JPS6346253Y2 - - Google Patents

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JPS6346253Y2
JPS6346253Y2 JP1982083190U JP8319082U JPS6346253Y2 JP S6346253 Y2 JPS6346253 Y2 JP S6346253Y2 JP 1982083190 U JP1982083190 U JP 1982083190U JP 8319082 U JP8319082 U JP 8319082U JP S6346253 Y2 JPS6346253 Y2 JP S6346253Y2
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JP
Japan
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frame
seat
reclining
fixed
seat cushion
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JP1982083190U
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JPS58188233U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フロントシートフレームの各部材に
加わる負荷に対して、十分な強度を保持する適切
な断面形状とし、軽量化を図ることを目的とした
フロントシートフレーム構造に関するものであ
る。
従来、車輌用フロントシートフレーム構造は、
第1図ないし第2図に示すようなものが一般的で
ある。
すなわち、シートバツクフレーム1は、パイプ
フレーム1aの下部を潰し加工して、ロアーパイ
プ1bを溶接したパイプ構造が主体であり、リク
ライニング取付部は、パイプの潰し加工部又はパ
イプに溶接されたブラケツトに取り付けを行なつ
ている。
また、シートクツシヨンフレーム2は、板金加
工による場合は、第1図に示すように一体成形又
は分割板金の溶接構造とするか、或いはパイプフ
レームの場合は、第2図に示すように2分割した
フレームを溶接等により固着した構造となつてい
る。
しかして上述したように構成されたフロントシ
ートバツクフレーム1、及びフロントシートクツ
シヨンフレーム2を組み合わせてフロントシート
フレームが組み立てられるものであるが、従来の
構造では、大きな力が加わらない部分にも、大き
な部材が使用されており、又特定の大きな負荷が
加わる部分においても、他の種々の方向から加わ
る負荷の全てに対して適切な断面形状とはいえな
い。一般には、最大負荷に対して許容する断面形
状の部材を用いて全体のフレーム構造としている
ために、必要以上の強度を有し、製造コストが高
くつくとともに重量が重くなつている等の難点が
あつた。
本考案は、上述した従来構造の欠点を解決する
ためになされたもので、シートフレームにおける
各種方向からの負荷に対して、各部材の断面形状
を適切に設定することにより、十分な強度を保持
するとともに、フレーム重量を軽減することを目
的としたフロントシートフレーム構造を提供する
ものである。
以下、本考案による実施例を第3図ないし第4
図にもとづいて詳細に説明する。
図において、本考案によるフロントシートフレ
ームはシートバツクフレーム10、シートクツシ
ヨンフレーム11、シートスライドレール12,
13、及びリクライニング装置14等から構成さ
れている。上記シートバツクフレーム10及びシ
ートクツシヨンフレーム11の断面形状を適切に
設定することにより、フレーム重量を軽減するた
めに、各部材の断面形状の表現として断面二次モ
ーメントの大、中、小で表わす。
上記シートバツクフレーム10はリクライニン
グ取付部10a、アツパフレーム10b、サイド
フレーム10c、ロアーフレーム10dが一体に
溶接されて構成され、リクライニング取付部10
aにはリクライニング装置14のシートバツク側
プレート14aが固着されるブラケツト15が溶
接等により固着されている。また、サイドフレー
ム10cの下端部は潰し加工されており、シート
クツシヨンフレーム11の片側後方端部に固着さ
れたヒンジブラケツト16に枢支されるようにな
つている。
また、上記シートクツシヨンフレーム11は、
リクライニング取付側フレーム11a、サイドフ
レーム11b、フロントフレーム11c、バツク
フレーム11d及びリーンフオース11eが一体
に溶接されて構成され、上記リクライニング取付
側フレーム11aの側面にはリクライニング装置
14のシートクツシヨン側プレート14bが固着
される取付孔が穿設されている。また、上記リク
ライニング取付側フレーム11a及び、サイドフ
レーム11bにはシートスライドレール12及び
13のレールアウタ12a及び13aが固着され
る。
上述したシートフレーム構造において、シート
バツクフレーム10においてアツパフレーム10
b中央部に対して後方に負荷がかかつた場合に
は、リクライニング取付部10a、ロアーフレー
ム10d、及びリクライニング取付側フレーム1
1aに大きな負荷がかかる。この中でも捩りの大
きいものはリクライニング取付部10aとロアー
フレーム10dであり、曲げ力の大きいものはリ
クライニング取付部10aとリクライニング取付
側フレーム11aである。
また、シートバツクフレーム10において、ア
ツパフレーム10bの側方に偏心荷重が加わつた
場合には、リクライニング取付部10a、ロアー
フレーム10dに大きな捩り力が加わり、アツパ
フレーム10b、サイドフレーム10cについて
は中程度の捩り力が加わつている。
従つて、曲げ力の大きいリクライニング取付部
10a、リクライニング取付側フレーム11aに
は大きな二次モーメントを有する断面形状を持つ
材料が設定され、リクライニング取付側フレーム
11aは大きな断面形状の板金部材が使用され
る。
また、捩り力の大きいリクライニング取付部1
0a及びロアーフレーム10dには大きな捩り係
数を持つパイプ材により一体成形されたものを用
いる。すなわち、リクライニング取付部10aの
構成はパイプとして、リクライニング装置が取り
付けられるブラケツト15を板金プレート等によ
り成形されて溶接した構造が採られる。
さらに、アツパフレーム10bとサイドフレー
ム10cは、リクライニング取付部10a及びロ
アーフレーム10dより小さい捩り係数のパイプ
材により一体成形されたものを用いる。
一方シートクツシヨンフレーム11における平
行四辺形強度の場合は、リーンフオース11eに
最も大きな力が加わるため、リーンフオース11
eの部材長手方向を座屈に対して十分な強度を有
するように設定される。
また、シートクツシヨンフレーム11のサイド
フレーム11b、フロントフレーム11c、バツ
クフレーム11dの各部材については、比較的小
さな断面形状とする。
第4図は、シートフレームにクツシヨン体17
を取り付けた状態を示すものであり、クツシヨン
体17をサイドフレーム11bに取り付ける場
合、サイドフレーム11bの断面形状が小さいた
め、クツシヨン体による引張力でフレームが横方
向に大きく変形するおそれがある。そこで、シー
トスライドレール13をサイドフレーム11bの
側面側に固着することにより捩り剛性を補強して
いる。
上述したように、各部材の断面形状及び部品取
付位置を適切に設定することにより、各種の方向
に対して十分な強度を有するとともに軽量なフレ
ームとすることができる。
すなわち、本考案によるフロントシートフレー
ムは、シートバツクフレーム10のうち、リクラ
イニング取付部10aと、ロアーフレーム10d
は径の太いパイプ材で一体に成形し、リクライニ
ング取付部10aには板金プレートからなるブラ
ケツト15を固着し、また、アツパーフレーム1
0b、サイドフレーム10cはリクライニング取
付部10aより細い径のパイプ材で一体に成形
し、それぞれを所定の接合部で溶接などにより接
続してなるものである。
さらに、上記シートクツシヨンフレーム11は
リクライニング取付側フレーム11aを大きな断
面形状を有する板金で成形し、その他のサイドフ
レーム11b、フロントフレーム11c、バツク
フレーム11dは小さな断面形状でよく、またシ
ートスライドレール13はサイドフレーム11b
の側面側に固着されてなるものであり、シートフ
レームのいずれの方向からの負荷に対しても十分
な強度を有し、かつ軽量化を図ることができる。
以上詳細に説明したように、本考案によるシー
トフレーム構造は、各部材に加わる負荷に対して
適切な各部材の断面形状を有するよう成形したこ
とにより、必要以上の強度を有する部材は使用せ
ず、十分な強度が確保できるとともに軽量化が可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は従来の実施例を示す斜視
図、第3図は本考案による実施例を示すシートフ
レームの分解斜視図、第4図は本考案によるシー
トフレームにクツシヨン体を取り付けた状態を示
す斜視図である。 10……シートバツクフレーム、10a……リ
クライニング取付部、10b……アツパフレー
ム、10c……サイドフレーム、10d……ロア
ーフレーム、11……シートクツシヨンフレー
ム、11a……リクライニング取付側フレーム、
11b……サイドフレーム、11c……フロント
フレーム、11d……バツクフレーム、11e…
…リーンフオース、12,13……シートスライ
ドレール、12a,13a……レールアウタ、1
4……リクライニング装置、14a……シートバ
ツク側プレート、14b……シートクツシヨン側
プレート、15……ブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロントシートフレームにおいて、 シートバツクフレームは、リクライニング取付
    部とロアーフレームが径の太いパイプ材で一体成
    形されると共に、上記リクライニング取付部が該
    取付部に固着されたブラケツトを介してリクライ
    ニング装置のシートバツク側プレートに固着され
    ており、及び上記リクライニング取付部とロアー
    フレームと共に四辺形のバツクフレームを構成す
    るアツパーフレームとサイドフレームが上記リク
    ライニング取付部のパイプより径の細いパイプで
    一体成形されると共に、サイドフレームが延設さ
    れてシートクツシヨンフレームに固着されたヒン
    ジブラケツトに枢支されており、 シートクツシヨンフレームは、リクライニング
    装置のシートクツシヨン側プレートの固着された
    リクライニング取付側フレームが断面形状の大き
    い板金プレートで成形されると共に、該フレーム
    と共に四辺形クツシヨンフレームを構成するヒン
    ジブラケツトを固着したサイドフレーム、フロン
    トフレーム及びバツクフレームが断面形状の小さ
    い板金で成形されており、 上記シートクツシヨンフレームがサイドフレー
    ムの側面に固着したシートスライドレールとリク
    ライニング取付側フレームの下部に固着したシー
    トスライドレールとを介して車体に前後方向スラ
    イド可能に取り付けられていることを特徴とする
    フロントシートフレーム構造。
JP1982083190U 1982-06-04 1982-06-04 フロントシ−トフレ−ム構造 Granted JPS58188233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982083190U JPS58188233U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロントシ−トフレ−ム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982083190U JPS58188233U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロントシ−トフレ−ム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188233U JPS58188233U (ja) 1983-12-14
JPS6346253Y2 true JPS6346253Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=30092210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982083190U Granted JPS58188233U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロントシ−トフレ−ム構造

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JP2012011815A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用シート
JP2016005922A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 テイ・エス テック株式会社 座部のフレーム

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JPS58188233U (ja) 1983-12-14

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