JPH07104984B2 - 電子式キヤツシユレジスタシステム - Google Patents

電子式キヤツシユレジスタシステム

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JPH07104984B2
JPH07104984B2 JP4081885A JP4081885A JPH07104984B2 JP H07104984 B2 JPH07104984 B2 JP H07104984B2 JP 4081885 A JP4081885 A JP 4081885A JP 4081885 A JP4081885 A JP 4081885A JP H07104984 B2 JPH07104984 B2 JP H07104984B2
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【発明の詳細な説明】 (a)技術分野 この発明は少なくとも一つのサテライト電子式キャッシ
ュレジスタにマスタ電子式キャッシュレジスタが接続さ
れ、さらにシステムをバックアップするバックアップマ
スタ電子式キャッシュレジスタが接続されている電子式
キャッシュレジスタシステムに関する。
(b)発明の概要 この発明は、1本の伝送回線にマスタ電子式キャッシュ
レジスタ(以下、M−ECRという)と少なくとも一つの
サテライト電子式キャッシュレジスタ(以下、S−ECR
という)とさらにバックアップマスタ電子式キャッシュ
レジスタ(以下、BM−ECRという)とを1本の伝送回線
に接続し、 M−ECRは、BM−ECRに対するファイル更新時にこのファ
イル更新が正常に終了した旨の返信を受信できなかった
ときBM−ECRをシステムから自動的に切り離し、またBM
−ECRは、M−ECRからのポーリングにエラーを検出した
ときM−ECRをシステムから自動的に切り離してBM−ECR
がそれ以後M−ECRとして動作できるようにし、M−ECR
とBM−ECRとが相互に監視し、一方がダウンしたときに
他方が自動的にM−ECRとして動作できるようにしたも
のである。
(c)従来技術とその欠点 M−ECRとBM−ECRを使用した従来のECRシステムは、第
9図に示すように伝送回線Lに切り換えスイッチSWを接
続し、この切り換えスイッチSWによってマスタとして機
能するECRをM−ECRにするかBM−ECRにするかを決定し
ていた。即ち、M−ECRがダウンしているかどうかを人
間が監視し、ダウンしていることを確認したら切り換え
スイッチSWを切り換えることにより回線LをBM−ECRに
接続し、またM−ECRが復帰するとスイッチSWを切り換
えて再び回線LをM−ECRに接続していた。しかし、こ
のようなシステムではM−ECRがダウンしているかどう
か、またM−ECRが復帰したかどうかを人間が判断しな
ければならないため、システムのバックアップに時間が
かかり切り換わり時のオーバーヘッドが大きくなる欠点
があった。また、M−ECRの監視を人間が直接行うよう
にしているため係員の負担が非常に大きくなる欠点があ
った。またこのような問題を解決するため、伝送回線と
は別にM−ECRとBM−ECRとを接続する監視用の制御ライ
ンを設け、M−ECRとBM−ECRとをこの監視用制御ライン
を介して相互に監視できるようにして、一方がダウンし
た場合他方がマスタとして作動するようにしたシステム
が提案されている。しかし、このようなシステムではM
−ECRおよびBM−ECRのそれぞれに伝送ラインの制御部と
監視用制御ラインの制御部を別に設けなければならず、
部品点数が増加し、システム全体のトータルのコストが
大きくなる欠点があった。また、M−ECRとS−ECRとか
ら構成されているシステムにBM−ECRを付加してシステ
ムアップを行う場合に新たにBM−ECRを接続するとき、
M−ECRとの間で監視用の制御用ラインを接続し、さら
にM−ECRのハードウェアも改造しなければならないた
め、部品の追加や工事の追加或いは基板の変更等によっ
てコストアップが非常に大きくなる欠点があった。
(d)発明の目的 この発明の目的は、1本の伝送回線にM−ECR,BM−ECR
およびS−ECRを接続して監視用制御ラインを不要にす
るとともに、且つM−ECRとBM−ECRとの間でその伝送回
線を介して相互に監視できるようにし、一方がダウンし
たときに他方が自動的にマスタとして動作する電子式キ
ャッシュレジスタシステムを提供することにある。
(e)発明の構成および効果 この発明は要約すれば次のようになる。
M−ECRとBM−ECRおよびS−ECRとを1本の伝送回路で
接続し、 M−ECRに、BM−ECRに対するファイル更新時に送信デー
タ送信後一定時間が経過してもそのファイル更新が正常
に終了した旨の返信を受信できなかったときBM−ECRを
システムから切り離す手段を設け、 BM−ECRには、通常時にM−ECRからのポーリングを監視
する手段と、ポーリングエラーを検出したときM−ECR
をシステムから切り離す手段、およびその切り離し後に
自己がスマタとして動作する手段を設けたものである。
このように構成することによって、BM−ECRがダウン状
態にあるときM−ECRからBM−ECRに対して行ったファイ
ル更新に対する正常終了の返信がないことによって、BM
−ECRの異常を検出してBM−ECRをシステムから自動的に
切り離すことができる。またM−ECRがダウンしている
ときにはBM−ECRがポーリングエラーを検出するため、
それによってBM−ECRはM−ECRのダウン状態を検出する
ことができ、以後はM−CERに代えてBM−ECR自身がマス
タとして動作するようになる。
このようにこの発明によれば、M−ECRからBM−ECRのフ
ァイル更新を行うとき、正常に終了した旨の電文を受信
したかどうかでBM−ECRがダウン状態かどうかを検出
し、またBM−ECRではM−ECRからのポーリングにエラー
があったかどうかでM−ECRがダウン状態にあるかどう
かを検出するようにするため、1本の伝送回線でM−EC
RとBM−ECRとの間で相互にダウン状態を監視することが
できる。そして一方がダウン状態にあることを検出すれ
ばそのECRに代えて自分が以後マスタとして動作するこ
とができる。このため、M−ECRとBM−ECRの切り換わり
のオーバーヘッドが少なくなり、M−ECRがダウンして
も見掛け上システムが正常に動作することになる。
(f)実施例 第1図はこの発明の実施例である電子式キャッシュレジ
スタシステムの構成図である。図示するように本システ
ムでは複数のS−ECRと1台のM−ECRおよびM−ECRを
バックアップするBM−ECRが1本の伝送回線Lに接続さ
れている。また、M−ECRとBM−ECRには外部記憶装置と
して各種のファイル等が記憶されているフロッピーディ
スクFDが接続され、M−ECRにはホストCPUと通信制御を
行うためのNCU−MODEMが接続されている。
第2図は各ECRの制御部のブロック図である。CPU1には
入力データや売上データ等を表示する表示器2、レシー
ト等を発行するプリンタ3、時計4、現金を収納してお
くキャッシュボックス5、回線Lに接続され、各ECR間
でのデータ送信,受信の制御を行う伝送制御部5、プロ
グラムを記憶するROM6、商品毎の価格やその商品の売上
回数等(PLUデータ)をファイル(PLUファイル)として
記憶するエリアおよびその他のワークエリア等を含むRA
M7、およびデータを入力するためのキーボード8が接続
されている。またM−ECRおよびBM−ECRにはフロッピー
ディスクFDが接続されている。
第3図はM−ECRおよびBM−ECRの伝送制御部のブロック
図を示している。各ECRの伝送制御部はCCU(COMMUNICAT
ION CONTROL UNIT)、ドライバDV、レシーバRVおよび
CPUでオン、オフ制御されるリレー接点MX1,MX2,BMX1,BM
X2で構成されている。CPUにはリレーXが接続されてい
て、このリレーXの開閉によって回線LとドライバDV,R
Vが切り離されたり接続されたりする。
(システムの動作説明) 第4図〜第8図は本システムの動作を示すフローチャー
トである。
M−ECRによるBM−ECRの監視 この実施例の電子式キャッシュレジスタシステムでは、
通常のシステムと同様に各S−ECRで売上データを登録
しようとするとき、即ちPLU登録を行おうとするとき、
各S−ECRがM−ECRに対してPLUファイルを参照しにく
い。M−ECRは自己の所有する大きなPLUファイルにS−
ECRから要求のあったPLUデータを捜し、そのPLUデータ
のS−ECRに対する送信と該当PLUデータの更新処理を実
行する。S−ECRはM−ECRからPLUデータを受け取ると
そのデータに従って登録処理を実行する。続いてM−EC
RがBM−ECRに対してBM−ECRの所有するファイルに対す
る更新要求を出す。BM−ECRが正常に動作できる状態に
あるとき、この要求を受け付けると自己の所有するPLU
ファイルを更新する。この動作の繰り返しによってM−
ECRのPLUファイルとBM−ECRのPLUファイルが見掛け上略
同じ時間に更新処理されていくことになる。
M−ECRからBM−ECRに対する監視は、M−ECRからBM−E
CRに対してPLUファイルの更新を行うときに実行され
る。最初にM−ECRにおいてBM−ECRに対するファイル更
新の要求が発生するとステップn1(以下ステップniを単
にniという。)に進む。このステップでM−ECR内に割
り当てられているBM切り離しフラグの状態を判定する。
このフラグがセット状態であればBM−ECRが切り離され
ていることを示している。フラグがリセット状態であれ
ばn2へ進み、BM−ECRに対して更新すべき要求と更新す
べきデータを送る。BM−ECRがこれらのデータを正しく
受け取って正常に終了すればM−ECRに対して正常終了
したことを知らせる。M−ECRは正常終了を確認すると
この更新動作を終了する。正常終了したことを確認でき
ない場合にはn4へ進む。尚、M−ECRは各ECRに対して常
にポーリングをかけており、各ECRからの登録要求を受
け付けることができるようにしている。S−ECRはPLU登
録を行おうとしている時にはM−ECRからのポーリング
に対する応答に登録要求の有することを示すステータス
を乗せればよい。
上記n3でBM−ECRで正常にファイル更新が行われなかっ
たことを検出した時、最初にn4でM−ECRのRAM内に割り
当てられているポーリングステータステーブルPSTATを
クリアする。このテーブルは図示するように各ECRに対
応するポーリングステータス情報を記憶するエリアを有
する。例えば、ポーリングに対して無応答の時にはその
ECRに対応するエリアにエラーフラグをセットする。n4
でこのテーブルをクリアした後n5でポーリングを開始す
る。ポーリングは#2に割り当てられているS−ECRか
ら順に各ECRに対して行うようにしている。n5でポーリ
ングをスタートした後n6で所定の時間nsec待つ。全ての
S−ECRに対してポーリングを実行し、各ポーリングに
対してnsec待っても全く応答がない場合、即ち全てのポ
ーリングに対してエラーがかかった場合には、リレーMX
をオフしてM−ECRと回線Lを切り離す。この段階では
全てのS−ECRから応答が無かったためにM−ECRが異常
状態にあると一応考えられる。したがってn9で自己診断
を実行し、n10で自己診断の結果M−ECRがやはり異常状
態にあった場合にはn11でエラータスクに移る。このエ
ラータスクでは後述するようにM−ECRをダウン状態に
置くためのエラー処理を実行する。
n10で自己診断の結果正常に動作していれば、n12へ進
む。ここでは最初にM−ECRをRESET命令によってイニシ
ャル状態にし、次にCENT命令によってCUを特定の伝送モ
ードに設定する。ここで云う特定の伝送モードとは、複
数のECRが回線に接続されていた場合、マスターとなるE
CRを一台に設定するモードである。CCUがこの特定のモ
ードに設定されると以後そのCCU自身の回線Lの制御に
よってシステム内で一台のECRのみがマスターとして動
作することを許さられるようになる。n13ではMXリレー
をオンし、再び接点MX1,MX2を閉じて回線LにCCUを接続
する。続いてn14で再びポーリングをスタートし、n15で
BM−ECRの切り離しフラグをオンし、BM−ECRを切り離
す。この段階ではn9の自己診断によってM−ECRが正常
であり、また全てのS−ECRが同時に異常状態になって
いるとは考えにくいため、BM−ECRが回線Lを異常状態
にしている可能性を考えることができる。このため、n1
4でM−ECRからポーリングをスタートさせるとともにn1
5でBM−ECRを切り離して以後の動作が断続できるように
する。n16ではBM−ECRが切り離されたことを表示し、更
にn17でそれに対応するLED表示を行って終了する。
一方n7で全てのS−ECRのうち少なくとも一台のS−ECR
からポーリングに対する応答がくれば、その時点でただ
ちにBM−ECRが異常状態にあることを判別することがで
きる。そこでこの場合にもn15に進み、BM−ECRを切り離
す。以上の動作によってM−ECRによりBM−ECRを自動的
に監視し、BM−ECRが異常状態にあることを判断すれば
それをシステムから切り離すことができる。
BM・ECRによるM−ECRの監視 第5図はBM−ECRによってM−ECRを監視する時の動作を
示すフローチャートである。この動作はCPUに対するタ
イマ割り込みによって一定時間毎に常時行われる。
最初にタイマ割り込みによってこの動作に入ると、n20
でBM−ECRのRAM内に割り当てられているポーリング監視
エリアのステータスがOKかどうかを判定する。ポーリン
グ監視エリアにはM−ECRからポーリングがある周期に
かかって来なければ、エラー設定される。n20でこの監
視エリアのステータスをチェックし、OKであれば、タイ
マ割り込みの周期より更に短い時間jsec待って(n21)
再びn20に進む。ステータスにエラーが立てばn22に進
み、一定の時間TPF待ってn23で再び監視エリアのステー
タスをチェックする。この時ポーリングが正常に掛かっ
ていれば、元のn21に戻りM−ECRに瞬停が発生したと判
断する。即ちこの場合はBM−ECRはM−ECRが正常な状態
にあると考える。もしn23での再度のポーリング監視で
M−ECRからポーリングがかかってこなければ、一応M
−ECRが異常状態にあると考え、n24に進んでBM−ECR自
身の自己診断を行う。自己診断の結果エラーを認めるこ
とができれば、n26に進み、自分自身の回線への接続を
オフし、エラータスクに移る。
自己診断の結果正常であれば、n27に進む。ここではM
−ECRがダウン状態にあると判定できるから、自分自身
がシステムをバックアップするためにマスターとして動
作するための最初の処理を行う。即ちRESET命令を出し
て自分自身をイニシャル状態に置き、更にCENT命令をCC
Uに出して伝送モードを特定のモードに設定する。続い
てBMXリレーをオンし、更にBM−ECR自身が保有するポー
リングステータステーブルをクリアし、n30でポーリン
グをスタートする。この時n32で全てのS−ECRから応答
が来なければn26のエラータクスに移る。しかし一台で
も応答があれば、n33でマスターを切り離すとともに切
り離した旨の表示を行い、更にn34でその旨のLED表示を
行い、続くn35以下で自分がマスターになって処理を続
行させる。以下元のBM−ECRがM−ECRの動作を続行す
る。
以上の動作によってBM−ECRは、通常時にM−ECRからの
ポーリングを監視しながらそのポーリングエラーを検出
することによってM−ECRのダウンを検出し、更に自動
的に自分自身をM−ECRとして動作できるモードに移す
ことができる。更にこの場合、M−ECRの瞬停等を原因
としてポーリングがかからなかった場合のBM−ECRの誤
動作、即ち両方のECRが同時にマスターとして動作する
という可能性を防止するため、BM−ECRでは最初のポー
リングエラーを検出後一定時間後に再度ポーリングエラ
ーを検出した場合のみM−ECRをシステムから切り離す
ようにしている。これによってM−ECRに瞬停等が発生
した場合でも2つのECRが同時にマスターとして動作す
る可能性を無くすことができる。
M−ECRでの電源オン時シーケンス M−ECRにおいて電源がオンされると、M−ECRはその時
点で自分がマスターとして動作していいかどうかを判断
しなければならない。即ちその時点でBM−ECRがマスタ
ーとして動作しているかもしれないからである。このた
め、電源オン直後M−ECRは一旦BM−ECRの地位になる。
最初にn40で電源オン直後のイニシャル処理を行い、n41
でRESET命令を出し、その他のイニシャル処理とCENT命
令を出してCCUを特定の伝送モードに設定する。なお、R
ESETではイニシャル動作とともにリレーMXをオンする。
続いてn42でポーリング監視ステータスエリアをクリア
し、n43でmsec待ってからポーリング監視エラーがある
かどうかを判定する。このときもしBM−ECRがマスター
として動作してポーリングを他のECRにかけていればポ
ーリング監視エリアにはエラーステータスが立たない。
したがって、この時にはM−ECRはマスターになり得な
いことを意味する。このときにはn45に進み、エラータ
スクを実行して終了する。ポーリング監視エリアにエラ
ーステータスが立てば、即ちBM−ECRが他のECRに対して
ポーリングをかけていなければ、M−ECRがマスタとし
て動作できることを意味する。したがってこの時にn46
でRESET命令を出し、更に各種のイニシャル処理を行
う。n47ではホストから遠隔制御によってM−ECRの電源
起動があったかどうかを判定する。ホストからの電源起
動によってこのシーケンスが走っている場合には後述す
る理由からそのまま終了する。ホストからの電源起動で
なければ、即ち係員によってマニュアルで電源起動がさ
れた時にはn48に進み、ポーリングステータスをクリア
し、更にn49でポーリングを開始し、nesc待ってポーリ
ングの応答があったかどうかを判断する。このときには
BM−ECRを含む他の全てのECRに対してポーリングを行
う。各ポーリングに対しては上記n6やn31等と同様に応
答時間のためのnsecを待つようにしている。BM−ECRか
らポーリング応答があれば、n52でBM−ECRがレディ状態
にあることを表示して終了する。もしBM−ECRからのポ
ーリング応答がなければ、n53でBM−ECRがレディ状態に
ないことを表示し、n54でエスケープキーが押されるま
でn48以下を繰り返す。エスケープキーは強制的にこのn
48〜n53のルーチンを抜け出たい時に操作するキーであ
り、このキーが押されると電源オン時シーケンスを抜け
ることができる。即ちこの場合にはBM−ECRがレディ状
態でなくてもM−ECR一台でシステムの運用が可能とな
る。
上記n47でM−ECRの電源起動がホストの遠隔制御によっ
て行われたことを判断した場合には、上記n48〜n54を実
行せずにその時点で終了するようにしているが、このよ
うにする理由は、夜間等にホストとM−ECRとの間でデ
ータの受け渡しをしたい場合が生じるからである。も
し、このn47のステップを設けて置かないと、ESCキーが
n54で操作されるまで電源オン時のシーケンスを終える
ことができないため、夜間等オペレータがいないときに
ホストとM−ECRとの間でデータの受け渡しを行うこと
ができなくなる。そこでこのような場合にはn47でただ
ちに電源オン時のシーケンスを終了するようにしてい
る。
BM−ECRでの電源オン時シーケンス BM−ECRの電源オン時の動作は簡単である。最初にn60,n
61で上記n40,n41と同様なイニシャル処理を行い、n62で
ポーリング監視エリアのステータスをクリアし、n63でk
sec(>m)待ってn64でポーリングエラーがあったかど
うかを判断する。エラーがあればn65でM−ECRがレディ
状態にないことを表示し、エスケープキーが操作される
まで上記n62以下を実行する。なお、最初からBM−ECRが
マスタとして動作できないようにしているため、M−EC
Rの電源がオンされない限り、本システムは運用するこ
とができない。n64でポーリングエラーがなければ、M
−ECRからポーリングがかかっていることになるから、n
66でマスタがレディ状態にあることを表示して終了す
る。
エラータスクシーケンス 上記n11,n26,n45で実行される各エラータスクについて
は第8図に示すフローが実行される。最初に、該当する
リレーをオフ設定する。例えばエラータスクがM−ECR
で実行される時にはリレーMXをオフ設定し、BM−ECRで
実行される場合にはBMXをオフ設定する。次にn71で該当
するECRがダウンしたことを表示する。更に、図示しな
いECRをロック状態に置くフローへ進んで終了する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である電子式キャッシュレジ
スタシステムの構成図である。第2図は同システムの各
ECRの制御部のブロック図、第3図はM−ECRおよびBM−
ECRの伝送制御部のブロック図、第4図はM−ECRによる
BM−ECRの監視動作を示すフローチャート、第5図はBM
−ECRによるM−ECRの監視動作を示すフローチャート、
第6図はM−ECRの電源オン時のシーケンスを示すフロ
ーチャート、第7図はBM−ECRの電源オン時のシーケン
スを示すフローチャート、また第8図はエラータスクの
概略動作を示すフローチャートである。さらに第9図は
従来の電子式キャッシュレジスタシステムの構成図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのマスタ電子式シャッシュレジスタ
    と、少なくとも1つのサテライト電子式キャッシュレジ
    スタと、通常時に前記マスタ電子式キャッシュレジスタ
    によってファイル更新が行われ、システムをバックアッ
    プするバックアップマスタ電子式キャッシュレジスタと
    が一本の電送回線で接続され、通常時はマスタ電子式キ
    ャッシュレジスタが、マスタ電子式キャッシュレジスタ
    とダウン時にはバックアップマスタ電子式キャッシュレ
    ジスタが、各サテライト電子式キャッシュレジスタにポ
    ーリングを行ってコミュニケーションを保っているシス
    テムにおいて、 前記マスタ電子式キャッシュレジスタは、バックアップ
    マスタ電子式キャッシュレジスタに対するファイル更新
    時に、更新データ送信後一定時間が経過してもバックア
    ップマスタ電子式キャッシュレジスタからそのファイル
    更新が正常に終了した旨の返信を受信できなかったとき
    バックアップマスタ電子式キャッシュレジスタをシステ
    ムから切り離す手段を備え、 前記バックアップマスタ電子式キャッシュレジスタは、
    通常時にマスタ電子式キャッシュレジスタからのポーリ
    ングを監視する手段と、該ポーリングを監視する手段が
    ポーリングエラーを検出したときマスタ電子式キャッシ
    ュレジスタに代えて自己がマスタとして動作する手段
    と、を備えてなる電子式キャッシュレジスタシステム。
  2. 【請求項2】前記ポーリングを監視する手段は、最初の
    ポーリングエラーを検出後一定時間後に再度ポーリング
    エラーを検出したときポーリングエラーであると判断す
    る手段である特許請求の範囲第1項記載の電子式キャッ
    シュレジスタシステム。
JP4081885A 1985-02-28 1985-02-28 電子式キヤツシユレジスタシステム Expired - Lifetime JPH07104984B2 (ja)

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JPS61199193A JPS61199193A (ja) 1986-09-03
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