JPH06111653A - 電気機器の端子金具インサート部成型方法 - Google Patents

電気機器の端子金具インサート部成型方法

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JPH06111653A
JPH06111653A JP3277115A JP27711591A JPH06111653A JP H06111653 A JPH06111653 A JP H06111653A JP 3277115 A JP3277115 A JP 3277115A JP 27711591 A JP27711591 A JP 27711591A JP H06111653 A JPH06111653 A JP H06111653A
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JP
Japan
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base
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exposed
terminal fitting
terminal
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JP3277115A
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Sekisuke Yamanaka
積助 山中
Kimitsugu Yamashita
公紹 山下
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器の合成樹脂本体にインサートされた
端子金具の本体内にある部分を本体内で露出させて、固
定接点に兼用する場合の成型方法で、インサートされる
端子金具の成型時の金型内での横ずれ等を防ぐ。 【構成】 金型11で上記インサートされる端子金具3
a〜5aの側面に相当する部分に突起13を設けておき
端子金具が横ずれしないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂函体に端子金
具をインサート成型した電気機器の端子金具インサート
部の成型方法に関する。より詳しく云うと本発明は端子
金具が函体にインサート成型されて基部面が函体の底部
内面で露出して固定接点等を形成する構造の電気機器の
インサート成型による製造において、端子金具のインサ
ート成型時にインサートされる端子金具がゲートから流
入する樹脂液に押されて所定位置からずれて函体の底部
内面で固まることがないようにするための成型方法に関
する。
【0002】
【従来技術】電気機器の合成樹脂函体に端子金具をイン
サート成型するには、先ず第5図に示すごとき端子金具
のパターンPを製造する。このパターンは一枚の金属板
から一組の端子金具3,4,5,6,7,8を連結部1
5を残して打抜いたもので、図では二組であるが、通常
は多数組の連続パターンとなっている。次にこのパター
ンPを上下金型間にセットした後、金型空間に合成樹脂
液を射出し、樹脂の固化後、金型を外すと、同第5図に
示すようにパターンに合成樹脂函体1が固定されたもの
ができる。そして前記連結部15と、樹脂通路跡の枝部
16を除去し、各端子金具の脚部を下方へ曲げると、函
体に端子金具をインサート成型したものが完成する。斜
線を入れたA,B,C,D,Eは上金型の4個の突き当
て面が端子金具の基部面に当たっていることによって形
成された露出基部面で、函体の底部内面にあって固定接
点となるものである。ところで、従来の成型手段では、
端子金具の基部面に上金型の突き当て面が単純に当たる
のみであったから、第6図に示すようにゲート14から
流入する樹脂流によって、端子金具の基部のうち長くて
金型に対して片持ちになっている端子金具の基部3a,
4aは、樹脂流の方向(図で左向)へ曲げられ、そのた
め露出基部面A,Bが所定の面積より狭くなり、また、
前記のように単に上金型の突き当て面が端子金具の基部
面に当たるために、射出による高速の樹脂流によって各
基部が上下へ振動し、露出すべき基部面に樹脂が回っ
て、即ち基部面が樹脂をかぶって前記同様に露出基板面
が狭くなり、これらを固定接点として用いた場合、接触
不良を起こすことがあった。
【0003】このような欠点をなくす手段として、従
来、上金型の突き当て面を端子金具の基部面上に当てる
と共に、下金型から直立するピンで基部を下から支えて
基部が移動しないようにして樹脂を流し込む手段がとら
れたが、この手段によって成型された函体1は、第7図
に示すように基部の下面がピン跡の穴16によって函体
底部から外界に通じ、この穴16からフラックス、溶剤
等が侵入して接点機能を害する等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述従来例
の欠点に鑑みてなされたので、合成樹脂函体にインサー
ト成型された端子金具の露出基部面に、射出成型時に生
ずる横ずれや樹脂かぶりがしないような電気機器の端子
金具のインサート部の成型方法を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂函体
1にインサート成型した端子金具3,4,5,6,7,
8の基部面が函体の底部内面で露出して電気的接触面と
なるものにおいて、露出基部面A,B,C,D,Eの側
部に金型面の突起を設けておいて、成型品の函体底面に
凹所10が形成されるようにすることをもって問題点の
解決手段とした。
【0006】
【作用】前述したように端子金具の露出基部面A,B,
C,D,Eの側部に凹所10が形成される成型過程で
は、上金型の突き当て面12が端子金具の基部面に当た
ると共に、突き当て面12の側部から下降した突起13
が基部を挟持し、或は樹脂の流れに対し基部を支える側
にあって射出された樹脂流による基部の横ずれや、基部
の上下振れを阻止するために、上金型の突き当て面下の
位置に同面と等大に露出基部面A,B,C,D,Eが正
確に形成されるのである。そして更にこの露出基部面を
固定接点として用いた場合は、頻繁な可動接点の接触に
よる金属粉は凹所10に落ちて、固定接点が汚れず接触
不良が発生しなくなる。
【0007】
【実施例】発明方法により成型された電気機器の一実施
例を第1図乃至第4図によって詳述する。1は合成樹脂
によって成型された電気機器の函体で、函体側面の函体
底部2と同じ高さの位置には端子金具3,4,5,6,
7,8の脚部9が突き出して下方へ曲成されている。各
端子金具の基部3a,4a,5a,6aは、函体の底部
2にインサート成型され、基部の上面の一部が底部2内
面に露出して露出基部面A,B,C,D,Eとなってい
る。この露出基部面は固定接点等の電気的接触面とな
る。10は露出基部面A,B,C,Dの両側において、
底部27内面に形成された凹所である。この凹所は、既
に第5図によって説明したように函体1への端子金具の
インサート成型に際し、第4図に示すごとく、上金型1
1側の端子金具の基部面への突き当て面12の側部に下
垂状態で突起13を設けたことによって形成されたもの
である。このようにして各端子金具の基部3a,4a,
6a,7aを両側から突起13で挟むか、基部5aのよ
うに樹脂流の押す反対側を突起13で受けると、ゲート
14から射出された樹脂流によって各基部が横ぶれや上
下振れを起こさない。とくに長い基部3a,4aに対し
ても上述した振れが起こらず、全ての露出基部面A,
B,C,D,Eが所定の位置で所定の面積を保って形成
される。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のごときものであって、露
出基部面の側部に金型の突起が存在して端子金具の基部
の射出樹脂流による移動を阻止するので、露出基部面が
横ずれしたり、樹脂かぶりしたりすることがないのであ
り、結果的には成型品において、露出基部面の両側に凹
所が形成されるため端子金具の露出基部面を接点として
使用した場合、接点開閉によって発生する金属粉が凹所
へ落ちて接触不良が発生しなくなると云う効果が派生す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明方法による電気機器の一実施例の斜視図
【図2】同上の上面図
【図3】同上のX−X線断面図
【図4】同上成型の使用金型の一部の断面図
【図5】射出成型後の端子金具パターンと函体との上面
【図6】従来例の上面図
【図7】別の従来例の図3に相当する断面図である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 端子金具の脚部を函体の外方へ突出させ、同金具の基部
    面を函体の底部内面へ露出させて電気的接触面がえられ
    るように端子金具を合成樹脂函体にインサート成型した
    構造の電気機器において、端子金具の露出基部面の側部
    の合成樹脂函体底部内面に対応する金型に突部を設け、
    この突部によって函体底面の端子金具基部の側部に凹所
    を形成するようにしたことを特徴とする電気機器の端子
    金具インサート部成型方法。
JP3277115A 1991-09-28 1991-09-28 電気機器の端子金具インサ―ト部成型方法 Expired - Lifetime JP2526754B2 (ja)

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JP2526754B2 (ja) 1996-08-21

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