JPH06110587A - 自動取引き機の電源制御方法とその装置 - Google Patents

自動取引き機の電源制御方法とその装置

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JPH06110587A
JPH06110587A JP28374992A JP28374992A JPH06110587A JP H06110587 A JPH06110587 A JP H06110587A JP 28374992 A JP28374992 A JP 28374992A JP 28374992 A JP28374992 A JP 28374992A JP H06110587 A JPH06110587 A JP H06110587A
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power
personal computer
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cpu
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JP28374992A
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English (en)
Inventor
Kinichi Kidera
寺 謹 一 木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ソフト処理で電源OFFが実行さ
れないとき、ハード的に電源をOFF処理することで、
確実な電源のOFF処理を実行することのできる自動取
引き機の電源制御方法とその装置の提供を目的とする。 【構成】取引き機側の係員パネルの電源スイッチ、ある
いは、モニタ側の電源スイッチをOFF操作すると、こ
の取引き機側の主制御手段のソフトの暴走、または伝送
エラー等によってソフト処理で電源スイッチ回路がOF
F操作されないときは、上述の電源スイッチの電源OF
F指示信号で主制御手段側の電源スイッチ回路をOFF
操作すると共に、パーソナルコンピュータ側の電源スイ
ッチ回路をOFF操作して、双方の電源スイッチ回路を
ハード的にOFF処理し、OFF処理不可による不都合
を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、銀行業務に
使用される自動預金支払い機、自動支払い機のような自
動取引き機に関し、さらに詳しくは、ユーザ側でのソフ
トの開発変更が可能なようにパーソナルコンピュータを
内蔵した自動取引き機の電源制御方法とその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述例のパーソナルコンピュータを内蔵
した自動取引き機において、電源OFF処理を実行する
べく、例えば、係員パネルの電源スイッチを操作して電
源OFF信号を入力すると、取引きのソフト処理が終了
するまで待った後、主CPUから電源OFFの指令を出
力して、取引き機側の電源とパーソナルコンピュータ側
の電源の双方をOFF処理していた。勿論、ホストコン
ピュータからパーソナルコンピュータに電源OFF指示
が入力された場合も、前述と同様に取引きのソフト処理
が終了するまで待った後、電源OFFの指令を出力し
て、パーソナルコンピュータ側の電源と取引き機側の電
源の双方をOFF処理していた。なお、このOFF処理
は、例えば、二次側の電源ラインをOFF・ONするリ
レースイッチの操作である。
【0003】しかし、このような処理方法では、制御基
板や伝送ライン等のハードエラーや、相手側のCPUに
ソフト暴走があった場合、確実に電源OFF処理ができ
ないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ソフト処
理で電源OFF処理が実行されないとき、ハード的に電
源をOFF処理することで、確実な電源のOFF処理を
実行することのできる自動取引き機の電源制御方法とそ
の装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、取引きを自
動的に処理する主制御手段の他に、該主制御手段と接続
されて諸処理を実行するパーソナルコンピュータを内蔵
した自動取引き機であって、前記主制御手段側の電源を
指令信号でOFF・ON制御する主制御手段側電源スイ
ッチ回路と、前記パーソナルコンピュータ側の電源を指
令信号でOFF・ON制御するパーソナルコンピュータ
側電源スイッチ回路と、両電源スイッチ回路を接続する
信号ラインとを備え、前記パーソナルコンピュータ側ま
たは主制御手段側の一方が電源OFF指示信号で電源ス
イッチ回路をOFF制御するとき、該電源OFF指示信
号を他方の電源スイッチ回路にも信号ラインを介して入
力して該回路もOFF制御する自動取引き機の電源制御
方法とその装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明の自動取引き機の電源制御方法および
その装置によれば、例えば、取引き機側の係員パネルの
電源スイッチ、あるいは、モニタ側の電源スイッチをO
FF操作すると、この取引き機側の主制御手段のソフト
の暴走、または伝送エラー等によってソフト処理で電源
スイッチ回路がOFF処理されないときは、上述の電源
スイッチの電源OFF指示信号で該取引き機側、すなわ
ち、主制御手段側の電源スイッチ回路をOFF処理する
と共に、上述の電源OFF指示信号でパーソナルコンピ
ュータ側の電源スイッチ回路をOFF処理して、双方の
電源スイッチ回路をハード的にOFF処理する。
【0007】また、上述のパーソナルコンピュータがホ
ストコンピュータに接続されて、該ホストコンピュータ
からの指令で電源をOFF処理するとき、パーソナルコ
ンピュータ側のソフト暴走がないかぎりホストコンピュ
ータからの指令を受けることができるので、該指令に基
づくパーソナルコンピュータからの電源OFF指示信号
で該パーソナルコンピュータ側の電源スイッチ回路をO
FF処理すると共に、この電源OFF指示信号で、直接
取引き機の主制御手段側の電源スイッチ回路の電源をO
FF処理することができるので、該主制御手段側のソフ
トの暴走、または伝送ラインのハードエラーがあって
も、確実に主制御手段側の電源スイッチ回路をOFF操
作することができて、双方の電源をハード的にOFF処
理することができる。また、パーソナルコンピュータ側
のフロントパネルに電源スイッチがある場合も上述と同
様に双方の電源OFF処理ができる。
【0008】
【発明の効果】上述の結果、この発明によれば、取引き
機の主制御手段やパーソナルコンピュータにソフト暴走
があっても、また、伝送ラインのハードエラーがあって
も、取引き機側の係員パネル、または、モニタ側の電源
スイッチで、主制御手段側およびパーソナルコンピュー
タ側の双方の電源をハード的にOFF処理することがで
きて、確実な電源OFF処理が実行でき、さらに、ホス
トコンピュータがパーソナルコンピュータに接続されて
いるときは、パーソナルコンピュータ側のソフトの暴走
がないかぎり、このパーソナルコンピュータ側の電源ス
イッチ回路を指示信号でハード的にOFF操作すること
で、主制御手段の電源スイッチ回路もハード的にOFF
処理することができ、したがって、OFF処理不可によ
る不都合を回避することができる。
【0009】さらに、ホストコンピュータ側からの指令
で自動取引き機の電源OFF・ON処理、すなわち、自
動取引き機を可動状態にすることができるので、時間外
(夜間時)にメインソフトのダウンロード(ソフト変
更)が可能となり、また、失敗しても再トライすること
ができ、さらにまた、無人化の対応がホストコンピュー
タから可能となる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は自動取引き機の例としての自動預金支払
い機の電源制御方法とその装置を示し、図1において、
自動預金支払い機10側には、預金取引き、支払い取引
き、振込み取引き等の設定された取引きを自動的に実行
処理する取引き処理部11と、諸処理を実行するパーソ
ナルコンピュータ12を有している。
【0011】上述の上述の取引き処理部11は主制御手
段であるCPU13と、プログラムを格納するROMお
よび必要なデータを記憶するRAM等からなるメモリ装
置14と、紙幣処理装置15、硬貨処理装置16、通帳
処理装置17、伝票処理装置18および接客パネル34
と、これら処理装置15〜18と前述のCPU13とを
接続する装置間伝送装置19と、モニタ間を接続するモ
ニタ間伝送装置20と、コントローラ間を接続するコン
トローラ間伝送装置21と、電源スイッチを備えた係員
パネル22と、入出力制御装置23とを備えており、入
出力制御装置23にはこの取引き処理部11の電源2次
側をOFF・ON操作する電源用リレースイッチ24を
接続している。
【0012】前述のパーソナルコンピュータ12はCP
U25とプログラムを格納するROMおよび必要なデー
タを記憶するRAM等からなるメモリ装置26と、前述
のコントローラ間伝送装置21と接続するコントローラ
間伝送装置27と、ホストコンピュータ間と接続するホ
スト間伝送装置28、電源スイッチを備えたフロントパ
ネルスイッチ29と、入出力制御装置30とを備えてお
り、入出力制御装置30にはこのパーソナルコンピュー
タ12の電源2次側をOFF・ON操作する電源用リレ
ースイッチ31を接続している。
【0013】さらに、前述の取引き処理部11側の入出
力制御装置23と、パーソナルコンピュータ12側の入
出力制御装置30とは信号ライン32,33で接続さ
れ、それぞれのCPU13,25から出力される電源O
FF・ON指示信号が双方の電源用リレースイッチ2
4,31をOFF・ON操作するようにしている。
【0014】図2は、係員パネル22による電源OFF
・ON処理のシーケンスを示し、係員パネル22の電源
スイッチによる電源ON操作について説明する。取引き
処理部11の係員パネル22で電源スイッチがON操作
されると(ステップn1)、CPU13は電源ONを判
定し(ステップn2)、ついで電源ON指示信号を出力
して(ステップn3)、該指示信号は入出力制御装置2
3を介して電源用リレースイッチ24をON操作する
(ステップn4)。
【0015】上述のようにして取引き処理部11側の電
源(メインパワー)がONされると、ついでソフト処理
として、CPU13はイニシャルセットを行い(ステッ
プn5)、装置間伝送装置19を介して各処理装置15
〜18,34の電源をONし(ステップn6)、各処理
装置15〜18,34にそれぞれのパラメータをメモリ
装置14から読出してロードし(ステップn7)、オム
ニネットリンクを確立して(ステップn8)準備を完了
する。
【0016】一方、前述のステップn3でCPU13か
ら出力された電源ON指示信号は、入出力制御装置2
3、信号ライン33、さらに入出力制御装置30を介し
てパーソナルコンピュータ12側の電源用リレースイッ
チ31をON操作する(ステップn9)。
【0017】パーソナルコンピュータ12の電源(パワ
ー)がONされると、メモリ装置26から基本プログラ
ムおよびアプリケーションを読出してロードし(ステッ
プn10)、パワーONポートをONし(ステップn1
1)、オムニネットリンクを確立して(ステップn1
2)準備を完了する。なお、前述のステップn11で、
パワーONポートがONされることで、電源ON指示信
号がCPU25より出力されて、入出力制御装置30、
信号ライン32を介して取引き処理部11の入出力制御
装置23に入力されるも、既に電源がONされているの
で、この信号は無視される。このように取引き処理部1
1およびパーソナルコンピュータ12の伝送準備が完了
することで、この自動預金支払い機10は設定された各
種の取引きが可能となる。
【0018】次に、係員パネル22の電源スイッチによ
る電源OFF操作について説明する。取引き処理部11
の係員パネル22で電源スイッチがOFF操作されると
(ステップn13)、CPU13は電源OFF操作を判
定し電源OFFの指示信号を出力して(ステップn1
4)、ソフト処理として電源OFFを要求する。
【0019】CPU13が電源OFFの要求を検知する
と、パーソナルコンピュータ12側にコントローラ間伝
送装置21,27を介して電源OFFを要求する(ステ
ップn15)。パーソナルコンピュータ12はCPU2
5によりその要求に対する応答信号出力すると共に、現
在取引きのソフト処理を実行しているときはその処理の
全てを完了して、いつ電源をOFFしてもよい状態に前
処理し(ステップn16)、取引き処理部11のCPU
13にコントローラ間伝送装置27,21を介して電源
OFFの指令を出力する。
【0020】取引き処理部11のCPU13は上述の電
源OFFの指令を受けるとその応答信号を出力すると共
に、メインパワーOFF処理として(ステップn17)
電源OFF指示信号を入出力制御装置23に出力して、
電源用リレースイッチ24をOFF操作する(ステップ
n18)。また、上述のステップn17で出力された電
源OFF指示信号は信号ライン33を介して入出力制御
装置30に入力されて、該装置30のパワーON出力ポ
ートをOFFすることで(ステップn19)、電源用リ
レースイッチ31をOFF操作する(ステップn2
0)。なお、上述のステップn19で信号ライン32を
介して電源OFF指示信号が入出力制御装置23に出力
されるが、しかし、電源が既にOFF操作されているの
で、この信号は無視される。
【0021】なお、モニタからの電源OFF・ON操作
については、その操作信号がモニタ間伝送装置20を介
して取引き処理部11のCPU13に入力されるが、爾
後の電源ON処理は、図2のステップn2〜n12と同
様に実行され、また、電源OFF処理は、同図2のステ
ップn14〜n20と同様に実行されるのでその説明を
省略する。
【0022】図3は、ホストコンピュータ側からによる
電源OFF・ON処理のシーケンスを示し、該ホストコ
ンピュータからの電源ONコマンドによる電源ON操作
について説明する。ホストコンピュータから電源ONの
コマンドが出力されると、ホスト間伝送装置28を介し
てパーソナルコンピュータ12のCPU25に入力され
てリモートパワーON処理され(ステップn31)、該
CPU25は電源ON指示信号を出力してこの信号で入
出力制御装置30を介して電源用リレースイッチ31を
ON操作する(ステップn32)。
【0023】パーソナルコンピュータ12の電源がON
されると、メモリ装置26から基本プログラムおよびア
プリケーションを読出してロードし(ステップn3
3)、パワーONポートをONし(ステップn34)、
オムニネットリンクを確立して(ステップn35)準備
を完了する。
【0024】前述のステップn34で、パワーONポー
トがON処理されることで、入出力制御装置30に出力
された電源ON指示信号が信号ライン32を介して取引
き処理部11の入出力制御装置23に入力されるので、
取引き処理部11側の電源用リレースイッチ24がON
操作される(ステップn36)。
【0025】上述のようにして取引き処理部11側の電
源(メインパワー)がONされると、ついでソフト処理
として、CPU13はイニシャルセットを行い(ステッ
プn37)、装置間伝送装置19を介して各処理装置1
5〜18,34の電源をONし(ステップn38)、各
処理装置15〜18,34にそれぞれのパラメータをメ
モリ装置14から読出してロードし(ステップn3
9)、オムニネットリンクを確立して(ステップn4
0)準備を完了する。
【0026】次に、ホストコンピュータからの電源OF
F操作について説明する。ホストコンピュータから電源
OFFのコマンドが出力されると、ホスト間伝送装置2
8を介してパーソナルコンピュータ12のCPU25に
入力され、該CPU25が現在取引きのソフト処理を実
行しているときはその処理の全てを完了して、いつ電源
をOFFしてもよい状態に前処理し(ステップn4
1)、取引き処理部11のCPU13にコントローラ間
伝送装置27,21を介して電源OFFの指示信号を出
力する。
【0027】取引き処理部11のCPU13は上述の電
源OFFの要求を受けるとその応答信号を出力すると共
に、メインパワーOFF処理として(ステップn42)
電源OFF指示信号を入出力制御装置23に出力し、電
源用リレースイッチ24をOFF操作する(ステップn
43)。
【0028】また、上述のステップn42で出力された
電源OFF指示信号は信号ライン33を介して入出力制
御装置30に出力されて、該装置30のパワーON出力
ポートをOFF処理することで(ステップn44)、電
源用リレースイッチ31をOFF操作する(ステップn
45)。
【0029】なお、上述のステップn44で信号ライン
32を介して電源OFF指示信号が入出力制御装置23
に出力されるが、しかし、電源が既にOFF操作されて
いるので、この信号は無視される。
【0030】また、フロントパネルスイッチ29からの
電源OFF・ON操作については、該スイッチ29が操
作されると、その操作信号がCPU25に入力されるこ
とで、爾後の電源ON処理は、図3のステップn32〜
n40と同様に実行され、また、電源OFF処理は、同
図3のステップn41〜n45と同様に実行されるので
その説明を省略する。
【0031】次に諸エラーに基づく電源のOFF制御処
理について説明する。自動預金支払い機10の処理がエ
ラーをすることで電源をOFF処理する状況は次の場合
がある。
【0032】a.取引き処理部11側のCPU13のソ
フトが暴走した時。 b.取引き処理部11側のオムニット伝送がエラーの
時。 c.取引き処理部11側の各処理装置15〜18にエラ
ーが生じた時。 d.パーソナルコンピュータ12側のCPU25のソフ
トが暴走した時。 e.パーソナルコンピュータ12側のオムニット伝送が
エラーの時。 f.パーソナルコンピュータ12とホストコンピュータ
との伝送にエラーが生じた時。
【0033】上述のエラーにおいて、エラーcに対して
は、信号ライン32,33のない従来タイプの自動預金
支払い機であっても、ホストコンピュータおよび取引き
処理部11の係員パネル22の双方から正常に電源をO
FF処理することができる。同様に上述のエラーfにつ
いては係員パネル22から正常に電源をOFF処理する
ことができる。しかし、その他のエラーについては従来
の機器では電源OFF処理をすることができない。な
お、エラーd.fについてはこの実施例でもホストコン
ピュータからの電源OFF処理は不可能である。その結
果、この実施例では、全エラーa〜fについては、係員
パネル22から電源OFF処理ができ、また、エラー
a.b.c.eについてはホストコンピュータから電源
OFF処理ができる。
【0034】次に、取引き処理部11の係員パネル22
からの各種エラーに対する電源OFF処理を、図4のフ
ローチャートを参照して説明する。なお、前述の図2に
おいて説明した処理ステップと同一の処理ステップは同
一の符号を付してその詳細は省略する。
【0035】取引き処理部11の係員パネル22で電源
スイッチがOFF操作されると、CPU13は電源OF
F操作を判定し電源OFFの信号を出力して(ステップ
n14)、ソフト処理の電源OFFを要求する。この要
求と同時にCPU13はW・Tタイマ(ウォッチトック
タイマ)をセットして所定時間を計時し(ステップn1
4a)、この所定時間内にCPU13が要求に対するソ
フト処理の応答動作があると、この要求が正常に入力さ
れたことになるが、この所定時間が経過してもソフト処
理の応答動作がないときは、CPU13のソフトが暴走
した前述のエラーaと判定して、そのタイムアップ信号
を電源OFF指示信号として入出力制御装置23に出力
し、電源用リレースイッチ24をハード的にOFF操作
する(ステップn18)。
【0036】同時に、上述のタイムアップ信号の電源O
FF指示信号は信号ライン33を介して入出力制御装置
30に出力されて、該装置30のパワーON出力ポート
をOFF処理することで(ステップn19)、電源用リ
レースイッチ31をOFF操作する(ステップn2
0)。このようにして、前述のエラーaのCPU13の
ソフトが暴走したエラーに対して、係員パネル22から
電源OFF処理がハード的にできる。
【0037】次に、取引き処理部11側のオムニット伝
送がエラーの時、すなわち、前述のエラーbの場合の電
源OFF処理を説明すると、例えば、各処理装置15〜
18,34のアライブ異常が発生したときは、CPU1
3は各処理装置15〜18,34の動作終了を確認して
電源OFFの指示を待機している。したがって、前述の
ように係員パネル22で電源OFF操作がされると、ス
テップn14bでCPU13は上述の電源OFF指示待
機を判定し、電源OFF処理がセンサされると(ステッ
プn14c)、メインパワーOFF処理として(ステッ
プn17)電源OFF指示信号を入出力制御装置23に
出力し、電源用リレースイッチ24をOFF操作する
(ステップn18)。以下前述のステップn19,n2
0に続く。このようにして、前述のエラーbのオムニッ
ト伝送エラーに対して、係員パネル22から電源OFF
処理がハード的にできる。
【0038】前述のように係員パネル22で電源OFF
操作が行われて、CPU13が電源OFFの要求を正常
に検知すると(ステップn15)、該CPU13はパー
ソナルコンピュータ12側にコントローラ間伝送装置2
1,27を介して電源OFF処理を要求する。
【0039】上述の要求と同時にCPU13はソフトタ
イマをセットして所定時間を計時し(ステップn15
a)、この所定時間内にパーソナルコンピュータ12側
から応答信号がないときは、パーソナルコンピュータ1
2側のCPU25のソフト暴走と判定して、上述のソフ
トタイマのタイムアップ信号を電源OFF指示信号とし
てステップn17以降の電源OFF処理を実行する。こ
のようにして、前述のエラーdのパーソナルコンピュー
タ12側のCPU25のソフトが暴走したエラーに対し
て電源OFF処理をハード的に実行することができる。
【0040】次に、ホストコンピュータからの各種エラ
ーに対する電源OFF処理を、図5のフローチャートを
参照して説明する。なお、前述の図3および図4におい
て説明した処理ステップと同一の処理ステップは同一の
符号を付してその詳細は省略する。
【0041】ホストコンピュータから電源OFFのコマ
ンドが出力されると、ホスト間伝送装置28を介してパ
ーソナルコンピュータ12のCPU25に入力され、該
CPU25が現在取引きのソフト処理を実行していると
きはその処理の全てを完了して、いつ電源をOFFして
もよい状態に前処理し(ステップn41)、取引き処理
部11のCPU13にコントローラ間伝送装置27,2
1を介して電源OFFの指令を出力すると同時に、ソフ
トタイマをセットして所定時間を計時する(ステップn
41a)。
【0042】取引き処理部11のCPU13が正常な時
は、上述の電源OFFの指令を受けることでその応答信
号を出力するが、該CPU13のソフトの暴走のエラ
ー、あるいはパーソナルコンピュータ12側のオムニネ
ット伝送エラーの場合はCPU13からの応答信号を受
けることができないので、CPU25のソフトタイマが
タイムアップし(ステップn41b)、パワーON出力
ポートOFF処理として(ステップn44)電源OFF
指示信号を入出力制御装置30に出力し、信号ライン3
2を介して、取引き処理部11のCPU13に入力され
る。
【0043】CPU13はこの電源OFF指示信号を前
述した係員パネル22からの電源OFF指示信号と等価
に扱って、以降は前述の図4で説明したステップn14
〜n18の処理で電源用リレー24の電源OFF処理を
実行し、さらに、同時に電源OFF指示信号が信号ライ
ン33を介して入出力制御装置30にも入力されること
で、電源用リレースイッチ31の電源OFF処理が実行
される(ステップn45)。
【0044】このようにして、前述のエラーeのパーソ
ナルコンピュータ12側のオムニット伝送エラーに対し
てホストコンピュータ側から電源OFF処理をハード的
に実行することができる。同時に取引き処理部11側の
前述したエラーa.b.cに対しても電源OFF処理を
実行することができる。
【0045】なお、上述の実施例では係員パネル22か
らとホストコンピュータ側からの電源OFF処理を説明
したが、係員パネル22と等価にモニタ側からも電源O
FF処理ができ、また、ホストコンピュータと等価にフ
ロントパネルスイッチ29からも電源OFF処理ができ
ることは勿論である。
【0046】このように上述の実施例によれば、自動預
金支払い機10の取引き処理部11やパーソナルコンピ
ュータ12にソフト暴走があっても、また、伝送ライン
のハードエラーがあっても、取引き処理部11側の係員
パネル22、または、モニタ側の電源スイッチで、取引
き処理部11側およびパーソナルコンピュータ12側の
双方の電源OFF処理がハード的にでき、確実に電源O
FF処理が実行でき、さらに、ホストコンピュータがパ
ーソナルコンピュータ12に接続されているときは、パ
ーソナルコンピュータ12側のソフトの暴走がないかぎ
り、このパーソナルコンピュータ12側も取引き処理部
11側も電源をハード的にOFF操作することことがで
き、したがって、OFF処理不可による不都合を回避す
ることができる。
【0047】さらに、ホストコンピュータ側からの指令
で自動預金支払い機10の電源OFF・ON処理、すな
わち、自動預金支払い機10を可動状態にすることがで
きるので、時間外(夜間時)にメインソフトのダウンロ
ード(ソフト変更)が可能となり、また、失敗しても再
トライすることができ、さらにまた、無人化の対応がホ
ストコンピュータから可能となる。
【0048】この発明の構成と上述の実施例の構成との
対応において、この発明の自動取引き機は、実施例の自
動預金支払い機10に対応し、以下同様に、主制御手段
は、取引き処理部11のCPU13に対応し、電源スイ
ッチ回路は、電源用リレースイッチ24,31に対応す
るも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動預金支払い機の構成ブロック図。
【図2】係員パネルによる電源OFF・ON処理のフロ
ーチャート。
【図3】ホストコンピュータからの電源OFF・ON処
理のフローチャート。
【図4】係員パネルによる電源OFF処理のフローチャ
ート。
【図5】ホストコンピュータからの電源OFF処理のフ
ローチャート。
【符号の説明】
10…自動預金支払い機 11…取引き処理部 12…パーソナルコンピュータ 13,25…CPU 23,30…入出力制御装置 24,31…電源用リレースイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引きを自動的に処理する主制御手段の他
    に、該主制御手段と接続されて諸処理を実行するパーソ
    ナルコンピュータを内蔵した自動取引き機であって、前
    記主制御手段側の電源を指令信号でOFF・ON制御す
    る主制御手段側電源スイッチ回路と、前記パーソナルコ
    ンピュータ側の電源を指令信号でOFF・ON制御する
    パーソナルコンピュータ側電源スイッチ回路とを備え、
    前記パーソナルコンピュータ側または主制御手段側の一
    方が電源OFF指示信号で電源スイッチ回路をOFF制
    御するとき、該電源OFF指示信号を他方の電源スイッ
    チ回路にも入力して該回路もOFF制御する自動取引き
    機の電源制御方法。
  2. 【請求項2】取引きを自動的に処理する主制御手段の他
    に、該主制御手段と接続されて諸処理を実行するパーソ
    ナルコンピュータを内蔵した自動取引き機であって、前
    記主制御手段側の電源を指令信号でOFF・ON制御す
    る主制御手段側電源スイッチ回路と、前記パーソナルコ
    ンピュータ側の電源を指令信号でOFF・ON制御する
    パーソナルコンピュータ側電源スイッチ回路と、前記パ
    ーソナルコンピュータ側および主制御手段側の相互の電
    源OFF・ON指令信号が前記両電源スイッチ回路をO
    FF・ON制御するように両電源スイッチ回路を接続す
    る信号ラインとを備えた自動取引き機の電源制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU677860B2 (en) * 1993-10-07 1997-05-08 Senju Pharmaceutical Co., Ltd. Composition for prophylaxis and treatment of myopia
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