JP2004134257A - 基板用コネクタ及びコネクタ付きケース - Google Patents

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Abstract

【課題】プレスフィット端子の変形を防止する。
【解決手段】基板用コネクタ20に備えられた各端子金具40の脚部43の先端には、回路基板12のスルーホール14に挿入される基板接続部44が設けられている。基板接続部44の基端側には、基板接続部44の幅寸法と同じかそれより大きな幅寸法を有した幅広部47が形成され、この幅広部47から基端側部分が樹脂モールド部19に埋め込まれている。ケース本体11の成形に際しては、基板接続部44及び幅広部47が成形金型51,52の差込孔53内に差し込まれるようにしてセットされる。これにより、型抜きの問題が解消され、ケース本体11及び樹脂モールド部19がインサート成形によって形成される。樹脂モールド部19によって端子金具40が支持されるため、回路基板12の組み付け時等における端子金具40の変形を防止できる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板用コネクタ及びコネクタ付きケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より合成樹脂製のケース内に、電子制御回路を搭載したプリント回路基板や各種電子部品等を収容した構成の電子制御ユニット(ECU)が知られており(例えば、特許文献1参照)、その一例として次のような構成が提案されている。このものは、図11に示すように、上面開放の箱状をなすケース本体1の側壁に回路基板2に接続された基板用コネクタ3を設けて、そこに外部のコネクタを接続できるようにしたもので、基板用コネクタ3は単品でもコネクタとして使用されるものが流用されている。基板用コネクタ3は、フード状をなした合成樹脂製のハウジング4の奥壁に複数の端子金具5を貫通させて組み付けた構成となっている。端子金具5は、プレスフィット端子とも称されるものであり、ケース本体1の内側に延出した一端部が上向きに屈曲されることで脚部6が形成され、その脚部6の先端に基板接続部7が設けられている。基板接続部7は、図12にも示すように、弾性変形可能な一対の弾性当接部7Aが撓み空間7Bを間に挟んで外側へほぼ円弧状に膨出形成された構成であり、両弾性当接部7Aが閉じるように弾性変形しつつ回路基板2のスルーホール2Aに挿入され、その開き方向の弾発力によりスルーホール2Aの内周に押し付けられて、スルーホール2Aの接点部と電気的接続が取られるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−159084公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようにプレスフィット端子5を備えた基板用コネクタ3では、多極のものになると、回路基板2の組み付けに際して、各端子金具5がスルーホール2Aに挿入される際の抵抗が大きくなることから、それだけ回路基板2の押し込み力も大きくなり、そのために端子金具5が下方に押し曲げられてしまうおそれがある。そこで、端子金具5の変形を防止するための対応策として、ハウジング4及び端子金具5を中子としたインサート成形によって樹脂モールド部Mを形成し、この樹脂モールド部M内に端子金具5のうち基板接続部7よりも下側部分を埋め込むことで端子金具5を補強するという構成が考えられた。しかしながら、樹脂モールド部Mを形成するための成形金型を上下方向に動作させるとした場合に、脚部6の先端の弾性当接部7Aが幅方向に突出したアンダーカット形状をなしているために、型抜きの関係上、金型構造がとれないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、プレスフィット端子の変形を防止することの可能な基板用コネクタを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係る基板用コネクタは、相手のコネクタを接続可能なコネクタ部を有した合成樹脂製のハウジングと、このハウジングに取り付けられる複数の端子金具とを備え、この端子金具には、前記ハウジング外に延出された一端部を一側方へ屈曲してなる脚部が形成されるとともに、その脚部の先端には弾性変形可能な一対の弾性当接部が撓み空間を間に挟んで幅方向に膨出形成されてなる基板接続部が設けられ、この基板接続部が回路基板のスルーホールに挿入されることでその内周に形成された接点部との間で電気的接続を取るようになっている基板用コネクタにおいて、前記端子金具には、前記脚部における前記基板接続部よりも基端側に、前記基板接続部の幅寸法と同じかそれよりも大きな幅寸法を有した幅広部が形成されるとともに、前記脚部のうち前記幅広部の設けられた領域から基端側の部分が、前記ハウジング及び前記端子金具を中子としたインサート成形によって形成された樹脂モールド部内に埋め込まれるようにしたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明に係るコネクタ付きケースは、請求項1に記載の基板用コネクタが前記回路基板を収容する合成樹脂製のケース本体の壁面に前記コネクタ部を外側に向けた状態で設けられたコネクタ付きケースであって、前記樹脂モールド部と前記ケース本体とがともに前記ハウジング及び前記端子金具を中子としたインサート成形によって同時に形成されるようにしたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、端子金具の基板接続部が成形金型に形成された差込孔内に差し込まれるとともに、幅広部がその差込孔にほぼ緊密に差し込まれるようにして、ハウジング及び端子金具が成形金型内にセットされる。これにより、型抜きの問題が解消され、樹脂モールド部がインサート成形によって形成される。樹脂モールド部によって端子金具が支持されるため、回路基板の組み付け時等における端子金具の変形を防止できる。
【0008】
請求項2の発明によれば、樹脂モールド部がハウジング及び端子金具を中子としたインサート成形によってケース本体と同時に形成されるため、これらを別々に形成する場合に比べて製造工程数を少なくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図9を参照して説明する。
本実施形態の電子制御ユニット(ECU)10は、図1から図3に示すように、合成樹脂材によって上面開放の箱状に形成されたケース本体11を備えている。ケース本体11の内部にはコンデンサ等の部品や回路基板12が収容され、その開口にはカバー13が被せられるようになっている。ケース本体11の側壁11Aには、回路基板12に接続された基板用コネクタ20が内外に貫通した状態で設けられている(ケース本体11及び基板用コネクタ20は、本発明の「コネクタ付きケース」に相当)。
【0010】
基板用コネクタ20は、合成樹脂製のハウジング21と、複数本の端子金具40とを備えて構成されている。ハウジング21の前面(図2の右側を前方とする)には、横幅方向に細長く前方へ開口したフード状をなす第1コネクタ部22と、この第1コネクタ部22より小さくやはり前方へ開口したフード状をなす第2コネクタ部23とが並んで形成されており、両コネクタ部22,23にはそれぞれ相手の雌コネクタ(図示せず)を嵌合可能とされている。第1コネクタ部22の内底面の中央にはカムピン24が突設されており、このカムピン24が相手の雌コネクタの有するレバーのカム溝に係合されて、レバー操作が行われるとカムピン24とカム溝とのカム作用によって両コネクタの嵌合動作が助勢されるようになっている。第1コネクタ部22の奥壁には、カムピン24の後方位置にカムピン24を形成するための方形の型抜き孔26が前後に貫通して形成されている。
【0011】
両コネクタ部22,23の背面には、ケース本体11の内側へ端子保持部27,28が突出して形成されている。端子保持部27,28は、下側がより大きく突出するような段差状をなすとともに、端子保持部27は三段、端子保持部28は二段が形成され、その各段ごとに複数の端子装着孔29が横幅方向に整列して貫通形成され、それぞれに端子金具40が装着されている。各端子装着孔29におけるケース本体11内側の開口縁上部には、上向きに傾斜してかつ丸みを帯びた凸面をもつ曲げ案内部31が形成されている。端子保持部27の下部(最下段の端子装着孔29より下側部分)と端子保持部28の下部(同じく最下段の端子装着孔29より下側部分)とは段差状に連なっており、この部分が蓋部32とされている。即ち蓋部32は、全ての端子金具40についてケース本体11の内側に突出した部分を下方から覆った形態となっている。また、蓋部32の後端からは、延出部32Aが水平に延びて形成されている。また、蓋部32は、型抜き孔26よりも上側に配設されている。
【0012】
端子金具40は、プレスフィット端子とも称されるもので、導電性金属板をプレス加工することにより細長い角棒状に形成されるとともに、全体がL字状に屈曲されている。端子金具40の一端側にはタブ部41が設けられ、このタブ部41がコネクタ部22,23内に突出して、相手側コネクタに設けられた雌側端子金具(図示せず)に接続されるようになっている。タブ部41の基端側には圧入突起(図示せず)が幅方向に張り出して形成されており、端子金具40は、圧入突起を端子装着孔29の内壁に食い込ませることで端子装着孔29を貫通した状態で係止されている。端子金具40のうちケース本体11の内側に延出した部分は、端子装着孔29のケース本体11内側の開口部において、曲げ案内部31に沿って上向きに屈曲されており、この屈曲部42から垂直に立ち上げられた部分が脚部43とされている。
【0013】
脚部43の先端には、図4に示すように、基板接続部44が形成されている。この基板接続部44は、厚肉の帯状をなした一対の弾性当接部45が撓み空間46を間に挟んで外側へほぼ円弧状に膨出形成されることで、径方向への弾性変形が可能とされた構造となっている。そして、両弾性当接部45が閉じるように弾性変形しつつ回路基板12のスルーホール14に挿入され、その開き方向の弾発力によりスルーホール14の内周に押し付けられて、スルーホール14の接点部(図示せず)と電気的接続が取られるようになっている。また、基板接続部44の直ぐ下側(基端側)には、幅広部47が幅方向に突出して形成されている。この幅広部47の幅寸法は、基板接続部44の幅寸法と同じかそれよりもやや大きくなるように設定されている。
【0014】
ケース本体11の底面には、横幅方向に細長い長方形の底孔17が形成され、この底孔17の奥に蓋部32が露出するとともに、底孔17の周囲に形成される筒状の周壁18の上端が蓋部32の周縁部に接続した形態となっている。また、周壁18の前面側には、前述の型抜き孔26が底孔17と連通した状態で設けられている。さらに、蓋部32の上側には、外形箱形をなした樹脂モールド部19が設けられている。より詳細には、樹脂モールド部19は、延出部32Aの先端部分を除いて蓋部32及び端子保持部27,28全体の上方を覆っている。そして、各端子金具40の脚部43のうち、幅広部47の設けられた領域から下側部分が樹脂モールド部19内に埋め込まれ、幅広部47の一部と基板接続部44とが樹脂モールド部19から上方に突出した形態となっている(図4参照)。なお、樹脂モールド部19は、前端側がケース本体11の側壁11Aに一体に連なっている。
【0015】
次に電子制御ユニット10の製造手順を説明する。
まずハウジング21と各端子金具40とがそれぞれ製造されて、これらが互いに組み付けられる。端子金具40は、L字形状に屈曲される前の直線形状の状態で、対応する端子装着孔29にコネクタ部22,23側から圧入され、圧入突起が端子装着孔29の内壁に切り込むことで端子金具40が抜け止め状態で係止される。端子金具40が正規の深さまで挿入されたところで、脚部43が上方へ直角曲げされる。このとき、端子金具40が端子保持部28に支持されつつ曲げ案内部31に沿って曲げられるため、曲げ作業が円滑に行われる。こうして、基板用コネクタ20が完成する。
【0016】
続いて、上記基板用コネクタ20がケース本体11を成形するための成形金型内にセットされる。成形金型としては、図5及び図6に示すように、固定型51と、昇降可能な可動型52とが用いられる(説明の都合上、図5から図9は上下を反転した向きで示す)。特に、基板用コネクタ20が組み込まれる部分について説明すると、固定型51には、各端子金具40に対応して脚部43の先端(正確には基板接続部44及び幅広部47)を差し込み可能な差込孔53が形成されている。なお、この差込孔53の内幅寸法は幅広部47の幅寸法とほぼ同程度とされている。一方の可動型52には、柱部54が突設されている。基板用コネクタ20は、固定型51に載せられ、各端子金具40の脚部43の先端が差込孔53内に差し込まれる。そして、型閉じされると、柱部54の先端面が蓋部32に当接して、基板用コネクタ20が両金型51,52間に挟み込まれる(図7及び図8参照)。この状態では、図9に示すように、各端子金具40の基板接続部44が差込孔53内に収容されるとともに、幅広部47が差込孔53にほぼ緊密に嵌まってその開口が閉塞される。なお、型抜き孔26は柱部54により閉塞された状態となる。
【0017】
この状態から、両金型51,52間に構成されたキャビティ56内に溶融樹脂が充填されることで、基板用コネクタ20を中子としたインサート成形が施され、樹脂モールド部19とケース本体11とが同時に形成される。
合成樹脂が冷却固化されたのち型開きし、成形品を取り出して上下反転させると、完成したケース本体11が得られる。
次にケース本体11内にコンデンサ等の他の部品が収容され、続いて、回路基板12が水平姿勢で載置され、スルーホール14に各端子金具40の基板接続部44が差し込まれて、弾性当接部45がスルーホール14の接点部に接続される。このとき、各端子金具40は回路基板12から下向きの押圧力を受けるが、端子金具40が樹脂モールド部19及び端子保持部27,28によって保持されているためにその変形が防止される。そして、カバー13が被されて、電子制御ユニット10が完成する。
【0018】
以上説明したように本実施形態によれば、端子金具40の基板接続部44が成形金型51,52に形成された差込孔53内に差し込まれるとともに、幅広部47がその差込孔53にほぼ緊密に差し込まれるようにして、ハウジング21及び端子金具40が成形金型51,52内にセットされる。これにより、型抜きの問題が解消され、樹脂モールド部19がインサート成形によって形成される。樹脂モールド部19によって端子金具40が支持されるため、回路基板12の組み付け時等における端子金具40の変形を防止できる。
【0019】
また、樹脂モールド部19がハウジング21及び端子金具40を中子としたインサート成形によってケース本体11と同時に形成されるため、これらを別々に形成する場合に比べて製造工程数を少なくすることができる。
【0020】
また、ハウジング21に形成された型抜き孔26が可動型52によって閉塞される。これにより、貫通孔を有したハウジング21を中子としてもケース本体11をインサート成形により形成することができる。また、ケース本体11に底孔17を設けたことで、蓋部32より下方部分を樹脂モールドする場合に比べて、使用する樹脂の量を減らすことができる。
【0021】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)端子金具の形状は、上記のものに限らず、例えば図10(A)(B)に示すようにしても良い。この端子金具60では、脚部61のうち先端の基板接続部62を除いた全体が幅広部63となっており、幅広部63の上端部が樹脂モールド部64から外部へ突出している。また、幅広部63の幅寸法は、基板接続部62の幅寸法と同じかそれよりも大きくなるように設定されている。成形金型にセットした状態では、基板接続部62が金型に設けられた差込孔65内に収容されるとともに、幅広部63の上端付近がその差込孔65にほぼ緊密に嵌められる。(2)上記実施形態では、コネクタ付きケースの一部品として使用される基板用コネクタを示したが、本発明は、単品で使用される基板用コネクタにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における電子制御ユニットのカバーを外した状態の斜視図
【図2】電子制御ユニットの縦断面図
【図3】その横断面図
【図4】端子金具の部分拡大断面図
【図5】成形金型にハウジング及び端子金具をセットする前の状態を示す縦断面図
【図6】その横断面図
【図7】成形金型にハウジング及び端子金具をセットした状態を示す縦断面図
【図8】その横断面図
【図9】成形金型の差込孔に端子金具の先端が差し込まれた状態を示す部分拡大断面図
【図10】(A)その他の実施形態における端子金具を示す部分拡大断面図
(B)その端子金具が成形金型の差込孔に差し込まれた状態を示す部分拡大断面図
【図11】従来のコネクタ付きケースを示す縦断面図
【図12】従来のプレスフィット端子が回路基板のスルーホールに挿入された状態を示す部分拡大断面図
【符号の説明】
10…電子制御ユニット
11…ケース本体(コネクタ付きケース)
11A…側壁(壁面)
19,64…樹脂モールド部
20…基板用コネクタ(コネクタ付きケース)
21…ハウジング
22…第1コネクタ部
23…第2コネクタ部
40,60…端子金具
43,61…脚部
44,62…基板接続部
45…弾性当接部
46…撓み空間
47,63…幅広部
51…固定型(成形金型)
52…可動型(成形金型)

Claims (2)

  1. 相手のコネクタを接続可能なコネクタ部を有した合成樹脂製のハウジングと、
    このハウジングに取り付けられる複数の端子金具とを備え、
    この端子金具には、前記ハウジング外に延出された一端部を一側方へ屈曲してなる脚部が形成されるとともに、その脚部の先端には弾性変形可能な一対の弾性当接部が撓み空間を間に挟んで幅方向に膨出形成されてなる基板接続部が設けられ、この基板接続部が回路基板のスルーホールに挿入されることでその内周に形成された接点部との間で電気的接続を取るようになっている基板用コネクタにおいて、
    前記端子金具には、前記脚部における前記基板接続部よりも基端側に、前記基板接続部の幅寸法と同じかそれよりも大きな幅寸法を有した幅広部が形成されるとともに、前記脚部のうち前記幅広部の設けられた領域から基端側の部分が、前記ハウジング及び前記端子金具を中子としたインサート成形によって形成された樹脂モールド部内に埋め込まれるようにしたことを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 請求項1に記載の基板用コネクタが前記回路基板を収容する合成樹脂製のケース本体の壁面に前記コネクタ部を外側に向けた状態で設けられたコネクタ付きケースであって、前記樹脂モールド部と前記ケース本体とがともに前記ハウジング及び前記端子金具を中子としたインサート成形によって同時に形成されるようにしたことを特徴とするコネクタ付きケース。
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