JPH061118B2 - マンホ−ル等への電線管接続工法 - Google Patents

マンホ−ル等への電線管接続工法

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JPH061118B2
JPH061118B2 JP1518485A JP1518485A JPH061118B2 JP H061118 B2 JPH061118 B2 JP H061118B2 JP 1518485 A JP1518485 A JP 1518485A JP 1518485 A JP1518485 A JP 1518485A JP H061118 B2 JPH061118 B2 JP H061118B2
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JP
Japan
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pipe
side wall
conduit
manhole
concrete
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JP1518485A
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政治 伊藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電線を地中に配設するマンホール等におい
て、電線管をマンホール等へ接続するための接続工法に
関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の接続工法は、第4図に示すように、まず
マンホールaの側壁bを成形する型枠c,dに接続管
e,eを支持させる。この際、内側の型枠cに上記接続
管e,eの先端部f,fを支持する位置決め木片g,g
を取り付ける一方、外側の型枠dに接続管e,eを挿通
する挿通孔h,hを上記位置決め木片g,gに対応して
設け、これらに上記接続管e,eを支持させる。次に、
型枠c,d内にコンクリートiを流し込む。そして、コ
ンクリートiの養生完了後、第5図に示すように、型枠
c,dを撤去し、側壁bの内面jをモルタル等kで上塗
りして仕上げる。そして、最後に上記接続管e,eの後
端l,lに電線管を接続する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような接続工法では以下に述べるよ
うな問題があった。
(a)外側の型枠dに接続管eの数および寸法に対応して
挿通孔hを設けなければならず、工数がかかり、仕上り
も悪い。しかも、このように挿通孔hが設けられた型枠
dは次の工事に転用することができず、再利用が不可能
で、不経済である。
(b)接続管eの先端部fは湾曲状に拡がるつば部とされ
て、通線時において電線の被覆層を傷つけない形状とさ
れているがこれにもかかわらず側壁bの内面jを上塗り
仕上げする際に、先端部fの一部がモルタル等kによる
仕上げとなり、これがため、結局電線の被覆層を傷つけ
てしまう虞れがある (問題点を解決するための手段) 本発明に係るマンホール等への電線管接続工法は、マン
ホール等の側壁を成形する内側と外側の型枠の内面に、
接続管の両端部をそれぞれ当接させて挟持状に配置した
後、前記型枠内にコンクリートを流し込み、該コンクリ
ートの養生完了後、前記型枠を撤去し、続いて前記接続
管の先端部に、つば部を有する短管を前記側壁の内面の
上塗り代を考慮して接続した後、側壁の内面を上塗り仕
上げし、前記接続管の後端部に電線管を接続するもので
ある。
(作用) 外側の型枠に接続管用の挿通孔を設けることなく、接続
管の両端部を内側と外側の型枠の内面に当接させるよう
にして配置することにより、工数の削減と外側の型枠の
再利用を図る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る電線管の接続構造を第1図に示し、マンホ
ール1の側壁2の一部に、接続管3,3および短管4,
4がそれぞれ連続して埋設され、これらに電線を通すた
めの電線管5,5が接続されている。6は下地7の上に
設けられたマンホール1の底部である。
接続管3は電線管5の外径に対応した内径を有する円筒
状のもので、後端部3aが後端へ向けて湾曲状に拡がる
つば部とされて、電線管5の挿入が容易な形状とされて
いる。また、接続管3の中央部には小径の抜け止め部3
bが形成されている。
短管4は電線管5と略同径の短円筒状のもので、先端部
4aが上記接続管3のつば部3aと略同形状のつば部と
されて、通線時における電線の被覆層の損傷が防止され
る形状とされている。
なお、上記接続管3、短管4および電線管5は硬質塩化
ビニル等からなる合成樹脂製のものである。
続いて、上記電線管5のマンホール1への接続工法を説
明する。
(1)型枠の設置および接続管の支持(第2図参照) 接続管3内へのコンクリート流入防止のため、あらか
じめ該接続管3の両端部3a,3cをシール材で密封す
るか、または内部にウエスト等の充填材を充填する。
側壁2を成形するベニヤ等からなる型枠8,9の内面
8a,9aに上記接続管3,3を当接して支持する位置
を印す。
の印された支持位置に合わせながら、接続管3,3の
後端部つまりつば部3a,3aをくぎ10…により外側
の型枠9に固定する。
内側および外側の型枠8,9を、接続管3,3の両端
部3a,3cを挟持するようにして底部6の上に設置
し、締付ボルト・ナット11…により締め付け固定す
る。
(2)コンクリート打ち込み(第2図参照) 上記型枠8,9内にコンクリート12を流し込んで充填
し、養生する。なお、コンクリート12の流し込みの際
には、コンクリート12が接続管3,3に直接当たらな
いようにする。
(3)短管の接続および上塗り仕上げ(第3図参照) コンクリート12の養生が完了した後、型枠8,9を
撤去するとともに、接続管3,3のシール材または充填
材を取り除く。
側壁2の内面2aの上塗り代(上塗り厚)を考慮した
上で、短管4,4を接続管3,3の先端部3c,3cに
挿入し、接着剤で接着固定する。
モルタル13等により側壁2の内面2aを上塗りして
仕上げる。
(4)電線管の接続および埋設(第3図参照) 接続管3の後端部3aに電線管5を抜け止め部3bに
当接するまで挿入し、接着剤で接着固定する。なお、接
続管3は、抜け止め部3bがあるため側壁2に堅固に固
定されており、したがって、上記挿入に際して、マンホ
ール1の内側へ抜けることはない。
電線管5…の配管が完了した後、土を埋戻す。この
際、マンホール1の際部分は良質土(砂)で慎重に埋戻
しを行い、つき棒等で十分締め固める。
なお、上述の実施例において、接続管3のつば部3aは
必ずしも設ける必要がなく、この場合、接続管3の型枠
8,9内への配置は、位置決め木片(図示省略)を用い
て両端部3a,3cを型枠8,9の内面8a,9aに支
持させるとともに、型枠8,9内に配設した鉄筋14…
(第2図参照)にくくり付けるようにする。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、以下に列挙する
ような優れた効果が得られる。
(a)接続管を挿通するための挿通孔を外側の型枠に設け
る必要がなく、工数が削減されて、型枠の設置および接
続管の位置決め、支持等が容易となり、作業性が良好で
ある。
(b)挿通孔が外側の型枠に設けられないので、該型枠の
次の工事への転用ができ、再利用が可能で経済的であ
る。
(c)接続管と短管との分割構造とされているので、マン
ホールの側壁の内面における上塗り代の調整が可能であ
り、通線時における電線の被覆層の損傷が有効に防止さ
れ、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施態様を例示し、第1
図はマンホールへの電線管の接続構造を示す縦断面図、
第2図および第3図は同電線管の接続工法を説明するた
めの縦断面図、第4図および第5図は従来の電線管の接
続工法を説明するための縦断面図である。 1…マンホール 2…側壁 2a…内面 3…接続管 3a,3c…端部 3b…抜け止め部 4…短管 4a…つば部 5…電線管 8,9…型枠 12…コンクリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホール等の側壁を成形する内側と外側
    の型枠の内面に、接続管の両端部をそれぞれ当接させて
    挟持状に配置した後、前記型枠内にコンクリートを流し
    込み、該コンクリートの養生完了後、前記型枠を撤去
    し、続いて前記接続管の先端部に、つば部を有する短管
    を前記側壁の内面の上塗り代を考慮して接続した後、側
    壁の内面を上塗り仕上げし、前記接続管の後端部に電線
    管を接続するようにしたことを特徴とするマンホール等
    への電線管接続工法
JP1518485A 1985-01-28 1985-01-28 マンホ−ル等への電線管接続工法 Expired - Lifetime JPH061118B2 (ja)

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JPS61175395A JPS61175395A (ja) 1986-08-07
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556208Y2 (ja) * 1989-04-14 1997-12-03 株式会社 関根近次郎商店 ケーブル用保護管の地中箱取付具
JPH0354321U (ja) * 1989-09-27 1991-05-27
JPH0397327U (ja) * 1990-01-23 1991-10-07
JP5485339B2 (ja) * 2012-07-20 2014-05-07 株式会社大江コンクリート ハンドホールのケーブル支持管接続工法及びケーブル支持管接続構造

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