方向に対し直角(送りローラ14等の軸
に対し平行)な直線状とした場合、原稿25の先端部は
複数箇所においてガイド板9の前縁に当たるため、原稿
25の反り等に起因して原稿25が引掛かる等の不都合
を生じる。この点、本実施例ではそのような心配がな
く、原稿25はスムーズに排出されることとなる。
【0031】なお、図示されていないが、センサレバー
12はガイド板9の前縁に沿って複数個配置しても良
い。また、ガイド板9の前縁に形成される傾斜エッジ9
aは、原稿25をスムーズに移動させるためにその上面
を曲面状に形成することが好ましい。更に、上記傾斜エ
ッジ9aは、平面から見て一直線状に形成しても良い。
【0032】次に、捌きローラ7の駆動機構について詳
細に説明する。前述のごとく、捌きローラ7は原稿トレ
イ2上の1枚目の原稿25を共通送りローラ14に送り
込むまで駆動される。その後は駆動力が除去され、共通
送りローラ14により引っ張られる原稿25に従動する
かたちで、原稿25の終端部が捌きローラ7から外れる
までフリーな状態で回転する。
【0033】そして、原稿25に引っ張られるように回
転する捌きローラ7に支障が起きないように、この捌き
ローラ7の駆動機構にワンウェイクラッチ機構が設けら
れている。ここで、捌きローラ7は共通送りローラ14
等と駆動期間が異なるため、共通送りローラ14等の駆
動用モータとは別に捌きローラ7を駆動する専用のモー
タを設けることが一般に考えられる。
【0034】しかしながら、このように捌きローラ7専
用のモータを使用するとコストアップの原因となり、ま
た、同時に複数のモータを駆動するために電源の能力も
大きくなってしまう。更に、捌きローラ7を共通送りロ
ーラ14等の駆動用モータにより駆動するものとし、共
通送りローラ14に取り込まれる原稿25の送り量を正
確に検出したい場合等には、送り量検出用のエンコーダ
機能が新たに必要になり、更にコストを上昇させる原因
となる。そこで本実施例では、共通送りローラ14等の
駆動用モータを捌きローラ7の駆動用にも使用しなが
ら、機械的手段によって捌きローラ7の駆動期間を正確
に設定できるようにした。
【0035】図13において、31は共通送りローラ1
4の駆動系に連結されているギアであり、このギア31
の動力はギア32に伝えられている。ギア32の下方に
は、このギア32と別個に形成された切替カム34がス
プリング33によって圧接されている。このため、ギア
31が図13の矢印a方向に回転すると、ギア32及び
切替カム34は一体になって矢印b方向に回転する。
【0036】切替カム34は、詳しくは図14に示すよ
うにテーパ部34a、水平部34b、ストッパ部34c
及び水平部34dを有しており、前記ギア32に隣接す
る切替ギア35のフランジ部35aがテーパ部34a、
水平部34b,34dの下面に順次当接するようになっ
ている。また、上記フランジ部35aはスプリング36
により常時上方へ付勢されているので、切替カム34の
回転に伴ってフランジ部35aに水平部34b、テーパ
部34a及び水平部34dが順次当接することにより、
切替ギア35が上下動可能となっている。
【0037】切替ギア35は捌きギア37と噛み合うこ
とができ、この捌きギア37は前記捌きローラ7の軸に
固定されている。なお、捌きギア37にはワンウェイク
ラッチ機構が内蔵されており、一方向への回転時に軸3
8に動力を伝え、逆方向への回転時には軸38に動力を
伝えないように構成されている。更に、前述した切替ギ
ア35の上下動により、切替ギア35の動力がある期間
だけ捌きギア37に伝達され、これによって軸38を介
し捌きローラ7が回転する。上記実施例では、切替ギア
35の動力をギア31,32から得ているが、他のサイ
ド送りローラ17,18等の駆動系から得るようにして
もよい。
【0038】このような構成において、原稿25の供給
時にはギア31が図14の矢印c方向に回転し、ギア3
2及び切替カム34は矢印d方向へ回転する。この時、
切替カム34はその水平部34bが切替ギア35のフラ
ンジ部35aに当接している状態から回転し始めるよう
な位置関係にあり、フランジ部35aが水平部34b及
びテーパ部34aに当接している間は切替ギア35が捌
きギア37に噛み合っているため、軸38を介して捌き
ローラ7が回転し、原稿25を共通送りローラ14方向
へ搬送する。
【0039】そして、切替カム34の水平部34dがフ
ランジ部35aに係止するようになって時点で、切替ギ
ア35が捌きギア37から外れ、捌きローラ7の回転が
停止する。つまり、この時点で捌きローラ7から送られ
た原稿25の先端部が共通送りローラ14に取り込まれ
るように、水平部34b及びテーパ部34aの長さが設
定される。
【0040】この後、共通送りローラ14の回転により
原稿25の供給動作が更に継続されるが、切替カム34
が回転してそのストッパ部34cがフランジ部35aに
係止すると、切替カム34の回転は停止し、ギア32の
みが滑りながら回転する。この状態が図15の状態であ
る。そして、図8に示した位置まで原稿25が送られた
段階で共通送りローラ14が停止し、ギア31,32の
回転も停止する。
【0041】原稿25を供給してからその位置の微調整
を行なう場合には、最大長の原稿の供給時にも切替カム
34のストッパ部34cがフランジ部35aに係止しな
いように切替カム34の大きさ等を設定することが必要
である。そうでない場合には、原稿位置調整の繰り返し
によって捌きローラ7が次の原稿を送ってしまう恐れが
あるためである。
【0042】原稿25の排出時には、ギア31が図13
の矢印a方向へ回転し、ギア32は矢印b方向へ回転す
る。この時、切替カム34は切替ギア35のフランジ部
35aがストッパ部34cに係止している図15の状態
からギア32と共に回転し始め、フランジ部35aが水
平部34d、テーパ部34a及び水平部34bを経てス
トッパ部34cの反対側に係止するまで回転し、その
後、停止してギア32のみが滑りながら回転する。ギア
32の回転により切替ギア35も回転し、その動力は捌
きギア37に伝達されるが、捌きギア37に内蔵された
ワンウェイクラッチ機構の作用により、軸38は回転せ
ず、捌きローラ7は回転することがない。
【0043】以上の動作を繰り返すことにより、捌きロ
ーラ7は原稿25をステージガラス16方向へ供給する
時にのみ一定期間だけ一方向へ回転することになり、共
通送りローラ14等の駆動用モータ21を共用している
にも関わらず、簡単な構成で捌きローラ7を安定かつ確
実に駆動することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、横向きの
原稿をステージガラスの片側側方に設けたサイド送りロ
ーラのみによって搬送可能としたため、従来技術のよう
に原稿の両側をベルト等により圧接して搬送する場合に
比べて、原稿に歪や浮き上がりを生じる恐れが少なく、
投影像が不鮮明になるのを防止することができる。同時
に、原稿を傷付ける心配もないと共に、原稿の手差し方
式を併用する場合にも原稿出し入れのためのスペースを
十分に確保できるので、極めて使い勝手が良い。
【0045】また、原稿長を検出して縦向き及び横向き
原稿を識別する手段として、センサレバー及びフォトイ
ンタラプタ等の光学検出手段を備え、上記センサレバー
に、光学検出手段をオン、オフさせるアクチュエータ機
能と原稿排出時のガイド機能とを併せ持たせれば、部品
数の削減、コストの低減に寄与することができる。更
に、センサレバーに近接したガイド板に傾斜エッジを形
成することにより、排出時における原稿先端部の引掛か
りを防いで原稿を円滑に排出させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図である。
【図2】本発明の実施例の側面図である。
【図3】本発明の実施例の主要部の斜視図である。
【図4】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図5】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図6】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図7】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図8】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図9】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図10】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図11】本発明の実施例の動作を示す側面図である。
【図12】本発明の実施例における傾斜エッジの作用の
説明図である。
【図13】本発明の実施例における捌きローラの駆動機
構の説明図である。
【図14】本発明の実施例における捌きローラの駆動機
構の説明図である。
【図15】本発明の実施例における捌きローラの駆動機
構の説明図である。
【符号の説明】
1 基台 2 原稿トレイ 3 原稿レシーバ 4 スプリング 5 支点 6 押え板 7 捌きローラ 8 捌き板 9 ガイド板 9a 傾斜エッジ 10 排出ローラ 11,15,19,20 補助ローラ 12 原稿長検出用センサレバー 12a ガイド部 13 フォトインタラプタ 14 共通送りローラ 16 ステージガラス 17,18 サイド送りローラ 21 モータ 22 ギア機構 23 エンコーダ 24 リモコン操作部 25,25A,25B 原稿 31,32 ギア 33,36 スプリング 34 切替カム 34b,34d 水平部 34a テーパ部 34c ストッパ部 35 切替ギア 35a フランジ部 37 捌きギア 38 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥飼 宏至 東京都文京区音羽1丁目20番11号 プラス 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーヘッドプロジェクタの本体上に
    載置され、原稿をステージガラス上に供給してオーバー
    ヘッドプロジェクタの光源により照射可能にすると共
    に、この原稿を逆方向に搬送して原稿を排出する自動原
    稿送り装置であって、縦向き原稿及び横向き原稿をステ
    ージガラス方向へ搬送するために共通して使用される共
    通送りローラを備えた自動原稿送り装置において、 原稿の搬送方向に対してステージガラスの片側側方のみ
    に、横向き原稿の端部に圧接してこの原稿を正逆方向に
    搬送するサイド送りローラを配置したことを特徴とする
    自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 縦向き原稿または横向き原稿に応じて共
    通送りローラ及びサイド送りローラの回転を制御するた
    めに、原稿の長さを検出して縦向き原稿及び横向き原稿
    を識別する手段を備え、 上記識別手段は、ステージガラス方向へ原稿を供給する
    際に原稿の先端部及び後端部により駆動されて検出手段
    をオン、オフさせるセンサレバーを有し、このセンサレ
    バーは、原稿排出時に原稿をその供給元とは異なる排出
    方向へ案内可能である請求項1記載の自動原稿送り装
    置。
  3. 【請求項3】 センサレバーの側方に、排出される原稿
    の先端部と斜めに交差する傾斜エッジを有し、かつ、セ
    ンサレバーによって案内された原稿を排出方向へ更に案
    内するガイド板を備えた請求項2記載の自動原稿送り装
    置。
JP6235921A 1994-09-05 1994-09-05 自動原稿送り装置 Withdrawn JPH0876281A (ja)

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JP6235921A JPH0876281A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 自動原稿送り装置
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