JPS63127931A - 循環式自動原稿送り装置 - Google Patents

循環式自動原稿送り装置

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JPS63127931A
JPS63127931A JP27438286A JP27438286A JPS63127931A JP S63127931 A JPS63127931 A JP S63127931A JP 27438286 A JP27438286 A JP 27438286A JP 27438286 A JP27438286 A JP 27438286A JP S63127931 A JPS63127931 A JP S63127931A
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JP
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Application number
JP27438286A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
伊藤 研志
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は循環式自動原稿送り装置に関するものであり、
主として複写機において所定枚の原稿を積層した順番通
りに一枚一枚プリントすることを自動的に繰返し行い、
仕分は作業なしに前記積層単位づつのプリント物を必要
部数得るのに利用される。
(従来の技術) この種の循環式自動原稿送り装置は、通常原稿を積層状
態に収納して一枚づつ給紙する給紙手段付きの原稿収納
部と、原稿収納部から送出されると原稿をプラテン部ま
で移送する給送路と、プラテン部の原稿を原稿収納部に
返送する返送路とを有し、特公昭56−40338号公
報で知られている。この公知のものは原稿収納部に積層
収納した複数枚の原稿を一枚一枚給送してプリントに供
した後原稿収納部に返送するのに、原稿収納部の一定後
端位置にまで後端を送り付けるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記公知のものでは、種々のサイズの原稿に利用
しようとすると、プリント後原稿収納部に返送した原稿
は後端位置が一定になるものの先端位置はサイズごとに
異なって所定の給紙位置に到達されなかったりし、特定
のサイズの原稿しか安定給送することができない。この
ため利用できる原稿のサイズが限られ、原稿サイズにJ
IS規格のA列、B列またその他のミリサイズ、インチ
サイズ、同じ原稿の縦通しサイズと横通しサイズ等種々
用いられる現状からして非常に不便である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決するために、原稿を
積層状態に収納して一枚づつ給紙する給紙手段付きの原
稿収納部と、原稿収納部から送出される原稿をプラテン
部まで移送するとともにさらにプラテン部から原稿収納
部に返送する循環搬送路とを有した循環式自動原稿送り
装置において、原稿収納部に収納される原稿の後端を案
内して原稿の先端を所定位置とする後端ガイドを備え、
この後端ガイドに前記循環搬送路から返送される原稿を
原稿収納部に排出する排出口を設け、後端ガイドを原稿
サイズに応じて位置調節可能としたことを特徴とするも
のである。
なお、排出口は、受入れた原稿を原稿収納部に送り付け
る送(=]け手段を有しているものとずのが好適である
(作 用) 原稿収納部に積層収納する所定枚の原稿は、その原稿サ
イズに応じて位置決めした後端ガイドによって後端部を
案内するので、それぞれの先端が原稿収納部の所定給紙
位置にあるように位置決めすることができる。つまり、
原稿が所定の給紙位置とならないような原稿の収納不備
が生じるのを防止することができる。
これによって原稿収納部に積層収納した原稿を原稿収納
部の給紙手段によって一枚づつ順次確実に送り出すこと
ができる。
この各送出しだ原稿はプラテン部でプリントに供した後
、循環搬送路を通じ前記原稿収納部まで返送する。この
返送する原稿は前記積層収納原稿の後端を位置決めして
いる後端ガイドの排出口から原稿収納部に排出して積層
収納されている原稿上に積層することができる。排出口
は後端ガイドに設けられて返送する原稿をその後端が原
稿サイズに応じて位置設定した後端ガイドの案内を受け
る位置に排出することができる。これによって返送され
る原稿をそのサイズ如何にかかわらず先端が所定給紙位
置となるように確実に送り付けることができる。
したがってプリント後返送して再度積層収納していく各
原稿は全て所定給紙位置に達しているので、積層収納し
た原稿の全てをプリントした後引続きプリントを行う場
合、原稿収納部には初期状態の通りにプリント後の原稿
を積層収納した状態にあるので前回と同様に各原稿につ
いてのプリントを繰返7し行うことができる。
排出口に送付は手段を有している場合、返送される原稿
を原稿サイズに応じて位置設定する後端ガイド部を得る
まで確実に送り出すことができ、返送する原稿を所定給
紙位置まで送付けるのがさらに確実に行える。
′ (実施例) 第1図から第4図に示す本発明の一実施例について説明
すれば、第1図に示すように複写機本体1の上面の露光
プラテン2を覆うカッ\−型のケース3に、原稿4を積
層収納して給紙手段5により一枚づつ送出す原稿収納部
6と、原稿収納部6から送出される原稿4を露光プラテ
ン2上まで給送するとともに、さらに露光プラテン2上
から原稿収納部6に返送する循環搬送路7とを設けたも
のである。
原稿収納部6はケース3の上面に第1図、第4図に示す
ような凹陥部として形成してあり、所定枚の原稿4を積
層して収納することができる。給紙手段5は原稿収納部
6の底板8の先端部にほぼ面一状態に下方より臨ませら
れた送出しベルト9と、送出しベルト9の上方に原稿送
出し隙間を残して臨む前捌き片1)とを持っていて、積
層原稿4をその下層部のものを除き前捌き片1)によっ
て位置規正および送出し制限しながら送出しベルト9に
よって下層のものから順次送出す。これにより積層原稿
4が一度に多数枚送出されるのを制限し、次での捌きを
楽にする。
給紙手段5はまた送出しヘルド9の直後に位置する給送
ローラ12とこの給送ローラ12の上部に圧接する捌き
パッド13とを持っており、送出しベルト9によって前
記前捌きを受けた数枚の原稿4が送出されてくると、上
層の原稿4は開きパッド13によって進行を妨げ、最下
層の原稿4のみ給送ローラ12によって給紙できるよう
にする。
前記前捌き片1)および捌きパッド13は基部を軸14
で枢支されたレバーLに装着し、レバーLは軸14まわ
りの自重による下動習性と図示しない圧接バネの付勢に
よって捌きパッド13を給送ローラエ2に圧接させて安
定し、前捌き片1)を送出しベルト9上の所定高さ位置
に臨ませている。また、前捌き片1)は本体に固定して
もよい。
循環搬送路7は給紙手段5から給紙される原稿4を露光
プラテン2上に導く給送側の湾曲搬送路15と、露光プ
ラテン2との間に形成される直状搬送路16と、露光プ
ラテン2上の原稿4を原稿収納部6にその後端部側から
返送する返送側の湾曲搬送路17とが連続したものとし
ている。給送側の湾曲搬送路15にはその始端部に給送
ローラ12により少し速くした取出しローラ18が、ま
た後端部にピンチローラ対19がそれぞれ設けられてい
る。取出しローラ18は給紙手段5から湾曲搬送路15
に給送されてくる原稿4を受取った後給紙手段5からそ
の原稿4を取出し湾曲搬送路15に送り進める。このと
き給送ローラ12は内装する一方向クラッチ部で空転し
て従転する。ピンチローラ対19は取出しローラ18か
ら原稿4を送付けられる時点では一定時間停止させられ
、原稿4がスキューしていたとしてもその先端両側がピ
ンチローラ対19の圧接境界部に圧接するのを待って駆
動されることで、原稿4の先端縁が送り方向に直角とな
る正しい姿勢で露光プラテン2上の直状搬送路16に送
出す。
直状搬送路16は露光プラテン2とその上面に圧接する
ように設けられた搬送ベルト20とで形成してあり、搬
送ベルト20は駆動ローラ21および従動ローラ22に
よって原稿収納部6の底板8の下に張設し、途中をガイ
ドローラ23によって露光プラテン2に圧接させである
。これによって搬送ベルト20は湾曲搬送路15から供
給されてくる原稿4を露光プラテン2上に受入れていき
、また露光プラテン2上に受入れた原稿4を返送側の湾
曲搬送路17に送出す。
直状搬送路16の露光プラテン2を返送方向側に外れた
位置に原稿スケール24が設けられている。原稿スケー
ル24は後端側が軸25によって複写機本体1に枢支さ
れ、図示しないソレノイド等の駆動手段で前縁24aが
露光プラテン2よりも低くなる通常位置と、前縁24a
が露光プラテン2よりも高くなるストッパー位置とに姿
勢制御卸されるようになっている。この原稿スケール2
4は通常位置にされると、露光プラテン2から送出され
る原稿4をすくい上げて返送側の湾曲搬送路17に導く
が、ストッパー位置では露光プラテン2上に送られてく
る原稿4の先端を前縁24aで受止め供給される原稿4
を露光プラテン3上の所定プリント位置に位置決めする
この位置決めはプリンl一方弐が露光光学系でスキャン
を行うものやスキャンなく全面同時露光を行うものに必
要であるが、原稿4を搬送することでスキャンを行う原
稿スキャン方式のものには不要である。本実施例におい
ては、光学系スキャン、原稿スキャン両複写方式に対応
するものとする。
返送側の湾曲搬送路17は途中に大径の搬送ローラ26
を有し、この搬送ローラ26の側周面の上部と下部とに
従動ローラ27.28を圧接させ、露光プラテン3上か
ら湾曲搬送路17に送込まれてくる原稿4を搬送ローラ
26の側周面に沿って湾曲させながら搬送し原稿収納部
へその後端部側から返送する。
原稿収納部6の後端部には積層収納する原稿4の後端を
ガイドして原稿4を前記前捌き片1)に送付ける後端ガ
イド31を設けである。後端ガイド31は原稿収納部6
内で原稿4のサイズに応じて前後に移動できるようにし
てあり、前面の少し傾斜したガイド壁31aによって原
稿4の後端を案内して原稿4の先端が前捌き片1)に当
接する所定給紙位置に原稿4を揃える。
後端ガイド31は第1図、第2図、第4図がら第8図に
示すように、原稿収納部6からケース3上へ突出する操
作ツマミ32を有する断面山形をなした合成樹脂製のカ
バー33よりなり、カバー33の後向き壁33aと内部
に固設した金属製のガイド壁33bとによって後向きに
大きく開き操作ツマミ32の前面付は根部の排出口34
に向は狭くなる先細りの原稿受入れ目35を形成しであ
る。
原稿受入れ口35は後端ガイド31の1位置鋼節ととも
に同体移動され、そのどの位置でも湾曲搬送路17から
の原稿4を原稿受入れ目35に送込めるように、先ず湾
曲搬送路17の搬送ローラ26より後方の部分を首振り
可能な可動搬送路36としである。これによって後端ガ
イド31が第5図の最後退位置A。から第6図の第1段
前身位置A1までの位置変化では、可動搬送路36が原
稿受入れ目35内に図の如く入込むことで、湾曲搬送路
17から送出す原稿4を原稿受入れ口35に確実に送込
むことができる。
後端ガイド31の第1段前進位置AIからさらに前方に
移動されるのに対しては、可動搬送路36が原稿受入れ
目35から外れて第7図等のよう゛に連なる補助返送路
37を原稿収納部6の底板8の下に返送ガイド38を設
けて形成しである。補助返送路37はそれに接続状態に
なる可動搬送路36から原稿4を送込まれるが、後端ガ
イド31のさらなる各前進位置に応じて原稿4を送出す
送出し口41.42.43が底板8に設けである。各送
出し口41.42.43には図に示すように後端部が軸
44で枢支され各送出し口41.42.43を表裏面一
状態に嵌り込んで閉じる蓋45.46.47をばね(図
示しない)等による閉じ習性を持って設けてあり、後端
ガイド31の前進位置に対応したものが第7図や第8図
のように開かれ、補助返送路37を送られてくる原稿4
をす(い上げてその開いた送出し口41や43等に送出
していき、各前進位置の原稿受入れ目35に確実に送込
めるようにしである。
原稿サイズが小さくなるほど後端ガイド35は前進させ
られ、補助返送路37での搬送距離が長くなる。この長
い距離の搬送をも確実に行うために補助搬送路36の途
中には適宜搬送ローラ対48等を設ける。
ここで前記後端ガイド31の移動位置に応じた可動搬送
路36の向き調節の構造につき説明すると、可動搬送路
36は第2図に示すように表裏のガイド板36a 、3
6bにより形成していて、裏ガイド板36bは搬送ロー
ラ26の側周面に対しほぼ接線方向前方に延びるように
設けてあり、表ガイド板36aは裏ガイド板36bとそ
れに連続する搬送ローラ26の側周面一部範囲とに一定
の搬送路隙間を形成して被さるように設けである。表裏
ガイド板36a 、 36bは一体に組合せ、表ガイド
板36aの両側に設けた腕36cの端部を搬送ローラ2
6の回転中心軸26aによって枢支し、可動搬送路36
は搬送ローラ26の側周面から接線方向に延びる搬送路
をなすとともに、搬送ローラ26の中心軸線を中心とし
た首振りによって前記接線方向搬送路の状態を変えるこ
となく向きが変えられる。
可動搬送路36の搬送ローラ26との接線部の位置に前
記従動ローラ27を設けて表ガイド板36aに保持して
あり、可動搬送路36の前記首振り動作に従動ローラ2
7が同動して常時可動搬送路36の搬送ローラ26の側
周面との接線位置に位置し、湾曲搬送路17の搬送ロー
ラ26まわりを搬送してきた原稿4を常時スムーズに可
動搬送路36に移行させることができる。
表ガイド板36aの側縁にはまた上向きの腕36゜dを
設けてそれに受動ローラ51を軸支してあり、後端ガイ
ド31の移動位置によってカバー33の後向き壁33a
が受動ローラ51を第1図、第2図に示すようにすくい
上げて可動搬送路36を第5図や第6図のように原稿受
入れ目35内に入込ませ、また後向き壁33aが受動ロ
ーラ51から第7図や第8図に示すように外れて、可動
1般送路36の持上げを解除し可動搬送路36が自重で
下動して補助返送路37の返送ガイド38上に載って安
定し、補助返送路37との接続状態になる。
後端ガイド31の排出口34には排出ローラ対52を設
けてあり、受入れ口35に送込まれてくる原稿4を排出
ローラ対52によってさらに積掻的に原稿収納部6に排
出し、後端が原稿収納部6に確実に落込むまで排出する
次に後端ガイド31の位置に応じた前記送出し口41.
42.43の各型45.46.47の開閉機構について
説明する。
各145.46.47は第3図等に示すようにそれらを
枢支する軸44にフレーム61を固着してそれに受動ロ
ーラ62を軸支しである。一方後端ガイド31の側壁3
1cの下縁に前記各受動ローラ62と対向するカム63
を形成し、蓋45.46.47の後端ガイド31の位置
に応じたものの受動ローラ62にカム63の下方への突
出縁63aによって押下され、それに係る蓋が開かれる
ここで後端ガイド31は各送出し口41.42.43に
対し原稿受入れ目35が第8図に示すようにに示す大き
な前後幅りをもって対向し、各送出し口41.42.4
3に対し前後に前記幅りの範囲で移。
動じても送出されてくる原稿4を受取ることができる。
これによって、後端ガイド31と可動搬送路36との前
記関係と相俟って、原稿の少しのサイズの違いにも対応
でき、JIS規格A列、B列や、その他のミリサイズ、
インチサイズさらにそれらの横通しサイズ、縦通しサイ
ズの全てに利用できる。
なお後端ガイド31は原稿収納部6の内面の案内を受け
て安定移動できるが、不用意な動きを防止するために適
当な抵抗を与えてお゛くのが望ましい。後端ガイド31
の排出ローラ対52の駆動軸は原稿収納部6の側壁に設
けたスリット70からケース3内に貫通させて駆動源に
連結してあり、この貫通部を後端ガイド31の案内に利
用することもできる。後端ガイド31の側壁31cもス
リット70からケース3内に臨ませ、受動ローラ62と
ケース3内で当接し合うようにしである。
しかしこれらの具体的構造は任意である。
ケース3は複写機本体1の天面−側に第4図に示すよう
にヒンジ連結部64によって着脱可能に連結され、ヒン
ジ連結部を中心に起伏して露光プラテン2上を開閉でき
る。これによって通常の原稿カバーと同様に取扱ってプ
リントすることもできる。
原稿収納部6の先端側−側には反対側の原稿ガイド壁6
6に離接可能な可動ガイド67が設けられている。
またケース3の先端側上部には原稿排出用のトレー71
が斜めに設置されていて、前記給送例の湾曲搬送路15
から上方へ分枝した原稿排出路72を通じてトレー71
上に排出できるようにしである。この排出は搬送ベルト
20、ピンチローラ対19を逆転させ、排出ローラ73
を駆動することにより行われ、通路切換爪74が第1図
実線の通常位置から仮想線の排出位置に切換えられる。
湾曲搬送路15のピンチローラ対19の直前にはその下
部に分枝開口する給排ロア5も設けられている。一方、
返送側の湾曲搬送路17の搬送ローラ26と従動ローラ
28との送出し部面後に側方に分枝する給排出ロアロが
設けられている。
以下使用状態について説明する。先ず原稿収納部6の受
入口および可動ガイド67を最大サイズ位置に移動させ
ておき、それから原稿4を原稿収納部6に所定枚積層収
納するのが望ましい。これは原稿4の積層収納するのに
ガイド31や67が邪Ifにならないためである。
原稿4を積層収納するのに、原稿4群の後端部を手に持
ち原稿4群の先端部を給紙手段5の前捌き片1)に当接
するよう前方へ差込むような形で行うと、原稿4群をほ
ぼ所定の給紙位置に位置させておける。この際送出しベ
ルト9をフリーな状態にしてお(と、原稿4群の前記差
込みを従転によりスムーズに行わせ得る。
次に後端ガイド31を各サイズに対した表示位置にセッ
トすると、そのガイド壁31bで原稿4群の後端を押し
て原稿4群の先端が前捌き片1)にきっちりと当接した
所定給紙位置に難なくセットされる。また可動ガイド6
7を摺動させると、原稿4群をその一側縁から押動して
他側縁をガイド壁66に押し付け、原稿4群を給紙とは
直角な方向にも揃わせることができる。
第1図は最大サイズの原稿4を積層収納した場合を示し
ている。この状態で例えばプリント部数を3としてプリ
ントスイッチが操作されたとすると、先ず送出しベルト
9、給送ローラ12、取出しローラ18が駆動される。
これによって前記積層収納した原稿4群の最下層の原稿
4が送出される。送出された原稿4が取出しローラ18
に達したとき、以後取出しローラ18によって湾曲搬送
路15を搬送されていく。この湾曲搬送路15の取出し
ローラ18の直後とピンチローラ対19の直前とに原稿
検出スイッチ68.69が設けられ、原稿4の位置およ
びスイッチ68.69間を原稿4が通過することによる
搬送速度の検出とが行われ、線間電圧の変動や駆動モー
タの公差、駆動歯車の摩耗、原稿4の滑り、原稿4の引
きづり等による原稿4の給送速度の一切の変動が直接測
定され、それに見合った適正なタイミング調整が行われ
る。
湾曲搬送路15を搬送される原稿4は停止状態にあるピ
ンチローラ対19に当接してスキューを矯正された後、
ピンチローラ対19および搬送ベルト20の駆動によっ
て露光プラテン2上の直状搬送路16での搬送状態とさ
れる。またこのとき原稿スケール24は上動されていて
それに搬送されてくる原稿4が当接する。これによって
露光プラテン2上の所定プリント位置に原稿4が停止さ
せられる。また原稿4の先端が原稿スケース24に整合
することで原稿4のスキューが矯正される。
原稿4が原稿スケール24に整合状態で当接する時点で
搬送ベルト20の駆動が停止され、その状態で光学系ス
キャン方式の露光によるプリントが行われる。プリント
終了前か終了後に原稿スケール24が下動されておりま
たされたことを条件に搬送ベルト20の駆動を再開する
とともに返送側の湾曲搬送路17を働かせる。これと同
時に後端ガイド31の排出ローラ対52も駆動しておく
。また、原稿スギャン方式のプリントの場合は、この箇
所が単なる搬送路となるため、原稿スケール24は常時
下動されている。
搬送ベルト20の駆動によって露光プラテン2上のプリ
ント後の原稿4は湾曲搬送路17から原稿受入れ口35
を通じ排出ローラ対52へ搬送され、排出ローラ対52
によって排出口34から原稿収納部6に排出される。排
出ローラ対52は段付きのものとされて排出する原稿4
に搬送方向の縦波みを作らせ、直進性を与える。
このとき原稿収納部6の給紙手段5の直前に設けたウレ
タン等の弾性送り翼77 rrを持った補助送りホイー
ル77が駆動されており、原稿収納部6に先に積層収納
されている原稿4群の上に返送により排出されてくる原
稿4に弾性送り作用を及ぼすから、前記直進性と相俟ち
前捌き片1)に当接する所定給紙位置まで確実に送付け
る先に積層収納した原稿4群の上には、その積層単位の
原稿4とその上に返送され、排出されてくる原稿4とを
区分けする公知の原稿分離爪(図示せず)が載っている
一方、露光プラテン2上の原稿4のプリントが終了する
適当な時間前か、プリント終了後給紙手段5が再び作動
されて原稿収納部6から最下層となっている原稿4を一
枚送出す。以後前回と同じようにその原稿4をプリント
に供した後再度原稿収納部6に返送する。
こうして先の積層単位の原稿4の最終のものが送出され
たとき前記原稿分離爪は支えられるものがなくなって原
稿収納部6から一旦落ち込み、最終の原稿4がプリント
され原稿収納部6に返送された時点で反転させられてプ
リント終了後再び原稿収納部6に順次返送積層された単
位の原稿4上に載せられる。
このような原稿分離爪の動作で積層収納した単位の原稿
4がプリントされ終ったことをその都度検出することが
できる。
プリントは設定部数分連続して行われる。最終回のプリ
ントの際、露光プラテン2の原稿4のプリントが終了し
たとき、搬送ベルト20および送出しローラ18、ピン
チローラ対19を逆転させるとともに、排出ローラ73
を駆動し、また通路切換爪74を第1図仮想線位置に切
換える。
これによりプリントを終えた原稿4は、直状搬送路16
から給送側の湾曲搬送路15へと逆送され、排出ローラ
73によって原稿排出用のトレー71へ排出される。こ
のようにして最終回のプリン[・を行った原稿4はトレ
ー71に排出されるので、プリント終了後原稿収納部6
は空になる。
このため原稿収納部6は先のプリント終了と同時に即成
の原稿4の積層収納に利用でき、次のプリントをスピー
ディに開始することができる。なお、最終プリント原稿
4をそのまま原稿収納部6へ排出してもよい。
先の原稿4群がトレー71に排出されたまま次に積層収
納した原稿4群のプリントを行い、プリント終了後トレ
ー71C続いて排出され、トレー71では先の原稿4群
と後の原稿4群とが重なるような使い方もされる。
このような場合、トレー71を先の原稿4群を受入れる
ときと、次の原稿4群を受入れるときで原稿4の排出方
向と直角な方向に2位置間でシフトさせて受入れ位置を
異なるようにすると、先の原稿4群と次の原稿4群とが
位置ズレした状態で受入れられる。これによってトレー
71上に排出される先の原稿4群と後の原稿4群とに位
置ズレができ一目で区分けすることができる。したがっ
て2以上の原稿4群につき次々プリントするのに便利で
あるし、先の原稿4群のプリントを行っていた操作者が
持ち場を離れていて、戻ったとき他の人が次のプリント
を開始あるいは他の人のプリント後の原稿4が自分のプ
リントした原稿4群の上に排出されているような場合に
便利である。
さらに第1図の循環式自動原稿送り装置は、第9図に示
すように他の原稿自動給紙ユニットAや原稿反転ユニッ
トRと連結して用いることもできる。この場合について
説明すると、自動給紙ユニットAはトレー101上に積
層収納した原稿4は、給送ローラ102a、102b、
逆転捌きローラ104によって最上層のものから送出さ
れる。この送出された原稿4は給排ロアロを通じ返送側
の湾曲搬送路17に進入し逆転状態にある搬送ローラ2
6と従動ローラ2Bとによって直状搬送路16に逆送さ
れていく。直状搬送路16では搬送ベルト20が逆転さ
れており、前記逆送されてくる原稿4を露光プラテン2
上に引き入れていく。
この引き入れが完了したとき搬送ベルト20は駆動を正
方向に切換えられ前記引き入れた原稿4を原稿スケール
24に当接させて所定プリント位置に位置決めする。
プリント終了後の原稿4はトレー71に排出してもよい
が、原稿収納部6に順次返送して積層していくと、トレ
ー101上から上出し方式によって順次プリントに供さ
れた原稿4が原稿収納部6にトレー101上とは上下逆
の順序に積層されるものの、今度は下出し方式で給紙さ
れることになり原稿4群のプリント順序が変ることはな
い。
つまりトレー101を用いると原稿収納部6で給紙され
る場合のプリント順位と逆に積層され・ている原稿4群
をそのままセントし、所定の順位でプリントすることが
できるとともに、その所定の順序でのプリントを原稿収
納部6を用いて必要回数自動的に行わせることができる
原稿反転ユニソl−Rは給送側の湾曲搬送路15の給排
ロア5を通じて直状搬送路16と原稿4の授受を行う。
露光プラテン2上でプリントを終えた原稿4が搬送ベル
ト20の逆転によって給排ロア5を通じ原稿反転ユニッ
トR内の反転搬送路1)1にその出口1)2側から送込
まれる。反転搬送路1)1は出口1)2からその下の入
口1)3に至るループをなしていて、送込まれた原稿4
をそのループに沿って反転させた後入口1)3から送出
し、給排ロア5を通じ直状搬送路16に表裏が反転した
状態で送込む。このとき搬送ベルト20は正方向に駆動
されて前記送込まれる反転後の原稿4を原稿スケール2
4に向は搬送し所定露光位置に位置決めすることができ
る。
これによって、原稿反転ユニッl−Rを利用すると、露
光プラテン2上で一面をプリントした原稿4を裏返して
他の面をプリントすることができる。両面複写後の原稿
4の処理は前記各場合に応じて処理する。
前記反転搬送路1)1は送込まれる原稿4の受入れおよ
び送出しを確実に行うために出口1)2、入口1)3部
に搬送ローラ対1)4が設けられ、また途中反転搬送路
1)1の湾曲に沿う搬送ローラ1)5とその上下部に圧
接する従動ローラ1)6.1)7とが設けられている。
また湾曲搬送路15の給排ロア5の分枝部にも通路切換
え1)8が設けられている。
後端ガイド31や可動ガイド67は原稿4を積層収納前
に原稿4のサイズに合った位置に移動させておいてもよ
い。これらの移動、殊に後端ガイド31の移動はサイズ
指定によってソレノイド等で電気的に自動的に行うこと
もできる。
(発明の効果) 本発明によれば前記構成および作用を有するので、各種
サイズの原稿でもそれを積層収納して所定の順番にプリ
ントしながら積層収納部に戻し、繰返しプリントするこ
とが確実に行える
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複写機への設置状態の
断面図、第2図は後端ガイドと返送側の湾曲搬送路の返
送側一部分との関係を示す斜視図、第3図は後端ガイド
と補助返送路の送出し口の蓋との関係を示す斜視図、第
4図は第1図の設置状態における外観斜視図、第5図か
ら第8図に示すようには後端ガイドの位置調節とそれに
伴う返送側の湾曲搬送路および補助返送路との関係を示
す断面図、第9図は他の原稿自動供給ユニッI−Aや原
稿反転ユニソ)Rを連結した使用状態を示す断面図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を積層状態に収納して一枚づつ給紙する給紙
    手段付きの原稿収納部と、原稿収納部から送出される原
    稿をプラテン部まで移送するとともにさらにプラテン部
    から原稿収納部に返送する循環搬送路とを有した循環式
    自動原稿送り装置において、 原稿収納部に収納される原稿の後端を案内 して原稿の先端を所定位置とする後端ガイドを備え、 この後端ガイドに前記循環搬送路から返送 される原稿を原稿収納部に排出する排出口を設け、 後端ガイドを原稿サイズに応じて位置調節 可能とした ことを特徴とする循環式自動原稿送り装置。
  2. (2)排出口は、返送されてきた原稿を原稿収納部に排
    出する排出手段を有している特許請求の範囲第1項記載
    の循環式自動原稿送り装置。
JP27438286A 1986-11-18 1986-11-18 循環式自動原稿送り装置 Pending JPS63127931A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27438286A JPS63127931A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 循環式自動原稿送り装置
US07/122,124 US4786039A (en) 1986-11-18 1987-11-17 Recirculating document feeder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27438286A JPS63127931A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 循環式自動原稿送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63127931A true JPS63127931A (ja) 1988-05-31

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ID=17540885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27438286A Pending JPS63127931A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 循環式自動原稿送り装置

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JP (1) JPS63127931A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63202527A (ja) * 1987-02-13 1988-08-22 Konica Corp 原稿搬送装置
JPS63235227A (ja) * 1987-03-25 1988-09-30 Konica Corp 原稿搬送装置
JPH01187142A (ja) * 1988-01-18 1989-07-26 Konica Corp 原稿搬送装置
US5871208A (en) * 1993-03-11 1999-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Sheet convey apparatus with horizontal sheet stacking plate above convey means

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