JP2002271348A - 集計システム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データの効率的な処理と、システムとしての
信頼性向上を図る集計システムを提案する。 【解決手段】 本発明による集計システムは、集計装置
(ホストコンピュータ)の動作状態の監視と、障害発生
時における集計装置の系統切り換え等の指令を、回線を
通じて集計装置と接続している端末機からも行うことが
可能な構成としている。それによって、集計装置間でデ
ータ同期を行うための待ち時間発生に伴う処理効率の低
下や、集計装置相互での監視や系統切り換え操作のため
の制御プログラムを集計装置側で持つ必要がなくなる。
さらに、集計装置から離れた遠隔地にある端末機から集
計装置の監視や障害への対応が可能となることから、集
計装置に発生した障害に迅速に対応することができるよ
うになる。
信頼性向上を図る集計システムを提案する。 【解決手段】 本発明による集計システムは、集計装置
(ホストコンピュータ)の動作状態の監視と、障害発生
時における集計装置の系統切り換え等の指令を、回線を
通じて集計装置と接続している端末機からも行うことが
可能な構成としている。それによって、集計装置間でデ
ータ同期を行うための待ち時間発生に伴う処理効率の低
下や、集計装置相互での監視や系統切り換え操作のため
の制御プログラムを集計装置側で持つ必要がなくなる。
さらに、集計装置から離れた遠隔地にある端末機から集
計装置の監視や障害への対応が可能となることから、集
計装置に発生した障害に迅速に対応することができるよ
うになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トータリゼータシ
ステムやPOSシステムなどの、多数の端末機からの情報
をホストコンピュータ(集計装置)で集計・処理を行う
集計システム、特にシステムの信頼性向上のために回線
等を二重に設けた集計システムに関するものである。
ステムやPOSシステムなどの、多数の端末機からの情報
をホストコンピュータ(集計装置)で集計・処理を行う
集計システム、特にシステムの信頼性向上のために回線
等を二重に設けた集計システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる集計システムにおいては、集計装
置や回線がそれぞれ少なくとも二つ設けられ、例えば一
つを現用系、他を予備系とし、通常は現用系を用いて予
備系を現用系の動作状態の監視に用い、現用系に障害が
生じた際に予備系に切り換えることにより、あるいは、
複数の集計装置で同一の処理を行うと共に、相互に動作
状態を監視することにより、システムの運用がなされて
いる。
置や回線がそれぞれ少なくとも二つ設けられ、例えば一
つを現用系、他を予備系とし、通常は現用系を用いて予
備系を現用系の動作状態の監視に用い、現用系に障害が
生じた際に予備系に切り換えることにより、あるいは、
複数の集計装置で同一の処理を行うと共に、相互に動作
状態を監視することにより、システムの運用がなされて
いる。
【0003】こうした集計システムでは、データ同期、
特に集計装置間で一定のタイミングでデータ同期を取っ
て同一のデータを集計し、端末機に対して送受信する等
の処理を行う必要がある。特に集計装置のどれかに障害
が発生した場合に、正常な装置への制御系統の切り換え
や障害が発生した装置の切り離し(回線の切断)を行う
と共に、残りの集計装置間でデータ同期を取りつつ、通
常の処理を継続しなければならない。
特に集計装置間で一定のタイミングでデータ同期を取っ
て同一のデータを集計し、端末機に対して送受信する等
の処理を行う必要がある。特に集計装置のどれかに障害
が発生した場合に、正常な装置への制御系統の切り換え
や障害が発生した装置の切り離し(回線の切断)を行う
と共に、残りの集計装置間でデータ同期を取りつつ、通
常の処理を継続しなければならない。
【0004】しかしながら、一定のタイミングでデータ
同期を取る場合、集計装置での処理中に、データ同期を
取るための待ち時間が発生し、システム全体の処理効率
を低下させる場合がある。また、集計装置相互間の監視
と、障害発生時における切り換え操作を行うためには複
雑な制御が必要となる。
同期を取る場合、集計装置での処理中に、データ同期を
取るための待ち時間が発生し、システム全体の処理効率
を低下させる場合がある。また、集計装置相互間の監視
と、障害発生時における切り換え操作を行うためには複
雑な制御が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解決し、データの効率的な処理と、システム
としての信頼性向上を図る集計システムを提案するもの
である。
の問題点を解決し、データの効率的な処理と、システム
としての信頼性向上を図る集計システムを提案するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による集計システ
ムは、二台の集計装置と、少なくとも一台の端末機と、
これらを相互に接続する二つの通信回線とを具え、これ
ら通信回線の一方を主回線、他方を予備回線とすると共
に前記各集計装置では同一の処理を行う二重系を構成し
た集計システムにおいて、前記端末機から前記各集計装
置に対して送信した信号に対する、前記各集計装置から
返信された信号に基づいて前記各集計装置の障害発生の
有無を前記端末機にて判断し、前記各集計装置の一方に
障害が発生したと判断された場合、前記端末機から他方
の集計装置に対して、前記障害が発生したと判断された
一方の集計装置とのデータ同期を取って前記一方の集計
装置からも前記他方の集計装置と同一の応答信号を出力
するように指令し、前記他方の集計装置は、前記端末機
からの指令に基づき、前記障害が発生したと判断された
一方の集計装置との間でデータ同期を取って前記一方の
集計装置からも前記他方の集計装置と同一の応答信号を
出力することを特徴とするものである。
ムは、二台の集計装置と、少なくとも一台の端末機と、
これらを相互に接続する二つの通信回線とを具え、これ
ら通信回線の一方を主回線、他方を予備回線とすると共
に前記各集計装置では同一の処理を行う二重系を構成し
た集計システムにおいて、前記端末機から前記各集計装
置に対して送信した信号に対する、前記各集計装置から
返信された信号に基づいて前記各集計装置の障害発生の
有無を前記端末機にて判断し、前記各集計装置の一方に
障害が発生したと判断された場合、前記端末機から他方
の集計装置に対して、前記障害が発生したと判断された
一方の集計装置とのデータ同期を取って前記一方の集計
装置からも前記他方の集計装置と同一の応答信号を出力
するように指令し、前記他方の集計装置は、前記端末機
からの指令に基づき、前記障害が発生したと判断された
一方の集計装置との間でデータ同期を取って前記一方の
集計装置からも前記他方の集計装置と同一の応答信号を
出力することを特徴とするものである。
【0007】本発明による集計システムは、集計装置
(ホストコンピュータ)の動作状態の監視と、障害発生
時における集計装置の系統切り換え等の指令を、回線を
通じて集計装置と接続している端末機からも行うことが
可能な構成としている。それによって、集計装置間でデ
ータ同期を行うための待ち時間発生に伴う処理効率の低
下や、集計装置相互での監視や系統切り換え操作のため
の制御プログラムを集計装置側で持つ必要がなくなる。
さらに、集計装置から離れた遠隔地にある端末機から集
計装置の監視や障害への対応が可能となることから、集
計装置に発生した障害に迅速に対応することができるよ
うになる。
(ホストコンピュータ)の動作状態の監視と、障害発生
時における集計装置の系統切り換え等の指令を、回線を
通じて集計装置と接続している端末機からも行うことが
可能な構成としている。それによって、集計装置間でデ
ータ同期を行うための待ち時間発生に伴う処理効率の低
下や、集計装置相互での監視や系統切り換え操作のため
の制御プログラムを集計装置側で持つ必要がなくなる。
さらに、集計装置から離れた遠隔地にある端末機から集
計装置の監視や障害への対応が可能となることから、集
計装置に発生した障害に迅速に対応することができるよ
うになる。
【0008】また本発明による集計システムは、前記端
末機に、制御部と、記憶部と、通信インターフェイス部
とを具える処理部を二つ設けると共に、これら各処理部
を切り換えて処理を行うための切り換え部をさらに設け
たことを特徴とするものである。
末機に、制御部と、記憶部と、通信インターフェイス部
とを具える処理部を二つ設けると共に、これら各処理部
を切り換えて処理を行うための切り換え部をさらに設け
たことを特徴とするものである。
【0009】すなわち本集計システムにおいては、集計
装置および回線のみならず、端末機もまた処理部を二重
系としている。それによって、システム全体の信頼性を
さらに向上させることが可能である。
装置および回線のみならず、端末機もまた処理部を二重
系としている。それによって、システム全体の信頼性を
さらに向上させることが可能である。
【0010】さらに本発明による集計システムは、前記
端末機の一方の処理部を現用系、他方の処理部を予備系
とし、前記現用系の処理部は前記予備系の処理部に対し
て動作状態を送信し、一方前記予備系の処理部は前記現
用系の処理部の動作状態を監視し、前記現用系の処理部
に障害が発生したと判断された場合、前記予備系の処理
部は、前記切り換え部により、当該端末機による処理を
前記予備系に切り換えて行うことを特徴とする。
端末機の一方の処理部を現用系、他方の処理部を予備系
とし、前記現用系の処理部は前記予備系の処理部に対し
て動作状態を送信し、一方前記予備系の処理部は前記現
用系の処理部の動作状態を監視し、前記現用系の処理部
に障害が発生したと判断された場合、前記予備系の処理
部は、前記切り換え部により、当該端末機による処理を
前記予備系に切り換えて行うことを特徴とする。
【0011】すなわち本集計システムにおいては、端末
機も二重系とし、それぞれの系相互で動作状態を監視
し、一方に障害が発生した場合、直ちに系統切り換えを
行うこととしている。それによって端末機自体の信頼性
をも向上させることができ、より信頼性の高い集計シス
テムを構築することが可能となる。
機も二重系とし、それぞれの系相互で動作状態を監視
し、一方に障害が発生した場合、直ちに系統切り換えを
行うこととしている。それによって端末機自体の信頼性
をも向上させることができ、より信頼性の高い集計シス
テムを構築することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。
適な実施形態について説明する。
【0013】図1は、本発明による集計システムの構成
を概略示すブロック図である。本システムの具体例とし
ては、公営競技場のトータリゼータシステム、コンビニ
エンスストアのPOSシステム、鉄道会社の乗車券発行シ
ステム等がある。
を概略示すブロック図である。本システムの具体例とし
ては、公営競技場のトータリゼータシステム、コンビニ
エンスストアのPOSシステム、鉄道会社の乗車券発行シ
ステム等がある。
【0014】本システム10は、2台の集計装置11,12、
複数(図ではn台)の端末機13が2本の回線14,15で接
続している。集計装置11,12は、通常同一のものであ
り、システム運用時には両集計装置で同一の処理を行う
こととする。また回線を2本設けていることにより二重
系が構成されている。さらに端末機13としては、ここで
は発券端末、レジスター、システム動作監視端末、ネッ
トワーク監視端末等種々のものが含まれる。
複数(図ではn台)の端末機13が2本の回線14,15で接
続している。集計装置11,12は、通常同一のものであ
り、システム運用時には両集計装置で同一の処理を行う
こととする。また回線を2本設けていることにより二重
系が構成されている。さらに端末機13としては、ここで
は発券端末、レジスター、システム動作監視端末、ネッ
トワーク監視端末等種々のものが含まれる。
【0015】図2は、端末機13の構成を概略示すブロッ
ク図である。端末機13は二つの処理部131A,131Bを具
え、各処理部はそれぞれ主制御部132A,132B、メモリ部
133A,133Bおよび通信インターフェイス部134A,134Bを
具える。処理部131A,131Bはデータバス135を介して切
換部136と接続し、この切換部136によって、例えば、通
常は処理部131Aで処理を行い(現用系)、処理部131Bを
予備(予備系)とし、処理部131Aに障害等が発生した場
合に処理部131Bに切り換えることができる。すなわち、
処理部131A,131Bおよび切換部136により二重系が構成
されることとなる。また端末機13は、ディスプレイ、キ
ーボードなどのマンマシンインターフェイス部137、プ
リンタ等などを制御する機構制御部138および、端末機1
3周辺の機器(外部ユニット)を制御する外部ユニット
制御部139を具える。
ク図である。端末機13は二つの処理部131A,131Bを具
え、各処理部はそれぞれ主制御部132A,132B、メモリ部
133A,133Bおよび通信インターフェイス部134A,134Bを
具える。処理部131A,131Bはデータバス135を介して切
換部136と接続し、この切換部136によって、例えば、通
常は処理部131Aで処理を行い(現用系)、処理部131Bを
予備(予備系)とし、処理部131Aに障害等が発生した場
合に処理部131Bに切り換えることができる。すなわち、
処理部131A,131Bおよび切換部136により二重系が構成
されることとなる。また端末機13は、ディスプレイ、キ
ーボードなどのマンマシンインターフェイス部137、プ
リンタ等などを制御する機構制御部138および、端末機1
3周辺の機器(外部ユニット)を制御する外部ユニット
制御部139を具える。
【0016】ここで、図示の端末機13において、処理部
131Aを現用系とした場合、端末機13は主制御部132Aの制
御の下で処理を実行する。主制御部132Aは、図示しない
集計装置との間でデータ送受信を行う一方、予備系とな
る処理部131Bの主制御部132Bに対してデータバス135を
通して自己の動作状態を送信する。
131Aを現用系とした場合、端末機13は主制御部132Aの制
御の下で処理を実行する。主制御部132Aは、図示しない
集計装置との間でデータ送受信を行う一方、予備系とな
る処理部131Bの主制御部132Bに対してデータバス135を
通して自己の動作状態を送信する。
【0017】予備系となる処理部131Bにおいては、主制
御部132Bが、1回の処理(トランザクション)毎に現用
系側の主制御部132Aとデータ同期を取りつつメモリ部13
3Bにデータを蓄積する。ここでメモリ部133Bに蓄積され
るデータは、現用系側の処理部131Aのメモリ部134Aに蓄
積されるデータ、すなわち集計装置とのデータ送受信に
よって得られるデータおよび、現用系側から送信され
る、現用系の状態を示すデータである。
御部132Bが、1回の処理(トランザクション)毎に現用
系側の主制御部132Aとデータ同期を取りつつメモリ部13
3Bにデータを蓄積する。ここでメモリ部133Bに蓄積され
るデータは、現用系側の処理部131Aのメモリ部134Aに蓄
積されるデータ、すなわち集計装置とのデータ送受信に
よって得られるデータおよび、現用系側から送信され
る、現用系の状態を示すデータである。
【0018】予備系となる処理部131Bは、現用系(処理
部131A)から送信される、現用系の状態を示すデータを
基に、現用系の動作状態を監視する。このとき、現用系
に障害が発見された場合には、切換部136により制御を
予備系(処理部131B)側に切り換えて処理を継続すると
共に、障害に対処するための処理を行う。
部131A)から送信される、現用系の状態を示すデータを
基に、現用系の動作状態を監視する。このとき、現用系
に障害が発見された場合には、切換部136により制御を
予備系(処理部131B)側に切り換えて処理を継続すると
共に、障害に対処するための処理を行う。
【0019】図3は、端末機13において集計装置11,12
の動作状態を監視するための処理手順を示すフローチャ
ートである。以下、その手順を説明する。
の動作状態を監視するための処理手順を示すフローチャ
ートである。以下、その手順を説明する。
【0020】まずステップ201で、集計装置A(集計装
置11)からの応答データが正常なものであるか否かを判
定する。ここで、正常な応答データであればステップ20
2へ進み、障害な応答データであればステップ203へ進
む。
置11)からの応答データが正常なものであるか否かを判
定する。ここで、正常な応答データであればステップ20
2へ進み、障害な応答データであればステップ203へ進
む。
【0021】続くステップ202では、集計装置B(集計
装置12)からの応答データが正常なものであるか否かを
判定する。ここで、正常な応答データであればステップ
204へ進み、障害な応答データであればステップ205へ進
む。
装置12)からの応答データが正常なものであるか否かを
判定する。ここで、正常な応答データであればステップ
204へ進み、障害な応答データであればステップ205へ進
む。
【0022】ステップ203では、集計装置Aからの応答
データに障害があった場合に、集計装置Bからの応答デ
ータが正常なものであるか否かを判定する。ここで、正
常な応答データであればステップ206へ進み、障害な応
答データであればステップ207へ進む。
データに障害があった場合に、集計装置Bからの応答デ
ータが正常なものであるか否かを判定する。ここで、正
常な応答データであればステップ206へ進み、障害な応
答データであればステップ207へ進む。
【0023】ステップ204では、集計装置A,Bからの
応答データが一致しているか否かを判定する。ここで、
両者からの応答データが一致していれば処理を終了す
る。一方、一致していない場合にはステップ207へ進
む。
応答データが一致しているか否かを判定する。ここで、
両者からの応答データが一致していれば処理を終了す
る。一方、一致していない場合にはステップ207へ進
む。
【0024】ステップ205では、集計装置Aからの応答
データが正常で、かつ集計装置Bからの応答データに障
害が発生した場合に、集計装置Aにデータ同期要求の指
令を出し、両集計装置から送信させるデータを一致させ
るようにする。その後、処理を終了する。
データが正常で、かつ集計装置Bからの応答データに障
害が発生した場合に、集計装置Aにデータ同期要求の指
令を出し、両集計装置から送信させるデータを一致させ
るようにする。その後、処理を終了する。
【0025】ステップ206では、集計装置Aからの応答
データに異常が発生し、一方集計装置Bからの応答デー
タが正常な場合に、集計装置Bにデータ同期要求の指令
を出し、両集計装置から送信させるデータを一致させる
ようにする。その後、集計装置の監視処理を終了する。
データに異常が発生し、一方集計装置Bからの応答デー
タが正常な場合に、集計装置Bにデータ同期要求の指令
を出し、両集計装置から送信させるデータを一致させる
ようにする。その後、集計装置の監視処理を終了する。
【0026】そしてステップ207では、両集計装置から
の応答データに異常が発生した場合、あるいは両集計装
置からの応答データに異常は見られないが、両データが
一致しない場合に、異常処理、すなわち発生した障害に
対処するための処理を行う。その後、監視処理を終了す
る。
の応答データに異常が発生した場合、あるいは両集計装
置からの応答データに異常は見られないが、両データが
一致しない場合に、異常処理、すなわち発生した障害に
対処するための処理を行う。その後、監視処理を終了す
る。
【0027】次に図4は、端末機13からデータ同期要求
の指令を受けた集計装置(ここでは集計装置A)におけ
る、データ同期処理の手順を示すフローチャートであ
る。以下、その手順を説明する。
の指令を受けた集計装置(ここでは集計装置A)におけ
る、データ同期処理の手順を示すフローチャートであ
る。以下、その手順を説明する。
【0028】まずステップ301では、端末機からのデー
タ同期要求を受けて、集計装置Bに対し、集計装置Bか
ら集計装置Aに対してデータ送信を行うよう要求(該当
データ取得コマンド送信)する。
タ同期要求を受けて、集計装置Bに対し、集計装置Bか
ら集計装置Aに対してデータ送信を行うよう要求(該当
データ取得コマンド送信)する。
【0029】続くステップ302では、集計装置Bからの
応答データを受信し、正常なデータであるか否かを判断
する。ここで、応答データが正常であると判断された場
合にはステップ303へ進み、正常でないと判断された場
合にはステップ306へ進む。
応答データを受信し、正常なデータであるか否かを判断
する。ここで、応答データが正常であると判断された場
合にはステップ303へ進み、正常でないと判断された場
合にはステップ306へ進む。
【0030】ステップ303では、集計装置Bからの応答
データと、集計装置Aが保有しているデータとを比較
し、一致の有無を判断する。このとき、両者のデータが
一致していれば、このデータ同期処理を終了する。一
方、両者が一致しない場合にはステップ304へ進む。
データと、集計装置Aが保有しているデータとを比較
し、一致の有無を判断する。このとき、両者のデータが
一致していれば、このデータ同期処理を終了する。一
方、両者が一致しない場合にはステップ304へ進む。
【0031】ステップ304では、集計装置Bに対してデ
ータ同期コマンドを送信し、集計装置Aと同期を取り、
かつ一致したデータを出力するよう要求する。続くステ
ップ305では、前のステップ304で送信したコマンドに対
して集計装置Bから正常な応答が出されたか否かを判断
する。その際、応答が正常であれば、このデータ同期処
理を終了し、正常でなければステップ306へ進む。
ータ同期コマンドを送信し、集計装置Aと同期を取り、
かつ一致したデータを出力するよう要求する。続くステ
ップ305では、前のステップ304で送信したコマンドに対
して集計装置Bから正常な応答が出されたか否かを判断
する。その際、応答が正常であれば、このデータ同期処
理を終了し、正常でなければステップ306へ進む。
【0032】そしてテップ306では異常処理、すなわち
発生した異常に対処するための処理を行う。その後、デ
ータ同期処理を終了する。
発生した異常に対処するための処理を行う。その後、デ
ータ同期処理を終了する。
【0033】図5は、端末機13において、現用系として
動作している一方の処理部に異常が発生した場合の、処
理部切換処理手順を示すフローチャートである。以下、
その手順を説明する。
動作している一方の処理部に異常が発生した場合の、処
理部切換処理手順を示すフローチャートである。以下、
その手順を説明する。
【0034】まずステップ401では、現用系として動作
している処理部の状態を予備系が監視し、正常であるか
否かを判断する。このとき、現用系の動作が正常であれ
ば、引き続き監視を行う。一方、正常でないと判断され
た場合にはステップ402へ進む。
している処理部の状態を予備系が監視し、正常であるか
否かを判断する。このとき、現用系の動作が正常であれ
ば、引き続き監視を行う。一方、正常でないと判断され
た場合にはステップ402へ進む。
【0035】ステップ402では、予備系の主制御部より
切換部に対して切り換えコマンドを送信することにより
処理部の切換を指令し、端末機での全ての処理を予備系
により制御することとする。
切換部に対して切り換えコマンドを送信することにより
処理部の切換を指令し、端末機での全ての処理を予備系
により制御することとする。
【0036】続くステップ403では、それまで現用系と
して動作していた側の処理部に対して動作停止コマンド
を送信することにより、当該処理部での処理を停止させ
る。
して動作していた側の処理部に対して動作停止コマンド
を送信することにより、当該処理部での処理を停止させ
る。
【0037】そしてステップ404では、各集計装置に対
して現用系として動作していた側の処理部での障害発生
と、予備系への切り換えが行われたことを送信(状態報
告)し、処理を終了する。
して現用系として動作していた側の処理部での障害発生
と、予備系への切り換えが行われたことを送信(状態報
告)し、処理を終了する。
【0038】以上説明したように、本発明による集計シ
ステムは、集計装置(ホストコンピュータ)の動作状態
を端末機側からも監視し、障害が発生した場合に端末機
側からそれに対処することを可能としている。そのた
め、集計装置に発生した障害に迅速かつ効率的に対応す
ることができるようになる。また、端末機自体も二重系
としていることから、集計システムの信頼性をより一層
向上させることが可能である。
ステムは、集計装置(ホストコンピュータ)の動作状態
を端末機側からも監視し、障害が発生した場合に端末機
側からそれに対処することを可能としている。そのた
め、集計装置に発生した障害に迅速かつ効率的に対応す
ることができるようになる。また、端末機自体も二重系
としていることから、集計システムの信頼性をより一層
向上させることが可能である。
【図1】 本発明による集計システムの構成を概略示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 本集計システムの端末機の構成を概略示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 端末機における集計装置の動作状態を監視す
るための処理手順を示すフローチャートである。
るための処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 集計装置におけるデータ同期処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】 端末機における処理部切り換え処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10 集計システム 11,12 集計装置 13 端末機 14,15 回線 131 処理部 132 主制御部 133 メモリ部 134 通信インターフェイス部 135 データバス 136 切換部 137 マンマシンインターフェイス部 138 機構制御部 139 外部ユニット制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA01 GA21 GB02 JB14 KA12 KB04 ME02 ME04 ME09 5K032 AA05 BA08 DA01 DA11 DB28 EA07 5K035 AA03 BB01 CC01 DD01 FF04 HH02 HH07 JJ02 LL18 MM07
Claims (3)
- 【請求項1】 二台の集計装置と、少なくとも一台の端
末機と、これらを相互に接続する二つの通信回線とを具
え、これら通信回線の一方を主回線、他方を予備回線と
すると共に前記各集計装置では同一の処理を行う二重系
を構成した集計システムにおいて、 前記端末機から前記各集計装置に対して送信した信号に
対する、前記各集計装置から返信された信号に基づいて
前記各集計装置の障害発生の有無を前記端末機にて判断
し、 前記各集計装置の一方に障害が発生したと判断された場
合、前記端末機から他方の集計装置に対して、前記障害
が発生したと判断された一方の集計装置とのデータ同期
を取って前記一方の集計装置からも前記他方の集計装置
と同一の応答信号を出力するように指令し、 前記他方の集計装置は、前記端末機からの指令に基づ
き、前記障害が発生したと判断された一方の集計装置と
の間でデータ同期を取って前記一方の集計装置からも前
記他方の集計装置と同一の応答信号を出力することを特
徴とする集計システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記端末機に、制御部と、記憶部と、通信インターフェ
イス部とを具える処理部を二つ設けると共に、これら各
処理部を切り換えて処理を行うための切り換え部をさら
に設けたことを特徴とする集計システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のシステムにおいて、 前記端末機の一方の処理部を現用系、他方の処理部を予
備系とし、 前記現用系の処理部は前記予備系の処理部に対して動作
状態を送信し、一方前記予備系の処理部は前記現用系の
処理部の動作状態を監視し、 前記現用系の処理部に障害が発生したと判断された場
合、前記予備系の処理部は、前記切り換え部により、当
該端末機による処理を前記予備系に切り換えて行うこと
を特徴とする集計システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064342A JP2002271348A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 集計システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001064342A JP2002271348A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 集計システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002271348A true JP2002271348A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18923170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001064342A Pending JP2002271348A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 集計システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002271348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11221926B2 (en) | 2018-11-22 | 2022-01-11 | Fujitsu Limited | Information processing system and information processing apparatus |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001064342A patent/JP2002271348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11221926B2 (en) | 2018-11-22 | 2022-01-11 | Fujitsu Limited | Information processing system and information processing apparatus |
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