JPH0610895A - 水中モータポンプ - Google Patents
水中モータポンプInfo
- Publication number
- JPH0610895A JPH0610895A JP7810293A JP7810293A JPH0610895A JP H0610895 A JPH0610895 A JP H0610895A JP 7810293 A JP7810293 A JP 7810293A JP 7810293 A JP7810293 A JP 7810293A JP H0610895 A JPH0610895 A JP H0610895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- casing
- pump
- lower casing
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストレーナの側方から外力が加わった場合で
も、該ストレーナ自体や貫通ボルトが変形する恐れがな
く、また補強材なしのゴムで成形した下部ケーシングの
変形を防止すること。 【構成】 ポンプケーシング3を、製造上の中子を不要
とする上方に開放し且つ補強材を有しないゴムのような
弾性体からなる下部ケーシング13Bと、中間ケーシン
グ13Aとストレーナ3Cとを、通しボルト4によって
締結して構成し、中間ケーシング13Aに、ストレーナ
内径が嵌まり込む嵌合部(インロー)15を設けてい
る。また、下部ケーシング13Bの下部には、複数個の
リブ16を設け、各リブ16の間の空間を、水が通過で
きるように形成している。 【効果】 ポンプ運転時、外力がストレーナ側方に作用
しても、内方への変形が防止され、通しボルト4の変形
の恐れもなく、ポンプ内圧による下部ケーシング13B
の変形も防止される。
も、該ストレーナ自体や貫通ボルトが変形する恐れがな
く、また補強材なしのゴムで成形した下部ケーシングの
変形を防止すること。 【構成】 ポンプケーシング3を、製造上の中子を不要
とする上方に開放し且つ補強材を有しないゴムのような
弾性体からなる下部ケーシング13Bと、中間ケーシン
グ13Aとストレーナ3Cとを、通しボルト4によって
締結して構成し、中間ケーシング13Aに、ストレーナ
内径が嵌まり込む嵌合部(インロー)15を設けてい
る。また、下部ケーシング13Bの下部には、複数個の
リブ16を設け、各リブ16の間の空間を、水が通過で
きるように形成している。 【効果】 ポンプ運転時、外力がストレーナ側方に作用
しても、内方への変形が防止され、通しボルト4の変形
の恐れもなく、ポンプ内圧による下部ケーシング13B
の変形も防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下部ケーシングが上下
に開放されていて製造上の中子を不要とする上下分割型
ケーシングを備えた水中モータポンプに関し、ピット
(溜め)からの排水用可搬型ポンプ等として用いて好適
のものである。
に開放されていて製造上の中子を不要とする上下分割型
ケーシングを備えた水中モータポンプに関し、ピット
(溜め)からの排水用可搬型ポンプ等として用いて好適
のものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下部ケーシングが、上方に開放さ
れていて製造上の中子を不要とする上下分割型ケーシン
グを使用する水中モータポンプの一つである半側流形水
中モータポンプは、図6に示すように、モータ1によっ
て駆動される羽根車2を収容したポンプケーシング3
が、下部ケーシング3Bと、上部ケーシングに相当する
中間ケーシング3Aと、ストレーナ3Cとを通しボルト
4によって締結して構成され、該中間ケーシング3A
と、モータ1を内蔵したモータフレーム5とは、取付用
ボルト6によって締結されてモータポンプを構成してい
る。該モータフレーム5の内部には、羽根車2から吐出
された水(流体)がモータ1の外側に沿って流れて該モ
ータ1を冷却するための吐出流路5aが形成され、該吐
出流路5aは、モータの冷却室を兼ねたモータ上部を覆
うモータカバー7を経て、外部の排出通路に連通される
ホースカップリング8に接続されている。上記取付用ボ
ルト6は、ゴムのような耐摩耗性弾性体9によって流水
から遮蔽されている。
れていて製造上の中子を不要とする上下分割型ケーシン
グを使用する水中モータポンプの一つである半側流形水
中モータポンプは、図6に示すように、モータ1によっ
て駆動される羽根車2を収容したポンプケーシング3
が、下部ケーシング3Bと、上部ケーシングに相当する
中間ケーシング3Aと、ストレーナ3Cとを通しボルト
4によって締結して構成され、該中間ケーシング3A
と、モータ1を内蔵したモータフレーム5とは、取付用
ボルト6によって締結されてモータポンプを構成してい
る。該モータフレーム5の内部には、羽根車2から吐出
された水(流体)がモータ1の外側に沿って流れて該モ
ータ1を冷却するための吐出流路5aが形成され、該吐
出流路5aは、モータの冷却室を兼ねたモータ上部を覆
うモータカバー7を経て、外部の排出通路に連通される
ホースカップリング8に接続されている。上記取付用ボ
ルト6は、ゴムのような耐摩耗性弾性体9によって流水
から遮蔽されている。
【0003】ポンプ運転時、羽根車2によって吐出され
た揚液(水)は、モータ1に沿った吐出流路5aを矢印
のように流れ、更にモータカバー7、ホースカップリン
グ8を経て矢印のように流れて、外部へ吐出されるよう
になっている。
た揚液(水)は、モータ1に沿った吐出流路5aを矢印
のように流れ、更にモータカバー7、ホースカップリン
グ8を経て矢印のように流れて、外部へ吐出されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すような、製
造上の中子を必要とする下部ケーシング3Bの上部を、
モータ1にボルト6aによって取付け、下部にストレー
ナ3Cをボルト4Cによって取付けるようにした従来の
水中モータポンプは、起動水位wに対して、有効面積に
相当するストレーナ高さhが小さい。
造上の中子を必要とする下部ケーシング3Bの上部を、
モータ1にボルト6aによって取付け、下部にストレー
ナ3Cをボルト4Cによって取付けるようにした従来の
水中モータポンプは、起動水位wに対して、有効面積に
相当するストレーナ高さhが小さい。
【0005】一方、図6に示すように、下部ケーシング
3Bが製造上の中子を不要とする上下分割型ケーシング
を使用する水中モータポンプは、ストレーナ3Cの上面
と中間ケーシング3Aの下面とは、単なる突当て状態で
当接され、中間ケーシング3Aと下部ケーシング3B及
びストレーナ3Cの三者を、通しボルト4を中間ケーシ
ング3Aのねじ部4aに螺合して締結されていた。
3Bが製造上の中子を不要とする上下分割型ケーシング
を使用する水中モータポンプは、ストレーナ3Cの上面
と中間ケーシング3Aの下面とは、単なる突当て状態で
当接され、中間ケーシング3Aと下部ケーシング3B及
びストレーナ3Cの三者を、通しボルト4を中間ケーシ
ング3Aのねじ部4aに螺合して締結されていた。
【0006】ところが、上記のような構造(図6)で
は、ストレーナ3C側方から外力Pが作用した場合、次
のような問題が生じた。 (イ)ストレーナ3C自体が変形(へこみ)を生じ易
い。 (ロ)加えられた外力Pが通しボルト4に作用して該ボ
ルト4が曲ったり、中間ケーシング3Aのねじ部4aが
バカになったりし、最悪の場合、該中間ケーシング3A
が割れる恐れがある。 そしてこれらの問題は、特に下部ケーシング3Bがゴム
のような弾性体からなる場合に顕著に現われるという問
題点があった。
は、ストレーナ3C側方から外力Pが作用した場合、次
のような問題が生じた。 (イ)ストレーナ3C自体が変形(へこみ)を生じ易
い。 (ロ)加えられた外力Pが通しボルト4に作用して該ボ
ルト4が曲ったり、中間ケーシング3Aのねじ部4aが
バカになったりし、最悪の場合、該中間ケーシング3A
が割れる恐れがある。 そしてこれらの問題は、特に下部ケーシング3Bがゴム
のような弾性体からなる場合に顕著に現われるという問
題点があった。
【0007】本発明は、(i)ストレーナの側方から外
力が加わった場合でも、該ストレーナ自体や貫通ボルト
が変形する恐れがなく、また、(ii)補強材なしのゴムで
成形した下部ケーシングの変形を防止できるようにした
上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプを提供
することを目的としている。
力が加わった場合でも、該ストレーナ自体や貫通ボルト
が変形する恐れがなく、また、(ii)補強材なしのゴムで
成形した下部ケーシングの変形を防止できるようにした
上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、下部ケーシングが製造上の中子を不要
とする上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプ
において、(i)下部ケーシングを補強材を有しないゴ
ムのような弾性体で構成し、該下部ケーシングを、上部
ケーシングに相当する中間ケーシングとストレーナとの
間に挟持し、且つ上記中間ケーシングにストレーナ内径
が嵌まり込む嵌合部(インロー)を設けたことを特徴と
している。
めに、本発明は、下部ケーシングが製造上の中子を不要
とする上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプ
において、(i)下部ケーシングを補強材を有しないゴ
ムのような弾性体で構成し、該下部ケーシングを、上部
ケーシングに相当する中間ケーシングとストレーナとの
間に挟持し、且つ上記中間ケーシングにストレーナ内径
が嵌まり込む嵌合部(インロー)を設けたことを特徴と
している。
【0009】(ii) また、下部ケーシングを補強材を有
しないゴムのような弾性体で構成し、該下部ケーシング
に複数のリブを一体に設け、前記リブの間の空間を水が
通過できるようにし、該下部ケーシングの外周部をスト
レーナの内径に嵌合したことを特徴としている。
しないゴムのような弾性体で構成し、該下部ケーシング
に複数のリブを一体に設け、前記リブの間の空間を水が
通過できるようにし、該下部ケーシングの外周部をスト
レーナの内径に嵌合したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明は、上記のように、(i)中間ケーシン
グの下方の外周部にストレーナ上部内径が嵌まり込む嵌
合部が形成されているので、ポンプ運転時、外力がスト
レーナ側方に作用しても、該ストレーナは上記中間ケー
シングの嵌合部に保持され、半径方向内方への変形が防
止され、従って、通しボルトの変形の恐れもない。
グの下方の外周部にストレーナ上部内径が嵌まり込む嵌
合部が形成されているので、ポンプ運転時、外力がスト
レーナ側方に作用しても、該ストレーナは上記中間ケー
シングの嵌合部に保持され、半径方向内方への変形が防
止され、従って、通しボルトの変形の恐れもない。
【0011】また、(ii)下部ケーシングに複数のリブを
一体に設け、前記リブの間の空間を水が通過できるよう
にし、該下部ケーシングの外周部をストレーナの内径に
嵌合しているので、ポンプ運転時、下部ケーシングが補
強材を有しないゴムのような弾性体で構成されていて
も、上記複数のリブ並びにストレーナの剛性により、ポ
ンプ内圧による下部ケーシングの変形を防止することが
でき、また、ポンプ運転時、下部ケーシングに設けられ
た複数の各リブの間の空間が流路となり、該流路を経
て、図2、図3の矢印Aに示す水流となって流体が羽根
車吸込口へ吸込まれる。
一体に設け、前記リブの間の空間を水が通過できるよう
にし、該下部ケーシングの外周部をストレーナの内径に
嵌合しているので、ポンプ運転時、下部ケーシングが補
強材を有しないゴムのような弾性体で構成されていて
も、上記複数のリブ並びにストレーナの剛性により、ポ
ンプ内圧による下部ケーシングの変形を防止することが
でき、また、ポンプ運転時、下部ケーシングに設けられ
た複数の各リブの間の空間が流路となり、該流路を経
て、図2、図3の矢印Aに示す水流となって流体が羽根
車吸込口へ吸込まれる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す水中モータポンプ
の縦断面図であって、図中、図6に記載した符号と同一
の符号は同一ないし同類部分を示すものとする。
る。図1は、本発明の一実施例を示す水中モータポンプ
の縦断面図であって、図中、図6に記載した符号と同一
の符号は同一ないし同類部分を示すものとする。
【0013】図において、モータ1によって駆動される
羽根車2を収容したポンプケーシング13は、製造上の
中子を不要とする上方を開放した形状をなした下部ケー
シング13Bと、上部ケーシングに相当する中間ケーシ
ング13A、ストレーナ3Cとを通しボルト4によって
締結して構成され、該中間ケーシング13Aと、モータ
1を内蔵したモータフレーム5とは、取付用ボルト6に
よって締結されてモータポンプを構成している。該モー
タフレーム5の内部には、羽根車2から吐出された水
(流体)がモータ1の外側に沿って流れて該モータ1を
冷却するための吐出流路5aが形成され、該吐出流路5
aは、モータの冷却室を兼ねたモータ上部を覆うモータ
カバー7を経て、外部の排出通路に連通されるホースカ
ップリング8に接続されていることは、従来のもの(図
6)と変りはない。
羽根車2を収容したポンプケーシング13は、製造上の
中子を不要とする上方を開放した形状をなした下部ケー
シング13Bと、上部ケーシングに相当する中間ケーシ
ング13A、ストレーナ3Cとを通しボルト4によって
締結して構成され、該中間ケーシング13Aと、モータ
1を内蔵したモータフレーム5とは、取付用ボルト6に
よって締結されてモータポンプを構成している。該モー
タフレーム5の内部には、羽根車2から吐出された水
(流体)がモータ1の外側に沿って流れて該モータ1を
冷却するための吐出流路5aが形成され、該吐出流路5
aは、モータの冷却室を兼ねたモータ上部を覆うモータ
カバー7を経て、外部の排出通路に連通されるホースカ
ップリング8に接続されていることは、従来のもの(図
6)と変りはない。
【0014】本実施例では、下部ケーシング13Bが補
強材を有しないゴムのような耐摩耗性の弾性体で構成さ
れており、また、中間ケーシング13Aの下部周縁部に
は、ストレーナ3Cの上端部14の内径が嵌まり込む嵌
合部(インロー)15が設けられている。上記のように
構成されているので、ポンプ運転時、外力Pがストレー
ナ3Cの側方に作用しても、半径方向内方への変形が防
止され、従って、通しボルト4の変形の恐れもない。
強材を有しないゴムのような耐摩耗性の弾性体で構成さ
れており、また、中間ケーシング13Aの下部周縁部に
は、ストレーナ3Cの上端部14の内径が嵌まり込む嵌
合部(インロー)15が設けられている。上記のように
構成されているので、ポンプ運転時、外力Pがストレー
ナ3Cの側方に作用しても、半径方向内方への変形が防
止され、従って、通しボルト4の変形の恐れもない。
【0015】また、下部ケーシング13Bの下部では、
図3に示すように、放射状に複数個のリブ16が設けら
れており、これらのリブ16及び/又はボルト貫通用穴
4bの外周面を介して下部ケーシング13Bの外周部が
ストレーナ3Cの内径に嵌合されており、且つこれらの
各リブ16の間の空間は、水の通過できる流路16aを
形成している。図中、4bはボルト貫通用穴である。上
記のように構成されているので、ポンプ運転時、該下部
ケーシングが補強材を有しないゴムのような弾性体で構
成されていても、前記放射状リブ16及び/又はボルト
貫通用穴4bとストレーナ3Cの剛性とにより、ポンプ
内圧による下部ケーシング13Bの変形を防止すること
ができる。
図3に示すように、放射状に複数個のリブ16が設けら
れており、これらのリブ16及び/又はボルト貫通用穴
4bの外周面を介して下部ケーシング13Bの外周部が
ストレーナ3Cの内径に嵌合されており、且つこれらの
各リブ16の間の空間は、水の通過できる流路16aを
形成している。図中、4bはボルト貫通用穴である。上
記のように構成されているので、ポンプ運転時、該下部
ケーシングが補強材を有しないゴムのような弾性体で構
成されていても、前記放射状リブ16及び/又はボルト
貫通用穴4bとストレーナ3Cの剛性とにより、ポンプ
内圧による下部ケーシング13Bの変形を防止すること
ができる。
【0016】また、ポンプ運転時、下部ケーシング13
B下部に設けられた放射状の各リブ16間の流路16a
を経て、図2、図3の矢印Aに示す水流となって、流体
が羽根車2の吸込口へ円滑に吸込まれる。また、ストレ
ーナ3Cは、上端部14が下部ケーシング13Bの上部
の嵌合部(インロー)15に嵌め込まれているので、従
来のもの(図5)に比べて、図4に示すように、ポンプ
外形寸法及び起動水位wを高くすることなく、ストレー
ナの有効面積に相当するストレーナ高さhを大きくとる
ことができる。
B下部に設けられた放射状の各リブ16間の流路16a
を経て、図2、図3の矢印Aに示す水流となって、流体
が羽根車2の吸込口へ円滑に吸込まれる。また、ストレ
ーナ3Cは、上端部14が下部ケーシング13Bの上部
の嵌合部(インロー)15に嵌め込まれているので、従
来のもの(図5)に比べて、図4に示すように、ポンプ
外形寸法及び起動水位wを高くすることなく、ストレー
ナの有効面積に相当するストレーナ高さhを大きくとる
ことができる。
【0017】上記した実施例において、半側流形水中モ
ータポンプの例について説明したが、本発明は、外装形
水中モータポンプや全周流型水中モータポンプにも、同
様に適用することができる。
ータポンプの例について説明したが、本発明は、外装形
水中モータポンプや全周流型水中モータポンプにも、同
様に適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果が奏される。
のような効果が奏される。
【0019】(i)上下分割型ケーシングを備えた水中
モータポンプの下部ケーシングを、中間ケーシングとス
トレーナとの間で挟持し、且つ上記中間ケーシングにス
トレーナ内径が嵌まり込む嵌合部を設けたことにより、
ポンプ運転時、外力がストレーナ側方に作用しても、該
ストレーナは上記中間ケーシングの嵌合部に保持される
ので、内方への変形が防止され、通しボルトの変形の恐
れもない。
モータポンプの下部ケーシングを、中間ケーシングとス
トレーナとの間で挟持し、且つ上記中間ケーシングにス
トレーナ内径が嵌まり込む嵌合部を設けたことにより、
ポンプ運転時、外力がストレーナ側方に作用しても、該
ストレーナは上記中間ケーシングの嵌合部に保持される
ので、内方への変形が防止され、通しボルトの変形の恐
れもない。
【0020】(ii) 下部ケーシングに複数のリブを一体
に設け、前記リブの間の空間を水が通過できるように
し、該下部ケーシングの外周部をストレーナの内径に嵌
合したことにより、ポンプ運転時、下部ケーシングが補
強材を有しないゴムのような弾性体で構成されていて
も、ポンプ内圧による該下部ケーシングの変形を防止す
ることができる。
に設け、前記リブの間の空間を水が通過できるように
し、該下部ケーシングの外周部をストレーナの内径に嵌
合したことにより、ポンプ運転時、下部ケーシングが補
強材を有しないゴムのような弾性体で構成されていて
も、ポンプ内圧による該下部ケーシングの変形を防止す
ることができる。
【0021】また、ストレーナ上端部が下部ケーシング
上部の嵌合部に嵌め込まれているので、ポンプ外形寸法
と起動水位を高くすることなく、ストレーナ高さを大き
くしてストレーナの有効面積を大きくすることができ、
上記放射状の各リブ間の流路と相俟って、ポンプの吸込
効率を高めることができる。
上部の嵌合部に嵌め込まれているので、ポンプ外形寸法
と起動水位を高くすることなく、ストレーナ高さを大き
くしてストレーナの有効面積を大きくすることができ、
上記放射状の各リブ間の流路と相俟って、ポンプの吸込
効率を高めることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す水中モータポンプの縦
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の流れの状態を示す要部縦断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の下部ケーシングの底面図である。
【図4】本発明の要部説明図である。
【図5】従来例を示す要部説明図である。
【図6】本出願人による従来例を示す水中モータポンプ
の縦断面図である。
の縦断面図である。
1 モータ 2 羽根車 3C ストレーナ 4 通しボルト 5 モータフレーム 6 取付用ボルト 13A 中間ケーシング 13B 下部ケーシング 14 ストレーナ上端部 15 嵌合部(インロー) 16 リブ 16a 流路
Claims (2)
- 【請求項1】 下部ケーシングが製造上の中子を不要と
する上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプに
おいて、下部ケーシングを補強材を有しないゴムのよう
な弾性体で構成し、該下部ケーシングを、上部ケーシン
グに相当する中間ケーシングとストレーナとの間で挟持
し、且つ上記中間ケーシングにストレーナ内径が嵌まり
込む嵌合部を設けたことを特徴とする水中モータポン
プ。 - 【請求項2】 下部ケーシングが製造上の中子を不要と
する上下分割型ケーシングを備えた水中モータポンプに
おいて、下部ケーシングを補強材を有しないゴムのよう
な弾性体で構成し、該下部ケーシングに複数のリブを一
体に設け、前記リブの間の空間を水が通過できるように
し、該下部ケーシングの外周部をストレーナの内径に嵌
合したことを特徴とする水中モータポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7810293A JPH0610895A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 水中モータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7810293A JPH0610895A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 水中モータポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610895A true JPH0610895A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=13652522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7810293A Pending JPH0610895A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 水中モータポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610895A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5715568A (en) * | 1995-12-12 | 1998-02-10 | Shop Vac Corporation | Vacuum apparatus having a pump for discharging liquid therefrom |
US20230193904A1 (en) * | 2020-07-09 | 2023-06-22 | Tsurumi Manufacturing Co., Ltd. | Submersible Pump |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5557598A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-28 | Meiji Seika Kaisha Ltd | Salt of amino glycoside antibiotic substance having reduced toxicity |
JPH01301991A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-12-06 | Ebara Corp | 弾性材料製全周流型水中モータポンプ |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP7810293A patent/JPH0610895A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5557598A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-28 | Meiji Seika Kaisha Ltd | Salt of amino glycoside antibiotic substance having reduced toxicity |
JPH01301991A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-12-06 | Ebara Corp | 弾性材料製全周流型水中モータポンプ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5715568A (en) * | 1995-12-12 | 1998-02-10 | Shop Vac Corporation | Vacuum apparatus having a pump for discharging liquid therefrom |
US20230193904A1 (en) * | 2020-07-09 | 2023-06-22 | Tsurumi Manufacturing Co., Ltd. | Submersible Pump |
US11808266B2 (en) * | 2020-07-09 | 2023-11-07 | Tsurumi Manufacturing Co., Ltd. | Submersible pump |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2701057B2 (ja) | 弾性材料製全周流型水中モータポンプ | |
US4609327A (en) | Submergible pump | |
JPH0758080B2 (ja) | 板金製うず巻ポンプケーシング | |
US3521970A (en) | Submersible pump | |
EP0406418A1 (en) | Piping connection part of pump | |
KR101782058B1 (ko) | 논클로그 수중펌프 | |
JPH0610895A (ja) | 水中モータポンプ | |
US5915921A (en) | Wearing ring for volute pump | |
JP3662633B2 (ja) | 水中ポンプ | |
KR800001300Y1 (ko) | 펌 프 장 치 | |
JPH07293496A (ja) | 水中ポンプ | |
JP4369144B2 (ja) | 自吸式ポンプ | |
JP4435944B2 (ja) | 水中ポンプにおけるサクションカバーおよびストレーナの定着構造 | |
JP3623099B2 (ja) | 水中ポンプ | |
KR200243409Y1 (ko) | 배수펌프장용 플랩밸브 | |
JPH0139920Y2 (ja) | ||
JPS6343598B2 (ja) | ||
JP3289212B2 (ja) | 水中ポンプ | |
JPH07286595A (ja) | 水中ポンプのポンプケーシング | |
JPH11336690A (ja) | 水中ポンプ | |
JP2000205174A (ja) | 水中モ―タポンプ | |
JPS6032997A (ja) | 嗚水運転用立軸形ポンプ | |
JP4888872B2 (ja) | 水中ポンプの羽根車室内における夾雑物の閉塞防止構造 | |
JPH0727437Y2 (ja) | 水中モータポンプ | |
JP3154112B2 (ja) | 水中ポンプ |