JPS62515Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62515Y2 JPS62515Y2 JP19502381U JP19502381U JPS62515Y2 JP S62515 Y2 JPS62515 Y2 JP S62515Y2 JP 19502381 U JP19502381 U JP 19502381U JP 19502381 U JP19502381 U JP 19502381U JP S62515 Y2 JPS62515 Y2 JP S62515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side frame
- center panel
- section
- parts
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用座席のクツシヨンフレームに関
し、特にパン形構造のフレームを改良するもので
ある。
し、特にパン形構造のフレームを改良するもので
ある。
従来からシートフレームを合成樹脂でパン形構
造として一体成形したものや鋼板などでパン形構
造にプレス成形したものが知られている。特に鋼
板等でパン形構造にプレス成形するものは両サイ
ドフレーム部及びセンターパネル部は一体に成形
されるので全体に渡つて一様な厚みを有してい
る。しかしこのパン形構造フレームにおいて両サ
イドフレーム部にはスライド調整装置とリクライ
ニング装置等が取り付けられ、このリクライニン
グ装置を介してシートバツク側からの負荷が加わ
ることになるので、このサイドフレーム部は充分
な強度を必要とする。そのためサイドフレーム部
は板厚を厚くする必要があるが、このようにサイ
ドフレーム部の板厚を厚くすることは必然的にセ
ンターパネル部を含めて、フレーム全体を板厚が
厚い鋼板により形成することになる。しかしこの
ようにフレーム全体を板厚が厚い鋼板で形成すれ
ば重量が増大することになるので従来はフレーム
全体を比較的板厚が薄い鋼板により形成し両サイ
ドフレーム部に補強板を重合固着して補強してい
た。そのため両サイドフレーム部は二重構造とな
り、製造工程が煩雑になると共にスライド調整装
置あるいはリクライニング装置等の部材の取り付
けにおいてその止着位置が制限されることにな
り、その作業性が損われる不都合がある。
造として一体成形したものや鋼板などでパン形構
造にプレス成形したものが知られている。特に鋼
板等でパン形構造にプレス成形するものは両サイ
ドフレーム部及びセンターパネル部は一体に成形
されるので全体に渡つて一様な厚みを有してい
る。しかしこのパン形構造フレームにおいて両サ
イドフレーム部にはスライド調整装置とリクライ
ニング装置等が取り付けられ、このリクライニン
グ装置を介してシートバツク側からの負荷が加わ
ることになるので、このサイドフレーム部は充分
な強度を必要とする。そのためサイドフレーム部
は板厚を厚くする必要があるが、このようにサイ
ドフレーム部の板厚を厚くすることは必然的にセ
ンターパネル部を含めて、フレーム全体を板厚が
厚い鋼板により形成することになる。しかしこの
ようにフレーム全体を板厚が厚い鋼板で形成すれ
ば重量が増大することになるので従来はフレーム
全体を比較的板厚が薄い鋼板により形成し両サイ
ドフレーム部に補強板を重合固着して補強してい
た。そのため両サイドフレーム部は二重構造とな
り、製造工程が煩雑になると共にスライド調整装
置あるいはリクライニング装置等の部材の取り付
けにおいてその止着位置が制限されることにな
り、その作業性が損われる不都合がある。
そこで本考案はかかる点に鑑みてなされたもの
で、パン形構造のシートフレームを両サイドフレ
ーム部とセンターパネル部に三分割し、強度を要
するサイドフレーム部を板厚の厚い鋼板により成
形し、センターパネル部を比較的板厚の薄い鋼板
により形成して、この三部材を接合してパン形構
造のシートフレームを形成するようにしたもので
ある。
で、パン形構造のシートフレームを両サイドフレ
ーム部とセンターパネル部に三分割し、強度を要
するサイドフレーム部を板厚の厚い鋼板により成
形し、センターパネル部を比較的板厚の薄い鋼板
により形成して、この三部材を接合してパン形構
造のシートフレームを形成するようにしたもので
ある。
即ち本考案は両サイドフレーム部を断面コ字状
に形成し、センターパネル部は前縁部と後縁部を
下方に折曲すると共に後半部を前後方向に凹曲し
て形成し、このセンターパネル部を両サイドフレ
ーム部に対して前半部から前縁折曲部にかけては
両サイドフレーム部の上面から前端面側に、また
後部から後縁折曲部にかけては両サイドフレーム
部の上面側後部から後端面に夫々溶接すると共に
後半部の凹部の両側端を両サイドフレーム部の下
面側に溶接し、両サイドフレーム部とセンターパ
ネル部が一体的なパン形シートフレームを形成す
るようにしたものである。
に形成し、センターパネル部は前縁部と後縁部を
下方に折曲すると共に後半部を前後方向に凹曲し
て形成し、このセンターパネル部を両サイドフレ
ーム部に対して前半部から前縁折曲部にかけては
両サイドフレーム部の上面から前端面側に、また
後部から後縁折曲部にかけては両サイドフレーム
部の上面側後部から後端面に夫々溶接すると共に
後半部の凹部の両側端を両サイドフレーム部の下
面側に溶接し、両サイドフレーム部とセンターパ
ネル部が一体的なパン形シートフレームを形成す
るようにしたものである。
以下図面について本考案の一実施例を説明す
る。図において１は車両用座席の全体を示し、２
はシートクツシヨン、３はシートバツク、４はス
ライド調整装置、５はリクライニング装置であ
り、シートクツシヨン２に本考案によるクツシヨ
ンフレームが用いられる。
る。図において１は車両用座席の全体を示し、２
はシートクツシヨン、３はシートバツク、４はス
ライド調整装置、５はリクライニング装置であ
り、シートクツシヨン２に本考案によるクツシヨ
ンフレームが用いられる。
第２図及び第３図は本考案によるクツシヨンフ
レームの一例を示しこのクツシヨンフレーム１１
は両サイドフレーム部１２，１３及びセンターパ
ネル部１４に分割され、両サイドフレーム部１
２，１３は上面部１２ａ，１３ａと下面部１２
ｂ，１３ｂを有する断面コ字状で、両端部には閉
塞面１２ｃ，１２ｄ，１３ｃ，１３ｄが形成さ
れ、また下面部１２ｂ，１３ｂの前後部には下方
に突曲する脚部１２b′，１３b′が形成されてい
る。センターパネル部１４は両サイドフレーム部
１２，１３より薄い板厚の鋼板より形成され、前
後縁部を下方に折曲して前面部１４ａ、後面部１
４ｂを形成し、後半部は前後方向に凹曲して凹部
１４ｃを形成してあり、さらに前後部の両側端及
び凹部１４ｃの両側端に夫々溶着片１４ｄ，１４
ｅ，１４ｆ，１４ｇ，１４ｈ，１４ｉを夫々一体
に突設してある。
レームの一例を示しこのクツシヨンフレーム１１
は両サイドフレーム部１２，１３及びセンターパ
ネル部１４に分割され、両サイドフレーム部１
２，１３は上面部１２ａ，１３ａと下面部１２
ｂ，１３ｂを有する断面コ字状で、両端部には閉
塞面１２ｃ，１２ｄ，１３ｃ，１３ｄが形成さ
れ、また下面部１２ｂ，１３ｂの前後部には下方
に突曲する脚部１２b′，１３b′が形成されてい
る。センターパネル部１４は両サイドフレーム部
１２，１３より薄い板厚の鋼板より形成され、前
後縁部を下方に折曲して前面部１４ａ、後面部１
４ｂを形成し、後半部は前後方向に凹曲して凹部
１４ｃを形成してあり、さらに前後部の両側端及
び凹部１４ｃの両側端に夫々溶着片１４ｄ，１４
ｅ，１４ｆ，１４ｇ，１４ｈ，１４ｉを夫々一体
に突設してある。
そしてこのセンターパネル部１４を両サイドフ
レーム部１２及び１３に前後面部１４ａ，１４ｂ
の両側部は閉塞面１２ｃ，１３ｃ及び１２ｄ，１
３ｄに、また前後部溶接面１４ｄ，１４ｅ，１４
ｆ，１４ｇは上面部１２ａ，１３ａの前後部に、
さらに溶接面１４ｈ，１４ｉは下面部１２ｂ，１
３ｂに夫々溶接固着する。この固着により両サイ
ドフレーム部１２，１３及びセンターパネル部１
４からなるパン形構造のクツシヨンフレーム１１
が構成される。
レーム部１２及び１３に前後面部１４ａ，１４ｂ
の両側部は閉塞面１２ｃ，１３ｃ及び１２ｄ，１
３ｄに、また前後部溶接面１４ｄ，１４ｅ，１４
ｆ，１４ｇは上面部１２ａ，１３ａの前後部に、
さらに溶接面１４ｈ，１４ｉは下面部１２ｂ，１
３ｂに夫々溶接固着する。この固着により両サイ
ドフレーム部１２，１３及びセンターパネル部１
４からなるパン形構造のクツシヨンフレーム１１
が構成される。
このようにして形成されたパン形構造のクツシ
ヨンフレーム１１は両サイドフレーム部１２，１
３が比較的厚い鋼板により形成されるので度が大
となり、またセンターパネル部１４は比較的薄い
鋼板により形成されるのでクツシヨンフレーム１
１は全体として軽量になる。
ヨンフレーム１１は両サイドフレーム部１２，１
３が比較的厚い鋼板により形成されるので度が大
となり、またセンターパネル部１４は比較的薄い
鋼板により形成されるのでクツシヨンフレーム１
１は全体として軽量になる。
このパン形構造のクツシヨンフレーム１１の上
面、即ちセンターパネル１４上にパツド１５を載
置固定し、このパッド１５の表面からクツシヨン
フレーム１１の周面にかけて表皮１６により被覆
してシートクツシヨン２を形成する。このように
して形成されるシートクツシヨン２の座面部はセ
ンターパネル１４の凹部により後半部が落ち込ん
だ形状となり着座状態での所謂前ずりが防止され
ることになる。
面、即ちセンターパネル１４上にパツド１５を載
置固定し、このパッド１５の表面からクツシヨン
フレーム１１の周面にかけて表皮１６により被覆
してシートクツシヨン２を形成する。このように
して形成されるシートクツシヨン２の座面部はセ
ンターパネル１４の凹部により後半部が落ち込ん
だ形状となり着座状態での所謂前ずりが防止され
ることになる。
以上のように本考案によればパン形構造のクツ
シヨンフレームを、分割して形成した両サイドフ
レーム部とセンターパネル部とを接合して形成す
るので、両サイドフレーム部の板厚、形状を負荷
に応じて選択でき、また、センターパネル部を座
面形状に合わせて形成できるなど補強部材を設置
したり、また必要以上の強度の過剰品質となるこ
となく各部はその作用に応じた必要な強度を保有
して負荷を確実に支持できる。またセンターパネ
ル部は比較的薄い板厚の鋼板により形成できるの
で、クツシヨンフレーム全体としての軽量化が可
能となると共に材料費も節減できてコストが低廉
になる等の効果を有する。
シヨンフレームを、分割して形成した両サイドフ
レーム部とセンターパネル部とを接合して形成す
るので、両サイドフレーム部の板厚、形状を負荷
に応じて選択でき、また、センターパネル部を座
面形状に合わせて形成できるなど補強部材を設置
したり、また必要以上の強度の過剰品質となるこ
となく各部はその作用に応じた必要な強度を保有
して負荷を確実に支持できる。またセンターパネ
ル部は比較的薄い板厚の鋼板により形成できるの
で、クツシヨンフレーム全体としての軽量化が可
能となると共に材料費も節減できてコストが低廉
になる等の効果を有する。
第１図は本考案を適用する車両用座席の斜視
図、第２図は本考案によるクツシヨンフレームの
分解斜視図、第３図は本考案によるクツシヨンフ
レームを用いたシートクツシヨンの断面図であ
る。 図中、１は座席、２はシートクツシヨン、１１
はクツシヨンフレーム、１２，１３は両サイドフ
レーム部、１２ａ，１３ａは上面部、１２ｂ，１
３ｂは下面部、１４はセンターパネル部、１４ａ
は前面部、１４ｂは後面部、１４ｃは凹部であ
る。
図、第２図は本考案によるクツシヨンフレームの
分解斜視図、第３図は本考案によるクツシヨンフ
レームを用いたシートクツシヨンの断面図であ
る。 図中、１は座席、２はシートクツシヨン、１１
はクツシヨンフレーム、１２，１３は両サイドフ
レーム部、１２ａ，１３ａは上面部、１２ｂ，１
３ｂは下面部、１４はセンターパネル部、１４ａ
は前面部、１４ｂは後面部、１４ｃは凹部であ
る。
Claims (1)
- パン形構造のクツシヨンフレームにおいて、両
サイドフレーム部とセンターパネル部を分割して
形成し、上記両サイドフレーム部を断面コ字状に
形成し、上記センターパネル部は前縁部と後縁部
を下方に折曲すると共に後半部を前後方向に凹曲
して形成し、このセンターパネル部を上記両サイ
ドフレーム部に対して前半部から前縁折曲部にか
けては両サイドフレーム部の上面から前端面側
に、また後部から後縁折曲部にかけては両サイド
フレーム部の上面側後部から後端面側に夫々接合
すると共に後半部の凹部の両側端を両サイドフレ
ーム部の下面側に接合し上記両サイドフレーム部
と上記センターパネル部とを一体化して成る車両
用座席のクツシヨンフレーム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19502381U JPS58100660U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用座席のクツシヨンフレ−ム |
| US06/453,937 US4509796A (en) | 1981-12-29 | 1982-12-28 | Seat frame for vehicle seat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19502381U JPS58100660U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用座席のクツシヨンフレ−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58100660U JPS58100660U (ja) | 1983-07-08 |
| JPS62515Y2 true JPS62515Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=30108313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19502381U Granted JPS58100660U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 車両用座席のクツシヨンフレ−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58100660U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018199414A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006193040A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Recaro Kk | 自動車用シートのシートクッションフレーム |
| DE102009020586A1 (de) * | 2009-05-09 | 2010-11-11 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Sitzgestell für ein Fahrzeugsitz |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19502381U patent/JPS58100660U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018199414A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58100660U (ja) | 1983-07-08 |
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