JPS63143125A - 循環式自動原稿送り装置 - Google Patents

循環式自動原稿送り装置

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JPS63143125A
JPS63143125A JP29115086A JP29115086A JPS63143125A JP S63143125 A JPS63143125 A JP S63143125A JP 29115086 A JP29115086 A JP 29115086A JP 29115086 A JP29115086 A JP 29115086A JP S63143125 A JPS63143125 A JP S63143125A
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JP
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JP29115086A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
伊藤 研志
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/122,124 priority patent/US4786039A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は循環式自動原稿送り装置に関するものであり、
主として複写機において所定枚の原稿を積層した順番通
りに一枚一枚プリントすることを自動的に繰返し行い、
仕分は作業なしに前記積層単位づつのプリント物を必要
部数得るのに利用される。
(従来の技術) この種の循環式自動原稿送り装置は、通常原稿を積層状
態に収納して一枚づつ給紙する給紙手段付きの原稿収納
部と、原稿収納部から送出される原稿をプラテン部まで
移送する給送路と、プラテン部の原稿を原稿収納部に返
送する返送路とを有し、特公昭56−40338号公報
で知られている。この公知のものは原稿収納部に積層収
納した複数枚の原稿を一枚一枚給送してプリントに供し
た後原稿収納部に返送するのに、原稿収納部の一定後端
位置にまで後端を送り付けるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記公知のものでは、種々のサイズの原稿に利用
しようとすると、プリント後原稿収納部に返送した原稿
は後端位置が一定になるものの先端位置はサイズごとに
異なって所定の給紙位置に到達されなかったりし、特定
のサイズの原稿しか安定給送することができない。この
ため利用できる原稿のサイズが限られ、原稿サイズにJ
IS規格のA列、B列またその他のミリサイズ、インチ
サイズ、同じ原稿の縦通しサイズと横通しサイズ等種々
用いられる現状からして非常に不便である。
そこで原稿をそのサイズに応じた位置まで搬送して原稿
収納部に返送することが考えらえ、最長返送位置まで原
稿の返送路を原稿収納部上に形成しておき、原稿サイズ
に応じた位置で原稿収納部に原稿を送出すと比較的簡単
に実現することができる。
ところがそのような返送路は原稿収納部に大きく被さり
、大きなサイズの出し入れに邪魔になる。また装置の外
部付帯構造が複雑で不体裁なものになるし大型化もする
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決するために、原稿を
積層状態に収納して一枚づつ給紙する給紙手段付きの原
稿収納部と、原稿収納部から送出される原稿をプラテン
部まで移送するとともにさらにプラテン部から原稿収納
部に返送する循環搬送路とを有した循環式自動原稿送り
装置において、循環搬送路に原稿収納部の底部下に延び
る原稿返送路を設け、該原稿返送路は原稿収納部の底部
に設けた原稿サイズに応じた位置の送出し口から原稿収
納部に原稿を送出すようにしたことを特徴とするもので
ある。
(作 用) 原稿収納部にはその給紙手段が作用する所定給紙位置に
達するようにして原稿を収納すると、原稿をそのサイズ
にかかわりなく給紙手段によって一枚づつ給紙すること
ができる。
給紙された原稿は循環搬送路によってプラテン部まで移
送してプリントに供した後原稿収納部に返送するので再
度の給紙が可能となる。
この再度の給紙のための原稿の返送を、原稿のサイズに
よって循環搬送路の原稿収納部の底部下に延びる原稿返
送路を通じ、その原稿収納部の底部に設けた原稿のサイ
ズに応じた位置の送出し口から原稿を送出すことによっ
て行うので、原稿をそのサイズ如何にかかわりなく所定
の給紙位置まで送付けることができ、再給紙を確実に行
うことができる。
また原稿返送路は原稿収納部の底部下に設けられるから
、各種サイズの原稿を返送するための必要長さの通路を
原稿収納部の底部に沿って簡単に形成することができ、
外観に影響しなし原稿収納部への原稿の出入れを邪魔す
るようなこともない。
(実施例) 第1図から第4図に示す本発明の一実施例について説明
すれば、第1図に示すように複写機本体1の上面の露光
プラテン2を覆うカバー型のケース3に、原稿4を積層
収納して給紙手段5により一枚づつ送出す原稿収納部6
と、原稿収納部6から送出される原稿4を露光プラテン
2上まで給送するとともに、さらに露光プラテン2上か
ら原稿収納部6に返送する循環搬送路7とを設けたもの
である。
原稿収納部6はケース3の上面に第1図、第4図に示す
ような凹陥部として形成してあり、所定枚の原稿4を積
層して収納することができる。給紙手段5は原稿収納部
6の底板8の先端部にほぼ面一状態に下方より臨ませら
れた送出しベルト9と、送出しベルト9の上方に原稿送
出し隙間を残して臨む前捌き片工1とを持っていて、積
層原稿4をその下層部のものを除き前捌き片11によっ
て位置規正および送出し制限しながら送出しベルト9に
よって下層のものから順次送出す。これにより積層原稿
4が一度に多数枚送出されるのを制限し91次での捌き
を楽にする。
給紙手段5はまた送出しベルト9の直後に位置する給送
ローラ12とこの給送ローラ12の上部に圧接する捌き
パッド13とを持っており、送出しベルト9によって前
記前捌きを受けた数枚の原稿4が送出されてくると、上
層の原稿4は捌きパッド13によって進行を妨げ、最下
層の原稿4のみ給送ローラ12によって給紙できるよう
にする。
前記前捌き片11および捌きバッド13は基部を軸14
で枢支されたレバーLに装着し、レバーLは軸14まわ
りの自重による下動習性と図示しない圧接バネの付勢に
よって捌きバッド13を給送ローラ12に圧接させて安
定し、前捌き片11を送出しベルト9上の所定高さ位置
に臨ませている。また、前捌き片11は本体に固定して
もよい。
循環搬送路7は給紙手段5から給紙される原稿4を露光
プラテン2上に導く給送側の湾曲搬送路15と、露光プ
ラテン2との間に形成される直状搬送路16と、露光プ
ラテン2上の原稿4を原稿収納部6にその後端部側から
返送する返送側の湾曲搬送路17とが連続したものとし
ている。給送側の湾曲搬送路15にはその始端部に給送
ローラ12により少し速くした取出しローラ18が、ま
た後端部にピンチローラ対19がそれぞれ設けられてい
る。取出しローラ18は給紙手段5から湾曲搬送路15
に給送されてくる原稿4を受取った後給紙手段5からそ
の原稿4を取出し湾曲搬送路15に送り進める。このと
き給送ローラ12は内装する一方向クラッチ部で空転し
て従転する。ピンチローラ対19は取出しローラ18か
ら原稿4を送付けられる時点では一定時間停止させられ
、原稿4がスキューしていたとしてもその先端両側がピ
ンチローラ対19の圧接境界部に圧接するのを待って駆
動されることで、原稿4の先端縁が送り方向に直角とな
る正しい姿勢で露光プラテン2上の直状搬送路16に送
出す。
直状搬送路16は露光プラテン2とその上面に圧接する
ように設けられた搬送ベルト20とで形成してあり、搬
送ベルト20は駆動ローラ21および従動ローラ22に
よって原稿収納部6の底板8の下に張設し、途中をガイ
ドローラ23によって露光プラテン2に圧接させである
。これによって搬送ベルト20は湾曲搬送路15から供
給されてくる原稿4を露光プラテン2上に受入れていき
、また露光プラテン2上に受入れた原稿4を返送側の湾
曲搬送路17に送出す。
直状搬送路16の露光プラテン2を返送方向側に外れた
位置に原稿スケール24が設けられている。原稿スケー
ル24は後端側が軸25によって複写機本体1に枢支さ
れ、図示しないソレノイド等の駆動手段で前縁24aが
露光プラテン2よりも低くなる通常位置と、前縁24a
が露光プラテン2よりも高くなるストッパー位置とに姿
勢制御されるようになっている。この原稿スケール24
は通常位置にされると、露光プラテン2から送出される
原稿4をすくい上げて返送側の湾曲搬送路17に導くが
、ストッパー位置では露光プラテン2上に送られてくる
原稿4の先端を前縁24aで受止め供給される原稿4を
露光プラテン3上の所定プリント位置に位置決めする。
この位置決めはプリント方式が露光光学系でスキャンを
行うものやスキャンな(全面同時露光を行うものに必要
であるが、原稿4を搬送することでスキャンを行う原稿
スキャン方式のものには不要である。本実施例において
は、光学系スキャン、原稿スキャン両複写方式に対応す
るものとする。
返送側の湾曲搬送路17は途中に大径の搬送ローラ26
を有し、この搬送ローラ26の側周面の上部と下部とに
従動ローラ27.28を圧接させ、露光プラテン3上か
ら湾曲搬送路17に送込まれてくる原稿4を搬送ローラ
26の側周面に沿って湾曲させながら搬送し原稿収納部
へその後端部側から返送する。
原稿収納部6の後端部には積層収納する原稿4の後端を
ガイドして原稿4を前記前捌き片11に送付ける後端ガ
イド31を設けである。後端ガイド31は原稿収納部6
内で原稿4のサイズに応じて前後に移動できるようにし
てあり、前面の少し傾斜したガイド壁31aによって原
稿4の後端を案内して原稿4の先端が前捌き片11に当
接する所定給紙位置に原稿4を揃える。
後端ガイド31は第1図、第2図、第4図から第8図に
示すように、原稿収納部6からケース3上へ突出する操
作ツマミ32を有する断面山形をなした合成樹脂製のカ
バー33よりなり、カバー33の後向き壁33aと内部
に固設した金属製のガイド壁33bとによって後向きに
大きく開き操作ツマミ32の前面付は根部の排出口34
に向は狭くなる先細りの原稿受入れ目35を形成しであ
る。
原稿受入れ口35は後端ガイド31の位置調節とともに
同体移動され、そのどの位置でも湾曲搬送路17からの
原稿4を原稿受入れ口35に送込めるように、先ず湾曲
搬送路17の搬送ローラ26より後方の部分を首振り可
能な可動搬送路36としである。これによって後端ガイ
ド31が第5図の最後退位置A0から第6図の第1段前
身位置A。
までの位置変化では、可動搬送路36が原稿受入れ目3
5内に図の如く入込むことで、湾曲搬送路17から送出
す原稿4を原稿受入れ口35に確実に送込むことができ
る。
後端ガイド31の第1段前進位置A、からさらに前方に
移動されるのに対しては、可動搬送路36が原稿受入れ
口35から外れて第7図等のように連なる補助返送路(
原稿返送路)37を原稿収納部6の底板8の下に返送ガ
イド38を設けて形成しである。補助返送路37はそれ
に接続状態になる可動搬送路36から原稿4を送込まれ
るが、後端ガイド31のさらなる各前進位置に応じて原
稿4を送出す送出し口41.42.43が底板8に設け
である。各送出し口41.42.43には図に示すよう
に後端部が軸44で枢支され各送出し口41.42.4
3を表裏面一状態に嵌り込んで閉じる蓋45.46.4
7をばね(図示しない)等による閉じ習性を持って設け
てあり、後端ガイド31の前進位置に対応したものが第
7図や第8図のように開かれ、補助返送路37を送られ
てくる原稿4をすくい上げてその開いた送出し口41や
43等に送出していき、各前進位置の原稿受入れ口35
に確実に送込めるようにしである。
原稿サイズが小さくなるほど後端ガイド35は前進させ
られ、補助返送路37での搬送距離が長くなる。この長
い距離の搬送をも確実に行うために補助搬送路36の途
中には適宜搬送ローラ対48等を設ける。
ここで前記後端ガイド31の移動位置に応じた可動搬送
路36の向き調節の構造につき説明すると、可動搬送路
36は第2図に示すように表裏のガイド板36a 、3
6bにより形成していて、裏ガイド&36bは搬送ロー
ラ26の側周面に対しほぼ接線方向前方に延びるように
設けてあり、表ガイド板36aは裏ガイド板36bとそ
れに連続する搬送ローラ26の側周面一部範囲とに一定
の搬送路隙間を形成して被さるように設けである。表裏
ガイド板36a 、 36bは一体に組合せ、表ガイド
板36aの両側に設けた腕36cの端部を搬送ローラ2
6の回転中心軸26aによって枢支し、可動搬送路36
は搬送ローラ26の側周面から接線方向に延びる搬送路
をなすとともに、搬送ローラ26の中心軸線を中心とし
た首振りによって前記接線方向搬送路の状態を変えるこ
となく向きが変えられる。
可動搬送路36の搬送ローラ26との接線部の位置に前
記従動ローラ27を設けて表ガイド板36aに保持して
あり、可動搬送路36の前記首振り動作に従動ローラ2
7が同動して常時可動搬送路36の搬送ローラ26の側
周面との接線位置に位置し、湾曲搬送路17の搬送ロー
ラ26まわりを搬送してきた原稿4を常時スムーズに可
動搬送路36に移行させることができる。
表ガイド板36aの側縁にはまた上向きの腕36dを設
けてそれに受動ローラ51を軸支してあり、後端ガイド
31の移動位置によってカバー33の後向き壁33aが
受動ローラ51を第1図、第2図に示すようにすくい上
げて可動搬送路36を第5図や第6図のように原稿受入
れ口35内に入込ませ、また後向き壁33aが受動ロー
ラ51から第7図や第8図に示すように外れて、可動搬
送路36の持上げを解除し可動搬送路36が自重で下動
して補助返送路37の返送ガイド38上に載って安定し
、補助返送路37との接続状態になる。
後端ガイド31の排出口34には排出ローラ対52を設
けてあり、受入れ口35に送込まれてくる原稿4を排出
ローラ対52によってさらに積極的に原稿収納部6に排
出し、後端が原稿収納部6に確実に落込むまで排出する
次に後端ガイド31の位置に応じた前記送出し口41.
42.43の各蓋45.46.47の開閉機構について
説明する。
各蓋45.46.47は第3図等に示すようにそれらを
枢支する軸44にフレーム61を固着してそれに受動ロ
ーラ62を軸支しである。一方後端ガイド31の側壁3
1cの下縁に前記各受動ローラ62と対向するカム63
を形成し、蓋45.46.47の後端ガイド31の位置
に応じたものの受動ローラ62にカム63の下方への突
出縁63aによって押下され、それに係る蓋が開かれる
ここで後端ガイド31は各送出し口41.42.43に
対し原稿受入れ口35が第8図に示すようにに示す大き
な前後幅りをもって対向し、各送出し口41.42.4
3に対し前後に前記幅りの範囲で移動しても送出されて
くる原稿4を受取ることができる。これによって、後端
ガイド31と可動搬送路36との前記関係と相俟って、
原稿の少しのサイズの違いにも対応でき、JIS規格A
列、8列や、その他のミリサイズ、インチサイズさらに
それらの横通しサイズ、縦通しサイズの全てに利用でき
る。
なお後端ガイド31は原稿収納部6の内面の案内を受け
て安定移動できるが、不用意な動きを防止するために適
当な抵抗を与えておくのが望ましい。後端ガイド31の
排出ローラ対52の駆動軸は原稿収納部6の側壁に設け
たスリット70からケース3内に貫通させて駆動源に連
結してあり、この貫通部を後端ガイド31の案内に利用
することもできる。後端ガイド31の側壁31cもスリ
ット70からケース3内に臨ませ、受動ローラ62とケ
ース3内で当接し合うようにしである。
しかしこれらの具体的構造は任意である。
ケース3は複写機本体1の上面−例に第4図に示すよう
にヒンジ連結部64によって着脱可能に連結され、ヒン
ジ連結部を中心に起伏して露光プラテン2上を開閉でき
る。これによって通常の原稿カバーと同様に取扱ってプ
リントすることもできる。
原稿収納部6の先端側−側には反対側の原稿ガイド壁6
6に離接可能な可動ガイド67が設けられている。
またケース3の先端側上部には原稿排出用のトレー71
が斜めに設置されていて、前記給送例の湾曲搬送路15
から上方へ分枝した原稿排出路72を通じてトレー71
上に排出できるようにしである。この排出は搬送ベルト
20、ピンチローラ対19を逆転させ、排出ローラ73
を駆動することにより行われ、通路切換爪74が第1図
実線の通常位置から仮想線の排出位置に切換えられる。
湾曲搬送路15のピンチローラ対19の直前にはその下
部に分枝開口する給徘ロア5も設けられている。一方、
返送側の湾曲搬送路17の搬送ローラ26と従動ローラ
28との送出し部室後に側方に分枝する給排出ロアロが
設けられている。
以下使用状態について説明する。先ず原稿収納部6の受
入口および可動ガイド67を最大サイズ位置に移動させ
ておき、それから原稿4を原稿収納部6に所定枚積層収
納するのが望ましい、これは原稿4の積層収納するのに
ガイド31や67が邪魔にならないためである。
原稿4を積層収納するのに、原稿4群の後端部を手に持
ち原稿4群の先端部を給紙手段5の前捌き片11に当接
するよう前方へ差込むような形で行うと、原稿4群をほ
ぼ所定の給紙位置に位置させておける。この際送出しベ
ルト9をフリーな状態にしておくと、原稿4群の前記差
込みを従転によりスムーズに行わせ得る。
次に後端ガイド31を各サイズに対した表示位置にセッ
トすると、そのガイド壁31bで原稿4群の後端を押し
て原稿4群の先端が前捌き片11にきっちりと当接した
所定給紙位置に難なくセットされる。また可動ガイド6
7を摺動させると、原稿4群をその一側縁から押動して
他側縁をガイド壁66に押し付け、原稿4群を給紙とは
直角な方向にも揃わせることができる。
第1図は最大サイズの原稿4を積層収納した場合を示し
ている。この状態で例えばプリント部数を3としてプリ
ントスイッチが操作されたとすると、先ず送出しベルト
9、給送ローラ12、取出しローラ18が駆動される。
これによって前記積層収納した原稿4群の最下層の原稿
4が送出される。送出された原稿4が取出しローラ18
に達したとき、以後取出しローラ18によって湾曲搬送
路15を搬送されてい(。この湾曲搬送路15の取出し
ローラ18の直後とピンチローラ対19の直前とに原稿
検出スイッチ68.69が設けられ、原稿4の位置およ
びスイッチ68.69間を原稿4が通過することによる
搬送速度の検出とが行われ、線間電圧の変動や駆動モー
タの公差、駆動歯車の摩耗、原稿4の滑り、原稿4の引
きづり等による原稿4の給送速度の一切の変動が直接測
定され、それに見合った適正なタイミング調整が行われ
る。
湾曲搬送路15を搬送される原稿4は停止状態にあるピ
ンチローラ対19に当接してスキューを矯正された後、
ピンチローラ対19および搬送ベルト20の駆動によっ
て露光プラテン2上の直状搬送路16での搬送状態とさ
れる。またこのとき原稿スケール24は上動されていて
それに搬送されてくる原稿4が当接する。これによって
露光プラテン2上の所定プリント位置に原稿4が停止さ
せられる。また原稿4の先端が原稿スケース24に整合
することで原稿4のスキューが矯正される。
原稿4が原稿スケール24に整合状態で当接する時点で
搬送ベルト20の駆動が停止され、その状態で光学系ス
キャン方式の露光によるプリントが行われる。プリント
終了前か終了後に原稿スケ−1ル24が下動されており
またされたことを条件に搬送ベルト20の駆動を再開す
るとともに返送側の湾曲搬送路17を働かせる。これと
同時に後端ガイド31の排出ローラ対52も駆動してお
く。また、原稿スキャン方式のプリントの場合は、この
箇所が単なる搬送路となるため、原稿スケール24は常
時下動されている。
搬送ベルト20の駆動によって露光プラテン2上のプリ
ント後の原稿4は湾曲搬送路17から原稿受入れ口35
を通じ排出ローラ対52へ搬送され、排出ローラ対52
によって排出口34から原稿収納部6に排出される。排
出ローラ対52は段付きのものとされて排出する原稿4
に搬送方向の縦波みを作らせ、直進性を与える。
このとき原稿収納部6の給紙手段5の直前に設けたウレ
タン等の弾性送り翼77aを持った補助送りホイール7
7が駆動されており、原稿収納部6に先に積層収納され
ている原稿4群の上に返送により排出されてくる原稿4
に弾性送り作用を及ぼすから、前記直進性と相俟ち前捌
き片11に当接する所定給紙位置まで確実に送付ける先
に積層収納した原稿4群の上には、その積層単位の原稿
4とその上に返送され、排出されてくる原稿4とを区分
けする公知の原稿分離爪(図示せず)が載っている。
一方、露光プラテン2上の原稿4のプリントが終了する
適当な時間前か、プリント終了後給紙手段5が再び作動
されて原稿収納部6から最下層となっている原稿4を一
枚送出す。以後前回と同じようにその原稿4をプリント
に供した後再度原稿収納部6に返送する。
こうして先の積層単位の原稿4の最終のものが送出され
たとき前記原稿分離爪は支えられるものがなくなって原
稿収納部6から一旦落ち込み、最終の原稿4がプリント
され原稿収納部6に返送された時点で反転させられてプ
リント終了後再び原稿収納部6に順次返送積層された単
位の原稿4上に載せられる。
このような原稿分離爪の動作で積層収納した単位の原稿
4がプリントされ終ったことをその都度検出することが
できる。
プリントは設定部数分連続して行われる。最終回のプリ
ントの際、露光プラテン2の原稿4のプリントが終了し
たとき、搬送ベルト20および送出しローラ18、ピン
チローラ対19を逆転させるとともに、排出ローラ73
を駆動し、また通路切換爪74を第1図仮想線位置に切
換える。
これによりプリントを終えた原稿4は、直状搬送路16
から給送側の湾曲搬送路15へと逆送され、排出ローラ
73によって原稿排出用のトレー71へ排出される。こ
のようにして最終回のプリントを行った原稿4はトレー
71に排出されるので、プリント終了後原稿収納部6は
空になる。
このため原稿収納部6は先のプリント終了と同時に埋火
の原稿4の積層収納に利用でき、次のプリントをスピー
ディに開始することができる。なお、最終プリント原稿
4をそのまま原稿収納部6へ排出してもよい。
先の原稿4群がトレー71に排出されたまま次に積層収
納した原稿4群のプリントを行い、プリント終了後トレ
ー71に続いて排出され、トレー71では先の原稿4群
と後の原稿4群とが重なるような使い方もされる。
このような場合、トレー71を先の原稿4群を受入れる
ときと、次の原稿4群を受入れるときで原稿4の排出方
向と直角な方向に2位置間でシフトさせて受入れ位置を
異なるようにすると、先の原稿4群と次の原稿4群とが
位置ズレした状態で受入れられる。これによってトレー
71上に排出される先の原稿4群と後の原稿4群とに位
置ズレができ一目で区分けすることができる。したがっ
て2以上の原稿4群につき次々プリントするのに便利で
あるし、先の原稿4群のプリントを行っていた操作者が
持ち場を離れていて、戻ったとき他の人が次のプリント
を開始あるいは他の人のプリント後の原稿4が自分のプ
リントした原稿4群の上に排出されているような場合に
便利である。
さらに第1図の循環式自動原稿送り装置は、第9図に示
すように他の原稿自動給紙ユニットAや原稿反転ユニッ
)Rと連結して用いることもできる。この場合について
説明すると、自動給紙ユニットAはトレー101上に積
層収納した原稿4は、給送ローラ102a、 102b
、逆転捌きローラ104によって最上層のものから送出
される。この送出された原稿4は給排ロアロを通じ返送
側の湾曲搬送路エフに進入し逆転状態にある搬送ローラ
26と従動ローラ28とによって直状搬送路16に逆送
されていく。直状搬送路16では搬送ベルト20が逆転
されており、前記逆送されてくる原稿4を露光プラテン
2上に引き入れていく。
この引き入れが完了したとき搬送ベルト20は駆動を正
方向に切換えられ前記引き入れた原稿4を原稿スケール
24に当接させて所定プリント位置に位置決めする。
プリント終了後の原稿4はトレー71に排出してもよい
が、原稿収納部6に順次返送して積層していくと、トレ
ー101上から上出し方式によって順次プリントに供さ
れた原稿4が原稿収納部6にトレー101上とは上下逆
の順序に積層されるものの、今度は下出し方式で給紙さ
れることになり原稿4群のプリント順序が変ることはな
い。
つまりトレー101を用いると原稿収納部6で給紙され
る場合のプリント順位と逆に積層されている原稿4群を
そのままセットし、所定の順位でプリントすることがで
きるとともに、その所定の順序でのプリントを原稿収納
部6を用いて必要回数自動的に行わせることができる。
また原稿収納部6から給紙した原稿4をトレー101上
に排出させることも可能である。この場合原稿4の原稿
面が下向きになって順次積層されることになり、原稿収
納部6やトレー71で原稿面が上向きで積層されるのと
異なり、原稿4の積層順位を逆にすることができる。ト
レー101からの給紙や露光プラテン2上からトレー1
01や原稿収納部6への排出かを選択するのに、原稿4
の通紙経路の切換えが必要であり、このため返送側の湾
曲搬送路17と給徘ロアロとの分枝部にも通路切換え爪
103が設けられている。
原稿反転ユニッ)Rは給送側の湾曲搬送路15の給排ロ
ア5を通じて直状搬送路16と原稿4の授受を行う。露
光プラテン2上でプリントを終えた原稿4が搬送ベルト
20の逆転によって給排ロア5を通じ原稿反転ユニッl
−R内の反転搬送路111にその出口112側から送込
まれる。反転搬送路111は出口112からその下の入
口113に至るループをなしていて、送込まれた原稿4
をそのループに沿って反転させた後入口113から送出
し、給徘ロア5を通じ直状搬送路16に表裏が反転した
状態で送込む。このとき搬送ベルト20は正方向に駆動
されて前記送込まれる反転後の原稿4を原稿スケール2
4に向は搬送し所定露光位置に位置決めすることができ
る。
これによって、原稿反転ユニットRを利用すると、露光
プラテン2上で一面をプリントした原稿4を裏返して他
の面をプリントすることができる。両面複写後の原稿4
の処理は前記各場合に応じて処理する。
前記反転搬送路111は送込まれる原稿4の受入れおよ
び送出しを確実に行うために出口112、入口113部
に搬送ローラ対114が設けられ、また途中反転搬送路
111の湾曲に沿う搬送ローラ115とその上下部に圧
接する従動ローラ116.117とが設けられている。
また湾曲搬送路15の給排ロア5の分枝部にも通路切換
え118が設けられている。
後端ガイド31や可動ガイド67は原稿4を積層収納前
に原稿4のサイズに合った位置に移動させておいてもよ
い。これらの移動、殊に後端ガイド31の移動はサイズ
指定によってソレノイド等で電気的に自動的に行うこと
もできる。
(発明の効果) 本発明によれば前記構成および作用を有するので、原稿
収納部への原稿の出入れを邪魔したり外観を複雑、不体
裁にしたりすることなしに、原稿をそのサイズの如何に
かかわらず所定の給紙位置まで返送し、どのサイズの原
稿でも確実に再給紙することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複写機への設置状態の
断面図、第2図は後端ガイドと返送側の湾曲搬送路の返
送側一部分との関係を示す斜視図、第3図は後端ガイド
と補助返送路の送出し口の蓋との関係を示す斜視図、第
4図は第1図の設置状態における外観斜視図、第5図か
ら第8図に示すようには後端ガイドの位置調節とそれに
伴う返送側の湾曲搬送路および補助返送路との関係を示
す断面図、第9図は他の原稿自動供給ユニッI−Aや原
稿反転ユニットRを連結した使用状態を示す断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を積層状態に収納して一枚づつ給紙する給紙
    手段付きの原稿収納部と、原稿収納部から送出される原
    稿をプラテン部まで移送するとともにさらにプラテン部
    から原稿収納部に返送する循環搬送路とを有した循環式
    自動原稿送り装置において、 循環搬送路に原稿収納部の底部下に延びる 原稿返送路を設け、 該原稿返送路は原稿収納部の底部に設けた 原稿サイズに応じた位置の送出し口から原稿収納部に原
    稿を送出すようにした ことを特徴とする循環式自動原稿送り装置。
JP29115086A 1986-11-18 1986-12-06 循環式自動原稿送り装置 Pending JPS63143125A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29115086A JPS63143125A (ja) 1986-12-06 1986-12-06 循環式自動原稿送り装置
US07/122,124 US4786039A (en) 1986-11-18 1987-11-17 Recirculating document feeder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29115086A JPS63143125A (ja) 1986-12-06 1986-12-06 循環式自動原稿送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63143125A true JPS63143125A (ja) 1988-06-15

Family

ID=17765090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29115086A Pending JPS63143125A (ja) 1986-11-18 1986-12-06 循環式自動原稿送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63143125A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4013428A1 (de) * 1989-04-26 1990-10-31 Ricoh Kk Automatische vorlagenzufuehreinrichtung fuer ein kopiergeraet
US5460360A (en) * 1992-11-30 1995-10-24 Mita Industrial Co., Ltd. Document conveying apparatus for conveying documents of different length in an image processing machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4013428A1 (de) * 1989-04-26 1990-10-31 Ricoh Kk Automatische vorlagenzufuehreinrichtung fuer ein kopiergeraet
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