JPH07104984B2 - 電子式キヤツシユレジスタシステム - Google Patents
電子式キヤツシユレジスタシステムInfo
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- JPH07104984B2 JPH07104984B2 JP4081885A JP4081885A JPH07104984B2 JP H07104984 B2 JPH07104984 B2 JP H07104984B2 JP 4081885 A JP4081885 A JP 4081885A JP 4081885 A JP4081885 A JP 4081885A JP H07104984 B2 JPH07104984 B2 JP H07104984B2
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- ecr
- cash register
- electronic cash
- polling
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Description
【発明の詳細な説明】 (a)技術分野 この発明は少なくとも一つのサテライト電子式キャッシ
ュレジスタにマスタ電子式キャッシュレジスタが接続さ
れ、さらにシステムをバックアップするバックアップマ
スタ電子式キャッシュレジスタが接続されている電子式
キャッシュレジスタシステムに関する。
ュレジスタにマスタ電子式キャッシュレジスタが接続さ
れ、さらにシステムをバックアップするバックアップマ
スタ電子式キャッシュレジスタが接続されている電子式
キャッシュレジスタシステムに関する。
(b)発明の概要 この発明は、1本の伝送回線にマスタ電子式キャッシュ
レジスタ(以下、M−ECRという)と少なくとも一つの
サテライト電子式キャッシュレジスタ(以下、S−ECR
という)とさらにバックアップマスタ電子式キャッシュ
レジスタ(以下、BM−ECRという)とを1本の伝送回線
に接続し、 M−ECRは、BM−ECRに対するファイル更新時にこのファ
イル更新が正常に終了した旨の返信を受信できなかった
ときBM−ECRをシステムから自動的に切り離し、またBM
−ECRは、M−ECRからのポーリングにエラーを検出した
ときM−ECRをシステムから自動的に切り離してBM−ECR
がそれ以後M−ECRとして動作できるようにし、M−ECR
とBM−ECRとが相互に監視し、一方がダウンしたときに
他方が自動的にM−ECRとして動作できるようにしたも
のである。
レジスタ(以下、M−ECRという)と少なくとも一つの
サテライト電子式キャッシュレジスタ(以下、S−ECR
という)とさらにバックアップマスタ電子式キャッシュ
レジスタ(以下、BM−ECRという)とを1本の伝送回線
に接続し、 M−ECRは、BM−ECRに対するファイル更新時にこのファ
イル更新が正常に終了した旨の返信を受信できなかった
ときBM−ECRをシステムから自動的に切り離し、またBM
−ECRは、M−ECRからのポーリングにエラーを検出した
ときM−ECRをシステムから自動的に切り離してBM−ECR
がそれ以後M−ECRとして動作できるようにし、M−ECR
とBM−ECRとが相互に監視し、一方がダウンしたときに
他方が自動的にM−ECRとして動作できるようにしたも
のである。
(c)従来技術とその欠点 M−ECRとBM−ECRを使用した従来のECRシステムは、第
9図に示すように伝送回線Lに切り換えスイッチSWを接
続し、この切り換えスイッチSWによってマスタとして機
能するECRをM−ECRにするかBM−ECRにするかを決定し
ていた。即ち、M−ECRがダウンしているかどうかを人
間が監視し、ダウンしていることを確認したら切り換え
スイッチSWを切り換えることにより回線LをBM−ECRに
接続し、またM−ECRが復帰するとスイッチSWを切り換
えて再び回線LをM−ECRに接続していた。しかし、こ
のようなシステムではM−ECRがダウンしているかどう
か、またM−ECRが復帰したかどうかを人間が判断しな
ければならないため、システムのバックアップに時間が
かかり切り換わり時のオーバーヘッドが大きくなる欠点
があった。また、M−ECRの監視を人間が直接行うよう
にしているため係員の負担が非常に大きくなる欠点があ
った。またこのような問題を解決するため、伝送回線と
は別にM−ECRとBM−ECRとを接続する監視用の制御ライ
ンを設け、M−ECRとBM−ECRとをこの監視用制御ライン
を介して相互に監視できるようにして、一方がダウンし
た場合他方がマスタとして作動するようにしたシステム
が提案されている。しかし、このようなシステムではM
−ECRおよびBM−ECRのそれぞれに伝送ラインの制御部と
監視用制御ラインの制御部を別に設けなければならず、
部品点数が増加し、システム全体のトータルのコストが
大きくなる欠点があった。また、M−ECRとS−ECRとか
ら構成されているシステムにBM−ECRを付加してシステ
ムアップを行う場合に新たにBM−ECRを接続するとき、
M−ECRとの間で監視用の制御用ラインを接続し、さら
にM−ECRのハードウェアも改造しなければならないた
め、部品の追加や工事の追加或いは基板の変更等によっ
てコストアップが非常に大きくなる欠点があった。
9図に示すように伝送回線Lに切り換えスイッチSWを接
続し、この切り換えスイッチSWによってマスタとして機
能するECRをM−ECRにするかBM−ECRにするかを決定し
ていた。即ち、M−ECRがダウンしているかどうかを人
間が監視し、ダウンしていることを確認したら切り換え
スイッチSWを切り換えることにより回線LをBM−ECRに
接続し、またM−ECRが復帰するとスイッチSWを切り換
えて再び回線LをM−ECRに接続していた。しかし、こ
のようなシステムではM−ECRがダウンしているかどう
か、またM−ECRが復帰したかどうかを人間が判断しな
ければならないため、システムのバックアップに時間が
かかり切り換わり時のオーバーヘッドが大きくなる欠点
があった。また、M−ECRの監視を人間が直接行うよう
にしているため係員の負担が非常に大きくなる欠点があ
った。またこのような問題を解決するため、伝送回線と
は別にM−ECRとBM−ECRとを接続する監視用の制御ライ
ンを設け、M−ECRとBM−ECRとをこの監視用制御ライン
を介して相互に監視できるようにして、一方がダウンし
た場合他方がマスタとして作動するようにしたシステム
が提案されている。しかし、このようなシステムではM
−ECRおよびBM−ECRのそれぞれに伝送ラインの制御部と
監視用制御ラインの制御部を別に設けなければならず、
部品点数が増加し、システム全体のトータルのコストが
大きくなる欠点があった。また、M−ECRとS−ECRとか
ら構成されているシステムにBM−ECRを付加してシステ
ムアップを行う場合に新たにBM−ECRを接続するとき、
M−ECRとの間で監視用の制御用ラインを接続し、さら
にM−ECRのハードウェアも改造しなければならないた
め、部品の追加や工事の追加或いは基板の変更等によっ
てコストアップが非常に大きくなる欠点があった。
(d)発明の目的 この発明の目的は、1本の伝送回線にM−ECR,BM−ECR
およびS−ECRを接続して監視用制御ラインを不要にす
るとともに、且つM−ECRとBM−ECRとの間でその伝送回
線を介して相互に監視できるようにし、一方がダウンし
たときに他方が自動的にマスタとして動作する電子式キ
ャッシュレジスタシステムを提供することにある。
およびS−ECRを接続して監視用制御ラインを不要にす
るとともに、且つM−ECRとBM−ECRとの間でその伝送回
線を介して相互に監視できるようにし、一方がダウンし
たときに他方が自動的にマスタとして動作する電子式キ
ャッシュレジスタシステムを提供することにある。
(e)発明の構成および効果 この発明は要約すれば次のようになる。
M−ECRとBM−ECRおよびS−ECRとを1本の伝送回路で
接続し、 M−ECRに、BM−ECRに対するファイル更新時に送信デー
タ送信後一定時間が経過してもそのファイル更新が正常
に終了した旨の返信を受信できなかったときBM−ECRを
システムから切り離す手段を設け、 BM−ECRには、通常時にM−ECRからのポーリングを監視
する手段と、ポーリングエラーを検出したときM−ECR
をシステムから切り離す手段、およびその切り離し後に
自己がスマタとして動作する手段を設けたものである。
接続し、 M−ECRに、BM−ECRに対するファイル更新時に送信デー
タ送信後一定時間が経過してもそのファイル更新が正常
に終了した旨の返信を受信できなかったときBM−ECRを
システムから切り離す手段を設け、 BM−ECRには、通常時にM−ECRからのポーリングを監視
する手段と、ポーリングエラーを検出したときM−ECR
をシステムから切り離す手段、およびその切り離し後に
自己がスマタとして動作する手段を設けたものである。
このように構成することによって、BM−ECRがダウン状
態にあるときM−ECRからBM−ECRに対して行ったファイ
ル更新に対する正常終了の返信がないことによって、BM
−ECRの異常を検出してBM−ECRをシステムから自動的に
切り離すことができる。またM−ECRがダウンしている
ときにはBM−ECRがポーリングエラーを検出するため、
それによってBM−ECRはM−ECRのダウン状態を検出する
ことができ、以後はM−CERに代えてBM−ECR自身がマス
タとして動作するようになる。
態にあるときM−ECRからBM−ECRに対して行ったファイ
ル更新に対する正常終了の返信がないことによって、BM
−ECRの異常を検出してBM−ECRをシステムから自動的に
切り離すことができる。またM−ECRがダウンしている
ときにはBM−ECRがポーリングエラーを検出するため、
それによってBM−ECRはM−ECRのダウン状態を検出する
ことができ、以後はM−CERに代えてBM−ECR自身がマス
タとして動作するようになる。
このようにこの発明によれば、M−ECRからBM−ECRのフ
ァイル更新を行うとき、正常に終了した旨の電文を受信
したかどうかでBM−ECRがダウン状態かどうかを検出
し、またBM−ECRではM−ECRからのポーリングにエラー
があったかどうかでM−ECRがダウン状態にあるかどう
かを検出するようにするため、1本の伝送回線でM−EC
RとBM−ECRとの間で相互にダウン状態を監視することが
できる。そして一方がダウン状態にあることを検出すれ
ばそのECRに代えて自分が以後マスタとして動作するこ
とができる。このため、M−ECRとBM−ECRの切り換わり
のオーバーヘッドが少なくなり、M−ECRがダウンして
も見掛け上システムが正常に動作することになる。
ァイル更新を行うとき、正常に終了した旨の電文を受信
したかどうかでBM−ECRがダウン状態かどうかを検出
し、またBM−ECRではM−ECRからのポーリングにエラー
があったかどうかでM−ECRがダウン状態にあるかどう
かを検出するようにするため、1本の伝送回線でM−EC
RとBM−ECRとの間で相互にダウン状態を監視することが
できる。そして一方がダウン状態にあることを検出すれ
ばそのECRに代えて自分が以後マスタとして動作するこ
とができる。このため、M−ECRとBM−ECRの切り換わり
のオーバーヘッドが少なくなり、M−ECRがダウンして
も見掛け上システムが正常に動作することになる。
(f)実施例 第1図はこの発明の実施例である電子式キャッシュレジ
スタシステムの構成図である。図示するように本システ
ムでは複数のS−ECRと1台のM−ECRおよびM−ECRを
バックアップするBM−ECRが1本の伝送回線Lに接続さ
れている。また、M−ECRとBM−ECRには外部記憶装置と
して各種のファイル等が記憶されているフロッピーディ
スクFDが接続され、M−ECRにはホストCPUと通信制御を
行うためのNCU−MODEMが接続されている。
スタシステムの構成図である。図示するように本システ
ムでは複数のS−ECRと1台のM−ECRおよびM−ECRを
バックアップするBM−ECRが1本の伝送回線Lに接続さ
れている。また、M−ECRとBM−ECRには外部記憶装置と
して各種のファイル等が記憶されているフロッピーディ
スクFDが接続され、M−ECRにはホストCPUと通信制御を
行うためのNCU−MODEMが接続されている。
第2図は各ECRの制御部のブロック図である。CPU1には
入力データや売上データ等を表示する表示器2、レシー
ト等を発行するプリンタ3、時計4、現金を収納してお
くキャッシュボックス5、回線Lに接続され、各ECR間
でのデータ送信,受信の制御を行う伝送制御部5、プロ
グラムを記憶するROM6、商品毎の価格やその商品の売上
回数等(PLUデータ)をファイル(PLUファイル)として
記憶するエリアおよびその他のワークエリア等を含むRA
M7、およびデータを入力するためのキーボード8が接続
されている。またM−ECRおよびBM−ECRにはフロッピー
ディスクFDが接続されている。
入力データや売上データ等を表示する表示器2、レシー
ト等を発行するプリンタ3、時計4、現金を収納してお
くキャッシュボックス5、回線Lに接続され、各ECR間
でのデータ送信,受信の制御を行う伝送制御部5、プロ
グラムを記憶するROM6、商品毎の価格やその商品の売上
回数等(PLUデータ)をファイル(PLUファイル)として
記憶するエリアおよびその他のワークエリア等を含むRA
M7、およびデータを入力するためのキーボード8が接続
されている。またM−ECRおよびBM−ECRにはフロッピー
ディスクFDが接続されている。
第3図はM−ECRおよびBM−ECRの伝送制御部のブロック
図を示している。各ECRの伝送制御部はCCU(COMMUNICAT
ION CONTROL UNIT)、ドライバDV、レシーバRVおよび
CPUでオン、オフ制御されるリレー接点MX1,MX2,BMX1,BM
X2で構成されている。CPUにはリレーXが接続されてい
て、このリレーXの開閉によって回線LとドライバDV,R
Vが切り離されたり接続されたりする。
図を示している。各ECRの伝送制御部はCCU(COMMUNICAT
ION CONTROL UNIT)、ドライバDV、レシーバRVおよび
CPUでオン、オフ制御されるリレー接点MX1,MX2,BMX1,BM
X2で構成されている。CPUにはリレーXが接続されてい
て、このリレーXの開閉によって回線LとドライバDV,R
Vが切り離されたり接続されたりする。
(システムの動作説明) 第4図〜第8図は本システムの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
M−ECRによるBM−ECRの監視 この実施例の電子式キャッシュレジスタシステムでは、
通常のシステムと同様に各S−ECRで売上データを登録
しようとするとき、即ちPLU登録を行おうとするとき、
各S−ECRがM−ECRに対してPLUファイルを参照しにく
い。M−ECRは自己の所有する大きなPLUファイルにS−
ECRから要求のあったPLUデータを捜し、そのPLUデータ
のS−ECRに対する送信と該当PLUデータの更新処理を実
行する。S−ECRはM−ECRからPLUデータを受け取ると
そのデータに従って登録処理を実行する。続いてM−EC
RがBM−ECRに対してBM−ECRの所有するファイルに対す
る更新要求を出す。BM−ECRが正常に動作できる状態に
あるとき、この要求を受け付けると自己の所有するPLU
ファイルを更新する。この動作の繰り返しによってM−
ECRのPLUファイルとBM−ECRのPLUファイルが見掛け上略
同じ時間に更新処理されていくことになる。
通常のシステムと同様に各S−ECRで売上データを登録
しようとするとき、即ちPLU登録を行おうとするとき、
各S−ECRがM−ECRに対してPLUファイルを参照しにく
い。M−ECRは自己の所有する大きなPLUファイルにS−
ECRから要求のあったPLUデータを捜し、そのPLUデータ
のS−ECRに対する送信と該当PLUデータの更新処理を実
行する。S−ECRはM−ECRからPLUデータを受け取ると
そのデータに従って登録処理を実行する。続いてM−EC
RがBM−ECRに対してBM−ECRの所有するファイルに対す
る更新要求を出す。BM−ECRが正常に動作できる状態に
あるとき、この要求を受け付けると自己の所有するPLU
ファイルを更新する。この動作の繰り返しによってM−
ECRのPLUファイルとBM−ECRのPLUファイルが見掛け上略
同じ時間に更新処理されていくことになる。
M−ECRからBM−ECRに対する監視は、M−ECRからBM−E
CRに対してPLUファイルの更新を行うときに実行され
る。最初にM−ECRにおいてBM−ECRに対するファイル更
新の要求が発生するとステップn1(以下ステップniを単
にniという。)に進む。このステップでM−ECR内に割
り当てられているBM切り離しフラグの状態を判定する。
このフラグがセット状態であればBM−ECRが切り離され
ていることを示している。フラグがリセット状態であれ
ばn2へ進み、BM−ECRに対して更新すべき要求と更新す
べきデータを送る。BM−ECRがこれらのデータを正しく
受け取って正常に終了すればM−ECRに対して正常終了
したことを知らせる。M−ECRは正常終了を確認すると
この更新動作を終了する。正常終了したことを確認でき
ない場合にはn4へ進む。尚、M−ECRは各ECRに対して常
にポーリングをかけており、各ECRからの登録要求を受
け付けることができるようにしている。S−ECRはPLU登
録を行おうとしている時にはM−ECRからのポーリング
に対する応答に登録要求の有することを示すステータス
を乗せればよい。
CRに対してPLUファイルの更新を行うときに実行され
る。最初にM−ECRにおいてBM−ECRに対するファイル更
新の要求が発生するとステップn1(以下ステップniを単
にniという。)に進む。このステップでM−ECR内に割
り当てられているBM切り離しフラグの状態を判定する。
このフラグがセット状態であればBM−ECRが切り離され
ていることを示している。フラグがリセット状態であれ
ばn2へ進み、BM−ECRに対して更新すべき要求と更新す
べきデータを送る。BM−ECRがこれらのデータを正しく
受け取って正常に終了すればM−ECRに対して正常終了
したことを知らせる。M−ECRは正常終了を確認すると
この更新動作を終了する。正常終了したことを確認でき
ない場合にはn4へ進む。尚、M−ECRは各ECRに対して常
にポーリングをかけており、各ECRからの登録要求を受
け付けることができるようにしている。S−ECRはPLU登
録を行おうとしている時にはM−ECRからのポーリング
に対する応答に登録要求の有することを示すステータス
を乗せればよい。
上記n3でBM−ECRで正常にファイル更新が行われなかっ
たことを検出した時、最初にn4でM−ECRのRAM内に割り
当てられているポーリングステータステーブルPSTATを
クリアする。このテーブルは図示するように各ECRに対
応するポーリングステータス情報を記憶するエリアを有
する。例えば、ポーリングに対して無応答の時にはその
ECRに対応するエリアにエラーフラグをセットする。n4
でこのテーブルをクリアした後n5でポーリングを開始す
る。ポーリングは#2に割り当てられているS−ECRか
ら順に各ECRに対して行うようにしている。n5でポーリ
ングをスタートした後n6で所定の時間nsec待つ。全ての
S−ECRに対してポーリングを実行し、各ポーリングに
対してnsec待っても全く応答がない場合、即ち全てのポ
ーリングに対してエラーがかかった場合には、リレーMX
をオフしてM−ECRと回線Lを切り離す。この段階では
全てのS−ECRから応答が無かったためにM−ECRが異常
状態にあると一応考えられる。したがってn9で自己診断
を実行し、n10で自己診断の結果M−ECRがやはり異常状
態にあった場合にはn11でエラータスクに移る。このエ
ラータスクでは後述するようにM−ECRをダウン状態に
置くためのエラー処理を実行する。
たことを検出した時、最初にn4でM−ECRのRAM内に割り
当てられているポーリングステータステーブルPSTATを
クリアする。このテーブルは図示するように各ECRに対
応するポーリングステータス情報を記憶するエリアを有
する。例えば、ポーリングに対して無応答の時にはその
ECRに対応するエリアにエラーフラグをセットする。n4
でこのテーブルをクリアした後n5でポーリングを開始す
る。ポーリングは#2に割り当てられているS−ECRか
ら順に各ECRに対して行うようにしている。n5でポーリ
ングをスタートした後n6で所定の時間nsec待つ。全ての
S−ECRに対してポーリングを実行し、各ポーリングに
対してnsec待っても全く応答がない場合、即ち全てのポ
ーリングに対してエラーがかかった場合には、リレーMX
をオフしてM−ECRと回線Lを切り離す。この段階では
全てのS−ECRから応答が無かったためにM−ECRが異常
状態にあると一応考えられる。したがってn9で自己診断
を実行し、n10で自己診断の結果M−ECRがやはり異常状
態にあった場合にはn11でエラータスクに移る。このエ
ラータスクでは後述するようにM−ECRをダウン状態に
置くためのエラー処理を実行する。
n10で自己診断の結果正常に動作していれば、n12へ進
む。ここでは最初にM−ECRをRESET命令によってイニシ
ャル状態にし、次にCENT命令によってCUを特定の伝送モ
ードに設定する。ここで云う特定の伝送モードとは、複
数のECRが回線に接続されていた場合、マスターとなるE
CRを一台に設定するモードである。CCUがこの特定のモ
ードに設定されると以後そのCCU自身の回線Lの制御に
よってシステム内で一台のECRのみがマスターとして動
作することを許さられるようになる。n13ではMXリレー
をオンし、再び接点MX1,MX2を閉じて回線LにCCUを接続
する。続いてn14で再びポーリングをスタートし、n15で
BM−ECRの切り離しフラグをオンし、BM−ECRを切り離
す。この段階ではn9の自己診断によってM−ECRが正常
であり、また全てのS−ECRが同時に異常状態になって
いるとは考えにくいため、BM−ECRが回線Lを異常状態
にしている可能性を考えることができる。このため、n1
4でM−ECRからポーリングをスタートさせるとともにn1
5でBM−ECRを切り離して以後の動作が断続できるように
する。n16ではBM−ECRが切り離されたことを表示し、更
にn17でそれに対応するLED表示を行って終了する。
む。ここでは最初にM−ECRをRESET命令によってイニシ
ャル状態にし、次にCENT命令によってCUを特定の伝送モ
ードに設定する。ここで云う特定の伝送モードとは、複
数のECRが回線に接続されていた場合、マスターとなるE
CRを一台に設定するモードである。CCUがこの特定のモ
ードに設定されると以後そのCCU自身の回線Lの制御に
よってシステム内で一台のECRのみがマスターとして動
作することを許さられるようになる。n13ではMXリレー
をオンし、再び接点MX1,MX2を閉じて回線LにCCUを接続
する。続いてn14で再びポーリングをスタートし、n15で
BM−ECRの切り離しフラグをオンし、BM−ECRを切り離
す。この段階ではn9の自己診断によってM−ECRが正常
であり、また全てのS−ECRが同時に異常状態になって
いるとは考えにくいため、BM−ECRが回線Lを異常状態
にしている可能性を考えることができる。このため、n1
4でM−ECRからポーリングをスタートさせるとともにn1
5でBM−ECRを切り離して以後の動作が断続できるように
する。n16ではBM−ECRが切り離されたことを表示し、更
にn17でそれに対応するLED表示を行って終了する。
一方n7で全てのS−ECRのうち少なくとも一台のS−ECR
からポーリングに対する応答がくれば、その時点でただ
ちにBM−ECRが異常状態にあることを判別することがで
きる。そこでこの場合にもn15に進み、BM−ECRを切り離
す。以上の動作によってM−ECRによりBM−ECRを自動的
に監視し、BM−ECRが異常状態にあることを判断すれば
それをシステムから切り離すことができる。
からポーリングに対する応答がくれば、その時点でただ
ちにBM−ECRが異常状態にあることを判別することがで
きる。そこでこの場合にもn15に進み、BM−ECRを切り離
す。以上の動作によってM−ECRによりBM−ECRを自動的
に監視し、BM−ECRが異常状態にあることを判断すれば
それをシステムから切り離すことができる。
BM・ECRによるM−ECRの監視 第5図はBM−ECRによってM−ECRを監視する時の動作を
示すフローチャートである。この動作はCPUに対するタ
イマ割り込みによって一定時間毎に常時行われる。
示すフローチャートである。この動作はCPUに対するタ
イマ割り込みによって一定時間毎に常時行われる。
最初にタイマ割り込みによってこの動作に入ると、n20
でBM−ECRのRAM内に割り当てられているポーリング監視
エリアのステータスがOKかどうかを判定する。ポーリン
グ監視エリアにはM−ECRからポーリングがある周期に
かかって来なければ、エラー設定される。n20でこの監
視エリアのステータスをチェックし、OKであれば、タイ
マ割り込みの周期より更に短い時間jsec待って(n21)
再びn20に進む。ステータスにエラーが立てばn22に進
み、一定の時間TPF待ってn23で再び監視エリアのステー
タスをチェックする。この時ポーリングが正常に掛かっ
ていれば、元のn21に戻りM−ECRに瞬停が発生したと判
断する。即ちこの場合はBM−ECRはM−ECRが正常な状態
にあると考える。もしn23での再度のポーリング監視で
M−ECRからポーリングがかかってこなければ、一応M
−ECRが異常状態にあると考え、n24に進んでBM−ECR自
身の自己診断を行う。自己診断の結果エラーを認めるこ
とができれば、n26に進み、自分自身の回線への接続を
オフし、エラータスクに移る。
でBM−ECRのRAM内に割り当てられているポーリング監視
エリアのステータスがOKかどうかを判定する。ポーリン
グ監視エリアにはM−ECRからポーリングがある周期に
かかって来なければ、エラー設定される。n20でこの監
視エリアのステータスをチェックし、OKであれば、タイ
マ割り込みの周期より更に短い時間jsec待って(n21)
再びn20に進む。ステータスにエラーが立てばn22に進
み、一定の時間TPF待ってn23で再び監視エリアのステー
タスをチェックする。この時ポーリングが正常に掛かっ
ていれば、元のn21に戻りM−ECRに瞬停が発生したと判
断する。即ちこの場合はBM−ECRはM−ECRが正常な状態
にあると考える。もしn23での再度のポーリング監視で
M−ECRからポーリングがかかってこなければ、一応M
−ECRが異常状態にあると考え、n24に進んでBM−ECR自
身の自己診断を行う。自己診断の結果エラーを認めるこ
とができれば、n26に進み、自分自身の回線への接続を
オフし、エラータスクに移る。
自己診断の結果正常であれば、n27に進む。ここではM
−ECRがダウン状態にあると判定できるから、自分自身
がシステムをバックアップするためにマスターとして動
作するための最初の処理を行う。即ちRESET命令を出し
て自分自身をイニシャル状態に置き、更にCENT命令をCC
Uに出して伝送モードを特定のモードに設定する。続い
てBMXリレーをオンし、更にBM−ECR自身が保有するポー
リングステータステーブルをクリアし、n30でポーリン
グをスタートする。この時n32で全てのS−ECRから応答
が来なければn26のエラータクスに移る。しかし一台で
も応答があれば、n33でマスターを切り離すとともに切
り離した旨の表示を行い、更にn34でその旨のLED表示を
行い、続くn35以下で自分がマスターになって処理を続
行させる。以下元のBM−ECRがM−ECRの動作を続行す
る。
−ECRがダウン状態にあると判定できるから、自分自身
がシステムをバックアップするためにマスターとして動
作するための最初の処理を行う。即ちRESET命令を出し
て自分自身をイニシャル状態に置き、更にCENT命令をCC
Uに出して伝送モードを特定のモードに設定する。続い
てBMXリレーをオンし、更にBM−ECR自身が保有するポー
リングステータステーブルをクリアし、n30でポーリン
グをスタートする。この時n32で全てのS−ECRから応答
が来なければn26のエラータクスに移る。しかし一台で
も応答があれば、n33でマスターを切り離すとともに切
り離した旨の表示を行い、更にn34でその旨のLED表示を
行い、続くn35以下で自分がマスターになって処理を続
行させる。以下元のBM−ECRがM−ECRの動作を続行す
る。
以上の動作によってBM−ECRは、通常時にM−ECRからの
ポーリングを監視しながらそのポーリングエラーを検出
することによってM−ECRのダウンを検出し、更に自動
的に自分自身をM−ECRとして動作できるモードに移す
ことができる。更にこの場合、M−ECRの瞬停等を原因
としてポーリングがかからなかった場合のBM−ECRの誤
動作、即ち両方のECRが同時にマスターとして動作する
という可能性を防止するため、BM−ECRでは最初のポー
リングエラーを検出後一定時間後に再度ポーリングエラ
ーを検出した場合のみM−ECRをシステムから切り離す
ようにしている。これによってM−ECRに瞬停等が発生
した場合でも2つのECRが同時にマスターとして動作す
る可能性を無くすことができる。
ポーリングを監視しながらそのポーリングエラーを検出
することによってM−ECRのダウンを検出し、更に自動
的に自分自身をM−ECRとして動作できるモードに移す
ことができる。更にこの場合、M−ECRの瞬停等を原因
としてポーリングがかからなかった場合のBM−ECRの誤
動作、即ち両方のECRが同時にマスターとして動作する
という可能性を防止するため、BM−ECRでは最初のポー
リングエラーを検出後一定時間後に再度ポーリングエラ
ーを検出した場合のみM−ECRをシステムから切り離す
ようにしている。これによってM−ECRに瞬停等が発生
した場合でも2つのECRが同時にマスターとして動作す
る可能性を無くすことができる。
M−ECRでの電源オン時シーケンス M−ECRにおいて電源がオンされると、M−ECRはその時
点で自分がマスターとして動作していいかどうかを判断
しなければならない。即ちその時点でBM−ECRがマスタ
ーとして動作しているかもしれないからである。このた
め、電源オン直後M−ECRは一旦BM−ECRの地位になる。
最初にn40で電源オン直後のイニシャル処理を行い、n41
でRESET命令を出し、その他のイニシャル処理とCENT命
令を出してCCUを特定の伝送モードに設定する。なお、R
ESETではイニシャル動作とともにリレーMXをオンする。
続いてn42でポーリング監視ステータスエリアをクリア
し、n43でmsec待ってからポーリング監視エラーがある
かどうかを判定する。このときもしBM−ECRがマスター
として動作してポーリングを他のECRにかけていればポ
ーリング監視エリアにはエラーステータスが立たない。
したがって、この時にはM−ECRはマスターになり得な
いことを意味する。このときにはn45に進み、エラータ
スクを実行して終了する。ポーリング監視エリアにエラ
ーステータスが立てば、即ちBM−ECRが他のECRに対して
ポーリングをかけていなければ、M−ECRがマスタとし
て動作できることを意味する。したがってこの時にn46
でRESET命令を出し、更に各種のイニシャル処理を行
う。n47ではホストから遠隔制御によってM−ECRの電源
起動があったかどうかを判定する。ホストからの電源起
動によってこのシーケンスが走っている場合には後述す
る理由からそのまま終了する。ホストからの電源起動で
なければ、即ち係員によってマニュアルで電源起動がさ
れた時にはn48に進み、ポーリングステータスをクリア
し、更にn49でポーリングを開始し、nesc待ってポーリ
ングの応答があったかどうかを判断する。このときには
BM−ECRを含む他の全てのECRに対してポーリングを行
う。各ポーリングに対しては上記n6やn31等と同様に応
答時間のためのnsecを待つようにしている。BM−ECRか
らポーリング応答があれば、n52でBM−ECRがレディ状態
にあることを表示して終了する。もしBM−ECRからのポ
ーリング応答がなければ、n53でBM−ECRがレディ状態に
ないことを表示し、n54でエスケープキーが押されるま
でn48以下を繰り返す。エスケープキーは強制的にこのn
48〜n53のルーチンを抜け出たい時に操作するキーであ
り、このキーが押されると電源オン時シーケンスを抜け
ることができる。即ちこの場合にはBM−ECRがレディ状
態でなくてもM−ECR一台でシステムの運用が可能とな
る。
点で自分がマスターとして動作していいかどうかを判断
しなければならない。即ちその時点でBM−ECRがマスタ
ーとして動作しているかもしれないからである。このた
め、電源オン直後M−ECRは一旦BM−ECRの地位になる。
最初にn40で電源オン直後のイニシャル処理を行い、n41
でRESET命令を出し、その他のイニシャル処理とCENT命
令を出してCCUを特定の伝送モードに設定する。なお、R
ESETではイニシャル動作とともにリレーMXをオンする。
続いてn42でポーリング監視ステータスエリアをクリア
し、n43でmsec待ってからポーリング監視エラーがある
かどうかを判定する。このときもしBM−ECRがマスター
として動作してポーリングを他のECRにかけていればポ
ーリング監視エリアにはエラーステータスが立たない。
したがって、この時にはM−ECRはマスターになり得な
いことを意味する。このときにはn45に進み、エラータ
スクを実行して終了する。ポーリング監視エリアにエラ
ーステータスが立てば、即ちBM−ECRが他のECRに対して
ポーリングをかけていなければ、M−ECRがマスタとし
て動作できることを意味する。したがってこの時にn46
でRESET命令を出し、更に各種のイニシャル処理を行
う。n47ではホストから遠隔制御によってM−ECRの電源
起動があったかどうかを判定する。ホストからの電源起
動によってこのシーケンスが走っている場合には後述す
る理由からそのまま終了する。ホストからの電源起動で
なければ、即ち係員によってマニュアルで電源起動がさ
れた時にはn48に進み、ポーリングステータスをクリア
し、更にn49でポーリングを開始し、nesc待ってポーリ
ングの応答があったかどうかを判断する。このときには
BM−ECRを含む他の全てのECRに対してポーリングを行
う。各ポーリングに対しては上記n6やn31等と同様に応
答時間のためのnsecを待つようにしている。BM−ECRか
らポーリング応答があれば、n52でBM−ECRがレディ状態
にあることを表示して終了する。もしBM−ECRからのポ
ーリング応答がなければ、n53でBM−ECRがレディ状態に
ないことを表示し、n54でエスケープキーが押されるま
でn48以下を繰り返す。エスケープキーは強制的にこのn
48〜n53のルーチンを抜け出たい時に操作するキーであ
り、このキーが押されると電源オン時シーケンスを抜け
ることができる。即ちこの場合にはBM−ECRがレディ状
態でなくてもM−ECR一台でシステムの運用が可能とな
る。
上記n47でM−ECRの電源起動がホストの遠隔制御によっ
て行われたことを判断した場合には、上記n48〜n54を実
行せずにその時点で終了するようにしているが、このよ
うにする理由は、夜間等にホストとM−ECRとの間でデ
ータの受け渡しをしたい場合が生じるからである。も
し、このn47のステップを設けて置かないと、ESCキーが
n54で操作されるまで電源オン時のシーケンスを終える
ことができないため、夜間等オペレータがいないときに
ホストとM−ECRとの間でデータの受け渡しを行うこと
ができなくなる。そこでこのような場合にはn47でただ
ちに電源オン時のシーケンスを終了するようにしてい
る。
て行われたことを判断した場合には、上記n48〜n54を実
行せずにその時点で終了するようにしているが、このよ
うにする理由は、夜間等にホストとM−ECRとの間でデ
ータの受け渡しをしたい場合が生じるからである。も
し、このn47のステップを設けて置かないと、ESCキーが
n54で操作されるまで電源オン時のシーケンスを終える
ことができないため、夜間等オペレータがいないときに
ホストとM−ECRとの間でデータの受け渡しを行うこと
ができなくなる。そこでこのような場合にはn47でただ
ちに電源オン時のシーケンスを終了するようにしてい
る。
BM−ECRでの電源オン時シーケンス BM−ECRの電源オン時の動作は簡単である。最初にn60,n
61で上記n40,n41と同様なイニシャル処理を行い、n62で
ポーリング監視エリアのステータスをクリアし、n63でk
sec(>m)待ってn64でポーリングエラーがあったかど
うかを判断する。エラーがあればn65でM−ECRがレディ
状態にないことを表示し、エスケープキーが操作される
まで上記n62以下を実行する。なお、最初からBM−ECRが
マスタとして動作できないようにしているため、M−EC
Rの電源がオンされない限り、本システムは運用するこ
とができない。n64でポーリングエラーがなければ、M
−ECRからポーリングがかかっていることになるから、n
66でマスタがレディ状態にあることを表示して終了す
る。
61で上記n40,n41と同様なイニシャル処理を行い、n62で
ポーリング監視エリアのステータスをクリアし、n63でk
sec(>m)待ってn64でポーリングエラーがあったかど
うかを判断する。エラーがあればn65でM−ECRがレディ
状態にないことを表示し、エスケープキーが操作される
まで上記n62以下を実行する。なお、最初からBM−ECRが
マスタとして動作できないようにしているため、M−EC
Rの電源がオンされない限り、本システムは運用するこ
とができない。n64でポーリングエラーがなければ、M
−ECRからポーリングがかかっていることになるから、n
66でマスタがレディ状態にあることを表示して終了す
る。
エラータスクシーケンス 上記n11,n26,n45で実行される各エラータスクについて
は第8図に示すフローが実行される。最初に、該当する
リレーをオフ設定する。例えばエラータスクがM−ECR
で実行される時にはリレーMXをオフ設定し、BM−ECRで
実行される場合にはBMXをオフ設定する。次にn71で該当
するECRがダウンしたことを表示する。更に、図示しな
いECRをロック状態に置くフローへ進んで終了する。
は第8図に示すフローが実行される。最初に、該当する
リレーをオフ設定する。例えばエラータスクがM−ECR
で実行される時にはリレーMXをオフ設定し、BM−ECRで
実行される場合にはBMXをオフ設定する。次にn71で該当
するECRがダウンしたことを表示する。更に、図示しな
いECRをロック状態に置くフローへ進んで終了する。
第1図はこの発明の実施例である電子式キャッシュレジ
スタシステムの構成図である。第2図は同システムの各
ECRの制御部のブロック図、第3図はM−ECRおよびBM−
ECRの伝送制御部のブロック図、第4図はM−ECRによる
BM−ECRの監視動作を示すフローチャート、第5図はBM
−ECRによるM−ECRの監視動作を示すフローチャート、
第6図はM−ECRの電源オン時のシーケンスを示すフロ
ーチャート、第7図はBM−ECRの電源オン時のシーケン
スを示すフローチャート、また第8図はエラータスクの
概略動作を示すフローチャートである。さらに第9図は
従来の電子式キャッシュレジスタシステムの構成図であ
る。
スタシステムの構成図である。第2図は同システムの各
ECRの制御部のブロック図、第3図はM−ECRおよびBM−
ECRの伝送制御部のブロック図、第4図はM−ECRによる
BM−ECRの監視動作を示すフローチャート、第5図はBM
−ECRによるM−ECRの監視動作を示すフローチャート、
第6図はM−ECRの電源オン時のシーケンスを示すフロ
ーチャート、第7図はBM−ECRの電源オン時のシーケン
スを示すフローチャート、また第8図はエラータスクの
概略動作を示すフローチャートである。さらに第9図は
従来の電子式キャッシュレジスタシステムの構成図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】1つのマスタ電子式シャッシュレジスタ
と、少なくとも1つのサテライト電子式キャッシュレジ
スタと、通常時に前記マスタ電子式キャッシュレジスタ
によってファイル更新が行われ、システムをバックアッ
プするバックアップマスタ電子式キャッシュレジスタと
が一本の電送回線で接続され、通常時はマスタ電子式キ
ャッシュレジスタが、マスタ電子式キャッシュレジスタ
とダウン時にはバックアップマスタ電子式キャッシュレ
ジスタが、各サテライト電子式キャッシュレジスタにポ
ーリングを行ってコミュニケーションを保っているシス
テムにおいて、 前記マスタ電子式キャッシュレジスタは、バックアップ
マスタ電子式キャッシュレジスタに対するファイル更新
時に、更新データ送信後一定時間が経過してもバックア
ップマスタ電子式キャッシュレジスタからそのファイル
更新が正常に終了した旨の返信を受信できなかったとき
バックアップマスタ電子式キャッシュレジスタをシステ
ムから切り離す手段を備え、 前記バックアップマスタ電子式キャッシュレジスタは、
通常時にマスタ電子式キャッシュレジスタからのポーリ
ングを監視する手段と、該ポーリングを監視する手段が
ポーリングエラーを検出したときマスタ電子式キャッシ
ュレジスタに代えて自己がマスタとして動作する手段
と、を備えてなる電子式キャッシュレジスタシステム。 - 【請求項2】前記ポーリングを監視する手段は、最初の
ポーリングエラーを検出後一定時間後に再度ポーリング
エラーを検出したときポーリングエラーであると判断す
る手段である特許請求の範囲第1項記載の電子式キャッ
シュレジスタシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081885A JPH07104984B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電子式キヤツシユレジスタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081885A JPH07104984B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電子式キヤツシユレジスタシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61199193A JPS61199193A (ja) | 1986-09-03 |
JPH07104984B2 true JPH07104984B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12591234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081885A Expired - Lifetime JPH07104984B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 電子式キヤツシユレジスタシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104984B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0771104B2 (ja) * | 1987-01-12 | 1995-07-31 | 株式会社テック | Pos端末機のインライン異常検出回路 |
JPS63271598A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | 富士通株式会社 | 商品情報処理システム |
JPS6434033A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-03 | Sanyo Electric Co | Ecr system |
JPH0750490B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1995-05-31 | 株式会社テック | Posシステム |
JPH01228087A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-12 | Tokyo Electric Co Ltd | Posシステム |
JPH0783366B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1995-09-06 | 富士通株式会社 | ビル管理システム |
JPH01138192U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-21 | ||
JPH0728294B2 (ja) * | 1988-08-25 | 1995-03-29 | オムロン株式会社 | バス型lan |
JPH02310695A (ja) * | 1989-05-25 | 1990-12-26 | Tokyo Electric Co Ltd | 商品販売管理装置 |
US5751220A (en) * | 1995-07-14 | 1998-05-12 | Sensormatic Electronics Corporation | Synchronized network of electronic devices including back-up master units |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54163637A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-26 | Fujitsu Ltd | Data collection system |
JPS5520532A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-14 | Omron Tateisi Electronics Co | Control system for plural electronic cash registers |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP4081885A patent/JPH07104984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61199193A (ja) | 1986-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |