JPH0610875Y2 - リクライニングシート - Google Patents

リクライニングシート

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Publication number
JPH0610875Y2
JPH0610875Y2 JP1988114892U JP11489288U JPH0610875Y2 JP H0610875 Y2 JPH0610875 Y2 JP H0610875Y2 JP 1988114892 U JP1988114892 U JP 1988114892U JP 11489288 U JP11489288 U JP 11489288U JP H0610875 Y2 JPH0610875 Y2 JP H0610875Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
reclining
fixed
cover
connecting member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988114892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0236342U (ja
Inventor
保治 中根
敬章 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Filing date
Publication date
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリクライニングシートに関する。
(従来技術) リクライニングシートは一般に、シートバックの下端部
両側の第1連結部材をシートクッションの後端部両側の
第2連結部材に回動可能に連結するとともに当該連結部
の少くとも一側にリクライニング機構を介装し、前記シ
ートバックを前記シートクッションに対して前後方向へ
傾動可能に組付けてなるもので、その一例が第6図およ
び実開昭62−85240号公報に示されている。
しかして、かかるリクライニングシートにおいては、リ
クライニング機構の各構成部材が後付けされることから
同機構を覆蓋して見映えをよくするため、第6図および
第7図に示すように合成樹脂等からなるガーニッシュ1
をシートクッション2およびシートバック3の側部に組
付けているのが一般である。また、特殊な手段としては
上記公報に示されているように、リクライニング機構を
シートクッション、シートバックのパッド内に埋設する
手段が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記した前者の手段においては、リクライニ
ング機構は覆蓋されて視認し得ないもののガーニッシュ
が異物感を与えるとともに、ガーニッシュの採用による
コストの増大は避けられない。また、後者の手段におい
ては、シートクッションおよびシートバックの内部にて
リクライニング機構の配設部位を確保するため、シート
クッションおよびシートバックの内部構造をかなり変更
しなければならない。
従って、本考案の目的は、リクライニング機構を、異物
感を与えることなく、コストを増大させることなく、か
つシートクッションおよびシートバックの内部構造を変
更することなく覆蓋することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記したリクライニングシートにおいて、前記
連結部の少くとも一側にて各連結部材の外側に固定部を
それぞれ設けるとともに、前記シートバックおよびシー
トクッションのカバーにおける前記連結部の少くとも一
側下端部および後端部に被固定部をそれぞれ設け、前記
シートバックカバーの被固定部を前記第1連結部材の固
定部に固定するとともに前記シートクッションカバーの
被固定部を前記第2連結部材の固定部に固定して、前記
リクライニング機構を前記両カバーにて覆蓋したことを
特徴とするものである。
(考案の作用・効果) かかる構成によれば、シートバックおよびシートクッシ
ョンの両カバーにてリクライニング機構が覆蓋され異物
感が解消されるとともに、構成が簡単であってコストの
増大を招くことがなく、かつシートクッションおよびシ
ートバックの内部構造を変更する必要がない。
しかして、かかる構成においては特に、両カバーにおけ
るリクライニング機構の覆蓋部が各連結部材に固定され
かつリクライニング機構の作動時にはこの作動に追従す
るため、リクライニング機構が露出することがなくかつ
同機構の作動を損うこともない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、第
1図には本考案に係るリクライニングシートの要部が示
されている。当該要部は第5図のリクライニングシート
における矢印I−I線方向に見た断面である。
当該リクライニングシートは、シートバック10の下端
部両側にてバックフレーム11に固定した第1連結部材
であるアッパアーム12を、シートクッション20の下
端部両側にてクッションフレーム21に固定した第2連
結部材であるロアアーム22に回動可能に連結し、かつ
当該連結部の各一側にリクライニング機構30を介装
し、シートバック10をシートクッション20に対して
前後方向へ傾動可能に組付けてなるものである。なお、
リクライニング機構30は公知のもので、左右両側のリ
クライニング機構本体31はコネクティングロッド32
にて作動的に連結されていて、右側のリクライニング機
構本体31の操作により両機構本体31が連動してロッ
ク解除、作動、ロックされる。また、リクライニング機
構本体31は概略的に表示されている。
しかして、当該リクライニングシートにおいては第2図
および第4図に示すようにアッパアーム12およびロア
アーム22に固定フック13、23が溶接されている。
両固定フック13、23は共に所定幅のプレートを2段
に屈折してなるもので、各脚部13a、23aにて溶接
されて各腕部13b、23bがリクライニング機構本体
31の外側に所定の間隔を保って延びている。一方、バ
ックカバー14はシートバック10の構成部材の全てを
覆蓋しており、第3図および第4図に示すようにバック
カバー14の一側を構成するバックカバーカマチ14a
の下端部に舌片14bが縫着されている。この舌片14
bには被固定用ブロック15が接着されている。なお、
ブロック15がプレート状のものである場合には縫着し
てもよい。バックカバーカマチ14aの下端部は、ブロ
ック15を固定フック13に掛止めすることにより固定
されている。同様にクッションカバー24はシートクッ
ション20の構成部材の全てを覆蓋しており、クッショ
ンカバー24の一側を構成するクッションカバーカマチ
24aの後端部上方に舌片24bが縫着されている。こ
の舌片24bにも被固定用ブロック25が接着されてい
る。クッションカバーカマチ24aの後端部上方は、ブ
ロック25を固定フック23に掛止めすることにより固
定されている。これにより、固定フック13およびリク
ライニング機構本体31の一部はバックカバーカマチ1
4aにて覆蓋され、かつ固定フック23およびリクライ
ニング機構本体31の残部はクッションカバーカマチ2
4aにて覆蓋されている。
従って、当該リクライニングシートにおいては第5図に
示すように、シートの構成部材の全てがバックカバー1
4およびクッションカバー24にて覆蓋され、全く異物
感を与えるものは視認し得ない。また、当該リクライニ
ングシートにおいては、従来のシートに簡単な形状の固
定フック13、23、舌片14b、24bおよび被固定
用ブロック15、25を付加するにすぎないものである
ことから、コストの増大を招くことがなくかつシートバ
ック10、シートクッション20の内部構造を変更する
必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るリクライニングシート
における第5図の矢印I−I線方向に見た断面図、第2
図は同シートの連結部のカバーを除去した斜視図、第3
図は同シートの連結部の斜視図、第4図は第1図の矢印
IV部分の拡大図、第5図は同リクライニングシートの斜
視図、第6図は従来のリクライニングシートの斜視図、
第7図は同シートの第2図に対応する断面図である。 符号の説明 10……シートバック、12……アッパアーム、13…
…固定フック、14……バックカバー、14a……バッ
クカバーカマチ、14b……舌片、15……被固定用ブ
ロック、20……シートクッション、22……ロアアー
ム、23……固定フック、24……クッションカバー、
24a……バックカバーカマチ、24b……舌片、25
……被固定用ブロック、30……リクライニング機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの下端部両側の第1連結部材
    をシートクッションの後端部両側の第2連結部材に回動
    可能に連結するとともに当該連結部の少くとも一側にリ
    クライニング機構を介装し、前記シートバックを前記シ
    ートクッションに対して前後方向へ傾動可能に組付けて
    なるリクライニングシートにおいて、前記連結部の少く
    とも一側にて各連結部材の外側に固定部をそれぞれ設け
    るとともに、前記シートバックおよびシートクッション
    のカバーにおける前記連結部の少くとも一側下端部およ
    び後端部に被固定部をそれぞれ設け、前記シートバック
    カバーの被固定部を前記第1連結部材の固定部に固定す
    るとともに前記シートクッションカバーの被固定部を前
    記第2連結部材の固定部に固定して、前記リクライニン
    グ機構を前記両カバーにて覆蓋したことを特徴とするリ
    クライニングシート。
JP1988114892U 1988-08-31 1988-08-31 リクライニングシート Expired - Lifetime JPH0610875Y2 (ja)

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JPH0236342U JPH0236342U (ja) 1990-03-09
JPH0610875Y2 true JPH0610875Y2 (ja) 1994-03-23

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JPH0563218U (ja) * 1992-02-10 1993-08-24 ヤンマー農機株式会社 歩行形田植機の操縦用ハンドル折りたたみ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0330036Y2 (ja) * 1985-09-30 1991-06-26
JPH0439711Y2 (ja) * 1987-10-06 1992-09-17

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JPH0236342U (ja) 1990-03-09

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