JPH1061703A - チェアガススプリング - Google Patents
チェアガススプリングInfo
- Publication number
- JPH1061703A JPH1061703A JP9113910A JP11391097A JPH1061703A JP H1061703 A JPH1061703 A JP H1061703A JP 9113910 A JP9113910 A JP 9113910A JP 11391097 A JP11391097 A JP 11391097A JP H1061703 A JPH1061703 A JP H1061703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- piston
- gas spring
- piston rod
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/20—Chairs or stools with vertically-adjustable seats
- A47C3/30—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with vertically-acting fluid cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/02—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
- F16F9/0209—Telescopic
- F16F9/0245—Means for adjusting the length of, or for locking, the spring or dampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷のかかる際に高さ調整の範囲が最大に可
能であるような一般的タイプのチェアガススプリングを
具現化する。 【解決手段】 外部シリンダ(11)と内部シリンダ
(12)を有するチェアガススプリングであって、これ
らシリンダの間にはオーバーフロー路(24)が形成さ
れ、バルブ(25)が一端に設けられている。ピストン
ロッド(7)に据え付けられたピストン(14)は内部
シリンダ(12)内に変位可能である。オーバーフロー
路(24)を含むピストンロッドを収容するガイド(1
7)とピストンの間の容積(VU)に対して、ピストン
(7)が可能なかぎり引き出される場合に、ピストン
(14)とバルブ(25)の間の容積(VO)に対して
VO/VU>10が当てはまる。
能であるような一般的タイプのチェアガススプリングを
具現化する。 【解決手段】 外部シリンダ(11)と内部シリンダ
(12)を有するチェアガススプリングであって、これ
らシリンダの間にはオーバーフロー路(24)が形成さ
れ、バルブ(25)が一端に設けられている。ピストン
ロッド(7)に据え付けられたピストン(14)は内部
シリンダ(12)内に変位可能である。オーバーフロー
路(24)を含むピストンロッドを収容するガイド(1
7)とピストンの間の容積(VU)に対して、ピストン
(7)が可能なかぎり引き出される場合に、ピストン
(14)とバルブ(25)の間の容積(VO)に対して
VO/VU>10が当てはまる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部分に
係るチェアガススプリング、即ち、外部シリンダと内部
シリンダで形成されるハウジングと、これらシリンダ間
に形成されるオーバーフロー路と、内部シリンダ内で変
位可能で上側と下側を有するピストンと、当該ピストン
につながるピストンロッドと、上記ハウジングの一端に
配設されたガイドと、当該ガイドとピストンの下側の間
に形成されたハウジング室をオーバーフロー路に連結す
る少なくとも1つの通路と、ハウジングの他端に配設さ
れ、閉鎖スポットを有し、当該閉鎖スポットとピストン
の上側の間に形成されたハウジング室をオーバーフロー
路に選択的に連結するバルブとを備えてなるチェアガス
スプリングに関するものである。
係るチェアガススプリング、即ち、外部シリンダと内部
シリンダで形成されるハウジングと、これらシリンダ間
に形成されるオーバーフロー路と、内部シリンダ内で変
位可能で上側と下側を有するピストンと、当該ピストン
につながるピストンロッドと、上記ハウジングの一端に
配設されたガイドと、当該ガイドとピストンの下側の間
に形成されたハウジング室をオーバーフロー路に連結す
る少なくとも1つの通路と、ハウジングの他端に配設さ
れ、閉鎖スポットを有し、当該閉鎖スポットとピストン
の上側の間に形成されたハウジング室をオーバーフロー
路に選択的に連結するバルブとを備えてなるチェアガス
スプリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般的
タイプのチェアガススプリングは実用上、良好に機能し
ている。概して当該ガススプリングは、使用者の身長に
おける差異に実質的に基づいた高さ調整の望ましい可能
性に起因した調整長さを有している。人口のうちの一部
に身長の伸びがあることで、チェア用の高さ変更調整の
範囲をより広くする必要性が増大し、負荷がかかる際の
シートの位置が決定的に重要である。
タイプのチェアガススプリングは実用上、良好に機能し
ている。概して当該ガススプリングは、使用者の身長に
おける差異に実質的に基づいた高さ調整の望ましい可能
性に起因した調整長さを有している。人口のうちの一部
に身長の伸びがあることで、チェア用の高さ変更調整の
範囲をより広くする必要性が増大し、負荷がかかる際の
シートの位置が決定的に重要である。
【0003】ガススプリングを延長することは可能であ
るが、かなり困難であり、これはチェアコラムの構造全
体に影響する。更にチェアコラム自体をチェアの支脚に
対して高さ調整可能とすることが知られているが、チェ
アの基本セッティングを変更すること、言い換えれば高
さ調整の範囲を延長することは利用できない。
るが、かなり困難であり、これはチェアコラムの構造全
体に影響する。更にチェアコラム自体をチェアの支脚に
対して高さ調整可能とすることが知られているが、チェ
アの基本セッティングを変更すること、言い換えれば高
さ調整の範囲を延長することは利用できない。
【0004】そこで本発明の課題は、負荷のかかる際に
高さ調整の範囲が最大に可能であるような一般的タイプ
のチェアガススプリングを具現化することにある。
高さ調整の範囲が最大に可能であるような一般的タイプ
のチェアガススプリングを具現化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は請求項1の特徴部分の記載構成によって、即ち、ピ
ストンロッドが可能なかぎりハウジングから出て延在す
る場合に、閉鎖スポットまでへの、ピストンの下側とガ
イドの間のハウジング室の、少なくとも1つの通路の、
オーバーフロー路の及びバルブにおける空間の容積(V
U)に対するバルブの閉鎖スポットとピストンの上側の
間のハウジング室の容積(VO)について、VO/VU>
10が当てはまることによって達成される。容積
(VU)はハウジング室の残余と少なくとも1つの通
路、オーバーフロー路及び連結室のそれぞれの容積によ
って形成されるものである。本発明によるやり方で、負
荷状態で且つピストンロッドが完全に引き出されてスプ
リングのたわみ(偏位)の範囲が最小に減ることが保証
される。一般的タイプの通例のガススプリングにあるば
ねたわみのこの範囲は、実際に利用可能な調整長さを減
らす。ピストンロッドが完全に引き出される場合、ガス
スプリングはだいたいリジッドである。ピストンロッド
が僅かだけ、言い換えれば既にセッティングされている
場合にシートの可能な最大高さの僅かに下方に押し込ま
れる場合、本発明に係るチェアガススプリングはその固
有の有利なばね特性を取り戻す。
題は請求項1の特徴部分の記載構成によって、即ち、ピ
ストンロッドが可能なかぎりハウジングから出て延在す
る場合に、閉鎖スポットまでへの、ピストンの下側とガ
イドの間のハウジング室の、少なくとも1つの通路の、
オーバーフロー路の及びバルブにおける空間の容積(V
U)に対するバルブの閉鎖スポットとピストンの上側の
間のハウジング室の容積(VO)について、VO/VU>
10が当てはまることによって達成される。容積
(VU)はハウジング室の残余と少なくとも1つの通
路、オーバーフロー路及び連結室のそれぞれの容積によ
って形成されるものである。本発明によるやり方で、負
荷状態で且つピストンロッドが完全に引き出されてスプ
リングのたわみ(偏位)の範囲が最小に減ることが保証
される。一般的タイプの通例のガススプリングにあるば
ねたわみのこの範囲は、実際に利用可能な調整長さを減
らす。ピストンロッドが完全に引き出される場合、ガス
スプリングはだいたいリジッドである。ピストンロッド
が僅かだけ、言い換えれば既にセッティングされている
場合にシートの可能な最大高さの僅かに下方に押し込ま
れる場合、本発明に係るチェアガススプリングはその固
有の有利なばね特性を取り戻す。
【0006】有利な態様は従属請求項から明らかとなろ
う。
う。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の更なる特徴、詳細及び利
点は図面に関連した例示的な実施態様の以下の記述から
明らかとなろう。
点は図面に関連した例示的な実施態様の以下の記述から
明らかとなろう。
【0008】図1のチェアコラムは、支脚1に据え付け
られその上方開放端にガイドブッシュ3を備えたガイド
管2を有してなる。当該ガイド管2に、長さ調整可能な
ガススプリング4が備えら絵、そのハウジング5は共通
の縦中心軸線6の方向に変位ガイドされるようにガイド
ブッシュ3に配設されている。ピストンロッド7はハウ
ジング5から出て下方へ延び、その自由端は軸ベアリン
グ8によってガイド管2の底部9に支持され、この底部
9に取付要素10によって固定されている。
られその上方開放端にガイドブッシュ3を備えたガイド
管2を有してなる。当該ガイド管2に、長さ調整可能な
ガススプリング4が備えら絵、そのハウジング5は共通
の縦中心軸線6の方向に変位ガイドされるようにガイド
ブッシュ3に配設されている。ピストンロッド7はハウ
ジング5から出て下方へ延び、その自由端は軸ベアリン
グ8によってガイド管2の底部9に支持され、この底部
9に取付要素10によって固定されている。
【0009】ガススプリング4のハウジング5は、外部
シリンダ11と当該シリンダと同軸に配設された内部シ
リンダ12を有してなる。ピストンロッド7の内側端に
据え付けられたピストン14は、内部シリンダ12の内
側壁13に当接し、これに対しシールされている。当該
ピストン14は内部シリンダ12を2つのハウジング室
15,16に分けている。
シリンダ11と当該シリンダと同軸に配設された内部シ
リンダ12を有してなる。ピストンロッド7の内側端に
据え付けられたピストン14は、内部シリンダ12の内
側壁13に当接し、これに対しシールされている。当該
ピストン14は内部シリンダ12を2つのハウジング室
15,16に分けている。
【0010】ハウジング5からの出口の近傍において、
ピストンロッド7は外部シリンダ11の内側壁18に対
しシールされ複式リップシール19を配設したガイド1
7内を案内される。複式リップシールはピストンロッド
7に当接する。ガイド17は外部シリンダ11のビード
20によって保持されている。詳述された実施態様の結
果として、ガススプリング4はピストンロッド7の出口
で気密に且つ液密に閉じられる。隣接するハウジング室
15に向かって心出しリング21が配設され、ガイド1
7に当接し、シール19と重複しており、一方で外部シ
リンダ11の内側壁18に当接し、それ故に軸線6に関
して心出しされ、他方で内部シリンダ12を収容し当該
シリンダを軸線6に関して心出しする心出しつば部22
を有する。更に内部シリンダ12は軸線6の方向におい
て心出しリング21に支持されている。通路23が心出
しリング21に形成され、ピストン14とピストンロッ
ド出口側のハウジング5端部の間に形成されたハウジン
グ室15を、外部シリンダ11と内部シリンダ12の間
に形成されたギャップタイプの環状オーバーフロー路2
4に連結している。
ピストンロッド7は外部シリンダ11の内側壁18に対
しシールされ複式リップシール19を配設したガイド1
7内を案内される。複式リップシールはピストンロッド
7に当接する。ガイド17は外部シリンダ11のビード
20によって保持されている。詳述された実施態様の結
果として、ガススプリング4はピストンロッド7の出口
で気密に且つ液密に閉じられる。隣接するハウジング室
15に向かって心出しリング21が配設され、ガイド1
7に当接し、シール19と重複しており、一方で外部シ
リンダ11の内側壁18に当接し、それ故に軸線6に関
して心出しされ、他方で内部シリンダ12を収容し当該
シリンダを軸線6に関して心出しする心出しつば部22
を有する。更に内部シリンダ12は軸線6の方向におい
て心出しリング21に支持されている。通路23が心出
しリング21に形成され、ピストン14とピストンロッ
ド出口側のハウジング5端部の間に形成されたハウジン
グ室15を、外部シリンダ11と内部シリンダ12の間
に形成されたギャップタイプの環状オーバーフロー路2
4に連結している。
【0011】ピストンロッドが出る箇所と反対の端部
で、バルブ25がハウジング5に配設されており、その
バルブボックス26は、外部シリンダ11の内側壁18
と内部シリンダ12の内側壁13に当接し、これらに対
しシールされ、心出しつば部27によって軸線6に関し
て内部シリンダ12を心出しし、内部シリンダ12を軸
線6の方向に支持する。バルブボックス26は、オーバ
ーフロー路24につながり軸線6と同軸にバルブボック
ス26に形成された連結室29につながった通路28を
有し、連結室29をバルブ25とピストン14の間のハ
ウジング室16につなぐことを可能とする。バルブピン
30がこのつながりを生じ、またロックするのに供さ
れ、ハウジング室16に向かう方向に押し込まれる場合
に閉鎖スポット30aを開放して、連結室29をハウジ
ング室16とつなぎ、図に示された停止位置で閉鎖スポ
ット30aを閉じて、連結室29をハウジング室16か
ら隔てる。バルブピン30はバルブボックス26から出
て延び、ハウジング5の取付部分32において、保持さ
れ軸線6の方向に摺動可能に案内された摺動部31を支
えている。このために、スペーサ33が取付部分32に
配設され、外部シリンダ11のビード34によって保持
される。このスペーサ33はまたその軸線方向位置でバ
ルブ25を保持している。チェア又はアームチェアのシ
ート支持部は、この取付部分32に固定可能である。摺
動部31はレバー等によって操作される。
で、バルブ25がハウジング5に配設されており、その
バルブボックス26は、外部シリンダ11の内側壁18
と内部シリンダ12の内側壁13に当接し、これらに対
しシールされ、心出しつば部27によって軸線6に関し
て内部シリンダ12を心出しし、内部シリンダ12を軸
線6の方向に支持する。バルブボックス26は、オーバ
ーフロー路24につながり軸線6と同軸にバルブボック
ス26に形成された連結室29につながった通路28を
有し、連結室29をバルブ25とピストン14の間のハ
ウジング室16につなぐことを可能とする。バルブピン
30がこのつながりを生じ、またロックするのに供さ
れ、ハウジング室16に向かう方向に押し込まれる場合
に閉鎖スポット30aを開放して、連結室29をハウジ
ング室16とつなぎ、図に示された停止位置で閉鎖スポ
ット30aを閉じて、連結室29をハウジング室16か
ら隔てる。バルブピン30はバルブボックス26から出
て延び、ハウジング5の取付部分32において、保持さ
れ軸線6の方向に摺動可能に案内された摺動部31を支
えている。このために、スペーサ33が取付部分32に
配設され、外部シリンダ11のビード34によって保持
される。このスペーサ33はまたその軸線方向位置でバ
ルブ25を保持している。チェア又はアームチェアのシ
ート支持部は、この取付部分32に固定可能である。摺
動部31はレバー等によって操作される。
【0012】ハウジング室15,16と通路23,2
8、連結室29及びオーバーフロー路24は圧縮ガスで
充填され、場合によっては幾らかのオイルで充填されて
いる。バルブ25が閉じられる場合、ピストンロッド7
はピストン14と共にハウジング5に対しぱっと動きう
る。バルブピン30がハウジング室16に向かう方向に
押し込まれることでバルブ25の閉鎖スポット30aが
開放されている場合、ガスはハウジング室15から通路
23、オーバーフロー路24、通路28及び連結室29
を介して、ハウジング室16に流れ、あるいは軸線6の
方向でのピストンロッドに作用する力によって、反対の
方向に流れうる。オーバーフロー路27のデザインを除
いて、ガススプリング5を含むチェアコラム全体の構造
及びチェアガススプリングとしての操作は、例えば基礎
のドイツ特許第1812282号明細書(米国特許第3
656593号及び日本特許第846405号に対応す
る)から公知である。
8、連結室29及びオーバーフロー路24は圧縮ガスで
充填され、場合によっては幾らかのオイルで充填されて
いる。バルブ25が閉じられる場合、ピストンロッド7
はピストン14と共にハウジング5に対しぱっと動きう
る。バルブピン30がハウジング室16に向かう方向に
押し込まれることでバルブ25の閉鎖スポット30aが
開放されている場合、ガスはハウジング室15から通路
23、オーバーフロー路24、通路28及び連結室29
を介して、ハウジング室16に流れ、あるいは軸線6の
方向でのピストンロッドに作用する力によって、反対の
方向に流れうる。オーバーフロー路27のデザインを除
いて、ガススプリング5を含むチェアコラム全体の構造
及びチェアガススプリングとしての操作は、例えば基礎
のドイツ特許第1812282号明細書(米国特許第3
656593号及び日本特許第846405号に対応す
る)から公知である。
【0013】オーバーフロー路24は非常に狭く、ギャ
ップタイプで非常に低容積の環状オーバーフロー路とし
て形成される。ギャップaの幅は非常に低く、ほぼ24
mmの外部シリンダ11の通常の内径bの場合で、a≒
0.1が当てはまる。これは内部シリンダ12の内径c
がc=20mmで、ピストンロッド7の径dがd=10
mmの場合に妥当する。
ップタイプで非常に低容積の環状オーバーフロー路とし
て形成される。ギャップaの幅は非常に低く、ほぼ24
mmの外部シリンダ11の通常の内径bの場合で、a≒
0.1が当てはまる。これは内部シリンダ12の内径c
がc=20mmで、ピストンロッド7の径dがd=10
mmの場合に妥当する。
【0014】ピストンロッド7が可能な限りハウジング
5から出て延びて、言い換えればピストン14が心出し
リング21を、ゆえに図1の描写に従ってガイド17を
推して、ピストンの下側35と閉鎖スポット30aの間
に形成されたハウジング室の容積VUが、ピストンの上
側36と閉鎖スポット30aの間に形成されたハウジン
グ室16の容積VOに対して小さいことが本質的に重要
なことである。ピストンの下側35は心出しリング21
とガイド17に向かって進み、ピストンの上側36はバ
ルブ25に向かって進む。バルブが閉じられている場
合、容積VUはハウジング室15の残余と通路23、オ
ーバーフロー路24、通路28及び連結室29のそれぞ
れの容積によって形成される。構成的に、本質的影響は
オーバーフロー路24の容積に及びうるにすぎない。容
積VOはハウジング室16によって形成され、それは一
方でバルブ25に向かって進むピストンの上側36と当
然ながら内部シリンダ12の内側壁13とによって画定
される。VO/VU>10が当てはまる。VO/VU>20
が好ましい。特に好ましいとしてVO/VU>30が当て
はまり、VO/VU>40がなお良い。
5から出て延びて、言い換えればピストン14が心出し
リング21を、ゆえに図1の描写に従ってガイド17を
推して、ピストンの下側35と閉鎖スポット30aの間
に形成されたハウジング室の容積VUが、ピストンの上
側36と閉鎖スポット30aの間に形成されたハウジン
グ室16の容積VOに対して小さいことが本質的に重要
なことである。ピストンの下側35は心出しリング21
とガイド17に向かって進み、ピストンの上側36はバ
ルブ25に向かって進む。バルブが閉じられている場
合、容積VUはハウジング室15の残余と通路23、オ
ーバーフロー路24、通路28及び連結室29のそれぞ
れの容積によって形成される。構成的に、本質的影響は
オーバーフロー路24の容積に及びうるにすぎない。容
積VOはハウジング室16によって形成され、それは一
方でバルブ25に向かって進むピストンの上側36と当
然ながら内部シリンダ12の内側壁13とによって画定
される。VO/VU>10が当てはまる。VO/VU>20
が好ましい。特に好ましいとしてVO/VU>30が当て
はまり、VO/VU>40がなお良い。
【0015】この詳述された実施形態は、ガススプリン
グの調整の有効長さがなお増加することを達成させる。
とりわけ、これは図2のダイヤグラムに関連して説明さ
れる。
グの調整の有効長さがなお増加することを達成させる。
とりわけ、これは図2のダイヤグラムに関連して説明さ
れる。
【0016】によって示された下側曲線にVO/VU=
41.8が当てはまる。これは上に詳述された大きさの
ガススプリングに関連する。ガススプリングのハウジン
グ5は、ほぼ4Mpaの圧力下でガスで充填されてい
る。完全に引き出された位置から進んで、ピストンロッ
ド7は、それぞれ開放されたバルブで挿入量eだけ徐々
にハウジング内に押し込まれる。ピストンがガイド17
に当接する場合、これらの部分にガスで充填された容積
はもはや事実上ない。そしてバルブ25はバルブピン3
0が解放されることによって閉鎖される。その後、ガス
スプリングはピストンロッド7の挿入に必要な力を取り
除かれ、ピストンロッド7は再びハウジング5から出て
僅かに動く。最大挿入量eは、ピストン14の上側36
がバルブ25を推す場合に得られる。これら個々の位置
において、ガススプリング4は圧縮テスト負荷P=64
0Nによって負荷される。これは使用者がチェアに座る
ことを想定するものである。
41.8が当てはまる。これは上に詳述された大きさの
ガススプリングに関連する。ガススプリングのハウジン
グ5は、ほぼ4Mpaの圧力下でガスで充填されてい
る。完全に引き出された位置から進んで、ピストンロッ
ド7は、それぞれ開放されたバルブで挿入量eだけ徐々
にハウジング内に押し込まれる。ピストンがガイド17
に当接する場合、これらの部分にガスで充填された容積
はもはや事実上ない。そしてバルブ25はバルブピン3
0が解放されることによって閉鎖される。その後、ガス
スプリングはピストンロッド7の挿入に必要な力を取り
除かれ、ピストンロッド7は再びハウジング5から出て
僅かに動く。最大挿入量eは、ピストン14の上側36
がバルブ25を推す場合に得られる。これら個々の位置
において、ガススプリング4は圧縮テスト負荷P=64
0Nによって負荷される。これは使用者がチェアに座る
ことを想定するものである。
【0017】或る負荷に対応するこのテスト負荷Pの結
果として、ピストンロッドはハウジング5内に範囲sま
でばねたわみする。図2のダイヤグラムにおいて、ばね
たわみsのこの範囲は挿入量eにわたってmmで輪郭が
描かれている。バルブ25が閉じられ、ピストンロッド
7が完全に引き出される場合、選択された例において、
ばねたわみsの範囲は僅かに2mmだけである。バルブ
25が閉じられ、ピストンロッド7がハウジング内に僅
かに押し込まれた位置(この位置はピストンロッド7が
挿入の負荷から解放され、ピストンの下側35にとって
ガイド17に止まるために必要な限りで正確にハウジン
グ5から押し出されるように選択される)にある場合、
約4mmのばねたわみsの範囲に増加することになる。
こういう訳で、ダイヤグラムが始めに鉛直断面(部分)
を有する。
果として、ピストンロッドはハウジング5内に範囲sま
でばねたわみする。図2のダイヤグラムにおいて、ばね
たわみsのこの範囲は挿入量eにわたってmmで輪郭が
描かれている。バルブ25が閉じられ、ピストンロッド
7が完全に引き出される場合、選択された例において、
ばねたわみsの範囲は僅かに2mmだけである。バルブ
25が閉じられ、ピストンロッド7がハウジング内に僅
かに押し込まれた位置(この位置はピストンロッド7が
挿入の負荷から解放され、ピストンの下側35にとって
ガイド17に止まるために必要な限りで正確にハウジン
グ5から押し出されるように選択される)にある場合、
約4mmのばねたわみsの範囲に増加することになる。
こういう訳で、ダイヤグラムが始めに鉛直断面(部分)
を有する。
【0018】比較のために、図2にによって示された
曲線が、VO/VU=4.4である同じガススプリングに
おけるばねたわみの範囲を示す。始めに記された場合で
は、ピストンロッドが完全に引き出された場合にばねた
わみsの範囲は僅かに2mmであるのに、比較の場合で
は11mmである。詳述されたやり方の結果として、ガ
ススプリングの調整の有効範囲、および結果的にチェア
コラムの有効調整高さは9mmだけ増加した。ばねたわ
みの範囲の明瞭な減少は、VO/VU>10の時に既に生
じている。
曲線が、VO/VU=4.4である同じガススプリングに
おけるばねたわみの範囲を示す。始めに記された場合で
は、ピストンロッドが完全に引き出された場合にばねた
わみsの範囲は僅かに2mmであるのに、比較の場合で
は11mmである。詳述されたやり方の結果として、ガ
ススプリングの調整の有効範囲、および結果的にチェア
コラムの有効調整高さは9mmだけ増加した。ばねたわ
みの範囲の明瞭な減少は、VO/VU>10の時に既に生
じている。
【図1】チェアガススプリングを備えてなるチェアコラ
ムの垂直縦断面の概略図である。
ムの垂直縦断面の概略図である。
【図2】挿入量にわたるばねたわみの範囲を示すダイア
グラムである。
グラムである。
5 ハウジング 7 ピストンロッド 11 外部シリンダ 12 内部シリンダ 14 ピストン 15 ハウジング室 17 ガイド 23 通路 24 オーバーフロー路 25 バルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 外部シリンダ(11)と内部シリンダ
(12)によって形成されたハウジング(5)と、 内部シリンダ(12)と外部シリンダ(11)の間に形
成されたオーバーフロー路(24)と、 内部シリンダ(12)内で変位可能で、当該内部シリン
ダを2つのハウジング室(16,15)に分け、上側
(36)と下側(35)を有するピストン(14)と、 当該ピストン(14)に据え付けられハウジング(5)
から出て延在するピストンロッド(7)と、 ハウジング(5)の一端に配設されたピストンロッド
(7)のためのガイド(17)と、 ピストンの下側(35)とガイド(17)の間に形成さ
れたハウジング室(15)をオーバーフロー路(24)
と連結する少なくとも1つの通路(23)と、 ハウジング(5)の他端に配設され、閉鎖スポット(3
0a)を有して、ピストンの上側(36)と閉鎖スポッ
ト(30a)の間に形成されたハウジング室(16)を
オーバーフロー路(24)と選択的に連結するバルブ
(25)とを備えてなるチェアガススプリングにおい
て、 ピストンロッド(7)が可能なかぎりハウジング(5)
から出て延在する場合に、閉鎖スポット(30a)まで
への少なくとも1つの通路(23)の、オーバーフロー
路(24)の及びバルブ(25)における空間の、ガイ
ド(17)とピストンの下側(35)の間のハウジング
室(15)の容積(VU)に対するバルブ(25)の閉
鎖スポット(30a)とピストンの上側(36)の間の
ハウジング室(16)の容積(VO)に、VO/VU>1
0が当てはまることを特徴とするチェアガススプリン
グ。 - 【請求項2】 VO/VU>20が当てはまることを特徴
とする請求項1に記載のチェアガススプリング。 - 【請求項3】 VO/VU>30が当てはまることを特徴
とする請求項1に記載のチェアガススプリング。 - 【請求項4】 VO/VU>40が当てはまることを特徴
とする請求項1に記載のチェアガススプリング。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE29608147:7 | 1996-05-04 | ||
DE29608147U DE29608147U1 (de) | 1996-05-04 | 1996-05-04 | Stuhl-Gasfeder |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JPH1061703A (ja) |
KR (1) | KR100456220B1 (ja) |
DE (2) | DE29608147U1 (ja) |
ES (1) | ES2201218T3 (ja) |
TW (1) | TW349614U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102015209465A1 (de) | 2015-05-22 | 2016-11-24 | Sedus Stoll Ag | Gasfedervorrichtung zur Höhenverstellung eines Stuhls und Stuhl mit einer solchen Gasfedervorrichtung |
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DE2907100A1 (de) * | 1979-02-23 | 1980-08-28 | Bauer Fritz & Soehne Ohg | Laengenverstellbare gasfeder |
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DE4009034A1 (de) * | 1990-03-21 | 1991-09-26 | Suspa Federungstech | Laengenverstellbare gasfeder |
DE4420914A1 (de) * | 1994-06-16 | 1995-12-21 | Suspa Compart Ag | Längenverstellbare Gasfeder und längenverstellbare Säule für Stühle, Tische mit einer längenverstellbaren Gasfeder |
-
1996
- 1996-05-04 DE DE29608147U patent/DE29608147U1/de not_active Expired - Lifetime
-
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- 1997-04-18 DE DE59710291T patent/DE59710291D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-18 ES ES97106443T patent/ES2201218T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-28 TW TW086206730U patent/TW349614U/zh unknown
- 1997-04-30 KR KR1019970016525A patent/KR100456220B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-05-01 JP JP9113910A patent/JPH1061703A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004023936A1 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Eui Hyup Chung | Length adjustable gas spring |
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ES2201218T3 (es) | 2004-03-16 |
EP0804889A2 (de) | 1997-11-05 |
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EP0804889A3 (de) | 1999-12-29 |
TW349614U (en) | 1999-01-01 |
DE29608147U1 (de) | 1996-08-01 |
KR100456220B1 (ko) | 2005-01-26 |
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