JP2002054346A - ドア開閉装置 - Google Patents

ドア開閉装置

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JP2002054346A
JP2002054346A JP2000239091A JP2000239091A JP2002054346A JP 2002054346 A JP2002054346 A JP 2002054346A JP 2000239091 A JP2000239091 A JP 2000239091A JP 2000239091 A JP2000239091 A JP 2000239091A JP 2002054346 A JP2002054346 A JP 2002054346A
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rod
cylinder
gas spring
door
piston
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Hiroshi Koyaizu
博 小柳津
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Showa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガススプリングをルーフ下面に配置したドア
開閉装置において、封入ガス圧力を高めたり、ロッド重
量を増加せずに、ガススプリングのガス反力を上げるこ
と。 【解決手段】 ガススプリング20をルーフ12Aの下
面に配置したドア開閉装置11において、ガススプリン
グ20を、シリンダ21と、シリンダ21への挿入端を
開口するとともに、反挿入端を閉塞した中空ロッド23
と、中空ロッド23のシリンダ21への挿入端に設けた
ピストン26により、シリンダ21の内部にロッド23
の中空部23Aに連通するピストン側室27と、ロッド
23の外周を囲むロッド側室28とを区画形成し、ピス
トン26に伸側減衰力発生装置35を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のドア開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハッチバック式の車両で、ドアの開き操
作力をアシストするためのガススプリングを用いるに際
し、車体のルーフ下面に沿ってガススプリングを配設
し、ガススプリングのシリンダとロッドの一方を車体の
ルーフ下面に枢支し、他方をドアの上記支軸の半径方向
近傍に枢支してなるものがある。これによれば、ガスス
プリングをルーフ下面に配置するものとなり、車室のス
ペースを有効利用し、外観も向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガススプリングをルー
フ下面に配置した従来技術では、ドアの支軸の半径方向
近傍に連結アームを取着し、ガススプリングをこの連結
アームに枢支し、ガススプリングがドアに付与するガス
反力のモーメントのうでの長さが短いため、ガススプリ
ングに従前の2〜3倍のガス反力を必要とする。
【0004】ガススプリングのサイズを従前の値にしな
がらガス反力を上げるには、封入ガス圧力を高める必要
があり、これはガスのシール性能を高めなければならな
い困難を伴う。
【0005】ガススプリングのガス圧力を従前の値にし
ながらガス反力を上げるには、ロッド径を太くする必要
が有り(ピストンにはロッド断面積分の反力が作用す
る)、大重量化する。
【0006】本発明の課題は、ガススプリングをルーフ
下面に配置したドア開閉装置において、封入ガス圧力を
高めたり、ロッド重量を増加せずに、ガススプリングの
ガス反力を上げることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
のルーフ側に設けた水平支軸にドアを枢支し、車体のル
ーフ下面に沿ってガススプリングを配設し、ガススプリ
ングのシリンダとロッドの一方を車体のルーフ下面に枢
支し、他方をドアの上記支軸の半径方向近傍に枢支して
なるドア開閉装置において、前記ガススプリングを、一
端が閉塞されたシリンダと、シリンダの他端の開口部か
らシリンダの内部に挿入され、シリンダへの挿入端を開
口するとともに、反挿入端を閉塞した中空ロッドと、中
空ロッドのシリンダへの挿入端に設けられ、シリンダの
内周に摺接し、シリンダの内部にロッドの中空部に連通
するピストン側室と、ロッドの外周を囲むロッド側室と
を区画形成するピストンと、ピストンに設けた、ピスト
ン側室とロッド側室とを連絡する流路に設けた伸側減衰
力発生装置とを有してなるようにしたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記ドアの支軸の半径方向近傍で該支軸に取着
され、ドアを閉じたときには水平状態となり、ドアを開
いたときには垂直状態となる連結アームを有し、連結ア
ームの先端に前記ガススプリングのシリンダとロッドの
他方を枢支してなるようにしたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記ガススプリングが、シリンダの開口
部の側を大径化し、ロッドを摺接可能にするガスシール
部材をこの大径開口部に設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記ガススプリングが、ロッド
のシリンダへの挿入端にピストンをプレス成形にて一体
に形成したものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において更に、前記ガススプリングが、ロッド
のシリンダへの反挿入端をスピニング成形にて閉じ成形
したものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの発明において更に、前記ガススプリングが、ロッド
のシリンダへの挿入端に、シリンダの内部をロッドの中
空部に連通してピストン側室を形成するための孔を備え
たキャップを取着したものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かの発明において更に、前記ガススプリングが、ロッド
の中空部に、温度補償機構部と反力可変機構部とストロ
ーク調整機構部の少なくとも1つを設けたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 ガススプリングをルーフ下面に配置したドア開閉装置
においては、ガススプリングがドアに付与するガス反力
のモーメントのうでの長さが短いため、ガス反力を高く
する必要があるとき、シリンダに挿入されるロッドを中
空にしたので、ロッドの重量を増加せずにロッドの外径
を太くでき、ロッドに大きなガス反力を付与できる。従
って、封入ガス圧力を高めたり、ロッドの重量を増加せ
ずに、ガス反力を上げることができる。
【0015】ガススプリングの圧縮行程時に圧縮され
るガス体積は、シリンダに侵入する中空ロッドの肉厚断
面分の侵入体積であり、ガススプリングの伸縮に伴う圧
縮比を小さくできる。このため、ガススプリングが最大
伸長時にドアを支えるに足るガス反力を発生可能とする
状態下で、該ガススプリングを圧縮操作する際の圧力変
化を小さく抑えることができ、ガススプリングの操作性
を向上できる。
【0016】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 ガススプリングをドアに連結する連結アームを、ドア
を閉じたときには水平状態、ドアを開いたときには垂直
状態となるようにすることにより、ガススプリングをド
アを閉じた状態でルーフの下面にコンパクトに納めるこ
とができる。
【0017】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 ロッドを摺接可能とするガスシール部材を、シリンダ
の大径開口部に設けたから、ガスシール部材の外径を大
きくとることが可能となり、ガスシールの設計が容易と
なる。また、ガスシール部材のみを大径にすることによ
り、ピストン摺動部は小径にできることからシリンダの
重量軽減が可能となる。
【0018】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 ロッドのシリンダへの挿入端にピストンをプレス成形
にて一体に形成したから、加工、組付工数を削減し、コ
スト低減できる。
【0019】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 ロッドのシリンダへの反挿入端をスピニング成形にて
閉じ成形したから、加工、組付工数を削減し、コスト低
減できる。
【0020】請求項6の発明によれば下記の作用があ
る。 ロッドのシリンダへの挿入端に孔付きキャップを取着
したから、ロッドのシリンダへの挿入端の強度を確保で
きる。
【0021】請求項7の発明によれば下記の作用があ
る。 ロッドの中空部に、温度補償機構部と反力可変機構部
とストローク調整機構部の少なくとも1つを設けたか
ら、ロッドの中空部のスペースを活用し、それらの機構
部をシリンダの内部に設置してシリンダを長大化させる
ものに比して、ガススプリングのコンパクトを図ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は車両のドア開閉装置を示す
模式図、図2はガススプリングを示す断面図、図3はガ
ススプリングの伸び切り状態を示す断面図、図4はピス
トンの要部を示す断面図、図5はロッドの変形例を示す
断面図、図6はロッドの他の変形例を示す断面図、図7
はダンパシリンダの変形例を示す断面図である。
【0023】図1は、ハッチバック式の車両10のドア
開閉装置11を示すものである。ドア開閉装置11は、
車体12のルーフ12Aの側傍に設けた水平支軸13に
ドア14を枢支し、車体12のルーフ12Aの下面に沿
ってガススプリング20を配設し、ガススプリング20
のシリンダ21の取付ジョイント22をルーフ12Aの
下面にピン結合し、ロッド23の取付ジョイント24を
ドア14の上記支軸13の半径方向近傍にピン結合して
いる。即ち、ドア14の支軸13の近傍で該ドア14に
は、くの字型の連結アーム25が取着され、支軸13か
ら半径方向に少し離隔した連結アーム25の先端取付部
25Aには上述のロッド23の取付ジョイント24がピ
ン結合され、ドア14を閉じたときには連結部25Aを
水平状態にし、ドア14を開いたときには取付部25A
を垂直状態にしている。これにより、ガススプリング2
0は、ドア14の開き操作力のアシストと全開保持に供
される。
【0024】ガススプリング20は、図2、図3に示す
如く、一端が閉塞されたシリンダ21と、シリンダ21
の他端の開口部からシリンダ21の内部に挿入され、シ
リンダ21への挿入端を開口するとともに、反挿入端を
閉塞した中空ロッド23とを有する。ガススプリング2
0は、ロッド23のシリンダ21への挿入端にピストン
26を設けてある。ピストン26は、シリンダ21の内
周に摺接し、シリンダ21の内部にロッド23の中空部
23Aに連通するピストン側室27と、ロッド23の外
周を囲むロッド側室28とを区画形成する。尚、ガスス
プリング20は、ロッド23のシリンダ21への挿入端
に上述のピストン26をプレス成形にて一体に形成し、
ロッド23のシリンダ21への反挿入端(外端部)をス
ピニング成形にて閉じ成形している。
【0025】ガススプリング20は、シリンダ21の内
部(ピストン側室27、ロッド側室28)に空気、窒素
ガス等の圧縮ガスを封入し、シリンダ21の開口部には
ロッドガイド29とガスシール部材30が配設される。
ロッドガイド29はロッド23の移動を案内し、ガスシ
ール部材30はガスの漏洩を防止する。シリンダ21に
は、ロッドガイド29、ガスシール部材30を潤滑して
シール性を良好に維持するために必要十分な程度の微量
のオイルが封入される。尚、ガススプリング20は、シ
リンダ21の開口部の側を大径化し、この大径開口部に
ロッドガイド29、ガスシール部材30を設けている。
【0026】また、ガススプリング20は、図2〜図4
に示す如く、ピストン26が一定範囲にあるときに、ピ
ストン側室27とロッド側室28とを連通する連通溝2
1Aを有する。本実施形態では、連通溝21Aは、シリ
ンダ21の内面に形成されてシリンダ21の軸方向に延
びている。
【0027】ガススプリング20は、図4に示す如く、
ピストン26の外周面の巾方向中間部に広巾溝状の環状
溝31を備え、環状溝31の両側壁32A、32Bのう
ちでロッド側室28の側の側壁32Bに凹み33を形成
し、環状溝31の内部にOリング34を装着し、これら
によって伸側減衰力発生装置35を形成している。伸側
減衰力発生装置35は、Oリング34の巾を環状溝31
の溝巾より小巾で、内径を環状溝31の溝底径より大き
く、外径をシリンダ21の内面に密着するものとしてい
る。そして、シリンダ21の内面とピストン26の外径
との隙間、環状溝31とOリング34の隙間、凹み33
により、ピストン側室27とロッド側室28を連絡する
流路36を形成可能としている。ロッド23の伸長時に
は、図4(A)に示す如く、Oリング34が環状溝31
のピストン側室27の側の側壁32Aに当接して流路3
6を閉じ、シリンダ21の連通溝21Aがオリフィスの
流路を形成する。ロッド23の圧縮時には、図4(B)
に示す如く、Oリング34が環状溝31のロッド側室2
8の側の側壁32Bに当接し、側壁32Bの凹み33に
よって流路36を開く。
【0028】ガススプリング20は、シリンダ21の内
部のロッドガイド29、ガスシール部材30の近傍に、
樹脂等からなるリバウンドストッパ37を挿着し、リバ
ウンドストッパ37はロッド23の周囲にエアロック室
を形成し、ロッド23の伸び切り端を規制する。尚、ガ
ススプリング20は、ロッド23の中空部23Aに、温
度補償機構部38と反力可変機構部39とストローク調
整機構部70の少なくとも1つを備えることを可能とす
る。
【0029】以下、ガススプリング20の作動について
説明する。ガススプリング20の内部のピストン26に
は、ロッド23の断面積分のガス反力が伸び方向へ作用
し、このガス反力がドア14を開き操作するためのアシ
スト力となる。ガススプリング20の伸長動作と圧縮動
作は以下の如くになる。
【0030】(A)伸長行程 伸長方向のガス反力がピストン26に作用する状態で、
ロッド側室28のガスはシリンダ21の連通溝21Aが
形成するオリフィスを通ってピストン側室27へ流れる
から、ガス反力がロッド23を伸長移動させるととも
に、オリフィスを通るときの流動抵抗による伸側減衰力
が発生する。また、ガススプリング20は、ピストン2
6がリバウンドストッパ37に近づく伸び切り時にはエ
アロック室を形成し、リバウンドショックを生ぜずに停
止する。これにより、ガススプリング20は、ドア14
の開き操作力をアシストするとともに、これを全開保持
する。
【0031】(B)圧縮行程 ピストン26に設けたOリング34が流路36を開き、
ピストン側室27のガスは流路36及びシリンダ21の
連通溝21Aが形成するオリフィスを通ってロッド側室
28へ流れる。従って、操作者がドア14に加える閉じ
操作力により、ガススプリング20は、減衰力をほとん
ど発生させずに、ロッド23をスムースに収縮し、ドア
14を迅速に閉じ操作可能とする。
【0032】本実施形態によれば、以下の作用がある。 ガススプリング20をルーフ12A下面に配置したド
ア開閉装置11においては、ガススプリング20がドア
14に付与するガス反力のモーメントのうでの長さが短
いため、ガス反力を高くする必要があるとき、シリンダ
21に挿入されるロッド23を中空にしたので、ロッド
23の重量を増加せずにロッド23の外径を太くでき、
ロッド23にその断面積分の大きなガス反力を付与でき
る。従って、封入ガス圧力を高めたり、ロッド23の重
量を増加せずに、ガス反力を上げることができる。
【0033】ガススプリング20の圧縮行程時に圧縮
されるガス体積は、シリンダ21に侵入する中空ロッド
23の肉厚断面分の侵入体積であり、ガススプリング2
0の伸縮に伴う圧縮比を小さくできる。このため、ガス
スプリング20が最大伸長時にドア14を支えるに足る
ガス反力を発生可能とする状態下で、該ガススプリング
20を圧縮操作する際の圧力変化を小さく抑えることが
でき、ガススプリング20の操作性を向上できる。
【0034】ガススプリング20をドア14に連結す
る連結アーム25を、ドア14を閉じたときには水平状
態、ドア14を開いたときには垂直状態となるようにす
ることにより、ガススプリング20をドア14を閉じた
状態でルーフ12Aの下面にコンパクトに納めることが
できる。
【0035】ロッド23を摺接可能とするガスシール
部材30を、シリンダ21の大径開口部に設けたから、
ガスシール部材30の外径を大きくとることが可能とな
り、ガスシールの設計が容易となる。また、ガスシール
部材30のみを大径とすることにより、ピストン摺動部
は小径にできることからシリンダの重量軽減が可能とな
る。
【0036】ロッド23のシリンダ21への挿入端に
ピストン26をプレス成形にて一体に形成したから、加
工、組付工数を削減し、コスト低減できる。
【0037】ロッド23のシリンダ21への反挿入端
をスピニング成形にて閉じ成形したから、加工、組付工
数を削減し、コスト低減できる。
【0038】ロッド23の中空部23Aに、温度補償
機構部38と反力可変機構部39とストローク調整機構
部70の少なくとも1つを設けたから、ロッド23の中
空部23Aのスペースを活用し、それらの機構部をシリ
ンダ21の内部に設置してシリンダ21を長大化させる
ものに比して、ガススプリング20のコンパクトを図る
ことができる。
【0039】図5の変形例は、ロッド23のシリンダ2
1への挿入端の内周に、シリンダ21の内部をロッド2
3の中空部23Aに連通してピストン側室27を形成す
るための孔41を備えたキャップ40を圧入して取着し
たものである。ロッド23の端面には、キャップ40を
保持するための加締部42が設けられている。これによ
れば、ロッド23のシリンダ21への挿入端の強度を確
保できる。
【0040】図6の変形例は、ロッド23のシリンダ2
1への挿入端の内周に、シリンダ21の内部をロッド2
3の中空部23Aに連通してピストン側室27を形成す
るための孔51を備えたキャップ50を圧入して取着し
たものである。ピストン26の環状溝31を形成するた
めのピストン側室27の側の側壁32Aをキャップ50
のつば部52により構成している。これによれば、ロッ
ド23のシリンダ21への挿入端の強度を確保できる。
【0041】図7の変形例は、中空ロッド23のシリン
ダ21への挿入端に別体のピストン60を挿着したもの
であり、ピストン60はロッド23の外周に設けたスト
ッパリング61と、ロッド23の端面の加締部62との
間に挟着される。
【0042】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガススプ
リングをルーフ下面に配置したドア開閉装置において、
封入ガス圧力を高めたり、ロッド重量を増加せずに、ガ
ススプリングのガス反力を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は車両のドア開閉装置を示す模式図であ
る。
【図2】図2はガススプリングを示す断面図である。
【図3】図3はガススプリングの伸び切り状態を示す断
面図である。
【図4】図4はピストンの要部を示す断面図である。
【図5】図5はロッドの変形例を示す断面図である。
【図6】図6はロッドの他の変形例を示す断面図であ
る。
【図7】図7はダンパシリンダの変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ドア開閉装置 12 車体 12A ルーフ 13 支軸 14 ドア 20 ガススプリング 21 シリンダ 23 ロッド 23A 中空部 25 連結アーム 26 ピストン 27 ピストン側室 28 ロッド側室 29 ロッドガイド 30 ガスシール部材 35 伸側減衰力発生装置 36 流路 38 温度補償機構部 39 反力可変機構部 40、50 キャップ 60 ストローク調整機構部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフ側に設けた水平支軸にドア
    を枢支し、 車体のルーフ下面に沿ってガススプリングを配設し、ガ
    ススプリングのシリンダとロッドの一方を車体のルーフ
    下面に枢支し、他方をドアの上記支軸の半径方向近傍に
    枢支してなるドア開閉装置において、 前記ガススプリングを、 一端が閉塞されたシリンダと、 シリンダの他端の開口部からシリンダの内部に挿入さ
    れ、シリンダへの挿入端を開口するとともに、反挿入端
    を閉塞した中空ロッドと、 中空ロッドのシリンダへの挿入端に設けられ、シリンダ
    の内周に摺接し、シリンダの内部にロッドの中空部に連
    通するピストン側室と、ロッドの外周を囲むロッド側室
    とを区画形成するピストンと、 ピストンに設けた、ピストン側室とロッド側室とを連絡
    する流路に設けた伸側減衰力発生装置とを有してなるこ
    とを特徴とするドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ドアの支軸の半径方向近傍で該支軸
    に取着され、ドアを閉じたときには水平状態となり、ド
    アを開いたときには垂直状態となる連結アームを有し、 連結アームの先端に前記ガススプリングのシリンダとロ
    ッドの他方を枢支してなる請求項1記載のドア開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ガススプリングが、シリンダの開口
    部の側を大径化し、ロッドを摺接可能にするガスシール
    部材をこの大径開口部に設けた請求項1又は2記載のド
    ア開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記ガススプリングが、ロッドのシリン
    ダへの挿入端にピストンをプレス成形にて一体に形成し
    た請求項1〜3のいずれかに記載のドア開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記ガススプリングが、ロッドのシリン
    ダへの反挿入端をスピニング成形にて閉じ成形した請求
    項1〜4のいずれかに記載のドア開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記ガススプリングが、ロッドのシリン
    ダへの挿入端に、シリンダの内部をロッドの中空部に連
    通してピストン側室を形成するための孔を備えたキャッ
    プを取着した請求項1〜5のいずれかに記載のドア開閉
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ガススプリングが、ロッドの中空部
    に、温度補償機構部と反力可変機構部とストローク調整
    機構部の少なくとも1つを設けた請求項1〜6のいずれ
    かに記載のドア開閉装置。
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