JPH0610880Y2 - 高さ調節可能な椅子のためのガスばね - Google Patents
高さ調節可能な椅子のためのガスばねInfo
- Publication number
- JPH0610880Y2 JPH0610880Y2 JP1987174537U JP17453787U JPH0610880Y2 JP H0610880 Y2 JPH0610880 Y2 JP H0610880Y2 JP 1987174537 U JP1987174537 U JP 1987174537U JP 17453787 U JP17453787 U JP 17453787U JP H0610880 Y2 JPH0610880 Y2 JP H0610880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- casing
- height
- space
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/20—Chairs or stools with vertically-adjustable seats
- A47C3/30—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertically-acting fluid cylinder
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、高さ調節可能な椅子のためのガスばねであっ
て、圧縮ガスで少なくとも部分的に充填され、一端が椅
子の座面に連結され、少なくとも1つのシリンダーを有
しているケーシングと、シリンダー内に滑動可能に配置
され、シリンダーの内壁にシール部材によって接触し、
シリンダー内部空間を2つのケーシング空間に分割して
いるピストンと、該ピストンに連結され、ケーシングの
他端から緊塞に突出して椅子脚部で支持されているピス
トンロッドと、両ケーシング空間を連通または分断させ
るために両ケーシング空間の間における圧縮ガスの流動
経路内に配置される弁であって、ケーシングの前記一端
に設けられている弁と、前記流動経路内の圧縮ガスを絞
るための絞り装置とを有し、弁が、ケーシングの前記一
端から突出し弁を開弁させるためにケーシング内へ挿入
可能な弁棒を有し、該弁棒が、ケーシングの前記一端に
固設される弁本体内に移動可能に配置されている、高さ
調節可能な椅子のためのガスばねに関するものである。
て、圧縮ガスで少なくとも部分的に充填され、一端が椅
子の座面に連結され、少なくとも1つのシリンダーを有
しているケーシングと、シリンダー内に滑動可能に配置
され、シリンダーの内壁にシール部材によって接触し、
シリンダー内部空間を2つのケーシング空間に分割して
いるピストンと、該ピストンに連結され、ケーシングの
他端から緊塞に突出して椅子脚部で支持されているピス
トンロッドと、両ケーシング空間を連通または分断させ
るために両ケーシング空間の間における圧縮ガスの流動
経路内に配置される弁であって、ケーシングの前記一端
に設けられている弁と、前記流動経路内の圧縮ガスを絞
るための絞り装置とを有し、弁が、ケーシングの前記一
端から突出し弁を開弁させるためにケーシング内へ挿入
可能な弁棒を有し、該弁棒が、ケーシングの前記一端に
固設される弁本体内に移動可能に配置されている、高さ
調節可能な椅子のためのガスばねに関するものである。
従来技術 この様な長さを調節可能なガスばねは例えば西ドイツ国
特許第1812282号公報(アメリカ合衆国特許第3656593号
公報に該当)によって公知になっている。このガスばね
は特に高さを調節可能な椅子の支柱の中又は高さを調節
可能な机の対応する支柱のなかに挿入されている。この
ことは例えば西ドイツ国特許第1931012号公報(アメリ
カ合衆国特許第3711054号公報に該当)によって公知に
なっている。椅子又は肘掛け椅子の高さを調節するの
は、使用者が椅子の上に座っているとき、ガスばねの弁
が開かれるということによって行われる。使用者が彼の
全体重を椅子の座に懸けてガスばねを作動させると、ピ
ストンを有するピストンロッドはばねケーシングの中に
押し込まれ、斯くして椅子の座は下方に沈む。これは反
対に、使用者が座った状態で彼の体重の一部を彼の脚に
移すことによって座面に懸かる重力を減少させると、ピ
ストンはガスばねのケーシングから押し出され、斯くし
て座面は持ち上げられる。従って座面の下降は使用者が
座面に座ったままで行われるが、座面を上昇させる場合
には使用者は脚で身体を支えて座面から身体を離した状
態で高さ調節を行なう。この場合、座面の下降は、急激
に行われると使用者に衝撃を与えるのでできるだけ緩衝
作用を伴うように行われるのが望ましく、一方座面の上
昇は、急激に行なっても座面が使用者の臀部にぶつかる
程度の衝撃なので、できるだけ迅速に行われるのが望ま
しい。
特許第1812282号公報(アメリカ合衆国特許第3656593号
公報に該当)によって公知になっている。このガスばね
は特に高さを調節可能な椅子の支柱の中又は高さを調節
可能な机の対応する支柱のなかに挿入されている。この
ことは例えば西ドイツ国特許第1931012号公報(アメリ
カ合衆国特許第3711054号公報に該当)によって公知に
なっている。椅子又は肘掛け椅子の高さを調節するの
は、使用者が椅子の上に座っているとき、ガスばねの弁
が開かれるということによって行われる。使用者が彼の
全体重を椅子の座に懸けてガスばねを作動させると、ピ
ストンを有するピストンロッドはばねケーシングの中に
押し込まれ、斯くして椅子の座は下方に沈む。これは反
対に、使用者が座った状態で彼の体重の一部を彼の脚に
移すことによって座面に懸かる重力を減少させると、ピ
ストンはガスばねのケーシングから押し出され、斯くし
て座面は持ち上げられる。従って座面の下降は使用者が
座面に座ったままで行われるが、座面を上昇させる場合
には使用者は脚で身体を支えて座面から身体を離した状
態で高さ調節を行なう。この場合、座面の下降は、急激
に行われると使用者に衝撃を与えるのでできるだけ緩衝
作用を伴うように行われるのが望ましく、一方座面の上
昇は、急激に行なっても座面が使用者の臀部にぶつかる
程度の衝撃なので、できるだけ迅速に行われるのが望ま
しい。
目的 本考案の目的は、椅子の高さ調節において座面を低く調
整するときには緩衝作用を伴うように、一方座面を高く
調節するときには迅速に高さ調節できるようなガスばね
を提供することである。
整するときには緩衝作用を伴うように、一方座面を高く
調節するときには迅速に高さ調節できるようなガスばね
を提供することである。
構成、作用及び効果 本考案は、上記目的を達成するため、絞り装置は、ピス
トンロッドがケーシング内に押し込まれるときに少なく
とも部分的に閉弁しケーシングから引き出されるときに
開弁するように弁棒とは別個に弁本体内に設けられる少
なくとも1つの緩衝弁を有していることを特徴とするも
のである。
トンロッドがケーシング内に押し込まれるときに少なく
とも部分的に閉弁しケーシングから引き出されるときに
開弁するように弁棒とは別個に弁本体内に設けられる少
なくとも1つの緩衝弁を有していることを特徴とするも
のである。
本考案によるガスばねを椅子の座面の高さ調整に適用す
る場合、ピストンロッドがケーシングから引き出される
とき(椅子の座面を高く調整するとき)緩衝弁が開弁す
るので、高さ調整を迅速に行えることができ、他方ピス
トンロッドがケーシング内の挿入されるとき(椅子の座
面を低く調整するとき)緩衝弁が少なくとも部分的に閉
弁するので、高さ調整を緩速に、よって緩衝作用を伴う
ように行うことができる。従って、人が椅子の座面に着
座したままで座面の高さを低く調整しても座面が急激に
且つ衝撃的に降下することがない。逆に、着座したまま
で椅子の座面を高く調整する場合には迅速に調整するこ
とができる。
る場合、ピストンロッドがケーシングから引き出される
とき(椅子の座面を高く調整するとき)緩衝弁が開弁す
るので、高さ調整を迅速に行えることができ、他方ピス
トンロッドがケーシング内の挿入されるとき(椅子の座
面を低く調整するとき)緩衝弁が少なくとも部分的に閉
弁するので、高さ調整を緩速に、よって緩衝作用を伴う
ように行うことができる。従って、人が椅子の座面に着
座したままで座面の高さを低く調整しても座面が急激に
且つ衝撃的に降下することがない。逆に、着座したまま
で椅子の座面を高く調整する場合には迅速に調整するこ
とができる。
西ドイツ国特許第1263245号公報によれば家具のための
水圧による持ち上げ装置が公知になっており、この装置
においてはピストンロッドの動き出す運動の緩衝が達成
されているのみである。この様な持ち上げ装置の構造上
の改良が西ドイツ国特許公開第3419364号公報により公
知になっている。いかなる場合でも、長さが調節可能な
ガスばねを椅子の支柱に挿入する場合に発生する特殊な
問題はない。
水圧による持ち上げ装置が公知になっており、この装置
においてはピストンロッドの動き出す運動の緩衝が達成
されているのみである。この様な持ち上げ装置の構造上
の改良が西ドイツ国特許公開第3419364号公報により公
知になっている。いかなる場合でも、長さが調節可能な
ガスばねを椅子の支柱に挿入する場合に発生する特殊な
問題はない。
実施例 本考案の詳細は、添付図を用いた実施例に関する次に記
述から明らかにされる。
述から明らかにされる。
第1図に示された長さを調節可能なガスばねは1つのケ
ーシング1を有し、このケーシングは同軸的に互いには
め込まれた相異なる直径をもった2つの管、すなわち1
つの内部シリンダー2と1の外部シリンダー3とから成
り立っている。外部シリンダー3と内部シリンダー2と
の間には、内部シリンダー2と外部シリンダー3とが相
異なる直径を有しているため、1つのリング状の空間4
が形成されている。
ーシング1を有し、このケーシングは同軸的に互いには
め込まれた相異なる直径をもった2つの管、すなわち1
つの内部シリンダー2と1の外部シリンダー3とから成
り立っている。外部シリンダー3と内部シリンダー2と
の間には、内部シリンダー2と外部シリンダー3とが相
異なる直径を有しているため、1つのリング状の空間4
が形成されている。
内部シリンダー2の中ではほぼリング状のピストン5が
軸方向に移動可能に配置され、このピストンは1つのシ
ール部材例えばシールリング6を介して、シールリング
の外周が内部シリンダー2の内側の壁7に対して気密を
保つ様になっている。ピストン5は、ケーシング1に対
して同軸的に導かれている1つのピストンロッド8の一
端に固定されている。このピストンロッド8はケーシン
グ1の一端から引き出されている。この端部においては
ケーシング1は閉鎖円板9によって閉鎖され、この閉鎖
円板の外周においてリング状シール10により外部シリ
ンダーの内部壁11に対して気密になる様に閉鎖されて
いる。閉鎖円板9は外部シリンダー3の鍔12によって
軸方向外部に向かって支えられている。内面では閉鎖円
板9に対して壺状の円筒13が接触しており、この円筒
は何段にも重なった気密唇14を収容し、この気密唇は
ピストンロッドに対して気密を保つ様に接触している。
このことによりピストンロッド8の表面に沿って外部に
ガスが漏れるのが阻止されている。
軸方向に移動可能に配置され、このピストンは1つのシ
ール部材例えばシールリング6を介して、シールリング
の外周が内部シリンダー2の内側の壁7に対して気密を
保つ様になっている。ピストン5は、ケーシング1に対
して同軸的に導かれている1つのピストンロッド8の一
端に固定されている。このピストンロッド8はケーシン
グ1の一端から引き出されている。この端部においては
ケーシング1は閉鎖円板9によって閉鎖され、この閉鎖
円板の外周においてリング状シール10により外部シリ
ンダーの内部壁11に対して気密になる様に閉鎖されて
いる。閉鎖円板9は外部シリンダー3の鍔12によって
軸方向外部に向かって支えられている。内面では閉鎖円
板9に対して壺状の円筒13が接触しており、この円筒
は何段にも重なった気密唇14を収容し、この気密唇は
ピストンロッドに対して気密を保つ様に接触している。
このことによりピストンロッド8の表面に沿って外部に
ガスが漏れるのが阻止されている。
ケーシング1の内部空間から円筒13に向かって、外部
シリンダー3の内壁11に接触している心出し片15が
押し付けられ、この心出し片はリブ16を有し、このリ
ブ上に内部シリンダーがそれの内壁7を半径方向で支え
られ、即ち中心位置に置かれている。またこのリブ16
の上では内部シリンダー2が軸方向においてもしっかり
支えられており、即ち軸方向の一方の端の位置が確定さ
れている。リブ16は内部シリンダー2を中心位置に置
きそして軸方向で支えているだけであるから、この範囲
においてはリング状空間4は内部シリンダー2の内部の
ケーシング空間17と連結しており、このケーシング空
間はピストン5、ピストンロッドが突出している側のケ
ーシング1の端部及び内部シリンダー2の内壁7の間に
限定された空間である。従ってリブ16の間にはケーシ
ング空間17とリング状空間4との間に溢流ダクト18
が形成されている。
シリンダー3の内壁11に接触している心出し片15が
押し付けられ、この心出し片はリブ16を有し、このリ
ブ上に内部シリンダーがそれの内壁7を半径方向で支え
られ、即ち中心位置に置かれている。またこのリブ16
の上では内部シリンダー2が軸方向においてもしっかり
支えられており、即ち軸方向の一方の端の位置が確定さ
れている。リブ16は内部シリンダー2を中心位置に置
きそして軸方向で支えているだけであるから、この範囲
においてはリング状空間4は内部シリンダー2の内部の
ケーシング空間17と連結しており、このケーシング空
間はピストン5、ピストンロッドが突出している側のケ
ーシング1の端部及び内部シリンダー2の内壁7の間に
限定された空間である。従ってリブ16の間にはケーシ
ング空間17とリング状空間4との間に溢流ダクト18
が形成されている。
ピストンロッドが突出する側と反対側のケーシング1の
端には1つの弁19が配置されており、この弁により、
内部シリンダー2の内部でピストン5及び弁19の間に
存在しているケーシング空間20はリング状空間4及び
その他のケーシング空間17と連結され又はこれらの空
間から切り離されることが可能である。
端には1つの弁19が配置されており、この弁により、
内部シリンダー2の内部でピストン5及び弁19の間に
存在しているケーシング空間20はリング状空間4及び
その他のケーシング空間17と連結され又はこれらの空
間から切り離されることが可能である。
弁19を含めてガスばね全体は大体において中心縦軸2
1に対して対称的に構成されている。弁19は1つの弁
本体22有し、この弁本体は1つの外部部分23と1つ
の内部部分24とから形成されている。外部部分23は
外部シリンダー3の内壁11に接触しており、このこと
により弁本体22は外部シリンダー3に対してその中心
に位置している。外部部分と同様に円筒形の部分24は
より小さな直径を有し内部シリンダー2の内壁7に接触
しており、そのことにより弁本体22と内部シリンダー
2との間に心出し及びそれと同時に内部シリンダー2と
外部シリンダー3との間の芯出しが行われる。部分23
から部分24に移行する途中には突当て輪帯25が形成
されており、この輪帯により弁本体22は軸方向におい
て内部シリンダー2に支えられている。一方では部分2
3の範囲に、他方では部分24の範囲にそれぞれリング
状の溝26,27とリング状シール28,29が配置さ
れ、これらによりそれぞれ、部分23と外部シリンダー
3の内壁11との間の、及び内部部分24と内部シリン
ダー2の内壁7との間の気密な結合が達成される。弁本
体は軸方向外部に向かって外部シリンダー3のふち付け
部30によって支えられており、そのことにより内部シ
リンダー2も軸方向外部に向かっては固定されている。
1に対して対称的に構成されている。弁19は1つの弁
本体22有し、この弁本体は1つの外部部分23と1つ
の内部部分24とから形成されている。外部部分23は
外部シリンダー3の内壁11に接触しており、このこと
により弁本体22は外部シリンダー3に対してその中心
に位置している。外部部分と同様に円筒形の部分24は
より小さな直径を有し内部シリンダー2の内壁7に接触
しており、そのことにより弁本体22と内部シリンダー
2との間に心出し及びそれと同時に内部シリンダー2と
外部シリンダー3との間の芯出しが行われる。部分23
から部分24に移行する途中には突当て輪帯25が形成
されており、この輪帯により弁本体22は軸方向におい
て内部シリンダー2に支えられている。一方では部分2
3の範囲に、他方では部分24の範囲にそれぞれリング
状の溝26,27とリング状シール28,29が配置さ
れ、これらによりそれぞれ、部分23と外部シリンダー
3の内壁11との間の、及び内部部分24と内部シリン
ダー2の内壁7との間の気密な結合が達成される。弁本
体は軸方向外部に向かって外部シリンダー3のふち付け
部30によって支えられており、そのことにより内部シ
リンダー2も軸方向外部に向かっては固定されている。
弁本体22はそれの外部部分23に円筒状の同軸的な案
内穿孔31を備え、これに、ケーシング空間20の方向
に向かい、なお外部部分23の内部に存在している弁本
体内部空間32が続いている。この内部空間32は案内
穿孔31よりも大きな直径を有している。この内部空間
32に、弁本体を半径方向に通過する溢流ダクト33が
連結されており、このダクトは外側の端がリング状空間
4に連結している。
内穿孔31を備え、これに、ケーシング空間20の方向
に向かい、なお外部部分23の内部に存在している弁本
体内部空間32が続いている。この内部空間32は案内
穿孔31よりも大きな直径を有している。この内部空間
32に、弁本体を半径方向に通過する溢流ダクト33が
連結されており、このダクトは外側の端がリング状空間
4に連結している。
弁本体22には1つの弁棒34が配置されており、この
弁棒は弁本体22から、即ちガスばねから外部に向かっ
て突出している。本質的に円筒状のこの弁棒34は案内
穿孔31の中で案内されている。案内穿孔31から内部
空間32に移行する処に1つの内部シールリング35が
配置され、このシールリングは、内部空間32から案内
穿孔31に至る間の移行路を横切って軸方向外向きに押
し付けられており、そしてこのシールリングは一方では
半径方向において弁棒34に、そして他方では内部空間
32の壁に接触しており、斯くして案内穿孔31を通っ
てガスが漏れるのが阻止されている。内部シールリング
35は軸方向ケーシング空間20の方向に対しては間隔
筒36によって支えられており、この間隔筒は1つ又は
数個の貫通孔37を有し、斯くしてガスは間隔筒36の
内部にも到達可能である。
弁棒は弁本体22から、即ちガスばねから外部に向かっ
て突出している。本質的に円筒状のこの弁棒34は案内
穿孔31の中で案内されている。案内穿孔31から内部
空間32に移行する処に1つの内部シールリング35が
配置され、このシールリングは、内部空間32から案内
穿孔31に至る間の移行路を横切って軸方向外向きに押
し付けられており、そしてこのシールリングは一方では
半径方向において弁棒34に、そして他方では内部空間
32の壁に接触しており、斯くして案内穿孔31を通っ
てガスが漏れるのが阻止されている。内部シールリング
35は軸方向ケーシング空間20の方向に対しては間隔
筒36によって支えられており、この間隔筒は1つ又は
数個の貫通孔37を有し、斯くしてガスは間隔筒36の
内部にも到達可能である。
ケーシング空間20に向き合っている間隔筒36の端に
は、前同様にして1つの内部シールリング38が接触し
ており、このシールリングは半径方向では内部空間32
の内壁と弁棒34に接触している。ケーシング空間20
に向かう軸方向では接触面39に接触している。
は、前同様にして1つの内部シールリング38が接触し
ており、このシールリングは半径方向では内部空間32
の内壁と弁棒34に接触している。ケーシング空間20
に向かう軸方向では接触面39に接触している。
この接触面39は円筒状の閉鎖部材40に形成されてお
り、この閉鎖部材は弁棒34をリング状の隙間41を形
成しながら取り囲んでいる。この閉鎖部材40の半径方
向外側に向かって突出しているリング状の輪帯42は弁
本体22の内部部分24に軸方向で固定されている。弁
棒34は保持板43により弁本体22から外側に抜け出
さない様になっている。この保持板43は、弁19が閉
鎖されている場合には、ケーシング空間20の方を向い
た閉鎖部材40の突当て面44に接触している。
り、この閉鎖部材は弁棒34をリング状の隙間41を形
成しながら取り囲んでいる。この閉鎖部材40の半径方
向外側に向かって突出しているリング状の輪帯42は弁
本体22の内部部分24に軸方向で固定されている。弁
棒34は保持板43により弁本体22から外側に抜け出
さない様になっている。この保持板43は、弁19が閉
鎖されている場合には、ケーシング空間20の方を向い
た閉鎖部材40の突当て面44に接触している。
第1及び2図に示した弁19が閉鎖された時の弁棒34
の静止位置では、弁棒34の細くなった部分45は内部
シールリング35と38との間に位置し、即ちケーシン
グ空間20はリング状の空間4、従って又ケーシング空
間17からも気密に分離されている。弁棒34を弁本体
22の中に押し込むことにより細くなった部分45がケ
ーシング空間20側の内部シールリング38を跨ぎ、斯
くしてガスはケーシング空間17からリング状の空間
4、弁本体の内部空間32及びリング状の隙間41を通
ってケーシング空間20に、及びその逆方向に流動する
ことが可能になる。少なくとも部分的に圧力ガスを充填
された、この様な長さ調節可能なガスばねの対立する作
動態様はとにかく一般に公知にものであり、例えば西ド
イツ国特許第1812282号公報(アメリカ合衆国特許第365
6593号公報に該当)により公知である。
の静止位置では、弁棒34の細くなった部分45は内部
シールリング35と38との間に位置し、即ちケーシン
グ空間20はリング状の空間4、従って又ケーシング空
間17からも気密に分離されている。弁棒34を弁本体
22の中に押し込むことにより細くなった部分45がケ
ーシング空間20側の内部シールリング38を跨ぎ、斯
くしてガスはケーシング空間17からリング状の空間
4、弁本体の内部空間32及びリング状の隙間41を通
ってケーシング空間20に、及びその逆方向に流動する
ことが可能になる。少なくとも部分的に圧力ガスを充填
された、この様な長さ調節可能なガスばねの対立する作
動態様はとにかく一般に公知にものであり、例えば西ド
イツ国特許第1812282号公報(アメリカ合衆国特許第365
6593号公報に該当)により公知である。
第2図から分る様に溢流ダクト33は非常に小さい断面
積を持った絞り部46を有している。この頸部46の直
径は1.0mmよりも小さくそして0.4から0.7mmの範囲にあ
るのが望ましい。溢流ダクト33がこの様な絞られた絞
り部46を有して存在している場合には、弁19を開い
た場合に、ピストンロッド8の押し出し及び押し込み運
動は極端にゆっくり行われる。
積を持った絞り部46を有している。この頸部46の直
径は1.0mmよりも小さくそして0.4から0.7mmの範囲にあ
るのが望ましい。溢流ダクト33がこの様な絞られた絞
り部46を有して存在している場合には、弁19を開い
た場合に、ピストンロッド8の押し出し及び押し込み運
動は極端にゆっくり行われる。
弁本体22の中、そして外部部分23の中には、弁19
を通ってガスが1つの方向に流動する場合には開きそし
て反対方向に流動する場合には少なくとも完全に閉鎖さ
れる緩衝弁47が配置されている。この緩衝弁は、空間
4と弁本体の内部空間32との間の1つの結合ダクト4
8の中に配置されている。第2図に示した具体的な実施
例では結合ダクト48の中に鉢状の弁座49が配置さ
れ、この弁座はリング状空間4の方を向いた弁開口50
を有している。弁座49の中では1つの弁ばね51の力
を受けている1つの弁体52が案内されている。弁ばね
51は弁体52を弁開口50に押し付けている。弁開口
は弁本体22の中に支えられている。鉢状の弁座49は
弁開口50と反対の方を向いた、即ち内部空間32の方
を向いた範囲に通過スリット53を有している。弁体5
2は弁開口50に隣接して細くなった部分54を有して
いる。以上において説明した形成により、弁体52が図
に示した位置に有る時弁開口50及び、従って緩衝弁4
7も固く閉鎖されている。これに反して弁体52が弁ば
ね51の力に抗して弁開口から持ち上げられると、この
場合には細くなった部分54が通過スリット53と重な
り、斯くしてガスがリング状空間4から弁開口50、細
くなった部分54、通過スリット53を通って内部空間
32の中に流れ込むことが可能になる。弁ばね51、弁
体52及び鉢状の弁座49から成りたっているユニット
は結合ダクト48の中で隣接している内部シリンダー2
の縁55によって保持され、この縁は他の部分では突当
て輪帯25に接触している。
を通ってガスが1つの方向に流動する場合には開きそし
て反対方向に流動する場合には少なくとも完全に閉鎖さ
れる緩衝弁47が配置されている。この緩衝弁は、空間
4と弁本体の内部空間32との間の1つの結合ダクト4
8の中に配置されている。第2図に示した具体的な実施
例では結合ダクト48の中に鉢状の弁座49が配置さ
れ、この弁座はリング状空間4の方を向いた弁開口50
を有している。弁座49の中では1つの弁ばね51の力
を受けている1つの弁体52が案内されている。弁ばね
51は弁体52を弁開口50に押し付けている。弁開口
は弁本体22の中に支えられている。鉢状の弁座49は
弁開口50と反対の方を向いた、即ち内部空間32の方
を向いた範囲に通過スリット53を有している。弁体5
2は弁開口50に隣接して細くなった部分54を有して
いる。以上において説明した形成により、弁体52が図
に示した位置に有る時弁開口50及び、従って緩衝弁4
7も固く閉鎖されている。これに反して弁体52が弁ば
ね51の力に抗して弁開口から持ち上げられると、この
場合には細くなった部分54が通過スリット53と重な
り、斯くしてガスがリング状空間4から弁開口50、細
くなった部分54、通過スリット53を通って内部空間
32の中に流れ込むことが可能になる。弁ばね51、弁
体52及び鉢状の弁座49から成りたっているユニット
は結合ダクト48の中で隣接している内部シリンダー2
の縁55によって保持され、この縁は他の部分では突当
て輪帯25に接触している。
弁19が開かれている場合にはピストン5を有するピス
トンロッド8がケーシング1の中で弁19の方向に移動
させられるならば、その時、弁本体の内部空間32から
弁体52に向かって付加的なガス圧力が発生し、その結
果緩衝弁47は緊密に閉鎖される。従ってガスは小さく
絞られている溢流ダクト33のみを通りそこからリング
状の空間4を通って別のケーシング空間17に流動する
ことが可能である。これと反対に弁19が開かれている
場合にピストンロッド8がケーシング1から引き出され
る時には、弁開口50から弁体52に向かう圧力が弁ば
ね51の予備圧力に作用し、斯くして緩衝弁47は開か
れる。従ってこの場合にはガスは緩衝弁47を通って流
動することが可能である。従ってガスが絞られた絞り部
46のみを通って逆方向に流動可能な場合よりもより多
くのガスの量が緩衝弁47及び絞られた絞り部46を通
って単位時間に流動可能である。
トンロッド8がケーシング1の中で弁19の方向に移動
させられるならば、その時、弁本体の内部空間32から
弁体52に向かって付加的なガス圧力が発生し、その結
果緩衝弁47は緊密に閉鎖される。従ってガスは小さく
絞られている溢流ダクト33のみを通りそこからリング
状の空間4を通って別のケーシング空間17に流動する
ことが可能である。これと反対に弁19が開かれている
場合にピストンロッド8がケーシング1から引き出され
る時には、弁開口50から弁体52に向かう圧力が弁ば
ね51の予備圧力に作用し、斯くして緩衝弁47は開か
れる。従ってこの場合にはガスは緩衝弁47を通って流
動することが可能である。従ってガスが絞られた絞り部
46のみを通って逆方向に流動可能な場合よりもより多
くのガスの量が緩衝弁47及び絞られた絞り部46を通
って単位時間に流動可能である。
通常行われ、そして西ドイツ国特許第1931012号公報
(アメリカ合衆国特許第3711054号公報に該当)により
公知になっている様に、ガスばねが、弁棒34を上方に
して椅子又は肘掛け椅子の座面の下側に位置する様に高
さを調節可能な椅子又は肘掛け椅子の高さを調節可能な
椅子の支柱の中に組み込まれているならば、そのときは
座面の沈みかたは比較的強く緩衝され、即ちゆっくりと
行われそして座面を持ち上げること又は高くすることは
比較的速く行われることが可能である。
(アメリカ合衆国特許第3711054号公報に該当)により
公知になっている様に、ガスばねが、弁棒34を上方に
して椅子又は肘掛け椅子の座面の下側に位置する様に高
さを調節可能な椅子又は肘掛け椅子の高さを調節可能な
椅子の支柱の中に組み込まれているならば、そのときは
座面の沈みかたは比較的強く緩衝され、即ちゆっくりと
行われそして座面を持ち上げること又は高くすることは
比較的速く行われることが可能である。
第3図には緩衝弁47′の変形された1つの実施例が示
されており、この弁はこの場合弁ばねの力を受けている
フラッター弁として形成されているのではない。この弁
は前同様にリング状空間4と弁本体の内部空間32の間
の1つの結合ダクト48′の中に存在している1つの鉢
状の弁座49′を有し、この弁座は、リング状空間4側
に1つの弁開口50′を有している。弁体として1つの
球体56が設けられており、この球体は、一点鎖線で示
された、弁開口50′の前方の終端位置に位置してこの
弁開口を閉鎖する。この球体が内部空間32側の、実線
で示されている終端位置では球体は鉢状の弁座49′の
内側に曲げられた突出部分57に接触している。球体5
6と弁座49′の内壁58との間には流動ダクト59が
形成され、このダクトは弁本体の内部空間32に向かっ
て開いている。突出部分57はこの流動ダクト59の中
に突出しているが、ガスの流動を妨げない。
されており、この弁はこの場合弁ばねの力を受けている
フラッター弁として形成されているのではない。この弁
は前同様にリング状空間4と弁本体の内部空間32の間
の1つの結合ダクト48′の中に存在している1つの鉢
状の弁座49′を有し、この弁座は、リング状空間4側
に1つの弁開口50′を有している。弁体として1つの
球体56が設けられており、この球体は、一点鎖線で示
された、弁開口50′の前方の終端位置に位置してこの
弁開口を閉鎖する。この球体が内部空間32側の、実線
で示されている終端位置では球体は鉢状の弁座49′の
内側に曲げられた突出部分57に接触している。球体5
6と弁座49′の内壁58との間には流動ダクト59が
形成され、このダクトは弁本体の内部空間32に向かっ
て開いている。突出部分57はこの流動ダクト59の中
に突出しているが、ガスの流動を妨げない。
弁19が開かれピストンロッド8を有するピストン5が
ケーシング1から引き出される場合には、球体56はリ
ング状空間4を介して流動して来るガスの流れにより弁
開口50′から持ち上げられそして突出部分57に保持
される。ガスの流れは流動ダクト59を通り内部空間3
2に、そしてそこから前記した態様でさらに流動するこ
とが可能である。これと反対に、ピストン5を有するピ
ストンロッドがケーシング1の中に押し込まれる場合に
は、弁本体の内部空間32から流動して来るガスの流れ
が球体56を弁開口50′に押し付けそして緩衝弁4
7′を閉鎖する。弁19が閉鎖されているならば、球体
56は弁座49′に対して一定の位置を占めていない、
即ちフラッター弁と同じである。緩衝弁47′がこの様
な形成の場合にも溢流ダクト33は絞られた絞り部46
を有している。
ケーシング1から引き出される場合には、球体56はリ
ング状空間4を介して流動して来るガスの流れにより弁
開口50′から持ち上げられそして突出部分57に保持
される。ガスの流れは流動ダクト59を通り内部空間3
2に、そしてそこから前記した態様でさらに流動するこ
とが可能である。これと反対に、ピストン5を有するピ
ストンロッドがケーシング1の中に押し込まれる場合に
は、弁本体の内部空間32から流動して来るガスの流れ
が球体56を弁開口50′に押し付けそして緩衝弁4
7′を閉鎖する。弁19が閉鎖されているならば、球体
56は弁座49′に対して一定の位置を占めていない、
即ちフラッター弁と同じである。緩衝弁47′がこの様
な形成の場合にも溢流ダクト33は絞られた絞り部46
を有している。
緩衝弁は又、ガスがいずれの方向に流動する場合でも開
放される様に形成することも可能であるが、しかしその
際にはそれぞれ相異なる流動断面積が開放され、斯くし
て前述した様に、前同様に非対称的な緩衝が達成され
る。この場合には溢流ダクト33には絞られた絞り部4
6が不要になる。
放される様に形成することも可能であるが、しかしその
際にはそれぞれ相異なる流動断面積が開放され、斯くし
て前述した様に、前同様に非対称的な緩衝が達成され
る。この場合には溢流ダクト33には絞られた絞り部4
6が不要になる。
これまではガス又は圧力ガスについて述べてきたが、ガ
スばねの一部分が、公知の態様で、液体で充填されそし
て一部分のみがこの液体に圧力を加えている圧力ガスで
充填されている場合には、圧力ガスによって圧力を加え
られている液体を用いることも可能である。
スばねの一部分が、公知の態様で、液体で充填されそし
て一部分のみがこの液体に圧力を加えている圧力ガスで
充填されている場合には、圧力ガスによって圧力を加え
られている液体を用いることも可能である。
上記したことからすでに明らかな如く、絞り部46を有
する溢流ダクト33と緩衝弁47又は47′は互いに並
列に接続されることを付記しておく。
する溢流ダクト33と緩衝弁47又は47′は互いに並
列に接続されることを付記しておく。
第4図は上記したガスばねを公知の態様で、例えば事務
所用の椅子60に組み込んだ実施例を示す。この椅子
は、床上にローラー61を介して支えられている椅子脚
部62を有し、この脚部に椅子支柱63が上方に向かっ
て突出して配置されている。この支柱は案内管64を有
し、この管の中に上記のガスはねがそのピストンロッド
8を案内管64の底に固定され、一方ケーシング1は案
内管64の中で移動可能に案内される様に配置されてい
る。弁棒34が突き出しているケーシング1の上端は座
面65の下側に固定され、その際弁棒34を作動させる
ための旋回可能な作動レバー66が設けられている。さ
らに椅子は通常の如く背もたれ67を有している。座面
65が、矢印68で示す下方に向かって移動させられる
場合には、この運動は強く緩衝される。何故ならば緩衝
弁47、47′が閉鎖されるからである。それと反対に
座面が矢印69で示す上方に移動させられる場合には、
この運動はあまり緩衝されない。何故ならば緩衝弁47
又は47′が開放されているからである。
所用の椅子60に組み込んだ実施例を示す。この椅子
は、床上にローラー61を介して支えられている椅子脚
部62を有し、この脚部に椅子支柱63が上方に向かっ
て突出して配置されている。この支柱は案内管64を有
し、この管の中に上記のガスはねがそのピストンロッド
8を案内管64の底に固定され、一方ケーシング1は案
内管64の中で移動可能に案内される様に配置されてい
る。弁棒34が突き出しているケーシング1の上端は座
面65の下側に固定され、その際弁棒34を作動させる
ための旋回可能な作動レバー66が設けられている。さ
らに椅子は通常の如く背もたれ67を有している。座面
65が、矢印68で示す下方に向かって移動させられる
場合には、この運動は強く緩衝される。何故ならば緩衝
弁47、47′が閉鎖されるからである。それと反対に
座面が矢印69で示す上方に移動させられる場合には、
この運動はあまり緩衝されない。何故ならば緩衝弁47
又は47′が開放されているからである。
緩衝弁をピストンロッド8がケーシング1から引き出さ
れる位置、例えば溢流ダクト18の付近に配置すること
は不利である。何故ならばこの様な配置は長さを調節す
る際に、即ちピストンロッド8ケーシング1に押し込ま
れ又は引き出される場合に、ガスばねがガタガタと振動
運動を引き起こすからである。この理由は問題のガスば
ねが高さを調節可能な椅子の支柱などの中に、ピストン
ロッドを下方に引き出される位置で垂直位置において使
用されているからである。ガスばねは潤滑及び気密をよ
くするために僅かな量の油を有しており、この油は上記
した組み込み位置によってシール部材14の前方の心出
し片15の付近及び特に溢流ダクト18の前方に存在し
ている。これらの油の量はそれぞれの緩衝弁によってい
つも圧迫されていなければならない、即ち弁はガスばか
りでなく一時的には油によっても貫流されるからであ
る。
れる位置、例えば溢流ダクト18の付近に配置すること
は不利である。何故ならばこの様な配置は長さを調節す
る際に、即ちピストンロッド8ケーシング1に押し込ま
れ又は引き出される場合に、ガスばねがガタガタと振動
運動を引き起こすからである。この理由は問題のガスば
ねが高さを調節可能な椅子の支柱などの中に、ピストン
ロッドを下方に引き出される位置で垂直位置において使
用されているからである。ガスばねは潤滑及び気密をよ
くするために僅かな量の油を有しており、この油は上記
した組み込み位置によってシール部材14の前方の心出
し片15の付近及び特に溢流ダクト18の前方に存在し
ている。これらの油の量はそれぞれの緩衝弁によってい
つも圧迫されていなければならない、即ち弁はガスばか
りでなく一時的には油によっても貫流されるからであ
る。
第1図は本考案による長さ調節可能なガスばねの縦断面
図、第2図は第1図に示したガスばねの弁の拡大図、第
3図は変形した緩衝弁の実施例を示す長さを調節可能な
ガスばねの部分断面図、第4図は本考案のガスはねによ
り高さを調節可能な椅子を示す図である。 1…ケーシング、2…内部シリンダー 3…外部シリンダー、4…リング状の空間 5…ピストン、6…シールリング 7…内側の壁、8…ピストンロッド 17,20…ケーシング空間 19…弁、33…溢流ダクト 46…絞り部、47,47′…緩衝弁 48,48′…結合ダクト 52…弁体、55…縁
図、第2図は第1図に示したガスばねの弁の拡大図、第
3図は変形した緩衝弁の実施例を示す長さを調節可能な
ガスばねの部分断面図、第4図は本考案のガスはねによ
り高さを調節可能な椅子を示す図である。 1…ケーシング、2…内部シリンダー 3…外部シリンダー、4…リング状の空間 5…ピストン、6…シールリング 7…内側の壁、8…ピストンロッド 17,20…ケーシング空間 19…弁、33…溢流ダクト 46…絞り部、47,47′…緩衝弁 48,48′…結合ダクト 52…弁体、55…縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 アドルフ ゲープハルト ドイツ連邦共和国 フォイヒト 2 ハー ン ホーファーヴェーク 2ベー (56)参考文献 実開 昭51−123106(JP,U) 実開 昭51−620(JP,U) 特公 昭55−14643(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】高さ調節可能な椅子のためのガスばねであ
って、圧縮ガスで少なくとも部分的に充填され、一端が
椅子の座面(65)に連結され、少なくとも1つのシリ
ンダーを有しているケーシング(1)と、シリンダー内
に滑動可能に配置され、シリンダーの内壁(7)にシー
ル部材(6)によって接触し、シリンダーの内部空間を
2つのケーシング空間(17,20)に分割しているピ
ストン(5)と、該ピストン(5)に連結され、ケーシ
ング(1)の他端から緊塞に突出して椅子脚部(62)
で支持されているピストンロッド(8)と、両ケーシン
グ空間(17,20)を連通または分断させるために両
ケーシング空間(17,20)の間における圧縮ガスの
流動経路内に配置される弁(19)であって、ケーシン
グ(1)の前記一端に設けられている弁(19)と、前
記流動経路内の圧縮ガスを絞るための絞り装置とを有
し、弁(19)が、ケーシング(1)の前記一端から突
出し弁(19)を開弁させるためにケーシング(1)内
へ挿入可能な弁棒(34)を有し、該弁棒(34)が、
ケーシング(1)の前記一端に固設される弁本体(2
2)内に移動可能に配置されている、高さ調節可能な椅
子のためのガスばねにおいて、 絞り装置は、ピストンロッド(8)がケーシング(1)
内に押し込まれるときに少なくとも部分的に閉弁しケー
シング(1)から引き出されるときに開弁するように弁
棒(34)とは別個に弁本体(22)内に設けられる少
なくとも1つの緩衝弁(47,47′)を有しているこ
とを特徴とする、高さ調節可能な椅子のためのガスば
ね。 - 【請求項2】前記絞り装置は緩衝弁(47,47′)の
ほかに圧縮ガスの流動経路に緩衝弁に並列に、1つの絞
り部(46)を有する1つの溢流ダクト(33)を有し
ていることを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第1
項に記載の高さ調節可能な椅子のためのガスばね。 - 【請求項3】緩衝弁(47,47′)は逆止め弁として
形成されていることを特徴とする、実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の高さ調節可能な椅子のためのガスば
ね。 - 【請求項4】緩衝弁(47′)はフラッター弁として形
成されていることを特徴とする、実用新案登録請求の範
囲第1項に記載の高さ調節可能な椅子のためのガスば
ね。 - 【請求項5】緩衝弁(47)はばねの力をうけている1
つの弁体(52)を備えていることを特徴とする、実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の高さ調節可能な椅子
のためのガスばね。 - 【請求項6】前記少なくとも1つのシリンダーが、互い
に同軸に配置される内部シリンダー(2)と外部シリン
ダー(3)であり、両シリンダ(2,3)の間にリング
状空間(4)が形成されており、緩衝弁(47,4
7′)が、リング状空間(4)と前記ケーシング空間
(20)とを連通させるように弁(19)に設けられる
結合ダクト(48,48′)内に配置され、且つリング
状空間(4)側において内部シリンダー(2)の縁(5
5)によって保持されていることを特徴とする、実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の高さ調節可能な椅子の
ためのガスばね。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8630918U DE8630918U1 (de) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | Längenverstellbare Gasfeder für höhenverstellbare Stühle, Tische od.dgl. |
DE8630918.8 | 1986-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6388151U JPS6388151U (ja) | 1988-06-08 |
JPH0610880Y2 true JPH0610880Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=6800329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987174537U Expired - Lifetime JPH0610880Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1987-11-17 | 高さ調節可能な椅子のためのガスばね |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4844392A (ja) |
JP (1) | JPH0610880Y2 (ja) |
DE (2) | DE8630918U1 (ja) |
ES (1) | ES2008332A6 (ja) |
FR (1) | FR2606617B1 (ja) |
GB (1) | GB2197708B (ja) |
IT (1) | IT1222992B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3825076A1 (de) * | 1988-07-23 | 1990-01-25 | Bauer Fritz & Soehne Ohg | Laengeneinstellbare verstelleinrichtung |
DE3825077A1 (de) * | 1988-07-23 | 1990-01-25 | Bauer Fritz & Soehne Ohg | Laengeneinstellbare verstelleinrichtung |
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DE4009034A1 (de) * | 1990-03-21 | 1991-09-26 | Suspa Federungstech | Laengenverstellbare gasfeder |
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