JPH06111931A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH06111931A
JPH06111931A JP26235592A JP26235592A JPH06111931A JP H06111931 A JPH06111931 A JP H06111931A JP 26235592 A JP26235592 A JP 26235592A JP 26235592 A JP26235592 A JP 26235592A JP H06111931 A JPH06111931 A JP H06111931A
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JP
Japan
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heating
cooking
sensor output
temperature detecting
automatic
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Pending
Application number
JP26235592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sakai
雅之 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブリッジ回路への給電開始後、短時間で、し
かも確実にセンサ自動加熱調理が行える加熱調理器を提
供する。 【構成】 ブリッジ回路9 へ給電開始後、温度検出素子
6a,6b が温まり、ブリッジ電圧Vx≦所定値Vtとなると、
S3からに進み、フラグTempを1にセットする。次に、S7
でセンサ出力Voが安定しているかどうかチェックする。
安定していなければ、S8でVoを取り込み、S9において、
センサ出力の単位時間当たりの変化幅ΔVoを演算し、Δ
Voと所定値Vhを比較する。センサ出力Voが安定していな
ければ、ΔVo>Vhなので、S4に進み、センサ自動加熱調
理を使用不可とする。センサ出力Voが安定すると、ΔVo
≦Vhとなり、S9からS10 に進み、自動加熱調理のキー入
力を受け付け、センサ自動加熱調理を使用可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿度センサの出力に基
づき自動加熱調理を行う加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電子
レンジ等の加熱調理器では、従来から加熱庫内の湿度を
検出する湿度センサの出力に基づいて加熱を自動制御す
る技術が採用されている。すなわち、加熱庫内に被加熱
物を入れて加熱すると、始めは湿度上昇のために湿度が
減少し、さらに加熱すると、被加熱物から発生した水蒸
気のために湿度が急上昇する。このため、湿度変化が増
加傾向に転じる時点や、湿度が急上昇し始める時点は、
食品の仕上がり状態に関する1つの特異点として把握さ
れる。したがって、湿度変化を監視することにより、特
異点を検出して加熱制御を行うことで、最適な調理が可
能となる。
【0003】ところで、湿度センサの出力に基づき自動
加熱調理を行う先行技術として、絶対湿度センサを構成
する2個の温度検出素子と、この両温度検出素子と対辺
関係にある2個の抵抗とによりブリッジ回路を構成し、
ブリッジ回路からの出力による絶対湿度の検出値に基づ
いて、被調理物の加熱を制御して自動加熱調理を行う加
熱調理器がある。
【0004】上記加熱調理器の一例として、ブリッジ回
路への給電後の上記両温度検出素子の接続点の電圧、つ
まりブリッジ電圧を検出し、ブリッジ電圧が所定値にな
ったときに、湿度センサの出力に基づく自動加熱調理を
可能としたものがある。また、ブリッジ回路への給電開
始後、絶対湿度の検出値の単位時間当たりの変化値が所
定値以下になったときに、湿度センサに基づく自動加熱
調理を可能としたものもある。
【0005】このような加熱調理器にあっては、いずれ
も実際の使用状態では、ブリッジ回路への給電開始
後、絶対湿度の検出値の単位時間当たりの変化値が所定
値以下にもかかわらず、周囲温度が低いとか、ブリッ
ジ回路への印加電圧が低いために、温度検出素子が充分
加熱されず、ブリッジ電圧が所定値に達していない場合
や、温度検出素子が充分加熱され、ブリッジ電圧が所
定値に達しているが、ブリッジ電圧が充分安定せず、ブ
リッジ電圧を差動増幅したセンサ出力Voの単位時間当
たりの変化値が所定値以下にならない場合がある。
【0006】そのため、ブリッジ回路への給電を開始し
てから湿度センサの出力Voに基づいて自動加熱調理が
実行できるまでに長時間を要したり、また正確な湿度セ
ンサの出力に基づく自動加熱調理ができないでいた。ま
た、上記従来の加熱調理器では、使用者には、湿度セン
サの温度検出素子が温まる間、またはセンサ出力が安定
する間、何故湿度センサに出力に基づく自動加熱調理が
できないのかわからないため、使用者に不安感を与えた
り、あるいは故障でもないのに、使用者がサービスコー
ルをしてしまうといった不都合もあった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、第1に、ブリッジ
回路への給電開始後、短時間で、しかも確実にセンサ出
力に基づく自動加熱調理が行える加熱調理器の提供を目
的とする。第2に、湿度センサのウォームアップ中に、
センサ出力に基づく自動加熱調理が設定されてた場合
に、ウォームアップ中であることを報知する加熱調理器
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、加熱庫内に設置された被調理物を加熱す
る加熱手段と、被調理物から出る蒸気によって変化する
加熱庫内の湿度を検知する湿度センサと、被調理物に応
じて調理方法を設定するためのキー入力手段とを備え、
キー入力手段により自動加熱調理が設定されると、湿度
センサの出力に基づき、加熱手段の駆動を制御して自動
加熱調理を行う加熱調理器において、上記湿度センサ
は、2個の温度検出素子および、この2個の温度検出素
子と対辺関係にある2個の抵抗により構成されたブリッ
ジ回路を含み、上記ブリッジ回路への給電後、温度検出
素子のブリッジ電圧と、温度検出素子のブリッジ電圧お
よび2個の抵抗のブリッジ電圧との差電圧であるセンサ
出力変化とをモニタするモニタ手段と、上記モニタ手段
によるモニタ中において、温度検出素子のブリッジ電圧
が所定値以下で、かつセンサ出力の単位時間当たりの変
化幅が所定値以下のとき、上記キー入力手段からの自動
加熱調理設定信号を受け付け、センサ出力に基づく自動
加熱調理を許可し、温度検出素子のブリッジ電圧が所定
値以上、またはセンサ出力の単位時間当たりの変化幅が
所定値以上のとき、上記キー入力手段からの自動加熱調
理設定信号を受け付けず、センサ出力に基づく自動加熱
調理を禁止する自動加熱調理制御手段とを有するもので
ある。
【0009】請求項2による課題解決手段は、請求項1
記載の加熱調理器において、さらに、上記モニタ手段に
よるモニタ中において、温度検出素子のブリッジ電圧が
所定値以上、またはセンサ出力の単位時間当たりの変化
幅が所定値以上のとき、上記キー入力手段により自動加
熱調理が設定されると、湿度センサのウォームアップ中
であることを報知する報知手段を含むものである。
【0010】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、ブ
リッジ回路への給電を開始すると、モニタ手段が、給電
開始後の温度検出素子のブリッジ電圧と、湿度検出素子
のブリッジ電圧および2個の抵抗のブリッジ電圧との差
電圧であるセンサ出力変化とをモニタする。
【0011】そして、自動加熱調理制御手段は、モニタ
手段によるモニタ中において、温度検出素子が温まり、
ブリッジ電圧が所定値以下になったときに温度検出素子
が安定したと判別し、かつセンサ出力の単位時間当たり
の変化幅が所定値以下になったときにセンサ出力が安定
したと判別した時点で、自動加熱調理のキー入力を受け
付け、湿度センサの出力に基づく自動加熱調理を開始可
能とする。
【0012】したがって、湿度センサや回路、周囲環境
に応じて、ブリッジ回路への給電開始後、短時間でセン
サ出力に基づく自動加熱調理が使用可能になる。また、
確実に湿度センサが使用可能になったところで、センサ
出力に基づく自動加熱調理を可能とするので、当該自動
加熱調理が正確に行える。請求項2では、ブリッジ回路
への給電開始後、モニタ手段のモニタ中において、報知
手段は、ブリッジ電圧が所定値以上か、または湿度セン
サの出力の単位時間当たりの変化幅が所定値以上の状態
となっている、湿度センサのウォームアップ中に、自動
加熱調理のキー入力がされた場合には、ウォームアップ
中であることを報知する。
【0013】したがって、使用者は、何故センサ出力に
基づく自動加熱調理ができないのかわかるので、使用者
の不安を解消し、使用者が故障と勘違いすることもなく
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図3
に基づいて詳述する。図3は本発明の第1実施例に係る
加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。図3を
参照しつつ、本実施例に係る加熱調理器の概略構成につ
いて説明する。
【0015】本実施例の加熱調理器は、図3の如く、制
御部5を制御中枢として、加熱庫(図示せず)内の設置
された被調理物を加熱するためのマグネトロンやヒータ
等の加熱源および加熱源の駆動回路で構成された出力部
1と、被調理物から出る蒸気によって変化する加熱庫内
の絶対湿度を検知するセンサ出力部2と、被調理物に応
じて手動調理や自動加熱調理等の調理方法を設定するた
めのキー入力部3と、キー入力部3から入力された調理
設定内容や調理の進行状況を表示するための表示部4と
を備えている。
【0016】制御部5は、A/D変換機能を備えたワン
チップマイクロコンピュータを含み、センサ出力部2お
よびキー入力部3の信号が与えられており、出力部1お
よび表示部4の駆動を制御する。具体的には、制御部5
は、キー入力部3で設定された内容に従い加熱源を駆動
制御したり、キー入力部3にて自動加熱調理が設定され
た場合は、センサ出力部2からの絶対湿度検出値に基づ
き加熱源の駆動を制御して自動加熱調理を行い、さらに
表示部4の表示制御を行う。
【0017】図2はセンサ出力部の構成を示す電気回路
図である。図2を参照しつつ、センサ出力部の電気的構
成について説明する。センサ出力部2は、図2の如く、
被調理物から出る蒸気によって変化する加熱庫内の絶対
湿度を検知する絶対湿度センサ6を備えている。絶対湿
度センサ6は、例えばサーミスタ等よりなる2個の温度
検出素子6a,6bにより構成されている。この2個の
温度検出素子6a,6bは、当該両温度検出素子と対辺
関係にある2個の抵抗7,8とともにブリッジ回路9を
構成しており、このブリッジ回路9に電流制限抵抗10
を介して直流電源電圧Vaが印加されている。
【0018】ブリッジ回路9の出力端子、すなわち両温
度検出素子6a,6abの接続点と、両抵抗7,8の接
続点とは、差動増幅器11に入力され、ブリッジ回路9
の出力端子間の電圧Viを増幅した値をセンサ出力、す
なわち絶対湿度に応じた信号Voとして、制御部5のA
/D変換ポートPaに入力されている。さらに、絶対湿
度センサ6の両温度検出素子6a,6abのブリッジ電
圧Vxも制御部5のA/D変換ポートPbに入力されて
いる。
【0019】ブリッジ回路9に直流電源電圧Vaを印加
した後、ブリッジ電圧Vxは温度検出素子6a,6bの
自己発熱によって除々に小さくなり、最終的には、ある
所定値Vt以下になる。また、ブリッジ回路9に直流電
源電圧Vaを印加した後、絶対湿度に応じたセンサ出力
Voが安定するまで、すなわち単位時間当たりの変化幅
が所定値以下になるまで時間がかかる。
【0020】ここで、ブリッジ回路9に直流電源電圧V
aを印加直後、温度検出素子6a,6abの自己発熱に
よりブリッジ電圧Vxが所定値以下になり、センサ出力
Voが安定し、センサ出力Voの変化値が所定値になる
までの制御部5の処理の流れについて、図1に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。図1において、ブリッ
ジ回路9への給電を開始すると、ステップS1で絶対湿
度センサ6の温度検出素子6a,6bが既に安定してい
るかかどうか、フラグTempで調べる。温度検出素子
6a,6bが安定していれば、フラグTempは1とな
っている。給電直後は未加熱のため、ステップS1から
ステップS2に進む。ステップS2では温度検出素子6
a,6bのブリッジ電圧Vxを取り込み、ステップS3
で、ブリッジ電圧Vxが所定値Vt以下かどうかチェッ
クする。ブリッジ電圧Vxが所定値Vt以上(Vx>V
t)のとき、つまり温度検出素子6a,6bの自己加熱
が不十分のときはステップS4に進み、キー入力部3に
よる自動加熱調理のキー入力(設定)を受付禁止とし、
センサ出力Voに基づく自動加熱調理を使用不可とす
る。その後、ステップS6でキー入力部3や表示部4の
制御を行い、再びステップS1へ戻る。温度検出素子6
a,6bが加熱されるまで、ステップS1〜S6を順次
繰り返す。
【0021】温度検出素子6a,6bが温まり、温度検
出素子6a,6bのブリッジ電圧Vxが所定値Vt以下
(Vx≦Vt)となると、ステップS3からステップS
5に進み、フラグTempを1にセットする。次に、ス
テップS7でセンサ出力Voが安定しているかどうかチ
ェックする。安定していなければ、ステップS8で、セ
ンサ出力部2より入力されたセンサ出力Voを取り込
み、ステップS9において、前記入力値と、単位時間Δ
T前に取り込んだセンサ出力Vo−1との差(ΔVo)
を演算し、これを予め設定された所定値Vhを比較す
る。センサ出力Voが安定していなければ、ΔVo>V
hなので、ステップS4に進み、センサ出力Voに基づ
く自動加熱調理を使用不可とする。センサ出力Voが安
定するまでは、ステップS1、ステップS7〜S9およ
びステップS4、S6を順次繰り返す。センサ出力Vo
が安定すると、ΔVo≦Vhとなり、ステップS9から
ステップS10に進み、キー入力部3による自動加熱調
理のキー入力を受け付け、センサ出力Voに基づく自動
加熱調理を使用可能とする。以降は、ステップS1、S
7、S10、S6を繰り返す。
【0022】このように、ブリッジ回路9への給電開始
後のセンサ出力Voの変化と、温度検出素子6a,6b
のブリッジ電圧Vxをモニタし、センサ出力Voの単位
時間当たりの変化幅ΔVoが所定値Vh以下で、かつブ
リッジ電圧Vxが所定値Vt以下になった時点で、自動
加熱調理のキー入力を受け付け、センサ出力Voに基づ
く自動加熱調理を開始可能とすることにより、湿度セン
サや回路、周囲環境に応じて、ブリッジ回路への給電開
始後、短時間でセンサ出力Voに基づく自動加熱調理が
使用可能になり、しかも確実に湿度センサが使用可能に
なったところで、センサ出力Voに基づく自動加熱調理
を可能とするので、当該自動加熱調理が正確に行える。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図4に基づい
て詳述する。本実施例の加熱調理器は、ブリッジ回路9
への給電開始後、温度検出素子6a,6bのブリッジ電
圧Vxと、センサ出力Voの変化とをモニタし、ブリッ
ジ電圧Vxが所定値Vt以上か、またはセンサ出力Vo
の単位時間当たりの変化幅ΔVoが所定値Vh以上の状
態では、湿度センサ6のウォームアップ中であると判別
し、自動加熱調理のキー入力がされた場合、湿度センサ
6のウォームアップ中で自動加熱調理を実行できないこ
とを報知するよう構成されており、その他の構成は第1
実施例と同様である。
【0024】図4に示すフローチャートを参照して、ブ
リッジ回路9に直流電源電圧Vaを印加直後、温度検出
素子6a,6abの自己発熱によりブリッジ電圧Vxが
所定値以下になり、センサ出力Voが安定し、センサ出
力Voの変化値が所定値になるまでの制御部5の処理の
流れについて説明する。図4において、ブリッジ回路9
への給電を開始すると、ステップS1で絶対湿度センサ
6の温度検出素子6a,6bが既に安定しているかかど
うか、フラグTempで調べる。温度検出素子6a,6
bが安定していれば、フラグTempは1となってい
る。給電直後は未加熱のため、ステップS1からステッ
プS2に進む。ステップS2では温度検出素子6a,6
bのブリッジ電圧Vxを取り込み、ステップS3で、ブ
リッジ電圧Vxが所定値Vt以下かどうかチェックす
る。温度検出素子6a,6bの自己加熱が不十分(Vx
>Vt)のときはステップS4に進み、キー入力部3に
よる自動加熱調理のキー入力が有るかどうかチェック
し、自動加熱調理のキー入力が有があれば、ステップS
5で、湿度センサ6のウォームアップ中であることの報
知を行う。ウォームアップ中のため、ステップS6では
センサ出力Voに基づく自動加熱調理を禁止にして、ス
テップS7に進む。ステップS7では、その他のキー入
力、表示部等の制御を行い、再びステップS1へ戻る。
温度検出素子6a,6bが温まるまで、ステップS1〜
S7を順次繰り返す。
【0025】温度検出素子6a,6bが温まり、温度検
出素子6a,6bのブリッジ電圧Vxが所定値Vt以下
(Vx≦Vt)となると、ステップS3からステップS
8に進み、フラグTempを1にセットする。次に、ス
テップS9でセンサ出力Voが安定しているかどうかチ
ェックする。安定していなければ、ステップS10で、
センサ出力部2より入力されたセンサ出力Voを取り込
み、ステップS11において、前記入力値と、単位時間
ΔT前に取り込んだセンサ出力Vo−1との差(ΔV
o)を演算し、これを予め設定された所定値Vhを比較
する。センサ出力Voが安定していなければ、ΔVo>
Vhなので、ステップS4に進み、前記と同様の処理を
行う。センサ出力Voが安定するまでは、ステップS
1、ステップS9〜S11およびステップS4〜S7を
順次繰り返す。センサ出力Voが安定すると、ΔVo≦
Vhとなり、ステップS11らステップS12に進み、
キー入力部3による自動加熱調理のキー入力を受け付
け、センサ出力Voに基づく自動加熱調理を使用可能と
する。以降は、ステップS1、S9、S12、S7を繰
り返す。
【0026】このように、温度検出素子6a,6bのブ
リッジ電圧Vxが所定値Vt以上か、またはセンサ出力
Voの単位時間当たりの変化幅ΔVoが所定値Vh以上
の状態となっている、湿度センサ6のウォームアップ中
に自動加熱調理のキー入力がされると、ウォームアップ
中であることを報知することにより、使用者の不安を解
消し、使用者が故障と勘違いすることもなくなる。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、湿度センサの温度検出素子、回路、周
囲温度、湿度等の違いに応じてブリジ回路への給電開始
後、短時間で、しかも確実にセンサ出力に基づく自動加
熱調理を開始でき、確実でスピーディーに自動加熱調理
を行うことがきる。
【0029】請求項2では、湿度センサのウォームアッ
プ中に自動加熱調理のキー入力がされると、ウォームア
ップ中であることを報知するので、使用者の不安を解消
し、使用者が故障と勘違いすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る加熱調理器の自動加
熱調理に関係するフローチャートである。
【図2】センサ出力部の構成を示す電気回路図である。
【図3】加熱調理器の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係る加熱調理器の自動加
熱調理に関係するフローチャートである。
【符号の説明】
1 出力部 2 センサ出力部 3 キー入力部 5 制御部 6 絶対湿度センサ 6a,6b 温度検出素子 7,8 抵抗 9 ブリッジ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱庫内に設置された被調理物を加熱する
    加熱手段と、 被調理物から出る蒸気によって変化する加熱庫内の湿度
    を検知する湿度センサと、 被調理物に応じて調理方法を設定するためのキー入力手
    段とを備え、 キー入力手段により自動加熱調理が設定されると、湿度
    センサの出力に基づき、加熱手段の駆動を制御して自動
    加熱調理を行う加熱調理器において、 上記湿度センサは、2個の温度検出素子および、この2
    個の温度検出素子と対辺関係にある2個の抵抗により構
    成されたブリッジ回路を含み、 上記ブリッジ回路への給電後、温度検出素子のブリッジ
    電圧と、温度検出素子のブリッジ電圧および2個の抵抗
    のブリッジ電圧との差電圧であるセンサ出力変化とをモ
    ニタするモニタ手段と、 上記モニタ手段によるモニタ中において、温度検出素子
    のブリッジ電圧が所定値以下で、かつセンサ出力の単位
    時間当たりの変化幅が所定値以下のとき、上記キー入力
    手段からの自動加熱調理設定信号を受け付け、センサ出
    力に基づく自動加熱調理を許可し、温度検出素子のブリ
    ッジ電圧が所定値以上、またはセンサ出力の単位時間当
    たりの変化幅が所定値以上のとき、上記キー入力手段か
    らの自動加熱調理設定信号を受け付けず、センサ出力に
    基づく自動加熱調理を禁止する自動加熱調理制御手段と
    を有することを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の加熱調理器において、 さらに、上記モニタ手段によるモニタ中において、温度
    検出素子のブリッジ電圧が所定値以上、またはセンサ出
    力の単位時間当たりの変化幅が所定値以上のとき、上記
    キー入力手段により自動加熱調理が設定されると、湿度
    センサのウォームアップ中であることを報知する報知手
    段を含むことを特徴とする加熱調理器。
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