JP2009068712A - ガイド機構を備えたガススプリング - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な設計と効率的な製造コストとによって、ピストンロッドのより一層の大径化と長ストローク化、ストローク長にわたってより一層均一な出力荷重をもたらすことができるガススプリングを提供する。
【解決手段】ピストンロッド12は、中空スペースを規定する内部空洞54と、ストップ部58と、ピストンロッド12の往復運動の少なくとも一部を案内するように、ケーシング14の内表面22に隣接して配設されたロッドガイド68とを有している。シール86は、ガスチャンバー24からのガスの漏出を防止するように、ピストンロッド12とケーシング14との間に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガススプリングに関し、特に、ピストンロッドの往復運動を案内するガイド機構を備えたガススプリングに関する。
公知のガススプリングは、金型による板金の型押などの用途に広く用いられている。従来のガススプリングは、ピストンに作用する加圧されたガスを収容するよう構成されたガスチャンバーと、ピストンを担持してピストンの伸長位置までそれらを偏倚させるように構成された、中実のピストンロッドとを備えている。加圧されたガスは、ピストン及びピストンロッドの、その伸長位置から収縮位置に至る動きに抵抗する。ピストン及びピストンロッドをガススプリングのケーシングの内部に保持するためのハウジングとして様々な形態のものが用いられており、加圧されたガスのガスチャンバーからの漏出を防止するためのシールについても、様々な形態のものが用いられている。
従来の中実に形成されたピストンロッドは、ガススプリングの全体積のかなりの部分を占有することになり、このような従来のピストンロッドの場合、ピストンロッドが内部で往復運動をするところのケーシングの内径と比較して、相対的に小さい径のピストンロッドが用いられている。ピストンロッド径のケーシング径に対する比が小さいので、図10のA線で示すように、力−移動量曲線は非常にフラットであるとはいえないが、ピストンロッドのストロークが100%に達するまで圧力値は漸増していく。
前述した従来のピストンロッドにおいては、より効果的な出力荷重を得るために、ピストンロッドを大径化することが行われている。しかしながら、大径のピストンロッドを使用すると、ピストンロッドのストロークの間における好ましからざるガス圧力の増加が生じるので、ストローク長にわたって均一な出力荷重を提供しにくくなるという問題がある。そこで、このような不適切なガス圧力の増加を回避するために、ピストンロッドの一部を中空に形成することが行われている。しかしながら、ピストンロッドに形成された中空又は盲穴部分の深さを大きくする場合、製造コストが過度に増大してしまうという問題が伴う。また、ピストンロッドの長ストローク化を実現するには、ベアリング組立体のベアリング表面の長さも延長させて設ける必要がある。ところが、ベアリング表面を長くすればピストンロッドもそれに応じて長く形成する必要があるので、さらに延長されたピストンロッド長の盲穴はより深く形成されなくてはならず、ピストンロッドの製造コストをさらに押し上げることになり、結局、ガススプリングの製造コストの増大を免れることができないという問題があった。さらに、ベアリング組立体の全長を延長すれば、ベアリング組立体によって占有されるガスチャンバー体積の割合が大きくなり、その結果、ピストンロッドのストロークの間において増大する圧力値もまたその分大きくなるという問題もあった。この種のピストンロッドのストロークの間における力の増大は、図10におけるB線で示すように、特に顕著となる。
したがって、本発明の目的は、より簡素な設計と効率的な製造コストとによって、ピストンロッドのより一層の大径化と長ストローク化とを実現することができ、かつ、延長されたストローク長にわたって比較的均一かつ従来のものよりもより大きな出力荷重を提供することができるガススプリングを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するためになされた請求項1に記載のガススプリングは、ケーシングと、ピストンロッドと、ストップ部及びロッドガイドと、シールと、を備えたガススプリングにおいて、前記ケーシングが、ガスチャンバーの一部を構成する内表面を有し、前記ピストンロッドが、伸長位置と収縮位置との間で軸方向の往復運動をするように、前記ケーシングに部分的に収容され、前記ピストンロッドには、その軸方向に中空スペースを形成する内部空洞が設けられ、前記ストップ部及び前記ロッドガイドが、前記ピストンロッドの前記往復運動を案内するように、前記ケーシングの前記内表面に隣接して配置され、そして、前記シールが、前記ガスチャンバーからのガスの漏出を防ぐように、前記ピストンロッドと前記ケーシングとの間に設けられていることを特徴としている。
上述した本発明に係るガススプリングによれば、ストップ部によってピストンロッドの伸長位置が規定されるとともに、ロッドガイドによって、ピストンロッドの軸方向往復運動が案内されることができる。また、ピストンロッドの実効的な中空長を増加させて、ピストンロッドによって占有されるガスチャンバー体積の割合を低減させることができ、コスト増を抑制しつつ、ピストンロッドのストロークの間における圧力増加を低減させることができる。
好ましくは、本発明に係るガススプリングは、ガスチャンバーの一部を構成する内表面を有しているケーシングと、ピストンロッドと、シールとを備えているガススプリングにおいて、ピストンロッドが、少なくともピストンロッドの伸長位置においてケーシングから延在しているように構成された第1ピストンロッド部と、第1ピストンロッド部と別体に設けられ、ピストンロッドの軸方向において第1ピストンロッド部と連動して往復移動するように、第1ピストンロッド部に接続されている、第2ピストンロッド部と、を有していることを特徴としている。また、ピストンロッドの第2ピストンロッド部によって担持されているロッドガイドは、少なくとも、ケーシングの内表面に隣接して配設された部分を有しており、シールが、ピストンロッドとケーシングとの間に設けられている。
上述した本発明に係るガススプリングによれば、ピストンロッドを二部品構成とすることにより、実質的に中空に形成されたピストンロッドの提供を容易とすることができるので、ピストンの長径化と、長ストローク化とを小さな追加的コストで実現することができ、かつ、ガイド機構によってより安定的かつ確実に案内されたピストンロッドの往復運動を実現することができる。
好ましくは、本発明の実施形態に係るガススプリングは、ピストンロッドの第2ピストンロッド部が、第1ピストンロッド部に接続された中空管として構成されていることを特徴としている。
上述した本発明に係るガススプリングによれば、第1ピストンロッド部は、盲穴(または空洞)を有している。空洞は第1ピストンロッド部側にのみ形成されているけれども、ピストンロッドが一体形成された場合と比べてそれほど深くないので、大きな費用を要せずして該空洞を形成することができる。第1ピストンロッド部の空洞が深く形成されていない場合であっても、ピストンロッドによって占有されるガスチャンバー体積の割合をより低減させるために、管状の第2ピストンロッド部を付加することで、ピストンロッドの実効的な中空長をより一層増加させることができる。
好ましくは、本発明の実施形態に係るガススプリングにおいて、ピストンロッドのその伸長位置への動きを制限するストップ部は、第1ピストンロッド部に形成されている。このような構成とすることによって、第2ピストンロッド部を、より薄型の素材及び/又は剛性の低い素材によって形成することが可能となる。
本発明によれば、好適にはピストンロッドを二部品構成とすることで、実質的に中空に形成されたピストンロッドを提供することができるので、ピストンロッドによって占有されるガスチャンバー体積の割合を大幅に増大させることなく、また、複雑な設計や製造コストの増大をきたすことなく、ピストンロッドのより一層の大径化と長ストローク化を実現することができる。また、所与の製品寸法を前提として、ピストンロッドによって占有されるガスチャンバー体積の割合を最小化しつつ、ピストンロッドのストローク長にわたって相対的に一定でしかも従来のものよりもより大きな出力荷重を提供することができる。また、ガイド機構によってより安定的かつ確実に案内されたピストンロッドの往復運動を実現することができる。
本発明の第一の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングを、図1ないし図4を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の第一の実施形態に係る、機械プレス(図示せず)などに用いられるガススプリング10を、その伸長位置と収縮位置にある状態にてそれぞれ示した部分断面図である。また、図3及び図4は、図1のピストンロッドの一部分の最終組付前状態及び最終組付後状態をそれぞれ示した部分拡大図である。
一般的な機械プレスには、複数のガススプリング10が配設されて、各ガススプリング10のピストンロッド12がプレス機の金型において未加工の板金用金属板を形成するためにラムが進出する際にプレス機のラムによって係合されかつ駆動されるように構成されている。
図1及び図2に示すように、本発明の第一の実施形態に係るガススプリング10は、ケーシング14と、ケーシング14の軸方向に往復運動するようにケーシング14に収容され、ケーシング14から部分的に突出する、ピストンロッド12と、ケーシング14内に保持されたベアリング・シール組立体80と、ロッドガイド68と、を備えた全体構造となっている。
ケーシング14は、実質的に閉鎖されている閉鎖端18と、ピストンロッド12をケーシング14の内部に収容するように実質的に開放されている開放端20と、閉鎖端18及び開放端20において終端している略円筒形の壁部16と、を有している。
ケーシング14の壁部16は、ガスチャンバー24の一部をなす内表面22と、外表面26と、を備えている。壁部16の内表面22には、ガススプリング10を組付状態に維持するために、ここでは一例としてスナップリング30として示されたリテーナを収容するように構成された、リテーナ用外周溝28が設けられている。ケーシング14の外表面26には、ガススプリング10のプレス機内への取付けと位置決めが容易となるように、一対の外周溝32、34が、互いに軸方向に離間させて、かつ、ケーシング14の閉鎖端18及び開放端20の近傍にそれぞれ形成されている。
ケーシング14の閉鎖端18は、溶接等によってケーシング14の壁部16に接続されているか、又は、壁部16と一体に形成されている。
加圧されたガスをガススプリング10内へ充填させるため、ケーシング14は、壁部16の内表面22と外表面26との間に延在している充填ポート(fill port)42を有している(図1及び図2においては、ケーシング14の閉鎖端18を貫通して延在している通路として図示されている)。充填ポート42には、図示しない充填弁(filler valve)が収容されている。充填弁は、ガススプリング10内への加圧されたガスの供給を許容するとともに、ガススプリング10から加圧されたガスが漏出することを防止する、一方向弁として機能するように構成されている。また、必要であれば、充填弁は、加圧されたガスをガススプリング10内から放出させるために開放可能に構成されてもよい。
ピストンロッド12は、第1ピストンロッド部46と、第1ピストンロッド部46と別体に設けられた第2ピストンロッド部と、を有している。ピストンロッド12は、ケーシング14内に収容され、ガスチャンバー24内の加圧されたガスの作用により、図1に示す伸長位置と図2に示す収縮位置との間で、軸方向の往復運動すなわちガススプリング10の軸44に沿った往復運動を行うように設けられている。
第1ピストンロッド部46は、ピストンロッド12がその伸長位置にあり、プレス機のラムと作動的に係合される状態にある際に好ましくはケーシング14からケーシング14の外部へ突出する一端部49と、ピストンロッド12の往復運動の間ケーシング14内に収容された状態に維持される他端部50と、を有している。また、第1ピストンロッド部46は、略円筒状の外表面52と、盲穴としての空洞54とを有し、他端部50が所定の程度開放された構成となっている。なお、空洞54の深さは、空洞54と一端部49との間に形成された端壁56の肉厚よりも大きい。
第1ピストンロッド部46には、ストップ部58が設けられている。ストップ部58は、好ましくは、外側方向に延在している環状のフランジ59を有している。代替的な他の実施形態においては、ストップ部58には、円周方向に互いに離間されかつそれぞれ半径方向に延在している複数のタブ又はその他の一又は二以上のストップ面が設けられている。また、ストップ部58は、図1においては、第1ピストンロッド部46と一体に形成されているが、第1ピストンロッド部46によって担持されるように構成されてもよい。
第2ピストンロッド部48によってガスチャンバー24の体積の大半が占有されてしまわないように、第2ピストンロッド部48には中空部分が設けられている。好ましくは、第2ピストンロッド部48は、第1ピストンロッド部46の他端部50に接続された薄肉管として設けられている。第2ピストンロッド部48は、プレス嵌め、接着剤による接合、嵌め合わせたボルト、溶接、スナップ嵌め、スナップリングなど任意の接続手段によって、第1ピストンロッド部46に接続されている。また、第2ピストンロッド部48には、肩部60が設けられており、図1に示すように、第1ピストンロッド部46の空洞54への第2ピストンロッド部48の挿入を所定の程度に規制し、及び/又は両者の接続の堅固性と安定性とが強化されるように、第1ピストンロッド部46と第2ピストンロッド部48とは、第1ピストンロッド部46と第2ピストンロッド部48とが係合する部分の接触面積が増加するような形状とされている。
第2ピストンロッド部48には、第2ピストンロッド部48を貫通している通路としての開口62が、第1ピストンロッド部46の空洞54と同軸状に設けられており、第1ピストンロッド部46と第2ピストンロッド部48とが、軸44に沿って連動して往復運動をすることができるように、第2ピストンロッド部と第1ピストンロッド部とは同軸状に配置されている。第2ピストンロッド部48には、後述するロッドガイド68を第2ピストンロッド部48に接続させやすくするための環状に形成された溝66が設けられている。
ロッドガイド68は、第1ピストンロッド部46及び第2ピストンロッド部48の双方又はいずれか一方によって保持されるように設けられている。ただし、図1及び図2に示すように、本発明の第一の実施形態は、ロッドガイド68が第2ピストンロッド部48によって保持される構造を有している。ロッドガイド68は、環状に形成され、溝66に隣接しつつ、第2ピストンロッド部48の外表面の一部分の周囲に設けられている。
図1に示すように、スナップリング70は、ロッドガイド68を第2ピストンロッド部の所定の部位に保持させるように、第2ピストンロッド部48の溝66内に配置され、かつ、ロッドガイド68に隣接して配置されている。ここで、ロッドガイド68の最終組付前段階を図示した図3を参照すると、ロッドガイド68には、スナップリング70の上側部分と当接する環状の凹部が形成されている。さらに、ロッドガイド68の最終組付後段階を図示した図4を参照すると、ロッドガイド68の本体からその従たる部分として延在している裾又は環状フランジ71は、ロッドガイド68を第2ピストンロッド部48と確実に接続させるように、スナップリング70と当接しつつ第2ピストンロッド部48のほうへ折り込まれるか、丸め込まれた状態となっている。
図1に示すように、ロッドガイド68の周囲面72には、略環状に設けられ、環状のガイドベアリング76または摩耗ストリップ(wear strip)を収容する溝74が形成されている。ガイドベアリング76は、任意の低摩擦材料で構成され、ケーシング14内でのピストンロッド12の軸方向往復運動を案内するために、ケーシング14の内表面22とスライド可能に係合するように設けられている。一以上の通路77は、ピストンロッド12のストロークの間に、ロッドガイド68がピストンのように作用することを防止するため、及び/又は、ガスチャンバーへのガス流量が不当に制限されないように、ロッドガイド68を貫通して形成されている。これによって、ロッドガイド68を横切るガス流量が制限されることによる、動作中に生じる温度上昇を最小化することができる。本発明の第二の実施形態を図示した図5を参照すると、ロッドガイド68’は、ピストンロッドの第2ピストンロッド部48’と一体に形成されており、ロッドガイド68及びガイドベアリング76について前述したとほほ同様の構成において、ガイドベアリング76’を担持することができる。
好ましくは、ロッドガイド68は、第1ピストンロッド部46と第2ピストンロッド部48との接続が失われるより先に、第2ピストンロッド部48とロッドガイド68との接続が解除されるように構成された接続機構によって、第2ピストンロッド部48に保持されている。すなわち、第2ピストンロッド部48に対する正常でない側壁負荷に起因して、又はロッドガイド68による束縛に起因して、第2ピストンロッド部48が第1ピストンロッド部46から分離されてしまう前に、ロッドガイド68がピストンロッド12との堅固な接続から離脱するように構成されている。接続機構は、スナップリング70、接着剤による接合、溶接、ねじ、プレス嵌めなどの、ロッドガイド68をピストンロッド12に接続させる構造を有している。なお、ロッドガイド68は、非限定的な例として、ピストンロッド12の上の溝に収容されるスプリットリング(split ring)として構成されてもよい。
図1ないし図4に示す第一の実施形態においては、ロッドガイド68は、折り込まれた(又は丸め込まれた)フランジ71が変位してスナップリング70がフランジ71と第2ピストンロッド部48との間の隙間を通過できる程度に達して、ロッドガイド68が、第2ピストンロッド部に沿って、ストップ部58に近づく方向へ移動しうる状態となった場合にのみ、ピストンロッド12から解放されるように構成されている。ロッドガイド68とスナップリング70とが係合しているので、ロッドガイド68が第2ピストンロッド部に沿って反対方向すなわち、ロッドガイド68がピストンロッド12との接続から離脱してしまうような方向に動いてしまうことが防止されている。このような構成とするkとおで、ピストンロッド12に捕捉されたロッドガイドをそのまま保持してしまうことに伴う、ガススプリングの他の構成部品への損傷を回避することにもなる。
ベアリング・シール組立体80は、図1及び図2に示すように、ベアリング部材とシール部材とをその構成部分として有する組立体である。ベアリング・シール組立体80は、ケーシング14の開口端を閉止してガスチャンバー24からガスが漏出しないようにするとともに、ロッドガイド68によって担持されたガイドベアリング76と協働して、ピストンロッド12の往復運動を補助的に案内するように構成されている。ベアリング・シール組立体80は、ベアリング82を担持している本体84と、ロッドシール86(ロッド12と本体84との間にロッドシール86が押し出されるのを防ぐために受け板88又はリングを設けてもよい)と、Oリングなどのケーシングシール90と、ベアリング・シール組立体80を汚染物質、異物等から保護するためのワイパ92と、を備えている。したがって、往復運動するピストンロッド12は、二箇所の互いに離間した箇所で、すなわち、(1)ロッドガイド68によって担持されたガイドベアリング76と、(2)ベアリング・シール組立体80の本体84によって担持されたベアリング82と、によって、案内されることになる。
本体84は、本体84とその構成部品とをケーシング14に固定するためにケーシング14に収容されるスナップリング30と係合するように構成されている。本体84の端部は、ピストンロッド12の、ケーシング14の閉鎖端18から離れる方向への動きを制限するように、ピストンロッド12のストップ部58と当接するように構成されたストップ面98(図2参照)をなしている。好ましくは、ストップ部58とストップ面98とが当接(係合)した状態において、ピストンロッド12はその伸長位置となり、完全に伸長された状態となる。
前述した構成のガススプリング10を組立てる際には、まず、ピストンロッド12をケーシング14に収容し、続いてベアリング・シール組立体80をスナップリング30によってケーシング14内に固定した上で、充填ポート42を介して、加圧されたガスがガスチャンバー24に充填される。加圧されたガスがピストンロッド12に作用して、ピストンロッド12が、ストップ部58と、ケーシング14の本体側に設けられているストップ面98と、が係合する位置、すなわち、ピストンロッド12の伸長位置へ偏倚する。典型的には、複数のガス充填されたガススプリング10が、伸展されたピストンロッド12の端部48に位置する加工物用クランプリング又はバインダリングを有している金型に収容されることになる。
以上、本発明の第一の実施形態に係るガススプリングの構造を詳述したので、以下、本発明に係るガススプリングの他の実施形態について図5ないし図9を参照して説明する。なお、各図に記載されたピストンロッド及びロッドガイドの要図以外の各構成要素は、第1の実施形態において説明されたのと構成及び構造を同じくするものであるので、その詳細な説明についてはこれを省略する。
図5は、本発明の第二の実施形態を図示した部分断面図である。前述のとおり、この実施形態においては、ロッドガイド68’と第2ピストンロッド部48’とが一体に形成され、ガイドベアリング76’は、ロッドガイド68’によって担持されている。
図6は、本発明の第三の実施形態に係るピストンロッドの部分断面図を示したものである。この実施形態においては、ロッドガイド68”と第2ピストンロッド部48”とは互いに別体に形成されている。ロッドガイド68”は、第2ピストンロッド部48”の肩部99と、スナップリング70”との間に挟持されて、第2ピストンロッド部48”に保持されている。このロッドガイド68”の接続構造においては、スナップリング70”の少なくとも一部が破断することにより、ロッドガイド68”がピストンロッドから外れることになる。
図7は、本発明の第四の実施形態に係るピストンロッドの部分断面図を示したものである。この実施形態においては、ピストンロッド112は一品構成とされ、ストップ部158及びロッドガイド168が、それぞれピストンロッド112と一体に突出形成されている。すなわち、ピストンロッド112には、ピストンロッド112の半径方向外側に向かって延在しているストップ部158と、同じくピストンロッド112の半径方向外側に向かって延在しているロッドガイド168とが、ピストンロッド112と一体に設けられている。また、ピストンロッド112は、ピストンロッド112のほぼ全長にわたって延在している空洞154を有している。
図8は、本発明の第五の実施形態に係るピストンロッドの部分断面図を示したものである。図8を参照すると、ピストンロッド212は、複数の構成部分、すなわち、第1ピストンロッド部246と、リテーナ202と、第2ピストンロッド部248と、から構成されている。第1ピストンロッド部246は、略円筒状かつ中実に構成されている。ここで、中実(solid)とは、その内部に、意図的に形成された顕著な盲穴又は空洞が存在していないことをいう。スプリットリング式リテーナ202は、第1ピストンロッド部246の外表面に形成された溝204に収容されて、第1ピストンロッド部の半径方向外側に向かって延在している。したがって、ケーシング14によって担持される(ベアリング・シール組立体80側のストップ面98などの)ストップ面と係合されるように設けられたストップ部258は、リテーナ202によって構成されていることになる。第2ピストンロッド部248は、ねじ部品206又はその他の手段により、ストップ部258を構成しているリテーナ202に接続されている。第2ピストンロッド部248は、ストップ部258に対してほぼ垂直に配置されており、ピストンロッド212の往復運動を案内するためのガイドベアリング276を収容するように構成されたロッドガイド部268を有している。第2ピストンロッド部248は、ピストンロッド212の空洞254が形成されるように、中空状又は管状に形成されている。
図9は、本発明の第六の実施形態に係るピストンロッド312を図示したものである。本発明の第一の実施形態のピストンロッド12のフランジ59のような、一体形成されたフランジが設けられていない点を除けば、ピストンロッド312の第1ピストンロッド部346は、図1及び図2に示したピストンロッド12の第1ピストンロッド部46と同様の構成である。第1ピストンロッド部346は、盲穴としての空洞354を有している。外表面304には、環状のリテーナ302が、第1ピストンロッド部346の半径方向外側に向かって設けられて、ストップ部358を構成している。リテーナ302は、第1ピストンロッド部346(の外表面304)に形成された溝308に担持されているスナップリング306によって、一方向への動きを制限され、かつ、ピストンロッド312の第2ピストンロッド部348と接続されていることで、他方向への動きを制限されて、所定の位置に保持されている。第2ピストンロッド部348は管状に形成され、第1ピストンロッド部346の下側端部に当接する肩部310が設けられている。第2ピストンロッド部348は、ねじ部品314その他の任意の手段によりリテーナ302と接続されている。第1ピストンロッド部346と、第2ピストンロッド部348と、ストップ部358を構成しているリテーナ302とが、相互に堅固に保持されるが、使用又は修理目的で分解する必要がある場合、ねじ部品314を取り外すだけで分解できるので、堅固な保持が確保される一方で、分解作業も容易な構成となっている。ロッドガイド368には、ガイドベアリング376が設けられている。なお、ロッドガイド368は、図9に示すように、第2ピストンロッド部348と一体に形成されているが、ロッドガイド368を第2ピストンロッド部348とは別体に構成することも可能である。
本発明の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングにおいては、ピストンロッドは、ピストンロッドによって占有されるガスチャンバー体積の割合を大幅に増大させずに、ピストンロッドの長ストローク化を実現することができる。これにより、図10のC線によって示されるように、ガススプリングが、B線よりも相対的にフラットな力‐移動量曲線(force versus travel curve)を示しつつ、中空部分のあるピストンロッドを備えた、同様の製品サイズと作動パラメータとをもつ従来のガススプリング(B線で示されたタイプの曲線を示す)のそれと同様の増大された有効力(出力荷重)をもつことを許容されるとともに、中実のピストンロッドをもつガススプリング(A線で示されたタイプ)よりも高い有効力をもつことが可能となる。したがって、本発明の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングは、増大された有効力と、製品サイズを与件として最大化されたガスチャンバー体積と、そのストローク長にわたって相対的に一定の力とを提供することができる。
一例として、第1ピストンロッド部の空洞と、管状又は少なくとも部分的に中空な第2ピストンロッド部と、によって形成されるピストンロッドの中空部分は、ピストンロッド全長の半分を超えて延在し、ピストンロッド長の95%まで延長されることができる。さらに、ピストンロッド12の端壁56の肉厚は、第1ピストンロッド部46における盲穴としての空洞54の径の40%から100%の間の厚さとされている。
さらに、ピストンロッド12は、増大された実効ガイド長を有している。ここでいう「増大された実効ガイド長」は、ピストンロッド12の一端部49に最も接近したベアリング82の端部と、ロッドガイドによって担持されているガイドベアリング76の反対端と、の距離として定義することができる。ロッドガイドが伸長位置にある場合、ロッドガイドがベアリング82に最も接近しているのであるから、ピストンがその伸長位置にあるとき、ガイド長は最小となる。一例として、最小実効ガイド長はピストンロッドの径の約100%から200%の間であり、場合によっては、ケーシング及びピストンロッドの長さのみに依存して決まる。換言すれば、実効ガイド長は、ケーシングと同じ長さでありうるし、又は、例えば、ベアリング・シール組立体80がケーシング14の開口端からケーシング14の外部へ延在しているのであれば、ケーシング14の全長より長い長さとなりうる。さらに、延長されたガイド長を確保しつつこれらの構成部品によって占有されるガスチャンバー体積の割合を低減させるために、複数のガイドベアリングを互いに離間させて設けることによって、より小さいベアリング・シール組立体を実装させることもできる。
なお、上述した複数の実施形態においては、ピストンロッドは二以上の構成部分からなり、ピストンロッドの第2ピストンロッド部は任意の方法によって第1ピストンロッド部に取り付けられているが、明示的に記載された以外の構成が排除されることを意図するものではない。同様に、ロッドガイドは、ピストンロッドによって担持されるかピストンロッドと一体に形成されていたが、その他の構成も可能である。さらに、ロッドガイドのベアリングは、第2ピストンロッド部によって担持される別体の構成部分とする代わりに、第2ピストンロッド部と一体に形成されることも可能である。
以上、本発明の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングについて説明したが、ここに示した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。実施形態として可能かつ等価的なあらゆる形態を網羅することが意図されたものではなく、使用されている用語はいずれも単に説明的なものであって、限定的なものと解釈されるべきではない。本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるものである。
本発明の第一の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングの部分断面図(ピストンロッドが伸長位置にある状態)である。 本発明の第一の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングの部分断面図(ピストンロッドが収縮位置にある状態)である。 図1のピストンロッドの一部分の最終組付前状態を示した部分拡大図である。 図3のピストンロッドの一部分の最終組付後状態を示した部分拡大図である。 本発明の第二の実施形態に係るピストンロッドの第2ピストンロッド部を示した部分断面図である。 本発明の第三の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングにおけるピストンロッドの部分断面図である。 本発明の第四の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングにおけるピストンロッドの部分断面図である。 本発明の第五の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングにおけるピストンロッドの部分断面図である。 本発明の第六の実施形態に係るガイド機構を備えたガススプリングにおけるピストンロッドの部分断面図である。 ピストンロッドの力−移動量曲線(A線、B線及びC線)を示した図である。
符号の説明
10 ガススプリング
12 ピストンロッド
14 ケーシング
22 内表面
24 ガスチャンバー
26 外表面
46 第1ピストンロッド部
48 第2ピストンロッド部
54 空洞(盲穴)
58 ストップ部
68 ロッドガイド
76 ガイドベアリング
80 ベアリング・シール組立体
82 ベアリング
98 ストップ面

Claims (14)

  1. ケーシングと、ピストンロッドと、ストップ部及びロッドガイドと、シールと、を備えたガススプリングにおいて、
    (イ)前記ケーシングが、ガスチャンバーの一部を構成する内表面を有し、
    (ロ)前記ピストンロッドが、伸長位置と収縮位置との間で軸方向の往復運動をするように、前記ケーシングに部分的に収容され、
    (ハ)前記ピストンロッドには、その軸方向に中空スペースを形成する内部空洞が設けられ、
    (ニ)前記ストップ部及び前記ロッドガイドが、前記ピストンロッドの前記往復運動を案内するように、前記ケーシングの前記内表面に隣接して配置され、そして、
    (ホ)前記シールが、前記ガスチャンバーからのガスの漏出を防ぐように、前記ピストンロッドと前記ケーシングとの間に設けられている
    ことを特徴とするガススプリング。
  2. 前記内部空洞が、前記ピストンロッドの全長の半分を超えて延在していることを特徴とする請求項1に記載のガススプリング。
  3. 前記ピストンロッドが、第1ピストンロッド部と、前記第1ピストンロッド部と別体に形成され、該第1ピストンロッド部に接続された、第2ピストンロッド部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のガススプリング。
  4. 前記第2ピストンロッド部が、中空管として構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  5. 前記ロッドガイドが、前記第2ピストンロッド部によって担持されていることを特徴とする請求項4に記載のガススプリング。
  6. 前記ロッドガイドが、前記第2ピストンロッド部と一体に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のガススプリング。
  7. 前記ストップ部が、前記第1ピストンロッド部によって保持されていることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  8. 前記ストップ部が、前記第1ピストンロッド部と一体に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  9. 前記ストップ部が、半径方向外側に向かって延在して設けられた、前記第1ピストンロッド部のフランジによって構成されていることを特徴とする請求項8に記載のガススプリング。
  10. 前記ロッドガイドが、接続機構によって前記第2ピストンロッド部に保持され、そして、前記第1ピストンロッド部と前記第2ピストンロッド部とが接続状態から離脱してしまう前に、前記接続機構が接続状態から離脱して、前記ロッドガイドを前記第2ピストンロッド部と接続された状態から解放させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  11. 前記接続機構が、スナップリングを有していることを特徴とする請求項10に記載のガススプリング。
  12. 前記第2ピストンロッド部を前記ストップ部と接続させることにより、前記第1ピストンロッド部と該第2ピストンロッド部とが相互に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  13. 前記ピストンロッドの前記第1ピストンロッド部が、該第1ピストンロッド部の開口端と該第1ピストンロッド部の閉鎖端との一部を構成する空洞を有していることを特徴とする請求項3に記載のガススプリング。
  14. (イ)前記ピストンロッドが、伸長位置においては前記ケーシングの外に延在しているように構成された第1ピストンロッド部と、前記第1ピストンロッド部と連動して前記ケーシングの軸方向に往復運動するように、該第1ピストンロッド部に接続された、管状の第2ピストンロッド部と、を備え、そして、
    (ロ)前記ガススプリングには、(A)前記ピストンロッドの往復運動を案内するように、前記ケーシングの前記内表面に隣接した該ピストンロッドの前記第2ピストンロッド部によって担持されたロッドガイドと、(B)前記ピストンロッドの前記往復運動をガイドするとともに、該ピストンロッドと前記ケーシングとの間にシールが提供させるように、該ピストンロッドと該ケーシングとの間に配置され、かつ、該ピストンロッドと同軸に配置された、ベアリング組立体と、(C)前記ケーシングに接続された第1のストップ部と、(D)前記第1ピストンロッド部及び前記第2ピストンロッド部の少なくとも一方によって保持された第2のストップ部であって、前記ロッドガイドから離間させて設けられ、前記第1のストップ部と係合して前記ピストンロッドの収縮位置から遠ざかる方向への該ピストンロッドの移動を規制するように構成された、該第2のストップ部と、が備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のガススプリング。
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